JP5621426B2 - オプション情報解析システム、オプション情報解析方法及びプログラム - Google Patents
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Description
はじめに、本実施形態におけるオプション情報解析システム100の構成の説明を行う。図1A、図1Bは、本発明の実施形態におけるオプション情報解析システム100のブロック図である。本実施形態におけるオプション情報解析システム100は、ビルド部110、代用外部ツール部120、オプション情報抽出部130、オプション情報加工部140及び判断情報設定部150を備える。
次に、本実施形態におけるオプション情報解析システムにおいて、オプション情報解析方法の説明を行う。図3は、本発明の実施形態のオプション情報解析システムにおけるオプション情報解析方法のフローチャートである。
はじめに、オプション情報解析システム100の利用者は、オプション情報解析対象の外部ツールを指定する。ビルド部110は、環境情報保存部111により、利用者が指定したオプション情報解析対象の外部ツール名をオプション情報解析システム100のコンフィグ情報340に設定する。外部ツールとは、例えば、gcc(GNU Compiler Collection)やbcc(Borland(登録商標) C++ Compiler)等のビルド実行時に利用される外部コマンドである。
次に、オプション情報解析システム100の利用者は、コマンドライン情報を作成するソースコード静的解析ツールを指定する。ビルド部110は、環境情報保存部111により、利用者が指定したソースコード静的解析ツール名をコンフィグ情報に設定する。ソースコード静的解析ツールとは、例えば、splint(Secure Programming Lint)等のソースコードを静的に解析するための外部コマンドである。
次に、オプション情報解析システム100の利用者は、ビルド対象310を指定する。ビルド対象310とは、ビルドの対象となるソースコードやビルドファイル等である。ビルド部110は、利用者が指定したビルド対象310を読み込む。
次に、ビルド部110は、ビルド実行部112により、ビルド対象310のビルドを実行する。図4は、ビルドプロセスが進行する際に、コンソール画面等に出力される情報の例である。ビルド実行部112は、ビルド実行時に外部ツール200を利用する。外部ツールとは、例えば、Linux(登録商標)環境でビルドを実行する場合には、gcc、make、cp又はmv等のコマンドである。ビルド実行部112は、ビルド実行前にコンフィグ情報340を参照し、利用者がオプション情報解析対象として指定した外部ツールを検出する。ビルド実行部112は、オプション情報解析対象として指定された外部ツールを、代用外部ツール提供部122によって提供される代用外部ツールに置き換えてビルドを実行する。
次に、判断情報設定部150は、ビルドプロセス情報取得部151により、ビルドプロセス情報320を取得する。オプション情報解析システム100の利用者は、ビルドプロセス情報320に基づいて出力されるオプション情報に対して、ソースコード静的解析ツールに指定するオプション情報を選択する。判断情報設定部150は、判断情報保存部152により、オプション情報解析システム100の利用者が、選択したオプション情報を、ビルドプロセス情報320からオプション情報を抽出するための条件としてコンフィグ情報340に保存する。図5は、本発明の実施形態のオプション情報解析システム100におけるコンフィグ情報340の例である。
次に、オプション情報抽出部130は、オプション情報判断部131により、コンフィグ情報340を参照して、ビルドプロセス情報320から、オプション情報解析システム100の利用者が選択したオプション情報を抽出する。オプション情報抽出部130のデータ保管部132は、オプション情報判断部131が抽出したオプション情報を中間オプション情報330として出力する。図6は、本発明の実施形態のオプション情報解析システム100における中間オプション情報330の例である。
最後に、オプション情報加工部140は、中間オプション情報330を読み込んでコマンドライン情報350を作成する。重複データ削除部141は、中間オプション情報330の中から、<opt>タグを参照してオプション情報を検出し、重複しているオプション情報を削除する。データマージ部142は、中間オプション情報330の中から、<src>タグを参照してソースコードファイルを検出し、ソースコードをグルーピングする。コマンドライン情報作成部143は、コンフィグ情報340の−checking tool項目、−output script type項目を参照して、ソースコード静的解析ツールのコマンドライン情報の形式を確定し、コマンドライン情報350を作成する。図7は、本発明の実施形態のオプション情報解析システム100におけるコマンドライン情報350の例である。
20 表示部
30 入力部
40 CPU(Central Processing Unit)
50 補助記憶装置
100 オプション情報解析システム
101 オプション情報解析システムプログラム
110 ビルド部
111 環境情報保存部
112 ビルド実行部
120 代用外部ツール部
121 代用外部ツール追加部
122 代用外部ツール提供部
123 ビルドプロセス情報生成部
130 オプション情報抽出部
131 オプション情報判断部
132 データ保管部
140 オプション情報加工部
141 重複データ削除部
142 データマージ部
143 コマンドライン情報作成部
150 判断情報設定部
151 ビルドプロセス情報取得部
152 判断情報保存部
200 外部ツール
310 ビルド対象
320 ビルドプロセス情報
330 中間オプション情報
340 コンフィグ情報
350 コマンドライン情報
Claims (6)
- オプション情報を取得するための代用外部ツールを提供する代用外部ツール部と、
オプション情報の取得対象である外部ツールに対して、外部ツールの代わりに前記代用外部ツールを使用してビルドを実行することにより、ビルドプロセス情報を出力するビルド実行部と、
オプション情報を取得する条件である判断情報を設定する判断情報設定部と、
前記ビルドプロセス情報から、前記判断情報で設定された条件を満たす情報を中間オプション情報として抽出するオプション情報抽出部と、
前記オプション情報抽出部により抽出した前記中間オプション情報を、ソースコード静的解析ツールに対応したコマンドライン情報に加工するオプション情報加工部と
を備え、
前記ビルドプロセス情報は、取得した前記オプション情報と、前記オプション情報と共に指定されたソースコードとの対応情報を保持する
オプション情報解析システム。 - 請求項1に記載のオプション情報解析システムであって、
前記オプション情報加工部は、前記コマンドライン情報の形式を前記判断情報で設定された条件から決定する
オプション情報解析システム。 - 請求項1又は2に記載のオプション情報解析システムであって、
前記中間オプション情報は、
前記外部ツールの実行により出力されるファイルごとに作成され、前記出力するファイルに対応するソースコード及びオプション情報は、タグによって識別及び管理される
オプション情報解析システム。 - 代用外部ツール部が、オプション情報を取得するための代用外部ツールを提供するステップと、
ビルド実行部が、オプション情報の取得対象である外部ツールに対して、外部ツールの代わりに前記代用外部ツールを使用してビルドを実行することにより、ビルドプロセス情報を出力するステップと、
判断情報設定部が、オプション情報を取得する条件である判断情報を設定するステップと、
オプション情報抽出部が、前記ビルドプロセス情報から、前記判断情報で設定された条件を満たす情報を中間オプション情報として抽出するステップと、
オプション情報加工部が、前記オプション情報抽出部により抽出した前記中間オプション情報を、ソースコード静的解析ツールに対応したコマンドライン情報に加工するステップと
を含み、
前記ビルドプロセス情報は、取得した前記オプション情報と、前記オプション情報と共に指定されたソースコードとの対応情報を保持する
オプション情報解析方法。 - 請求項4に記載のオプション情報解析方法であって、
前記オプション情報加工部が、前記コマンドライン情報の形式を前記判断情報で設定された条件から決定するステップを
更に含むオプション情報解析方法。 - 請求項4又は5に記載のオプション情報解析方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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