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JP5649676B2 - 注射練習具 - Google Patents

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Description

本発明は、医師、看護師など医療関係者用の注射練習具に関し、より詳しくは、現実の注射感覚に近い状態を再現し、練習効果を向上させる注射練習具の構造に係る発明である。
注射は、医師や看護師などの医療関係者にとって、必要不可欠の技術でありその技量不足は、直ちに看者に苦痛を与えるものである。ところが、注射技術の向上は、従来医療関係者各自の経験の積み重ねに依存するところが大きく、効果的な訓練を行なう注射練習具がなかった。
特許文献1には、下層の模擬筋肉層と上層の模擬筋肉層の間に模擬血管を配置し、上層の模擬筋肉層の上から注射針を刺す、注射練習器具の発明が開示されている。特許文献2には、スポンジを備えたベースと、ゲル材を備えた人工皮膚の間に人工血管を配置し、人工皮膚の上から針を刺入させる血管注射シミュレータの発明が記載され、駆血帯を用いることによって怒張状態(うっ血状態)を模擬できるという思想が開示されている。
特許文献1に記載された発明は、模擬筋肉層としてポリウレタンゲル材、模擬血管としてポリウレタン材を採用することによって、丈夫で人体の感触に近い状態の注射練習具を実現できるというものである。
特開2007−206379号公報 実開平10−161522号公報
特許文献1に記載された、注射練習具では、模擬筋肉層として半流動性を有するポリウレタンゲル材を使用する。ゲル材を使用するため、必ずしも取扱いが容易でない。例えば、上層模擬筋肉層は、袋状体の内部にポリウレタンゲル材を充填しているため、製造が容易ではないとともに、注射針は袋状体を貫通させて模擬血管を刺すため、繰り返し長期間使用することは困難である。また、現実の駆血帯を用いて怒張させた状態を再現することはできなかった。
特許文献2に記載された発明では、駆血帯を用いて怒張させた状態を再現することができるというものであるが、模擬血管(人工血管)を駆血帯で縛るだけでは、血管の内圧を十分に上昇させることができないため、臨場感のある状態を再現することが困難であった。
上記、従来技術の欠点に鑑み、模擬血管に内圧が掛かった怒張状態を簡単に実現し臨場感のある状態で練習し、より練習効果を向上させることができる注射練習具を実現することを目的とする発明である。
また、本発明の別の目的は、取扱いが容易で例えば一定の怒張状態を確実に再現することができるとともに、使用前の準備や使用後の後始末が簡単な注射練習具を提供することを目的とするものである。
上記目的を達成する請求項1記載の発明は、縦長で幅方向の中心部が突弧状に膨出して、全体として略かまぼこ状に形成する本体1の上面に模擬筋肉層2を貼着し、模擬筋肉層2の上に模擬血管3を配置して、模擬血管3の上方を模擬皮膚層4で覆って、その上から注射針を刺入させて、注射の練習を行なうものである。
模擬血管3の上方を覆う模擬皮膚層4は、本体1の上面に配置する枠体5に張設し、枠体5を本体1の上面に押圧することによって、模擬血管3を模擬筋肉層2と模擬皮膚層4とで挟み込む。
模擬血管3は、天然ゴムなどの柔軟な材質で形成する先端が閉塞された管状とし、開放端を模擬血液バック6に連結する。模擬血液バック6は、柔軟な材質で形成し模擬血液を密封したものである。
本体1の長手方向の一端部に、前記模擬血液バック6を収容する模擬血液バック収容部7を形成する。この、模擬血液バック収容部7に収容した模擬血液バック6から模擬血管3を模擬筋肉層2上に延長させる。本体1の模擬血液バック収容部7には、収容した模擬血液バック7の押え具8を設け、該押さえ具8によって模擬血液バック6を圧迫することによって、模擬血液バック6及び模擬血管3内の模擬血液の圧力を上昇させることができるようにする。
請求項2記載の発明は、枠体の具体的構造に関する発明である。
枠体5は、本体1の外表面に沿う形状とする。本体1の外表面に沿う形状である枠体5の、長手方向の側縁部分に本体への固定手段を設け、本体1に対して着脱自在とする。枠体5には、前記固定手段よりも内方部分に折り曲げ線9を形成し、該折り曲げ線9に沿って折曲することによって模擬皮膚層4を張設した枠部分を、本体1上面に向けて接離自在とする。
前記折り曲げ線9と反対の側縁部分に、本体1に対して係脱自在の係止手段、すなわち、枠体5を本体表面に押圧した状態でロックするロック手段を設ける。
請求項3記載の発明は、模擬血液バック収容部7の構造に関するものである。本体1に形成する模擬血液バック収容部7は、本体1の表面に貼着する模擬筋肉層4の長手方向位置に隣接させて一定幅の傾斜部として形成する。この、模擬血液バック収容部7に模擬血液バック6を収容して、模擬血液バック6から先方に向けて突出する模擬血管3を模擬筋肉層2上に延長させて配置する。模擬血液バック収容部6には、模擬血液バック収容部7の基端部を支点として回動し、回動方向前面に形成した押圧面8aによって模擬血液バック6を圧迫する押え具8を配置することである。
請求項4記載の発明は、模擬血液バック6が模擬血液バック収容部7において位置ズレを生じることがないように、模擬血液バック収容部7の底面に模擬血液バック6の平面形状と一致する凹所10を形成することである。
請求項5記載の発明は、略かまぼこ形とする本体1を、底面が開放される殻状に形成し、本体1の底面に柔軟な材質の裏蓋11を装着し、該裏蓋11に注射器などの用具を収容する収納部12を形成することである。
請求項1記載の発明によれば、模擬血液バック6を本体1の模擬血液バック収容部7に収容し、模擬血管3を模擬筋肉層2上に任意の形状に配置し、枠体5を被せることによって注射練習可能な状態に簡単にセットすることができる。そして、練習中に枠体5を開くことによって血管と針の位置関係などを目視することができる。
模擬血液バック収容部7には、模擬血液バック6の押え具8を備えているため、押え具8で模擬血液バック6を圧迫することによって、駆血帯による怒張状態を簡単かつ確実に再現することができる。このようにして実現する怒張状態は、模擬血液バック6を圧迫して内圧を上昇させるものであるため、十分な量の模擬血液によって実際の血管注射の場合と同じように、シリンジ内への逆血現象をも再現することができる。
模擬血液バック6は、模擬血管3を接続し模擬血液を内部に充填した密封状態で提供し、使い捨てとすることによって、注射練習具の準備や後始末の時間を大幅に削減し効果的な練習を行なうことができる。模擬血液バック6は安価に提供することができるため、維持コストを低減することができる。
もっとも、模擬血液バック6は再利用することも可能である。すなわち、模擬血管3は使用によって注射針によって穿孔されているため廃棄し、模擬血液バック、すなわち模擬血液ケース14のみを回収し、模擬血液を充填するとともに、新たな模擬血管3を接続することによって再利用することができる。
請求項2記載の発明によれば、模擬皮膚層4を張設した枠体5を本体1に対して着脱自在とする。これにより、異なる材質の模擬皮膚層を張設した複数種類の枠体を準備しておき、枠体5を取り替えるだけで異なる皮膚感覚の練習を簡単に行うことができる。また、使用者が枠体だけを所有し、共同使用の本体に適宜取付けて使用することもできる。
模擬筋肉層2の上に模擬血管3を配置し、上方から枠体5を被せる場合に、枠体5の折り曲げ線で折り曲げる事(リビングヒンジを形成する)によって、枠部分を簡単に開閉し、係止手段によって押圧状態を維持し、安心して注射練習を行うことができる。
請求項3記載の発明によれば、模擬血液バック6を本体1に簡単に装着することができるとともに、押え具として模擬血液バック収容部7の基端部を支点として回動する押え具を操作することによって一定の怒張状態を実現することができ、注射の練習に集中することができる。
請求項4記載の発明によれば、模擬血液バック6を模擬血液バック収容部7の所定位置に確実に配置し、模擬血液バッグの装着を能率的に行なうことができる。
請求項5記載の発明によれば、本体1の裏蓋11に形成した収納部12に、シリンジ、注射針、模擬血液バックなど実習に必要なものを一つに纏めておくことができる。
図1は、本発明に係る注射練習具の実施携帯であって、模擬皮膚層の枠体を開いた状態を示す斜視図、 図2は、図1の模擬血液バックを取り除いた斜視図、 図3は、模擬皮膚層の枠体を閉じた状態を示す斜視図、 図4は、模擬皮膚層の枠体を開いた状態を示す平面図、 図5は、図4のV−V線断面図、 図6は、図4のVI−VI線断面図、 図7は、枠体のみの平面図、 図8は、枠体のみの側面図、 図9は、模擬血液バックの斜視図、 図10は、本体の押え具装着部分の縦断面図である。
以下、本発明に係る注射練習具の実施形態を添付の図面に基づいて説明する。
図1は、本発明に係る注射練習具の実施形態であって、模擬皮膚層の枠体を開いた状態を示す斜視図、図5は、図1の模擬皮膚層の枠体を開いた状態の縦断面図である。
本発明に係る注射練習具は、上面に模擬筋肉層2を貼着する本体1と、擬筋肉層2の上に配置する模擬血管3に連結して模擬血液を供給する模擬血液バック6と、模擬血管3の上方を覆う模擬皮膚層4を張設する枠体5を備えている。そして、本体1の模擬筋肉層2の上に模擬血管3を配置し、模擬血管3の上を枠体5に張設した模擬皮膚層4で覆い、模擬皮膚層4の上方から模擬血管3に注射針を刺して、血管注射の練習をするものである。
本体1は、ABS樹脂など丈夫な合成樹脂材を用い、縦長で幅方向の中心部を突弧状に膨出させて、全体としてかまぼこ状に成型する。この本体形状は、腕や脚の曲面形状に類似するため練習効果を向上させることができる。そして、本体1は全体として下方に開放される殻状とし、開放される下面には裏蓋11を装着する。
かまぼこ状に膨出する本体1の長手方向中央部表面には、例えば低発泡ウレタンといった、筋肉の感触を再現する低発泡素材の模擬筋肉層2を貼着する。模擬筋肉層2を貼着する範囲は、図1に示すように本体上面の注射練習をするのに十分な広さとする。模擬筋肉層2を貼着する範囲の中央領域には、段部13を形成して模擬筋肉層2を幾分持ち上げ、上から押圧する模擬皮膚層4が密着し易いように考慮している。
模擬筋肉層2の上に配置する模擬血管3は、使い捨ての模擬血液バック6として供給する。図9に示すように、模擬血液バック6は、模擬血液を収容することができる、例えば塩化ビニール製の模擬血液ケース14に模擬血管3を接続する。模擬血液ケース14は、図面上方形の袋(ケース)の基端部に扁平な突出部15を形成し、先方に向けて連結管(塩ビチューブ)16を突出させ、該連結管16に天然ゴムなどで形成する盲筒状の模擬血管3を接続し、この続部分に円筒状の固定リング17(塩ビチューブ)を装着して一体化する。模擬血液ケース14に充填する模擬血液は、赤く着色し臨場感を持たせるとともに、模擬血管を含めその内部に空気が入らない状態で密封しておき、模擬血液バック6全体を密封包装しておくのが好ましい。模擬血液バック6や模擬血管3内に空気が入らない状態としておくことによって、練習者が針を刺した時、液体と空気が混じりあって泡がシリンジ内に入るのを防止することができる。
また、模擬血液バック6を完全な密封包装とすることによって、模擬血液バック6、特に天然ゴムである模擬血管3の劣化を防止することができる。
本体1の基端部には、模擬筋肉層2に隣接させて模擬血液バック収容部7を配置する。模擬血液バック収容部7は、模擬血液ケース14が入り込む幅の凹所であって、模擬筋肉層2の貼着面から基方に向けて下がる傾斜面に形成し、傾斜面に配置した模擬血液バック6から突出する模擬血管3を、自然な状態で模擬筋肉層2の上に配置することができるようにしている。
模擬血液バック収容部7の表面(底面)には、模擬血液バックを定位置にセットすることができるように、模擬血液バック6の模擬血液ケース14の形状と一致する形状の凹所10を設けている(図2)。また、凹所10の内奥(基端部)には、模擬血液ケース14から突出させた突出部15が入り込むスリット18を設けている。この、凹所10及びスリット18によって、模擬血液バッグ6を模擬血液バック収容部7の所定位置に確実にセットすることができる効果がある。
模擬血液バック収容部7には、模擬血液バック6、具体的には模擬血液バック6の模擬血液ケース14を押圧する押え具8を配置する。押え具8は、基端部を模擬血液バック収容部7の基端部に軸19で支持することによって、先方に向けて回動自在とする。押え具8の底面には、模擬血液バッグ6を効果的に押圧することができるように、押圧面8aを形成している。図示実施形態の押圧面8aは、複数の細幅端面によって形成している。
上記構成とすることにより、押え具8を前方(先方)に回動させると、押圧面8aが模擬血液収容部7の凹所10に配置している模擬血液バッグ6、具体的には模擬血液バック6の模擬血液ケース14を上方から圧迫し、その内部に充填している模擬血液の内圧を上昇させる。この内圧上昇は、模擬血管3内の模擬血液も同じであり、現実の怒張状態と似た状態を実現する。
押え具8の先端には係止爪20、20を設け、係止爪20、20を本体1に形成した係止部21,21に係合させることによって、一定内圧の怒張状態を維持することができるようにしている。怒張状態を解除するには、係止爪による係止状態を解除し、押え具8を上方に回動させる。
模擬筋肉層2の上に配置する模擬血管3は、練習者の技量に応じて直線状や蛇行状態に配置する。
模擬血管3の上方は模擬皮膚層4によって覆う。模擬血管3の上方を覆う模擬皮膚層4は、本体1の上面に配置する枠体5に張設しておき、枠体5を本体1の上面に押圧することによって、模擬血管3を模擬筋肉層2と模擬皮膚層4とで挟み込む。
模擬皮膚層4を張設する枠体5は、図7、図8から理解されるように、本体1の上面を覆うことができるように、本体上面の湾曲形状と一致する曲面の中央部を切除して枠体とする。そして、図示実施形態の枠体5は、長手方向の側縁部分に本体1への固定手段として、前後二箇所に嵌合突起22、22を設け、この嵌合突起22を本体に形成した取付孔23に嵌入することによって、枠体5全体を本体1に対して着脱自在としている。
枠体5には、前記嵌合突起22、22よりも内方部分の長手方向に、折り曲げ線9を形成し、該折り曲げ線9に沿って折曲することによって模擬皮膚層4を張設した枠部分を本体1上面に向けて接離自在、すなわち開閉自在とする。そして、枠体5で本体1の上面を覆って押圧状態とすることによって、模擬皮膚層4の下に模擬血管3が存在している注射の練習状態を実現する。
枠体5の前記嵌合突起22、22を設けた側縁と反対側の側縁には、係脱自在の係止手段として、係止爪24、24を設け、この係止爪24を本体1の側面に形成した係止孔25,25に係止させることによって、枠体5を本体表面に押圧させた状態を維持することができる。
模擬皮膚層4は、使用(練習)によって針孔が穿孔される。したがって、模擬皮膚層4は適宜交換するのが好ましい。そのため、枠体5を着脱自在とすることによって、例えば枠体5のみを使用者各自が所有して気兼ねなく練習し、本体1を共有とすることができる。
枠体5に模擬皮膚層4を張着するには、練習者の技量に応じて、好みの材質あるいは厚みの模擬皮膚層4を、例えば両面粘着テープを用いて枠体5に貼り付ける。
図面上、26は、枠体を開くためのつまみである。
先に述べたように、殻状に形成し、下方が開放される本体1の底面には裏蓋11を装着する。この裏蓋11は、比較的柔軟で自由に着脱することができるようにエラストマで形成すると、注射の練習をする場合にも滑りにくく安定し、使い勝手のよいものとなる。また、裏蓋11の本体1内に挿入する部分に、ボックス形状の収納部12を形成しておくと、この収納部12に練習に必要なシリンジや注射針を保管しておくことができる。
収納部12は、任意の形状に形成することができるほか、例えば仕切りによって物品ごとの収容部を形成することができる。
1…本体、 2…模擬筋肉層、 3…模擬血管、 4…模擬皮膚層、 5…枠体、 6…模擬血液バック、 7…模擬血液バック収容部、 8…押え具、 8a…押圧面、 9…折り曲げ線、 10…凹所、 11…裏蓋、 12…収納部、 13…段部、 14…模擬血液ケース、 15…突出部、 16…連結管、 17…固定リング、 18…スリット、 19…軸、 20…係止爪、 21…係止部、 22…嵌合突起、 23…取付孔、 24…係止爪、 25…係止孔、 26…つまみ。

Claims (5)

  1. 縦長で幅方向の中心部が突弧状に膨出して、全体として略かまぼこ状に形成する本体の上面に模擬筋肉層を貼着し、該模擬筋肉層の上に模擬血管を配置し、該模擬血管の上方を覆って模擬皮膚層を配置する注射練習具において、
    模擬皮膚層は、本体の上面に配置した枠体に張設し、枠体を本体上面に押圧することによって、模擬血管を模擬筋肉層と模擬皮膚層とで挟み込むとともに、
    模擬血管は、天然ゴムなどの柔軟な材質で形成する先端が閉塞された管状とし、開放端を柔軟な材質で形成し模擬血液を密封した模擬血液バックに連結し、
    本体の長手方向の一端部に、前記模擬血液バックを収容する模擬血液バック収容部を形成し、該模擬血液バック収容部に収容した模擬血液バックから模擬血管を模擬筋肉層上に延長させ、本体の模擬血液バック収容部には、収容した模擬血液バックの押え具を設け、 該押さえ具によって模擬血液バックを圧迫することによって、模擬血液バック及び模擬血管内の模擬血液の圧力を上昇させることができるようにしたことを特徴とする注射練習具。
  2. 枠体は、本体の外表面に沿う形状であって長手方向の側縁部分に本体への固定手段を設け、本体1に対して着脱自在とするとともに、該固定手段よりも内方部分に折り曲げ線を形成し、該折り曲げ線に沿って折曲することによって模擬皮膚層を張設した枠部分を、本体上面に向けて開閉自在とし、前記折り曲げ線と反対の側縁部分に、本体に対して係脱自在の係止手段を設けたことを特徴とする請求項1記載の注射練習具。
  3. 本体に形成する模擬血液バック収容部は、本体に貼着する模擬筋肉層の長手方向位置に隣接させて一定幅の傾斜部として形成し、該模擬血液バック収容部に模擬血液バックを収容して、模擬血液バックから先方に向けて突出する模擬血管を模擬筋肉層上に延長させて配置し、模擬血液バック収容部には、模擬血液バック収容部の基端部を支点として回動し、回動方向前面に形成した押圧面によって模擬血液バックを圧迫する押さえ具を配置することを特徴とする請求項1又は2記載の注射練習具。
  4. 模擬血液バックが位置ズレを生じることがないように、模擬血液バック収容部の底面に模擬血液バックの平面形状と一致する凹所を形成することを特徴とする、請求項3記載の注射練習具。
  5. 略かまぼこ形とする本体は、底面が開放される殻状に形成し、本体の底面に柔軟な材質の裏蓋を装着し、該裏蓋に注射器などの用具を収容する収納部を形成したことを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の注射練習具。
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