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JP5539829B2 - ジョブスケジューリング装置、ジョブスケジューリングプログラム - Google Patents

ジョブスケジューリング装置、ジョブスケジューリングプログラム Download PDF

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JP5539829B2 JP2010216842A JP2010216842A JP5539829B2 JP 5539829 B2 JP5539829 B2 JP 5539829B2 JP 2010216842 A JP2010216842 A JP 2010216842A JP 2010216842 A JP2010216842 A JP 2010216842A JP 5539829 B2 JP5539829 B2 JP 5539829B2
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Description

本発明は、コンピュータ上で稼動するジョブ運用管理システムにおいて、ジョブを実行するスケジュールを行うジョブスケジューリング技術に関する。
従来から、コンピュータ上で稼働するジョブ運用管理システムにおいて、業務上行われている多数のジョブをそれぞれ実行するためのスケジュールを行うジョブスケジューリング装置に関する提案がなされている。
例えば、下記特許文献1では、入力装置を用いることで、ジョブのスケジュール設定を行い、自動で効率良くジョブを実行する技術が開示されている。
また、特許文献2では、ジョブの情報とカレンダーの情報とを画面よりパラメータで指定してシミュレートすることで、意図した日にスケジュールされたかどうかを容易に確認することができる技術が開示されている。
特開2001−312412号公報 特開平6−83646号公報
しかしながら、上記のような従来のジョブ運用管理システムでは、ジョブを実行するか否かのスケジュールの指定を、運用日や休業日を決定するカレンダー情報と、実行日時と周期や振り替え方法などのスケジュールルール設定とで構成して行っている。そのため、実行する日時に一定のルールがあるスケジュールを組む場合には特に問題がないが、実行しない日時に一定のルールがあるスケジュールを組む場合には、ルールを反転させて設定しなければならないという問題があった。例えば、「毎月1日を除いて毎日実行する」というようなスケジュールを組むには、1日以外である「毎月2日,3日,...31日に実行する」と設定しなければならないため操作が煩雑になる。
更に、実行しない日時のルールがカレンダーとの関係で変動する場合は、ルールで設定することはできないという問題もあった。例えば「週末を除いて毎日実行する」の場合、通常の週末は金曜日であるが、たまたま金曜日が休日であれば週末は木曜日となり、実行する日に変換するのは困難となる。
また、特許文献1のようなカレンダー情報のみで実行スケジュールを決めるジョブ運用管理システムでは、全体の業務としての休業日は同一でも、多くのジョブのうち特定のジョブでは他にも実行したくない日があると、そのジョブだけ異なるカレンダーを作成する必要があり、スケジュールの変更があるとカレンダーを1つ1つ変えていかなければならないという問題がある。
本発明の目的は、実行する日時の組合せだけでは実装しづらいスケジュールでも直感的でわかりやすく登録する仕組みを提供することにある。
本発明の一観点によれば、複数、特に10件以上から数万件にわたる多数のジョブからなる業務全体での休業日を含むカレンダー情報をカレンダーデータベースから取得するカレンダー情報取得部と、前記カレンダー情報に依存せずに作成したジョブ毎に適用可能な実行予定ルールに基づく実行予定日と実行除外予定ルールに基づく実行除外予定日とを含むスケジュール情報をスケジュールデータベースから取得するスケジュール情報取得部と、前記実行予定日と前記実行除外予定日に、それぞれ前記カレンダー情報取得部により取得された前記カレンダー情報に基づく休業日情報を反映させる休業日情報反映部と、前記休業日情報をそれぞれ反映させた後の前記実行予定日に、前記実行除外予定日を反映させる実行予定情報−実行除外予定情報反映部と、を有することを特徴とするジョブスケジューリング装置が提供される。実行予定ルール以外に、処理サイクルを項目として持つ実行除外予定ルールも考慮してジョブを実行させるため、逐一反転させたルールに基づいて実行しない日を考えて登録することなく、実行しない日そのものを直接登録して自動でスケジュールの演算を実行させることができる。
また、本発明は、複数、特に10件以上から数万件にわたる多数のジョブからなる業務全体での休業日を含むカレンダー情報をカレンダーデータベースから取得するカレンダー情報取得部と、前記カレンダー情報取得部により取得された前記カレンダー情報に基づいて休業日のリストを作成する休業日リスト作成部と、前記カレンダー情報に依存せずに作成したジョブ毎に適用可能な実行予定ルールに基づく実行予定日と実行除外予定ルールに基づく実行除外予定日とを含むスケジュール情報をスケジュールデータベースから取得するスケジュール情報取得部と、前記スケジュール情報取得部が取得したスケジュール情報に基づいて、前記実行予定ルールに基づいて実行予定日をリスト化した実行予定リストを作成する実行予定リスト作成部と、前記実行除外予定ルールに基づいて実行除外予定日をリスト化した実行除外予定リストを作成する実行除外予定リスト作成部と、前記実行予定リストと前記実行除外予定リストに、それぞれ前記休業日リストを反映させる休業日リスト反映部と、前記休業日リストをそれぞれ反映させた後の前記実行予定リストに、前記実行除外予定リストを反映させる実行予定リスト−実行除外予定リスト反映部と、を有することを特徴とするジョブスケジューリング装置である。
前記スケジュール情報は、前記実行予定リスト及び前記実行除外予定リストのそれぞれに関する休業日の振り替えルールを含み、前記休業日リスト反映部は、前記休業日の振り替えルールに基づいて、前記実行予定リスト及び前記実行除外予定リストを再編集するようにすると良い。休業日の振り替えルールを考慮して、前記実行予定リスト及び前記実行除外予定リストを再編集するため、コンピュータの演算に適している。
前記実行予定ルール及び前記実行除外予定ルールは、ジョブ毎に適用可能なスケジュールルールとして入力部から入力されることが好ましい。これにより、ジョブ毎に、適したスケジュールルールを、きめ細かく設定することができる。
尚、本発明は、上記ジョブスケジューリング装置におけるジョブスケジューリング方法、当該方法をコンピュータに実行させるためのジョブスケジューリングプログラム、当該プログラムを記録するコンピュータ読みとり可能な記録媒体であっても良い。
本発明によれば、カレンダー情報とスケジュール情報とを分離してDBで管理しているため、休業日以外の日にジョブの実行を抑止するために別のカレンダーを作成しなくても良くなり、カレンダー情報を変更する際に必要最小限の変更で済むようになる。
また、スケジュール情報に実行予定だけではなく、実行予定と同じ処理サイクルを項目として持つ実行除外予定も組み合わせてスケジュールとして登録できるので、一定のルールで実行しない日を持つスケジュールでも反転させたルールを考えて逐一登録するのではなく、実行しない日そのものを直接登録して自動でスケジュールを計算することができるようになる。
本発明の一実施の形態によるジョブ運用管理システムの一構成例を示す機能ブロック図である。 本実施の形態によるジョブスケジューリングプログラム(装置)の一構成例を示す機能ブロック図である。 本実施の形態によるスケジュールルール登録画面(a、b)と、それに対応したスケジュールデータベース(DB)のレコードの一例を示す図(c)である。 本実施の形態によるカレンダー登録画面(a)と、それに対応したカレンダーデータベース(DB)のレコードの一例を示す図(b)である。 本実施の形態によるジョブスケジューリングの処理の流れを示すフローチャート図である。 本実施の形態によるジョブスケジューリングの処理における、実行予定リストに休業日情報を反映させる処理を示す図である。 本実施の形態によるジョブスケジューリングの処理における、実行除外予定リストに休業日情報を反映させる処理を示す図である。 本実施の形態によるジョブスケジューリングの処理における、実行予定リストに実行除外情報を反映させる処理を示す図である。 ジョブネットの1ヶ月(6月を例にして)の実行スケジュールを表示した画面を示す図である。
本発明は、業務全体での運用日や休業日を決定するカレンダー情報とジョブごとの実行予定を決めるスケジュール情報を分離し、さらにスケジュール情報に実行予定と同様に日毎や週末毎、毎月第2水曜日といった処理サイクルを項目として持つ実行除外予定も設定できるように構成することを特徴とする。すなわち、スケジュール情報は、カレンダー情報に依存しない分離した情報である。
以下、本発明の一実施の形態に係るジョブスケジューリング装置及びそれを用いたジョブ運用管理システムについて、図面に参照しながら説明を行う。
図1は、本実施の形態に係るジョブスケジューリング装置を含むジョブ運用管理システムの概略を示す機能ブロック図である。
本実施の形態によるジョブ運用管理システム100には、データ格納装置(プログラム)101とジョブスケジューリング装置(プログラム)102、ジョブ実行装置(プログラム)103、画面表示装置(プログラム)104の各処理装置(プログラム)が例えば、コンピュータのCPUと協働するプログラムとしてROM内に搭載されている。これらの装置101から104までのいずれかを、専用の回路により実行するようにしても良い。
また、ジョブ運用管理システム100は、例えばネットワーク経由で、スケジュールDB111・カレンダーDB112・ジョブ定義DB113の各データベース、表示装置(LCDディスプレイなど)120、入力装置(マウス、キーボード、タッチパネルなど)130と接続されている。これらの構成は、基本的には、パーソナルコンピュータ(PC)によって実現することができる。
次に、システム全体の処理の概要について簡単に説明する。まず、表示装置120に表示されたパラメータ入力画面(GUI)に、入力装置130を用いてジョブのスケジュール、カレンダーおよびジョブの内容に関するジョブ定義についてのパラメータを入力し、GUI経由でDBにデータを入力するデータ格納プログラム101が、それぞれ、スケジュールDB111、カレンダーDB112、ジョブ定義DB113に格納する。尚、ジョブ定義DB113内のデータについては、どのようなジョブを行わせるかに関する一般的なデータであるため、ここでは、説明を省略する。
ジョブスケジューリングプログラム102は、スケジュールDB111とカレンダーDB112から情報を取得し、ジョブを実行する日を計算する。ジョブスケジューリングプログラム(装置)については、図2を参照して後述する。
ジョブ実行プログラム103は、ジョブスケジューリングプログラム102が計算したスケジュールを基にジョブを実行する一般的な公知のプログラムである。
画面表示プログラム104は、ジョブスケジューリングプログラム102が計算したスケジュールを表示装置120に表示する一般的な公知のプログラムである。
図3は、スケジュールルール登録画面200とそれに対応したスケジュールDBのレコード210の一例を示す図である。図3(a)、(b)に示すスケジュールルール登録画面200は、ルールID201、予定種別202、開始年月203、開始日204、開始時刻205、繰返し指定206、繰返しサイクル207、休業日振り替え指定208の入力項目を含んで構成されている。
ルールID201は、スケジュールルールの内容を特定するために一意に設定されるIDである。
本実施の形態の特徴である予定種別202は、スケジュールルールの予定の種別を示す。予定種別には「実行」と「実行除外」とを選択することができるように構成されている。予定種別として「実行」を選択すると実行予定のルールを入力する画面となり、新たに設けた「実行除外」を選択すると、実行除外予定のルールを入力する画面になる(図3(b))。また、ここで「実行除外」を選択すると、実行除外予定に不要な情報となる開始時刻205はグレーアウトして選択や編集ができなくなることで、無駄な入力をさせずにすむ。
開始年月203は、スケジュールルールの適用開始年月を示す。ここに入力した年月を開始月として当該スケジュールルールが適用される。
開始日204は、スケジュールルールの適用開始日を示す。ここでは「日付指定」が表示されているが、その他、「月末指定」、「曜日指定」をプルダウンメニューなどにより選択することができ、「日付指定」を選択した場合は日付を、「月末指定」を選択した場合は最終日から何日前かを、「曜日指定」を選択した場合は何週目、あるいは最終週、あるいは毎週の何曜日かを指定することができる。
開始時刻205は、ジョブが実行される時刻を示す。予定種別202で「実行除外」が選択されて実行除外予定のルールとなっている場合は、ジョブは実行されないため開始時刻情報は不要となるため、グレーアウトして選択や編集ができなくなる。
繰返し指定206はスケジュールルールを特定の処理サイクルで繰り返すかどうかを示す。このチェックボックスにチェックを入れることで、繰返しサイクル207を設定することができるようになる。 繰返しサイクル207はスケジュールルールの繰返し条件を示す。サイクルは、日、週、月、年単位で指定することができる。
休業日の振り替え指定208はスケジュールされた日がカレンダーで休業日に設定されていた場合の運用の方法を指定するものである。休業日の振り替え指定208には、休業日の振り替えなしでジョブを実行しない「実行しない」、休業日の振り替えを前の運用日に振り替えてジョブを実行する「前の運用日に振り替え」、休業日の振り替えを後の運用日に振り替えてジョブを実行する「後の運用日に振り替え」、休業日にかかわらず振り替えなしでジョブを実行する「振り替えなしで実行する」を選択することができる。
図3(c)は、スケジュールDB111内に格納されるスケジュールルールのレコード210の一例を示す図である。例えば、スケジュールルールID201=1のレコードは、予定種別202が「実行」であり、開始年月203が2010年6月、開始日204が5日、開始時刻205が10:00、繰り返し206,207が1日毎、休業日の振り替え208は「実行しない」である。スケジュールルールID201=2のレコードは、予定種別202が「実行除外」であり、開始年月203が2010年6月、開始日204が10日、開始時刻205が空欄、繰り返し206,207が1月毎、休業日の振り替え208は「実行しない」である。
これらのスケジュールルールは、ジョブネットに関連付けされていて、実行予定のルールも実行除外予定のルールも複数登録することができる。
このようなスケジュールルールが、スケジュールDB111(図1)内に上記の入力に伴って格納されていく。
図4は、カレンダー登録画面300(図4(a))と、それに対応したカレンダーDB112(図1)のレコード310(図4(b))の一例を示す図である。カレンダー登録画面300では、年間を通した曜日毎の指定301と、個別の日付毎の指定302で運用日、休業日を登録することができる。
曜日毎の指定301(ここでは日曜日)と個別の日付毎の指定302(ここでは6月5日,19日)のどちらも未指定の場合はジョブの運用日として扱い、どちらか一方だけが未指定の場合はもう一方の指定内容に従う。両方で指定内容が異なる場合は個別の日付毎の指定が優先されるようにしてきめ細かい指定ができるようになっている。
図4(b)に示すレコード310において、図の左側は曜日情報であり、右側は日付情報である。この図4(b)の情報が、図1のカレンダーDB112内に格納される。例えば、2010年6月5日の土曜日は、曜日情報で運用、日付情報で休業となっており、休業日となる。また、ID=2のように、曜日情報で土曜日、日曜日が休業であって、6月5日及び6月19日の日付情報が未指定の場合には、6月5日及び6月19日は、それぞれ休業となる。さらに、ID=3のように、曜日情報で全曜日が運用であって、6月5日及び6月19日の日付情報が未指定の場合には、6月5日及び6月19日は、それぞれ運用となる。これらのカレンダー情報は、ジョブネットに関連付けされている。
図2に戻って、本実施の形態によるジョブスケジューリング装置について説明する。ジョブスケジューリング装置102は、一般的にはジョブスケジューリングプログラムにより実現される。図1及び図2に示すように、ジョブスケジューリングプログラム(装置)102は、カレンダーDB112内のカレンダー情報を取得するカレンダー情報取得部121と、当該カレンダー情報取得部121により取得されたカレンダー情報から休業日リストを作成する休業日リスト作成部122と、を有している。
さらに、スケジュールDB111内のスケジュールルールを取得するスケジュール情報取得部123と、予定リストを作成する予定リスト作成部124と、を有している。予定リスト作成部124は、実行予定リスト作成部125と、実行除外予定リスト作成部126と、からなる。
さらに、実行予定リスト作成部125と、実行除外予定リスト作成部126と、に、対して、休業日リスト作成部122で作成した休業日リストを反映する休業日リスト反映部127と、実行予定リストに実行除外予定リストを反映する実行予定リスト−実行除外予定リスト反映部128を有している。
図5は、ジョブネットの実行スケジュールを決定する処理の流れを示すフローチャートである。他の図面も参照しながら説明を行う。
まず、カレンダー情報取得部121が、ジョブネットに関連付けられたカレンダー情報をカレンダーDB112から取得する(ステップS1)。そして、カレンダー情報を取得できたら(ステップS2でレコードありがYES)、取得したカレンダー情報から休業日リスト作成部122が休業日リストを作成・追加する(ステップS3)。ジョブネットに関連付けられたカレンダーを全て取得し終わったら(ステップS2でNO)、スケジュール情報取得部123が、ジョブネットに関連付けられたスケジュールルールをスケジュールDB111から取得する(ステップS4)。スケジュールルールを取得できたら(ステップS5でレコードありがYES)、取得したスケジュールルールの予定種別を確認する(ステップS6)。ここで、予定種別が「実行」であれば、実行予定リスト作成部125が、実行予定リストを作成・追加し(ステップS7)、予定種別が「実行除外」であれば、実行除外予定リスト作成部126が、実行除外予定リストを作成・追加する(ステップS8)。ジョブネットに関連付けられたスケジュールルールを全て取得し終わったら(ステップS5でNO)、休業日リスト反映部127が実行予定リストに休業日リストの情報を反映する(ステップS9)。休業日に実行予定があった場合、実行予定リストに設定されている休業日の振り替え指定にしたがって、実行予定をリストから削除したり、日付を変更したりする。すなわち、実行予定リストを休業日の振り替え指定に基づいて再編集する。実行予定リストに休業日の反映が終わったら、休業日リスト反映部127が実行除外予定リストに休業日リストの情報を反映する(ステップS10)。休業日に実行除外予定があった場合、実行除外予定リストに設定されている休業日の振り替え指定にしたがって、実行除外予定をリストから削除したり、日付を変更したりする。すなわち、実行除外予定リストを休業日の振り替え指定に基づいて再編集する。休業日の反映が終わったら、実行予定リスト−実行除外予定リスト反映部128が、実行予定リストに実行除外予定リストの情報を反映する(ステップS11)。このとき、休業日とは異なり実行除外予定に入っている日付の実行予定は必ず削除する。
尚、休業日リストの作成処理と、実行予定リスト・実行除外予定リストの作成処理は、いずれから初めても良い。並列して処理を行っても良い。
図6は、実行予定リスト600に休業日リスト610を反映する様子を示す図である。休業日リスト610は、図4に示すカレンダー情報310から作成されたものであり、休業日611から616までがリストアップされている。一方、実行予定リスト600は、図3に示すスケジュールルール情報210から作成されたものであり、日ごとに休業振り替えを、「実行する」、「実行しない」、「前の運用日に振り替え」、「後の運用日に振り替え」が指定されている。図6では、一部の日付については省略して記載されている。
休業日リスト610に記載されている休業日611〜616のうち、2010/06/05の実行予定への休業日の反映611は休業日の振り替えが「実行しない」となっているので、実行予定リストから削除する。2010/06/06の実行予定への休業日の反映612は休業日の振り替えが「前の運用日に振り替え」となっているので、前の運用日を探す。この場合、2010/06/05は休業日であり、2010/06/04が2010/06/06以前にある最寄りの運用日となる。したがって、振り替える日時は2010/06/04 10:00となり、この日時に実行予定はないので振り替え分として実行予定に追加する。2010/06/13の実行予定への休業日の反映613は休業日の振り替えが「実行する」となっているので、実行予定はそのまま変更しない。2010/06/19の実行予定への休業日の反映614は休業日の振り替えが「後の運用日に振り替え」となっているので、後の運用日を探す。この場合、2010/06/20は休業日であるため、2010/06/21が2010/06/19以降にある最寄りの運用日となる。したがって、振り替える日時は2010/06/21 10:00となるが、この日時の実行予定があるので振り替え分としての実行予定は削除する。2010/06/20の実行予定への休業日の反映615は休業日の振り替えが「実行する」となっているので、実行予定はそのまま変更しない。2010/06/27の実行予定への休業日の反映616は休業日の振り替えが「実行しない」となっているので、実行予定リストから削除する。このように、リストを振り替えルールによって再編集する。
図7は、実行除外予定リスト700に休業日リスト710(休業日リスト610と同じ)を反映する様子を表す図である。実行除外予定リスト700は、毎月10日、20日、30日は実行を除外するという実行除外のスケジュールルールに基づいている(図3(b)参照)。休業日のうち2010/06/05、06、13、19、27(711、712、713、714、716)には該当する実行除外予定がないので実行除外予定リストに変更はない。2010/06/20の休業日715は実行除外予定があり休業日の振り替えは「実行しない」となっているので実行除外予定リストから削除する。尚、2010/06/20の休業日715は実行除外予定があり休業日の振り替えは「実行する」となっている場合には、2010/06/20も実行除外予定に入れることになる。また、2010/06/20の休業日715は実行除外予定があり休業日の振り替えは「前に振り替えする」となっている場合には、2010/06/19は休業日であるから実行除外予定日が2010/06/18になる。2010/06/20の休業日715は実行除外予定があり休業日の振り替えは「後に振り替えする」となっている場合には、実行除外予定日が2010/06/21になる。
図8は、実行予定リスト800に実行除外予定リスト810(図7の700に710を反映したもの)を反映する様子を表す図である。図8では、一部の日付については省略して記載されている。2010/06/10及び2010/06/30の実行除外予定811、812は実行予定があるので実行予定リストから削除する。尚、上記図7で、2010/06/20の休業日715は実行除外予定があり休業日の振り替えは「実行する」となっている場合には、2010/06/20も実行除外予定に入れることになるため、この日も実行予定から削除されることになる。このように、実行除外予定リスト810を作成しておき、実行予定リストに反映させることで、一般的には実行除外予定日は少ないので、従来のように、実行する日に変換して反映する場合に比べて処理が簡単になるケースが多い。
図9は、1ヶ月分のジョブネットの実行予定表示画面900である。ここでは、ジョブネット1から3までが例示されているが、実際には非常に多くのジョブネットのスケジューリングがなされている。
「ジョブネット1」は休業日がなく(カレンダーが図4(b)においてID=3)、実行予定が「2010/06/05から毎日実行」(実行予定リスト600)で実行除外予定がないというケースを適用した例であり、2010/06/05から毎日実行される。
「ジョブネット2」は休業日を「毎週日曜および2010/06/05, 2010/06/19」とし(カレンダーが図4(b)においてID=1)、実行予定が「2010/06/05から毎日実行」(実行予定リスト600)で実行除外予定がないというケースを適用した例であり、2010/06/05, 6, 19, 27のみが休業日になる。
「ジョブネット3」は休業日を「毎週日曜および2010/06/05, 2010/06/19」とし(カレンダーが図4(b)においてID=1)、実行予定が「2010/06/05から毎日実行」(実行予定リスト600)で実行除外予定が「毎月10日,20日,30日」(実行除外予定リスト700)というケースを適用した例であり、実行除外予定を適用することで、「ジョブネット2」に比べて、2010/06/10, 30が実行除外日になっている。
このように、図5に示す処理を行うことで、簡単な操作で実行除外も考慮に入れたジョブネットのスケジューリングを行うことができる。
以上に説明したように、本実施の形態によれば、カレンダー情報とスケジュール情報とを分離しているので、休業日以外の日にジョブの実行を抑止するために別のカレンダーを作成しなくても良くなり、カレンダー情報を変更する際に必要最小限の変更で済むようになる。
また、スケジュール情報に、実行予定だけではなく、実行予定と同じ処理サイクルを項目として持つ実行除外予定も組み合わせてスケジュールとして登録できるため、一定のルールで実行しない日を持つスケジュールであれば、逐一反転させたルールを考えて登録することなく、実行しない日そのものを直接登録して自動でスケジュールの演算を実行させることができるという利点がある。特に、多数のジョブが同時期に実行される場合には極めて有効な手段となる。
本発明は、ジョブのスケジューリング装置として利用可能である。
100 ジョブ運用管理システム
101 データ格納プログラム
102 ジョブスケジューリングプログラム
103 ジョブ実行プログラム
104 画面表示プログラム
111 スケジュールDB
112 カレンダーDB
113 ジョブ定義DB
120 表示装置
121 カレンダー情報取得部
122 休業日リスト作成部
123 スケジュール情報取得部
124 予定リスト作成部
125 実行予定リスト作成部
126 実行除外予定リスト作成部
127 休業日リスト反映部
128 実行予定リスト−実行除外予定リスト反映部
130 入力装置
200 スケジュールルール登録画面
201 ルールID
202 予定種別
203 開始年月
204 開始日
205 開始時刻
206 繰返し指定
207 繰返しサイクル
208 休業日の振り替え指定
210 スケジュールDBレコード
300 カレンダー登録画面
301 曜日毎の運用日・休業日指定
302 日付毎の運用日・休業日指定
310 カレンダーDBレコード
600 実行予定リスト
610 休業日リスト
700 実行除外予定リスト
710 休業日リスト
800 実行予定リスト
810 実行除外予定リスト
900 1ヶ月分のジョブネットの実行予定表示画面

Claims (5)

  1. 複数のジョブからなる業務全体での休業日を含むカレンダー情報をカレンダーデータベースから取得するカレンダー情報取得部と、
    前記カレンダー情報取得部により取得された前記カレンダー情報に基づいて休業日のみがリストアップされている休業日リストを作成する休業日リスト作成部と、
    前記カレンダー情報に依存せずに作成したジョブ毎に適用可能な実行予定ルールに基づく実行予定日と実行除外予定ルールに基づく実行除外予定日とを含むスケジュール情報をスケジュールデータベースから取得するスケジュール情報取得部と、
    前記スケジュール情報取得部が取得したスケジュール情報に基づいて、日ごとに休業振り替えを、「実行する」、「実行しない」、「前の運用日に振り替え」、「後の運用日に振り替え」が指定されている実行予定日をリスト化した実行予定リストを作成する実行予定リスト作成部と、前記実行除外予定ルールに基づいて日ごとに休業振り替えを「実行しない」が指定されている実行除外予定日がリストアップされている実行除外予定リストを作成する実行除外予定リスト作成部と、
    前記実行予定リストと前記実行除外予定リストに、それぞれ前記休業日リストにリストアップされている休業日を反映させる休業日リスト反映部と、
    前記休業日リストを反映させた後の前記実行予定リストに、前記実行除外予定リストにリストアップされている実行除外予定日を反映させる実行予定リスト−実行除外予定リスト反映部と、を有し、
    前記スケジュール情報は、前記実行予定リスト及び前記実行除外予定リストのそれぞれに関する休業日の振り替えルールを含み、
    前記休業日リスト反映部は、前記休業日の振り替えルールに基づいて、前記実行予定リスト及び前記実行除外予定リストを再編集することを特徴とするジョブスケジューリング装置。
  2. 前記再編集は、
    休業日に実行予定があった場合、前記実行予定リストに設定されている休業日の振り替え指定にしたがって、実行予定をリストから削除又は日付を変更することで、前記実行予定リストを休業日の振り替え指定に基づいて再編集し、
    休業日に実行除外予定があった場合、前記実行除外予定リストに設定されている休業日の振り替え指定にしたがって、実行除外予定を前記実行除外予定リストから削除又は日付を変更することで、前記実行除外予定リストを休業日の振り替え指定に基づいて再編集し、
    休業日の反映が終わると、前記実行予定リスト−実行除外予定リスト反映部が、実行予定リストに実行除外予定リストの情報を反映することを特徴とする請求項1に記載のジョブスケジューリング装置。
  3. 前記実行除外予定リストに入っている日付の実行予定は必ず削除することを特徴とする請求項2に記載のジョブスケジューリング装置。
  4. 前記実行予定ルール及び前記実行除外予定ルールは、ジョブ毎に適用可能なスケジュールルールとして入力部から入力されることを特徴とする請求項1から3までのいずれか1項に記載のジョブスケジューリング装置。
  5. 複数のジョブからなる業務全体での休業日を含むカレンダー情報をカレンダーデータベースから取得するカレンダー情報取得手順と、
    前記カレンダー情報取得手順により取得された前記カレンダー情報に基づいて休業日のみがリストアップされている休業日リストを作成する休業日リスト作成手順と、
    前記カレンダー情報に依存せずに作成したジョブ毎に適用可能な実行予定ルールに基づく実行予定日と実行除外予定ルールに基づく実行除外予定日とを含むスケジュール情報をスケジュールデータベースから取得するスケジュール情報取得手順と、
    前記スケジュール情報取得手順において取得したスケジュール情報に基づいて、日ごとに休業振り替えを、「実行する」、「実行しない」、「前の運用日に振り替え」、「後の運用日に振り替え」が指定されている実行予定日をリスト化した実行予定リストを作成する実行予定リスト作成手順と、前記実行除外予定ルールに基づいて日ごとに休業振り替えを「実行しない」が指定されている実行除外予定日がリストアップされている実行除外予定リストを作成する実行除外予定リスト作成手順と、
    前記実行予定リストと前記実行除外予定リストに、それぞれ前記休業日リストにリストアップされている休業日を反映させる休業日リスト反映手順と、
    前記休業日リストを反映させた後の前記実行予定リストに、前記実行除外予定リストにリストアップされている実行除外予定日を反映させる実行予定リスト−実行除外予定リスト反映手順と、
    をコンピュータに実行させるためのジョブスケジューリングプログラムであって、
    前記スケジュール情報は、前記実行予定リスト及び前記実行除外予定リストのそれぞれに関する休業日の振り替えルールを含み、前記休業日リスト反映手順は、前記休業日の振り替えルールに基づいて、前記実行予定リスト及び前記実行除外予定リストを再編集することを特徴とするジョブスケジューリングプログラム。
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