JP5616077B2 - Ledフラッシュ装置および電子機器 - Google Patents
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Description
キセノン放電管を使用したフラッシュ装置は、バッテリ、DC−DCコンバータ(昇圧回路)、キャパシタ(放電コンデンサ)、トリガ回路から構成され、例えば以下のように動作する。まず、バッテリの電圧をDC−DCコンバータで250〜500V程度に昇圧し、キャパシタを充電する。次に、トリガ回路のスイッチによりキャパシタから放電させ、放電電流をトランスによって数千Vのパルス電圧に昇圧し、キセノン放電管を発光させる。このキセノン放電管を使用したフラッシュ装置はフィルム式のアナログカメラの時代から使用されてきている。
そこで、近年においては、フラッシュ装置を小型化する手段として、LED光源を使用したLEDフラッシュ装置が注目されている。例えば、LEDと前記LED駆動用の補助電源と、前記LEDの発光状態を制御するコントローラと、前記LEDの発光に必要な電圧を発生する昇圧回路と、前記LEDに流れる電流をオン/オフする電流スイッチとを有するLEDフラッシュ装置において、前記補助電源のエネルギー密度が5Wh/kg以上であると共に、前記LEDには0.8A以上の電流が通電されるLEDフラッシュ装置が提案されており、該補助電源として、有機ラジカル二次電池、リチウムイオン二次電池、リチウムイオンキャパシタを使用するとの記載がある(特許文献1参照)。
すなわち、本発明の第一の態様は、光源としてのLEDと、前記LED駆動用の複数のリチウムイオンキャパシタと、前記リチウムイオンキャパシタ充電用の非水系二次電池と、フラッシュパルス幅を含む前記LEDの発光状態を制御するコントローラと、前記コントローラの制御に応じて前記LEDに流れる電流をオン/オフする第一のスイッチング素子と、複数の前記リチウムイオンキャパシタの充電時に各々の該リチウムイオンキャパシタの満充電電圧を監視する監視回路と、前記リチウムイオンキャパシタと前記非水系二次電池とを直接接続し、該リチウムイオンキャパシタと該非水系二次電池との接続を開閉可能な第四のスイッチング素子と、前記リチウムイオンキャパシタ間に接続され、該リチウムイオンキャパシタ同士の接続を開閉可能な第三のスイッチング素子と、前記第三のスイッチング素子がオフ状態でオン状態となることにより複数の前記リチウムイオンキャパシタを並列接続し、前記第三のスイッチング素子がオン状態でオフ状態となることにより複数の前記リチウムイオンキャパシタを直列接続する第二のスイッチング素子と、を備え、前記非水系二次電池によって並列接続した複数の前記リチウムイオンキャパシタの各々を該非水系二次電池の電圧を昇圧させることなく充電し、直列接続に切り替えて前記複数のリチウムイオンキャパシタを放電させることを特徴とすることを特徴とする。
また、本発明の第三の態様は、上記第一又は第二の態様に係るLEDフラッシュ装置を搭載した電子機器であることを特徴とする。なお、本発明の第三の態様に係る電子機器としては、例えば、デジタルカメラ、カメラ付携帯機器が好適である。
本発明のLEDフラッシュ装置の第一の実施形態は、図1のブロック図にて示すように、非水系二次電池4の電圧を、LED2の発光に必要な電圧まで昇圧させる昇圧回路20を有するLEDフラッシュ装置である。
詳しくは、同図に示すように、このLEDフラッシュ装置1は、光源としてのLED2と、このLED2を駆動するためのリチウムイオンキャパシタ3と、このリチウムイオンキャパシタ3を充電するための非水系二次電池4と、フラッシュパルス幅を含む前記LED2の発光状態を制御するコントローラ5と、このコントローラ5の制御に応じて前記LED2に流れる電流をオン/オフする第一のスイッチング素子6を有して構成されている。ここで、図1における第一のスイッチング素子6は高電位側に位置しているが、低電位側に位置するようにしてもよい。
(1) BJH法で算出されたメソ孔量(直径が2nm以上50nm以下である細孔の量)Vm1(cc/g)が、0.01≦Vm1<0.10である。
(2) MP法で算出されたマイクロ孔量(直径が2nm未満である細孔の量)Vm2(cc/g)が、0.01≦Vm2<0.30である。
(3) BJH法で算出されたメソ孔量V1(cc/g)が、0.3≦V1<0.8である。
(4) MP法で算出されたマイクロ孔量V2(cc/g)が、0.5≦V2<1.0である。
(5) BET法で測定された比表面積が1500m2/g以上3000m2/g以下である。
リチウムイオン二次電池の使用電圧は正極活物質の種類によって異なるが、コバルト酸リチウムを正極活物質として使用するものは、通常3.0〜4.2V程度の電圧範囲内で使用される。これに対して、リチウムイオンキャパシタ3は、4.0Vより高い電圧での使用は素子の寿命に悪影響を与えることがあるため、2.0〜4.0V程度の電圧範囲内で使用される。
今、フラッシュを点灯させる状況になると、コントローラ5が、昇圧回路20をオン、第一のスイッチング素子6(SW1)をオフ、第2のスイッチング素子7(SW2)をオンとして充電を開始する。これにより非水系二次電池4の電圧(4V)を昇圧回路20により8Vに昇圧して2つのリチウムイオンキャパシタ3を直列で充電することができる。監視回路10が2つのリチウムイオンキャパシタ3の電圧が上限(4V)に達したことを検出したら、SW2をオフにする。
上記構成により、リチウムイオンキャパシタ3を好適な電圧範囲で使用可能なLEDフラッシュ装置1とすることができる。
図2にブロック図にて示すように、このLEDフラッシュ装置1の第2の実施形態は、上記昇圧回路20に替えて第四のスイッチング素子9(SW4)を有するとともに、第二のスイッチング素子7(SW2)を二つ備え、二つのリチウムイオンキャパシタ3間に第三のスイッチング素子8(SW3)を備えている。そして、これらのスイッチング素子は、前記非水系二次電池4によって前記複数のリチウムイオンキャパシタ3を並列接続で充電し、第三のスイッチング素子8によって前記複数のリチウムイオンキャパシタ3を直列接続に切り替えて放電させるようになっている。ここで、図2における第一のスイッチング素子6は高電位側に位置しているが、低電位側に位置するようにしてもよい。また、図2における第四のスイッチング素子9は高電位側に位置しているが、低電位側に位置するようにしてもよい。
すなわち、今、フラッシュを点灯させる状況になると、コントローラ5が第四のスイッチング素子(SW4)と第二のスイッチング素子7(SW2)とをオンにして、第一のスイッチング素子6(SW1)と第三のスイッチング素子8(SW3)とをオフにすることにより、2つのリチウムイオンキャパシタ3を並列接続で充電する。
上記構成により、リチウムイオンキャパシタ3を好適な電圧範囲で使用可能なLEDフラッシュ装置1を昇圧回路20なしで構成することができる。
2 LED
3 リチウムイオンキャパシタ
4 非水系二次電池
5 コントローラ
6 第一のスイッチング素子
7 第二のスイッチング素子
8 第三のスイッチング素子
9 第四のスイッチング素子
10 監視回路
20 昇圧回路
Claims (3)
- 光源としてのLEDと、
前記LED駆動用の複数のリチウムイオンキャパシタと、
前記リチウムイオンキャパシタ充電用の非水系二次電池と、
フラッシュパルス幅を含む前記LEDの発光状態を制御するコントローラと、
前記コントローラの制御に応じて前記LEDに流れる電流をオン/オフする第一のスイッチング素子と、
複数の前記リチウムイオンキャパシタの充電時に各々の該リチウムイオンキャパシタの満充電電圧を監視する監視回路と、
前記リチウムイオンキャパシタと前記非水系二次電池とを直接接続し、該リチウムイオンキャパシタと該非水系二次電池との接続を開閉可能な第四のスイッチング素子と、
前記リチウムイオンキャパシタ間に接続され、該リチウムイオンキャパシタ同士の接続を開閉可能な第三のスイッチング素子と、
前記第三のスイッチング素子がオフ状態でオン状態となることにより複数の前記リチウムイオンキャパシタを並列接続し、前記第三のスイッチング素子がオン状態でオフ状態となることにより複数の前記リチウムイオンキャパシタを直列接続する第二のスイッチング素子と、
を備え、
前記非水系二次電池によって並列接続した複数の前記リチウムイオンキャパシタの各々を該非水系二次電池の電圧を昇圧させることなく充電し、直列接続に切り替えて前記複数のリチウムイオンキャパシタを放電させる
ことを特徴とするLEDフラッシュ装置。 - 前記リチウムイオンキャパシタは2つ備えられ、
前記リチウムイオンキャパシタは2.0〜4.0Vの電圧範囲内で使用され、
前記非水系二次電池は3.0〜4.2Vの電圧範囲内で使用され、
前記LEDは5〜8Vの電圧で駆動される
ことを特徴とする請求項1に記載のLEDフラッシュ装置。 - 請求項1又は2に記載のLEDフラッシュ装置を搭載したことを特徴とする電子機器。
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