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JP5535682B2 - スクリュー駆動搬送装置 - Google Patents

スクリュー駆動搬送装置 Download PDF

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JP5535682B2 JP2010040213A JP2010040213A JP5535682B2 JP 5535682 B2 JP5535682 B2 JP 5535682B2 JP 2010040213 A JP2010040213 A JP 2010040213A JP 2010040213 A JP2010040213 A JP 2010040213A JP 5535682 B2 JP5535682 B2 JP 5535682B2
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Description

本発明は、回転駆動される複数のスクリュー軸と、スクリュー軸によって駆動される搬送台車と、搬送台車が走行する走行軌道とを備えたスクリュー駆動搬送装置に関するものである。
従来、搬送台車を外部からの駆動力により移動させて搬送する搬送装置として、一対のレールと、一対のレールの間に平行に設けられたスクリュー軸と、レール上を走行する車輪とスクリュー軸の螺旋状の送り部材に係合する係合手段を備えた搬送台車からなり、スクリュー軸を回転駆動して搬送台車がレール上を移動するように構成されたスクリュー駆動搬送装置が知られている。
これらのスクリュー駆動搬送装置500は、図8、図9に示すように、左右一対の走行軌道530と、両走行軌道530間のカバー体503内に設けられたスクリュー軸510と、走行車輪521を有し両走行軌道530に支持案内されて走行自在な搬送台車520からなる。
搬送台車520には係合ローラ523がガイド体529に案内されて昇降自在に設けられた係合手段522が設けられ、スクリュー軸510には螺旋板511が円筒面に螺旋状に設けられており、搬送台車520の係合ローラ523がスクリュー軸510の螺旋板511に上部から係合した状態でスクリュー軸510が図示しない駆動装置により回転駆動されることで、搬送台車520が走行軌道530に支持案内されて走行する(例えば、特許文献1参照)。
特開平9−58463号公報(第3乃至4頁、図1、図3)
しかしながら、従来のスクリュー駆動搬送装置500の搬送台車520は、走行車輪521が走行軌道530によって走行方向が規定され搬送方向に誘導されるように構成されている。
したがって、搬送台車520の姿勢は走行軌道530によって規定される搬送方向と必ず一致しており、搬送台車520上の被搬送物の向きも搬送方向に依存し、変更することができない。
例えば、組立ライン等で長尺の被搬送物を長尺方向で搬送する場合、被搬送物の向きが変更できないと非作業部分で搬送台車の間隔を詰めることができず、幅方向に余裕があっても搬送路の長さを大きく取る必要があり、効率のよい搬送ができないという問題があった。
また、搬送台車上に被搬送物を回転させる等の姿勢変更機構を設けて、搬送台車の搬送方向と被搬送物の向きを可変とするもの公知であるが、搬送台車に別途の駆動機構や、制御機構が必要となり、搬送台車の構造が複雑となるとともに重量も重くなり、スクリュー駆動搬送装置全体の構成や制御も複雑となるという問題があった。
本発明は、前述したような従来技術の問題を解決するものであって、すなわち、本発明の目的は、搬送台車を任意の向きで走行可能とし、単純な構成で搬送方向に対する被搬送物の姿勢を変更でき、被搬送物の形状に応じた姿勢とすることで効率良く搬送することが可能なスクリュー駆動搬送装置を提供することである。
本請求項1に係る発明は、回転駆動される複数のスクリュー軸該スクリュー軸によって駆動される搬送台車該搬送台車が走行する走行軌道とを備えたスクリュー駆動搬送装置において、前記搬送台車が、前記スクリュー軸と係合する係合手段と前記走行軌道上で搬送台車の走行方向に自在に追従する複数の走行車輪とを有し、前記走行軌道が、前記搬送台車の搬送方向前後の2か所に設けた前方および後方の係合手段を誘導する誘導溝と前記走行車輪走行させる走行面を有し、前記誘導溝の下方に配置した複数のスクリュー軸が、前記係合手段と順次係合して前記搬送台車を駆動搬送し、前記誘導溝が、分岐部、複線部および合流部を有するとともに前記分岐部で係合手段の誘導方向を自在に切り替える分岐手段を有し、前記複線部が、前記分岐部より上流の誘導溝と同一線上に延びて搬送台車の後方の係合手段を誘導する後方誘導溝と該後方誘導溝と平行に設けられて搬送台車の前方の係合手段を分岐部から誘導する前方誘導溝とで構成され、前記複数のスクリュー軸が、前記分岐部より上流の誘導溝に搬送方向に1列に配置されているとともに前記前方誘導溝および合流部より下流の誘導溝の下方に搬送方向に1列に配置され、前記係合手段を駆動する乗継駆動手段が、前記搬送台車の前方および後方の係合手段をいずれのスクリュー軸にも係合させない位置に設けられていることにより、前述した課題を解決するものである。
本請求項2に係る発明は、請求項1に記載されたスクリュー駆動搬送装置の構成に加えて、前記乗継駆動手段が、前記係合手段を流体圧によって押すプッシャで構成され、前記分岐部および後方誘導溝において後方の係合手段を駆動するとともに前記合流部において後方の係合手段を駆動するように配置されていることにより、前述した課題をさらに解決するものである。
本発明のスクリュー駆動搬送装置は、回転駆動される複数のスクリュー軸と、該スクリュー軸によって駆動される搬送台車と、該搬送台車が走行する走行軌道とを備えたことにより、搬送台車を外部の駆動源を用いて駆動制御することが可能となるとともに、以下のような格別の効果を奏することができる。
本請求項1に係る発明のスクリュー駆動搬送装置は、搬送台車が、スクリュー軸と係合する係合手段と、走行軌道上で搬送台車の走行方向に自在に追従する複数の走行車輪とを有し、走行軌道が、搬送台車の搬送方向前後の2か所に設けた前方および後方の係合手段を誘導する誘導溝と走行車輪走行させる走行面を有し、誘導溝の下方に配置した複数のスクリュー軸が、係合手段と順次係合して前記搬送台車を駆動搬送することにより、誘導溝と2つの係合手段の係合状態を変更することで搬送方向と搬送台車の向きの関係を変更することができ、搬送台車の向きに関わらず走行車輪が搬送方向に追従することができるため、搬送台車を任意の向きで走行させることが可能となり、単純な構成で搬送方向に対する被搬送物の姿勢を変更することが可能となる。
また、誘導溝が、分岐部、複線部および合流部を有するとともに分岐部係合手段の誘導方向を自在に切り替える分岐手段を有することにより、複線部のそれぞれの経路を設定することで搬送台車を任意の向きで走行させることが可能となり、前後の2つの係合手段の経路を分岐部の切り替えで変更することができ、単純な構成で搬送方向に対する被搬送物の姿勢を変更することが可能となる。
そして、複線部が、分岐部より上流の誘導溝と同一線上に延びて搬送台車の後方の係合手段を誘導する後方誘導溝とこの後方誘導溝と平行に設けられて搬送台車の前方の係合手段を分岐部から誘導する前方誘導溝とで構成されていることにより、搬送台車を搬送方向に対して一定の角度回転させた状態で平行に走行させることが可能となり、搬送方向に長い被搬送物を搬送台車に載置しても、被搬送物の角度を変更することで搬送台車の間隔を詰めて搬送することができ、効率良く搬送することが可能となる。
加えて、複数のスクリュー軸が、分岐部より上流の誘導溝に搬送方向に1列に配置されているとともに前方誘導溝および合流部より下流の誘導溝の下方に搬送方向に1列に配置され、係合手段を駆動する乗継駆動手段が、搬送台車の前方および後方の係合手段をいずれのスクリュー軸にも係合させない位置に設けられていることにより、短いスクリュー軸を適宜複数組み合わせて使用可能であり、スクリュー駆動搬送装置全体の設置や調整の作業が容易となり、装置全体が小型化されるとともに、分岐、合流、曲線部分を自由に設けることができ搬送経路の設計自由度が大きくなり、効率良く搬送することが可能となる。
本請求項2に係る発明のスクリュー駆動搬送装置は、請求項1に係るスクリュー駆動搬送装置が奏する効果に加えて、乗継駆動手段が、係合手段を流体圧によって押すプッシャで構成され、分岐部および後方誘導溝において後方の係合手段を駆動するとともに合流部において後方の係合手段を駆動するように配置されていることにより、前後の2か所の係合手段を使用して分岐や合流に伴う乗り継ぎを円滑に行うことができる。
本発明の一実施例であるスクリュー駆動搬送装置の平面図。 図1のスクリュー軸、搬送台車、走行軌道およびプッシャの正面図。 図1のスクリュー軸および搬送台車の平面図。 図1のスクリュー軸、搬送台車および走行軌道の側面図。 図1のスクリュー駆動搬送装置の分岐部の動作説明図。 図1のスクリュー駆動搬送装置の合流部の動作説明図。 本発明の他の実施例であるスクリュー駆動搬送装置の平面図。 従来のスクリュー駆動搬送装置の斜視図。 従来のスクリュー駆動搬送装置の断面図。
本発明は、回転駆動される複数のスクリュー軸該スクリュー軸によって駆動される搬送台車この搬送台車が走行する走行軌道とを備えたスクリュー駆動搬送装置において、搬送台車がスクリュー軸と係合する係合手段走行軌道上で搬送台車の走行方向に自在に追従する複数の走行車輪とを有し、走行軌道が、搬送台車の搬送方向前後の2か所に設けた前方および後方の係合手段を誘導する誘導溝と走行車輪走行させる走行面を有し、誘導溝の下方に配置した複数のスクリュー軸が、係合手段と順次係合して搬送台車を駆動搬送し、誘導溝が、分岐部、複線部および合流部を有するとともに分岐部で係合手段の誘導方向を自在に切り替える分岐手段を有し、複線部が、分岐部より上流の誘導溝と同一線上に延びて搬送台車の後方の係合手段を誘導する後方誘導溝とこの後方誘導溝と平行に設けられて搬送台車の前方の係合手段を分岐部から誘導する前方誘導溝とで構成され、複数のスクリュー軸が、分岐部より上流の誘導溝に搬送方向に1列に配置されているとともに前方誘導溝および合流部より下流の誘導溝の下方に搬送方向に1列に配置され、係合手段を駆動する乗継駆動手段が、搬送台車の前方および後方の係合手段をいずれのスクリュー軸にも係合させない位置に設けられ、搬送台車を任意の向きで走行可能とし、単純な構成で搬送方向に対する被搬送物の姿勢を変更でき、被搬送物の形状に応じた姿勢とすることで効率良く搬送するものであれば、その具体的な実施態様は、如何なるものであっても、何ら構わない。
すなわち、本発明のスクリュー駆動搬送装置に用いるスクリュー軸は、円柱状の軸の表面に螺旋状の溝を設けたものであっても良く、円柱状の軸の外周に板を螺旋状に立設したものでも良く、螺旋状にスリットの入った円筒板を円柱状の軸に直接あるいは間隔をあけて固定したものでも良く、螺旋状の溝部に係合手段が係合するものであれば、如何なる構造のものであっても良い。
以下に、本発明の実施例であるスクリュー駆動搬送装置について、図面に基づいて説明する。
本発明の一実施例であるスクリュー駆動搬送装置100は、図1、図2に示すように、被搬送物Wを載置した搬送台車120が、走行軌道130に設けられた誘導溝132に沿って、該誘導溝132の下方に配置されたスクリュー軸110によって駆動搬送されるように構成されている。
搬送台車120は、図2乃至図4に示すように、搬送方向前後の2か所に係合手段122が設けられ、前後幅方向両側方の4か所に走行車輪121を有している。
係合手段122には、走行軌道130に設けられた誘導溝132に沿って転動する誘導ローラ124と、該誘導溝132の下方に配置されたスクリュー軸110の螺旋溝に係合する係合ローラ123とが同軸に配置されている。
走行車輪121は、それぞれ、車輪旋回手段125を介して搬送台車に取り付けられており、平面状の走行軌道130の走行面において搬送台車120の姿勢に関わらず搬送方向に正しく向く、いわゆるキャスター構造に構成されている。
スクリュー軸110は、図1乃至図4に示すように、誘導溝132の下方に配置されて、該誘導溝132の下方に突出した搬送台車120の係合ローラ123が係合する螺旋溝111を有し、モータ112により回転駆動されて搬送台車120を駆動搬送するように構成されている。
スクリュー軸110の長さは適宜に設定され、複数のスクリュー軸110が搬送方向に並べて配置される。
搬送台車120の長手方向に搬送する際には複数のスクリュー軸110の間隔を搬送台車120の前後の係合手段122a、122bの間隔より短く設定することで、常に係合手段122a、122bのいずれかの係合ローラ123がいずれかのスクリュー軸110の螺旋溝111に係合し、順次乗り継いで連続的に搬送される。
走行軌道130の誘導溝132は、図1に示すように、分岐部133において2方向に分岐されて前方誘導溝134と後方誘導溝135が一定距離離れて平行に設けられた複線部を経て、合流部136で合流するように構成されている。
分岐部133には適宜の切替手段が設けられ、搬送台車120の前方の係合手段122aを前方誘導溝134に、後方の係合手段122bを後方誘導溝135に振り分けるように動作する。
このことで、搬送台車120は搬送方向に対して斜めに向いた状態で搬送駆動され、複線部においては被搬送物Wの搬送方向の長さに関わらず、搬送台車120の間隔を詰めることができ、搬送ラインのスペースの自由度が向上する。
複線部において前方誘導溝134の下方にスクリュー軸110を配置した場合、分岐部133、複線部、合流部136で前方の係合手段122aの係合ローラ123aのみがスクリュー軸110と係合し、後方の係合手段122bの係合ローラ123bがスクリュー軸110と係合することができない区間が発生する。
このため、複数のスクリュー軸110間の乗り継ぎのために、前方の係合手段122aの係合ローラ123aの乗り継ぎ地点に対応する位置の後方誘導溝135の下方にはプッシャ115が設けられる。
以上のように構成された本発明の一実施例であるスクリュー駆動搬送装置における分岐部133での動作について、図5に基づいて説明する。
分岐部133の上流の誘導溝132aに沿って搬送されて来た搬送台車120は、前方の係合手段122が前方誘導溝134側に誘導され、搬送台車120の姿勢が徐々に搬送方向に対して傾斜する。
搬送台車120の後方の係合手段122b1が上流の誘導溝132aの下方のスクリュー軸110から離脱する時、前方の係合手段122a1はまだ前方誘導溝134の下方のスクリュー軸110には達していないため、後方誘導溝135の下方に配置されたプッシャ115のプッシュレバー116a1によって後方の係合手段122b1が推進される。
このとき、分岐部133に設けられた切替手段によって後方の係合手段122b1は後方誘導溝135側に誘導され、後方の係合手段122b2がプッシュレバー116a2の位置まで推進されたとき、前方の係合手段122a2は前方誘導溝134の下方のスクリュー軸110に係合し、搬送台車120は搬送方向に対して斜めに向いた状態でスクリュー軸110によって推進される。
この分岐部133の動作によって、被搬送物Wの姿勢が変更される。
また、複線部における前方の係合手段122の前方誘導溝134の下方のスクリュー軸110の乗り継ぎは、上述したプッシャ115のプッシュレバー116の動作と同様の動作により行われる。
次に合流部136での動作について、図6に基づいて説明する。
傾斜して搬送されて来た搬送台車120の前方の係合手段122a1が前方誘導溝134の下方のスクリュー軸110から離脱した際、後方の係合手段122b2は後方誘導溝135が合流部に向かう曲線区間に向かうため、プッシャ115を後方誘導溝135の下方に配置して推進することが困難となる。
そこで、前方誘導溝134の下方にプッシャ115を配置し、プッシュレバー116a1によって前方の係合手段122a1が合流部136の下流の誘導溝132bの下方のスクリュー軸110に係合する前方の係合手段122a2の位置まで推進される。
そして、下流の誘導溝132bの下方のスクリュー軸110によって前方の係合手段122a3はさらに推進されることで、後方の係合手段122b3が後方誘導溝135から合流部に向けて誘導され、被搬送物Wの姿勢が再び搬送方向変更される。
なお、複線部におけるプッシャ115の配置は、上記合流部と同様に前方誘導溝134の下方に配置しても良く、必要に応じて、搬送用のスクリュー軸110を後方誘導溝135の下方に設けて、乗り継ぎ用のプッシャを対応する位置の前方誘導溝134の下方あるいは後方誘導溝135の下方に設けても良い。
また、上記実施例では、プッシャ115は、空気圧、油圧等の流体圧シリンダによりプッシュレバー116を往復動させるものを図示したが、他の直線駆動装置を用いても良い。
また、図7に示すように、複線部における後方誘導溝135の下方に前述したプッシャ115に代えて乗り継ぎ用スクリュー軸110を設けても良い。
この場合、後方誘導溝135の下方に設けた乗り継ぎ用スクリュー軸110の長さは、前方誘導溝134の下方の搬送用のスクリュー軸110の乗り継ぎ間隔分の長さがあれば良い。
さらに、複線部の前方誘導溝134の下方と後方誘導溝135の下方に、交互に乗り継ぎ用スクリュー軸110を設けても良い。
以上説明したように、本発明のスクリュー駆動搬送装置によれば、誘導溝と2つの係合手段の係合状態を変更することで搬送方向と搬送台車の向きの関係を変更することができ、搬送台車の向きに関わらず走行車輪が搬送方向に追従することができるため、搬送台車を任意の向きで走行させることが可能となり、単純な構成で搬送方向に対する被搬送物の姿勢を変更することが可能となるなど、その効果は甚大である。
なお、上記実施例では、分岐部、合流部以外は直線的な搬送経路となっているが、搬送路は複線部を含めて曲線であっても良い。
また、分岐部、合流部を搬送台車の姿勢を変更する目的ではなく、搬送台車の搬送経路自体の分岐、合流を目的として設けても良い。
100、500 ・・・スクリュー駆動搬送装置
503 ・・・カバー体
110、510 ・・・スクリュー軸
111 ・・・螺旋溝
511 ・・・螺旋板
112 ・・・モータ
115 ・・・プッシャ
116 ・・・プッシュレバー
117 ・・・往復駆動手段
120、520 ・・・搬送台車
121、521 ・・・走行車輪
125 ・・・車輪旋回手段
122、522 ・・・係合手段
123、523 ・・・係合ローラ
124 ・・・誘導ローラ
130、530 ・・・走行軌道
131 ・・・走行面
132 ・・・誘導溝
133 ・・・分岐部
134 ・・・前方誘導溝
135 ・・・後方誘導溝
136 ・・・合流部
W ・・・被搬送物

Claims (2)

  1. 回転駆動される複数のスクリュー軸該スクリュー軸によって駆動される搬送台車該搬送台車が走行する走行軌道とを備えたスクリュー駆動搬送装置において、
    前記搬送台車が、前記スクリュー軸と係合する係合手段と前記走行軌道上で搬送台車の走行方向に自在に追従する複数の走行車輪とを有し、
    前記走行軌道が、前記搬送台車の搬送方向前後の2か所に設けた前方および後方の係合手段を誘導する誘導溝と前記走行車輪走行させる走行面を有し、
    前記誘導溝の下方に配置した複数のスクリュー軸が、前記係合手段と順次係合して前記搬送台車を駆動搬送し、
    前記誘導溝が、分岐部、複線部および合流部を有するとともに前記分岐部で係合手段の誘導方向を自在に切り替える分岐手段を有し、
    前記複線部が、前記分岐部より上流の誘導溝と同一線上に延びて搬送台車の後方の係合手段を誘導する後方誘導溝と該後方誘導溝と平行に設けられて搬送台車の前方の係合手段を分岐部から誘導する前方誘導溝とで構成され、
    前記複数のスクリュー軸が、前記分岐部より上流の誘導溝に搬送方向に1列に配置されているとともに前記前方誘導溝および合流部より下流の誘導溝の下方に搬送方向に1列に配置され、
    前記係合手段を駆動する乗継駆動手段が、前記搬送台車の前方および後方の係合手段をいずれのスクリュー軸にも係合させない位置に設けられていることを特徴とするスクリュー駆動搬送装置。
  2. 前記乗継駆動手段が、前記係合手段を流体圧によって押すプッシャで構成され、前記分岐部および後方誘導溝において後方の係合手段を駆動するとともに前記合流部において後方の係合手段を駆動するように配置されていることを特徴とする請求項1に記載のスクリュー駆動搬送装置。
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