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JP5692354B2 - 無線通信装置および無線通信方法 - Google Patents

無線通信装置および無線通信方法 Download PDF

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Description

本発明は無線通信装置および無線通信方法に関する。
現在、移動通信網や無線LAN(Local Area Network)などの無線通信網に接続して無線通信を行う無線通信装置が広く利用されている。無線通信装置には、携帯電話機や携帯情報端末装置などが含まれる。無線通信装置は、省電力化のため、データ通信やユーザ操作に応じた情報処理を行わない間、待ち受け状態になることがある。待ち受け状態では、例えば、CPU(Central Processing Unit)がアプリケーションプログラムを終了し、低電力で動作する。待ち受け状態は、例えば、ユーザ操作などのイベントが発生すると解除される。また、無線通信装置は、無線信号処理を行う無線通信部を停止する(例えば、無線通信部への電力供給を停止する)こともできる。
なお、無線通信装置の省電力化に関し、無線通信網の圏外ではデジタル信号処理部を停止して電波検出部を定期的に動作させ、電波検出により圏内に移動したことを認識するとデジタル信号処理部を起動する方法が提案されている。また、データ通信を行わない状態が一定時間継続すると送受信部への電力供給を停止し、その後、送信データが発生すると送受信部への電力供給を再開する方法が提案されている。
特開2005−303822号公報 特開2006−5577号公報
無線通信装置は、無線通信部への電力供給を停止するなど、無線通信部を停止することで省電力化を図ることが考えられる。しかし、待ち受け中に無線通信部の停止処理が生じると、オーバヘッドが問題となる。例えば、停止処理のためアプリケーションプログラムが実行される場合、待ち受け状態であったCPUが、アプリケーションプログラムを起動し、停止処理が完了すると他に実行する情報処理がないことを確認して、アプリケーションプログラムを終了する。この場合、停止処理分の電力消費に加えて、アプリケーションプログラムの起動・終了のオーバヘッド分の電力消費が発生する。よって、待ち受け中に無線通信部の停止処理が生じると、かえって消費電力が増大する可能性がある。
1つの側面では、本発明は無線通信部の制御に伴う電力消費を抑制することができる無線通信装置および無線通信方法を提供することを目的とする。
無線通信部と制御部とを有する無線通信装置が提供される。無線通信部は、無線通信網に接続して無線通信を行う。制御部は、自装置が無線通信部を停止させずに待ち受け状態に遷移し、待ち受け状態の間に無線通信網の圏内から圏外に移動したことが検出された場合、待ち受け状態が解除されるのを待って、無線通信部の停止処理を実行する。
また、無線通信部と制御部とを有する無線通信装置が提供される。無線通信部は、無線通信網に接続して無線通信を行う。制御部は、自装置が無線通信部を停止させずに待ち受け状態に遷移し、待ち受け状態に遷移してから一定時間が経過した場合、待ち受け状態が解除されるのを待って、無線通信部の停止処理を実行する。
また、無線通信を行う無線通信部を備える装置の無線通信方法が提供される。無線通信方法では、無線通信部を停止させずに待ち受け状態に遷移する。待ち受け状態の間に無線通信網の圏内から圏外に移動したことを検出した場合、待ち受け状態が解除されるのを待って、無線通信部の停止処理を実行する。
また、無線通信を行う無線通信部を備える装置の無線通信方法が提供される。無線通信方法では、無線通信部を停止させずに待ち受け状態に遷移する。待ち受け状態に遷移してから一定時間が経過した場合、待ち受け状態が解除されるのを待って、無線通信部の停止処理を実行する。
上記無線通信装置および無線通信方法によれば、無線通信部の制御に伴う電力消費を抑制することができる。
本発明の上記および他の目的、特徴および利点は本発明の例として好ましい実施の形態を表す添付の図面と関連した以下の説明により明らかになるであろう。
第1の実施の形態の無線通信装置を示す図である。 第2の実施の形態の無線通信システムを示す図である。 端末装置のハードウェア例を示すブロック図である。 第2の実施の形態の端末装置の機能を示すブロック図である。 第2の実施の形態の待ち受け制御を示すフローチャートである。 第2の実施の形態の待ち受け解除を示すフローチャートである。 端末装置における消費電力の第1の変化例を示す図である。 端末装置における消費電力の第2の変化例を示す図である。 端末装置における消費電力の他の変化例を示す図である。 ビーコンフレームの構造例を示す図である。 第3の実施の形態の待ち受け制御を示すフローチャートである。 端末装置における消費電力の第3の変化例を示す図である。 端末装置における消費電力の第4の変化例を示す図である。 第4の実施の形態の端末装置の機能を示すブロック図である。 第4の実施の形態の仮想マシン間の通信例を示すシーケンス図である。 端末装置における消費電力の第5の変化例を示す図である。
以下、本実施の形態を図面を参照して説明する。
[第1の実施の形態]
図1は、第1の実施の形態の無線通信装置を示す図である。第1の実施の形態の無線通信装置10は、無線通信網2を利用して無線通信を行う。無線通信装置10としては、例えば、携帯電話機や携帯情報端末装置などの移動無線通信装置(移動局)が用いられる。無線通信装置10は、無線通信部11および制御部12を有する。
無線通信部11は、無線通信網2に接続して無線通信を行う。例えば、無線通信部11は、変調・復調や符号化・復号を含む無線信号処理を行う。無線通信網2としては、例えば、無線LANを用いることができる。その場合、無線通信部11は、無線LANのアクセスポイントに接続し、アクセスポイントが送信するビーコン信号を継続的に受信する。ただし、無線通信網2は、無線LAN以外のネットワークであってもよい。
制御部12は、無線通信部11を制御する。制御部12は、CPUとRAM(Random Access Memory)を備えるコンピュータを用いて実現してもよい。ここで、無線通信装置10が、無線通信部11を停止させずに待ち受け状態に遷移した場合を考える。制御部12は、待ち受け状態の間に無線通信網2の圏内から圏外に移動したことが検出された場合、待ち受け状態が解除されるのを待って、無線通信部11の停止処理を実行する。また、制御部12は、待ち受け状態に遷移してから一定時間が経過した場合、待ち受け状態が解除されるのを待って、無線通信部11の停止処理を実行する。
なお、無線通信部11の停止処理により、無線通信部11への電力供給が停止されてもよい。例えば、無線通信装置10は、制御部12が停止処理を実行すると、無線通信部11への電力供給を停止する電力制御部を有していてもよい。また、待ち受け状態は、ユーザ操作により解除されてもよい。例えば、制御部12は、キー入力や筐体の開閉などのユーザ操作を検出して、待ち受け状態が解除されることを検出してもよい。待ち受け状態の解除後、例えば、画面表示のためにアプリケーションプログラムが起動される。また、圏外への移動は、無線通信部11における無線信号の受信状況に基づいて検出してもよい。
また、制御部12は、圏外への移動が検出されてから一定時間が経過した後(または、圏外への移動が検出された後)、待ち受け状態が解除されるまでの間、無線通信網2のアクセスポイントの探索(サーチやスキャンと呼ぶこともある)を実行しないよう無線通信部11を制御してもよい。また、制御部12は、待ち受け状態に遷移してから一定時間が経過した後、待ち受け状態が解除されるまでの間、無線通信網2のアクセスポイントから無線信号を受信する処理を実行しないよう無線通信部11を制御してもよい。また、制御部12は、上記の圏外への移動が検出された場合と、待ち受け状態に遷移してから一定時間が経過した場合の処理のうち、何れか一方のみを実行するようにしてもよい。
無線通信装置10では、無線通信部11が停止せずに待ち受け状態に遷移する。待ち受け状態の間に無線通信網2の圏内から圏外に移動したことが検出された場合、待ち受け状態が解除されるのを待って、無線通信部11の停止処理が実行される。または、待ち受け状態に遷移してから一定時間が経過した場合、待ち受け状態が解除されるのを待って、無線通信部の停止処理が実行される。
これにより、無線通信部11の制御に伴う電力消費を抑制することができる。例えば、無線通信部11の停止処理のためにアプリケーションプログラムが実行される場合、待ち受け状態が解除されるのを待たずに停止処理を実行する場合と比べて、アプリケーションプログラムの起動・終了のオーバヘッドを抑制することができる。よって、オーバヘッド分の消費電力が抑制され、無線通信装置10の省電力化が図られる。また、圏外への移動が検出された後、無線通信部11がアクセスポイントの探索を停止することで、更に消費電力を抑制できる。また、待ち受け状態に遷移してから一定時間が経過した後、無線通信部11が受信処理を停止することで、更に消費電力を抑制できる。
[第2の実施の形態]
図2は、第2の実施の形態の無線通信システムを示す図である。第2の実施の形態の無線通信システムは、無線LAN20、移動通信網30、IP(Internet Protocol)ネットワーク40および端末装置100を含む。
無線LAN20は、無線インタフェースを備えるLANである。無線LAN20は、第1の実施の形態の無線通信網2の一例である。無線LAN20は、IPパケットを伝送するIPネットワーク40に接続され、端末装置100とIPネットワーク40の間でデータを転送する。無線LAN20は、アクセスポイント21を含む。アクセスポイント21は、端末装置100と無線で通信を行い、IPネットワーク40側の通信装置と有線で通信を行う無線通信装置である。無線通信方式には、例えば、IEEE(The Institute of Electrical and Electronics Engineers)802.11が用いられる。アクセスポイント21は、通信設定のパラメータを含むビーコンフレームを定期的に送信する。
移動通信網30は、無線インタフェースを備えるネットワークである。移動通信網30は、無線LAN20と同様、IPネットワーク40に接続され、端末装置100とIPネットワーク40の間でデータを転送する。移動通信網30は、基地局31を含む。基地局31は、端末装置100と無線で通信を行い、IPネットワーク40側の通信装置と有線で通信を行う無線通信装置である。無線通信方式には、例えば、W−CDMA(Wideband Code Division Multiple Access)やLTE(Long Term Evolution)など、無線LAN20と異なる方式が用いられる。
端末装置100は、無線LAN20および移動通信網30を利用して無線通信を行う移動無線通信装置であり、例えば、携帯電話機や携帯情報端末装置などである。端末装置100は、第1の実施の形態の無線通信装置10の一例である。端末装置100は、無線LAN20のアクセスポイントをスキャンし、アクセスポイント21を介して無線LAN20に接続する。また、移動通信網30の基地局をサーチし、基地局31を介して移動通信網30に接続する。端末装置100は、少なくとも2種類の無線インタフェースを備え、無線LAN20と移動通信網30の一方または両方の接続を維持することができる。
図3は、端末装置のハードウェア例を示すブロック図である。端末装置100は、無線通信部111,115、CPU112,116、RAM113,117、電力制御部114,118、形態検出部121、ディスプレイ122、キーパッド123、メモリ124、音声信号処理部125、スピーカ126およびマイクロホン127を有する。
無線通信部111は、無線LAN20の通信規格(例えば、IEEE802.11)に従って、アクセスポイント21と無線通信を行う。無線通信部111は、第1の実施の形態の無線通信部11の一例である。無線通信部111は、例えば、アンテナで受信した無線信号を復調・誤り訂正復号し、抽出したデータをCPU112に出力する。また、CPU112から取得するデータを誤り訂正符号化・変調し、無線信号をアンテナから出力する。無線通信部111は、動作中は、データ通信を行わない状態(アイドル状態)であっても、原則としてビーコンフレームを定期的に受信する。
CPU112は、無線通信や画面表示などの端末装置100の動作を制御する。CPU112は、メモリ124に記憶されたプログラムやデータの少なくとも一部を読み出してRAM113に展開する。そして、OS(Operating System)プログラムやドライバプログラムを実行し、OS上でアプリケーションプログラムを実行する。例えば、CPU112は、ドライバプログラムに従って、無線通信部111やディスプレイ122にアクセスする。また、アプリケーションプログラムに従って、無線LAN20との接続および切断やディスプレイ122の画面表示などの処理を行う。
CPU112の状態には、アクティブ状態(活性状態)とアイドル状態と待ち受け状態とが含まれる。CPU112は、アクティブ状態では、アプリケーションプログラムに従って情報処理を実行している。アイドル状態では、アプリケーションプログラムを稼動させているが、情報処理を実行していない(情報処理を待っている)。待ち受け状態では、アプリケーションプログラムを稼動させておらず、低電力で動作する。CPU112は、待ち受け状態へ遷移するとき、ディスプレイ122の画面表示をOFFにして(ディスプレイ122への画像信号の出力を停止して)、アプリケーションプログラムを終了する。また、ユーザ操作により待ち受け状態を解除するとき、アプリケーションプログラムを起動して、画面表示をONにする。
RAM113は、CPU112が読み出したプログラムやデータを一時的に記憶する揮発性メモリである。ただし、端末装置100は、RAM以外の種類のメモリを備えてもよい。CPU112およびRAM113は、第1の実施の形態の制御部12の一例である。
電力制御部114は、CPU112の制御のもと、端末装置100が備えるバッテリから無線通信部111およびCPU112への電力供給を制御する。電力制御部114は、無線通信部111がアイドル状態のときは、無線通信部111へ供給する電力を減少させる。ただし、無線通信部111がビーコンフレームを受信するときやアクセスポイントをスキャンするとき、無線通信部111へ供給する電力を一時的に増大させる。無線通信部111が停止しているときは、無線通信部111への電力供給を停止する。また、電力制御部114は、待ち受け中は、CPU112へ供給する電力を減少させる。
無線通信部115は、移動通信網30の通信規格(例えば、W−CDMAやLTE)に従って、基地局31と無線通信を行う。無線通信部115は、例えば、アンテナで受信した信号を復調・誤り訂正復号し、デジタルベースバンド(DBB:Digital Baseband)信号をCPU116に出力する。また、CPU116から取得するDBB信号を誤り訂正符号化・変調し、無線信号をアンテナから出力する。移動通信網30用のアンテナとして、無線LAN20用のアンテナとは異なるアンテナを用いてもよい。無線通信部115は、待ち受け中、定期的に基地局31と同期通信を行う。
CPU116は、移動通信網30についてのDBB信号を処理する。CPU116は、無線通信部115から取得したDBB信号を処理し、抽出した受信データをCPU112に出力する。また、CPU112から取得した送信データを処理し、DBB信号を無線通信部115に出力する。CPU112は、DBB処理に用いるプログラムやデータの少なくとも一部をRAM113に展開し、プログラムを実行する。
RAM117は、CPU116が実行するプログラムやDBB処理に用いるデータを一時的に記憶する揮発性メモリである。ただし、端末装置100は、RAM以外の種類のメモリを備えてもよい。
電力制御部118は、CPU116の制御のもと、端末装置100が備えるバッテリから無線通信部115およびCPU116への電力供給を制御する。電力制御部118は、待ち受け中は、無線通信部115およびCPU116へ供給する電力を減少させる。ただし、無線通信部115が基地局31と同期通信を行うとき、無線通信部115へ供給する電力を一時的に増大させる。
形態検出部121は、ユーザ操作により端末装置100の筐体の形態が変化したことを検出する。例えば、端末装置100の筐体がスライド可能である場合、形態検出部121は、ユーザが筐体をスライドさせたことを検出する。また、端末装置100の筐体が開閉可能である場合、ユーザが筐体を開いたことや閉じたことを検出する。なお、筐体の形態変化は、例えば、筐体間の接触状態を検知する突起状のスイッチ、筐体内に埋め込まれたマグネットの磁力を検知する磁気センサ、筐体間の位置関係を検知する赤外線センサなどの手段を用いて検出することが可能である。
ディスプレイ122は、CPU112から取得する画像信号に従って画面を表示する。ディスプレイ122として、例えば、液晶ディスプレイや有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイなどを用いることができる。
キーパッド123は、複数の入力キーを備えている。キーパッド123は、ユーザにより何れかの入力キーが押下されると、押下された入力キーを示す入力信号をCPU112に出力する。なお、端末装置100は、ディスプレイ122に対するタッチ操作を検出するタッチパネルを備えてもよい。
メモリ124は、プログラムおよびCPU112の処理に用いられるデータを記憶する不揮発性メモリである。メモリ124として、例えば、フラッシュメモリを用いることができる。記憶されるプログラムには、OSプログラム、端末装置100が備えるデバイスに対応するドライバプログラム、アプリケーションプログラムなどが含まれる。
音声信号処理部125は、CPU112の制御のもと、音声信号処理を行う。音声信号処理部125は、CPU112から取得するデジタルの音声データを処理し、音声信号をスピーカ126に出力する。また、マイクロホン127から取得する音声信号を処理し、デジタルの音声データとしてCPU112に出力する。
スピーカ126は、音声信号処理部125から取得する音声信号としての電気信号を物理振動に変換して、音を再生する。例えば、ユーザが通話を行っているとき、通話相手の声や背景雑音がスピーカ126から出力される。
マイクロホン127は、音の物理振動を電気信号に変換することで、音声入力を受け付け、音声信号としての電気信号を音声信号処理部125に出力する。例えば、ユーザが通話を行っているとき、ユーザの声や背景雑音がマイクロホン127から入力される。
図4は、第2の実施の形態の端末装置の機能を示すブロック図である。端末装置100は、操作検出部131、待ち受け制御部132および無線LAN制御部133を有する。操作検出部131、待ち受け制御部132および無線LAN制御部133は、例えば、CPU112が実行するプログラムのモジュールとして実装される。ただし、ハードウェア回路として実装することも可能である。
操作検出部131は、待ち受け中に、画面表示をONにするユーザ操作を検出する。例えば、端末装置100の筐体を開く操作が行われたことを示す通知を、形態検出部121から受け付ける。また、キーパッド123のキーが押下されたことを示す通知を、キーパッド123から受け付ける。また、操作検出部131は、画面表示をOFFにするユーザ操作を検出する。例えば、端末装置100の筐体を閉じる操作が行われたことを示す通知を、形態検出部121から受け付ける。操作検出部131への通知は、例えば、CPU112に対する割り込み信号として実現できる。
待ち受け制御部132は、待ち受け状態への遷移および解除を制御する。待ち受け制御部132は、操作検出部131が画面表示をOFFにするユーザ操作を検出するか、または、CPU112のアイドル状態が一定時間継続すると、待ち受け状態への遷移を決定する。待ち受け状態へ遷移する場合、アプリケーションプログラムを終了して画面表示がOFFになるように制御し、電力供給の抑制を電力制御部114に指示する。また、待ち受け制御部132は、操作検出部131が画面表示をONにするユーザ操作を検出すると、アプリケーションプログラムを起動して画面表示がONになるよう制御する。
無線LAN制御部133は、無線通信部111の動作を制御する。無線LAN制御部133は、無線LAN20の圏外に移動したことを無線通信部111が検出すると、一定時間(例えば、15分)経過するかアクセスポイントが検出されるまで、定期的に無線通信部111にスキャンを実行させる。圏外への移動は、例えば、アクセスポイント21からの無線信号の受信レベルが閾値未満になると検出される。また、無線LAN制御部133は、無線LAN20の利用を停止する場合、停止処理を実行し、無線通信部111への電力供給の停止を電力制御部114に指示する。停止処理には、例えば、無線LAN20から割り当てられたIPアドレスの解放や、保持する設定情報の書き換えが含まれる。
また、無線LAN制御部133は、無線通信部111を停止せずに待ち受け状態に遷移する際、待ち受け開始から一定時間(例えば、15分)経過するとビーコンフレームの受信を停止するよう無線通信部111を設定しておく。また、無線LAN制御部133は、待ち受け状態が解除された際、アクセスポイントのスキャンを無線通信部111に実行させ、アクセスポイントを発見できない場合は無線通信部111の停止処理を行う。なお、後述するように、無線LAN制御部133は、待ち受け中は停止処理を実行しない。
図5は、第2の実施の形態の待ち受け制御を示すフローチャートである。ここでは、待ち受け中も無線通信部111を停止せずにアイドル状態にしておく場合を考える。以下、図5に示す処理をステップ番号に沿って説明する。
(ステップS11)CPU112は、画面表示をOFFにするユーザ操作(例えば、筐体を閉じる操作)を検出したか判断する。当該ユーザ操作を検出した場合、処理をステップS12に進める。検出しない場合、処理をステップS13に進める。
(ステップS12)CPU112は、無線通信部111にタイマT1(例えば、15分のタイマ)を設定する。無線通信部111は、CPU112から設定されたタイマT1のカウントを開始する。CPU112は、アプリケーションプログラムを終了し、待ち受け状態に遷移する。電力制御部114は、CPU112へ供給する電力を減少させる。そして、処理をステップS11に進める。
なお、無線通信部111は、一定時間の経過を、CPU112から設定されるタイマT1によって検出する代わりに、定期的にアクセスポイント21から受信するビーコンフレームの受信回数をカウントすることで検出してもよい。また、CPU112は、無線通信部111の外部のタイマデバイスを利用し、一定時間経過後にタイマデバイスから無線通信部111にタイマ終了が通知されるよう制御してもよい。
(ステップS13)無線通信部111は、タイマT1が終了したか(または、待ち受け開始後にビーコンフレームの受信回数が所定回数に達したか)判断する。終了していない場合、処理をステップS14に進める。終了した場合、処理をステップS21に進める。
(ステップS14)無線通信部111は、端末装置100が無線LAN20の圏外に移動したか(例えば、ビーコンフレームの受信レベルが閾値を下回ったか)判断する。圏外に移動したと判断される場合、ビーコンフレームの受信を停止し、処理をステップS15に進める。圏内であると判断される場合、処理をステップS16に進める。
(ステップS15)CPU112は、圏外へ移動したことが無線通信部111から通知されると、圏外移行処理を実行する。圏外移行処理には、例えば、DHCP(Dynamic Host Configuration Protocol)により割り当てられたIPアドレスの削除や、スキャン対象のアクセスポイントの選択が含まれる。利用可能なアクセスポイントの情報(例えば、アクセスポイントの識別情報)が、メモリ124に予め格納されている。
また、圏外移行処理には、タイマT2(例えば、15分のタイマ)の開始が含まれる。また、CPU112は、定期的にアクセスポイントのスキャンを実行する設定を行う。例えば、タイマデバイスを利用して、スキャンを行う時刻およびタイマT2が終了するタイミングで、無線LAN制御部133が実行されるようにする。ただし、スキャン時刻およびタイマT2を、無線通信部111が管理してもよい。例えば、CPU112が無線通信部111にタイマT2を設定してもよい。そして、処理をステップS11に進める。
(ステップS16)CPU112(または、無線通信部111)は、タイマT2が終了したか判断する。終了していない場合、処理をステップS17に進める。終了した場合、処理をステップS21に進める。
(ステップS17)CPU112(または、無線通信部111)は、スキャン時刻であるか判断する。スキャン時刻である場合、処理をステップS18に進める。スキャン時刻でない場合、処理をステップS11に進める。
(ステップS18)無線通信部111は、CPU112の制御のもと、圏外移行処理で選択されたアクセスポイントと通信可能か確認する。無線通信部111は、例えば、アクティブ方式でスキャンを行う。アクティブ方式の場合、スキャン対象のアクセスポイントの識別情報を無線で送信し、応答があれば識別情報に対応するアクセスポイントを検出したと判断する。ただし、無線通信部111は、パッシブ方式でスキャンを行ってもよい。スキャンの際、電力制御部114は、無線通信部111へ供給する電力を増大させる。
(ステップS19)無線通信部111は、スキャンにより、無線信号の受信レベルが閾値以上であるアクセスポイントを検出できたか判断する。検出できた場合、処理をステップS20に進める。検出できなかった場合、処理をステップS11に進める。
(ステップS20)CPU112は、検出したアクセスポイントに接続するよう無線通信部111を制御し、DHCPによるIPアドレスの取得などの処理を行う。無線通信部111は、ビーコンフレームに含まれるパラメータを確認し、パラメータに応じた周期でビーコンフレームを受信する。また、CPU112(または、無線通信部111)は、タイマT2を停止する。そして、処理をステップS11に進める。
(ステップS21)タイマT1が終了した場合、無線通信部111は、ビーコンフレームの受信を停止する。タイマT2が終了した場合、無線通信部111およびCPU112は、スキャン処理を停止する。以降、待ち受け状態が解除されるまで、ビーコンフレームの受信およびスキャンは実行されない。ただし、CPU112は、無線通信部111の停止処理を行わない。電力制御部114は、アイドル状態を維持する最低限の電流(ベース電流)を、無線通信部111に供給する。CPU112は、待ち受け状態の解除を待つ。
図6は、第2の実施の形態の待ち受け解除を示すフローチャートである。待ち受け状態が解除されると、図5に示す処理の途中であっても当該処理が中止され、図6に示す処理が実行される。以下、図6に示す処理をステップ番号に沿って説明する。
(ステップS31)CPU112は、画面表示をONにするユーザ操作(例えば、筐体を開く操作やキー入力など)を検出する。電力制御部114は、CPU112に供給する電力を増大し、CPU112は、アプリケーションプログラムを起動する。これにより、CPU112は、アクティブ状態に遷移する。
(ステップS32)CPU112は、無線通信部111がアイドル状態で動作しているか判断する。アイドル状態で動作している場合、処理をステップS33に進める。無線通信部111が停止している場合(例えば、待ち受け状態への移行前に無線通信部111の停止処理が行われた場合)、処理をステップS34に進める。
(ステップS33)CPU112は、前述のタイマT1,T2のうち動作しているタイマが存在する場合、当該タイマを停止する。そして、処理をステップS35に進める。
(ステップS34)CPU112は、電力制御部114に指示して、電力制御部114から無線通信部111への電力供給を再開させる(無線LANをON)。
(ステップS35)CPU112は、スキャン対象のアクセスポイントを選択し、無線通信部111にスキャンを指示する。無線通信部111は、CPU112から指定されたアクセスポイントと通信可能であるか確認する。
(ステップS36)無線通信部111は、スキャンにより、無線信号の受信レベルが閾値以上であるアクセスポイントを検出できたか判断する。検出できた場合、処理をステップS37に進める。検出できなかった場合、処理をステップS38に進める。
(ステップS37)CPU112は、検出したアクセスポイントに接続するよう無線通信部111を制御し、DHCPによるIPアドレスの取得などの処理を行う。無線通信部111は、ビーコンフレームに含まれるパラメータを確認し、パラメータに応じた周期でビーコンフレームを受信する。
(ステップS38)CPU112は、無線通信部111の停止処理を実行する。停止処理には、例えば、無線LAN20から割り当てられたIPアドレスの解放や、保持する設定情報の書き換えが含まれる。CPU112は、電力制御部114に指示して、電力制御部114から無線通信部111への電力供給を停止させる(無線LANをOFF)。
図7は、端末装置における消費電力の第1の変化例を示す図である。ここでは、無線通信部111を停止させずにCPU112が待ち受け状態に遷移し、待ち受け中に端末装置100が無線LAN20の圏外に移動した場合を考える。
待ち受け中、端末装置100は、CPU112および電力制御部114,118を動作させるためのベース電流(例えば、1.59mA)を消費する。また、無線通信部111を動作させるための無線LANベース電流(例えば、0.66mA)を消費する。また、端末装置100は、定期的(例えば、1秒毎や100ミリ秒毎)に無線通信部111および電力制御部114を動作させ、アクセスポイント21からビーコンフレームを受信して電力を消費する。また、定期的(例えば、2.56秒毎)に無線通信部115および電力制御部118を動作させ、基地局31と同期通信を行って電力を消費する。
待ち受け中に無線LAN20の圏内から圏外に移動した場合、端末装置100は、ビーコンフレームの受信を停止して、圏外移行処理を行い、アクセスポイントの定期的なスキャンを開始する。圏外移行処理およびスキャンの際は、無線通信部111、CPU112および電力制御部114が一時的に動作して電力を消費する。アクセスポイントが検出されずにタイマT2が終了する(例えば、圏外移行処理から15分が経過する)と、端末装置100は、スキャンを停止し、無線通信部111をアイドル状態のままにしておく。
画面表示をONにするユーザ操作が行われると、端末装置100は、CPU112および電力制御部114を動作させ、待ち受け状態からアクティブ状態に遷移する。そして、端末装置100は、無線LAN20の圏外であることを確認すると、CPU112および電力制御部114を動作させ、無線通信部111の停止処理を行う。これにより、電力制御部114から無線通信部111への無線LANベース電流の供給が停止する。データ通信を行う場合、端末装置100は、無線通信部115、CPU116および電力制御部118を動作させ、移動通信網30の基地局31にアクセスする。
図8は、端末装置における消費電力の第2の変化例を示す図である。ここでは、無線通信部111を停止させずにCPU112が待ち受け状態に遷移し、無線LAN20に在圏したまま待ち受け状態が一定時間以上維持された場合を考える。
画面表示をOFFにするユーザ操作が行われると、端末装置100は、アクティブ状態からアイドル状態に遷移し、CPU112および電力制御部114を動作させて、待ち受け状態に遷移する。前述の通り、待ち受け中、端末装置100は、ベース電流および無線LANベース電流を消費する。また、アクセスポイント21から定期的にビーコンフレームを受信し、基地局31と定期的に同期通信を行って、電力を消費する。
タイマT1が終了する(例えば、待ち受け状態への遷移から15分が経過する)と、無線通信部111は、ビーコンフレームの受信を停止する。タイマT1を開始するタイミングは、画面表示をOFFにするユーザ操作が行われてCPU112がアイドル状態に遷移する時点でもよいし、待ち受け状態に遷移する直前でもよい。CPU112は、無線通信部111をアイドル状態のままにしておく。
画面表示をONにするユーザ操作が行われると、端末装置100は、CPU112および電力制御部114を動作させ、待ち受け状態からアクティブ状態に遷移する。そして、端末装置100は、ビーコンフレームの受信停止中に無線LAN20の圏外に移動したことを検出すると、CPU112および電力制御部114を動作させ、無線通信部111の停止処理を行う。これにより、電力制御部114から無線通信部111への無線LANベース電流の供給が停止する。
次に、もし端末装置100が待ち受け中に無線通信部111の停止処理を実行したとした場合の端末装置100の消費電力について説明する。
図9は、端末装置における消費電力の他の変化例を示す図である。ここでは、無線通信部111を停止させずにCPU112が待ち受け状態に遷移し、待ち受け中に端末装置100が無線LAN20の圏外に移動するか、または、無線LAN20に在圏したまま待ち受け状態が一定時間以上維持された場合を考える。
待ち受け中に無線LAN20の圏外に移動して一定時間が経過するか、または、待ち受け開始から一定時間が経過すると、端末装置100は、CPU112および電力制御部114を動作させ、アプリケーションプログラムを起動する。これにより、CPU112が待ち受け状態からアクティブ状態に遷移する。端末装置100は、アプリケーションプログラムに従って、無線通信部111の停止処理を行う。これにより、電力制御部114から無線通信部111への無線LANベース電流の供給が停止する。
停止処理が完了すると、CPU112は、アプリケーションプログラムが処理待ちとなり、アクティブ状態からアイドル状態に遷移する。端末装置100は、他にアプリケーションプログラムに従って実行する情報処理がないことを確認し(例えば、CPU112が一定時間継続してアイドル状態であることを検出して)、CPU112および電力制御部114を動作させ、再び待ち受け状態に遷移する。
このように、端末装置100が待ち受け中に無線通信部111の停止処理を行うと、CPU112が待ち受け状態からアクティブ状態に遷移した後、アイドル状態を経由して再び待ち受け状態に戻るまで、オーバヘッドが生じる。よって、無線LANベース電流分の消費電力を削減できる一方、オーバヘッド分の消費電力が増大してしまう。
第2の実施の形態の端末装置100によれば、無線通信部111の制御に伴う消費電力を抑制できる。端末装置100は、待ち受け中に停止処理を実行する場合と比べて、アプリケーションプログラムの起動・終了のオーバヘッドを抑制することができる。よって、オーバヘッド分の消費電力が抑制され、端末装置100の省電力化が図られる。また、圏外への移動が検出された後、端末装置100がアクセスポイントのスキャンを停止することで、消費電力を抑制できる。また、待ち受け開始から一定時間が経過した後、端末装置100がビーコンフレームの受信を停止することで、消費電力を抑制できる。
[第3の実施の形態]
次に、第3の実施の形態を説明する。第2の実施の形態との差異を中心に説明し、第2の実施の形態と同様の事項については説明を省略する。
第3の実施の形態の端末装置は、アクセスポイントが送信するパラメータに基づいて、待ち受け中に無線LANとの接続を維持するか否か選択する。第3の実施の形態の無線通信システムは、図2と同様のシステム構成によって実現できる。第3の実施の形態の端末装置は、図3と同様のハードウェア構成によって実現できる。以下では、図2,3と同じ符号を用いて、第3の実施の形態を説明する。
図10は、ビーコンフレームの構造例を示す図である。図10に示すようなビーコンフレームが、アクセスポイント21から定期的(例えば、100ミリ秒毎)に送信される。ビーコンフレームは、MAC(Media Access Control)ヘッダ、フレームボディおよびFCS(Frame Check Sequence)を含む。
MACヘッダは、フレームに付加されるMAC層のヘッダである。フレームボディは、フレームのデータ部分である。FCSは、フレームの誤り検出に用いられる検査ビットである。フレームボディは、ビーコンインターバルやDTIM(Delivery Traffic Indication Message)ピリオドなどのパラメータを含む。ビーコンフレームで送信されるパラメータの値は、アクセスポイント21に予め設定されている。ビーコンインターバルは、ビーコンフレームの送信間隔を示す。DTIMピリオドは、送信されるビーコンフレームのうち、端末装置100が少なくとも受信すべきビーコンフレームの間隔を示す。
例えば、ビーコンインターバル=100ミリ秒,DTIMピリオド=10の場合、端末装置100は、少なくとも100ミリ秒×10=1秒に1回、ビーコンフレームを受信する。上記のパラメータの値は、アクセスポイントによって異なる可能性がある。端末装置100は、接続先のアクセスポイントが送信しているビーコンフレームに含まれるパラメータの値に従って、ビーコンフレームの受信間隔を制御する。
ところで、端末装置100は、無線LAN20または移動通信網30に接続すると、無線LAN20または移動通信網30からIPアドレスが割り当てられる。IPアドレスを特定できれば、端末装置100からのアクセスがなくても、IPネットワーク40側から端末装置100に対してメッセージを送信することができる。このため、端末装置100は、IPアドレスが割り当てられている間は、自装置宛てのメッセージを受動的に取得できるサービス(いわゆるプッシュ型サービス)を利用することができる。ただし、移動通信網30は、端末装置100が移動通信網30を介したデータ通信を一定時間継続して行わないと、IPアドレスの割り当てを解除することがある。
そこで、端末装置100は、待ち受け中もIPアドレスの割り当てを維持するために、次の2つの待ち受け方法の何れかを選択して実行することが考えられる。第1の方法は、移動通信網30を介して、IPネットワーク40内のサーバ装置と定期的(例えば、28分毎)にデータ通信を行うことで、移動通信網30から割り当てられたIPアドレスを維持する。第1の方法では、端末装置100は、無線LAN20との接続を解除してよい。第2の方法は、無線LAN20との接続を維持して、ビーコンフレームの受信を継続することで、無線LAN20から割り当てられたIPアドレスを維持する。第2の方法では、端末装置100は、移動通信網30を介した定期的なデータ通信を行わなくてよい。
省電力化のため、端末装置100は、上記の2つの待ち受け方法のうち消費電力が低くなる方を選択する。何れの消費電力の方が低くなるかは、無線LAN20からビーコンフレームを受信する周期に依存する。ビーコンフレームの受信周期が短ければ、第2の方法の消費電力が大きくなり、第1の方法を選択した方が有利となる。一方、ビーコンフレームの受信周期が長ければ、第2の方法の消費電力が小さくなり、第2の方法を選択した方が有利となる。そこで、端末装置100は、アクセスポイント21から受信するビーコンフレームに含まれるパラメータの値に基づいて、待ち受け方法を選択する。
例えば、端末装置100は、DTIMピリオドが閾値未満のとき第1の方法を選択し、閾値以上のとき第2の方法を選択する。または、DTIMピリオドとビーコンインターバルから算出される受信周期が、閾値未満のとき第1の方法を選択し、閾値以上のとき第2の方法を選択する。または、DTIMピリオドとビーコンインターバルから算出される予想消費電力が、閾値を超えるとき第1の方法を選択し、閾値以下のとき第2の方法を選択する。判定に用いる閾値情報は、例えば、メモリ124に予め格納しておく。
図11は、第3の実施の形態の待ち受け制御を示すフローチャートである。図11のステップS44〜S50の処理は、図5に示した第2の実施の形態のステップS14〜S20と同様であるため、説明を省略する。
(ステップS41)CPU112は、画面表示をOFFにするユーザ操作を検出したか判断する。当該ユーザ操作を検出した場合、処理をステップS42に進める。検出しない場合、処理をステップS44に進める。
(ステップS42)CPU112は、アクセスポイント21から取得したパラメータに基づいて、ビーコンフレームを受信し続けた方が消費電力の点で有利か(待ち受け方法として上記の第2の方法を選択したか)判断する。有利と判定した場合、待ち受け状態に遷移し、処理をステップS41に進める。この場合、無線通信部111は、待ち受け状態が解除されるか、または、端末装置100が圏外に移動するまで、ビーコンフレームの受信を継続する。一方、不利と判断した場合、処理をステップS43に進める。なお、待ち受け方法は、端末装置100がアクセスポイント21に接続した際に選択しておけばよい。
(ステップS43)CPU112は、待ち受け状態に遷移する前に、無線通信部111の停止処理を実行する。電力制御部114は、無線通信部111への電力供給を停止させる(無線LANをOFF)。CPU112は、アプリケーションプログラムを終了し、待ち受け状態に遷移する。無線通信部115は、待ち受け中、定期的(例えば、28分毎)にデータ通信を行う。
(ステップS51)タイマT2が終了した場合、無線通信部111およびCPU112は、スキャン処理を停止する。以降、無線通信部111は、ビーコンフレームの受信およびスキャンを実行しない。無線通信部115は、定期的にデータ通信を行う。
図12は、端末装置における消費電力の第3の変化例を示す図である。ここでは、端末装置100が、待ち受け中も無線LAN20との接続を維持する待ち受け方法を選択し、待ち受け中に無線LAN20の圏外に移動した場合を考える。
画面表示をOFFにするユーザ操作が行われると、端末装置100は、アクティブ状態からアイドル状態を経由して待ち受け状態に遷移する。待ち受け中、端末装置100は、ベース電流および無線LANベース電流を消費する。端末装置100は、アクセスポイント21から定期的(例えば、1秒毎)にビーコンフレームを受信し、基地局31と定期的(例えば、2.56秒毎)に同期通信を行う。待ち受け開始から一定時間(第2の実施の形態で述べたタイマT1の時間)経過しても、ビーコンフレームの受信を停止しない。
待ち受け中に無線LAN20の圏外に移動すると、端末装置100は、ビーコンフレームの受信を停止して、圏外移行処理を行い、アクセスポイントの定期的なスキャンを開始する。アクセスポイントが検出されずにタイマT2が終了する(例えば、圏外移行処理から15分が経過する)と、端末装置100は、スキャンを停止し、無線通信部111をアイドル状態のままにしておく。また、端末装置100は、スキャンの停止後、移動通信網30からIPアドレスの割り当てを受けてIPアドレスを維持するため、移動通信網30を介して所定のサーバ装置と定期的(例えば、28分毎)にデータ通信を行う。
画面表示をONにするユーザ操作が行われると、端末装置100は、待ち受け状態からアクティブ状態に遷移する。そして、端末装置100は、無線LAN20の圏外であることを確認し、無線通信部111の停止処理を行う。これにより、電力制御部114から無線通信部111への無線LANベース電流の供給が停止する。データ通信を行う場合、端末装置100は、移動通信網30の基地局31と通信を行う。なお、上記説明では、移動通信網30を介した定期的なデータ通信を、スキャンの停止後に開始するとしたが、無線LAN20の圏外への移動が検出されたときに開始してもよい。
図13は、端末装置における消費電力の第4の変化例を示す図である。上記説明では、端末装置100は、圏外への移動後、タイマT2が終了するまでアクセスポイントのスキャンを実行するとしたが、スキャンを実行しないようにしてもよい。
待ち受け中に無線LAN20の圏外に移動すると、端末装置100は、ビーコンフレームの受信を停止し、アクセスポイントのスキャンを行わず、無線通信部111をアイドル状態のままにしておく。端末装置100は、移動通信網30からIPアドレスの割り当てを受けてIPアドレスを維持するため、移動通信網30を介して所定のサーバ装置と定期的にデータ通信を行う。画面表示をONにするユーザ操作が行われると、端末装置100は、無線LAN20の圏外であることを確認し、無線通信部111の停止処理を行う。
第3の実施の形態の端末装置100によれば、第2の実施の形態と同様、無線通信部111の制御に伴う消費電力を抑制できる。また、端末装置100は、IPアドレスを維持できる待ち受け方法として、消費電力の小さな方法を選択することができ、省電力化を図れる。また、待ち受け中に無線LAN20の圏外に移動した場合はアクセスポイントのスキャンを行わないことで、待ち受け方法を迅速に切り替えることができる。
[第4の実施の形態]
次に、第4の実施の形態を説明する。第2の実施の形態との差異を中心に説明し、第2の実施の形態と同様の事項については説明を省略する。
第4の実施の形態の端末装置は、仮想化技術を用いて、複数のOSを実行する。第4の実施の形態の無線通信システムは、図2と同様のシステム構成によって実現できる。第4の実施の形態の端末装置は、図3と同様のハードウェア構成によって実現できる。
図14は、第4の実施の形態の端末装置の機能を示すブロック図である。第4の実施の形態の端末装置100aは、ハイパーバイザ141、フロントエンドVM(Virtual Machine)142、バックエンドVM143およびドライバVM144,145を有する。ハイパーバイザ141および複数の仮想マシン(VM)は、例えば、CPU112が実行するプログラムのモジュールとして実装される。
ハイパーバイザ141は、複数の仮想マシンを制御する。ハイパーバイザ141は、CPU112やRAM113などのハードウェア資源を管理し、ハードウェア資源を複数の仮想マシンに割り振る。また、ハイパーバイザ141は、仮想マシン間の通信や、無線通信部111やキーパッド123などのデバイスと仮想マシンとの間の通信を中継する。
フロントエンドVM142は、ユーザインタフェース制御(フロントエンド制御)のための仮想マシンである。フロントエンドVM142上では、OS#1が実行される。フロントエンドVM142は、ディスプレイ122の画面表示のON/OFFを制御する。フロントエンドVM142は、キーパッドドライバ142aを有する。キーパッドドライバ142aは、ドライバVM145を介して、キー入力を受け付ける。
バックエンドVM143は、ユーザインタフェースの裏側で行われる処理の制御(バックエンド制御)のための仮想マシンである。バックエンドVM143上では、OS#2が実行される。バックエンドVM143は、無線LANドライバ143aを有する。無線LANドライバ143aは、ドライバVM144を介して、無線通信部111を制御する。
ドライバVM144は、バックエンドVM143が制御するデバイスにアクセスするためのドライバプログラムを実行する仮想マシンである。ドライバVM144は、無線LANドライバ144aを有する。無線LANドライバ144aは、バックエンドVM143からの指示に従って、ハイパーバイザ141を介して、無線通信部111にコマンドを送信する。また、無線LANドライバ144aは、ドライバVM145からキー入力の通知を受け付けた場合、バックエンドVM143に通知を転送する。
ドライバVM145は、フロントエンドVM142が制御するデバイスにアクセスするためのドライバプログラムを実行する仮想マシンである。ドライバVM145は、キーパッドドライバ145aを有する。キーパッドドライバ145aは、ハイパーバイザ141を介して、キーパッド123が出力する入力信号を取得し、フロントエンドVM142にキー入力の通知を行う。また、待ち受け中にキー入力が行われた場合、キーパッドドライバ145aは、ドライバVM144にもキー入力の通知を行う。
図15は、第4の実施の形態の仮想マシン間の通信例を示すシーケンス図である。ここでは、端末装置100aが、待ち受け中に無線LAN20の圏外に移動し、アクセスポイントを発見できないままタイマT2が終了した場合を考える。以下、図15に示すシーケンスを、ステップ番号に沿って説明する。
(ステップS61)バックエンドVM143は、スキャンの停止をドライバVM144に指示する。ドライバVM144は、ハイパーバイザ141を介して無線通信部111にコマンドを送信して、スキャンを停止させる。これにより、無線通信部111は、ビーコンフレームの受信およびスキャンを行わずに、アイドル状態を維持する。
(ステップS62)キーパッド123は、ユーザのキー操作を検知すると、押下されたキーを示す入力信号を、ハイパーバイザ141を介してドライバVM145に送信する。
(ステップS63)ドライバVM145は、キー入力の通知を、ハイパーバイザ141を介してフロントエンドVM142に送信する。フロントエンドVM142は、アプリケーションプログラムを起動して、ディスプレイ122の画面表示をONにする。また、ドライバVM145は、キー入力の通知をドライバVM144に送信する。
(ステップS64)ドライバVM144は、キー入力の通知を、ハイパーバイザ141を介してバックエンドVM143に送信する。バックエンドVM143は、キー入力の通知が、フロントエンドの待ち受け状態が解除される契機となるイベントであることを認識し、無線通信部111のON/OFFの制御を行う。これにより、端末装置100aが無線LAN20の圏外にいる場合、無線通信部111の停止処理が実行される。
図16は、端末装置における消費電力の第5の変化例を示す図である。
待ち受け開始後、端末装置100aは、フロントエンドVM142のOS#1およびバックエンドVM143のOS#2を維持するためのベース電流を消費する。また、無線通信部111を動作させるための無線LANベース電流を消費する。
待ち受け中に無線LAN20の圏外に移動した場合、バックエンドVM143は、圏外移行処理を行い、無線通信部111に定期的にスキャンを実行させる。アクセスポイントが検出されずにタイマT2が終了すると、無線通信部111はスキャン処理を停止する。
画面表示をONにするユーザ操作が行われると、フロントエンドVM142は、ユーザ操作を検知し、アプリケーションプログラムを起動して待ち受け状態からアクティブ状態に遷移する。また、バックエンドVM143は、フロントエンドVM142と同様にユーザ操作を検知し、無線通信部111にスキャンを実行させる。そして、無線LAN20の圏外であることを確認すると、無線通信部111の停止処理を行う。これにより、無線通信部111への無線LANベース電流の供給が停止する。
第4の実施の形態の端末装置100aによれば、第2および第3の実施の形態と同様、無線通信部111の制御に伴う消費電力を抑制できる。また、ユーザインタフェース制御を行うOSと無線通信制御を行うOSとが異なる場合であっても、待ち受け状態の解除を後者のOSが認識でき、待ち受け解除の際に無線通信部111の停止処理を実行できる。
上記については単に本発明の原理を示すものである。更に、多数の変形や変更が当業者にとって可能であり、本発明は上記に示し、説明した正確な構成および応用例に限定されるものではなく、対応する全ての変形例および均等物は、添付の請求項およびその均等物による本発明の範囲とみなされる。
2 無線通信網
10 無線通信装置
11 無線通信部
12 制御部

Claims (10)

  1. 無線通信網に接続して無線通信を行う無線通信部と、
    自装置が前記無線通信部を停止させずに待ち受け状態に遷移し、待ち受け状態の間に前記無線通信網の圏内から圏外に移動したことが検出された場合、待ち受け状態が解除されるのを待って、前記無線通信部の停止処理を実行する制御部と、
    を有する無線通信装置。
  2. 前記制御部は、圏外への移動が検出されてから一定時間が経過した後、待ち受け状態が解除されるまでの間、前記無線通信網のアクセスポイントの探索を実行しないよう前記無線通信部を制御する、請求項1記載の無線通信装置。
  3. 前記制御部は、圏外への移動が検出された後、待ち受け状態が解除されるまでの間、前記無線通信網のアクセスポイントの探索を実行しないよう前記無線通信部を制御する、請求項1記載の無線通信装置。
  4. 前記制御部は、待ち受け状態が解除されると、前記無線通信網からの無線信号の受信状況を確認し、前記受信状況に応じて前記無線通信部の停止処理を実行する、請求項1乃至の何れか一項に記載の無線通信装置。
  5. 無線通信網に接続して無線通信を行う無線通信部と、
    自装置が前記無線通信部を停止させずに待ち受け状態に遷移し、待ち受け状態に遷移してから一定時間が経過した場合、待ち受け状態が解除されるのを待待ち受け状態が解除されると、前記無線通信網からの無線信号の受信状況を確認し、前記受信状況に応じて前記無線通信部の停止処理を実行する制御部と、
    を有する無線通信装置。
  6. 前記制御部は、前記一定時間が経過した後、待ち受け状態が解除されるまでの間、前記無線通信網のアクセスポイントから無線信号を受信する処理を実行しないよう前記無線通信部を制御する、請求項記載の無線通信装置。
  7. 前記無線通信部の停止処理が実行されると、前記無線通信部への電力供給を停止する電力制御部を更に有する、請求項1乃至の何れか一項に記載の無線通信装置。
  8. ユーザインタフェースを制御する第1のオペレーティングシステムと、無線通信を制御する第2のオペレーティングシステムと、が実行されており、
    前記制御部は、ユーザ操作により前記第1のオペレーティングシステムの待ち受け状態が解除されるとき、前記第2のオペレーティングシステムへの通知を行い、
    前記第2のオペレーティングシステムは、前記通知に基づいて、前記無線通信部の停止処理を実行する、
    請求項1乃至の何れか一項に記載の無線通信装置。
  9. 無線通信を行う無線通信部を備える装置の無線通信方法であって、
    前記無線通信部を停止させずに待ち受け状態に遷移し、
    待ち受け状態の間に無線通信網の圏内から圏外に移動したことを検出した場合、待ち受け状態が解除されるのを待って、前記無線通信部の停止処理を実行する、
    無線通信方法。
  10. 無線通信を行う無線通信部を備える装置の無線通信方法であって、
    前記無線通信部を停止させずに待ち受け状態に遷移し、
    待ち受け状態に遷移してから一定時間が経過した場合、待ち受け状態が解除されるのを待
    待ち受け状態が解除されると、前記無線通信網からの無線信号の受信状況を確認し、前記受信状況に応じて前記無線通信部の停止処理を実行する、
    無線通信方法。
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