JP5653259B2 - 更新差分データ作成装置、データ更新システムおよび更新差分データ作成プログラム - Google Patents
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Description
BN_S×(T_se+(T_bp×S/WS))<BN_L×(T_be+(T_bp×L/WS))
が成立するか否かの判断を行う。
図2は、カーナビゲーションシステム1の概略構成を示したブロック図である。カーナビゲーションシステム1は、ディスプレイ部5とタッチパネル部6と本体部10とを有している。ディスプレイ部5には、経路案内時にユーザに対して走行中の周囲の地図情報などを表示する役割を有している。一般的に、ディスプレイ部5には、液晶ディスプレイが用いられる。また、必要に応じてディスプレイ部5には、経路案内時に音声情報を出力させるためのスピーカ(図示省略)などが設けられている。なお、このスピーカは、ディスプレイ部5に直接設けられるものには限定されず、車両に設置される音楽用スピーカを利用するものであってもよい。
続いて、サーバ20について説明する。図4は、サーバ20の概略構成を示したブロック図である。サーバ20は、通信部(サーバ通信手段)21と、更新情報記録部(更新情報記録手段)22と、サーバ用CPU(更新差分データ作成手段)23と、ROM24と、RAM25とを備えている。
次に、カーナビゲーションシステム1およびサーバ20におけるデータ更新処理について説明する。なお、データ更新処理の説明を行うに当たって、カーナビゲーションシステム1のSDカード読み書き部14には、データを読み出し可能な状態で予めSDカードがセットされており、このSDカードには、最新バージョンのデータが記録されているものとする。
<BN_64KB×(T_be+(T_bp×64×1024/WS)) ・・・式1
ここで、
BN_8KBは、ブロックサイズを8Kバイトにした場合の更新差分データの差分ブロック数
BN_64KBは、ブロックサイズを64Kバイトにした場合の更新差分データの差分ブロック数
T_seは、FLASHメモリの8Kバイト分のデータを消去するために必要とされる時間
T_beは、FLASHメモリの64Kバイト分のデータを消去するために必要とされる時間
T_bpは、FLASHメモリにおける1ワード分のデータの書き込み時間(より詳細には、FLASHメモリのバッファプログラミングモードのワードプログラミング時間)
WSは、FLASHメモリの1ワード当たりのバイト数(データ記録部12の場合には2バイト)
を示している。
(1)SDカードに記録されるファイルデータ単位の情報を、サーバ用CPU23より取得したアドレス情報とデータ量とに基づいて読み出す。
(2)SDカードより読み出した情報をSDRAM13に一時的に記録する。
(3)データ記録部12においてデータの更新対象となるアドレスを、サーバ用CPU23より取得したアドレス情報に基づいて判断し、当該アドレスから取得したデータ量に対応するデータ量だけデータを消去する。
(4)SDRAM13に記録された情報を読み出して、消去されたデータ記録部12に記録する。
(1)CPU15が、更新差分データより更新対象となるデータ記録部12のアドレス情報を抽出する。
(2)CPU15が、抽出したアドレスから8Kバイト分の情報をデータ記録部12より読み出して、SDRAM13に一時的に記録する。
(3)CPU15が、更新差分データに記録される更新対象となる差分のデータを抽出し、SDRAM13に記録されたデータ記録部12の情報のうち、差分のデータだけを更新することにより更新後のデータを作成して、SDRAM13に記録する
(4)CPU15は、更新対象となるデータ記録部12の情報を、サーバ用CPU23より取得したアドレスに基づいて8Kバイト分だけ消去する。
(5)CPU15が、SDRAM13に記録される更新後のデータ(8Kバイト分のデータ)を読み出して、消去されたデータ記録部12の8Kバイト分のスペースに書き込みを行う。
このように、CPU15が上述した5つの処理を実行することにより、データ記録部12のデータが8Kバイトを基準として更新される。
(1)CPU15が、更新差分データより更新対象となるデータ記録部12のアドレス情報を抽出する。
(2)CPU15が、抽出したアドレスから64Kバイト分の情報をデータ記録部12より読み出して、SDRAM13に一時的に記録する。
(3)CPU15が、更新差分データに記録された更新対象となる差分のデータを抽出し、SDRAM13に記録されたデータ記録部12の情報のうち、差分のデータだけを更新することにより更新後のデータを作成して、SDRAM13に記録する
(4)CPU15は、更新対象となるデータ記録部12の情報を、サーバ用CPU23より取得したアドレスに基づいて64Kバイト分だけ消去する。
(5)CPU15が、SDRAM13に記録される更新後のデータ(64Kバイト分のデータ)を読み出して、消去されたデータ記録部12の64Kバイト分のスペースに書き込みを行う。
このように、CPU15が上述した5つの処理を実行することにより、データ記録部12のデータが64Kバイトを基準としデータの更新が実行されることになる。
BN_8KB×(T_se+(T_bp×8×1024/WS))
<BN_64KB×(T_be+(T_bp×64×1024/WS)) ・・・式1
8Kバイトを基準とした更新差分データを作成するか、64Kバイトを基準とした更新差分データを作成するかの判断を行う。式1におけるT_se、T_be、T_bpは、全てFLASHメモリに依存するデータであるため、データ記録部12のFLASHメモリに関するT_se、T_be、T_bpを予めサーバ20で記録しておくことにより、データの更新処理において更新時間を短くすることが可能な形式(8Kバイトまたは64Kバイト)で更新差分データを作成することができる。
D(BS)/(Wth(BS)+Rth(BS)+Pth(BS))・・・式2
BSは、更新差分データのブロックサイズを示し、
D(BS)は、書き換えデータ量を示し、
Wth(BS)は、SDカードにおける書き込みスループットを示し、
Rth(BS)は、SDカードにおける読み込みスループットを示し、
Pth(BS)は、更新差分データに基づいて更新用の新しいデータを作成するパッチ処理のスループット(パッチ処理スループット)を示している。
2 …車両
5 …ディスプレイ部
6 …タッチパネル部
10 …(カーナビゲーションシステムの)本体部
11 …(カーナビゲーションシステムの)通信部(クライアント通信手段)
12 …データ記録部(FLASHメモリ、SDカード)
13 …SDRAM
14 …SDカード読み書き部
15 …(カーナビゲーションシステムの)CPU(新バージョンデータ生成手段、メモリデータ消去手段、データ書き込み手段)
20 …サーバ(更新差分データ作成装置、サーバ)
21 …(サーバ用の)通信部(サーバ通信手段)
22 …更新情報記録部(更新情報記録手段)
23 …サーバ用CPU(更新差分データ作成手段)
24 …(サーバ用の)ROM
25 …(サーバ用の)RAM
30 …ネットワーク回線
Claims (6)
- FLASHメモリに記録されている古いバージョンのデータと、当該古いバージョンのデータよりも新しいバージョンのデータとが記録された更新情報記録手段と、
前記FLASHメモリにおいて1回毎の消去処理で消去可能なデータ容量をブロックサイズと定義し、前記更新情報記録手段に記録された新しいバージョンのデータと古いバージョンのデータとを比較して、データ内容の異なる部分のデータを相違データとして前記ブロックサイズ単位で抽出し、抽出された前記ブロックサイズ単位の前記相違データを組み合わせることによって更新差分データを作成する更新差分データ作成手段と
を備え、
前記更新差分データ作成手段は、
小さなデータ容量であるSバイトと大きなデータ容量であるLバイトとを、前記FLASHメモリの前記ブロックサイズとして利用することが可能である場合に、前記ブロックサイズをSバイトにした場合の前記更新差分データのブロック数BN_Sと、前記ブロックサイズをLバイトにした場合の前記更新差分データのブロック数BN_Lとを算出し、下記の式が成立するときには前記小さなデータ容量であるSバイト単位で前記相違データを抽出して前記更新差分データを作成し、下記の式が成立しないときには前記大きなデータ容量であるLバイト単位で前記相違データを抽出して前記更新差分データを作成すること
を特徴とする更新差分データ作成装置。
BN_S×(T_se+(T_bp×S/WS))<BN_L×(T_be+(T_bp×L/WS))
ただし、
BN_Sは、前記ブロックサイズをSバイトにした場合の前記更新差分データのブロック数、
BN_Lは、前記ブロックサイズをLバイトにした場合の前記更新差分データのブロック数、
T_seは、前記FLASHメモリにおいてSバイト分のデータを消去するために必要とされる時間、
T_beは、前記FLASHメモリにおいてLバイト分のデータを消去するために必要とされる時間、
T_bpは、前記FLASHメモリにおける1ワード分のデータの書き込み時間、
WSは、前記FLASHメモリにおける1ワード当たりのバイト数
を示し、
前記FLASHメモリについてのT_se、T_be、T_bp、WSのデータは予め前記更新情報記録手段に記録されていることを特徴とする。 - SDカードに記録されている古いバージョンのデータと、当該古いバージョンのデータよりも新しいバージョンのデータとが記録された更新情報記録手段と、
前記SDカードにおいて1回毎の消去処理で消去可能なデータ容量をブロックサイズと定義し、前記更新情報記録手段に記録された新しいバージョンのデータと古いバージョンのデータとを比較して、データ内容の異なる部分のデータを相違データとして前記ブロックサイズ単位で抽出し、抽出された前記ブロックサイズ単位の前記相違データを組み合わせることによって更新差分データを作成する更新差分データ作成手段と
を備え、
前記SDカードのブロックサイズとして複数のデータ容量を利用することが可能である場合には、前記更新情報記録手段に、異なるデータ容量のブロックサイズBS毎に、前記SDカードの書き込みスループットWth(BS)と、前記SDカードの読み込みスループットRth(BS)と、更新差分データに基づいて前記新しいバーションのデータを作成するパッチ処理のパッチ処理スループットPth(BS)とが記録され、
前記更新差分データ作成手段は、
前記更新差分データのデータ量がD(BS)である場合において、前記更新情報記録手段にブロックサイズBS毎に記録される複数の書き込みスループットWth(BS)と、複数の読み込みスループットRth(BS)と、複数のパッチ処理スループットPth(BS)を読み出して、D(BS)/(Wth(BS)+Rth(BS)+Pth(BS))の値を最小とするブロックサイズBSを求めて、当該ブロックサイズBS単位で前記相違データを抽出することによって前記更新差分データを作成すること
を特徴とする更新差分データ作成装置。 - 古いバージョンのデータが記録されるFLASHメモリと、
該FLASHメモリにおいて1回毎の消去処理で消去可能なデータ容量をブロックサイズと定義し、前記古いバージョンのデータと新しいバーションのデータとにおいてデータ内容の異なる部分のデータを相違データとして前記ブロックサイズ単位で抽出して組み合わせることにより作成された更新差分データと、前記FLASHメモリに記録される古いバーションのデータとに基づいて、新しいバーションのデータを生成する新バージョンデータ生成手段と、
前記ブロックサイズ単位で前記FLASHメモリのデータを消去するメモリデータ消去手段と、
該メモリデータ消去手段により消去された前記FLASHメモリの領域に、前記新バージョンデータ生成手段により生成された新しいバーションのデータを書き込むデータ書き込み手段と、
前記古いバージョンのバージョン情報をネットワーク回線を介してサーバへ出力すると共に、前記更新差分データを前記ネットワーク回線を介して前記サーバより受信することが可能なクライアント通信手段と
を有するクライアントと、
前記FLASHメモリに記録され得る全てのバージョンのデータが記録された更新情報記録手段と、
前記クライアント通信手段により出力された前記バージョン情報を前記ネットワーク回線を介して受信すると共に、前記更新差分データを前記ネットワーク回線を介して前記クライアントへ出力することが可能なサーバ通信手段と、
該サーバ通信手段により受信された前記バージョン情報に該当するバージョンのデータを、前記更新情報記録手段に記録されるデータより取得し、取得されたバージョンのデータと前記更新情報記録手段に記録される新しいバージョンのデータとを比較して、前記相違データを抽出することにより、更新差分データを作成する更新差分データ作成手段と
を有するサーバとを備え、
前記更新差分データ作成手段は、
小さなデータ容量であるSバイトと大きなデータ容量であるLバイトとを、前記FLASHメモリの前記ブロックサイズとして利用することが可能である場合に、前記ブロックサイズをSバイトにした場合の前記更新差分データのブロック数BN_Sと、前記ブロックサイズをLバイトにした場合の前記更新差分データのブロック数BN_Lとを算出し、下記の式が成立するときには前記小さなデータ容量であるSバイト単位で前記相違データを抽出して前記更新差分データを作成し、下記の式が成立しないときには前記大きなデータ容量であるLバイト単位で前記相違データを抽出して前記更新差分データを作成し、
前記サーバ通信手段は、前記更新差分データ作成手段により作成された前記更新差分データを前記クライアントに対して出力し、
前記クライアント通信手段は、前記サーバによって出力された前記更新差分データを受信し、
前記新バージョンデータ生成手段は、前記クライアント通信手段により受信された前記更新差分データと、前記FLASHメモリに記録される古いバージョンのデータとに基づいて、新しいバーションのデータを生成し、
前記メモリデータ消去手段は、前記クライアント通信手段により受信された前記更新差分データを構成するブロックサイズに基づいて、当該ブロックサイズ単位で前記FLASHメモリのデータを消去し、
前記データ書き込み手段は、前記メモリデータ消去手段により消去された前記FLASHメモリの領域に、前記新バージョンデータ生成手段により生成された新しいバーションのデータを、前記ブロックサイズ単位で書き込むこと
を特徴とするデータ更新システム。
BN_S×(T_se+(T_bp×S/WS))<BN_L×(T_be+(T_bp×L/WS))
ただし、
BN_Sは、前記ブロックサイズをSバイトにした場合の前記更新差分データのブロック数、
BN_Lは、前記ブロックサイズをLバイトにした場合の前記更新差分データのブロック数、
T_seは、前記FLASHメモリにおいてSバイト分のデータを消去するために必要とされる時間、
T_beは、前記FLASHメモリにおいてLバイト分のデータを消去するために必要とされる時間、
T_bpは、前記FLASHメモリにおける1ワード分のデータの書き込み時間、
WSは、前記FLASHメモリにおける1ワード当たりのバイト数
を示し、
前記FLASHメモリについてのT_se、T_be、T_bp、WSのデータは予め前記更新情報記録手段に記録されていることを特徴とする。 - 古いバージョンのデータが記録されるSDカードと、
前記SDカードにおいて1回毎の消去処理で消去可能なデータ容量をブロックサイズと定義し、前記古いバージョンのデータと新しいバーションのデータとにおいてデータ内容の異なる部分のデータを相違データとして前記ブロックサイズ単位で抽出して組み合わせることにより作成された更新差分データと、前記SDカードに記録される古いバーションのデータとに基づいて新しいバーションのデータを生成する新バージョンデータ生成手段と、
前記ブロックサイズ単位で前記SDカードのデータの書き込みを行うデータ書き込み手段と、
前記古いバージョンのバージョン情報をネットワーク回線を介してサーバへ出力すると共に、前記更新差分データを前記ネットワーク回線を介して前記サーバより受信することが可能なクライアント通信手段と
を有するクライアントと、
前記SDカードに記録され得る全てのバージョンのデータが記録された更新情報記録手段と、
前記クライアント通信手段により出力された前記バージョン情報を前記ネットワーク回線を介して受信すると共に、前記更新差分データを前記ネットワーク回線を介して前記クライアントへ出力することが可能なサーバ通信手段と、
該サーバ通信手段により受信された前記バージョン情報に該当するバージョンのデータを、前記更新情報記録手段に記録されるデータより取得し、取得されたバージョンのデータと前記更新情報記録手段に記録される新しいバージョンのデータとを比較して、前記相違データを抽出することにより、更新差分データを作成する更新差分データ作成手段と
を有するサーバとを備え、
前記SDカードのブロックサイズとして複数のデータ容量を利用することが可能である場合には、前記更新情報記録手段に、異なるデータ容量のブロックサイズBS毎に、前記SDカードの書き込みスループットWth(BS)と、前記SDカードの読み込みスループットRth(BS)と、更新差分データに基づいて前記新しいバーションのデータを作成するパッチ処理のパッチ処理スループットPth(BS)とが記録され、
前記更新差分データ作成手段は、
前記更新差分データのデータ量がD(BS)である場合において、前記更新情報記録手段にブロックサイズBS毎に記録される複数の書き込みスループットWth(BS)と、複数の読み込みスループットRth(BS)と、複数のパッチ処理スループットPth(BS)を読み出して、D(BS)/(Wth(BS)+Rth(BS)+Pth(BS))の値を最小とするブロックサイズBSを求めて、当該ブロックサイズBS単位で前記相違データを抽出することによって前記更新差分データを作成し、
前記サーバ通信手段は、前記更新差分データ作成手段により作成された前記更新差分データを前記クライアントに対して出力し、
前記クライアント通信手段は、前記サーバによって出力された前記更新差分データを受信し、
前記新バージョンデータ生成手段は、前記クライアント通信手段により受信された前記更新差分データと、前記SDカードに記録される古いバージョンのデータとに基づいて、新しいバーションのデータを生成し、
前記データ書き込み手段は、前記新バージョンデータ生成手段において生成された新しいバーションのデータを、前記更新差分データの前記ブロックサイズ単位で前記SDカードに書き込む
ことを特徴とするデータ更新システム。 - FLASHメモリに記録されている古いバージョンのデータと、当該古いバージョンのデータよりも新しいバージョンのデータとが記録された更新情報記録手段と、
前記FLASHメモリにおいて1回毎の消去処理で消去可能なデータ容量をブロックサイズと定義し、前記更新情報記録手段に記録された新しいバージョンのデータと古いバージョンのデータとを比較して、データ内容の異なる部分のデータを相違データとして前記ブロックサイズ単位で抽出し、抽出された前記ブロックサイズ単位の前記相違データを組み合わせることによって更新差分データを作成する更新差分データ作成手段と、
を備える更新差分データ作成装置において、前記更新差分データ作成手段に、前記更新差分データを作成させるための更新差分データ作成プログラムであって、
前記更新差分データ作成手段に、
小さなデータ容量であるSバイトと大きなデータ容量であるLバイトとを、前記FLASHメモリの前記ブロックサイズとして利用することが可能である場合に、前記ブロックサイズをSバイトにした場合の前記更新差分データのブロック数BN_Sと、前記ブロックサイズをLバイトにした場合の前記更新差分データのブロック数BN_Lとを算出させるブロック数算出ステップと、
下記の式が成立するときには前記小さなデータ容量であるSバイト単位で前記相違データを抽出して前記更新差分データを作成させ、下記の式が成立しないときには前記大きなデータ容量であるLバイト単位で前記相違データを抽出して前記更新差分データを作成させる更新差分データ作成ステップと
を実行させるための更新差分データ作成プログラム。
BN_S×(T_se+(T_bp×S/WS))<BN_L×(T_be+(T_bp×L/WS))
ただし、
BN_Sは、前記ブロックサイズをSバイトにした場合の前記更新差分データのブロック数、
BN_Lは、前記ブロックサイズをLバイトにした場合の前記更新差分データのブロック数、
T_seは、前記FLASHメモリにおいてSバイト分のデータを消去するために必要とされる時間、
T_beは、前記FLASHメモリにおいてLバイト分のデータを消去するために必要とされる時間、
T_bpは、前記FLASHメモリにおける1ワード分のデータの書き込み時間、
WSは、前記FLASHメモリにおける1ワード当たりのバイト数
を示し、
前記FLASHメモリについてのT_se、T_be、T_bp、WSのデータは予め前記更新情報記録手段に記録されていることを特徴とする。 - SDカードに記録されている古いバージョンのデータと、当該古いバージョンのデータよりも新しいバージョンのデータとが記録され、さらに、前記SDカードにおいて1回毎の消去処理で消去可能なデータ容量をブロックサイズと定義し、前記SDカードのブロックサイズとして複数のデータ容量を利用することが可能である場合に、異なるデータ容量のブロックサイズ毎に、前記SDカードの書き込みスループットWth(BS)と、前記SDカードの読み込みスループットRth(BS)と、更新差分データに基づいて前記新しいバーションのデータを作成するパッチ処理のパッチ処理スループットPth(BS)とが記録された更新情報記録手段と、
前記更新情報記録手段に記録された新しいバージョンのデータと古いバージョンのデータとを比較して、データ内容の異なる部分のデータを相違データとして前記ブロックサイズ単位で抽出し、抽出された前記ブロックサイズ単位の前記相違データを組み合わせることによって更新差分データを作成する更新差分データ作成手段と
を備える更新差分データ作成装置において、前記更新差分データ作成手段に、前記更新差分データを作成させるための更新差分データ作成プログラムであって、
前記更新差分データ作成手段に、
前記更新差分データのデータ量がD(BS)である場合において、前記更新情報記録手段にブロックサイズ毎に記録される複数の書き込みスループットWth(BS)と、複数の読み込みスループットRth(BS)と、複数のパッチ処理スループットPth(BS)を読み出させて、D(BS)/(Wth(BS)+Rth(BS)+Pth(BS))の値を最小とするブロックサイズBSを求めさせる最小ブロックサイズ算出ステップと、
該最小ブロックサイズ算出ステップにおいて算出された前記ブロックサイズBS単位で前記相違データを抽出することによって前記更新差分データを作成させる更新差分データ作成ステップと
を実行させるための更新差分データ作成プログラム。
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