JP5746582B2 - 入力検出装置及びその制御方法、プログラム、及び記録媒体 - Google Patents
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Description
操作部材の移動に応じて、可動方向に位置が変更される第1の導電体と、
各々が独立して静電容量を検出可能な、前記第1の導電体の可動方向に順次配設された3以上の検出電極であって、当該3以上の検出電極のうち1以上を除く少なくともいずれかの検出電極が前記第1の導電体と静電結合するように、該第1の導電体と間隔を設けて配設された3以上の検出電極と、
前記3以上の検出電極の各々について静電容量を検出する検出手段と、
前記3以上の各検出電極の基準値に対して、該基準値よりも低い第1の閾値と、該基準値よりも高い第2の閾値とを設定する設定手段と、
前記検出手段によって検出された静電容量に、前記第1の閾値を跨ぐ変化があったか否か及び前記第2の閾値を跨ぐ変化があったか否かに応じて、前記第1の導電体の移動方向を判定する判定手段と、
前記検出手段によって、複数の前記検出電極において前記第1の閾値を下回る静電容量である状態、あるいは複数の前記検出電極において前記第2の閾値を超える静電容量である状態を検出した場合に、前記基準値を補正する補正手段と
を有することを特徴とする。
以下、本発明の例示的な実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、以下に説明する一実施形態は、入力検出装置の一例としての、デジタルカメラに設けられた操作部材の移動を、静電容量方式で検出可能なセンサユニットに本発明を適用した例を説明する。しかし、本発明は、静電容量方式で物体の移動を検出することが可能な任意の機器に適用可能である。
図1は、本発明の実施形態に係るデジタルカメラ100の機能構成を示すブロック図である。
ここで、回転操作部201の構成について、図を用いて以下に詳細に説明する。
このような構成をもつ本実施形態のデジタルカメラ100における、ユーザによりなされた回転操作部201の回転操作の方向を検出する原理について、図を用いて以下に詳細に説明する。
上述した回転操作検出原理では、キャリブレーション時の各検出電極の基準値に対して2つの閾値を設けることで、可動部400の回転操作による、導電体420の移動単位の回転、及び導電体420の回転方向の判定を行う。しかしながら当該判定は、図6(a)のように4種の検出電極432a乃至dのうちの1つの検出電極432のみが検出電極対向部422と静電結合しており、他の検出電極432は検出電極対向部422と全く対抗せず静電結合していない状態にある場合にキャリブレーションが実行されることで正確に行うことができる。キャリブレーション時からの静電容量(基準値)に対して設定される閾値は、検出電極432が検出電極対向部422と全面で対抗する状態から全く対抗しない状態、あるいは全く対抗しない状態から全面で対抗する状態となったことを判別するように設定されている。このため、各検出電極についての静電容量の基準値は、検出電極対向部422と全面で対抗する状態あるいは全く対抗しない状態で取得される必要がある。
なお、上述したように可動部400は、バネ411及びボール412によりガイド環410の凹部413にボール412が嵌入する定常状態に至るように構成されている。ユーザの操作により可動部400が定常状態から異なる定常状態、即ちボール412が嵌入していた凹部413から、凸部414を越えて隣接する異なる凹部413に移動する場合を考える。このとき、上述した上側閾値及び下側閾値の値によっては、ボール412が凸部414にある過渡状態において静電容量センサIC111が検出電極432の各々について取得した静電容量が、上側閾値以上あるいは下側閾値以下となる可能性がある。
上述した実施形態1では、キャリブレーションが失敗したことに起因して、静電容量が上側閾値以上及び下側閾値以下となる検出電極が2以上(複数)となった場合に、再キャリブレーションを行う方法について説明した。本実施形態では、環境温度が上昇することによって静電容量が変化する場合の再キャリブレーションを行う方法について説明する。
上述した実施形態1では、図4(e)に示されたように回転操作部201の1つの検出電極対向部422は1つの検出電極432に重なるものとして説明したが、検出電極対向部422の静電容量方式での回転検出の構成はこれに限られない。例えば、導電体420が図13(a)に示すような構造であってもよい。図13(a)の導電体420は、基板430に重なった際に、図13(b)に示すようにセンサ電極112である複数の検出電極432のうちの1つ(のグループ)を除く検出電極と対抗するように検出電極対向部422が構成されている。このような導電体420を有する回転操作部201では、実施形態1とは異なり、検出電極対向部422と静電結合していない検出電極432を検出することにより、可動部400の移動の有無を判断する。
スライダ202が静電容量方式で移動検出がなされる場合、例えば図14に示されるように構成されることで、回転操作部201と同様の静電容量方式の操作部材の移動検出が可能である。
本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)をネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(又はCPUやMPU等)がプログラムコードを読み出して実行する処理である。この場合、そのプログラム、及び該プログラムを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
Claims (9)
- 操作部材の移動に応じて、可動方向に位置が変更される第1の導電体と、
各々が独立して静電容量を検出可能な、前記第1の導電体の可動方向に順次配設された3以上の検出電極であって、当該3以上の検出電極のうち1以上を除く少なくともいずれかの検出電極が前記第1の導電体と静電結合するように、該第1の導電体と間隔を設けて配設された3以上の検出電極と、
前記3以上の検出電極の各々について静電容量を検出する検出手段と、
前記3以上の各検出電極の基準値に対して、該基準値よりも低い第1の閾値と、該基準値よりも高い第2の閾値とを設定する設定手段と、
前記検出手段によって検出された静電容量に、前記第1の閾値を跨ぐ変化があったか否か及び前記第2の閾値を跨ぐ変化があったか否かに応じて、前記第1の導電体の移動方向を判定する判定手段と、
前記検出手段によって、複数の前記検出電極において前記第1の閾値を下回る静電容量である状態、あるいは複数の前記検出電極において前記第2の閾値を超える静電容量である状態を検出した場合に、前記基準値を補正する補正手段と
を有することを特徴とする入力検出装置。 - 接地電位を有し、前記第1の導電体と静電結合する第2の導電体とを更に有することを特徴とする請求項1に記載の入力検出装置。
- 前記補正手段は、前記検出手段によって、複数の前記検出電極において前記第1の閾値を下回る静電容量である状態、あるいは複数の前記検出電極において前記第2の閾値を超える静電容量である状態が検出された時間が所定時間未満である場合には前記基準値の補正を行わないことを特徴とする請求項1または2に記載の入力検出装置。
- 前記判定手段は、静電容量が前記第1の閾値あるいは前記第2の閾値を跨いで増加した1つの前記検出電極から、静電容量が前記第1の閾値あるいは前記第2の閾値を跨いで減少した1つの前記検出電極の方向へと、前記第1の導電体が移動したと判定することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の入力検出装置。
- 前記判定手段は、静電容量が前記第1の閾値あるいは前記第2の閾値を跨いで減少した1つの前記検出電極から、静電容量が前記第1の閾値あるいは前記第2の閾値を跨いで増加した1つの前記検出電極の方向へと、前記第1の導電体が移動したと判定することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の入力検出装置。
- 前記入力検出装置は、ロータリエンコーダであることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の入力検出装置。
- 操作部材の移動に応じて、可動方向に位置が変更される第1の導電体と、
各々が独立して静電容量を検出可能な、前記第1の導電体の可動方向に順次配設された3以上の検出電極であって、当該3以上の検出電極のうち1以上を除く少なくともいずれかの検出電極が前記第1の導電体と静電結合するように、該第1の導電体と間隔を設けて配設された3以上の検出電極と、
前記3以上の検出電極の各々について静電容量を検出する検出手段とを有する入力検出装置の制御方法であって、
前記3以上の各検出電極の基準値に対して、該基準値よりも低い第1の閾値と、該基準値よりも高い第2の閾値とを設定する設定ステップと、
前記検出手段によって検出された静電容量に、前記第1の閾値を跨ぐ変化があったか否か及び前記第2の閾値を跨ぐ変化があったか否かに応じて、前記第1の導電体の移動方向を判定する判定ステップと、
前記検出手段によって、複数の前記検出電極において前記第1の閾値を下回る静電容量である状態、あるいは複数の前記検出電極において前記第2の閾値を超える静電容量である状態を検出した場合に、前記基準値を補正する補正ステップと
を有することを特徴とする入力検出装置の制御方法。 - コンピュータを、請求項1乃至6のいずれか1項に記載された入力検出装置の各手段として機能させるプログラム。
- コンピュータを、請求項1乃至6のいずれか1項に記載された入力検出装置の各手段として機能させるプログラムを格納した記憶媒体。
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