JP5662269B2 - 酢酸の製造方法 - Google Patents
酢酸の製造方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5662269B2 JP5662269B2 JP2011153201A JP2011153201A JP5662269B2 JP 5662269 B2 JP5662269 B2 JP 5662269B2 JP 2011153201 A JP2011153201 A JP 2011153201A JP 2011153201 A JP2011153201 A JP 2011153201A JP 5662269 B2 JP5662269 B2 JP 5662269B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- acetic acid
- reaction
- iodide
- boiling fraction
- low
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07C—ACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
- C07C51/00—Preparation of carboxylic acids or their salts, halides or anhydrides
- C07C51/42—Separation; Purification; Stabilisation; Use of additives
- C07C51/43—Separation; Purification; Stabilisation; Use of additives by change of the physical state, e.g. crystallisation
- C07C51/44—Separation; Purification; Stabilisation; Use of additives by change of the physical state, e.g. crystallisation by distillation
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07C—ACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
- C07C51/00—Preparation of carboxylic acids or their salts, halides or anhydrides
- C07C51/10—Preparation of carboxylic acids or their salts, halides or anhydrides by reaction with carbon monoxide
- C07C51/12—Preparation of carboxylic acids or their salts, halides or anhydrides by reaction with carbon monoxide on an oxygen-containing group in organic compounds, e.g. alcohols
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07C—ACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
- C07C51/00—Preparation of carboxylic acids or their salts, halides or anhydrides
- C07C51/42—Separation; Purification; Stabilisation; Use of additives
- C07C51/43—Separation; Purification; Stabilisation; Use of additives by change of the physical state, e.g. crystallisation
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07C—ACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
- C07C53/00—Saturated compounds having only one carboxyl group bound to an acyclic carbon atom or hydrogen
- C07C53/08—Acetic acid
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P20/00—Technologies relating to chemical industry
- Y02P20/10—Process efficiency
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Oil, Petroleum & Natural Gas (AREA)
- Crystallography & Structural Chemistry (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
- Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
Description
反応工程(カルボニル化反応系)では、メタノール、ジメチルエーテル及び酢酸メチルからなる群から選択された少なくとも一種(メタノール及び/又はその誘導体)を一酸化炭素でカルボニル化する。なお、メタノール及び/又はその誘導体は、フレッシュな原料を直接又は間接的に反応系へ供給してもよく、また、蒸留工程から留出するメタノール及び/又はその誘導体を、リサイクルすることにより、反応系に供給してもよい。
フラッシュ蒸発工程(蒸発槽)では、反応工程から供給された反応混合物から、少なくとも高沸点触媒成分(金属触媒成分、例えば、ロジウム触媒及びヨウ化物塩)を含む高沸点留分を液体として分離するとともに、酢酸を含む低沸点留分(酢酸流)を蒸気として分離する。
蒸留工程では、前記蒸発工程で気化した低沸点留分を蒸留塔に供給し、酢酸を蒸留する工程であれば、特に限定されず、本発明では、前述のように、蒸留工程に供給される低沸点留分の一部が熱交換器で凝縮されて反応熱を除熱できるため、蒸留塔の塔径及び付随するコンデンサーのサイズを小さくできるため、プラントの設備が簡略化される。蒸留工程は、1つの蒸留塔で脱低沸成分処理及び脱水処理を行う工程(例えば、特許第3616400号公報に記載の蒸留塔などを利用した工程)、脱低沸成分処理及び脱水処理を行う蒸留塔に続いて、第2の蒸留塔で更なる精製を行う工程などであってもよいが、精製効率などの点から、第1の蒸留塔で主として脱低沸成分処理を行い、第2の蒸留塔で主として脱水処理を行う蒸留工程が好ましい。
第1の蒸留塔には、蒸発槽から供給された酢酸流(低沸点留分)から、一部を熱交換器に導入した残りの酢酸流が供給される。第1の蒸留塔では、低沸成分(ヨウ化メチル、酢酸メチル、アセトアルデヒドなど)の少なくとも一部を含む低沸点留分と、高沸成分(プロピオン酸、水など)の少なくとも一部を含む高沸点留分(缶出)とを分離し、少なくとも酢酸を含む低沸点留分(側流)をサイドカットにより留出させている。
第2の蒸留塔では、第1の蒸留塔で分離されずに残存したヨウ化水素、低沸成分及び高沸成分をさらに精度よく除去する。第2の蒸留塔としては、例えば、慣用の蒸留塔、例えば、棚段塔、充填塔などが使用できる。また、第2の蒸留塔における塔内温度、塔内圧力、理論段数、及び還流比は、蒸留塔の種類などに応じて選択でき、例えば、前記第1の蒸留塔と同様の範囲から選択できる。
第2の蒸留塔からサイドカットにより回収した精製酢酸は、通常は、製品酢酸塔に導入され、製品酢酸となるが、製品酢酸塔に導入する前に、さらにヨウ化物除去工程に供して、ヨウ化物(ヨウ化ヘキシル、ヨウ化デシルなどのヨウ化C1−15アルキルなど)を除去してもよい。
反応により生成したアセトアルデヒドを含む留分を、リサイクルにより反応系及び蒸留塔などを循環させると、プロピオン酸、不飽和アルデヒド、ヨウ化アルキルなどの副生量が増大する。そのため、反応系及び/又は蒸留塔へのリサイクル液中のアセトアルデヒドを分離除去するのが好ましい。アセトアルデヒドの分離方法としては、リサイクル液をアセトアルデヒド分離塔に供給し、アセトアルデヒドを含む低沸点留分と、ヨウ化メチル、酢酸メチル及び水などを含む高沸点留分とに分離した後、アルデヒド分離塔の塔頂又は塔上段部からは、一酸化炭素、水素などのオフガス成分とともに、アセトアルデヒドを分離する方法であってもよい。さらに、アセトアルデヒドの分離に先立って、コンデンサーや冷却器などを利用することによりオフガス成分を予め除去してもよい。さらに、アセトアルデヒドを低沸点留分として除去して得られた高沸点留分は、ヨウ化メチル、水、酢酸メチル、酢酸などを含んでいるため、反応系にリサイクルしてもよい。
年間稼働8000時間において、酢酸を年間50万t製造するためのプラントとして、以下の実験を行った。図1のフロー図で示されたプラントにおいて、蒸発槽V2で分離された高沸点留分を冷却するための熱交換器E3を使用せず、蒸発槽V2で分離された低沸点留分の一部を冷却するための熱交換器E4及びそのラインを使用せずに運転を行った。反応条件としては、反応圧力が2.76MPaG(ゲージ圧)、反応温度が185℃、一酸化炭素分圧が1.06MPaA(絶対圧)であり、反応液中の各成分の濃度を水8重量%、酢酸メチル2重量%、ヨウ化メチル13重量%、ヨウ化リチウム13重量%、ロジウム600ppmに保持して連続運転を行った。発生する反応熱量は3.4×107kcal/時間であり、このプラントでは、この反応熱量を反応器V1に付随するコンデンサーE1、第1の蒸留塔T1に付随するコンデンサーE2を用いて除熱した。
図1のフロー図で示されたプラントを用いて、比較例1と同様の方法で連続運転を行った。すなわち、反応熱量をコンデンサーE1、コンデンサーE2、熱交換器E3及び熱交換器E4を用いて除熱した。得られた酢酸の収率、純度は、比較例1と略同じであった。
年間稼働8000時間において、酢酸を年間50万t製造するためのプラントとして、以下の実験を行った。図1のフロー図で示されたプラントにおいて、熱交換器E4及びそのラインを使用せずに運転を行った。反応条件としては、反応圧力が2.76MPaG(ゲージ圧)、反応温度が185℃、一酸化炭素分圧が1.06MPaA(絶対圧)であり、反応液中の各成分の濃度を水8重量%、酢酸メチル2重量%、ヨウ化メチル13重量%、ヨウ化リチウム13重量%、ロジウム600ppmに保持して連続運転を行った。発生する反応熱量は3.4×107kcal/時間であり、このプラントでは、この反応熱量をコンデンサーE1、コンデンサーE2、熱交換器E3を用いて除熱した。
図1のフロー図で示されたプラントを用いて、比較例2と同様の方法で連続運転を行った。すなわち、反応熱量をコンデンサーE1、コンデンサーE2、熱交換器E3及び熱交換器E4を用いて除熱した。なお、実施例1とは、後述するように、仕込量が異なっている。得られた酢酸の収率、純度は、比較例2と略同じであった。
年間稼働8000時間において、酢酸を年間50万t製造するためのプラントとして、以下の実験を行った。図1のフロー図で示されたプラントにおいて、熱交換器E4及びそのラインを使用しない代わりに、反応器に外部循環冷却装置E6を設置して運転を行った。反応条件としては、反応圧力が2.76MPaG(ゲージ圧)、反応温度が185℃、一酸化炭素分圧が1.15MPaA(絶対圧)であり、反応液中の各成分の濃度を水2.5重量%、酢酸メチル3重量%、ヨウ化メチル9重量%、ヨウ化リチウム15重量%、ロジウム900ppmに保持して連続運転を行った。発生する反応熱量は3.4×107kcal/時間であり、このプラントでは、この反応熱量をコンデンサーE1、コンデンサーE2、熱交換器E3、外部循環冷却装置E6を用いて除熱した。
図1のフロー図で示されたプラントを用いて、比較例3と同様の方法で連続運転を行った。すなわち、反応熱量をコンデンサーE1、コンデンサーE2、熱交換器E3及び熱交換器E4を用いて除熱した。得られた酢酸の収率、純度は、比較例3と略同じであった。
2…蒸発槽
3…第1の蒸留塔
4…第2の蒸留塔
5,8,9…コンデンサー
6,7…熱交換器
Claims (9)
- ロジウム触媒、ヨウ化物塩及びヨウ化メチルで構成された触媒系で、酢酸及び水の存在下、メタノール、ジメチルエーテル及び酢酸メチルからなる群から選択された少なくとも一種と一酸化炭素とを反応器で連続的に反応させる反応工程と、前記反応器から反応混合物を連続的に抜き出して蒸発槽に供給し、高沸点留分と低沸点留分とに分離するフラッシュ蒸発工程と、前記蒸発槽で気化した低沸点留分を蒸留塔に供給し、酢酸を精製する蒸留工程とを含む酢酸の製造方法であって、前記蒸留塔に供給される前記低沸点留分の一部を熱交換器に導入して凝縮し、凝縮した液状流分を反応器にリサイクルする酢酸の製造方法。
- 蒸留塔に供給される低沸点留分のうち、1〜50重量%の留分を熱交換器に導入する請求項1記載の製造方法。
- 酢酸を精製する蒸留工程から得られた酢酸流を蒸留及び/又は吸着処理して酢酸を得る請求項1又は2記載の製造方法。
- 蒸発槽で分離された高沸点留分を熱交換器に導入して冷却した後、反応器にリサイクルする請求項1〜3のいずれかに記載の製造方法。
- 反応工程及び蒸留工程における低沸点留分をコンデンサーで凝縮する請求項1〜4のいずれかに記載の製造方法。
- 反応器が除熱又は冷却装置を備えていない請求項1〜5のいずれかに記載の製造方法。
- 反応工程において、反応系の液相全体に対して、ヨウ化物塩2〜25重量%、ヨウ化メチル1〜20重量%、酢酸メチル0.1〜30重量%、水0.1〜10重量%の濃度で反応系を保持して反応させる請求項1〜6のいずれかに記載の製造方法。
- ヨウ化物塩の濃度が6〜25重量%であり、水の濃度が0.1〜6重量%である請求項7記載の製造方法。
- 酢酸の製造方法における温度を制御する方法であって、ロジウム触媒、ヨウ化物塩及びヨウ化メチルで構成された触媒系で、酢酸及び水の存在下、メタノール、ジメチルエーテル及び酢酸メチルからなる群から選択された少なくとも一種と一酸化炭素とを連続的に反応させる反応工程と、前記反応工程から反応混合物を連続的に抜き出して、高沸点留分と低沸点留分とに分離するフラッシュ蒸発工程と、前記フラッシュ蒸発工程で気化した低沸点留分を蒸留し、酢酸を精製する蒸留工程とを含む方法において、前記蒸留工程に供給される前記低沸点留分の一部を熱交換器に導入して凝縮し、凝縮した液状流分を反応工程にリサイクルする方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011153201A JP5662269B2 (ja) | 2010-07-26 | 2011-07-11 | 酢酸の製造方法 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010167239 | 2010-07-26 | ||
JP2010167239 | 2010-07-26 | ||
JP2011153201A JP5662269B2 (ja) | 2010-07-26 | 2011-07-11 | 酢酸の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2012046490A JP2012046490A (ja) | 2012-03-08 |
JP5662269B2 true JP5662269B2 (ja) | 2015-01-28 |
Family
ID=44513054
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011153201A Active JP5662269B2 (ja) | 2010-07-26 | 2011-07-11 | 酢酸の製造方法 |
Country Status (11)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US8957248B2 (ja) |
EP (1) | EP2598467B1 (ja) |
JP (1) | JP5662269B2 (ja) |
KR (1) | KR101747484B1 (ja) |
CN (1) | CN103038207B (ja) |
ES (1) | ES2645007T3 (ja) |
MY (1) | MY160862A (ja) |
SA (1) | SA111320640B1 (ja) |
SG (1) | SG186730A1 (ja) |
TW (1) | TWI498317B (ja) |
WO (1) | WO2012014393A1 (ja) |
Families Citing this family (39)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
MX340954B (es) * | 2010-12-15 | 2016-07-29 | Daicel Corp | Procedimiento para producir acido acetico. |
KR101851035B1 (ko) | 2010-12-15 | 2018-04-20 | 주식회사 다이셀 | 아세트산의 제조 방법 |
TWI547477B (zh) * | 2012-03-14 | 2016-09-01 | 大賽璐股份有限公司 | 醋酸之製造方法 |
US9776941B2 (en) * | 2012-12-21 | 2017-10-03 | Daicel Corporation | Process for producing acetic acid |
AR094541A1 (es) * | 2013-01-25 | 2015-08-12 | Daicel Corp | Procedimiento para producir ácido carboxílico |
US10017450B2 (en) | 2014-08-05 | 2018-07-10 | Bp Chemicals Limited | Method of operating a heavy ends column in an acetic acid production process |
ES2751276T3 (es) | 2014-10-02 | 2020-03-31 | Celanese Int Corp | Proceso para producir ácido acético |
MX2017006295A (es) | 2014-11-14 | 2017-08-21 | Celanese Int Corp | Procesos para producir acido acetico con control de decantador. |
US9340481B1 (en) | 2014-11-14 | 2016-05-17 | Celanese International Corporation | Process for flashing a reaction medium comprising lithium acetate |
US9302975B1 (en) | 2015-07-01 | 2016-04-05 | Celanese International Corporation | Process for flashing a reaction medium |
US9540304B2 (en) | 2014-11-14 | 2017-01-10 | Celanese International Corporation | Processes for producing an acetic acid product having low butyl acetate content |
RS61268B1 (sr) | 2014-11-14 | 2021-01-29 | Celanese Int Corp | Procesi za poboljšanje prinosa sirćetne kiseline uklanjanjem gvožđa |
KR102465649B1 (ko) | 2014-11-14 | 2022-11-11 | 셀라니즈 인터내셔날 코포레이션 | 낮은 요오드화에틸 함량을 갖는 반응 매질로부터 아세트산을 제조하기 위한 방법 |
EP3218345B1 (en) | 2014-11-14 | 2019-05-22 | Celanese International Corporation | Process for producing acetic acid by introducing a lithium compound |
US9260369B1 (en) | 2014-11-14 | 2016-02-16 | Celanese International Corporation | Processes for producing acetic acid product having low butyl acetate content |
US9233907B1 (en) | 2014-11-14 | 2016-01-12 | Celanese International Corporation | Reducing hydrogen iodide content in carbonylation processes |
US9458077B2 (en) | 2014-11-14 | 2016-10-04 | Celanese International Corporation | Reducing hydrogen iodide content in carbonylation processes |
CN107207392B (zh) | 2015-01-30 | 2021-06-08 | 国际人造丝公司 | 生产乙酸的方法 |
US9540302B2 (en) | 2015-04-01 | 2017-01-10 | Celanese International Corporation | Processes for producing acetic acid |
US9561994B2 (en) | 2015-01-30 | 2017-02-07 | Celanese International Corporation | Processes for producing acetic acid |
US9487464B2 (en) | 2015-01-30 | 2016-11-08 | Celanese International Corporation | Processes for producing acetic acid |
US9512056B2 (en) | 2015-02-04 | 2016-12-06 | Celanese International Corporation | Process to control HI concentration in residuum stream |
US9505696B2 (en) | 2015-02-04 | 2016-11-29 | Celanese International Corporation | Process to control HI concentration in residuum stream |
US10413840B2 (en) | 2015-02-04 | 2019-09-17 | Celanese International Coporation | Process to control HI concentration in residuum stream |
US9540303B2 (en) | 2015-04-01 | 2017-01-10 | Celanese International Corporation | Processes for producing acetic acid |
US9382183B1 (en) | 2015-07-01 | 2016-07-05 | Celanese International Corporation | Process for flashing a reaction medium |
US9382186B1 (en) | 2015-07-01 | 2016-07-05 | Celanese International Corporation | Process for producing acetic acid |
US9302974B1 (en) | 2015-07-01 | 2016-04-05 | Celanese International Corporation | Process for producing acetic acid |
US9416088B1 (en) | 2015-10-02 | 2016-08-16 | Celanese International Corporation | Process to produce acetic acid with recycle of water |
US9908835B2 (en) | 2015-11-13 | 2018-03-06 | Celanese International Corporation | Processes for purifying acetic and hydrating anhydride |
US9957216B2 (en) | 2015-11-13 | 2018-05-01 | Celanese International Corporation | Processes for producing acetic acid |
JP6666755B2 (ja) * | 2016-03-08 | 2020-03-18 | 株式会社ダイセル | 液体混合物の分離方法 |
US10807935B2 (en) | 2018-11-02 | 2020-10-20 | Celanese International Corporation | Process for continuous acetic acid production |
US20230127564A1 (en) | 2020-04-01 | 2023-04-27 | Celanese International Corporation | Processes for removing and/or reducing permanganate reducing compounds and alkyl iodides |
KR20230019870A (ko) | 2020-06-03 | 2023-02-09 | 셀라니즈 인터내셔날 코포레이션 | 과망간산염 환원 화합물의 제거에 의한 아세트산 생성 공정 |
US20230202957A1 (en) | 2020-06-03 | 2023-06-29 | Celanese International Corporation | Production and purification of acetic acid |
MX2022015383A (es) | 2020-06-03 | 2023-01-16 | Celanese Int Corp | Eliminacion de acetales de corrientes de procesos. |
CN114644550B (zh) * | 2020-12-21 | 2024-03-12 | 大连理工江苏研究院有限公司 | 一种甲醇羰基化制备乙酸的反应系统及工艺 |
CN115430418A (zh) * | 2022-09-08 | 2022-12-06 | 太原理工大学 | 一种催化剂及其制备方法及应用该催化剂制备乙酸的方法 |
Family Cites Families (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2421168A1 (fr) | 1978-03-28 | 1979-10-26 | Propylox Sa | Procede pour la fabrication de peracides carboxyliques |
GB9211671D0 (en) | 1992-06-02 | 1992-07-15 | Bp Chem Int Ltd | Process |
JP3213392B2 (ja) | 1992-07-28 | 2001-10-02 | ダイセル化学工業株式会社 | 酢酸の製造法 |
GB9306409D0 (en) | 1993-03-26 | 1993-05-19 | Bp Chem Int Ltd | Process |
US5374774A (en) | 1994-03-11 | 1994-12-20 | Hoechst Celanese Corporation | Control system for an acetic acid manufacturing process |
JP3883221B2 (ja) | 1995-08-03 | 2007-02-21 | ダイセル化学工業株式会社 | アセトアルデヒドの分離除去方法 |
JP3896742B2 (ja) | 1999-11-26 | 2007-03-22 | 三菱化学株式会社 | アルコール類の製造方法 |
US6657078B2 (en) | 2001-02-07 | 2003-12-02 | Celanese International Corporation | Low energy carbonylation process |
JP5069827B2 (ja) * | 2001-02-28 | 2012-11-07 | 株式会社ダイセル | 反応制御方法および制御装置 |
FR2826960B1 (fr) * | 2001-07-03 | 2005-10-21 | Acetex Chimie | Procede de controle d'une production d'acide acetique et/ou d'acetate de methyle en continu |
JP4511124B2 (ja) * | 2003-03-31 | 2010-07-28 | 千代田化工建設株式会社 | 酢酸の製造方法 |
JP4732743B2 (ja) | 2004-12-06 | 2011-07-27 | ダイセル化学工業株式会社 | 蒸留方法 |
KR101300960B1 (ko) | 2005-07-14 | 2013-08-27 | 가부시끼가이샤 다이셀 | 카르복실산의 제조 방법 |
US7619113B2 (en) * | 2007-09-27 | 2009-11-17 | Celanese International Corporation | Method and apparatus for making acetic acid with improved purification |
-
2011
- 2011-07-11 US US13/806,290 patent/US8957248B2/en active Active
- 2011-07-11 WO PCT/JP2011/003971 patent/WO2012014393A1/en active Application Filing
- 2011-07-11 CN CN201180036788.6A patent/CN103038207B/zh active Active
- 2011-07-11 MY MYPI2012005365A patent/MY160862A/en unknown
- 2011-07-11 EP EP11749005.2A patent/EP2598467B1/en active Active
- 2011-07-11 JP JP2011153201A patent/JP5662269B2/ja active Active
- 2011-07-11 ES ES11749005.2T patent/ES2645007T3/es active Active
- 2011-07-11 KR KR1020137004670A patent/KR101747484B1/ko active IP Right Grant
- 2011-07-11 SG SG2012092391A patent/SG186730A1/en unknown
- 2011-07-25 TW TW100126126A patent/TWI498317B/zh active
- 2011-07-25 SA SA111320640A patent/SA111320640B1/ar unknown
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2012046490A (ja) | 2012-03-08 |
TW201219364A (en) | 2012-05-16 |
EP2598467B1 (en) | 2017-09-06 |
ES2645007T3 (es) | 2017-12-01 |
SG186730A1 (en) | 2013-02-28 |
US8957248B2 (en) | 2015-02-17 |
WO2012014393A1 (en) | 2012-02-02 |
CN103038207A (zh) | 2013-04-10 |
CN103038207B (zh) | 2015-03-04 |
SA111320640B1 (ar) | 2014-03-13 |
KR20130041266A (ko) | 2013-04-24 |
KR101747484B1 (ko) | 2017-06-14 |
EP2598467A1 (en) | 2013-06-05 |
TWI498317B (zh) | 2015-09-01 |
MY160862A (en) | 2017-03-31 |
US20130116470A1 (en) | 2013-05-09 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5662269B2 (ja) | 酢酸の製造方法 | |
JP6166043B2 (ja) | 酢酸の製造方法 | |
JP6158788B2 (ja) | 酢酸の製造方法 | |
JP6007108B2 (ja) | 酢酸の製造方法 | |
JP5823981B2 (ja) | 酢酸の製造方法 | |
KR101805240B1 (ko) | 아세트산의 제조 방법 | |
JP6626988B1 (ja) | 酢酸の製造方法 | |
JP2017165693A (ja) | 酢酸の製造方法 | |
JP6693959B2 (ja) | 酢酸の製造方法 | |
KR102354640B1 (ko) | 아세트산의 제조 방법 | |
TWI833768B (zh) | 醋酸之製造方法 | |
JP6588657B1 (ja) | 酢酸の製造方法 | |
WO2021247854A1 (en) | Production and purification of acetic acid |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20140312 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20141126 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20141202 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20141204 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5662269 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |