JP5663801B2 - 増し張り断熱改修用パネル、建物の室内側断熱改修構造、および断熱改修方法 - Google Patents
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Description
本明細書中で「室内側断熱構造」は、「断熱壁構造」、「断熱床構造」、及び「断熱天井構造」を含む概念である。また「室内側既存構造」は断熱改修を行う前の既存の室内側構造を表し、既存壁構造、既存床構造、及び既存天井構造を意味する。
ここで「切断可能な他の断熱材」とは、真空断熱材のように切断することによりその断熱性が損なわれる断熱材でなく、切断をしても切断したこと自体によっては断熱性を損なわない断熱材を意味する。
ここで、「室内側既存構造」とは、「既存壁構造」、「既存床構造」、及び「既存天井構造」を含む概念である。
また、「建物の躯体」は、建物に備えられる構造上の要素を意味し、具体的には柱、間柱、梁、根太、既存内装材、既存床材、既存天井材等を含む概念である。また、「建物の室内側断熱構造」とは、「建物の断熱壁構造」、「建物の断熱床構造」、「建物の断熱天井構造」を含む概念である。
また、増し張り断熱改修用パネルは、建物の壁部に配置されることから、建物の室内側既存構造に備えられていて壁部の下部側に配置されているコンセント、排気口、エアコン等のいわゆる内面設備を覆い隠してしまわないように、増し張り断熱改修用パネルの一部には必要に応じて穴を設けなければならない。そこで、少なくともこのような穴を開ける必要がある増し張り断熱改修用パネルの端部側には切断可能な他の断熱材が配置されることにより適切に穴を設けることができる。
これにより、後述するように断熱パネル10を建物の室内側既存構造に取り付けるに際して枠12に固定部材を貫通させて建物の躯体に固定させることができ、真空断熱材に固定部材を打ち込んでしまうことを防止することができる。
なお、枠12の各枠材は後で説明するように、断熱パネル10の製造時にその長さを調整することが容易なので、リフォームの対象となる建物の状況に応じて柔軟に枠12を形成することができる。
シール部材25に用いられる材料は上記した機能の観点から柔軟性、弾性に富む材料が好ましく、いわゆるパッキン材を用いることができる。
従来において、真空断熱材はその性質上、断熱性は高いものの、通常の断熱材に比べて取り扱いに困難があったが、断熱パネル10によれば真空断熱材を効果的にかつ容易に取り扱うことができるので、増し張り断熱改修における工期の短縮及び改修の簡易化をすることができる。
製造方法S1は、図4からわかるように、工程S10〜工程S21を有している。以下に各工程について説明する。
工程S11は、工程S10により切り出した枠材に固定材を取り付ける工程である。固定材は次の工程で枠材を表面シート30に固定するための部材であり、例えば両面テープや粘着剤を挙げることができる。
工程S12は、固定材を取り付けた枠材を一方の表面シートである表面シート30の面に貼り付ける工程である。図5(a)には、工程S12により表面シート30に枠材が取り付けられた後の状態を示した。図5(a)からわかるように、各枠材は、表面シート30に貼り付けられるに際し、横枠材13、14、縦枠材15、16、及び中間枠材17となって枠状を形成するように組み合わされる。ここで、各枠材は、予め取得しておいた施工対象となる建物の情報に基づいて組み合わされるので、枠12のうち、横枠材13、14、縦枠材15、16、及び中間枠材17のうち少なくとも2つは建物の躯体に沿うように形成される。
工程S14は、真空断熱材20、21を枠12の枠内に配置する工程である。図5(b)には、工程S14により真空断熱材20、21が枠12の枠内に配置された後の状態を示した。真空断熱材20、21は枠12内に配置されるとともに、工程S13により取り付けた固定材により表面シート30に固定される。ここで、真空断熱材を配置する数量や位置は、既存の真空断熱材の大きさ、枠内の大きさ、形状、及び内面設備用の穴の位置等が考慮され、最も断熱性が高まるように決定されることが好ましい。
工程S16は、断熱材22、23に固定材を取り付ける工程である。固定材は次の工程で断熱材22、23を表面シート30に固定するための部材であり、例えば両面テープや粘着剤を挙げることができる。
工程S17は、断熱材22、23を枠12の枠内に配置する工程である。図6(a)には、工程S17により断熱材22、23が枠12の枠内に配置された後の状態を示した。断熱材22、23は枠12の枠内に配置されるとともに、工程S16により取り付けた固定材により表面シート30に固定される。
工程S20は、表面シート11、表面シート30の少なくとも一方に枠12の位置、及び穴が開けられるべき位置の少なくとも一方を表示する工程である。図7(a)には、工程S20により当該表示がされた後の状態を示した。これにより、誤って真空断熱材20、21を損傷してしまうことを防止することができる。
図8(a)、図8(b)、及び図9からわかるように、断熱構造40は、壁部41と開口部60とを具備している。
また、コンセント51が具備された位置に配置される断熱パネル56は、当該コンセント51の形態に合わせて穴が設けられている。この穴は、断熱パネル56のうち、断熱材が配置された位置に設けられていることは上記した通りである。
ここで固定部材の種類は特に限定されることはなく、例えば釘やビス、ネジ等を挙げることができる。
ただし、断熱パネル及び仕上内装材の固定についてはこれに限定することなく、建物の状況に応じて適宜変更することができる。例えば仕上内装材は断熱パネルの枠にのみ固定するように構成してもよく、断熱パネルは建物の躯体としての既存内装材、間柱、柱にのみ固定される態様であってもよい。
11 表面シート
12 枠
13、14 横枠材
15、16 縦枠材
17 中間枠材
20、21 真空断熱材
22、23 断熱材
25 シール部材
30 表面シート
40 建物の室内側断熱構造
41 壁部
42、44、46 柱
43、45 間柱
52 既存内装材
53〜56 断熱パネル
57 仕上内装材
58 固定部材
100 割り付け装置
101 演算装置
102 演算手段
103 受信手段
104 記憶手段
105 RAM
106 出力手段
110 撮像手段
111 外部記憶手段
112 表示手段
Claims (7)
- 真空断熱材と、
切断可能な他の断熱材と、を備え、建物の室内側既存構造に配置される増し張り断熱改修用パネルにおいて、
前記他の断熱材は、内面設備が配置される領域に設けられている増し張り断熱改修用パネル。 - 前記内面設備が配置される領域の前記増し張り断熱改修用パネルの表面には、加工可能範囲が表示されている請求項1に記載の増し張り断熱改修用パネル。
- 前記真空断熱材および前記他の断熱材を所定の位置に保持する保持部材をさらに備える請求項1または2に記載の増し張り断熱改修用パネル。
- 前記保持部材は、複数の枠材が組み合わされて枠状に形成された枠と、前記真空断熱材および前記他の断熱材を前記枠内に保持する保持手段と、を有する請求項3に記載の増し張り断熱改修用パネル。
- 前記枠の外周面にはシール部材が配置されている請求項4に記載の増し張り断熱改修用パネル。
- 建物の室内側既存構造に配置された請求項1〜5のいずれか一項に記載の増し張り断熱改修用パネルを備えた建物の室内側断熱改修構造であって、
前記増し張り断熱改修用パネルは、前記他の断熱材が少なくとも下部側に配置された状態で前記建物の室内側既存構造に固定部材により固定されている、建物の室内側断熱改修構造。 - 真空断熱材と切断可能な他の断熱材とを有する断熱パネルを、室内側既存構造の内装材の表面を覆うように配置する断熱改修方法であって、
前記室内側既存構造の内面設備を取り外す工程と、
前記内装材の表面に前記断熱パネルを配置して前記室内側既存構造に固定する工程と、
前記他の断熱材が配された所望の領域に内面設備を取り付ける工程と、を有する断熱改修方法。
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