JP5678343B2 - フレーズデータ検索装置及びプログラム - Google Patents
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Description
図1はこの発明の一実施例によるフレーズデータ検索システムの構成例を示す図であり、図1(1)はこの発明の一実施例によるフレーズデータ検索装置のハードウエア構成例を示す。このフレーズデータ検索装置は、電子的な音楽情報処理機能を有する一種のコンピュータであり、例えば、電子楽器のような電子音楽装置が用いられ、フレーズデータ検索モード時にフレーズデータ検索システムが構築される。このフレーズデータ検索装置は、中央処理装置(CPU)1、ランダムアクセスメモリ(RAM)2、読出専用メモリ(ROM)3、外部記憶装置4、入力操作部5、表示部6、音源7、通信インターフェース(I/F)8などを備え、これらの要素1〜8はバス9を介して互いに接続される。
図1(2)は、この発明の一実施例によるフレーズデータ検索システムの機能ブロック図である。このフレーズデータ検索装置(電子音楽装置)のCPU1を含むデータ処理部(1〜3)は、フレーズデータ作成モードで動作するフレーズデータ抽出部Aと、フレーズデータ検索モードで動作する検索条件設定部B、候補フレーズ抽出部C及びフレーズ選択部Dとして機能することができる。外部記憶装置4に設けられたフレーズデータ記憶部PBには、フレーズデータ検索の際に参照される多数のフレーズデータPr:Pr1,Pr2,…が記憶され、フレーズデータベースが構築される。なお、参照記号「Pr」は、フレーズデータを総称的に表わし、フレーズデータベースは、フレーズデータ記憶部と同じ参照記号「PB」を付記して説明される。
図2は、この発明の一実施例によるフレーズデータの例のイメージ的に説明するための図であり、図2(1),(2)は、それぞれ、元楽曲データMr及び抽出されたフレーズデータPrを構成する音符列を示す。図2(1),(2)において、横軸は、右矢印の方向に時間が推移する時間軸を示し、「1:1」、「2:1」、…は「小節:拍」を表わし(1小節=4拍)、実線は小節線位置或いは小節線タイミングを表わし、破線は拍位置或いは拍タイミングを表わす。また、縦軸は、音高変化の傾向を大まかに示し、元楽曲データMr或いはフレーズデータPrを構成する音符イベントが、ブロックN1,N2,…で表わされる。なお、図2(1)では、前後の音符表記が省略されている。
図3〜図4は、この発明の一実施例によるフレーズデータ検索処理の動作例を表わすフローチャートである。このフレーズデータ検索装置は、待機モードや実演奏モード、自動演奏モード等で動作しているときに、検索モード設定ボタンを操作することにより、フレーズデータ検索モードで動作し、図3のフレーズデータ検索処理を行うことができる。フレーズデータ検索処理がスタートすると、CPU1は、まず、ステップR1で、編集対象となる楽曲データ即ち対象楽曲データMsをRAM2の対象楽曲記憶領域に用意する。つまり、対象楽曲データMsを記憶装置4等から読み込み、必要な表示処理を行い、対象楽曲データMsが複数パートから成る場合は編集対象となるパート(対象パートという)を設定し、必要に応じて、対象楽曲データMsをクオンタイズしたり、入力操作部5から音符情報を入力するなどの処理を行い、検索画面を表示部6のディスプレイに表示する。
図5及び図6は、この発明の一実施例による候補フレーズ抽出処理の例を表わすフローチャートである。この候補フレーズ抽出処理は、フレーズデータ検索処理のステップR11で実行され、最初のステップP1で、CPU1は、フレーズデータベースPBを参照し、対象楽曲データの現在の分解能に合うフレーズデータPrを新たに1つ参照すべき対象としてRAM2の参照フレーズ記憶領域に読み込む。次のステップP2では、参照対象としたフレーズデータPrの属性情報Arに参照ずれ情報Grが含まれているか否かを判定し、属性情報Arに参照ずれ情報Grが含まれていないときは(P2=NO)、ステップP3〜P4に順次進み、フレーズデータPrの基準タイミングからのずれ(参照ずれ)Grを検出する。つまり、ステップP3では、フレーズデータPr内の先頭音符イベントの発音タイミング情報及び基準タイミング情報trに基づいて、先頭音符から直後の小節線までの時間を抽出し、このフレーズデータPrの「小節線からのずれ情報Gr」としてRAM2の第1参照ずれ記憶領域に記憶する。また、ステップP3では、フレーズデータPr内の先頭音符イベントの発音タイミング情報及び基準タイミング情報trに基づいて、先頭音符から直後の拍位置までの時間を抽出し、このフレーズデータの「拍位置からのずれ情報Gr」としてRAM2の第2参照ずれ記憶領域に記憶する。
以上、図面を参照しつつこの発明の好適な実施の一形態について説明したが、これは単なる一例であり、この発明は、発明の精神を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。例えば、対象楽曲データ内の編集の先頭となる音符予定位置については、ユーザがその都度1つずつ指定してもよいし、例えば、楽曲データをいくつかの区間に自動或いは手動で分割した際に各区間内の先頭の音符位置を利用する等により、自動検出するようにしてもよい。例えば、サビの始まりや主旋律の始まり等、曲構成における要所でこの機能を活用するようにすると効果的である。
Mr,Ms 元楽曲データ及び対象楽曲データ、
Pr:Pr1,Pr2,…;Pra,Prb フレーズデータ(フレーズともいう)、
Prs,Prd 候補[フレーズデータ]及び最適フレーズデータ、
Ar;Ara,Arb [フレーズ]属性情報、
Gr,Gs [参照]ずれ情報及び指定ずれ情報(ずれ自体を示すこともある)、
N1,N2,… 音符イベント、
tr 基準タイミング[情報]。
Claims (3)
- 元楽曲データから抽出された複数のフレーズデータを記憶するフレーズ記憶手段と、
編集対象とする楽曲データを取得する対象楽曲取得手段と、
対象楽曲取得手段により取得された楽曲データ内において編集範囲の先頭となる音符予定位置を指定する予定位置指定手段と、
予定位置指定手段により指定された音符予定位置の、音符予定位置直後の小節線又は拍位置のタイミングである基準タイミングに対するずれを検出し、検出されたずれを表わす指定ずれ情報を生成するずれ検出手段と、
フレーズ記憶手段からフレーズデータを読み込むフレーズデータ読込み手段と、
フレーズデータ読込み手段により読み込まれたフレーズデータについて、元楽曲データにおける先頭音符の、先頭音符直後の小節線及び拍タイミングである基準タイミングに対するずれを表わす参照ずれ情報を抽出するずれ情報抽出手段と、
ずれ情報抽出手段により抽出された参照ずれ情報をずれ検出手段により生成された指定ずれ情報と比較し、両ずれ情報が一致する場合に、フレーズデータ読込み手段により読み込まれたフレーズデータを編集範囲の候補フレーズデータとして検出する候補検出手段と、
を具備することを特徴とするフレーズデータ検索装置。 - さらに、
両ずれ情報の一致を判定するためのレベルを設定するレベル設定手段を具備し、
候補検出手段は、レベル設定手段により設定されたレベルに応じて両ずれ情報の一致判定を行い、両ずれ情報が一致すると判定されたときのフレーズデータを候補フレーズデータとする
ことを特徴とする請求項1に記載のフレーズデータ検索装置。 - 元楽曲データから抽出された複数のフレーズデータを記憶するフレーズ記憶手段を具備し、フレーズデータ検索装置として機能するコンピュータに、
編集対象とする楽曲データを取得する対象楽曲取得ステップと、
対象楽曲取得ステップで取得された楽曲データ内において編集範囲の先頭となる音符予定位置を指定する予定位置指定ステップと、
予定位置指定ステップで指定された音符予定位置の、音符予定位置直後の小節線又は拍位置のタイミングである基準タイミングに対するずれを検出し、検出されたずれを表わす指定ずれ情報を生成するずれ検出ステップと、
フレーズ記憶手段からフレーズデータを読み込むフレーズデータ読込みステップと、
フレーズデータ読込みステップで読み込まれたフレーズデータについて、元楽曲データにおける先頭音符の、先頭音符直後の小節線及び拍タイミングである基準タイミングに対するずれを表わす参照ずれ情報を抽出するずれ情報抽出ステップと、
ずれ情報抽出ステップで抽出された参照ずれ情報をずれ検出ステップで生成された指定ずれ情報と比較し、両ずれ情報が一致する場合に、フレーズデータ読込みステップで読み込まれたフレーズデータを編集範囲の候補フレーズデータとして検出する候補検出ステップと、
から成る手順を実行させるフレーズデータ検索プログラム。
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2010
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