JP5674773B2 - 管路内に流れる流体の速度を計測するための装置 - Google Patents
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Description
− 配管の内径と略同一である外径を有している複数のブレードを含んでいるタービンと、
− 一方の側面が塞がっていると共にブレードと結合されている、中空チューブを可動要素として含んでおり、潤滑液入口チャネルと呼称される少なくとも1つの第1のチャネルと潤滑液排出チャネルと呼称される少なくとも1つの第2のチャネルとが開口していると共に中空チューブ内で調整される、シャフトを配管に対して固定されている要素として含んでいる、流体軸受式の軸受と、
を備えている装置において、
第1のチャネルと第2のチャネルとが、流体回路の一部分を形成している装置に関する。
シャフトの長さ方向に沿ってシャフトの中心に開口されている潤滑液入口チャネルと、
潤滑液入口チャネルが調整された液圧抵抗流路を介して軸線方向液圧流れチャンバ内部に形成されており、中空チューブのベースの反対側に位置するシャフトの端部に形成されている、軸線方向液圧流れチャンバと、
潤滑液入口チャネルが調整された液圧抵抗流路を介して径方向液圧流れチャンバステージそれぞれの内部に且つシャフトの周囲に径方向に形成されている、2つの径方向液圧流れチャンバステージであって、流れステージそれぞれが他の流れステージと相違する軸線方向寸法で製造され、シャフトの周囲に等間隔で分散配置されている少なくとも3つの同一のチャンバを含んでいる、2つの径方向液圧流れチャンバステージと、
潤滑液排出チャネルそれぞれがシャフト内に開口されていると共に潤滑液入口チャネルの周囲に並列して配置されている、3つの潤滑液排出チャネルと、
排出ステージそれぞれが、潤滑液排出チャネルのうち一の潤滑液排出チャネルの上方においてシャフトの周囲に形成されている、3つの排出ステージであって、排出ステージのうち一の排出ステージが、2つの径方向液圧流れチャンバステージの寸法の間の寸法で製造されており、排出ステージのうち他の排出ステージが、軸線方向液圧流れチャンバに最も近接した径方向液圧流れチャンバステージの寸法と、軸線方向液圧流れチャンバの寸法との間の寸法で製造されており、排出ステージのうち3番目の排出ステージが、中空チューブのベースに面している端部の反対側に位置するシャフト(32)の端部に製造されている、3つの排出ステージと、を備えている。調整された液圧抵抗流路のすべてが、同一の値を有している。
−流体軸受3
シャフト32
直径:20.00mm
長さ:50.40mm
シャフト32の縮径部分32A
直径:18.0mm
長さ:15.0mm
入口チャネル320
直径:長手方向軸線XX′を中心として7.0mm
軸線方向液圧流れチャンバすなわちスラスト軸受321
深さ:1.0mm
直径:10.0mm
径方向液圧流れチャンバのステージ322,323
長さ:周囲の1/8の角度、すなわち7.85mm
高さ:7.80mm
径方向液圧流れチャンバのステージ322,323と排出ステージ326と
の距離:5.20mm
径方向液圧流れチャンバステージ322,323の中央と軸線方向液圧流れ
チャンバ321の遠位端における端部との間の長さ:14.10mm、及び
36.30mm
液圧制御抵抗流路324
部分3240の直径:480μm+/−10μm
部分3240の長さ:1mm
部分3241の直径:2.0mm
周囲の排出ステージ326
深さ:3.0mm
高さ:4.0mm
排出ステージ326それぞれの中央と軸線方向チャンバ321の遠位端にお
ける端部との間の長さ:3.00mm、25.20mm、及び47.40m
m
排出チャネル325
長手方向軸線XX′に対して偏心配置された3つの配管
各直径:4.0mm
−ドームを形成する中空チューブ30
内径:20.0mm
外径:22.0mm
長さ:50.0mm
平衡状態において、中空チューブ30とシャフト32との間における軸線方向の遊隙が22μmであり、径方向の遊隙が32μmである。そして、組立体は、径方向の遊隙が32μm+/−2μmで仕上げられる必要がある。
−タービン10
タービンハブ100
直径:ドーム30に締付組立体を付与する、22*24mm
高さ:40mm
ブレード10.1,10.2,10.3
数量:3
直径:87.3mm
ステップ:100.0mm
最適な角度:30°
厚さ:1.0mm
許容値:外側においてドーム30のために締め付ける場合の許容値は、0.
1mm
−支持構造体
リング2
直径:87.3*89.3mm
高さ:45.0mm
外形を形成する補剛材4
数量:4
最大厚さ:7.0mm
高さ:45.0mm
液体供給配管50,52
直径:5.0mm
支持構造体の一般的な許容値:0.1mm
表面仕上げ:0.1μm
−ハブカバー101,34
これらハブカバーは、楕円率Rx/Ryは約1.5である半楕円状の形態と
しており、タービン10のドーム30及びハブ100の直径に適合している
。
許容誤差:+/−0.1mm
表面仕上げ:0.1μm
2 リング
3 流体軸受
4 径方向補剛材
10 タービン
10.1 ブレード
10.2 ブレード
10.3 ブレード
30 中空チューブ
31 要素
32 シャフト
32A 縮径部分
33 ブッシュ
34 下方のハブカバー
50 供給配管
51 供給配管
52 排出配管
53 排出配管
100 ハブ
101 上方のハブカバー
234 液圧制御抵抗体
300 ベース
320 潤滑液入口チャネル
321 軸線方向液圧流れチャンバ
322 径方向液圧流れチャンバステージ
3220 チャンバ
3221 チャンバ
3222 チャンバ
323 径方向液圧流れチャンバステージ
324 較正された液圧抵抗流路
325 潤滑液排出チャネル
326 排出ステージ
3260 排出チャネル
3261 排出チャネル
3262 排出チャネル
Claims (13)
- 配管内を流れる液体の速度を計測するための装置(1)であって、
− 前記配管の内径と略同一である外径を有している複数のブレード(10.1,10.2,10.3)を含んでいるタービン(10)と、
− 一方の側面が塞がっていると共に前記ブレード(10.1,10.2,10.3)と結合されている、中空チューブ(30)を可動要素として含んでおり、潤滑液入口チャネルと呼称される少なくとも1つの第1のチャネル(320)と潤滑液排出チャネルと呼称される少なくとも1つの第2のチャネル(325)とが開口していると共に前記中空チューブ内で調整される、シャフト(32)を前記配管に対して固定されている要素として含んでいる、流体軸受式の軸受(3)と、
を備えている前記装置(1)において、
前記第1のチャネル(320)と前記第2のチャネル(325)とが、液圧回路の一部分を形成しており、
加圧された潤滑液が前記配管の外部環境から1つ以上の前記潤滑液入口チャネル(320)に供給された場合に、前記液圧回路が、前記シャフト(32)の周囲と前記中空チューブ(30)との間において、及び、前記シャフト(32)の端部と前記中空チューブ(30)のベース(300)との間において、開口されている前記シャフトと前記中空チューブとの間における遊隙と同一の厚さを有している薄層の形態で、前記加圧された潤滑液を同時に循環させた後に、前記加圧された潤滑液を前記潤滑液排出チャネル(325)を通じて回収するように適合されており、
薄層の形態をした前記潤滑液と前記中空チューブ及び前記シャフトの調整された壁の表面仕上げとによって、前記中空チューブの調整された壁と前記シャフトの調整された壁との間において発生する摩擦が、液体が1cm/sより低い速度で前記配管内を流れる場合に前記タービンの前記ブレードが回転可能な程度に、ひいては、前記ブレードの速度を計測可能な程度に小さいことを特徴とする装置。 - 開口されている前記シャフト(32,320)と前記中空チューブ(30)との間における前記遊隙が、50μmより小さいことを特徴とする請求項1に記載の装置。
- 開口されている前記シャフト(32,320)と前記中空チューブ(30)との間における前記遊隙が、22μmであることを特徴とする請求項2に記載の装置。
- 開口されている前記シャフト(32,320)と前記中空チューブ(30)との間における前記遊隙が、ラジアル方向における遊隙であり、50μmより小さいことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の装置。
- 開口されている前記シャフト(32,320)と前記中空チューブ(30)との間における前記遊隙が、32μmであることを特徴とする請求項4に記載の装置。
- 前記中空チューブ及び前記シャフトの前記調整された壁の中心線平均粗さ(Ra)が、0.1μmより小さいことを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の装置。
- 前記液圧回路が、
前記シャフト(32)の長さ方向に沿って前記シャフト(32)の中心に開口されている潤滑液入口チャネル(320)と、
前記潤滑液入口チャネルが調整された液圧抵抗流路(324)を介して軸線方向液圧流れチャンバ(321)内部に形成されており、前記中空チューブ(30)の前記ベース(300)に対向する前記シャフトの端部に形成されている、前記軸線方向液圧流れチャンバ(321)と、
前記潤滑液入口チャネル(320)が調整された液圧抵抗流路(324)を介して径方向液圧流れチャンバステージ(322,323)それぞれの内部に且つ前記シャフトの周囲に径方向に形成されている、2つの前記径方向液圧流れチャンバステージ(322,323)であって、流れステージそれぞれが他の流れステージと相違する軸線方向寸法で製造され、前記シャフトの周囲に等間隔で分散配置されている少なくとも3つの同一のチャンバ(3220,3221,3222)を含んでいる、2つの前記径方向液圧流れチャンバステージ(322,323)と、
潤滑液排出チャネル(325)それぞれがシャフト(32)内に開口されていると共に前記潤滑液入口チャネル(320)の周囲に並列して配置されている、3つの前記潤滑液排出チャネル(325)と、
排出ステージ(3260,3261,3262)それぞれが、前記潤滑液排出チャネル(325)のうち一の潤滑液排出チャネルの上方において前記シャフト(32)の周囲に形成されている、3つの前記排出ステージ(3260,3261,3262)であって、前記排出ステージのうち一の排出ステージ(3261)が、2つの前記径方向液圧流れチャンバステージ(322,323)の間の軸線方向位置に製造されており、前記排出ステージのうち他の排出ステージ(3262)が、前記軸線方向液圧流れチャンバ(321)に最も近接した前記径方向液圧流れチャンバステージ(322)と、前記軸線方向液圧流れチャンバ(321)との間の軸線方向位置に製造されており、前記排出ステージのうち3番目の排出ステージ(3260)が、前記中空チューブ(30)の前記ベース(300)に面している端部の反対側に位置する前記シャフト(32)の端部に製造されている、3つの前記排出ステージ(3260,3261,3262)と、
を備えており、
調整された前記液圧抵抗流路(324)のすべてが、同一の値を有していることを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載の装置。 - 前記タービン(10)の前記ブレード(10.1,10.2,10.3)が、ハブ(100)に取り付けられており、
前記中空チューブ(30)が、前記ハブ(100)の内側に嵌め合わされ取り付けられており、
開口されている前記シャフト(32)が、前記中空チューブ(30)内において調整されることを特徴とする請求項1〜7のいずれか一項に記載の装置。 - 前記タービンの前記ブレードが、ハブに取り付けられており、
前記ハブが、前記中空チューブを構成しており、
開口されている前記シャフトが、前記中空チューブ内において調整されることを特徴とする請求項1〜7のいずれか一項に記載の装置。 - 前記シャフト(32)が、支持構造体(2,4)に取り付けられており、
前記支持構造体(4)の少なくとも1つの構成部品は、前記シャフト内部に向かって径方向に前記液体を輸送するために、前記潤滑液入口チャネル(320)に接続されている潤滑液供給配管(50,51)によって開口されており、前記潤滑液が前記軸受を潤滑完了した後に前記潤滑液を径方向に排出するために、前記潤滑液排出チャネル(325)に接続されている潤滑液排出配管(52,53)によって開口されていることを特徴とする請求項1〜9のいずれか一項に記載の装置。 - 前記シャフトのショルダと共にストッパとして機能させるために、前記中空チューブに形成された溝内に挿入されている軸線方向保持クリップを含んでいることを特徴とする請求項1〜10のいずれか一項に記載の装置。
- 前記液圧回路が、圧力0.5barの作用下において流速約7cc/sの潤滑液を受け入れるように適合されていることを特徴とする請求項1〜11のいずれか一項に記載の装置。
- 略垂直方向の配管、又は垂直に対して僅かに傾斜している配管、典型的には垂直に対して30°よりも小さな角度で傾斜している配管における請求項1〜12のいずれか一項に記載の装置の利用。
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