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JP5619154B2 - 電池パック - Google Patents

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Description

本発明は、複数の素電池をケースに収納した電池パックに関するものである。
複数の電池をケースに収容して、所定の電圧及び容量を出力できるようにした電池パックは、種々の機器、車両等の電源及び家庭用電源として広く使用されている。中でも、汎用的な電池を並列・直列接続して、所定の電圧及び容量を出力するようにモジュール化し、この電池モジュールを種々組み合わせることによって、多種多様な用途に対応可能とする技術が採用され始めている。このモジュール化技術は、電池モジュールに収容する電池を高性能化することによって、電池モジュール自身の小型・軽量化が図られるため、電池パックを組み立てる際の作業性が向上するとともに、車両等の限られた空間へ搭載する際の自由度が向上するなど、様々なメリットも有する。
一方、電池モジュールに収容する電池の高性能化に伴い、電池自身の安全性確保に加え、複数の電池が集合した電池モジュールにおける安全性確保も重要になってくる。特に、電池内での内部短絡等による発熱で電池内にガスが発生し、安全弁が作動して高温ガスが電池外に放出された場合、周辺の電池が高温ガスに曝されると、正常な電池にまで影響を与え、連鎖的な劣化を引き起こすおそれがある。
このような問題に対して、特許文献1には、複数の電池を収容しているケースを、区画壁によって、電池を収容する電池室と、電池から放出される高温ガスを排気する排出室とに区画するとともに、電池の安全弁の開口部を排気室に連通させた構成の排気機構を備えた電源装置が記載されている。排気機構をこのように構成することによって、電池の安全弁から放出される高温ガスを、電池室に流入させることなく排気室に流入させて、ケースの排出口からケース外に排出させることができる。これにより、周辺の電池が、異常電池から放出された高温ガスに曝させるのを防止できるため、正常な電池に与える影響を低減させることができる。
特開2007−27011号公報 特開2010−126015号公報
特許文献1に記載された排気機構は、排気室を密閉構造にすることによって、電池の開口部から排出室に流入したガスが、再び電池室に流入するのを防止できるため、正常な電池の連鎖的な劣化を防止できる点では優れている。
けれども特許文献1に記載された技術には、ガスが排気される際のガスの処理についてはなんら記載されていない。例えば車載用電池パックは座席の下に設置されることが多く、ガスがそのまま車室内に放出されると乗員が危険な状態になる可能性もある。また仮定用電源として家の外壁脇に設置される場合も、放出されるガスがたまたま電源の横を通りかかった人に吹きかかる可能性がある。
さらに重要なことは、電池に水が接触すると短絡するおそれがあり、そのため電池パックの内部に水が入ることを防止する必要があるが、水が入ることを防止するためには電池パックを密閉する必要があり、これは上述のガスを速やかに排出する機能とはトレードオフの関係にある。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、外部からの水の侵入を確実に防止するとともに電池からガスが発生したら安全に外部にガスを放出する電池パックを提供することにある。
本発明に係る第1の電池パックは、リチウムイオン二次電池である複数の素電池と、前記複数の素電池を収納するケースと、前記ケースに取り付けられ、前記素電池から発生するガスを外部へ放出するガス排出ダクトとを備え、前記ガス排出ダクトは、出口又は排出経路の途中に防水部材からなる蓋部が配置されて、該蓋部によって密閉されており、前記蓋部を開封して前記ガス排出ダクトを開通させる開通部材を更に備えており、前記開通部材は、前記素電池から発生する前記ガスによって蓋部を開封して前記ガス排出ダクトを開通させるように作動する構成を備えている。
蓋部を開封してガス排出ダクトを開通させるというのは、蓋部に貫通孔を形成する、又は蓋部を移動・形状変更させることによって密閉状態を解消させる等、蓋部に何らかの作用を与えて電池パック内部と外部とを連通させるようにすることを意味している。また、開通部材がガスによって作動するというのは、ガスの温度や圧力、流れなどによって開通部材にガス排出ダクトを開通させる作用を発現させることを意味している。
本発明に係る第2の電池パックは、リチウムイオン二次電池である複数の素電池と、前記複数の素電池を収納するケースと、前記ケースに取り付けられ、前記素電池から発生するガスを外部へ放出するガス排出ダクトとを備え、前記ガス排出ダクトは、出口又は排出経路の途中に防水部材からなる蓋部が配置されて、当該蓋部によって密閉されており、前記蓋部は、前記素電池から発生する前記ガスによって開口する構成を備えている。
蓋部が素電池から発生するガスによって開口するというのは、蓋部がガスの圧力により破断されたり吹き飛ばされたりする、又はガスの熱により溶融して孔が開く、ということである。
本発明に係る第3の電池パックは、リチウムイオン二次電池である複数の素電池と、前記複数の素電池を収納するケースとを備え、前記ケースには、前記素電池から発生するガスを外部へ放出するガス排出孔が設けられており、前記ガス放出孔は、防水部材からなる蓋部によって密封されており、前記蓋部は、前記素電池から発生する前記ガスによって開口する構成を備えている。
前記蓋部は少なくとも一部が防水透湿性部材からなっていてもよい
防水透湿性部材とは、液体としての水は通過させないが気体としての水(水蒸気)は通過させる部材であり、ガス排出ダクトの途中に蓋部として用いられると、電池パックの外部から内部へ侵入しようとする水はシャットアウトするが、電池パック内部の水蒸気は外部へと放出される部材であって、例えばGORE-TEX(登録商標)、エントラント(登録商標)、DRY−TEC(登録商標)等を挙げることができる。
上記の構成により、電池パック内に外部から水が入り込むことを確実に防止できるとともに、素電池からガスが発生したら確実に外部に排出することができる。そしてガス排出ダクトを設けることによりガスの出口を安全な位置に設定することができる。
実施形態における電池モジュールに使用する素電池の構成を模式的に示した断面図である。 実施形態における電池ブロックの構成を模式的に示した断面図である。 実施形態における電池パックの構成を示した図である。 実施形態1のガス排出ダクトの出口近傍の模式的な縦断面図である。 (a)は実施形態1の変形例1に係るガス排出ダクトの出口近傍の模式的な縦断面図であり、(b)は蓋部が開いた状態の図である。 (a)は実施形態1の変形例2に係るガス排出ダクトの出口近傍の模式的な縦断面図であり、(b)は蓋部が開いた状態の図であり、(c)〜(f)はまた別の例を示す図である。 実施形態1の変形例3に係るガス排出ダクトの出口近傍の模式的な縦断面図である。 実施形態2のガス排出ダクトのみの模式的な縦断面図である。 実施形態2の変形例1に係るガス排出ダクトの出口近傍の模式的な縦断面図である。 実施形態3における電池モジュールを模式的に示した図である。 ある実施形態における電池パックの構成を示した模式的な一部断面図である。 ある実施形態における別の電池パックの構成を示した模式的な一部断面図である。 実施形態2の変形例2に係るガス排出ダクトの模式的な図である。 実施形態3の変形例における電池パックを模式的に示した図である。 (a)は蓋部の平面図であり、(b)は(a)のXVB−XVB線断面図である。
本発明の実施形態を説明する前に、まず、本発明を想到するに至った経緯を説明する。
一般的に、パック構造の内部から排気をするために排気経路を確保する場合は、確実に且つ容易に排気が行えるように外部と内部とが確実に連通している排気経路を作成するものである。しかしながら、大容量の電池パックを自動車等の車両に搭載した場合、車両が冠水路等を走行した際、電池パック内に水等が侵入するおそれがある。そのため、通常は、複数の電池モジュールを収容するケースを密閉状態にして、電池パックに防水機能を持たせている。従って排気経路も防水のために、密閉状態にする必要がある。
上述のように電池パックでは、普段は防水のために密閉状態としておき、電池パック内でガスが発生したときには速やかに電池パック外にガスを排出するという対立する2つの機能を備えている必要があり、このようなことは大容量の電池パックを屋外にて使用するようになってはじめて現れてきた課題である。本発明はこのような課題を解決するために本願発明者らによりなされたものである。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。以下の図面においては、説明の簡潔化のため、実質的に同一の機能を有する構成要素を同一の参照符号で示す。また、複数の素電池の集合体の最小単位を電池ブロックとし、電池ブロックを複数組み合わせて筐体に収めた所定の電圧及び容量を持つ単位を電池モジュールとし、電気機器や電動装置の電源として所定の数の電池モジュールを組み合わせたものを電池パックと言うこととする。このような構成とすることにより、規格化された電池モジュールを組み合わせることにより、様々な電気機器や電動装置の電源に対応できるとともに、電池モジュール、電池パックを低コストで簡単に作製することが可能となる。
(実施形態1)
<素電池>
図1は、実施形態1における電池ブロックに使用する電池100の構成を模式的に示した断面図である。なお、本実施形態の電池ブロックに使用する電池は、ノート型パソコン等の携帯用電子機器の電源として単体でも使用できる電池であってもよい(以下、電池ブロックに使用する電池を、「素電池」と呼ぶ)。この場合、高性能の汎用電池を、電池ブロックの素電池として使用することができるため、電池ブロックの高性能化、低コスト化をより容易に図ることができる。
本実施形態の素電池100は、例えば、図1に示すような、円筒形のリチウムイオン二次電池を採用することができる。このリチウムイオン二次電池は、通常の構成をなすもので、内部短絡等の発生により電池内の圧力が上昇したとき、ガスを電池外に放出する安全機構を備えている。以下、図1を参照しながら、素電池100の具体的な構成を説明する。
図1に示すように、正極2と負極1とがセパレータ3を介して捲回された電極群4が、非水電解液とともに、電池ケース7に収容されている。電極群4の上下には、絶縁板9、10が配され、正極2は、正極リード5を介してフィルタ12に接合され、負極1は、負極リード6を介して負極端子を兼ねる電池ケース7の底部に接合されている。
フィルタ12は、インナーキャップ13に接続され、インナーキャップ13の突起部は、金属製の弁板14に接合されている。さらに、弁板14は、正極端子を兼ねる端子板8に接続されている。そして、端子板8、弁板14、インナーキャップ13、及びフィルタ12が一体となって、ガスケット11を介して、電池ケース7の開口部を封口している。
素電池100に内部短絡等が発生して、素電池100内の圧力が上昇すると、弁体14が端子板8に向かって膨れ、インナーキャップ13と弁体14との接合がはずれると、電流経路が遮断される。さらに素電池100内の圧力が上昇すると、弁体14が破断する。これによって、素電池100内に発生したガスは、フィルタ12の貫通孔12a、インナーキャップ13の貫通孔13a、弁体14の裂け目、そして、端子板8の開放部8aを介して、外部へ排出される。
なお、素電池100内に発生したガスを外部に排出する安全機構は、図1に示した構造に限定されず、他の構造のものであってもよい。
<電池モジュール>
図2は、本実施形態における電池モジュール200の構成を模式的に示した断面図である。本実施形態においては、電池モジュール200は、電池ブロックを1個又は複数並べたものである。また一つの電池ブロック中の素電池100同士は互いに並列に接続されている。
図2に示されているのは、複数の素電池100が配列されて並列に接続されている一つの電池ブロック部分の模式的な断面(素電池の断面はハッチングを付けずに見やすくしている)であり、電池モジュール200内の電池ブロックは複数の素電池100が容器20内に収容されている構成を有している。なお、各素電池100は、容器20内に収納された冷却ブロック24に形成された円筒形の貫通孔に挿入されている。また、素電池100は、図1に示したように、素電池100内に発生したガスを電池外に排出する開放部8aを備えている。
容器20は、複数の素電池100の一端側(本実施形態では、正極端子8側)に配設された平板(板状部材)30によって、複数の素電池100を収容する収容部31と、素電池100の開放部8aから排出されるガスを容器20外に排気する排気経路部32とに区画されている。そして、素電池100の開放部8aは、平板30に形成された開口部30aを介して排気経路部32に連通している。
排気経路部32は、平板30と容器20の外装板21との間で形成されている。素電池100の開放部8aから排出されるガスは、平板30に形成された開口部30aを介して排気経路部32に排出された後、容器20に設けられた排出口22より、容器20外に排出される。
なお、平板30は、素電池100の一端部(本実施形態では、正極端子8側の端部)に密着して配設されるため、収容部31は、平板30により密閉状態になっている。そのため、素電池100の開放部8aから平板30の開口部30aを介して排気経路部32に排出されたガスが収容部31に入ってしまうことはない。
<電池パック>
図3は、本実施形態に係る電池パック300を、ケース40の上蓋を取り外して上から見た状態を模式的に示したものである。電池パック300は複数の電池モジュール200,200,…(ここでは6つ)をケース40に収納しており、ガス排出ダクト42が取り付けられている。
電池パック300においては、各電池モジュール200,200,…の排気経路部32がそれぞれ排出口22を経由してガス排出ダクト42に連結されており、いずれかの素電池100から発生するガスは、排気経路部32から排出口22及びガス排出ダクト42を通って電池パック300の外部に排出される。
ガス排出ダクト42の出口44は、ガスが排出されても安全である位置に配置される。例えば電池パック300が電気自動車に搭載された場合は、乗務員室と外板との間に配置されたり、車体の下に配置されて地面に出口44が向くように設置されたりする。このように配置されることにより、乗務員や車の近くにいる人が安全であるとともに車内の可燃物へガスが当たることを避けることができる。なお、電池パック300を使用する機器や装置など或いは電池パック300の設置場所によってガス排出ダクト42の出口44の設置位置は異なってくる。
ガス排出ダクト42のガスの排出経路の出口44には、図4に示すように防水部材からなる蓋部51が設置されている。蓋部51はシート状の部材であって、出口44を平らな状態で塞いでいる。そしてシートの周縁部はガス排出ダクト42の出口44外周近辺を覆うように配置されて、その部分をリング状の押さえ部材45が押さえ込むことで蓋部51がガス排出ダクト42に固定されている。この蓋部51によってガス排出ダクト42は、外部から電池パック300内部へ水が侵入してくることを防止されている。また、蓋部51をGORE-TEXのような防水透湿性部材からなるシート部材とすると、電池パック300内の結露を防止できる。
ガス排出ダクト42内の出口44近辺には、開通部材61が設置されている。開通部材61は円錐形状であって、頂点を蓋部51に向け、中心軸が蓋部51の出口44を塞ぐ平らな部分と略直交するように支持部62によって支持されている。
素電池100の一つが異常状態になって内部からガスが発生すると、そのガスは音速に近い速さで素電池100から排出されていく。そのガスがガス排出ダクト42を通ってその出口44に達すると、ガスの圧力を開通部材61の円錐形内面が受けてその力で支持部62が破断し、開通部材61が蓋部51に衝突する。衝突は開通部材61の頂点側から生じるので、尖った頂点が蓋部51を突き破り、その破断部分からガスが外部に排出される。なお、支持部62は、地震や走行時の車の振動程度では破断・変形をしない強度を備えている。
素電池100から発生するガスは高温であり、且つ電池パック300内の排気経路32の容量に比べて大量に発生するため、速やかに電池パック300外部にガスを排出することが好ましい。本実施形態ではガスが蓋部51に到達したらすぐに蓋部51に孔が開けられるので、速やかにガスが外部に排出される。
このように、蓋部51をガス排出ダクト42の出口44を密閉するように設けて、開通部材61も設けることにより、外部から水が排出ダクト42及び電池パック300内に入り込むことを確実に防止できるとともに、素電池100から発生したガスは速やかに外部に排出することができる。さらにガス排出ダクト42の出口44の設置場所を上述したような所定の場所にすることにより、安全にガスの排出を行うことができる。なお、ガス排出ダクト42の出口44の設置場所は、電池パック300を使用する機器や設置場所によって変わってくる。ガスが排出された素電池100は、電池モジュール200ごと交換する必要があり、その際にガス排出ダクト42も一緒に交換して、蓋部51と開通部材61とを新しくする。
−変形例1−
図5に本実施形態の変形例1に係る蓋部52および開通部材を示す。蓋部52と開通部材以外は上述の通りである。変形例1においては、蓋部52がガス排出ダクト42の出口44を塞いで密閉している。蓋部52は上記の蓋部51と同じ防水性素材からできている。蓋部52の素材は防水透湿性部材であってもよい。
変形例1では蓋部52の一端が第1固定部材63によってガス排出ダクト42に固定されており、蓋部52の別の端部が第2固定部材64によってガス排出ダクト42に固定されている。地震や走行時の車の振動程度では、第1及び第2固定部材63,64は蓋部52を強固に固定したままである。しかし、素電池100から発生したガスの圧力が蓋部52にかかると、その力で第2固定部材64が変形して蓋部52がガス排出ダクト42から外部方向へ移動可能になる。そして第1固定部材63によって固定された部分が支点となり、蓋部52がガスの圧力によって外側に扉が開くように移動してガスを外部に排出させる。
本変形例においては、第1及び第2固定部材63,64が開通部材である。
本変形例においても、外部から水が排出ダクト42及び電池パック300内に入り込むことを確実に防止できるとともに、素電池100から発生したガスは速やかに外部に排出することができる。さらにガス排出ダクト42の出口44の設置場所を上述したような所定の場所にすることにより、安全にガスの排出を行うことができる。
蓋部52は、樹脂や金属などからなるリング状外枠にGORE-TEXのような防水透湿性部材からなるシート部材を貼り付けて、中央部を透湿性の部材としてもよい。第2固定部材64が蓋部52を固定する構造は、係合構造であってもよいし、嵌合構造でもよいし、接着固定構造でもよい。第2固定部材64が変形して蓋部52が移動可能になる以外にも、係合構造が外れることにより蓋部52が移動可能になったり、その他の固定構造が破壊されることにより蓋部52が移動可能になってもよい。
−変形例2−
図6に本実施形態の変形例2に係る蓋部52および開通部材を示す。蓋部52と開通部材以外は上述の通りである。変形例2においては、蓋部52がガス排出ダクト42の出口44を塞いで密閉している。蓋部52は防水性素材からできている。蓋部52の素材は防水透湿性部材であってもよい。
変形例2では蓋部52の一端がガス排出ダクト42に固定されており、蓋部52の別の端部が固定部材68によってガス排出ダクト42に固定されている。固定部材68はある温度以上になると形状が変化する形状記憶合金、或いはバイメタルからなっている。
地震や走行時の車の振動程度では、固定部材68は蓋部52を強固に固定したままである。しかし、素電池100から発生したガスが蓋部52に到達すると、その熱により固定部材68が変形して蓋部52がガス排出ダクト42から外部方向へ開くように移動してガスを外部に排出させる。一定以上の温度となることにより、固定部材68は蓋部52との係合状態を解消する。
本変形例においては、固定部材68が開通部材である。また、図6(c)〜図(f)に示されているように、ある温度以上になると形状が変化する形状記憶合金、あるいはバイメタルによって蓋部52を作成してもよい。素電池100から発生したガスが蓋部52に到達すると、その熱により蓋部52がガス排出ダクト42から外部方向へ開くように変形してガスを外部に排出させる。
本変形例においても、外部から水が排出ダクト42及び電池パック300内に入り込むことを確実に防止できるとともに、素電池100から発生したガスは速やかに外部に排出することができる。さらにガス排出ダクト42の出口44の設置場所を上述したような所定の場所にすることにより、安全にガスの排出を行うことができる。
蓋部52は、樹脂や金属などからなるリング状外枠にGORE-TEXのような防水透湿性部材からなるシート部材を貼り付けて、中央部を透湿性の部材としてもよい。
−変形例3−
図7に本実施形態の変形例3に係る蓋部51および開通部材65を示す。開通部材65以外は上述の実施形態1の通りである。変形例3は、蓋部51がガス排出ダクト42の出口44を塞いで密閉している。蓋部51は防水性素材から作成されている。蓋部51の素材は防水透湿性部材であってもよい。
変形例3では、棒の先に尖った先端を有するおもりを付けた振り子が開通部材65となっている。棒の一端はガス排出ダクト42の内壁に固定されており、地震や走行時の車の振動程度では固定されたままである。しかし素電池100から発生したガスの圧力が開通部材65にかかると、棒の固定状態が解かれて振り子が振れて、おもりの尖った先端が蓋部51を突き破り、ガスが外部に排出される。
本変形例においても、外部から水が排出ダクト42及び電池パック300内に入り込むことを確実に防止できるとともに、素電池100から発生したガスは速やかに外部に排出することができる。さらにガス排出ダクト42の出口44の設置場所を上述したような所定の場所にすることにより、安全にガスの排出を行うことができる。
−変形例4−
図11に本実施形態の変形例4に係る電池パック301を示す。図3とは異なり、図11は電池パック301を横から見て、ケース40を破断させた一部断面図である。本変形例では、各電池モジュール200,200,…の排出口が、電池パック301内に設けられた内部ダクト70に連結・連通しており、内部ダクト70の出口は、電池パック301のガス排出ダクト42に繋がっている。ガス排出ダクト42の出口44aは、GORE-TEXのような防水透湿性部材からなるシート部材を用いた蓋部により密閉されており、この蓋部を開通させる開通部材が存している。この蓋部および開通部材は、上述の本実施形態及び各変形例のいずれかのものを適用することができる。
本変形例においても、外部から水が排出ダクト42及び電池パック301内に入り込むことを確実に防止できるとともに、素電池100から発生したガスは速やかに外部に排出することができる。
−変形例5−
図12に本実施形態の変形例5に係る電池パック302を示す。図3とは異なり、図12は電池パック302を横から見て、ケース40を破断させた一部断面図である。本変形例では、各電池モジュール200,200,…の排出口から短いモジュール用排出ダクト242が突き出している。モジュール用排出ダクト242の出口244は、電池パック302内に存しており、GORE-TEXのような防水透湿性部材からなるシート部材を用いた蓋部により密閉されている。この蓋部は上記のような開通部材により開通させられてもよいし、開通部材なしでガスの圧力・温度により蓋部を開通させてもよい。電池パック302のガス排出ダクト42の出口44aも、GORE-TEXのような防水透湿性部材からなるシート部材を用いた蓋部により密閉されており、この蓋部を開通させる開通部材が存している。さらに上記の蓋部および開通部材は、上述の本実施形態及び各変形例のいずれかのものを適用することができる。なお、モジュール用排出ダクト242の出口244に蓋部を設けないで出口244を開口させたままであっても構わない。
本変形例においても、外部から水が排出ダクト42及び電池パック302及び電池モジュール200内に入り込むことを確実に防止できるとともに、素電池100から発生したガスは速やかに外部に排出することができる。
(実施形態2)
実施形態2に係る電池パックを図1〜3、8を基に説明する。
<素電池>
図1は、実施形態2における電池モジュールに使用する素電池100の構成を模式的に示した断面図である。なお、この素電池100は実施形態1の素電池100と同じであるので、構造等の説明は上述の通りである。
<電池モジュール>
図2は、本実施形態における電池モジュール200の構成を模式的に示した断面図である。なお、この電池モジュール200は実施形態1の電池モジュール200と同じであるので、構造等の説明は上述の通りである。
<電池パック>
図3は、本実施形態に係る電池パック300を、ケース40の上蓋を取り外して上から見た状態を模式的に示したものである。なお、この電池パック300は実施形態1の電池パック300と、蓋部及び開通部材を除いて同じであるので、これら2つを除いた構造等の説明は上述の通りである。
ガス排出ダクトのみを断面としてその内部を観察できるようにした図8に示すように、本実施形態の蓋部53はガス排出ダクト42の排出経路の途中であって且つ電池パック300のケース40に近い部分に設置されている。この蓋部53は樹脂よりなる防水透湿性のメンブレン、例えばGORE-TEXのメンブレンからなっている。蓋部53はリング状の押さえ部材48によってガス排出ダクト42の内部に固定され、ガス排出ダクト42を密閉している。これにより外部から電池パック300内部へ水が侵入することを確実に防止できる。また、電池パック300内の水分が水蒸気となって蓋部53を通過して電池パック300の外部に出ていくので、電池パック300内部の結露を防止できる。
本実施形態の蓋部53は電池パック300のケース40に近い部分に設置されているため、素電池100との距離が実施形態1の蓋部51,52に比べて小さい。従って、素電池100から発生したガスが比較的高温のまま蓋部53に衝突する。このガスの温度により蓋部53の素材が溶融したり素材の強度が下がったりして、溶融したり強度が下がった部分からガスの圧力により蓋部53の素材が破断してガス排出ダクト42の排出経路が開通する。こうしてガスは発生した後に速やかに電池パック300の外部に排出される。
本実施形態においても、外部から水が電池パック300内に入り込むことを確実に防止できるとともに、素電池100から発生したガスは速やかに外部に排出することができる。さらにガス排出ダクト42の出口の設置場所を上述したような所定の場所にすることにより、安全にガスの排出を行うことができる。本実施形態では開通部材が不要であるため、実施形態1に比べて簡単な構造であり低コストにできる。本実施形態はガス排出ダクト42の途中に水が溜まってしまう場所が無い場合、例えばガス排出ダクト42が水平、あるいは水平と下向きの組合せで延びている場合に、適用することが好ましい。実施形態1のように出口44に蓋部を設ける場合は、ガス排出ダクト42の途中に水が溜まってしまう場所があっても構わない。
−変形例1−
図9に本実施形態の変形例1に係るガス排出ダクト43および蓋部54を示す。ガス排出ダクト43および蓋部54以外は上述の実施形態2と同じ構造であり、同じ部材を用いている。この変形例は、蓋部54がガス排出ダクト43の出口44’を塞いで密閉している。蓋部54は上記の蓋部53と同じ樹脂からなる防水透湿性のメンブレンからできていて、リング状の押さえ部材45’によりガス排出ダクト43に固定されている。
本変形例では、ガス排出ダクト43の内径が出口44’近辺で小さくなっており、ガスの排出流路が絞られている。従って、素電池100からガスが発生した場合は、ガス排出ダクト43の出口44’のところでガスの流速が大きくなり、蓋部54に大きな衝撃力がかかり、蓋部54が破断する。このようにしてガスは外部に速やかに排出される。
本変形例においても、外部から水が排出ダクト43及び電池パック300内に入り込むことを確実に防止できるとともに、素電池100から発生したガスは速やかに外部に排出することができる。さらにガス排出ダクト43の出口44’の設置場所を上述したような所定の場所にすることにより、安全にガスの排出を行うことができる。また、開通部材が不要であるので、簡単な構造でかつ安価に製造できる。
−変形例2−
図13に本実施形態の変形例2に係るガス排出ダクト43’及び蓋部54を備えた電池パック304を示す。なお、ガス排出ダクト43’以外は上述の変形例1と同じ構造であり、同じ部材を用いている。
本変形例では、排出ダクト43’が上下方向において複数回屈曲してジグザグ構造となっている。そして、排出ダクト43’の中でも、その前後に比べてより下側に位置する水溜部71,72が2箇所存している。水溜部71,72は、その近辺を含めて最も低い位置に存している。排出ダクト43’を曲線と見れば、水溜部71,72は極小値のところに当たる。
変形例1と同様に本変形例でもガス排出ダクト43’の内径が出口44b近辺で小さくなっており、ガスの排出流路が絞られている。従って、ガス排出ダクト43’の出口44bのところでガスの流速が大きくなり、蓋部54に大きな衝撃力がかかり、蓋部54が破断する。このようにしてガスは外部に速やかに排出される。
本変形例では、蓋部54が破断した後に、例えば冠水道路を車が走行した場合に水がガス排出ダクト43’の出口44bからガス排出ダクト43’内に流れ込むおそれがある。しかしながら、たとえ水が出口44bからガス排出ダクト43’内に流れ込んできても、水溜部71,72の部分に水が溜まることにより、水が電池パック304の内部へと流れ込むことを防止することができる。従って、蓋部54が破断した後でも外部から電池パック304内への水の侵入を防ぐことができる。また、本変形例でも上記変形例1の効果を奏する。
(実施形態3)
実施形態3に係る電池パックは、図10に示す電池モジュール200’を用いている。そして、図3に示す通り、ケース40の中に6つの電池モジュール200’が収納されている。なお、素電池は図1に示す構造を有している。
本実施形態では、防水性部材からなる蓋部56が電池モジュール200’の容器に取り付けられている。つまり、電池モジュール200’の容器に孔を開け、その孔を蓋部56により密閉している。従ってガス排出ダクト42には蓋部が取り付けられていない。電池モジュール200’に蓋部56が取り付けられていることで、素電池100から発生したガスが高温かつ高速で蓋部56に衝突することになり、開通部材がなくても蓋部56がガスの熱あるいは圧力で溶融・破断して、ガス排出ダクト42をガスが通行可能とする。
本実施形態においては、蓋部56により電池モジュール200’の内部に外部から水が入り込むことを確実に防止することができる。また、蓋部56を防水透湿性部材にすれば、電池モジュール200’内部に結露することを防止できる。開通部材が不要であるので、簡単な構造でかつ安価に製造できる。また、ガス排出ダクト42の出口44の設置場所を上述したような所定の場所にすることにより、安全にガスの排出を行うことができる。
−変形例−
図14に本実施形態の変形例に係る電池パック303を示す。本変形例では、図10に示された電池モジュール200’と同様の構造が電池パック303に適用されている。なお、電池パック303内に収容されている電池モジュールは図2に示されているものでもよいし、図10に示されているものでもよい。
本変形例では、防水性部材からなる蓋部55が電池パック303のケースに取り付けられている。つまり、電池パック303のケースに孔を開け、その孔を蓋部55により密閉している。電池パック303に蓋部55が直接取り付けられていることで、素電池100から発生したガスが高温かつ高速で蓋部55に衝突することになり、開通部材がなくても蓋部55がガスの熱あるいは圧力で溶融・破断して、電池パック303からガスを速やかに排出させることができる。
ここで使用される蓋部55は、図15に示すように、シート状の防水透湿性部材57がドーナツ状の支持部材58により支持された円盤形状の部材である。支持部材58の外縁から突き出した係合部59によって電池パック303のケースに固定されている。
本変形例においては、蓋部55により電池パック303の内部に外部から水が入り込むことを確実に防止することができ、電池パック303内部に結露することを防止できる。開通部材が不要であるので、簡単な構造でかつ安価に製造できる。
(その他の実施形態)
上記の実施形態は例示であり、これらの例によって本発明は限定されない。開通部材の構造、開通機構も特に限定されず、ガスの流出圧力やガス流、熱などによって蓋部を確実に開口できるものであればどのようなものでも構わない。電池モジュールや電池パックの構成も上記の例に限定されず、例えば、電池パックに含まれる電池モジュールの数は6よりも多くても良いし少なくてもよい。電池パック内の電池モジュールの配置も、1列でもよいし、3列以上でもよい。また、2段以上に電池モジュールを積み重ねてもよい。
ガスの圧力や熱などによって発熱して蓋部を破断・溶断させる物質を開通部材として、蓋部近辺或いは蓋部に接触させて設置してもよい。蓋部のガス排出ダクトへの固定方法は、押さえ部材による固定に限られず、接着剤で接着させて固定させたり、その他の固定方法を用いてもよい。
図11又は12における電池パックを実施形態2,3及びそれらの変形例において用いてもよい。また、図15に示す蓋部55を実施形態1,2及びそれらの変形例に用いてもよい。
実施形態1における蓋部と開通部材とのセットの設置場所は、ガス排出ダクト42の出口44付近に限定されず、ガスの排出経路の途中であってもよい。
実施形態2において、蓋部として防水性の素材である融点の低い樹脂フィルム、例えばポリエチレンフィルムやポリプロピレンフィルムなどを用いてもよい。あるいは、防水透湿性の膜の一部をこのような樹脂フィルムに置き換えて、樹脂フィルム部分から破断または溶断するようにしてもよい。
複数個の電池パックを横に並べる、又は縦に積み上げる、あるいは横に並べるのと縦に積み上げるのとを組み合わせて、全体で一つの電源ユニットとした場合も、各電池パックに外部へ通ずるガス排出ダクトをそれぞれ取り付けておけば、上記の実施形態をそのまま適用できる。あるいは各電池パックに取り付けられたガス排出ダクトを途中で一つにまとめて集合ダクトとして、この集合ダクトに蓋部を設けてもよい。
電池モジュールには、収納された素電池が異常状態となってガスが発生し素電池外に噴出した場合にそのガス発生を検出するセンサー(熱センサー、圧力センサー、ガスセンサー等)を取り付けることがある。ここで、熱センサーはガスの発生を温度により検知している。従って、ガス発生を検出したセンサーからの信号によって開通部材の作動(例えば実施形態1の変形例3の開通部材65の作動)を行わせてもよい。
また、温度ヒューズを備え、温度ヒューズが切れることにより生じる信号により、開通部材の作動を行わせてもよい。
以上説明したように、本発明に係る電池パックは、外部からの水の侵入を確実に防ぐことができ、種々の機器や装置の電源等として有用である。
40 ケース
42、43、43’ ガス排出ダクト
44、44’、44a、44b 出口
51,52,53,54,55,56 蓋部
61,65 開通部材
63 第1固定部材
64 第2固定部材
68 固定部材
71,72 水溜部
100 素電池
200 電池モジュール
300,301,302,303,304 電池パック

Claims (8)

  1. リチウムイオン二次電池である複数の素電池と、
    前記素電池に隣接し、該素電池から発生するガスを通過させる排気経路部と、
    前記複数の素電池と前記排気経路部とを収納し、開口部を有する容器と、
    前記容器を収納するケースと、
    前記ケースに取り付けられ、前記排気経路部を通過したガスを外部へ放出するガス排出ダクトと
    を備え、
    前記ガス排出ダクトは、出口又は排出経路の途中に防水部材からなる蓋部が配置されて、該蓋部によって密閉されており、
    前記蓋部を開封して前記ガス排出ダクトを開通させる開通部材を更に備えており、
    前記開通部材は、前記素電池から発生する前記ガスによって、前記蓋部を開封して前記ガス排出ダクトを開通させるように作動する、電池パック。
  2. リチウムイオン二次電池である複数の素電池と、
    前記素電池に隣接し、該素電池から発生するガスを通過させる排気経路部と、
    前記複数の素電池と前記排気経路部とを収納し、開口部を有する容器と、
    前記容器を収納するケースと、
    前記ケースに取り付けられ、前記排気経路部を通過したガスを外部へ放出するガス排出ダクトと
    を備え、
    前記ガス排出ダクトは、出口又は排出経路の途中に防水部材からなる蓋部が配置されて、該蓋部によって密閉されており、
    前記蓋部は、前記素電池から発生する前記ガスによって開口する、電池パック。
  3. リチウムイオン二次電池である複数の素電池と、
    前記素電池に隣接し、該素電池から発生するガスを通過させる排気経路部と、
    前記複数の素電池と前記排気経路部とを収納し、開口部を有する容器と、
    前記容器を収納するケースと
    を備え、
    前記ケースには、前記排気経路部を通過したガスを外部へ放出するガス排出孔が設けられており、
    前記ガス放出孔は、防水部材からなる蓋部によって密封されており、
    前記蓋部は、前記素電池から発生する前記ガスによって開口する、電池パック。
  4. 前記蓋部は少なくとも一部が防水透湿性部材からなる、請求項1から3のいずれか一つに記載されている電池パック。
  5. 前記開通部材は、前記素電池から発生する前記ガスの熱によって所定温度以上になると形状が変化することにより、前記蓋部を開封して前記ガス排出ダクトを開通させる、請求項1に記載されている電池パック。
  6. 前記ガスの発生を検出する熱センサーを更に有し、前記センサーの信号によって前記開通部材を作動させる、請求項1に記載されている電池パック。
  7. 前記ガス排出ダクトは上下方向において複数回屈曲しており、排出経路の途中にはガス排出方向における前後の部分よりも下の位置に存する水溜部を有している、請求項1から3のいずれか一つに記載されている電池パック。
  8. 前記ケースは、前記容器を収納する収納部と、前記収納部を密閉する上蓋部と、前記収納部と前記上蓋部とを接合させる接合部を備え、
    前記接合部は、前記容器の開口部よりも下方に位置している、請求項3に記載されている電池パック。
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