JP5682062B2 - 硬化性組成物 - Google Patents
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Description
(B)1分子中にSH基を少なくとも二つ有するチオール化合物(チオール化合物(B)ともいう。)、並びに、
(C)1分子中に炭素数2〜5のアルケニル基を少なくとも二つ有し、かつ、分子中に、(i)少なくとも一つの芳香環を含有する、及び/又は、(ii)(a)酸素原子、硫黄原子若しくはケイ素原子、若しくは、(b)炭素数2〜20(ただし、アルケニル基を構成する炭素を除く。)の鎖状若しくは非芳香環状の炭素鎖(ただし、炭素鎖を構成する炭素原子の一部が酸素原子、硫黄原子又はケイ素原子で置き換わっていてもよい。)のいずれかを少なくとも一つ含有する、アルケニル化合物(アルケニル化合物(C)ともいう。)を含有し、前記チタノキサン化合物(A)、チオール化合物(B)及びアルケニル化合物(C)は相溶溶液を形成することを特徴とする硬化性組成物である。本明細書中、アルケニル化合物とは広義に用いており、アルケニル基含有炭化水素、アルケニル基含有炭化水素誘導体を含む。
(D)1分子中にSH基を少なくとも二つ有し、かつ、分子中に、少なくとも一つの芳香環を含有する、及び/又は、炭素数3以上の鎖状若しくは非芳香環状の炭素鎖(ただし、炭素鎖を構成する炭素原子の一部が酸素原子、硫黄原子又はケイ素原子で置き換わっていてもよい。)を少なくとも一つ含有する、分子量200〜20,000のチオール化合物(チオール化合物(D)ともいう。)を含有し、前記チタノキサン化合物(A)及びチオール化合物(D)は相溶溶液を形成することを特徴とする硬化性組成物でもある。
TiαOβ(OR)γ (1)
式(1)中、Rは、炭素数1〜12のアルキル基である。分子中に複数存在するRは、それぞれ、同一でも異なっていてもよい。α、β、γは、以下の条件(a)〜(c)を満たし、αは正の整数、β、γは正の数である。
(a)80≧α≧2、
(b)1.8α≧β≧α、
(c)γ=4α−2β
以下、本発明を詳細に説明する。
また、一般に、チオール化合物(B)が多いと製膜性が高く、アルケニル化合物(C)が多いと硬化物の透明性が高くなるが、製膜性と透明性の高い水準でのバランスを考慮すると、チオール化合物(B)とアルケニル化合物(C)との配合比(重量比)は、5:95〜95:5が好ましく、10:90〜90:10がより好ましい。
また、上記チタノキサン化合物(A)とチオール化合物(D)の合計量に対するチタノキサン化合物(A)の配合量は50〜95重量%が好ましく、65〜90重量%がより好ましい。
界面活性剤としては、例えば、メガファックR−08(商品名)、メガファックF−410(商品名)(いずれも大日本インキ化学工業社製)、EF−102(商品名)(株式会社ジェムコ製)等が挙げられる。
ヒンダードアミン系光安定化剤としては、例えば、TINUVIN(登録商標)770、TINUVIN(登録商標)622LD(いずれもチバスペシャルティーケミカルズ社製)、アデカスタブ(登録商標)LA−57(旭電化工業社製)等が挙げられる。
ヒンダードフェノール系酸化防止剤としては、例えば、IRGANOX(登録商標)1010(チバスペシャルティーケミカルズ社製)、ノクラックNS−30(商品名)(大内新興化学工業社製)、トミノックスTT(商品名)(吉豊ファインケミカル社製)等が挙げられる。
上記ヒンダードアミン系光安定化剤の配合量は、組成物中、0.01〜0.5phrが好ましく、より好ましくは0.1〜0.3phrである。
上記ヒンダードフェノール系酸化防止剤の配合量は、組成物中、0.01〜0.5phrが好ましく、より好ましくは0.1〜0.3phrである。
ポリチタノキサンの合成
回転子、還流管、滴下ロートを備えた三つ口ナス型フラスコにイソプロピルアルコール22.72gとテトライソプロピルチタネート22.72g(0.08mol)を仕込み、よく撹拌しながら80℃で加温保持した。この中に蒸留水2.30g(0.128mol)とイソプロピルアルコール34.56gとの混合液を徐々に滴下した後、85℃で2時間還流し、反応を熟成させた。反応液を冷却した後、アスピレーターを用いて濃縮し、白色固体(Ti含有量39.9%)9.60gを得た。式(1)におけるα、β、γの理論値は、α=10、β=16、γ=8である。
表1に示す各成分及び組成(重量部)でそれぞれ配合し25℃で混合し、均一な液状組成物を調製した。得られた各組成物をガラス基板上にスピンコートした後、それぞれ、下記の条件で硬化させて硬化物を得た。得られた硬化物の膜厚、透過率およびヘーズ値を下記のとおり評価した。また得られた各組成物をシリコンウエハ上にスピンコートした後、それぞれ、下記の条件で硬化させて硬化物を得た。得られた屈折率を下記のとおり評価した。結果を表1に示した。
SH基含有化合物とアルケニル基含有化合物とを予め反応させた有機化合物を化合物(D)として、表1、表2に示す成分を用い、実施例1と同様にして混合し、均一な液状組成物を調製し、硬化物を得た。
表1の配合を用いたこと以外は実施例1と同様にして組成物を調製し、硬化物を得た。
評価
測定条件は以下のとおり。
厚み測定:触針式表面形状測定器
透過率:ダブルビーム式ヘーズコンピューターを用い、ガラス基板の硬化膜の透過率を測定した。標準には硬化性組成物塗布前のガラス基板を使用した。
ヘーズ値:ガラス基板上の硬化膜の曇度をダブルビーム式ヘーズコンピューターにて測定した。標準には硬化性組成物塗布前のガラス基板を使用した。
熱硬化性:加熱後ガラス基板上の硬化物についてクラックの有無を、それぞれ目視にて観察した。
評価基準は以下のとおり。
○:クラック無し、△:クラック発生、×:剥離発生
屈折率の測定:エリプソメーターを用いて632.3nmにおける屈折率を25℃にて測定した。
ポリチタノキサン(A):製造例1で得られたポリチタノキサン
SH基含有化合物(B)(1):4,4’−チオビスベンゼンチオール
SH基含有化合物(B)(2):ペンタエリスリトールテトラキス(3−メルカプトプロピオネート)
SH基含有化合物(B)(3):1,4−ジメルカプトベンゼン
SH基含有化合物(B)(4):2,2′−(エチレンジチオ)ジエタンチオール
SH基含有化合物(B)(5):1,5−ナフタレンジチオール
SH基含有化合物(B)(6):1,4−ビス(メルカプトメチル)ベンゼン
アルケニル基含有機化合物(C)(1):次のオリゴマー:フタル酸ジアリル/1,4−ビス(ジメチルシリル)ベンゼンのモル比2:1で配合しヒドロシリル化反応によって得られたアルケニル基含有有機化合物(分子量:1090)
アルケニル基含有機化合物(C)(2):ペンタエリスリトールテトラアリルエーテル
アルケニル基含有機化合物(C)(3):次のオリゴマー:フタル酸ジアリル/ジフェニルシランをモル比2:1で配合し、ヒドロシリル化反応によって得られたアルケニル基含有有機化合物(分子量:930)
アルケニル基含有機化合物(C)(4):次のオリゴマー:アジピン酸ジビニル/1,4−ビス(ジメチルシリル)ベンゼンをモル比2:1で配合し、ヒドロシリル化反応によって得られたアルケニル基含有有機化合物(分子量:1200)
アルケニル基含有機化合物(C)(5):次のオリゴマー:ジビニルベンゼン/1,4−ビス(ジメチルシリル)ベンゼンをモル比2:1で配合し、ヒドロシリル化反応によって得られたアルケニル基含有有機化合物(分子量:2350)
アルケニル基含有機化合物(C)(6):次のオリゴマー:ジビニルベンゼン/4,4′−チオビスベンゼンチオールをモル比2:1で配合して得た付加反応物(分子量:1500)
アルケニル基含有機化合物(C)(7):次のオリゴマー:アジピン酸ジビニル/4,4′−チオビスベンゼンチオールをモル比2:1で配合して得た付加反応物(分子量:1850)
アルケニル基含有機化合物(C)(8):次のオリゴマー:1,8−ノナジエン/4,4′−チオビスベンゼンチオールをモル比2:1で配合して得た付加反応物(分子量:3620)
アルケニル基含有機化合物(C)(9):次のオリゴマー:ジアリルジカーボネート/4,4′−チオビスベンゼンチオールをモル比2:1で配合して得た付加反応物(分子量:1950)
化合物(D)(1):次のオリゴマー:4,4′−チオビスベンゼンチオール/フタル酸ジアリルのモル比2:1で配合した付加反応物(分子量:2260)
化合物(D)(2):次のオリゴマー:1,4−ベンゼンチオール/フタル酸ジアリルのモル比2:1で配合した付加反応物(分子量:3000)
化合物(D)(3):次のオリゴマー:1,4−ビス(メルカプトメチル)ベンゼン/フタル酸ジアリルのモル比2:1で配合した付加反応物(分子量:2260)
化合物(D)(4):次のオリゴマー:1,5−ナフタレンジチオール/フタル酸ジアリルのモル比2:1で配合した付加反応物(分子量:3300)
化合物(D)(5):次のオリゴマー:2,2’−(エチレンジチオ)ジエタンチオール/トリメチロールプロパントリアリルエーテルのモル比3:1で配合した付加反応物(分子量:未測定)
化合物(D)(6):次のオリゴマー:4,4′−チオビスベンゼンチオール/アジピン酸ジビニルのモル比2:1で配合した付加反応物(分子量:2120)
Claims (17)
- (A)チタンテトラアルコキシドを1.0〜1.8倍モルの量の水を用いて加水分解縮合させて得られるチタノキサン化合物、
(B)1分子中にSH基を少なくとも二つ有するチオール化合物、並びに、
(C)1分子中に炭素数2〜5のアルケニル基を少なくとも二つ有し、かつ、分子中に、(i)少なくとも一つの芳香環を含有する、及び/又は、(ii)(a)酸素原子、硫黄原子若しくはケイ素原子、若しくは、(b)炭素数2〜20(ただし、アルケニル基を構成する炭素を除く。)の鎖状若しくは非芳香環状の炭素鎖(ただし、炭素鎖を構成する炭素原子の一部が酸素原子、硫黄原子又はケイ素原子で置き換わっていてもよい。)のいずれかを少なくとも一つ含有する、アルケニル化合物を含有し、前記チタノキサン化合物(A)、チオール化合物(B)及びアルケニル化合物(C)は相溶溶液を形成することを特徴とする硬化性組成物。 - チオール化合物(B)は、分子中に、少なくとも一つの芳香環を含有する、及び/又は、直鎖状、分枝鎖状若しくは脂環状の、炭素数2〜20の炭素鎖(ただし、炭素鎖を構成する炭素原子の一部が酸素原子、硫黄原子又はケイ素原子で置き換わっていてもよい。)を少なくとも一つ含有する、チオール化合物である請求項1記載の組成物。
- チオール化合物(B)は、芳香族チオール、チオール基以外に硫黄原子を有する芳香族チオール、脂肪族チオール及びチオール基以外に硫黄原子を有する脂肪族チオール又は非芳香環含有チオールからなる群から選択される少なくとも1種のチオールである請求項1又は2記載の組成物。
- チオール化合物(B)は、SH基当量が1000g/eq以下のものである請求項1〜3のいずれか記載の組成物。
- チオール化合物(B)は、(エチレンジチオ)ジエタンチオール、ジメルカプトベンゼン、ビス(メルカプトメチル)ベンゼン、ナフタレンジチオール、ベンゼントリチオール、チオビスベンゼンチオール、トリメチロールプロパントリス(3−メルカプトプロピオネート)、及びペンタエリスリトールテトラキス(3−メルカプトプロピオネート)からなる群から選択される少なくとも1種である請求項3又は4記載の組成物。
- チオール化合物(B)は、ジメルカプトベンゼン、ビス(メルカプトメチル)ベンゼン、ベンゼントリチオール、ナフタレンジチオール及びチオビスベンゼンチオールからなる群から選択される少なくとも1種である請求項5記載の組成物。
- アルケニル化合物(C)は、アルケニル基としてビニル基又はアリル基を含有するものである請求項1〜6のいずれか記載の組成物。
- アルケニル化合物(C)は、脂肪族アルケニル化合物、炭素以外に酸素原子、イオウ原子又はケイ素原子を含有する脂肪族又は非芳香環含有アルケニル化合物、芳香族アルケニル化合物、炭素以外に酸素原子、イオウ原子又はケイ素原子を含有する芳香族アルケニル化合物からなる群から選択される少なくとも1種のアルケニル化合物である請求項1〜7のいずれか記載の組成物。
- アルケニル化合物(C)は、芳香環としてベンゼン環を含有するものである請求項1〜8のいずれか記載の組成物。
- アルケニル化合物(C)は、ジビニルベンゼン、ジアリルベンゼン、トリビニルベンゼン、テトラアリルベンゼン、へキサアリルベンゼン、ジビニルトルエン、ビスフェノールAジアリルエーテル、ジアリルオキシベンゼン、テレフタル酸ジアリル、フタル酸ジアリル、イソフタル酸ジアリル、トリメリット酸ジアリル、トリメリット酸トリアリル、ピロメリット酸トリアリル、ピロメリット酸テトラアリル、ビス(ジメチルビニルシリル)ベンゼン、ジビニルメチルフェニルシラン、ジビニルジフェニルシラン及びジアリルジフェニルシランからなる群から選択される少なくとも1種である請求項9記載の組成物。
- アルケニル化合物(C)は、1分子中にヒドロシリル基を少なくとも二つ有する有機化合物と1分子中にアルケニル基を少なくとも二つ有する有機化合物とからヒドロシリル化反応によって鎖伸張されたアルケニル基含有機化合物、及び、1分子中にSH基を少なくとも二つ有する有機化合物と1分子中にアルケニル基を少なくとも二つ有する有機化合物とから付加反応によって鎖伸張されたアルケニル基含有化合物からなる群から選択される少なくとも1種である請求項1〜9のいずれか記載の組成物。
- (A)チタンテトラアルコキシドを1.0〜1.8倍モルの量の水を用いて加水分解縮合させて得られるチタノキサン化合物、並びに、
(D)1分子中にSH基を少なくとも二つ有し、かつ、分子中に、少なくとも一つの芳香環を含有する、及び/又は、炭素数3以上の鎖状若しくは非芳香環状の炭素鎖(ただし、炭素鎖を構成する炭素原子の一部が酸素原子、硫黄原子又はケイ素原子で置き換わっていてもよい。)を少なくとも一つ含有する、分子量300〜20,000のチオール化合物を含有し、前記チタノキサン化合物(A)及びチオール化合物(D)は相溶溶液を形成することを特徴とする硬化性組成物。 - チオール化合物(D)は、(B)1分子中にSH基を少なくとも二つ有するチオール化合物と(C)1分子中に炭素数2〜5のアルケニル基を少なくとも二つ有し、かつ、分子中に、(i)少なくとも一つの芳香環を含有する、及び/又は、(ii)(a)酸素原子、硫黄原子若しくはケイ素原子、若しくは、(b)炭素数2(ただし、アルケニル基を構成する炭素を除く。)以上の鎖状若しくは非芳香環状の炭素鎖(ただし、炭素鎖を構成する炭素原子の一部が酸素原子、硫黄原子又はケイ素原子で置き換わっていてもよい。)のいずれかを少なくとも一つ含有する、アルケニル化合物とを反応させたチオール化合物である請求項12記載の組成物。
- チオール化合物(D)は、芳香環としてベンゼン環を含有するものである請求項12又は13記載の組成物。
- チタノキサン化合物(A)は、下記一般式(1)で表される化合物である請求項1〜11のいずれか記載の組成物:
TiαOβ(OR)γ (1)
[式(1)中、Rは、炭素数1〜12のアルキル基である。分子中に複数存在するRは、それぞれ、同一でも異なっていてもよい。α、β、γは、以下の条件(a)〜(c)を満たし、αは正の整数、β、γは正の数である:
(a)80≧α≧2、
(b)1.8α≧β≧α、
(c)γ=4α−2β]。 - チタノキサン化合物(A)は、下記一般式(1)で表される化合物である請求項12〜14のいずれか記載の組成物:
TiαOβ(OR)γ (1)
[式(1)中、Rは、炭素数1〜12のアルキル基である。分子中に複数存在するRは、それぞれ、同一でも異なっていてもよい。α、β、γは、以下の条件(a)〜(c)を満たし、αは正の整数、β、γは正の数である:
(a)80≧α≧2、
(b)1.8α≧β≧α、
(c)γ=4α−2β]。 - チタノキサン化合物(A)を、チタノキサン化合物(A)、チオール化合物(B)及びアルケニル化合物(C)の合計に対して、50〜95重量%含有する請求項1〜11、15のいずれか記載の組成物。
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