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JP5655520B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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JP5655520B2 JP2010259881A JP2010259881A JP5655520B2 JP 5655520 B2 JP5655520 B2 JP 5655520B2 JP 2010259881 A JP2010259881 A JP 2010259881A JP 2010259881 A JP2010259881 A JP 2010259881A JP 5655520 B2 JP5655520 B2 JP 5655520B2
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Description

本発明は、画像形成装置に関する。
電子写真方式の画像形成装置は、タンデム式のカラープリンタが知られ、本体ケーシングに対して引き出し可能な画像形成ユニットを、本体ケーシング内に備えている。画像形成ユニットは、フレームを備え、このフレームは、感光体ドラム、帯電ワイヤを有するスコロトロン型帯電器、現像カートリッジおよびクリーニングローラを備える(例えば特許文献1)。フレームは、感光体ドラムやスコロトロン型帯電器等を、感光体ドラムの回転軸線方向両側から保持している。
スコロトロン型帯電器は、帯電ワイヤに電圧をかけると帯電ワイヤからの放電によってその周囲にイオンを発生させる。感光体ドラムは、このイオンがイオン風となって感光体ドラムに向かって移動して、感光体ドラムに当たることで、帯電される。
ところで、スコロトロン型帯電器は、帯電器内に長時間空気が滞留し続けると、トナー表面処理剤のシリカ等が帯電器内に留まってしまう。すると、スコロトロン型帯電器は、そのシリカ等が帯電ワイヤに付着することによって、放電にムラができる等、帯電性能が落ちてしまう。また、放電時に発生したオゾン等がスコロトロン型帯電器内にいつまでも留まっていると、感光ドラムの劣化が生じてしまう。
そのため、スコロトロン型帯電器周りに空気は、本体ケーシングに設置されたファンによって、装置外に排気される必要がある。
特開2007−72421
しかし、特許文献1に示すように、スコロトロン型帯電器の周辺は、感光体ドラム、現像カートリッジ等が配置されている。更に、スコロトロン型帯電器や感光体ドラム等は、感光体ドラムの回転軸線方向両側からフレームによって支持されている。そのため、スコロトロン型帯電器内部の空気は、ファンによって排気され難くなる。故に、スコロトロン型帯電器は、その内部に空気が流れ込み難く、スコロトロン型帯電器付近で空気が滞留し、局所的なワイヤ汚染や感光体ドラムの劣化が生じてしまうという問題点があった。
そこで、本発明は、帯電ワイヤ(スコロトロン型帯電器)に異物が付着することを低減できる画像形成装置を提供することを目的とする。
本発明は上記目的のため、請求項1に記載の画像形成装置において、本体ケーシングと、前記本体ケーシングに対して引き出し可能な画像形成ユニットを備える画像形成装置であって、前記画像形成ユニットは、回転軸線について回転する感光体と、前記感光体を帯電するスコロトロン型帯電器と、前記スコロトロン型帯電器に対して前記感光体の回転方向上流側には配置され前記感光体の表面をクリーニングするクリーニングローラと、を有し、前記回転軸線と直交する方向に並列配置される複数のドラムユニットと、前記回転軸線方向に沿って設けられ、前記スコロトロン型帯電器の前記回転軸線方向において全体に空気を流すように構成された第一通気ダクトと、前記複数のドラムユニットを前記回転軸線方向の一端で支持する第一側板と、前記複数のドラムユニットを前記回転軸線方向の他端で支持する第二側板と、を有する支持フレームと、を備え、前記複数のドラムユニットは、前記クリーニングローラの前記感光体と対向する部分を外部に露出するように、前記クリーニングローラを内部に収容するクリーニングローラ収容部を有し、前記第一側板には、前記第一通気ダクトに空気を流入させる流入孔が形成され、前記第二側板には、前記スコロトロン型帯電器を通過して前記感光体の回転方向下流側に流れる空気を前記第一側板と前記第二側板との間から排気する第一排気孔と、前記スコロトロン型帯電器から前記感光体の回転方向上流側に流れる空気を、前記第一側板と前記第二側板との間から排気する第二排気孔と、が形成され、前記クリーニングローラ収容部は、前記感光体の回転方向上流に流れる空気を、当該クリーニングローラ収容部内を通過させて前記第二排気孔に向けて排気する第三排気孔を有することを特徴とする。
請求項2に記載の画像形成装置は、請求項1に記載の画像形成装置において、前記画像形成ユニットは、前記感光体上に形成された静電潜像を現像する現像ユニットを有し、前記現像ユニットは、前記スコロトロン型帯電器に対して前記感光体の回転方向下流側に前記スコロトロン型帯電器と隣り合って配置され、前記第一排気孔は、前記感光体の回転軸線方向から見て、前記現像ユニットと前記スコロトロン型帯電器との間に配置されていることを特徴とする。
請求項3に記載の画像形成装置は、請求項2に記載の画像形成装置において、前記画像形成ユニットは、前記感光体の回転方向上流側において回転軸線方向に沿って設けられ、前記スコロトロン型帯電器から前記感光体の回転方向上流側に流れる空気を前記第二通気孔に排気する第二通気ダクトを備え、前記第二通気ダクトは、前記第三排気孔と連通していることを特徴とする。
請求項4に記載の画像形成装置は、請求項1から請求項3のいずれかに記載の画像形成装置において、前記スコロトロン型帯電器は、ワイヤと、前記ワイヤと前記感光体との間に形成された第一開口部と、前記ワイヤを挟んで前記第一開口部と反対側において前記第一通気ダクトと連通するように形成された第二開口部とを有する枠体と、前記第一通気ダクトは、前記スコロトロン型帯電器の前記枠体と一体形成されていることを特徴とする。
請求項5に記載の画像形成装置は、請求項1から請求項4のいずれかに記載の画像形成装置において、複数の前記ドラムユニットは、水平方向に沿って並列配置されていることを特徴とする。
請求項1に記載の画像形成装置によると、ドラムユニットは、感光体の回転軸線方向において両側から第一側板と第二側板によって支持される。第一側板の流入孔を介して第一通気ダクト内に進入した空気は、スコロトロン型帯電器全域に空気を送られる。そして、スコロトロン型帯電器から感光体に向かって流れる空気は、感光体に当たり、感光体の回転方向上流側と感光体の回転方向下流側との2方向に分かれる。感光体の回転方向下流側に流れる空気は、第二側板の第一排気孔を介して第一側板と第二側板との間から排出される。そして、感光体の回転方向上流に向かって流れる空気は、第二側板の第二排気孔を介して第一側板と第二側板との間から排出される。したがって、スコロトロン型帯電器を通過した空気は、効率よく第一側板と第二側板との間から排気される。よって、第一通気ダクト内の空気は、スコロトロン型帯電器内を効率よく通過することができる。従って、帯電ワイヤに異物が付着することを低減することが出来る。
請求項2に記載の画像形成装置によると、第一排気孔は、感光体の回転軸線方向から見て、スコロトロン型帯電器と現像ユニットとの間に設けられる。したがって、スコロトロン型帯電器を通過して感光体の回転方向下流側に流れる空気は、効率よく第一排気孔から排気される。
請求項3に記載の画像形成装置によると、画像形成ユニットは、第二通気ダクトを備える。これにより、感光体の回転方向上流側に流れる空気は、良好に第一側板と第二側板との間から排気される。
請求項4に記載の画像形成装置によると、スコロトロン型帯電器を構成する枠体が、第一通気ダクトを形成することで、別途第一通気ダクトを設ける必要がなく、画像形成装置の構成を簡易にすることができる。
請求項5に記載の画像形成装置によると、ドラムユニットが水平方向に沿って並列に配置されることから、画像形成装置の上下方向の小型化が可能となる。
カラープリンタを左側から見た側断面図である。 現像ユニット18Mとドラムユニット17M、および現像ユニット18Cを左側からみた拡大側断面図である。 ドラムユニット17Mと現像ユニット18M、および現像ユニット18Cを右側からみた拡大側断面図である。 一対の側板20、21間の空気の流れ方を示した模式図である。 図3において、空気の流れ方を矢印で示した図である。 変形例に係るドラムユニット17Mと現像ユニット18M、および現像ユニット18Cを右側からみた拡大側断面図である。
以下、本発明の実施形態について、適宜図面を参照しながら説明する。
<カラープリンタの全体構成>
図1は、画像形成装置の一例としてのカラープリンタ1の側断面の模式図である。カラープリンタ1は、タンデム型のカラープリンタである。
図1に示すように、カラープリンタ1は、本体ケーシング2内に、給紙カセット10、スキャナ部11、画像形成ユニット12、転写部13および定着部14を備える。本体ケーシング2は、その上部に排紙トレイ28を備える。本体ケーシング2は、本体ケーシング2の一方の側壁に開閉可能に設けられたフロントカバー4を備える。画像形成ユニット12は、フロントカバー4を開けて本体ケーシング2に対して引き出し可能となっている。
なお、以下の説明において、フロントカバーが設けられる側(図1における右側)を前側とし、その反対側(図1における左側)を後側とする。また、カラープリンタ1を前側か見たときを左右の基準とする。
給紙カセット10は、本体ケーシング2の底部に配置されている。給紙カセット10に収容されている用紙Pは、各種ローラにより転写部13と画像形成ユニット12に向けて搬送される。
スキャナ部11は、本体ケーシング2の上側に配置されている。スキャナ部11は、図示はしないが、レーザ発光部、ポリゴンミラー、複数のレンズおよび反射鏡を備えている。スキャナ部11では、シアン、マゼンタ、イエロー、ブラックの各色に対応したレーザ光を、画像形成ユニット12の感光体の一例としての各感光ドラム5に照射する。
画像形成ユニット12は、スキャナ部11と転写部13との間に配置されており、用紙Pの搬送方向(前後方向)に沿って並列配置された感光体の一例としての感光ドラム5を有するドラムユニット17と、現像ユニット18と、ドラムユニット17と現像ユニット18とを支持する支持フレーム19とを備える。
ドラムユニット17は、感光ドラム5と、スコロトロン型帯電器6と、クリーニングローラ7とを備える。
感光ドラム5は、左右方向に延びる回転軸線について回転可能に設けられている。スコロトロン型帯電器6は、感光ドラム5と接触しないように所定間隔隔てて、感光ドラム5の回転軸線方向に沿って設けられている。
感光ドラム5の表面上をクリーニングするクリーニングローラ7は、スコロトロン型帯電器6に対して感光ドラム5の回転方向下流側に、スコロトロン型帯電器6と隣り合って配置されている。
支持フレーム19は、前方からみて左側に位置する第一側板の一例としての左側板20と、前方から見て右側に位置する第二側板の一例としての右側板21とを備える。一対の側板20、21は、左右方向両側から挟みこむように、感光ドラム5、スコロトロン型帯電器6およびクリーニングローラ7を支持している。図1中においては、便宜上、左側板20のみを示している。
現像ユニット18は、内部にトナーを収容するトナーボックス23と、現像ローラ24と、供給ローラ25とを備える。トナーボックス23は、ボックス形状をしている。現像ローラ24は、周面の一部を外部に露出した状態で、トナーボックス23の下端部に保持される。供給ローラ25は、現像ローラ24の上方において現像ローラ24と接触している。
このように構成される画像形成ユニット12では、感光ドラム5の表面が、スコロトロン型帯電器6により一様に正に帯電された後、スキャナ部11からのレーザ光の高速走査により露光される。これにより、露光された部分の電位が下がって、画像データに基づく静電潜像が形成される。
トナーボックス23内のトナーは、供給ローラ25と現像ローラ24によって、感光ドラム5の静電潜像に供給される。そして、トナーは、感光ドラム5の表面上で選択的に担持されることによって可視像化され、これによって反転現像によりトナー像が形成される。
転写部13は、搬送ベルト26と転写ローラ27を備えている。搬送ベルト26は、感光ドラム5に対向して配置されている。転写ローラ27は、搬送ベルト26の内側に、各感光ドラム5との間で搬送ベルト26を挟みこむように配置されている。
搬送ベルト26上に搬送された用紙Pは、搬送ベルト26の走行により、搬送ベルト26と感光ドラム5との間を順次に通過する。そして、感光ドラム5の表面上のトナー像は、用紙Pと対向したとき、転写ローラ27に印加された転写バイアスによって、用紙Pに転写される。
定着部14は、加熱ローラ14Aおよび加圧ローラ14Bを備えている。この定着部14では、加熱ローラ14Aと加圧ローラ14Bとの間で用紙Pを挟持しつつ送り出すことで、用紙P上のトナー像を熱定着させる。
排紙トレイ28は、定着部14から排出された用紙Pを積載する。
なお、図面では、ドラムユニット17および現像ユニット18について、それらの参照符号の末尾に各色を表すK(ブラック)、Y(イエロー)、M(マゼンタ)、C(シアン)を付している。
<本実施形態の特徴部の説明>
次に図2、図3を用いて、本実施形態の特徴部について説明する。
図2は、ドラムユニット17Mと現像ユニット18M、および現像ユニット18Cを左側からみた拡大側断面図である。
図3は、ドラムユニット17Mと現像ユニット18M、および現像ユニット18Mを右側からみた拡大側断面図である。
ここでは、現像ユニット18Mとドラムユニット17Mに注目して説明する。
図2に示すように、ドラムユニット17Mは、感光ドラム5と、スコロトロン型帯電器6と、クリーニングローラ7と、クリーニングローラ7を内部に収容するクリーニングローラ収容部40とを備える。
図2に示すようにスコロトロン型帯電器6は、ワイヤ6Aと、グリッド6Bと、枠体30とを備える。
図2に示すように、枠体30は、第一グリッド支持片31Aと、第二グリッド支持片31Bと、第一ダクト壁32および第二ダクト壁33とを備える。
図2に示すように第一グリッド支持片31Aと第二グリッド支持片31Bは、板状部材であり、お互いに間隔を隔てて対向して配置され、内側の面でグリッド6Bを支持している。一対のグリッド支持片31A、31Bは、感光ドラム5とワイヤ6Aとの間に第一開口部34を形成している。更に、一対のグリッド支持片31A、31Bは、ワイヤ6Aを挟んで感光ドラム5と反対側に第二開口部39をワイヤ6Aに沿って形成している。第二開口部39は、第一グリッド支持片31Aと第二グリッド支持片31Bとで形成されてワイヤ6Aが収容される帯電空間と、第一ダクト壁32および第二ダクト壁33で形成される第一通気ダクト38との間に形成されている。
図2に示すように、第一グリッド支持片31Aは、ワイヤ6Aに対して感光ドラム5の回転方向上流側において、ワイヤ6Aとクリーニングローラ7との間に配置されている。第一グリッド支持片31Aの感光ドラム5側の端部は、クリーニングローラ7と接触しないように所定間隔を隔てて配置されている。
図2に示すように、第一ダクト壁32は、基部32Aと屈曲部32Bとを有する。基部32Aは、第二グリッド支持片31Bの感光ドラム5側の端部から上側に向かってのびる。基部32Aは、感光ドラム5の回転軸線方向に沿って形成されている。屈曲部32Bは、基部32Aの上側端部から、斜め後側上方に向かって屈曲する。屈曲部32Bは、現像ユニット18Cに向かって延びている。
図2に示すように、第二ダクト壁33は、屈曲部32Bと第二グリッド支持片31Aの上側端部とを架設され、感光ドラム5の回転軸線方向に沿って設けられている。
図2に示すように第一通気ダクト38は、第一ダクト壁32と第二ダクト壁33によって、スコロトロン型帯電器6に感光ドラム5の回転軸線方向において全体に空気を流すように設けられている。
図2に示すように、クリーニングローラ収容部40は、クリーニングローラ7が感光ドラム5と対向する対向部を外部に露出されるように、クリーニングローラ7を内部に収容している。クリーニングローラ収容部40は、隣り合う他の現像ユニット18のトナーボックス23と、即ち現像ユニット18Cのトナーボックス23Cと間隔をあけて対向し、トナーボックス23Cに沿う上壁41と、クリーニングローラ7の下側を覆う下壁42とを有する。
図2に示すように、クリーニングローラ7の上側には、第一グリッド支持片31Aと上壁41とが、間隔をあけて配置されることで、感光ドラム5の回転軸線方向に沿って、ドラムユニット排気孔50が形成されている。
また、上壁41と現像ユニット18Cのトナーボックス23Cの下端部との間には、現像ユニット18Mと現像ユニット18Cとが前後方向において間隔を隔てて配置されることによって通気路51が形成されている。
図2に示すように、右側板21には、第一排気孔44と第二排気孔45とが形成されている。具体的には、第一排気孔44は、感光ドラム5の回転軸線方向から見て、感光ドラム5の上方であって、現像ユニット18Mとスコロトロン型帯電器6との間に貫通して設けられている。
また、第二排気孔45は、感光ドラム5の回転軸線方向から見て、クリーニングローラ収容部40に対して後側に隣り合って、感光ドラム5の回転軸線方向に貫通して設けられている。
例えば、ドラムユニット17Mは、後方に隣り合ってドラムユニット17Cが配置されている。そして、第二排気孔45は、感光ドラム5の回転軸線方向から見て、ドラムユニット17Mのクリーニングローラ収容部40と、現像ユニット18Cのトナーボックス23Cの下端部との間に設けられている。
図3に示すように、左側板20には、第一通気ダクト38と感光ドラム5の回転軸線方向において対向し、感光ドラム5の回転軸線方向に貫通する流入孔43が設けられている。第一通気ダクト38の内部には、この流入孔43を介して空気が流入する。
流入孔43は、それぞれのドラムユニット17に対応した第一通気ダクト38に対して感光ドラム5の回転軸線方向において隣り合うように、左側板20に設けられている。
第一排気孔44と第二排気孔45は、それぞれのドラムユニット17と現像ユニット18に対して、前述した位置関係で右側板21に設けられている。具体的には、第一排気孔44は、感光ドラム5の回転軸線方向から見て、それぞれの現像ユニット18のトナーボックス23と基部32Aとの間に設けられている。第二排気孔45は、それぞれのドラムユニット17に設けられたクリーニングローラ7を挟んで感光ドラム5とは反対側に設けられている。
次に、図4、図5を用いて、カラープリンタ1内の空気の流れ方についての説明をする。図4は、一対の側板20、21間の空気の流れ方を示した模式図である。図5は、図3において空気の流れ方を矢印で示した図である。
図4には、ドラムユニット17Mと、ドラムユニット17Cと、ドラムユニット17を保持する一対の側板20、21とを示す。図4では、図の簡略化のため第一通気ダクト38や現像ユニット18は省略されている。
カラープリンタ1内の空気は、排気ファン100によって、左側板20および右側板21と本体ケーシング2との間を前方から後方に向かって移動する。排気ファン100は、本体ケーシング2の後方下側の右方に設けられている。従って、左側板20の外側を移動する空気は、流入孔43を介して、第一通気ダクト38内に進入し、感光ドラム5の回転軸線方向に沿って進みつつワイヤ6Aに吹きつけられる(図5参照)。図4中では、この空気の流れは、矢印Xで示されている。
ワイヤ6Aに吹き付けられた空気は、感光ドラム5にあたることで、ワイヤ6Aに対して感光ドラム5の回転方向上流側と下流側とに分かれる。図4中では、ワイヤ6Aに対して感光ドラム5の回転方向下流側に流れる空気を矢印Yで表される。空気Yは、感光ドラム5の表面を、感光ドラム5の回転方向下流側に進みつつ、感光ドラム5の回転軸線方向に沿って第一排気孔44に向かって進む。
図4中では、ワイヤ6Aに対して感光ドラム5の回転方向上流側に流れる空気を矢印Zで表される。空気Zは、感光ドラム5の表面を感光ドラム5の回転方向上流側に進み、クリーニングローラ7の上方を前側から後側に向かって進む。同時に空気Zは、感光ドラム5の回転軸線方向に沿って、第二排気孔45に向かって進む。
そして、ワイヤ6Aに対して感光ドラム5の回転方向上流側と下流側とに分かれた空気Y、Zは、右側板21に形成された第一排気孔44と第2排気孔45を介して、左側板20と右側板21との間から排気される。
次に、図5を用いて、一対の側板20、21間の空気の流れ方を説明する。
図4に示すように、第二開口部43を介して第一通ダクト38内に進入した空気は、感光ドラム5の回転軸線方向に沿って進みつつ、送風孔39を介して、スコロトロン型帯電器6の内部に進入し、ワイヤ6Aに吹き付ける。
スコロトロン型帯電器6に対して感光ドラム5の回転方向下流側に分岐した空気Yは、第二グリッド支持片31Bと感光ドラム5との間を前方から後方に向けて通過する。そして、空気Yは、スコロトロン型帯電器6と現像カートリッジ8との間を上方に進み、第一排気孔44を介して、左側板20と右側板21との間から排気される。
感光ドラム5の回転方向上流側に分岐した空気Zは、第一グリッド支持壁31Aとクリーニングローラ7との間を通過して、第三排気孔50を介して、通気路51に進入する。通気路51に進入した空気Zは、上壁41と隣り合う現像カートリッジ8との間を下方に進み、第二排気孔45を介して、右側板21と左側板20との間から排気される。
そして、第一排気孔44と第二排気孔45を介して右側板21と左側板20との間から排気された空気は、右側板21の外側を、前側に向かって進み、排気ファン100を介して、カラープリンタ1の外部に排気される。
以上の構成から、本実施形態に係るカラープリンタ1は、次のような効果を得ることができる。
ドラムユニット17は、感光ドラム5の回転軸線方向において両側から左側板20と右側板21によって支持される。左側板20の流入孔43を介して第一通気ダクト38内に進入した空気は、スコロトロン型帯電器6全域に送られる。そして、スコロトロン型帯電器6から感光ドラム5に向かって流れる空気は、感光ドラム5に当たり、感光ドラム5の回転方向上流側と感光ドラム5の回転方向下流側との2方向に分かれる。感光ドラム5の回転方向下流側に流れる空気は、右側板21の第一排気孔44を介して右側板21と左側板20との間から排出される。そして、感光ドラム5の回転方向上流に向かって流れる空気は、右側板21の第二排気孔45を介して左側板20と右側板21との間から排出される。したがって、スコロトロン型帯電器6を通過した空気は、効率よく左側板20と右側板21との間から排気される。よって、第一通気ダクト38内の空気は、スコロトロン型帯電器6内を効率よく通過することができる。従って、ワイヤ6Aに異物が付着することを低減することが出来る。
また、第一排気孔44は、現像ユニット18とスコロトロン型帯電器6との間に形成されている。これにより、スコロトロン型帯電器6に対して感光ドラム5の回転方向下流側に流れる空気を、第一排気孔44から効率よく排気することができる。
また、第一通気ダクト38は、枠体30と一体に形成されている。従って、別途第一通気ダクト38を設ける必要が無く、カラープリンタ1の構成を簡易にすることが出来る。
また、複数のドラムユニット17は、水平方向に沿って配置されていることから、カラープリンタ1の上下方向の小型化が可能となる。
<変形例>
次に図6を参照しながら、変形例の説明をする。上記の実施形態と同一の構成である部分は、同一の番号を付し、説明を省略する。変形例の説明においても、ドラムユニット17Mと現像ユニット18Mとに注目して説明をする。
図6は、変形例に係るドラムユニット17Mと現像ユニット18M、および現像ユニット18Mを右側からみた拡大側断面図である。
図6に示すように、変形例に係るドラムユニット17は、クリーニングローラ収容部40と隣り合って設けられ、第二排気孔45へ空気を導く第二通気ダクト60を有する。第二通気ダクト60は、架設板61を挟んでクリーニングローラ7と反対側に架設板61と隣接して設けられている。また、枠体30は、第一フィルム70と、第二フィルム71を有する。
具体的には、クリーニングローラ収容部40は、上壁41と下壁42とを架設する架設板61を有する。架設板61は、クリーニングローラ7の回転軸線方向に沿って設けられている。そして、架設板61には、スコロトロン型帯電器6を通過して感光ドラム5の回転方向下流側に分岐した空気を通過させる第三排気孔80が、クリーニングローラ7の回転軸線方向に沿って形成されている。
第二通気ダクト60は、クリーニングローラ7の回転軸線方向に沿って一対の側板20、21間にわたって設けられている。そして、第二通気ダクト60は、右側板21に設けられた第二排気孔45と、感光ドラム5の回転軸線方向において、隣り合って設けられている。この第二通気ダクト60は、それぞれのドラムユニット17に対して設けられている。
また、変形例における、流入孔43と第一通気ダクト38との位置関係は、図3に示したものと同様である。
第一フィルム70は、第一グリッド支持片31Aの上側端部に対して貼り付けられている。第一フィルム70は、第一グリッド支持片31Aの上側端部から、隣り合う現像ユニット18Cに向かって延び、上端部が現像ユニット18Cのトナーボックス23Cと接触する。
第二フィルム71は、屈曲部32Bに対して貼り付けられる。第二フィルム71は、屈曲部32Bの上側端部から、隣り合う現像ユニット18Cに向かって延び、上端部がトナーボックス23Cと接触する。
第一通気ダクト38は、第一ダクト壁32と、トナーボックス23Cの一部と、第一フィルム70と、第二フィルム71の一部によって、スコロトロン型帯電器6全体に空気を送るように設けられている。このように、第一通気ダクト38を形成することで、スコロトロン型帯電器6を通過して感光ドラム5の回転方向下流側に流れて第一排気孔44に向かう空気が、トナーボックス23Cとドラムユニット17Mの枠体30との間に流れ込むことを低減できる。よって、スコロトロン型帯電器6を通過して感光ドラム5の回転方向下流側に流れる空気は、第一排気孔44から効率よく排気される。
以上のような構成から、スコロトロン型帯電器6を通過して、感光ドラム5の回転方向上流側に分岐した空気は、架設板61に設けられた第三排気孔50を介して、第二通気ダクト60内に導かれる。第二通気ダクト60内に導かれた空気は、ダクト内部をクリーニングローラ7の回転軸線方向に沿って左側板20に向かって進む。そして、第二通気ダクト60内の空気は、第二排気孔45を介して、第二通気ダクト60内から排気される。
このように、第二通気ダクト60を設けることで、スコロトロン型帯電器6を通過して、スコロトロン型帯電器6に対して感光ドラム5の回転方向上流側に流れる空気は、より効率よく左側板20と右側板21との間から排気される。
したがって、スコロトロン型帯電器6内部での空気の滞留を低減することができ、ワイヤ6Aに異物が付着することを低減できる。
また、上記実施形態においては、クリーニングローラ7を用いて感光ドラム5上の異物を除去する構成としたが、クリーニングローラ7の変わりに、ブラシ状のものを用いてもよい。
また、上記実施形態においては、カラープリンタ1は、感光ドラム5が水平方向に沿って配置されているが、感光ドラム5が鉛直方向に沿って配置されていても良い。
5 感光ドラム
7 クリーニングローラ
6 帯電器
17 ドラムユニット
18 現像ユニット
20 左側板
21 右側板
40 収容部
43 流入孔
44 第一排気孔
45 第二排気孔
80 第三排気孔
60 第二通気ダクト

Claims (8)

  1. 本体ケーシングと、
    前記本体ケーシングに対して引き出し可能な画像形成ユニットを備える画像形成装置であって、
    前記画像形成ユニットは、
    回転軸線について回転する感光体と、前記感光体を帯電するスコロトロン型帯電器と、前記スコロトロン型帯電器に対して前記感光体の回転方向上流側に配置され前記感光体の表面をクリーニングするクリーニングローラと、を有し、前記回転軸線と直交する方向に並列配置される複数のドラムユニットと、
    前記回転軸線方向に沿って設けられ、前記スコロトロン型帯電器の前記回転軸線方向において全体に空気を流すように構成された第一通気ダクトと、
    前記複数のドラムユニットを前記回転軸線方向の一端で支持する第一側板と、前記複数のドラムユニットを前記回転軸線方向の他端で支持する第二側板と、を有する支持フレームと、を備え、
    前記複数のドラムユニットは、前記クリーニングローラの前記感光体と対向する部分を外部に露出するように、前記クリーニングローラを内部に収容するクリーニングローラ収容部を有し、
    前記第一側板には、
    前記第一通気ダクトに空気を流入させる流入孔が形成され、
    前記第二側板には、
    前記スコロトロン型帯電器を通過して前記感光体の回転方向下流側に流れる空気を前記第一側板と前記第二側板との間から排気する第一排気孔と、
    前記スコロトロン型帯電器から前記感光体の回転方向上流側に流れる空気を、前記第一側板と前記第二側板との間から排気する第二排気孔と、が形成され
    前記クリーニングローラ収容部は、前記感光体の回転方向上流側に流れる空気を、当該クリーニングローラ収容部内を通過させて前記第二排気孔に向けて排気する第三排気孔を有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記画像形成ユニットは、前記感光体上に形成された静電潜像を現像する現像ユニットを有し、
    前記現像ユニットは、前記スコロトロン型帯電器に対して前記感光体の回転方向下流側に前記スコロトロン型帯電器と隣り合って配置され、
    前記第一排気孔は、前記感光体の回転軸線方向から見て、前記現像ユニットと前記スコロトロン型帯電器との間に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記画像形成ユニットは、前記感光体の回転方向上流側において回転軸線方向に沿って設けられ、前記スコロトロン型帯電器から前記感光体の回転方向上流側に流れる空気を前記第二排気孔に排気する第二通気ダクトを備え
    前記第二通気ダクトは、前記第三排気孔と連通していることを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記スコロトロン型帯電器は、
    ワイヤと、
    前記ワイヤと前記感光体との間に形成された第一開口部と、前記ワイヤを挟んで前記第一開口部と反対側において前記第一通気ダクトと連通するように形成された第二開口部とを有する枠体とを有し、
    前記第一通気ダクトは、前記スコロトロン型帯電器の前記枠体と一体形成されていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の画像形成装置。
  5. 複数の前記ドラムユニットは、水平方向に沿って並列配置されていることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載の画像形成装置。
  6. 前記第二通気ダクトは、前記第二排気孔と前記回転軸線方向において隣り合っていることを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
  7. 前記第二通気ダクトは、前記クリーニングローラ収容部に支持されていることを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。
  8. 前記複数のドラムユニットに面し、前記回転軸線と直交する方向である直交方向に移動する搬送ベルトを更に備え、
    前記複数のドラムユニットは、第一ドラムユニットと、前記第一ドラムユニットに対して前記搬送ベルトの移動方向の下流側に前記第一ドラムユニットと隣り合う第二ドラムユニットとを有し、
    前記現像ユニットは、前記第一ドラムユニットに対応する第一現像ユニットと、前記第二ドラムユニットに対応する第二現像ユニットとを有し、
    前記第二現像ユニットは、前記直交方向において前記第一ドラムユニットの前記クリーニングローラ収容部に面して配置され、
    前記第二通気ダクトは、前記直交方向において、前記第一ドラムユニットの前記クリーニングローラ収容部と前記第二現像ユニットとの間に配置されている請求項6または7に記載の画像形成装置。
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