JP5741997B2 - シート材搬送装置、画像読取装置および画像形成装置 - Google Patents
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Description
また、請求項2の発明は、複数枚のシート材を重ねて積載するシート材積載部と、駆動源からの駆動入力により回転駆動して、上記シート材積載部から搬送されてきたシート材のうち最上位のシート材を給送する給送部材と、上記給送部材に当接して分離ニップを形成し、上記シート材積載部から搬送されてきたシート材を一枚に分離する分離部材と、を備えたシート材搬送装置において、上記給送部材は、上記駆動源からの駆動が切れているとき、上記シート材と連れ回るよう構成されており、上記給送部材が回転しているか否かを検知する給送部材回転検知手段と、上記給送部材回転検知手段の検知結果に基づいて、シート材の後端を検知する後端検知手段と、上記分離ニップよりもシート材搬送方向下流側に配置され、シート材を搬送する下流側搬送部材が回転しているか否かを検知する下流側搬送部材回転検知手段とを備え、上記後端検知手段は、上記給送部材回転検知手段が上記給送部材の回転が停止したとき、上記下流側搬送部材回転検知手段が下流側搬送部材の回転を検知している場合、シート材の後端を検知したと判定し、上記下流側搬送部材回転検知手段は、上記下流側搬送部材を駆動する駆動源に入力される駆動信号に基づいて、上記下流側搬送部材の回転の有無を検知することを特徴とするものである。
また、請求項3の発明は、請求項1または2のシート材搬送装置において、上記分離部材は、分離ニップにおいて上記給送部材の表面移動方向とは逆方向に表面移動する駆動が入力され、その表面が上記給送部材に直接、または、一枚のシート材を介して接触する状態では上記給送部材の表面移動に連れ回る重送阻止ローラであることを特徴とするものである。
また、請求項4の発明は、請求項1乃至3いずれかのシート材搬送装置において、上記後端検知手段の検知結果に基づいて、次のシート材の搬送を開始することを特徴とするものである。
また、請求項5の発明は、請求項4のシート材搬送装置において、上記シート材積載部に積載されたシート束と対向配置され、上記シート材積載部に積載されたシート束の少なくとも最上位のシート材を呼び出して分離ニップへ向けて搬送する呼び出し部材と、上記呼び出し部材を上記シート材積載部に積載されたシート束に対して接離させる接離手段とを備え、上記呼び出し部材が、シート材積載部に積載されたシート束の少なくとも最上位のシート材を上記分離ニップへ搬送したら、上記接離手段で上記呼び出し部材を上記シート材積載部に積載されたシート束から離間するよう制御するものであって、上記後端検知手段の検知結果に基づいて、上記接離手段で上記呼び出し部材を、シート材積載部に積載されたシート束に当接させることを特徴とするものである。
また、請求項6の発明は、請求項1乃至5いずれかのシート材搬送装置において、給送部材回転検知手段として、イメージセンサを用いたことを特徴とするものである。
また、請求項7の発明は、請求項1乃至5いずれかのシート材搬送装置において、給送部材回転検知手段として、ロータリーエンコーダーを用いたことを特徴とするものである。
また、請求項8の発明は、請求項2のシート材搬送装置において、上記下流側搬送部材回転検知手段は、上記分離ニップよりも下流側に配置された複数の下流側搬送部材のうちシート材搬送方向最上流に配置された下流側搬送部材の回転の有無を検知することを特徴とするものである。
また、請求項9の発明は、シート材としての原稿用紙を搬送する原稿搬送手段と、該原稿搬送手段によって搬送される原稿用紙の原稿画像を読み取る読取手段とを備えた画像読取装置において、上記原稿搬送手段として、請求項1乃至8のいずれかのシート材搬送装置を用いたことを特徴とするものである。
また、請求項10の発明は、画像読取手段と、該画像読取手段で読み取った原稿画像に基づいて画像を形成する画像形成手段とを備える画像形成装置において、該画像読取手段として、請求項9の画像読取装置を備えることを特徴とするものである。
まず、本実施形態に係る複写機500の基本的な構成について説明する。
図1は、複写機500を示す概略構成図である。複写機500は、画像形成手段としての画像形成部1と、転写紙給紙装置40と、画像読取ユニット50とを備えている。画像読取装置としての画像読取ユニット50は、画像形成部1の上に固定されたスキャナ150と、これに支持されるシート搬送装置としての原稿自動搬送装置(以下、ADFという)51とを有している。
図4は、画像読取ユニット50の斜視説明図である。図4に示すように、スキャナ150に固定された蝶番159によって上下方向に揺動可能に支持されている。そして、その揺動によって開閉扉のような動きをとり、開かれた状態でスキャナ150の上面の第一コンタクトガラス154や第二コンタクトガラス155を露出させる。原稿束の片隅を綴じた本などの片綴じ原稿の場合には、原稿を1枚ずつ分離することができないため、ADF51による搬送を行うことができない。そこで、片綴じ原稿の場合には、ADF51を図4に示すように開いた後、読み取らせたいページが見開かれた片綴じ原稿を下向きにして第二コンタクトガラス155上に載せた後、ADF51を閉じる。そして、スキャナ150の図1に示した移動読取部152によってそのページの画像を読み取らせる。
図5は、ADF51の要部構成をスキャナ150の上部とともに示す拡大構成図である。ADF51は、原稿セット部A、分離搬送部B、レジスト部C、ターン部D、第一読取搬送部E、第二読取搬送部F、排紙部G、スタック部H等を備えている。本実施形態のADF51の原稿搬送部54は、分離搬送部Bの下流側の突き当てセンサ72センサによる検知位置から、読取入口ローラ対90までの原稿MSが搬送される経路を構成する部分である。
また、ADF51は、装置本体に対してカバー回動中心145aを中心に回動することで、分離搬送部B、レジスト部C及びターン部Dの途中まで給紙経路を開閉する給紙部カバー145を備える。
このようにして原稿載置台53にセットされる原稿MSは、可動原稿テーブル53bの上方で揺動可能に配設されたレバー部材であるセットフィラー62を押し上げる。これに伴って原稿セットセンサ63が原稿MSのセットを検知して、検知信号をコントローラ100に送信する。そして、この検知信号は、コントローラ100からインターフェイス回路(以下、I/F107と呼ぶ)を介して画像読取ユニット50の本体制御部111に送信される。
可動原稿テーブル53bは、底板上昇モータ105の駆動により、駆動するカム機構によって図5中矢印a,b方向に揺動する。原稿MSが原稿載置台53にセットされたことをセットフィラー62や原稿セットセンサ63で検知すると、コントローラ100は底板上昇モータ105を正転させて束状の原稿MSの最上面がピックアップローラ80と接触するように可動原稿テーブル53bを上昇させる。
ピックアップローラ80は、ピックアップ昇降モータ101によって駆動するカム機構により、図5中矢印c、d方向に移動可能となっている。可動原稿テーブル53bが上昇して可動原稿テーブル53b上の原稿MSの上面により押されて図中矢印c方向に上がる。これをテーブル上昇センサ59で検知することにより、可動原稿テーブル53bの上限までの上昇が検知される。これにより、ピックアップ昇降モータ101が停止するとともに底板上昇モータ105が停止する。
この給紙ベルト84の下部張架面には、給紙モータ102の正転によって図中時計回りに回転駆動される分離部材であり重送阻止ローラであるリバースローラ85が当接している。この当接部である分離ニップにおいては、給紙ベルト84の表面が給紙方向に移動する。これに対し、リバースローラ85の表面は、給紙方向とは逆方向に移動しようとするが、リバースローラ85の駆動伝達部には不図示のトルクリミッタがあり、給紙方向に向かう力がトルクリミッタのトルクよりも大きいとリバースローラ85は給紙方向に表面移動するように回転する。
リバースローラ85は、給紙ベルト84に所定の圧力で当接しており、給紙ベルト84に直接当接している状態、または、原稿MSの1枚だけを介して給紙ベルト84に当接している状態(分離ニップに原稿MSが一枚だけ挟み込まれている状態)では、給紙ベルト84または原稿MSに連れ回り、図5中の反時計周り方向に回転する。但し、分離ニップに複数枚の原稿MSが挟み込まれたときには、連れ回り力がトルクリミッタのトルクよりも低くなるように設定されているため、リバースローラ85は連れ回り方向とは逆の図中時計回りに回転駆動する。これにより、最上位よりも下の原稿MSには、リバースローラ85によって給紙方向とは反対方向の移動力が付与されて、数枚の原稿から最上位の原稿MSだけが分離され、重送が防止される。
突き当てセンサ72によって原稿MSの先端が検知されたときに、ピックアップ昇降モータ101を回転させることで、ピックアップローラ80を原稿MSの上面から退避させ原稿MSを給紙ベルト84の搬送力のみで送る。これにより、原稿MSの先端は、プルアウトローラ対86の上下のローラによって形成されるニップに進入し、先端の整合(スキュー補正)が行われる。
中間ローラ対66はプルアウトローラ対86の駆動源であるプルアウトモータ113と、読取入口ローラ対90の駆動源である読取入口モータ114との両方のモータから駆動が伝達される構成となっている。そして、2つのモータのうち、回転速度が速くなる側のモータの駆動によって回転速度が決まる機構を備えている。
ADF51では、プルアウトローラ対86及び中間ローラ対66の回転駆動によりレジスト部Cからターン部Dに原稿MSが搬送される際には、レジスト部Cでの搬送速度を第一読取搬送部Eでの搬送速度よりも高速に設定しており、原稿MSを第一読取搬送部Eへ送り込む処理時間の短縮が図られている。このとき、中間ローラ対66はプルアウトモータ113を駆動源として回転する。
続いて、コントローラ100が本体制御部111より読取開始信号を受信すると、レジスト停止していた原稿MSの原稿先端が第一読取位置400に到達するまでに、原稿MSの搬送速度が所定の搬送速度に立ち上がるように、読取入口モータ114及び読取モータ103の駆動を制御する。これにより、原稿MSは搬送速度が増速されつつ、第一読取位置400に向かって搬送される。そして、読取入口モータ114のパルスカウントに基づいて算出された原稿MSの先端が第一読取位置400に到達するタイミングで、コントローラ100から本体制御部111に対して原稿MSの第一面の副走査方向有効画像領域を示すゲート信号が送信される。この送信は、原稿MSの後端が第一読取位置400を抜け出るまで続けられ、原稿MSの第一面が第一固定読取部151によって読み取られる。
原稿MSの片面(第一面)のみを読み取る場合には、第二固定読取部95による原稿MSの第二面の読取が不要である。そこで、排紙センサ61によって原稿の先端が検知されると、排紙モータ104の正転駆動が開始されて、排紙ローラ対94における図中上側の排紙ローラが図中反時計回り方向に回転駆動される。また、排紙センサ61によって原稿MSの先端が検知されてからの排紙モータ104のパルスカウントに基づいて、原稿MSの後端が排紙ローラ対94のニップを抜け出るタイミングが演算される。そして、この演算結果に基づいて、原稿MSの後端が排紙ローラ対94のニップから抜け出る直前のタイミングで、排紙モータ104の駆動速度が減速せしめられて、原稿MSが原稿スタック台55から飛び出さないような速度で排紙されるように制御される。
図8は、従来例のADF51における原稿セット部Aの搬送方向下流側端部近傍、分離搬送部B及びレジスト部Cの拡大説明図である。
図8では、連続して搬送される二枚の原稿MSとしての前原稿MS1及び次原稿MS2について、前原稿MS1の後端が分離ニップAbを通過する瞬間の状態を示している。
従来においては、図8に示すように、分離ニップAbから原稿搬送方向下流に距離d離れた位置に配置された原稿の後端を検知する後端検知センサSnが、原稿の後端を検知することにより、前原稿の後端が分離ニップを抜けたことを検知し、次原稿の搬送を開始していた。そのため、前原稿と次原稿との間隔(紙間)が広がってしまい、生産性が悪いという課題があった。後端検知センサSnを、分離ニップの近傍に配置することによって、前原稿の後端が分離ニップを抜けた直ぐに、次原稿の搬送を開始することができる。しかし、図8のように、前原稿MS1の後端が分離ニップAbを通過する前に次原稿MS2の先端(図8中の「MS2a」)が分離ニップAbから突出した状態(分離ニップAbよりも搬送方向下流側にある状態)になっている場合がある。このような場合、後端検知センサSnを分離ニップAbの近傍に配置すると、次原稿MS2の分離ニップAbから突出した部分が、後端検知センサSnと対向してしまう。その結果、後端検知センサSnを分離ニップAbの近傍に配置すると、後端検知センサSnで、前原稿MS1の後端を検知することが出来ない。
図9、図10に示すように、ベルト回転検知機構140は、従動ローラ83の軸に取り付けられたエンコーダーホイール141と、エンコーダーホイール141の円周上に所定の間隔をおいて設けられた不図示の反射マークを検知する反射型のフォトセンサ142と、フォトセンサ142からの信号を受信するコントローラ100とで構成されている。反射型フォトセンサ142は、センサブラケット143を介して給紙部カバー145に取り付けられている。フォトセンサ142は、不図示の反射マークを検知すると、コントローラ100にON信号が出力される。よって、給紙ベルト84が回転して、従動ローラ83が回転しているときは、コントローラ100は、フォトセンサ142から、定期間隔のON−OFF信号を受信する。一方、給紙ベルト84が停止して、従動ローラ83が停止しているときは、コントローラ100は、フォトセンサ142からONまたはOFFの連続信号を受信する。このように、コントローラ100は、フォトセンサ142からの信号を監視することによって、給紙ベルト84が回転しているか、停止しているかを検知することができる。
図11に示すベルト回転検知機構140は、CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)イメージセンサなどのイメージセンサ146を給紙ベルトと対向配置して、イメージセンサ146と、イメージセンサ146から信号を受信するコントローラ100とで構成されている。コントローラ100は、イメージセンサ146からの信号を受信することにより、給紙ベルト84が回転しているか否かを検知する。
まず、給紙ベルト84によってプルアウトローラ対86へ搬送されてきた原稿MSの先端をプルアウトローラ対86に突き当てスキュー補正せずに、プルアウトローラ対86で原稿MSを搬送する構成における後端検知について説明する。
図12は、給紙モータ102とプルアウトモータ113の制御タイミングの一例を示すシーケンス図である。図12は、上から給紙モータ102のON/OFF、プルアウトモータ113のON/OFF、給紙ベルト84(従動ローラ83)の回転/停止、プルアウトローラ対86の回転/停止を表しており、横軸は時間を示している。
また、ピックアップローラ80の下降は、例えば、突き当てセンサ72が原稿の先端を検知したことをトリガとして、ピックアップ昇降モータ101をONにするタイミングを制御することで、ピックアップローラ80の下降開始が制御される。
スキュー補正のために、原稿MSの先端をプルアウトローラ対86に突き当てて、原稿MSの搬送を停止する構成においては、給紙ベルト84の回転の停止のみを検知していても、原稿後端が分離ニップAbを抜けて給紙ベルト84の回転が停止したのか、スキュー補正による原稿突き当てにより搬送中の原稿が停止したのかを区別することはできない。そこで、このような場合には、給紙ベルト84の回転の有無に加えて、その下流にあるプルアウトローラ対86の回転を検知することで、原稿MSの搬送停止か原稿後端が分離ニップAbを抜けたのかを区別する。
図14は、上から給紙モータ102のON/OFF、プルアウトモータ113のON/OFF、給紙ベルト84(従動ローラ83)の回転/停止、プルアウトローラ86の回転/停止を表しており、横軸は時間を示している。
原稿載置台53上の原稿MSの搬送が開始されると、給紙モータ102がONとなり、ピックアップローラ80と給紙ベルト84が回転駆動して、原稿載置台53の原稿は、下流へ搬送される。突き当てセンサ72が原稿MSの先端を検知して、所定時間経過した段階で、給紙モータ102をOFFにする。このときは、原稿の搬送が停止しており、給紙ベルト84の回転の停止が検知される(図15のS1のYES)。しかし、プルアウトモータ113は、OFFであり(図15のS2のNO)、プルアウトローラ対86の回転は停止している。よって、このときは、スキュー補正による原稿の停止と判定する。
そして、コントローラ100は、原稿MSの後端を検知したことをトリガにして、給紙モータ102の駆動ONのタイミングを制御する。
そして、分離ニップAbよりも原稿搬送方向下流側に配置された下流側搬送部材としてのプルアウトローラ対86により原稿が搬送されてから、原稿の後端が分離ニップを抜けるまでの間に給紙ベルト84に対する給紙モータ102の駆動が切られる。これにより、給紙ベルト84は、プルアウトローラ対86により搬送されている原稿に連れ回り、原稿の後端が分離ニップAbを抜けると、給紙ベルト84の回転が停止する。これにより、コントローラ100は、ベルト回転検知機構140が給紙ベルト84の回転が停止したことを検知したら、原稿の後端が分離ニップAbを抜けたことを検知することができる。
これにより、原稿の後端が分離ニップを抜けたことを検知することができ、原稿の後端が分離ニップAbを抜けた直後に次原稿の搬送制御を行うことができるので、紙間を狭めることができ、連続搬送時の生産性を上げることができる。
50:画像読取ユニット
53:原稿載置台
66:中間ローラ
80:ピックアップローラ
82:駆動ローラ
83:従動ローラ
84:給紙ベルト
85:リバースローラ
86:プルアウトローラ対
100:コントローラ
101:ピックアップ昇降モータ
102:給紙モータ
113:プルアウトモータ
140:ベルト回転検知機構
141:エンコーダーホイール
142:フォトセンサ
146:イメージセンサ
Claims (10)
- 複数枚のシート材を重ねて積載するシート材積載部と、
駆動源からの駆動入力により回転駆動して、上記シート材積載部から搬送されてきたシート材のうち最上位のシート材を給送する給送部材と、
上記給送部材に当接して分離ニップを形成し、上記シート材積載部から搬送されてきたシート材を一枚に分離する分離部材と、を備えたシート材搬送装置において、
上記分離ニップよりもシート材搬送方向下流側に配置された下流側搬送部材により上記シート材が搬送されてから、シート材の後端が分離ニップを抜けるまでの間に上記駆動源の駆動が切られるよう制御され、
上記給送部材は、上記駆動源からの駆動が切れているとき、上記シート材と連れ回るよう構成されており、
上記給送部材が回転しているか否かを検知する給送部材回転検知手段と、
上記給送部材回転検知手段の検知結果に基づいて、シート材の後端を検知する後端検知手段とを備え、
上記後端検知手段は、上記給送部材回転検知手段が上記給送部材の回転が停止したことを検知したら、シート材の後端が上記分離ニップを抜けたと検知することを特徴とするシート材搬送装置。 - 複数枚のシート材を重ねて積載するシート材積載部と、
駆動源からの駆動入力により回転駆動して、上記シート材積載部から搬送されてきたシート材のうち最上位のシート材を給送する給送部材と、
上記給送部材に当接して分離ニップを形成し、上記シート材積載部から搬送されてきたシート材を一枚に分離する分離部材と、を備えたシート材搬送装置において、
上記給送部材は、上記駆動源からの駆動が切れているとき、上記シート材と連れ回るよう構成されており、
上記給送部材が回転しているか否かを検知する給送部材回転検知手段と、
上記給送部材回転検知手段の検知結果に基づいて、シート材の後端を検知する後端検知手段と、
上記分離ニップよりもシート材搬送方向下流側に配置され、シート材を搬送する下流側搬送部材が回転しているか否かを検知する下流側搬送部材回転検知手段とを備え、
上記後端検知手段は、上記給送部材回転検知手段が上記給送部材の回転が停止したとき、上記下流側搬送部材回転検知手段が下流側搬送部材の回転を検知している場合、シート材の後端を検知したと判定し、
上記下流側搬送部材回転検知手段は、上記下流側搬送部材を駆動する駆動源に入力される駆動信号に基づいて、上記下流側搬送部材の回転の有無を検知することを特徴とするシート材搬送装置。 - 請求項1または2のシート材搬送装置において、
上記分離部材は、分離ニップにおいて上記給送部材の表面移動方向とは逆方向に表面移動する駆動が入力され、その表面が上記給送部材に直接、または、一枚のシート材を介して接触する状態では上記給送部材の表面移動に連れ回る重送阻止ローラであることを特徴とするシート材搬送装置。 - 請求項1乃至3いずれかのシート材搬送装置において、
上記後端検知手段の検知結果に基づいて、次のシート材の搬送を開始することを特徴とするシート材搬送装置。 - 請求項4のシート材搬送装置において、
上記シート材積載部に積載されたシート束と対向配置され、上記シート材積載部に積載されたシート束の少なくとも最上位のシート材を呼び出して分離ニップへ向けて搬送する呼び出し部材と、
上記呼び出し部材を上記シート材積載部に積載されたシート束に対して接離させる接離手段とを備え、
上記呼び出し部材が、シート材積載部に積載されたシート束の少なくとも最上位のシート材を上記分離ニップへ搬送したら、上記接離手段で上記呼び出し部材を上記シート材積載部に積載されたシート束から離間するよう制御するものであって、
上記後端検知手段の検知結果に基づいて、上記接離手段で上記呼び出し部材を、シート材積載部に積載されたシート束に当接させることを特徴とするシート材搬送装置。 - 請求項1乃至5いずれかのシート材搬送装置において、
給送部材回転検知手段として、イメージセンサを用いたことを特徴とするシート材搬送装置。 - 請求項1乃至5いずれかのシート材搬送装置において、
給送部材回転検知手段として、ロータリーエンコーダーを用いたことを特徴とするシート材搬送装置。 - 請求項2のシート材搬送装置において、
上記下流側搬送部材回転検知手段は、上記分離ニップよりも下流側に配置された複数の下流側搬送部材のうちシート材搬送方向最上流に配置された下流側搬送部材の回転の有無を検知することを特徴とするシート材搬送装置。 - シート材としての原稿用紙を搬送する原稿搬送手段と、
該原稿搬送手段によって搬送される原稿用紙の原稿画像を読み取る読取手段とを備えた画像読取装置において、
上記原稿搬送手段として、請求項1乃至8のいずれかのシート材搬送装置を用いたことを特徴とする画像読取装置。 - 画像読取手段と、
該画像読取手段で読み取った原稿画像に基づいて画像を形成する画像形成手段とを備える画像形成装置において、
該画像読取手段として、請求項9の画像読取装置を備えることを特徴とする画像形成装置。
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