JP5602519B2 - 冷凍装置 - Google Patents
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Description
このとき、制御装置9は、庫内温度センサ31により検出される貯蔵室5内の温度PTを冷却目標温度とするように、圧縮機モータ18Mの運転周波数制御を行う。即ち、温度PTが冷却目標温度より低いときには、圧縮機モータ18Mの運転周波数を降下させて、高いときには運転周波数を上昇させる。
制御装置9は、膨張弁8の開度を蒸発器入口側温度センサ29にて検出される蒸発器11の冷媒入口側温度と、蒸発器出口側温度センサ30にて検出される蒸発器11の冷媒出口側温度で通常、過熱度制御する。これら蒸発器11の入口側温度と出口側温度の温度差が所定の温度差より小さい場合は、膨張弁8の開度を縮小し、大きい場合は、開度を拡大させる。
上記膨張弁8の開度制御を行った際に、機器によって、主絞り手段の閉弁点近くで制御を行う場合、過熱度をとるために膨張弁8の開度を縮小しすぎると、弁が閉塞して過熱度がなくなり、更に開度を縮小する動作をしてしまう場合がある。当該膨張弁8の閉塞は、蒸発器11への冷媒流入がなくなり、これによって第2の冷媒流としての冷媒が、第1の冷媒流側に急激に、大量に流入することとなり、中間熱交換器40の第1の冷媒流の出口側温度IMTOが急激に低下する。
制御装置9は、機械室17内の電装箱25に設けられた外気温度センサ48が検出する外気温度ATに基づき、ガスクーラ用送風機20の回転数を制御する。即ち、外気温度センサ48にて検出された外気温度ATが高い程、ガスクーラ用送風機20の回転数を上げ、外気温度ATが低い程、送風機20の回転数を下げる制御を行う。これにより、ガスクーラ19における冷却効率の向上を図りつつ、省エネ運転を実現する。
制御装置9は、庫内温度センサ31により検出された貯蔵室5内の現在温度PTと、外気温度センサ48にて検出された外気温度ATとの温度差を算出し、当該温度差が大きい程、フレームヒータ15の通電率を大きくし、温度差が小さい程、フレームヒータ15の通電率を小さくする通電制御を行う。例えば、温度差が20℃では通電率を57%、温度差が25℃では通電率を72%、温度差が30℃では通電率を84%、温度差が35℃では、通電率を96%とする。これにより、結露が発生しやすい高外気温時程、フレームヒータ15の通電率を上昇させて、本体の前面開口22付近に発生する結露を効果的に防止することができる。また、結露が発生しにくい低外気温時では、フレームヒータ15の通電率を下げて、結露の発生を効果的に防止しつつ、省エネを図ることができる。
制御装置9は、補助膨張弁39の弁開度を制御する際、先ず、所定のサンプリング周期で外気温度センサ48にて外気温度ATを検出し、記憶部34に取り込む。
尚、補助膨張弁39の開度制御は、上記入口側温度IMTIに基づく制御に限られず、本実施例のように出口側温度IMTOを検出する中間熱交換器出口側温度センサ50を備えた冷凍装置10では、第1の冷媒流の中間熱交換器40の出口側温度IMTOと入口側温度IMTIとの差IMTeが所定の温度差目標値となるように開度を制御してもよい。
上記(A−4)、(A−5)、(A−6)で示したように、外気温度センサ48にて検出された外気温度ATは、ガスクーラ用送風機20の運転制御、フレームヒータ15の通電制御、補助膨張弁39の開度制御に用いられている。各制御に用いられた外気温度センサ48が故障等により異常が発生した場合、制御装置9は、サーモサークルを実行している圧縮機18を起動する直前にガスクーラ出口側温度センサ51が検出するガスクーラの冷媒出口側温度GT1に基づいて外気温度ATを推定し、上記各制御のバックアップ制御を実行する。尚、ガスクーラの冷媒出口側温度GT1に基づく外気温度ATの推定方法は、複数有り、以下に、詳述する。尚、制御装置9は、所定のサンプリング周期にて外気温度センサ48の抵抗値が異常値(過小若しくは過大)であるか否かを判断し、これにより、異常発生を検知する。
第1の推定方法では、制御装置9は、外気温度センサ48の異常時に、ガスクーラ出口側温度センサ51が検出するガスクーラ19の冷媒出口側温度GT1、若しくは、冷媒出口側温度GT1と一定の差e1(例えば、−2deg)を有する温度(GT1−e1)を外気温度ATとして代用する。
第2の推定方法では、制御装置9は、外気温度センサ48の異常時に、ガスクーラ出口側温度センサ51が検出するガスクーラ19の冷媒出口側温度GT1と外気温度センサが検出する外気温度ATとの差eを、ガスクーラ19の冷媒出口側温度GT1の温度帯毎に記憶することにより構築されたデータベースを有し、外気温度センサ48の異常時には、ガスクーラ出口側温度センサ51が検出するガスクーラ19の冷媒出口側温度GT1が属する温度帯に対応する差eをデータベースから読み出し、冷媒出口側温度GT1と当該差eを有する温度を外気温度ATとして代用する。
制御装置9は、外気温度センサ48の異常に加えて、ガスクーラ出口側温度センサ51の異常をも検知した場合には、上述したような外気温度ATをガスクーラ出口側温度センサ51を用いて推定することができない。そのため、制御装置9は、ガスクーラ用送風機20の回転数を所定の回転数に固定して制御し、フレームヒータ15の通電率を所定値に固定して通電制御する。
上記(A−1)、(A−6)で示したように、吐出ガス温度センサ52にて検出された吐出ガス温度DTは、圧縮機18の運転周波数制御、補助膨張弁39の開度制御に用いられている。各制御に用いられた吐出ガス温度センサ52が故障等により異常が発生した場合、制御装置9は、外気温度センサ48が検出する外気温度ATが所定の外気温度AT1より高い場合、圧縮機18の運転周波数を、吐出ガス温度DTが上昇しないと想定される一定の低い値とすると共に、吐出ガス温度が上昇しないよう入口側温度目標値IMTI1を上昇させて補助膨張弁39の開度制御を行うバックアップ制御を実行する。尚、制御装置9は、所定のサンプリング周期にて吐出ガス温度センサ52の抵抗値が異常値(過小若しくは過大)であるか否かを判断し、これにより、異常発生を検知する。
上記(A−3)、(A−7)で示したように、出口側温度センサ50にて検出された中間熱交換器40の第1の冷媒流の出口側温度IMTOは、膨張弁8の閉塞判定及び補助膨張弁39の温度差制御に用いられている。各制御に用いられた出口側温度センサ50が故障等により異常が発生した場合、制御装置9は、入口側温度センサ49が検出する入口側温度IMTIに基づいて、上記各制御のバックアップ制御を実行する。尚、膨張弁8の閉塞判定では、入口側温度センサ49が検出する入口側温度IMTIに基づいて出口側温度IMTOを推定して行うものであり、当該入口側温度IMTIに基づく出口側温度IMTOの推定方法は、複数有り、以下に、詳述する。尚、制御装置9は、所定のサンプリング周期にて出口側温度センサ50の抵抗値が異常値(過小若しくは過大)であるか否かを判断し、これにより、異常発生を検知する。
第1の推定方法では、制御装置9は、出口側温度センサ50の異常時に入口側温度センサ49が検出する中間熱交換器40の第1の流路の入口側温度IMTIと一定の差IMTe1(例えば、+10deg)を有する温度(IMTI+IMTe1)を出口側温度IMTOとして代用する。
第2の推定方法では、制御装置9は、入口側温度IMTIと出口側温度IMTOとの差IMTeを、外気温度ATの温度帯毎に記憶することにより構築されたデータベースを有し、出口側温度センサ50の異常時には、外気温度センサ48が検出する外気温度ATが属する温度帯に対応する差IMTeをデータベースから読み出し、入口側温度IMTIと当該差IMTeを有する温度を出口側温度IMTOとして代用する。
第3の推定方法では、制御装置9は、入口側温度IMTIと出口側温度IMTOとの差IMTeを、入口側温度IMTIの温度帯毎に記憶することにより構築されたデータベースを有し、出口側温度センサ50の異常時には、入口側温度センサ49が検出する入口側温度IMTIが属する温度帯に対応する差IMTeをデータベースから読み出し、入口側温度IMTIと当該差IMTeを有する温度を出口側温度IMTOとして代用する。
制御装置9は、出口側温度センサ50の異常に加えて、入口側温度センサ49の異常をも検知した場合には、上述したような入口側温度センサ49に基づいた出口側温度IMTOの推定による膨張弁8の閉塞判定を行うことができない。そのため、制御装置9は、所定の冷媒流量が確保される値(開き気味の指定開度)に膨張弁8の開度を維持した制御を行う。当該所定の冷媒流量が確保される値とは、蒸発器11による冷却を確保可能な通常の制御範囲における平均値よりも大きい開度である。
次に、(A−7)で示した補助膨張弁39の温度差制御を行っている場合の出口側温度センサ50異常時のバックアップ制御について説明する。先ず始めに、制御装置9は、補助膨張弁39の温度差制御を行っている際に出口側温度センサ50の異常を検出した場合には、警報ランプ(警報手段)53の点灯及びコントロールパネル35の表示部により出口側温度センサ50の異常を報知する。
上記(A−6)若しくは、(A−7)で示したように、入口側温度センサ49にて検出された中間熱交換器40の第1の冷媒流の出口側温度IMTIは、補助膨張弁39の開度制御に用いられている。当該制御に用いられた入口側温度センサ49が故障等により異常が発生した場合、制御装置9は、補助膨張弁39の開度Qを所定の開度Q1とし、その状態で、吐出ガス温度センサ52が検出する圧縮機18の吐出ガス温度DTが所定値以上に上昇した場合、補助膨張弁39の開度Qを拡張させるバックアップ制御を実行する。尚、所定の開度Q1の決定方法は、複数有り、以下に、詳述する。尚、制御装置9は、所定のサンプリング周期にて入口側温度センサ49の抵抗値が異常値(過小若しくは過大)であるか否かを判断し、これにより、異常発生を検知する。
第1の決定方法では、制御装置9は、補助膨張弁39の開度Qを、外気温度ATの温度帯毎に記憶することにより構築されたデータベースを有し、入口側温度センサ49の異常時には、外気温度センサ48が検出する外気温度ATが属する温度帯に対応する開度Qをデータベースから読み出し、所定の開度Q1としてバックアップ制御を行う。
第2の決定方法では、制御装置9は、補助膨張弁39の開度Qを、出口側温度IMTOの温度帯毎に記憶することにより構築されたデータベースを有し、入口側温度センサ49の異常時には、出口側温度センサ50が検出する出口側温度IMTOが属する温度帯に対応する開度Qをデータベースから読み出し、所定の開度Q1としてバックアップ制御を行う。尚、当該バックアップ制御は、中間熱交換器40の出口側温度センサ50を用いるものであるため、当該出口側温度センサ50が上述したような膨張弁8の閉塞判定のために用いられている場合や、補助膨張弁39の開度制御を(A−7)に示した温度差制御にて行っている場合に特に有効となる。
ここで、上述した如き第1又は第2の決定方法で決定された所定の開度Q1を用いたバックアップ制御について図18のフローチャートを参照して説明する。先ず、制御装置9は、ステップS40にて入口側温度センサ49の異常を検出した場合には、警報ランプ(警報手段)53の点灯及びコントロールパネル35の表示部により入口側温度センサ49の異常を報知すると共に、ステップS41に進む。そして、補助膨張弁39の開度Qを現在の開度から上述した如く第1又は第2の決定方法で決定された所定の開度Q1を待避弁開度として変更する。
1 断熱箱体
5 貯蔵室(被冷却空間)
7 冷媒回路
8 膨張弁(絞り手段。主絞り手段)
9 制御装置(制御手段)
10 冷凍装置
11 蒸発器
12 冷気循環用送風機
15 フレームヒータ(結露防止用加熱手段)
17 機械室
18 圧縮機(圧縮手段)
18A 低段側の圧縮要素
18B 高段側圧縮手段
19 ガスクーラ
20 ガスクーラ用送風機(送風手段)
22 前面開口
23 冷媒導入管
29 蒸発器入口側温度センサ
30 蒸発器出口側温度センサ
31 庫内温度センサ(被冷却空間温度検出手段)
32 タイマ(時限手段)
33 演算処理部
34 メモリ(記憶手段)
35 コントロールパネル
36 LCDパネル(設定手段)
37 分流器
38 合流器
39 補助膨張弁(補助絞り手段)
40 中間熱交換器
40A 外管(第1の冷媒流が流れる第1の流路)
40B 内管(第2の冷媒流が流れる第2の流路)
41 内部熱交換器
41A 外管
41B 内管
42 副回路
43 主回路
45 逆止弁
48 外気温度センサ(外気温度検出手段)
49 中間熱交換器入口側温度センサ(入口側温度検出手段)
50 中間熱交換器出口側温度センサ(出口側温度検出手段)
51 ガスクーラ出口側温度センサ(ガスクーラ出口側温度検出手段)
52 吐出ガス温度センサ(吐出ガス温度検出手段)
53 警報ランプ(警報手段)
Claims (6)
- 圧縮手段と、ガスクーラと、絞り手段と、蒸発器とから冷媒回路が構成された冷凍装置において、
前記ガスクーラを冷却する送風手段と、
前記蒸発器による冷却で結露が発生する箇所を加熱するための結露防止用加熱手段と、
前記圧縮手段、前記絞り手段、前記送風手段及び結露防止用加熱手段を制御する制御手段と、
外気温度ATを検出するための外気温度検出手段と、
前記ガスクーラの冷媒出口側温度GTを検出するためのガスクーラ出口側温度検出手段と、
前記蒸発器により冷却される被冷却空間の温度PTを検出する被冷却空間温度検出手段とを備え、
前記制御手段は、前記ガスクーラ出口側温度検出手段が検出する前記ガスクーラの冷媒出口側温度GT1と前記外気温度検出手段が検出する外気温度ATとの差eを、前記ガスクーラの冷媒出口側温度GT1の温度帯毎に記憶することにより構築されたデータベースを有し、前記被冷却空間温度検出手段が検出する前記被冷却空間の温度PTに基づき、当該被冷却空間の所定の上限温度HSTにて前記圧縮手段を起動し、下限温度LSTにて停止するサーモサイクルを実行し、前記外気温度検出手段が検出する外気温度ATに基づいて前記送風手段及び/又は前記結露防止用加熱手段を制御すると共に、
前記外気温度検出手段の異常時には、前記ガスクーラ出口側温度検出手段が検出する前記ガスクーラの冷媒出口側温度GT1が属する前記温度帯に対応する前記差eを前記データベースから読み出し、前記冷媒出口側温度GT1と当該差eを有する温度を前記外気温度ATとして代用することを特徴とする冷凍装置。 - 圧縮手段と、ガスクーラと、補助絞り手段と、中間熱交換器と、主絞り手段と、蒸発器とから冷媒回路を構成し、前記ガスクーラから出た冷媒を二つの流れに分流して、第1の冷媒流を前記補助絞り手段を経て前記中間熱交換器の第1の流路に流し、第2の冷媒流を前記中間熱交換器の第2の流路に流した後、前記主絞り手段を経て前記蒸発器に流すことにより、前記中間熱交換器にて前記第1の冷媒流と第2の冷媒流とを熱交換させ、前記蒸発器から出た冷媒を前記圧縮手段の低圧部に吸い込ませ、前記中間熱交換器から出た前記第1の冷媒流を前記圧縮手段の中間圧部に吸い込ませる冷凍装置において、
前記圧縮手段、前記補助絞り手段及び前記主絞り手段を制御する制御手段と、
外気温度ATを検出するための外気温度検出手段と、
前記ガスクーラの冷媒出口側温度GTを検出するためのガスクーラ出口側温度検出手段と、
前記蒸発器により冷却される被冷却空間の温度PTを検出する被冷却空間温度検出手段とを備え、
前記制御手段は、前記ガスクーラ出口側温度検出手段が検出する前記ガスクーラの冷媒出口側温度GT1と前記外気温度検出手段が検出する外気温度ATとの差eを、前記ガスクーラの冷媒出口側温度GT1の温度帯毎に記憶することにより構築されたデータベースを有し、前記被冷却空間温度検出手段が検出する前記被冷却空間の温度PTに基づき、当該被冷却空間の所定の上限温度HSTにて前記圧縮手段を起動し、下限温度LSTにて停止するサーモサイクルを実行し、前記外気温度検出手段が検出する外気温度ATに基づいて前記補助絞り手段を制御すると共に、
前記外気温度検出手段の異常時には、前記ガスクーラ出口側温度検出手段が検出する前記ガスクーラの冷媒出口側温度GT1が属する前記温度帯に対応する前記差eを前記データベースから読み出し、前記冷媒出口側温度GT1と当該差eを有する温度を前記外気温度ATとして代用することを特徴とする冷凍装置。 - 前記データベースに記憶される差eは、圧縮手段を起動する直前毎に得られる値の平均値、若しくは、直近の値に重みが置かれた平均値であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の冷凍装置。
- 前記制御手段は、前記外気温度検出手段及びガスクーラ出口側温度検出手段の双方が異常である場合、所定の冷媒流量が確保される値に前記絞り手段、又は、前記主絞り手段及び補助絞り手段の開度を維持することを特徴とする請求項1乃至請求項3のうちの何れかに記載の冷凍装置。
- 前記制御手段は、前記温度検出手段の異常を報知する警報手段を備えることを特徴とする請求項1乃至請求項4のうちの何れかに記載の冷凍装置。
- 前記冷媒として二酸化炭素を使用したことを特徴とする請求項1乃至請求項5のうちの何れかに記載の冷凍装置。
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