JP5629496B2 - 海流発電装置及びそのメンテナンス方法 - Google Patents
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Description
本実施例においては、図1に示すように、海流発電機1は海面から水深の深い海中に設置され、海面にはこの海流発電機1を支持するフロート2が設置されている。なお、海流発電機1は、海流のエネルギーを利用して発電するものであって、例えば、海流によって回転する羽根が設けられ、この羽根が回転することにより発電する機能を有している。また、フロート2には、その中心付近に、海流発電機1を収容することのできる大きさを有するメンテナンス用空間4が設けられている。
上記のような構成を有する本実施例の海流発電装置は以下のように作用する。すなわち、海流発電機1のメンテナンス時には、図2に示すように、まずフロート2から海底までアンカー8を降ろし、海底と海流発電機1を繋いでいるワイヤー3bを海底から切り離し、切り離したワイヤー3bを海流発電機1に設置されているワイヤー巻き取り装置7によって巻き取る。なお、ワイヤー3bの海底からの切り離しは、遠隔操作によりまたはダイバーが海底に潜って行う。その後、フロート2上にあるワイヤー巻き取り装置5a、5bでワイヤー3aを巻き取り、海流発電機1をフロート2のメンテナンス用空間4まで上昇させる。
メンテナンス時も発電を安定に行うことができる。
なお、本実施例においては、いずれのメンテナンス方法を用いても、メンテナンスすべき海流発電機1をメンテナンス作業中は、メンテナンスしない海流発電機1は海中に停留することになる。
2 フロート
3a ワイヤー
3a1 ワイヤー
3a2 ワイヤー
3b ワイヤー
3c ワイヤー
3d ワイヤー
4 メンテナンス用空間
5a、5b、5c、5d ワイヤー巻き取り装置
7 ワイヤー巻き取り装置
8 アンカー
9 蓄電装置
11 連結部材
12 接続体
14 位置制御部材
16 エアタンク
17 送風管
18 コンプレッサ
20 海流
22 回転体
30 引き上げ装置
32 支持部材
Claims (18)
- 海流発電機と、
前記海流発電機を海中に係留し、前記海流発電機を収容可能な空間が中央部に設けられたフロートと、
前記海流発電機を海底に固定可能にする第1のワイヤーと、
前記海流発電機と前記フロートとを連結する第2のワイヤーと、
前記フロートに設けられ前記第2のワイヤーを巻き取ることにより、前記海流発電機を前記空間内に収容する第1の巻き取り装置と、
を備え、
前記海流発電機が前記第1のワイヤーによって前記海底に固定されている場合に、前記第1の巻き取り装置によって前記第2のワイヤーの長さを調節することにより、前記フロートを海中の任意の位置に係留することができるように構成されている海流発電装置。 - 前記海流発電機に設けられ前記第1のワイヤーを巻き取ることにより前記第1のワイヤーの長さを調整可能な第2の巻き取り装置を更に備えている請求項1記載の海流発電装置。
- 海流発電機と、
前記海流発電機を海中に係留し、前記海流発電機を収容可能な空間が中央部に設けられたフロートと、
前記海流発電機を海底に固定可能にする第1のワイヤーと、
前記海流発電機と前記フロートとを連結する第2のワイヤーと、
前記フロートに設けられ前記第2のワイヤーを巻き取ることにより、前記海流発電機を前記空間内に収容する第1の巻き取り装置と、
前記海流発電機に設けられ前記第1のワイヤーを巻き取ることにより前記第1のワイヤーの長さを調整可能な第2の巻き取り装置と、
を備えている海流発電装置。 - 前記第1の巻き取り装置が前記第2のワイヤーを巻き取ることにより前記海流発電機を前記空間内に収容する場合に、前記第2の巻き取り装置は前記第1のワイヤーの長さを長くするように駆動される請求項2または3記載の海流発電装置。
- 前記第1のワイヤーは一端が前記海底に取り外し可能に固定され、前記第1の巻き取り装置が前記第2のワイヤーを巻き取ることにより前記海流発電機を前記空間内に収容する場合に、前記第1のワイヤーの一端は前記海底から取り外されて前記第1のワイヤーは前記第2の巻き取り装置によって巻き取られる請求項2または3記載の海流発電装置。
- 前記フロートは流線形の形状を有している請求項1乃至5のいずれか1項に記載の海流発電装置。
- 前記フロートを前記海底に固定可能にする第3のワイヤーを更に備えている請求項1乃至5のいずれか1項に記載の海流発電装置。
- 前記フロート内に設けられ前記海流発電機で発電した電気を蓄電する蓄電装置を更に備えている請求項1乃至7のいずれか1項に記載の海流発電装置。
- 複数の海流発電機と、
複数の前記海流発電機をそれぞれ海中に係留し、複数の前記海流発電機の少なくとも1つを収容可能な空間が中央部に設けられたフロートと、
複数の前記海流発電機のそれぞれに対応して設けられ対応する前記海流発電機を海底に固定可能にする第1のワイヤーと、
それぞれが分離可能な複数の接続体からなる接続体ユニットと、
複数の前記海流発電機のそれぞれに対応して設けられ対応する前記海流発電機と前記接続体とを連結する第2のワイヤーと、
複数の前記接続体に対応して設けられ対応する接続体と前記フロートとを連結する第3のワイヤーと、
前記フロートに設けられ前記第3のワイヤーを巻き取ることにより、前記第3のワイヤーに対応する接続体に連結された前記第2のワイヤーに対応する前記海流発電機を前記空間内に収容する第1の巻き取り装置と、
を備えている海流発電装置。 - 隣接する海流発電機同士を連結する連結部材を更に備えている請求項9記載の海流発電装置。
- 複数の前記海流発電機のそれぞれに対応して設けられ対応する前記第1のワイヤーを巻き取ることにより前記第1のワイヤーの長さを調整可能な第2の巻き取り装置を更に備えている請求項9または10記載の海流発電装置。
- 前記第1の巻き取り装置が前記第3のワイヤーを巻き取ることにより前記海流発電機を前記空間内に収容する場合に、前記第2の巻き取り装置は前記第1のワイヤーの長さを長くするように駆動される請求項11記載の海流発電装置。
- 前記フロートに設けられ、水平方向に伸縮自在な位置制御部材と、前記位置制御部材上に設けられ前記第3のワイヤーを巻き取り可能な第3の巻き取り装置を更に備えている請求項9乃至12のいずれか1項に記載の海流発電装置。
- 前記フロートに設けられ圧縮空気を生成するコンプレッサと、
複数の前記海流発電機それぞれに対応して設けられたエアタンクと、
前記エアタンクに前記コンプレッサからの圧縮空気を送り込む送風管と、
を更に備えている請求項12記載の海流発電装置。 - 複数の海流発電機と、
複数の前記海流発電機をそれぞれ海中に係留し、複数の前記海流発電機の少なくとも1つを収容可能な空間が中央部に設けられたフロートと、
複数の前記海流発電機のそれぞれに対応して設けられ対応する前記海流発電機を海底に固定可能にする第1のワイヤーと、
複数の前記海流発電機のそれぞれに対応して設けられ対応する前記第1のワイヤーを巻き取ることにより前記第1のワイヤーの長さを調整可能な第1の巻き取り装置と、
隣接する前記海流発電機間を連結する第2のワイヤーと、
自身が回転することにより前記第2のワイヤーを滑らせて前記海流発電機までの前記第2のワイヤーの長さを変えることが可能な回転体と、
前記回転体と前記フロートを連結する第3のワイヤーと、
前記フロートに設けられ前記第3のワイヤーを巻き取ることにより、前記回転体を上昇させて前記第2のワイヤーに連結された海流発電機のうちの一つの海流発電機を前記空間内に収容する第2の巻き取り装置と、
を備え、
前記第2の巻き取り装置が前記第3のワイヤーを巻き取ることにより前記海流発電機を前記空間内に収容する場合に、前記第1の巻き取り装置は前記第1のワイヤーの長さを長くするように駆動される海流発電装置。 - 複数の海流発電機と、
複数の前記海流発電機をそれぞれ海中に係留し、複数の前記海流発電機の少なくとも1つを収容可能な空間が中央部に設けられたフロートと、
複数の前記海流発電機のそれぞれに対応して設けられ対応する前記海流発電機を海底に固定可能にする第1のワイヤーと、
複数の前記海流発電機のそれぞれに対応して設けられ対応する前記第1のワイヤーを巻き取ることにより前記第1のワイヤーの長さを調整可能な第1の巻き取り装置と、
複数の海流発電機にそれぞれ対応して設けられ周囲に放射状に延在する複数の支持部材がそれぞれ個別に鉛直上方に回動可能に取り付けられた引き上げ装置と、
前記フロートと前記引き上げ装置とを連結する第2のワイヤーと、
前記フロートに設けられ前記第2のワイヤーを巻き取ることにより前記引き上げ装置を上昇させ、複数の前記海流発電機の一つを前記空間内に収容可能にする第1の巻き取り装置と、
を備えている海流発電装置。 - 海流発電機と、前記海流発電機を海中に係留し前記海流発電機を収容可能な空間が中央部に設けられたフロートと、前記海流発電機を海底に固定可能にする第1のワイヤーと、前記海流発電機と前記フロートとを連結する第2のワイヤーと、前記フロートに設けられ前記第2のワイヤーを巻き取ることにより、前記海流発電機を前記空間内に収容する第1の巻き取り装置と、を備えた海流発電装置のメンテナンス方法において、
メンテナンス作業時には、前記第1の巻き取り装置によって前記第2のワイヤーを巻き取って前記海流発電機を前記空間内に収容して、前記フロート上で作業を行う海流発電装置のメンテナンス方法。 - 前記海流発電機には前記第1のワイヤーを巻き取ることにより前記第1のワイヤーの長さを調整可能な第2の巻き取り装置が設けられており、
前記第1の巻き取り装置によって前記第2のワイヤーを巻き取って前記海流発電機を前記空間内に収容して、前記フロート上で作業を行う場合に、前記第2の巻き取り装置を操作することにより前記第1のワイヤーの長さを長くする請求項17記載の海流発電装置のメンテナンス方法。
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