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JP5748918B2 - ヒータ - Google Patents

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Description

本発明は、ヘアアイロン、水加熱用ヒータ、酸素センサ、空燃比センサ、グロープラグまたは半導体製造装置等に用いられるヒータに関するものである。
ヒータとして、例えばアルミナを主成分とするセラミック基体の中にタングステン(W)およびモリブデン(Mo)等の高融点金属から成る抵抗体を埋設したヒータが利用されている。このようなヒータは、特開2001−57284号公報などに開示されている。
近年、例えば、酸素センサのようにヒータの周りに電子部品が配置される場合が多くなってきている。そして、今後、電子部品の高集積化がさらに進んだ場合には、ヒータに通電した場合に発生する伝導性ノイズが、抵抗体を流れる際に放射性ノイズとして放出されて、ヒータの周囲に配置された電子部品に影響を及ぼし、誤作動を引き起こすことが予想される。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、放射性ノイズの発生を低減することが可能なヒータを提供することを目的とする。
本発明のヒータは、絶縁基体と、該絶縁基体に埋設された抵抗体とを備えたヒータであって、前記抵抗体はタングステンを主成分とする第1の導体粒子およびモリブデンを主成分とする第2の導体粒子を含み、前記第1の導体粒子が前記第2の導体粒子の主成分を副成分として有するとともに、前記第2の導体粒子が前記第1の導体粒子の主成分を副成分として有しており、前記第1の導体粒子および前記第2の導体粒子のそれぞれの導体粒子に含まれる副成分は、それぞれの導体粒子の表層部に多く分布しているものである。
(a)は本発明のヒータの一実施形態を概略的に示す一部透過斜視図、(b)は本発明の要部の一例を示す抵抗体の拡大図である。 本発明の要部の他の例を示す抵抗体の拡大図である。 本発明の要部の他の例を示す抵抗体の拡大図である。
以下、本発明のヒータの一実施形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1(a)は、本発明のヒータの一実施形態を概略的に示す一部透過斜視図である。図1(b)は本発明の要部の一例を示す抵抗体2の拡大図である。
本実施の形態のヒータは、絶縁基体1と、絶縁基体1に埋設された抵抗体2とを備えたヒータである。抵抗体2はタングステン(W)を主成分とする第1の導体粒子21およびモリブデン(Mo)を主成分とする第2の導体粒子22を含む。第1の導体粒子21が第2の導体粒子22の主成分を副成分210として有するとともに、第2の導体粒子22が第1の導体粒子21の主成分を副成分220として有する。つまり、Wを主成分とする第1の導体粒子21が副成分210としてMoを有するとともに、Moを主成分とする第2導体粒子22が副成分220としてWを有する。
絶縁基体1は、例えば酸化物セラミックス、窒化物セラミックスまたは炭化物セラミックス等の絶縁性を備えたセラミックスから成る。具体的には、このようなセラミックスとして、アルミナ質セラミックス、窒化珪素質セラミックス、窒化アルミニウム質セラミックスまたは炭化珪素質セラミックス等を用いることができる。本実施形態のヒータにおいては、絶縁基体1はアルミナ質セラミックスから成る。これにより、ヒータの耐酸化性を向上できる。
絶縁基体1は棒状の部材である。絶縁基体1は、円柱状のセラミック芯材11の外周にセラミック層12が取り巻くように設けられて形成される。絶縁基体1が棒状、特に円柱状の場合には、外径を例えば1〜30mm、長手方向の長さを例えば5〜200mmに設定できる。また、絶縁基体1は、板状の部材であってもよい。絶縁基体1が板状の場合には、主面の大きさは例えば5〜200mm角に設定でき、厚みは例えば1〜30mmに設定できる。
また、絶縁基体1には、抵抗体2が埋設されている。抵抗体2は、セラミック芯材11とセラミック層12との間の所定の領域に、板状または線状に設けられている。抵抗体2が線状の場合には、抵抗体2は、例えば、ミアンダ状、渦巻き状または波形状等に形成される。抵抗体2の線幅は、例えば0.1〜5mmであり、厚みは0.01〜1mmである。
そして、抵抗体2はWを主成分とする第1の導体粒子21およびMoを主成分とする第2の導体粒子22を含む。第1の導体粒子21が第2の導体粒子22の主成分を副成分210として有するとともに、第2の導体粒子22が第1の導体粒子21の主成分を副成分220として有する。第1の導体粒子21および第2の導体粒子22の平均粒径は、例えば、それぞれ0.1〜4μmである。
なお、第1の導体粒子21が第2の導体粒子22の主成分を副成分210として有するとともに、第2の導体粒子22が第1の導体粒子21の主成分を副成分220として有するとは、1つの導体粒子中に相対的に多く含まれる成分と少なく含まれる成分とが存在することを意味する。これは、切断した断面の組織を電子線マイクロアナライザ(EPMA)で分析することにより観察することができる。
この構成によれば、Wの導体粒子とMoの導体粒子とがそれぞれ独立して存在している場合と比較して、各導体粒子の抵抗値のばらつきを低減できる。そのため、電流をスムーズに流すことができる。したがって、ヒータから発生する放射性ノイズを減衰させることができる。その結果、放射性ノイズによる周囲の電子部品への影響を低減することができる。また、上記の構成によって、原子間のすべりが起きにくくなることから抵抗体2の強度を向上させることができる。
その結果、導体粒子間にクラックが生じることを低減できる。これにより、抵抗体2が断線する可能性を低減できる。その結果、ヒータの耐久性を向上させることができる。
また、図2に示すように、第1の導体粒子21および第2の導体粒子22の間にガラス25が含まれているのが好ましい。ガラス25としては、例えば二酸化ケイ素を主成分とするガラスであって、副成分として酸化マグネシウムまたは酸化カルシウムが含まれるもの等が挙げられる。このようなガラス25の熱膨張係数は抵抗体2の熱膨張係数よりも小さいので、高温時に絶縁基体1から導体粒子間を引き剥がそうとする力が働いたとしても、ガラス25が導体粒子を引っ張ることによって、導体粒子間におけるクラックの発生を低減できる。その結果、抵抗体2が断線する可能性を低減できる。これにより、ヒータの耐久性を向上できる。
また、図3に示すヒータにおいては、第1の導体粒子21および第2の導体粒子22のそれぞれの導体粒子に含まれる副成分210、220は、それぞれの導体粒子の表面を含む表層部に多く分布している。一般的に、伝導性ノイズは導体粒子の表層部を多く伝わる。そこで、導体粒子の表層部に副成分の金属を多く分布させておくことによって、伝導性ノイズが多く伝わる部分において抵抗値のばらつきを低減することができる。そのため、伝導性ノイズがよりスムーズに伝わるので、抵抗体2における放射性ノイズの発生を低減することができる。その結果、放射性ノイズによる周囲の電子部品への影響を低減できる。
なお、表層部とは導体粒子の表面から粒径の10%の範囲内の領域のことを意味する。導体粒子の表層部に副成分が多く分布していることは、電子線マイクロアナライザ(EPMA)を用いることにより、観察することができる。
ヒータは、図1に示すように、電極パッド3と電源配線4とを有する。電極パッド3は、絶縁基体1の表面に形成されており、抵抗体2に電気的に接続されている。電極パッド3は、例えば、Wから成る。また、電源配線4は、電極パッド3に電気的に接続されている。電源配線4は電極パッド3上に設けられている。電極パッド3および電源配線4は、抵抗体2に外部電極(図示せず)から電力を供給するための部材である。
次に、本実施の形態のヒータの製造方法について説明する。
まず、絶縁基体1を作製するために、アルミナ質セラミックス、窒化珪素質セラミックス、窒化アルミニウム質セラミックスまたは炭化珪素質セラミックス等のセラミック成分に、SiO、CaO、MgOまたはZrO等の焼結助剤を含有させて調製したセラミックスラリーを準備する。このセラミックスラリーをシート状に成形して、セラミックグリーンシートを作製する。または、上記成分を混合してプレス成型や押し出し成型等で板状または棒状の成型体を作製する。
この絶縁基体1と成るセラミックグリーンシートまたは成型体の一方の主面に、抵抗体2と成る導電性ペーストのパターンをそれぞれスクリーン印刷等の手法を用いて形成する。抵抗体2の材料としては、絶縁基体1との同時焼成によって作製が可能なWおよびMoを主成分とするものを用いる。
より具体的には、抵抗体2の導体材料としては、例えばWの主粒子、Wの微粒子、Moの主粒子およびMoの微粒子を用いる。Wの主粒子およびMoの主粒子は、例えば平均粒径が2〜3μm程度である。また、Wの微粒子およびMoの微粒子は、例えば平均粒径が0.1〜0.5μm程度である。さらに、このWの微粒子およびMoの微粒子の表面を酸化させておく。具体的には、Wの微粒子に関しては、真空炉にWの微粒子の粉末を入れて、酸素と窒素とを一定量流しながら500℃で加熱することによって、Wの微粒子の表面を酸化させることができる。また、Moの微粒子に関しては、真空炉にMoの微粒子の粉末を入れて、酸素と窒素とを一定量流しながら400℃で加熱することによって、Moの微粒子の表面を酸化させることができる。ここで、Wの主粒子およびMoの主粒子と、Wの微粒子およびMoの微粒子との重さの割合は10:1程度に設定できる。
表面が酸化された微粒子を導体材料に加えることによって、主粒子との反応性を向上させることができる。これにより、後述する焼成工程において、融点以下の低い温度でも微粒子の表面活性が上がることによって、微粒子が主粒子中に入り込みやすくなる。
したがって、第1の導体粒子21が第2の導体粒子22の主成分を副成分210として有するとともに、第2の導体粒子22が第1の導体粒子21の主成分を副成分220として有する構成とすることができる。
特に、微粒子の表面を酸化させることによって、主粒子への入り込みやすさを向上させることができるのは、以下の理由によるものと推測される。具体的には、微粒子の表面を酸化させることによって、主粒子をとりまく液状の焼結助剤にぬれ易くなることから、微粒子が焼結助剤中に入り込みやすくなる。焼結前の主粒子は焼結助剤に囲まれているから、焼結助剤中に微粒子が入り込み易くなることによって、微粒子が主粒子に接触する可能性が向上する。その結果、微粒子が主粒子に入り込む可能性が向上する。
また、第1の導体粒子21および第2の導体粒子22の粒界にガラス25が含まれている構成とするためには、導体材料の調合時にガラス粉末を添加すればよい。例えば、Wの主粒子、Wの微粒子、Moの主粒子およびMoの微粒子の合計に対して、ガラス粉末を0.001〜0.1質量%の割合で添加すればよい。
また、導電性ペーストは、これらの高融点金属に適宜セラミック原料、バインダーまたは有機溶剤等を調合し混練することで、作製できる。
このとき、ヒータの用途に応じて、抵抗体2と成る導電性ペーストのパターンの長さ、折り返しパターンの距離および間隔ならびにパターンの線幅を変更することにより、抵抗体2の発熱位置および抵抗値を所望の値に設定する。
そして、このパターンが形成されたセラミックグリーンシートまたは成型体に、さらに同一材質のセラミックグリーンシートまたは成型体を積層して密着させる。このとき、抵抗体2と成るパターンが形成されたセラミックグリーンシートの裏面に電極パッド3となるパターンを設けておき、抵抗体2と成るパターンと電気的に接続しておく。上記のようにして、内部に抵抗体2を有する絶縁基体1と成る棒状または板状の成型体が得られる。
次に、得られた成形体を1500〜1600℃程度で焼成する。焼成は水素ガス等の非酸化性ガス雰囲気中で行なう。このとき、第1の導体粒子21および第2の導体粒子22のそれぞれの導体粒子に含まれる副成分210、220が、それぞれの導体粒子の表層部に多く分布している構成とするためには、この焼成時間を短く設定すればよい。具体的には、例えば、常温から1500℃までの上昇に18時間、1500℃の状態で3時間、その後、1500℃から50℃までの下降に15時間かけて焼成を行なえばよい。このように、WおよびMoの微粒子の拡散が進行する1500〜1600℃の時間を短く設定することにより、導体粒子の表層部に副成分が多く分布する構成とすることができる。
さらに絶縁基体1の主面の電極パッド3上に電解メッキにてNiメッキ膜を設ける。さらに、このNiメッキ膜に電源配線4を接合する。電源配線4の接合には、例えば、Agロウを用いることができる。
以上のようにして、ヒータを作製することができる。
本発明のヒータの実施例を以下のようにして作製した。
まず、Alを主成分とし、SiO、CaO、MgOおよびZrOが合計で10質量%以内になるように調整したセラミックグリーンシートを作製した。
そして、Wの主粒子として平均粒径が2μmのW粉末、Wの微粒子として平均粒径が0.1μmのW粉末、Moの主粒子として平均粒径が2μmのMo粉末およびMoの微粒子として平均粒径が0.1μmのMo粉末を準備した。Wの主粒子およびMoの主粒子と、Wの微粒子およびMoの微粒子との重さの割合は10:1程度に設定した。
なお、これらの粒径は、フィッシャー・サブ・シーブ・サイザー法によって測定した。さらに、Wの微粒子およびMoの微粒子に関しては、真空炉にこれらの粉末を入れるとともに、酸素と窒素とを一定量流しながら加熱することによって、Wの微粒子とMoの微粒子の表面を酸化させた。次に、Wの主粒子、Wの微粒子、Moの主粒子およびMoの微粒子をバインダーと共に混合することによって、導電性ペーストを作製した。
そして、このセラミックグリーンシートの表面に、抵抗体2および電極パッド3と成るMoおよびWを主成分とする導電性ペーストを、スクリーン印刷法にてそれぞれのパターンに印刷した。これらが印刷されたセラミックグリーンシートと、セラミックグリーンシートと同一材料を押し出し成型で作製した棒状の成型体とを、同一の組成のセラミックスを分散させた積層液を塗布して積層して、棒状の積層体を得た。
こうして得られた棒状の積層体を1500〜1600℃の還元雰囲気(窒素雰囲気)中で焼成した。
次に、絶縁基体の主面の電極パッド3上に電解メッキにて厚みが2〜4μmのNiメッキ膜を設けた。さらに、電極パッド3と電源配線4とをAgロウによって接合した。電源配線としては、ニッケル(Ni)から成り、直径が0.8mm、長さが50mmのものを用いた。
このようにして、試料1のヒータを作製した。
また、Wの微粒子およびMoの微粒子の表面の酸化を行なわずに導電性ペーストを作製して、試料2のヒータを作製した。表面の酸化の有無以外の条件に関しては、試料1の作製条件と試料2の作製条件とは同一である。
また、平均粒径が0.3μmであるWの微粒子および平均粒径が0.3μmであるMoの微粒子を用いて、試料3のヒータを作製した。Wの微粒子の粒径およびMoの微粒子の粒径以外の条件に関しては、試料1の作製条件と試料3の作製条件とは同一である。
また、平均粒径が1.5μmであるWの微粒子および平均粒径が1.5μmであるMoの微粒子を用いて、試料4のヒータを作製した。Wの微粒子の粒径およびMoの微粒子の粒径以外の条件に関しては、試料1の作製条件と試料4の作製条件とは同一である。
また、平均粒径が1μmであるWの主粒子および平均粒径が1μmであるMoの主粒子を用いて、試料5のヒータを作製した。Wの主粒子の粒径およびMoの主粒子の粒径以外の条件に関しては、試料1の作製条件と試料5の作製条件とは同一である。
また、平均粒径が3μmであるWの主粒子および平均粒径が3μmであるMoの主粒子を用いて、試料6のヒータを作製した。Wの主粒子の粒径およびMoの主粒子の粒径以外の条件に関しては、試料1の作製条件と試料6の作製条件とは同一である。
また、平均粒径が5μmであるWの主粒子および平均粒径が5μmであるMoの主粒子を用いるとともに、Wの微粒子およびMoの微粒子を用いずに試料7のヒータを作製した。Wの主粒子の粒径およびMoの主粒子の粒径ならびにWの微粒子の有無およびMoの微粒子の有無以外の条件に関しては、試料1の作製条件と試料7の作製条件とは同一である。
上記の試料1〜7の作製条件の主要部分を表1にまとめた。
Figure 0005748918
得られた試料1〜7のヒータを、抵抗体2を含む領域で切断して研磨した後に、電子線マイクロアナライザ(EPMA)による分析を行なった。その結果、表2に示すように、試料1、3、5、6に関しては、Wの主粒子の中にMoの微粒子が入り込んでいる様子およびMoの主粒子の中にWの微粒子が入り込んでいる様子が確認できた。つまり、試料1、3、5、6が本発明の構成になっていることが確認できた。また、試料2、4、7に関しては、Wの主粒子の中にMoの微粒子が入り込んでいる様子もMoの主粒子の中にWの微粒子が入り込んでいる様子も確認できなかった。
Figure 0005748918
特に試料1と試料2との比較から、微粒子の入り込みが起こるには微粒子の表面が酸化されている必要があることが分かった。さらに、試料1〜4の比較から、それぞれの微粒子が大きすぎる場合にも、微粒子の入り込みが起こらないことが分かった。
また、試料1〜7に対して、直流電流を流すとともに、オシロスコープを用いてヒータに流れるパルス波形および放射性ノイズを確認した。その結果、試料1、3、5、6に関しては、通電と同時にパルス波形が急峻になり、伝導性ノイズがが確認されたが、放射性ノイズは観測されなかった。一方、試料2、4、7に関しては、通電と同時にパルス波形が急峻になり、伝導性ノイズが確認された。さらに、同時にこの伝導性ノイズが抵抗体2を伝わったことによって生じたと思われる放射性ノイズが観察された。
ここで、試料1、3、5、6に関して、ノイズが観測されなかった理由は、Wの導体粒子とMoの導体粒子がそれぞれ独立して存在している場合と比較して、各導体粒子の抵抗値のばらつきを低減でき、伝導性ノイズをスムーズに伝えることが可能になったためと思われる。
1:絶縁基体
11:セラミック芯材
12:セラミック層
2:抵抗体
21:第1の導体粒子
210:副成分
22:第2の導体粒子
220:副成分
25:ガラス

Claims (1)

  1. 絶縁基体と、該絶縁基体に埋設された抵抗体とを備えたヒータであって、前記抵抗体はタングステンを主成分とする第1の導体粒子およびモリブデンを主成分とする第2の導体粒子を含み、前記第1の導体粒子が前記第2の導体粒子の主成分を副成分として有するとともに、前記第2の導体粒子が前記第1の導体粒子の主成分を副成分として有しており、前記第1の導体粒子および前記第2の導体粒子のそれぞれの導体粒子に含まれる副成分は、それぞれの導体粒子の表層部に多く分布しているヒータ。
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