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JP5640020B2 - 溶解炉を搭載した注湯装置 - Google Patents

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JP5640020B2 JP2011549870A JP2011549870A JP5640020B2 JP 5640020 B2 JP5640020 B2 JP 5640020B2 JP 2011549870 A JP2011549870 A JP 2011549870A JP 2011549870 A JP2011549870 A JP 2011549870A JP 5640020 B2 JP5640020 B2 JP 5640020B2
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Description

本発明は、鋳造工場における注湯工程において、溶解炉から直接鋳型に注湯する装置に関する。
従来、鋳造工場では溶解炉で溶解した高温の溶湯を取鍋に受湯し、受湯した取鍋を注湯場まで運搬し、注湯場において鋳型に注湯することで鋳物製品を作っている。
特開平9-174229号公報 溶解炉と注湯場はそれぞれ独立した場所に設置され、溶解炉で溶解した溶湯を取鍋に移し替え、取鍋は搬送台車、フォークリフト、クレーン、ホイストモノレール等の各種の搬送装置で搬送し、注湯場においては取鍋をクレーンやホイストで吊り上げて作業者が手作業で注湯することが一般的である。最近は作業者による注湯作業を自動注湯機で行う方法も多く採用されるようになってきている。
しかしながら、溶解炉で溶解した溶湯を運搬容器である取鍋に移し替え、注湯場へ搬送し、さらにクレーンでつり換えて注湯作業を行うためには時間を要し、高温に溶解した溶湯の温度が低下し鋳物不良の原因となるため、温度低下を少なくするために作業時間を短縮する等の高度な熟練技術が必要であった。
また、溶湯は高温で取鍋の搬送途中では発煙があり、作業環境を損ねるとともに、高温の溶湯のこぼれや飛散により、火災や爆発事故を招き易いという問題があった。
そこで、本発明は、叙上の事情に鑑み、溶解炉と注湯場を至近距離に配置し、溶解炉には注湯機としての機能を備え、溶解炉から直接鋳型に注湯することを可能とするよう、溶解炉を搭載した注湯装置を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明の注湯装置は、鋳型に溶融金属を注湯する注湯装置であって、金属材料を溶解して溶融金属を生成する溶解炉と、該溶解炉を前記鋳型に対し前後移動および横行移動できるようした駆動装置とを備え、前記駆動装置を駆動させて前記溶解炉を所定の位置、すなわち鋳型に対向する位置に配置するとともに、前記溶解炉を鋳型に対して傾動させることにより溶融金属を鋳型へ注湯することを特徴とする。
本発明によれば、溶解炉から直接鋳型に注湯することで、溶湯の温度低下が少なくなり、従来のように温度低下を見越して必要以上に高温に溶解する必要が無くなり、大幅な溶解電気消費量の削減ができる。また、溶湯の温度管理がしやすく溶湯温度に起因する鋳物不良を少なくすることができる。さらに、造型ラインが停止してもそのまま待機すればよく、無駄な溶解をなくすことができる。取鍋で搬送する必要が無くなり、取鍋の搬送途中での発煙が無くなり、作業環境を損ねることがなくなるとともに、高温の溶湯のこぼれや飛散による、火災や爆発事故を少なくすることができる。
また本発明の注湯装置は、前記駆動装置を駆動する駆動用サーボモーターと、前記溶解炉を傾動させる傾動用サーボモーター等の傾動駆動機と、前記溶解炉から鋳型へ注湯された溶融金属の重量である注湯量を計測するロードセルと、前記注湯量に基づき前記駆動用サーボモーターと前記傾動用サーボモーター等の傾動駆動機の作動を制御する制御装置とを備え、前記制御装置による制御に基づき鋳型への注湯を自動で行う注湯装置としても良い。これにより、注湯作業を自動で、且つ精度良く行うことができる。
また本発明の注湯装置は、前記溶解炉の傾動は、2つの傾動軸を傾動中心として行う注湯装置としても良い。
好ましくは、2つの傾動軸は、溶解炉の上端と下端との間に位置し、溶解炉の傾動方向と直交する方向に延在する第1傾動軸と、前記第1傾動軸と溶解炉上端に設けられた出湯口との間にあって出湯口寄りに位置し、前記第1傾動軸と平行に延在する第2傾動軸とで構成される。ここで、第1及び第2傾動軸の延在方向は、いずれも水平方向である。また、第2傾動軸は、出湯口に接近させて設けることが好ましい。このように構成した場合、溶解炉を第1傾動軸回りに回転させることにより傾動させて、溶湯が出湯する直前まで出湯口を鋳型に接近させ、次に溶解炉を第2傾動軸回りに回転させてさらに傾動させることにより、溶湯を鋳型に注湯することができる。これにより、鋳型に対する出湯位置を低くすることができ、溶湯のこぼれや飛散をさらに少なくすることができ、注湯精度をさらに向上させることができる。
また本発明の注湯装置は、鋳型に溶融金属を注湯する注湯装置であって、金属材料を溶解して溶融金属を生成する溶解炉と、鋳型を前記溶解炉に対して前後方向および左右方向に移動させる鋳型位置制御装置とを備え、前記鋳型位置制御装置を駆動させて鋳型を所定の位置、すなわち溶解炉に対向する位置に配置するとともに、前記溶解炉を鋳型に対して傾動させることにより溶融金属を鋳型へ注湯する注湯装置としても良い。
このような注湯装置とすることにより、鋳型と溶解炉の出湯口の位置を合わせる際に溶解炉を移動させる必要がなくなるため、溶解炉を移動させるための機構を省略することができ、注湯装置全体をコンパクトにし、且つ注湯装置の設置・運転の際のイニシャルコスト、ランニングコストを低減することができる。
また本発明の注湯装置では、前記溶解炉は溶融金属を鋳型に向けて出湯する出湯口を備え、該出湯口先端部の側面断面形状が円弧状を成し、該円弧を形成する円の中心を前記溶解炉の傾動中心とする注湯装置としても良い。好ましくは該円弧を形成する円の中心を前記第2傾動軸とする注湯装置としても良い。これにより、注湯の際の出湯流線が安定し、注湯精度をさらに向上させることができる。ここで、出湯口先端の側面断面とは、溶解炉の傾動方向と平行な鉛直仮想平面で出湯口先端を切断したときの断面を意味する。
本発明の一実施の形態の溶解炉を搭載した注湯装置の平面概略図である。 本発明の一実施の形態の溶解炉を搭載した注湯装置の正面概略図である。 本発明の一実施の形態の溶解炉を搭載した注湯装置の側面概略図である。 本発明の一実施形態の溶解炉を搭載した注湯装置に使用する溶解炉の概略平面図である。 本発明の一実施形態の溶解炉を搭載した注湯装置に使用する溶解炉の概略側面図である。 本発明の一実施形態の溶解炉を搭載した注湯装置に使用する溶解炉の概略正面図である。 溶解炉を搭載した注湯装置が溶解工程にある時の炉の位置を示す側面図である。 溶解炉を搭載した注湯装置から鋳型に注湯する時の最初の注湯を開始する時点の炉の傾動状態を示す側面図である。 溶解炉を搭載した注湯装置から鋳型に注湯する時の注湯を完了した時点の炉の傾動状態を示す側面図である。 本発明の第2の実施例に係る注湯装置の平面図である。 本発明の鋳型位置制御装置の詳細を示す側面断面図である。 本発明の第2の実施例に係る注湯装置の側面断面図である。 本発明の第2の実施例に係る注湯装置の側面断面図である。 溶解炉の側面断面図である。 図14の一部拡大図である。 本発明の溶解炉の出湯口形状を示す斜視図である。 本発明の注湯装置による注湯の様子を示す側面断面図である。 本発明の注湯装置による注湯の様子を示す側面断面図である。 本発明の注湯装置による注湯の様子を示す側面断面図である。
以下、添付図面に基づいて本発明の第一の実施の形態にかかわる溶解炉を搭載した注湯装置を説明する。図1は、本発明の一実施の形態を示す図であって、本発明の一実施の形態の溶解炉を搭載した注湯装置の平面概略図である。
図1に示すように、溶解炉1は鋳造ラインAに平行して設置されている軌道D上を走行できるように配置されている。
図2は、本発明の第一の実施の形態の注湯装置の正面概略図である。図2に示すように、床上に設置された軌条Dの上に横行台車6が走行可能に載っており、横行台車6の上に前後台車5がありその上に計量フレーム4(図3参照)があり計量フレーム4の上には第1傾動軸2aを介して第1傾動フレーム2が支えられており、第1傾動フレーム2の上端には第2傾動軸3aを介して第2傾動フレーム3が支えられており、第2傾動フレーム3の上に溶解炉1が固定されている。横行台車6と前後台車5が、特許請求の範囲に言う駆動装置に相当する。
図3は、本発明の一実施の形態の溶解炉兼注湯装置の側面概略図である。図3に示すように、床上に設置された軌条Dの上に走行車輪6bと車軸6aと軸受け6cにより支えられた横行台車6があり、横行駆動用サーボモーター6dにより走行可能に設置されている。図2に示すように、横行台車6の上には軌条5dが固定され軌条5dの上に走行車輪5bと車軸5aと軸受け5cにより支えられた前後台車5があり、前後駆動用サーボモーター5e(図2参照)により走行可能に設置されている。
前後台車5の上にロードセル4aを固定し、ゴムバッファ4bを介して計量フレーム4を支えている。計量フレーム4の上には、第1傾動軸2aを介して第1傾動フレーム2が支えられている。第1傾動軸2aの軸端には第1傾動ギヤーム2cが固定されており、第1傾動用サーボモーター2bの軸に固定された第1傾動ピニオンギヤー2dと噛み合わされている。これにより、第1傾動用サーボモーター2bを駆動させたとき第1傾動フレーム2が傾動する。
第1傾動フレーム2の上部の一方の端には第2傾動軸3aが固定されており、他端には第2傾動用サーボモーター3bが固定されている。第2傾動用サーボモーター3bの軸には第2傾動ピニオンギヤー3dが固定されている。
第2傾動軸3aを介して第2傾動フレーム3が傾動可能に支持されている。さらに第2傾動フレーム3には第2傾動セクターギヤー3cが固定されており、第2傾動ピニオンギヤー3dと噛み合わせて、第2傾動用サーボモーター3bにより傾動可能となっている。
図4は、本発明に使用する溶解炉1の平面概略図である。
溶解炉1は炉本体1a(図5参照)を備え、炉本体1aの上部には出湯口1cが成形された炉上部1bが取り付けられている。炉上部1bは図4に示す平面概略図において溶解炉1のほぼ中央に位置する。
図5は、本発明に使用する溶解炉の側面概略図である。
溶解炉1の内部には炉本体1aがあり、炉本体1の外周部に図示しないコイルが設置され、このコイルにより炉本体1a内部の材料を溶解する。
図6は、本発明に使用する溶解炉の正面概略図である。
図7は本装置の溶解工程時の状態を示す。溶解炉1は水平状態にあり、この状態で材料投入や溶解を行う。溶解炉1が水平状態にあるとき、溶解炉1の炉本体1aの側壁はほぼ鉛直方向に延在する状態になる。
図8は本装置が溶解した材料を鋳型Aに注湯する直前の状態を示す。詳しくは、溶解炉1を第1傾動軸2aを傾動中心として、第1傾動ギヤーム2cと第1傾動ピニオンギヤー2dを介して第1傾動用サーボモーター2bにより炉本体1aの内部の溶湯が炉上部1bの出湯口1cより流出する直前まで傾動させたときの本装置の状態を示している。
図9は本装置の注湯工程の完了時の状態を示す。
詳しくは、炉本体1a内部の溶湯を炉上部1bの出湯口1cからほぼ全量排出させるために、溶解炉1を第2傾動軸3aの回りに90度以上傾動させたときの本装置の状態を示している。
溶解炉1は、第2傾動用サーボモーター3bにより、第2傾動セクターギヤー3cと第2傾動ピニオンギヤー3dを介して、第2傾動軸3aを傾動中心として90度以上傾動させることができる。
このように構成された溶解炉兼注湯装置の動作について説明する。図7に示すように溶解炉兼注湯装置は鋳造ラインAに平行して設置されている軌道D上を走行できるように配置してある。溶解炉1を水平状態にして、図示しない材料投入装置で炉本体1aの中に溶解材料を投入し、図示しない溶解用コイルに通電して材料を溶解する。材料の溶解が完了したら、溶解炉1は前後台車5により図8に示すように鋳型Aに接近する。鋳型Aに接近した後、溶解炉1は第1傾動軸2aを傾動中心として出湯口1cより溶湯が流出する直前まで傾動する。第1傾動軸2a回りの回転による溶解炉1の傾動をした後、引き続いて第2傾動軸3aを中心として溶解炉1を傾動し炉本体1aの中の溶湯を鋳型Aの湯口に注湯する。
注湯制御は、溶解炉1と溶湯の合計重量をロードセル4a(図3参照)で計量し、溶湯流出分の重量を算出し重量制御で行う。ここで、前記溶解炉1の傾動の制御について具体的に説明する。本実施例の注湯装置は、前記第2傾動用サーボモーター3bの作動を制御する制御手段を備える。該制御手段は、前記ロードセル4aの計測結果から注湯流量を演算する注湯流量演算部と、前記注湯流量から鋳型への注湯量を積算する注湯量積算部と、積算された注湯量が所定の注湯量に達した場合に溶解炉1を逆傾動させて湯切りを行う(即ち、第2傾動用サーボモーター3bを逆回転させる)傾動制御部とを有し、注湯流量演算部により演算された注湯流量に基づき、溶解炉1の傾動角度を制御する。このように、鋳込み設定重量に到達したら溶解炉1を第1傾動軸中心に逆傾動して湯切りして注湯を完了する。尚、制御手段は、さらに、鋳物に応じた注湯パターンに対応する注湯流量となるように傾動制御部により傾動角度を制御するようにしてもよい。
炉本体1aの中の溶湯がなくなるまで上述の注湯作業を繰り返す。炉本体1aの中の溶湯が無くなったら注湯工程を完了して、溶解炉1を水平状態にし、前後台車を後退して図7の状態に戻して再び溶解工程を開始する。
なお、本実施例では2つの傾動軸により傾動を行っているが、溶解炉を傾動させられる構造であれば、これに限定されるものではない。
次に、本発明の第2の実施例に関わる注湯装置について説明する。図10に示すように、本発明の第2の実施例に関わる注湯装置は、鋳型搬送ライン101に直交するように設けられた鋳型位置制御装置10Aと、鋳型位置制御装置10Aに対向するように設けられ、溶融金属を生成する溶解炉10Bを備える。本実施例では、鋳型搬送ライン101としてローラーコンベヤを使用しており、造型機で造型された鋳型は、プッシャーシリンダ(図示せず)により、図10の左から右方向へ連続的に搬送される。注湯が完了した鋳型は、鋳型搬送ライン101の終端に設けられたトラバーサにより鋳型搬出ライン102に移し替えられた後、次工程へと搬送される。
図11に示すように、鋳型位置制御装置10Aは、鋳型搬送ライン101の下方に固定されたフレーム103と、フレーム103上を鋳型Mの搬送方向と直交する方向(以下、Y方向という)に走行可能な前後移動台車104と、前後移動台車104を駆動させる前後駆動装置105と、前後移動台車104の上に固定され、ロードセルを備えた計量フレーム106と、計量フレーム106上を、レール107を介して鋳型Mの搬送方向と平行な方向(以下、X方向という)に走行可能な左右移動台車108と、左右移動台車108を駆動させる左右駆動装置109で構成されている。なお、左右移動台車108には鋳型走行用レール110が取り付けられており、鋳型走行用レール110上には、定盤111を介して鋳型Mが載置されている。
このように構成された鋳型位置制御装置10Aは、まず、鋳型搬送ライン101により搬送されてきた鋳型Mを、前後移動台車104により、鋳型制御装置10Aに対向するように設けられた溶解炉10Bの前に移動させる。なお、図12は、鋳型が溶解炉10B前に移動させられる前の状態を示し、図13は、鋳型Mが溶解炉10B前に移動させられた後の状態を示している。そして、溶解炉10B前に移動した鋳型Mを、左右移動台車108により、X方向に移動させることにより、鋳型Mの湯口M1を、溶解炉10Bの出湯位置に合わせる。本実施例では、前後移動台車104によるY方向への移動量および左右移動台車108によるX方向への移動量は、鋳型搬送ライン101から送られてくる鋳型データ(ここでは、湯口位置に関するデータ)に基づいて決定される。
また、鋳型位置制御装置10Aは、左右移動台車108を上下方向にさらに移動させる機構を備えてもよい。そのような機構としては、左右移動台車108を上下方向に移動させられるものであれば何でもよく、例えば、フレーム103の下方にパンタグラフ式のリフターを備えることができる(この場合、フレーム103はリフターに固定されることになる)。ここで、鋳型の上下方向の移動も、X方向、Y方向への移動と同様、鋳型搬送ライン101から送られてくる鋳型データに基づいて行うことができ、その場合は、鋳型データには鋳型高さに関するデータが含まれる。
なお、本実施例では前記溶解炉から鋳型へ注湯された溶融金属の重量を計測するためにロードセルを使用している。このようにロードセルを備えることにより、鋳型に注湯した注湯量を計測しながら溶解炉からの注湯量を制御することができ、この場合、前記鋳型データには鋳込み重量に関するデータが含まれる。ここで、注湯量の制御は実施例1の場合と同様とすることができる。
次に、本実施例における溶解炉10Bについて説明する。溶解炉10Bは、図12および図13に示すように、傾動シリンダー113と、傾動中心軸114とを備えており、傾動シリンダー113を伸長させることにより、傾動中心軸114を中心に傾動し、鋳型Mへの注湯を行う。また、溶解炉10Bは、図10に示すように、鋳型位置制御装置10Aに対向するように設けられており、また鋳型位置制御装置10Aに対して固定された位置に設けられているため、溶解炉10Bを鋳型に対して移動させる機構は不要である。
以上の通り本発明の第2の実施例では、鋳型を注湯機に対して移動させることにより、湯口と出湯口との位置合わせを行うため、注湯機を移動させる必要がなく、注湯機をコンパクトにすることができる。また、注湯機を移動させないため、取鍋内で溶湯が波打ち、取鍋が侵食されることもないため、取鍋の寿命を長くすることができる。
ここで、溶解炉10Bの出湯口117aについて説明する。図14は溶解炉10Bの側面断面図であり、図15は図14の出湯口117aの部分の拡大図である。図16は、本発明の出湯口117aの斜視図である。図14および図15に示すように、本実施例の溶解炉の出湯口117aの形状は、側面断面形状が円弧状を成すように形成されている。また、溶解炉10Bは、該円弧を形成する円の中心を傾動中心として傾動するように構成されている。
図15に基づきより詳細に説明すると、出湯口117aの先端部の側面断面形状が円弧S(実線部)を成しており、溶解炉10Bは、該円弧Sを形成する円T(点線部)の中心Oを傾動中心としている。即ち、前記傾動中心軸114(図16参照)は、円Tの中心Oを貫通するように設けられている。詳しくは、円弧Sは、溶解炉10Bの側壁である炉壁117をほぼ鉛直方向に延在する状態にしたとき、上に凸となる形状の円弧である。また円弧Sは炉壁117になだらかに接している。注湯の際、溶湯は円弧Sに沿って流動した後、ある点において円弧Sから離脱する。本実施例では、溶解炉10Bは円弧Sを形成する円Tの中心Oを貫通する傾動中心軸114を傾動中心としている。このため、溶湯が円弧Sから離脱する点の鉛直方向及び水平方向における位置は、溶解炉10Bの傾動角度に関係なくほぼ一定になる。これにより、取鍋に比べて大型なため注湯精度を維持しにくい溶解炉による注湯であっても、注湯流線を一定位置に安定させることができ、精度の良い注湯を行うことができる。
なお本実施例では、図15に示すように、溶解炉10Bの炉壁117は円Tの接線となるように形成されている(即ち、図15に示すように、円Tと炉壁117の接点において、円Tの半径と炉壁117は直角を成す)。これにより、注湯流線がさらに安定し、注湯精度をさらに向上させることができる。
図17から図19は、本実施例の溶解炉による注湯の様子を表している。図17−19に示すように、溶解炉10Bを傾動させることにより溶湯を鋳型Mに対して注湯しているが、出湯口の先端の側面断面形状を円弧状とし、その円弧を形成する円の中心を傾動中心とすることにより、また溶解炉の炉壁が前記円の接線となるようにするにより、注湯流線が安定し、安定した注湯を行えていることが分かる。
以上、本発明による代表的実施例について説明したが、本発明は必ずしもこれに限定されるものではなく、当業者であれば、添付した特許請求の範囲を逸脱することなく、種々の代替実施例及び改変例を見出すことは可能である。
1 溶解炉
1a 炉本体
1b 炉上部
1c 出湯口
2 第1傾動フレーム
2a 第1傾動軸
2b 第1傾動用サーボモーター
2c 第1傾動ギヤーム
2d 第1傾動ピニオンギヤー
3 第2傾動フレーム
3a 第2傾動軸
3b 第2傾動用サーボモーター
3c 第2傾動セクターギヤー
3d 第2傾動ピニオンギヤー
4a ロードセル
5 前後台車
5e 前後駆動用サーボモーター
6 横行台車
6d 横行駆動用サーボモーター
A 鋳型
10A 鋳型位置制御装置
10B 溶解炉
M 鋳型
O 円の中心
S 円弧
T 円弧Sを形成する円
117 炉壁
117a 出湯口

Claims (7)

  1. 鋳型に溶融金属を注湯する注湯装置であって、金属材料を溶解して溶融金属を生成する溶解炉と、該溶解炉を前後移動および横行移動できるようにした駆動装置とを備え、前記溶解炉を鋳型に対して傾動させることにより溶融金属を鋳型へ注湯し、
    前記溶解炉は溶融金属を鋳型に向けて出湯する出湯口を備え、該出湯口先端の側面断面形状は円弧状を成し、該円弧を形成する円の中心を前記溶解炉の傾動中心とし、及び
    前記溶解炉の炉壁の側面断面が前記円弧を形成する円の接線を成すように形成されており、
    前記溶解炉の傾動は、2つの傾動軸を傾動中心として行うことを特徴とし、
    前記2つの傾動軸は、溶解炉の上端と下端との間に位置し、溶解炉の傾動方向と直交する方向に延在する第1傾動軸と、前記出湯口の先端部の側面断面形状がなす円弧を形成する円の中心を貫通する軸であって、前記第1傾動軸と平行に延在する第2傾動軸とで構成され、及び溶解炉を第1傾動軸回りに回転させることにより傾動させて、溶湯が出湯する直前まで出湯口を鋳型に接近させ、次に溶解炉を第2傾動軸回りに回転させてさらに傾動させることにより、溶湯を鋳型に注湯する、注湯装置。
  2. 前記駆動装置を駆動する駆動用サーボモーターと、前記溶解炉を傾動させる傾動駆動機と、前記溶解炉から鋳型へ注湯される溶融金属の重量である注湯量を算出するために、前記溶解炉の重量を計測するロードセルと、前記注湯量に基づき前記傾動用サーボモーターの作動を制御する制御手段とを備え、前記制御手段による制御に基づき鋳型への注湯を自動で行うことを特徴とする請求項1記載の注湯装置。
  3. 鋳型に溶融金属を注湯する注湯装置であって、金属材料を溶解して溶融金属を生成する溶解炉と、鋳型を前記溶解炉に対して前後方向および左右方向に移動させる鋳型位置制御装置とを備え、前記溶解炉を鋳型に対して傾動させることにより溶融金属を鋳型へ注湯し、
    前記溶解炉は溶融金属を鋳型に向けて出湯する出湯口を備え、該出湯口先端の側面断面形状は円弧状を成し、該円弧を形成する円の中心を前記溶解炉の傾動中心とし、及び
    前記溶解炉の炉壁の側面断面が前記円弧を形成する円の接線を成すように形成されており、
    前記溶解炉の傾動は、2つの傾動軸を傾動中心として行うことを特徴とし、
    前記2つの傾動軸は、溶解炉の上端と下端との間に位置し、溶解炉の傾動方向と直交する方向に延在する第1傾動軸と、前記出湯口の先端部の側面断面形状がなす円弧を形成する円の中心を貫通する軸であって、前記第1傾動軸と平行に延在する第2傾動軸とで構成され、及び溶解炉を第1傾動軸回りに回転させることにより傾動させて、溶湯が出湯する直前まで出湯口を鋳型に接近させ、次に溶解炉を第2傾動軸回りに回転させてさらに傾動させることにより、溶湯を鋳型に注湯する、注湯装置。

  4. 前記鋳型位置制御装置は、鋳型を前記溶解炉に対して前後方向、左右方向、および上下方向に移動させることを特徴とする請求項3記載の注湯装置。
  5. 前記鋳型位置制御装置は、前記溶解炉から鋳型へ注湯される溶融金属の重量である注湯量を算出するために、前記鋳型の重量を計測するロードセルを備え、前記注湯量に基づき前記溶解炉の傾動を制御する制御手段を備えたことを特徴とする請求項3記載の注湯装置。
  6. 前記鋳型位置制御装置は、鋳型搬送ラインの下方に固定されたフレームと、フレーム上を鋳型の搬送方向と直交する方向に走行可能な前後移動台車と、前後移動台車を駆動させる前後駆動装置と、前後移動台車の上に固定され、ロードセルを備えた計量フレームと、計量フレーム上を、レールを介して鋳型の搬送方向と平行な方向に走行可能な左右移動台車と、左右移動台車を駆動させる左右駆動装置より構成される、請求項3記載の注湯装置。
  7. 前記鋳型位置制御装置を駆動させて鋳型を溶解炉に対向する位置に配置するとともに、前記溶解炉を鋳型に対して傾動させることにより、前記溶解炉から溶融金属を鋳型へ注湯する、請求項3記載の注湯装置。
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