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JP5640090B2 - フィルタ製造装置、フィルタ製造方法、およびフィルタ - Google Patents

フィルタ製造装置、フィルタ製造方法、およびフィルタ Download PDF

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JP5640090B2
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Description

本発明は、たばこ用のフィルタを製造するためのフィルタ製造装置、フィルタ製造方法およびフィルタに関する。
例えば、少なくとも1つ以上の引き裂きラインを設けたマルチ幅フィルタトウストリップが開示されている。このマルチ幅フィルタトウストリップは、長手方向に延びて将来個別のフィルタストリップとなる数個のゾーンと、各ゾーン同士の間で長手方向に延びた少なくとも1つの引き裂きラインと、が設けられている。このマルチ幅フィルタトウストリップの引き裂きラインでは、インターレース状態(フィラメントがネット状に絡み合い、結合力のあるフィルタトウストリップを形成している状態)が低くなっている。このため、このマルチ幅フィルタトウストリップは、意図するときに、2つ以上の部分に分割することができる。このマルチ幅フィルタトウストリップは、2つ以上のフィルタトウストリップを結合して製造される(例えば、特許文献1参照)。
また、このように1つ以上の引き裂きラインを設けたマルチ幅フィルタトウストリップを再び2つ以上のフィルタトウストリップに分割する装置が開示されている。この装置では、ライン上を流れるフィルタトウストリップに対してブレーキ力を作用させるブレーキロール対の上流側の近傍にくさび形の分離装置を設けている。この装置では、分離装置をブレーキロール対の上流側の近傍に設けることで、引き裂きラインに沿ってマルチ幅フィルタトウストリップを2つ以上のフィルタトウストリップに分離させることができる(例えば、特許文献2参照)。
特開平7−48771号公報 特開平7−23762号公報
ところで、上記のように本来は個別に使用する2以上のフィルタトウストリップを一度結合し、さらにその後の工程で2つに分割することは、製造上効率が悪い。しかしながら、フィルタトウストリップには、予めローラ対の間に繊維を通して、各繊維をちぢれさせる(クリンプさせる)けん縮の工程を行って、完成品のフィルタに所望の通気抵抗が得られるようにする必要がある。そして、上記2つ以上のフィルタトウストリップを結合する前のフィルタトウストリップが幅細の場合、フィルタトウストリップに対してけん縮の工程を行うと、フィルタトウストリップの狭い幅およびトータルの繊維本数の少なさに起因したけん縮不良を生じてしまう問題がある。このけん縮不良は、通常、トータルデニールが概ね15000以下で、総繊維数が概ね2000本以下のフィルタトウで起こるとされている。よって、トータルデニールが概ね15000以下で総繊維数が概ね2000本以下のフィルタトウストリップの製造は難易度が高いため、それを使用した、特にフィルタ通気抵抗が著しく低い領域のシガレット用フィルタの設計が困難である。
本発明は、製造効率を向上できるフィルタ製造装置を提供することを目的とする。
前記目的を達成するため、本発明の一つの形態に係るフィルタ製造装置は、帯状のトウが折り重ねられたトウベールと、前記トウベールから引き出された前記トウを空気とともに成形部へ送るトランスポートジェット部と、前記トウベールと前記トランスポートジェット部との間の位置に設けられるとともに、前記トウの幅方向の中間部で前記トウを分割して、前記トウの半分の幅を有した半幅のトウを形成する切断部と、前記半幅のトウを円柱形に成形する前記成形部と、を具備する。
第1の実施形態のフィルタ製造装置を示した斜視図。 図1に示すフィルタ製造装置の内部を模式的に示した模式図。 図2に示す切断部を示した側面図。 図3に示す切断部を示した正面図。 第2の実施形態のフィルタ製造装置を示した模式図。 図5に示すフィルタ製造装置の切断部付近を拡大して示した上面図。 第3の実施形態のフィルタ製造装置を示した模式図。
以下、図1から図4を参照して、フィルタ製造装置の第1の実施形態について説明する。図1に示すように、本実施形態にかかるフィルタ製造装置は、例えば酢酸セルロースファイバー又はその他の材料からたばこに用いるフィルタを製造するためのものである。また、本実施形態では、フィルタ製造装置の一例として、スーパースリムシガレットに用いるスーパースリムフィルタの製造に用いられるフィルタ製造装置の例を以下に開示している。なお、通常のサイズのたばこの円周長さは24.6mmから20.0mmであるのに対して、スーパースリムシガレットの円周長さは、例えば18.0mmから16.0mmである。すなわち、スーパースリムシガレットの長さは通常サイズのたばこの長さとほぼ同等であるが、スーパースリムシガレットの直径は通常サイズのたばこの直径よりも小さい。
図1と図2に示すように、フィルタ製造装置11は、トウベール12から帯状のトウ13(セルロースアセテートトウ)を引き出すためのトウ引き出し部14と、リボン状のトウバンド内の個々のフィラメント(単繊維)を幅方向にむらなく均一に広げ、予めけん縮されたフィラメントを適度に引き伸ばし、可塑剤を各フィラメントにむらなく付着させ、巻上機構部16に送るトウ処理部15と、トウ13を成形して周囲に巻取紙61を巻く巻上機構部16と、を備えている。
トウ引き出し部14は、例えば、長尺のトウ13を折り重ねて方形のブロック状にしたトウベール12と、トウベール12から引き出されたトウ13を案内して、トウ13の引き出し時にトウ13が大きく振動することを抑止するリングガイド21と、第1のバンディングジェット(BJ)部22と、前方に送られるトウ13と一緒に回転してトウ13を案内するローラ23と、第2のバンディングジェット(BJ)部24と、トウ13を2分割するための切断部25と、を有している。なお、図1では、切断部25の図示を省略している。
トウ13は、一般的なサイズのたばこ(円周長さが24.6mmから20.0mm)に用いる通常フィルタの製造に用いるものであり、例えば、トータルデニールが20000〜40000程度で、総繊維数が概ね10000本程度のセルロースアセテートトウである。トウベール12の状態になっているトウ13には、事前に各繊維をちぢれさせるためのけん縮の工程が施されている。
第1のバンディングジェット部22および第2のバンディングジェット部24は、半幅のトウ13Aに向けて空気を噴射するノズルを有する。第1のバンディングジェット部22および第2のバンディングジェット部24は、ノズルからの風量、風圧によって半幅のトウ13Aを、その長手方向と直交する幅方向Wに広げて、繊維同士の間隔を大きくすることができる。
切断部25は、トウベール12と後述するトウ処理部15のトランスポートジェット部46との間の位置に設けられている。より詳細には、切断部25は、リングガイド21と、第1のバンディングジェット部22との間に設けられている。第1の実施形態では、切断部25は、機械式のもので構成される。すなわち、図3と図4に示すように、切断部25は、トウ13と接して回転する円柱形の第1のロール31と、第1のロール31を回転可能に支持する第1の腕部32と、第1のロール31の幅方向中間部に設けられた円盤状のカッタ33(ロータリカッタ)と、第1のロール31との間にトウ13を挟むようにトウ13と接して回転する円柱形の第2のロール34と、第2のロール34を回転可能に支持する第2の腕部35と、第2のロール34の幅方向W中間部に設けられた溝部36と、を有している。
切断部25は、トウ13をその幅方向Wの中間部で2つに分割して、トウ13の半分の幅を有した半幅のトウ13Aを形成することができる。溝部36は、カッタ33の形状に沿って窪んで設けられており、溝部36によってカッタ33と第2のロール34とが干渉するのが防止されている。
なお、本実施形態では、切断部25の一例として機械式の構造を開示しているが、切断部25は、第2の実施形態と同様に、COレーザ、YAGレーザ、半導体レーザ、およびエキシマレーザ、およびそれら以外の種類のレーザ等のレーザ発信器71を利用したレーザ式のものであってもよい。
図2に示すように、トウ処理部15は、例えば、トウ13をトウベール12から引き出すようにトウ13をその送り方向下流側に向けて送るプレテンションロール部41と、ブルーミングロール部42と、第3のバンディングジェット(BJ)部43と、可塑剤添加装置44と、半幅のトウ13Aを巻上機構部16に送るデリバリーロール(DR)部45と、トランスポートジェット部46と、トランスポートジェット部46と隣接して設けられたトランペットガイド47と、を有している。
プレテンションロール部41は、円柱形をなしてフラットな外周面(接触面)を有した鉄製の第3のロール51と、円柱形をなしてフラットな外周面(接触面)を有したゴム製の第4のロール52と、を上下一対に有している。プレテンションロール部41は、半幅のトウ13Aを押さえて回転し、半幅のトウ13Aをその送り方向の下流側にあるトング65に向けて引き出すことができる。
ブルーミングロール部42は、円柱形をなしてフラットな外周面(接触面)を有したゴム製の第5のロール55と、円柱形をなして溝加工された外周面(接触面)を有した鉄製の第6のロール56と、を有している。第6のロール56の外周面には、細溝形をなして半幅のトウ13Aとはグリップしないようにした非接触部と、非接触部の周囲に設けられて半幅のトウ13Aとグリップするようにした接触部と、が例えば交互に設けられている。ブルーミングロール部42は、プレテンションロール部41と相まって、予めけん縮された半幅のトウ13Aの引き伸ばしを行う。同時に、この引き伸ばしの際には、第5のロール55と第6のロール56の接触部との間に挟まれたトウ13の束と、第6のロール56の非接触部に入りこんだトウ13の束との間で、作用する張力に差を生じることとなり、その結果、トウ13が小さな繊維束ごとに分離される。これによって、次の第3のバンディングジェット部43において繊維同士の間隔を開く効果がより一層促進される。
第3のバンディングジェット(BJ)部43は、そのノズルからトウ13に向けて空気を噴射して、その風量、風圧によってトウ13を幅方向Wに広げて、繊維同士の間隔をさらに開くことができる。
可塑剤添加装置44では、内部に可塑剤を貯留したチャンバー53と、チャンバー53内で回転するブラシロールと、を有している。ブラシロールは、チャンバー53内で回転することで液状の可塑剤を跳ね飛ばして霧状にして、トウ13に可塑剤を付着させることができる。
可塑剤が添加されたアセテート繊維(トウ13)には、その表面に柔軟性が付与されるとともに可塑剤の緩やかな触媒効果によって粘着性が付与される。隣接したアセテート繊維同士の間には、粘着力によって結合した結合点が複数個所に形成される。熟成によって可塑剤は繊維内部に拡散し、繊維表面の柔軟性がなくなる。強固な結合点によって、1本のフィルタとして十分な硬さを発揮する。
デリバリーロール部45は、円柱形をなしてフラットな外周面(接触面)を有した鉄製のロールを上下一対に有している。デリバリーロール部45は、繊維同士の間隔が開かれた半幅のトウ13Aを巻上機構部16に送り出すことができる。
トランスポートジェット部46は、繊維同士の間隔が開いて綿状に膨張した半幅のトウ13Aを風圧を利用して巻上機構部16に送ることができる。トランペットガイド47は、巻上機構部16の後述するトング65の入口付近で、入口の手前の位置に設けられている。半幅のトウ13Aは、トランスポートジェット部46から空気とともにトランペットガイド47内に放出されて膨張する。トランペットガイド47では、この内部における空気の散逸によって、半幅のトウ13Aの繊維同士の間隔がさらに開かれる効果と、単糸トウ同士が絡み合う効果との両方を生ずることとなる。これらの工程によって、フィルタ54の通気抵抗が発現される。
図2に示すように、巻上機構部16は、巻取紙61と、巻取紙61を送る送り部62(ローラ)と、巻取紙61とフィルタ54とを接着する第1ののりを巻取紙61の内面に塗布する第1のスプレーガン63と、巻取紙61同士を接着して円筒形にする第2ののりを巻取紙61の内面に塗布する第2のスプレーガン64と、成形部の一例であるトング65と、ヒータ66と、クーラーバー67と、棒状のフィルタを所定の長さに切断するカッティング機構68と、中箱詰部69と、を有している。
トング65は、トランペットガイド47に最も近い位置で、例えば円筒状をなして設けられており、その内部でシート状の半幅のトウ13Aを円柱形に成形することができる。一方、円柱形になった半幅のトウ13Aの外周部には、送り部62によって送られた巻取紙61が供給され、トウ13が棒状のフィルタに巻き上げられる。第1ののりおよび第2ののりには、ホットメルトおよび酢酸ビニール系エマルジョンのいずれかが用いられる。
ヒータ66は、巻取紙61に熱を加えて、第1ののりおよび第2ののりを溶融させる。また、クーラーバー67は、ヒータ66で温められた棒状のフィルタを再び冷却して第1ののりおよび第2ののりを硬化させる。カッティング機構68には、例えばナイフ等が設けられており、棒状に巻き上げられたフィルタを所定の長さのフィルタ54として切断することができる。中箱詰部69は、例えばプッシャおよび中箱69A(トレイ)を有しており、プッシャを利用してフィルタ54を中箱69A内に所定本数ずつ収納できる。
続いて、図2等を参照して、本実施形態のフィルタ54の製造工程について説明する。まず、フィルタ54の原料となるトウ13は、プレテンションロール部41による引き出し力によってトウベール12から引き出されて、リングガイド21でガイドされつつ送り方向の下流側に引き出される。このトウ13のトータルデニールは、例えば、20000〜40000程度で、総繊維数は、例えば10000本程度である。このトウ13は、切断部25において、その幅方向Wの中間部において2分割されるように切断され、半幅のトウ13Aが形成される。半幅のトウ13Aのトータルデニールは、例えば、10000〜20000程度であり、総繊維数は、例えば約4000〜7000本程度である。半幅のトウ13Aは、別々にフィルタ製造装置11上のラインを流れて、最終的にそれぞれ円柱形のフィルタ54として加工される。
半幅のトウ13Aは、第1のバンディングジェット部22および第2のバンディングジェット部24によって繊維同士の間隔を広げつつ、プレテンションロール部41まで送られる。さらに半幅のトウ13Aは、ブルーミングロール部42によって、小さな繊維束ごとに分離された状態になり、さらに第3のバンディングジェット部43で繊維同士の間隔が広げられる。半幅のトウ13Aには、可塑剤添加装置44において可塑剤が付着され、各繊維同士を結合させた結合点が形成される。可塑剤が付着された半幅のトウ13Aは、デリバリーロール部45によって巻上機構部16に向けて送られる。半幅のトウ13Aは、さらに、トランスポートジェット部46、トランペットガイド47において空気とともに送られることによって、繊維同士の間隔がさらに広げられるとともに単糸トウ同士に絡み合わせを生じる。そして、トング65において半幅のトウ13Aが円柱形に成形されるとともに、円柱形になったトウ13の周囲に巻取紙61が巻かれて棒状のフィルタが形成される。この棒状のフィルタに対してヒータ66で加熱して第1ののりおよび第2ののりを溶融させ、さらにクーラーバー67で元の温度に戻して第1ののりおよび第2ののりを硬化させる。そして、この棒状のフィルタをカッティング機構68において切断して、所定の長さを有したフィルタ54が完成する。
本実施形態によれば、フィルタ製造装置11は、帯状のトウ13が折り重ねられたトウベール12と、トウベール12から引き出されたトウ13を空気とともに成形部へ送るトランスポートジェット部46と、トウベール12とトランスポートジェット部46との間の位置に設けられるとともに、トウ13の幅方向の中間部でトウ13を分割して、トウ13の半分の幅を有した半幅のトウ13Aを形成する切断部25と、半幅のトウ13Aを円柱形に成形する成形部と、を具備する。
また、本実施形態のフィルタ製造方法では、トウベール12から引き出された帯状のトウ13を切断部25によってその幅方向Wの中間部で分割してトウ13の半分の幅を有した半幅のトウ13Aを形成し、トランスポートジェット部46において空気とともに半幅のトウ13Aを成形部に送り、成形部において半幅のトウ13Aを円柱形に成形する。
これらの構成によれば、個別に使用する2以上のトウ13を一度結合し、さらにその後の工程で2つに分割するなど、非効率な製造工程を省くことができる。また、通常幅のトウ13に対してけん縮工程が加えられることになるため、けん縮不良などの不具合を生ずることがない。
また、本実施形態によれば、引き裂きラインのないトウ13を中間部で分割して半幅のトウ13Aを形成できるため、通常のトウ13を用いて例えば、スーパースリムシガレット用のフィルタなど、直径の小さなフィルタを製造することができる。このため、例えば、スーパースリムシガレット用のフィルタを製造するために、専用品であるスーパースリムトウ品種を使用しないで済み、製造コストを低減することができる。
一般的にスーパースリムトウ品種は、繊維の本数が少ないため、通常のトウ13と同じ重量分製造するために時間を要する、また繊維本数が少ないため、通常のトウ13の製造ラインをフルに使用出来ない。このため、生産性が悪くなるため、通常品に比べ価格が高くなる実情がある。本実施形態によれば、このスーパースリムトウ品種を使用せずに済み、製造コストが低減される。
また、本実施形態では、仮に通常トウでトータルデニール25000で繊維本数3000本のトウを使用すれば、分割によりトータルデニール12500で繊維本数1500本のトウを使用出来、特にフィルタ通気抵抗が著しく低い領域のたばこ用のフィルタの設計が可能である。
また、切断部25は、トウ13と接して回転する第1のロール31と、第1のロール31の幅方向Wの中間部に設けられた円盤状のカッタ33と、第1のロール31との間にトウ13を挟むようにトウ13と接して回転する第2のロール34と、第2のロール34の幅方向Wの中間部に設けられるとともに、カッタ33の形状に沿って窪んだ溝部36と、を具備する。この構成によれば、カッタ33が回転する構成であるため、カッタ33の周囲に繊維が巻き付いてトウ13が切れなくなる事態を生ずることが防止され、安定的にトウ13を切断することができる。
続いて、図5、図6を参照して、フィルタ製造装置の第2の実施形態について説明する。第2の実施形態のフィルタ製造装置は、切断部25の位置および切断部25の構成が第1の実施形態とは異なっているが、他の部分は第1の実施形態と共通している。このため、主として第1の実施形態と異なる部分について説明し、共通する箇所については共通の符号を付して説明を省略する。
第2の実施形態では、切断部25は、トウベール12とトランスポートジェット部46との間の位置に設けられている。より詳細には、切断部25は、一方のバンディングジェット部の一例である第1のバンディングジェット部22と、他方のバンディングジェット部の一例である第2のバンディングジェット部24と、の間の位置に設けられている。また、切断部25は、これらの間の位置で、ローラ23よりも送り方向の下流側に設けられている。
また、第2の実施形態において、切断部25は、レーザ式のものである。切断部25は、例えば、COレーザのレーザビームを発振できるレーザ発信器71で構成されている。切断部25は、トウ13の幅方向W中間部にレーザビームを照射して、トウ13をその半分の幅を有した半幅のトウ13Aに分割することができる。このCOレーザのエネルギー量、ショット数等は、トウ13を切断するために十分な条件で適宜に設定できる。なお、本実施形態では、COレーザを使用しているが、使用可能なレーザの種類としては、COレーザに限定されるものではない。例えば、YAGレーザ、半導体レーザ、エキシマレーザ、およびそれ以外の種類のレーザ等のレーザ発信器71を切断部25として当然に利用できる。
また、切断部25は、第1の実施形態のように機械式のものであってもよい。
第2の実施形態によれば、切断部25は、レーザ発信器71で構成される。この構成によれば、切断部25の構造をより簡略化することができる。
また、切断部25は、一方のバンディングジェット部と他方のバンディングジェット部との間の位置に設けられている。この構成によれば、両バンディングジェット部においてトウ13が幅方向Wに十分に広げられているため、これらの間では、トウ13の幅が安定している。本実施形態では、この位置に切断部25を設けてトウ13を切断しているため、幅寸法の安定した半幅のトウ13Aを高い精度で形成でき、その結果、高精度のフィルタ54を製造できる。
続いて、図7を参照して、フィルタ製造装置の第3の実施形態について説明する。第3の実施形態のフィルタ製造装置11は、切断部25の位置が第1の実施形態とは異なっているが、他の部分は第1の実施形態と共通している。このため、主として第1の実施形態と異なる部分について説明し、共通する箇所については共通の符号を付して説明を省略する。
第3の実施形態において、切断部25は、トウベール12とトランスポートジェット部46との間の位置に設けられている。より詳細には、切断部25は、一方のバンディングジェット部の一例である第2のバンディングジェット部24と、他方のバンディングジェット部の一例である第3のバンディングジェット部43と、の間の位置に設けられている。より詳細には、切断部25は、プレテンションロール部41と、ブルーミングロール部42と、の間の位置に設けられている。
切断部25は、第1の実施形態と同様に機械式のもので構成されている。また、切断部25は、第2の実施形態と同様にCOレーザ、YAGレーザ、半導体レーザ、およびエキシマレーザ、およびそれ以外の種類のレーザ等のレーザ発信器71を利用したレーザ式のものを使用してもよい。
第3の実施形態によれば、切断部25は、一方のバンディングジェット部と他方のバンディングジェット部との間の位置に設けられている。この構成によれば、両バンディングジェット部においてトウ13が幅方向Wに十分に広げられているため、これらの間でトウ13の幅が安定している。本実施形態では、この位置に切断部25を設けてトウ13を切断しているため、幅寸法の安定した半幅のトウ13Aを高い精度で形成でき、その結果、高精度のフィルタ54を製造できる。
また、フィルタ製造装置11は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。すなわち、切断部25の構成としては、上記した機械式、レーザ式に限定されるものではなく、例えば、空気圧や水圧で切断するものであってもよい。また、切断部25の位置は、上記各実施形態に限定されるものではなく、トウベール12とトランスポートジェット部46との間の位置であれば、どの位置に設けても良い。
さらに、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。更に、異なる実施形態に亘る構成要素を適宜組み合わせてもよい。
以下に、本願出願の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[1]
帯状のトウが折り重ねられたトウベールと、
前記トウベールから引き出された前記トウを空気とともに成形部へ送るトランスポートジェット部と、
前記トウベールと前記トランスポートジェット部との間の位置に設けられるとともに、前記トウの幅方向の中間部で前記トウを分割して、前記トウの半分の幅を有した半幅のトウを形成する切断部と、
前記半幅のトウを円柱形に成形する前記成形部と、
を具備することを特徴とするフィルタ製造装置。
[2]
前記切断部は、
前記トウと接して回転する第1のロールと、
前記第1のロールの幅方向の中間部に設けられた円盤状のカッタと、
前記第1のロールとの間に前記トウを挟むように前記トウと接して回転する第2のロールと、
前記第2のロールの幅方向の中間部に設けられるとともに、前記カッタの形状に沿って窪んだ溝部と、
を具備することを特徴する請求項1に記載のフィルタ製造装置。
[3]
前記切断部は、レーザ発信器で構成されることを特徴とする請求項1に記載のフィルタ製造装置。
[4]
前記トウベールと前記トランスポートジェット部との間の位置に設けられるとともに、前記トウに空気を噴射して前記トウを幅方向に広げる一方のバンディングジェット部と、
前記トウベールと前記トランスポートジェット部との間の位置で、前記一方のバンディングジェット部よりも前記トランスポートジェット部に近い位置に設けられるとともに、前記トウに空気を噴射して前記トウを幅方向に広げる他方のバンディングジェット部と、
を具備し、
前記切断部は、前記一方のバンディングジェット部と前記他方のバンディングジェット部との間の位置に設けられたことを特徴とする請求項2または請求項3に記載のフィルタ製造装置。
[5]
トウベールから引き出された帯状のトウを切断部によってその幅方向の中間部で分割して前記トウの半分の幅を有した半幅のトウを形成し、トランスポートジェット部において空気とともに前記半幅のトウを成形部に送り、前記成形部において前記半幅のトウを円柱形に成形することを特徴とするフィルタ製造方法。
[6]
トウベールから引き出された帯状のトウを切断部によってその幅方向の中間部で分割して前記トウの半分の幅を有した半幅のトウを形成し、トランスポートジェット部において空気とともに前記半幅のトウを成形部に送り、前記成形部において前記半幅のトウを円柱形に成形する方法によって製造されたことを特徴とするフィルタ。
11…フィルタ製造装置、12…トウベール、13…トウ、13A…半幅のトウ、22…第1のバンディングジェット(BJ)部、24…第2のバンディングジェット(BJ)部、25…切断部、31…第1のロール、33…カッタ、34…第2のロール、36…溝部、43…第3のバンディングジェット(BJ)部、46…トランスポートジェット部、54…フィルタ、65…トング、71…レーザ発信器。

Claims (4)

  1. 帯状のトウが折り重ねられたトウベールと、
    前記トウベールから引き出された前記トウを空気とともに成形部へ送るトランスポートジェット部と、
    前記トウベールと前記トランスポートジェット部との間の位置に設けられるとともに、前記トウの幅方向の中間部で前記トウを分割して、前記トウの半分の幅を有した半幅のトウを形成する切断部と、
    前記半幅のトウを円柱形に成形する前記成形部と、
    を具備し、
    前記切断部は、
    前記トウと接して回転する第1のロールと、
    前記第1のロールの幅方向の中間部に設けられた円盤状のカッタと、
    前記第1のロールとの間に前記トウを挟むように前記トウと接して回転する第2のロールと、
    前記第2のロールの幅方向の中間部に設けられるとともに、前記カッタの形状に沿って窪んだ溝部と、
    を具備することを特徴とするフィルタ製造装置。
  2. 前記トウベールと前記トランスポートジェット部との間の位置に設けられるとともに、前記トウに空気を噴射して前記トウを幅方向に広げる一方のバンディングジェット部と、
    前記トウベールと前記トランスポートジェット部との間の位置で、前記一方のバンディングジェット部よりも前記トランスポートジェット部に近い位置に設けられるとともに、前記トウに空気を噴射して前記トウを幅方向に広げる他方のバンディングジェット部と、
    を具備し、
    前記切断部は、前記一方のバンディングジェット部と前記他方のバンディングジェット部との間の位置に設けられたことを特徴とする請求項1に記載のフィルタ製造装置。
  3. トウと接して回転する第1のロールと、前記第1のロールの幅方向の中間部に設けられた円盤状のカッタと、前記第1のロールとの間に前記トウを挟むように前記トウと接して回転する第2のロールと、前記第2のロールの幅方向の中間部に設けられるとともに、前記カッタの形状に沿って窪んだ溝部と、を具備する切断部を用いたフィルタ製造方法であって、
    トウベールから引き出された帯状の前記トウを前記切断部によってその幅方向の中間部で分割して前記トウの半分の幅を有した半幅のトウを形成し、トランスポートジェット部において空気とともに前記半幅のトウを成形部に送り、前記成形部において前記半幅のトウを円柱形に成形することを特徴とするフィルタ製造方法。
  4. トウと接して回転する第1のロールと、前記第1のロールの幅方向の中間部に設けられた円盤状のカッタと、前記第1のロールとの間に前記トウを挟むように前記トウと接して回転する第2のロールと、前記第2のロールの幅方向の中間部に設けられるとともに、前記カッタの形状に沿って窪んだ溝部と、を具備する切断部を用いて製造されたフィルタであって、
    トウベールから引き出された帯状の前記トウを前記切断部によってその幅方向の中間部で分割して前記トウの半分の幅を有した半幅のトウを形成し、トランスポートジェット部において空気とともに前記半幅のトウを成形部に送り、前記成形部において前記半幅のトウを円柱形に成形する方法によって製造されたことを特徴とするフィルタ。
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