JP5531404B2 - Equipment - Google Patents
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Description
本発明は、浴室等の室内の天井に設置される設備機器に関する。 The present invention relates to equipment installed on a ceiling in a room such as a bathroom.
従来、建物の天井に設置される換気装置は、熱源を持たないため、樹脂製のケースで覆われている。一方、浴室の天井に設置される浴室換気乾燥暖房機は、熱源としてヒータを持つため金属ケースで覆われている(例えば、特許文献1参照)。これにより、装置内部からの熱に対応できるようにしている。 Conventionally, a ventilator installed on the ceiling of a building does not have a heat source and is therefore covered with a resin case. On the other hand, bathroom ventilation dryers installed on the ceiling of a bathroom have a heater as a heat source and are covered with a metal case (see, for example, Patent Document 1). Thereby, it can respond to the heat from the inside of an apparatus.
従来の浴室換気乾燥暖房機は、自機の内部からの熱による外部への影響には対応している。一方、外部からの熱に対応するという課題がある。 Conventional bathroom ventilation / drying heaters cope with external influences due to heat from inside the machine. On the other hand, there is a problem of dealing with heat from the outside.
上述した課題を解決するため、本発明は、難燃性の樹脂材料で構成される本体シャーシを有し、本体シャーシの下部の周縁から外側に突出するフランジ部を有した本体部と、本体シャーシに被せられ、設置場所に形成された開口部に露出する金属ケースとを備え、本体部は、金属ケースが設置場所の開口部に入れられ、金属ケースの外側に突出したフランジ部が締結手段で設置場所に固定され、金属ケースは、本体シャーシの側部と上部の全体を覆う形状を有し、本体シャーシの側部と金属ケースとの側面の間、及び本体シャーシの上部と金属ケースの上面との間に、本体シャーシに対する金属ケースの外部からの熱の伝達が抑えられ、かつ、金属ケースの外部からの熱による空気の対流の発生が抑えられる間隔を設けて対流抑制空間が形成され、対流抑制空間は、金属ケースの外部からの熱によりフランジ部が締結手段から抜けて、設置場所から分離するまでの分離想定時間に対して、本体シャーシが所定の温度に達するまでの時間が長くなるように、本体シャーシと金属ケースの間に6mm〜15mmの間隔を設けて形成される設備機器である。
In order to solve the above-described problem, the present invention has a main body chassis made of a flame-retardant resin material, a main body portion having a flange portion protruding outward from a peripheral edge of a lower portion of the main body chassis, and a main body A metal case that is placed on the chassis and exposed at the opening formed at the installation location, and the main body has a metal case inserted into the opening at the installation location, and a flange portion that protrudes outside the metal case is a fastening means The metal case has a shape that covers the entire side and top of the main chassis, between the side of the main chassis and the side of the metal case, and between the top of the main chassis and the metal case. between the upper surface, heat transfer is suppressed from the outside of the metal case with respect to the body chassis, and the occurrence of convection of air by heat is spaced to suppress convective inhibition space from the outside of the metal casing forming Is, convective inhibition space, the flange portion by the heat from the outside of the metal case missing from the fastening means, with respect to the separation expected time until separation from the location, the time until the body chassis reaches a predetermined temperature The equipment is formed with a space of 6 mm to 15 mm between the main chassis and the metal case so as to be long .
本発明の設備機器では、外部から設備機器に加えられる熱は、本体部を覆う金属ケースで受けられ、樹脂材料で構成される本体シャーシに直接熱が伝わらないようになっている。また、金属ケースと本体シャーシの間に形成される対流抑制空間によって、金属ケースから本体シャーシへの熱の伝達が抑えられる。 In the equipment of the present invention, heat applied to the equipment from the outside is received by a metal case that covers the main body, so that heat is not directly transmitted to the main body chassis made of a resin material. Further, heat transfer from the metal case to the main body chassis is suppressed by the convection suppression space formed between the metal case and the main body chassis.
本発明の設備機器によれば、金属ケースで覆われた本体部に対する熱の伝達が抑えられ、外部からの熱に対応することができる。 According to the equipment of the present invention, transmission of heat to the main body covered with the metal case is suppressed, and it is possible to cope with heat from the outside.
以下、図面を参照して本発明の設備機器の実施の形態としての空調装置の一例である浴室換気乾燥暖房機について説明する。 Hereinafter, with reference to the drawings, a description will be given of a bathroom ventilation drying and heating machine as an example of an air conditioner as an embodiment of the equipment of the present invention.
<第1の実施の形態の浴室換気乾燥暖房機の構成例>
図1は、第1の実施の形態の浴室換気乾燥暖房機の一例を示す断面図である。第1の実施の形態の浴室換気乾燥暖房機1Aは、本体部2と、本体部2を覆う不燃ケース3を備える。本体部2は、ファンモータ20Mに回転駆動されるファン20Fと、ヒータ20Hと、ファンケースを構成する本体シャーシ21を備える。
<Configuration Example of Bathroom Ventilation Dryer / Heater of First Embodiment>
本体部2は、ファン20Fの軸方向に沿った下側が開口して吸込口22aが形成される。また、本体部2は、ファン20Fによる空気の吹出方向に沿った下側に吹出口22bが形成され、ファン20Fによる空気の吹出方向に沿った側面に排気口22cが形成される。
As for the main-
更に、本体部2は、吹出口22bと排気口22cとの間で風路を切り替える風路切替ダンパ23を備える。風路切替ダンパ23は、後述するダンパモータの駆動力が伝達され、吹出口22bと排気口22cの開閉動作を行う。
Furthermore, the
浴室換気乾燥暖房機1Aは、風路切替ダンパ23の位置を、図1に実線で示すように排気口22cを閉じる循環位置とすると、吹出口22bが開いて、吸込口22aから吹出口22bへ連通した循環風路が形成される。
In the
また、浴室換気乾燥暖房機1Aは、風路切替ダンパ23の位置を、図1に一点鎖線で示すように吹出口22bを閉じる換気位置とすると、排気口22cが開いて、吸込口22aから排気口22cへ連通した換気風路が形成される。
Further, in the bathroom ventilation drying /
更に、浴室換気乾燥暖房機1Aは、風路切替ダンパ23の位置を、図1に二点鎖線で示す循環位置と換気位置の間の循環換気位置とすると、吹出口22bと排気口22cの双方が開いて、循環風路と換気風路の双方が形成される。
Further, in the
ヒータ20Hは、例えばPTCヒータが吹出口22bに設けられる。風路切替ダンパ23を循環位置または循環換気位置とし、ファンモータ20Mが駆動されファン20Fが回転されると共に、ヒータ20Hに通電されると、ヒータ20Hが加熱されることで吹出口22bを通る空気が暖められ、吹出口22bから温風が吹き出される。
As the
なお、浴室換気乾燥暖房機1Aの本体部2としては、循環ファンと換気ファンを別々に備えて循環風路と換気風路が独立した構成等でも良い。
In addition, as the main-
本体シャーシ21は、ファンモータ20M、ファン20F及びヒータ20H等が取り付けられる空間が形成されるファンケース部21aと、ファンケース部21aの下部の周縁から外側に突出するフランジ部24を備える。
The
本体シャーシ21は、難燃性を有した樹脂材料、本例では本例ではABS樹脂[アクリロニトリル(Acrylonitrile)、ブタジエン(Butadiene)、スチレン(Styrene)共重合合成樹脂]で構成され、ファンケース部21aがフランジ部24の内周側の上面から突出する形態で一体に形成される。
The
フランジ部24は、浴室換気乾燥暖房機1Aを天井パネル100に取り付けるためのネジ101が挿入される穴部が形成される。穴部は、ネジ101の軸部の径より大きく、頭部の径より小さい直径で開口する。
The
本体シャーシ21は、不燃ケース3が固定される固定突起25を備える。固定突起25は、ファンケース部21aの上部及び側部に一体に設けられ、ネジ26が締結される穴部が形成される。
The
本体シャーシ21は、フランジ部24の上面にアルミテープ27が設けられる構成としても良い。アルミテープ27は、浴室換気乾燥暖房機1Aを天井パネル100に形成された開口部102に取り付けたときに、開口部102に露出するフランジ部24の上面の内周側に沿った所定の範囲に、全周にわたって貼り付けられる。また、浴室内の湯気等による湿気が天井裏に漏れることを防ぐため、アルミテープ27の上面にスポンジ等によるパッキンが設けられる構成としても良い。
The
不燃ケース3は金属ケースの一例で、本体部2を構成する本体シャーシ21に被せられる中空で下面が開口した略直方体形状の構造物が、金属の板材で構成される。不燃ケース3は、本体シャーシ21に被せられると、下端部がフランジ部24の内周側の上面に接触して、外側に突出させる形態でフランジ部24を露出させると共に、フランジ部24の上側で、ファンケース部21aの側部と上部の全体を覆う形状を有する。
The
不燃ケース3は、排気口22cに合わせて開口が形成される。また、不燃ケース3は、本体シャーシ21の固定突起25に合わせて穴部が形成される。
The
浴室換気乾燥暖房機1Aは、本体部2に不燃ケース3が被せられ、不燃ケース3の穴部に挿入されたネジ26が、本体シャーシ21の固定突起25に締結される。
In the bathroom ventilation / drying /
本体部2に不燃ケース3が被せられ、ネジ26で固定されると、本体シャーシ21のファンケース部21aを覆う不燃ケース3の下端部が、フランジ部24の上面に接触する。
When the
フランジ部24の上面には、不燃ケース3の下端部が接触する位置を含めてアルミテープ27が貼り付けられており、不燃ケース3の下端部とフランジ部24の上面のアルミテープ27の間に、不燃ケース3の内部の本体シャーシ21が、外部からの熱に直接晒されるような隙間が形成されないように構成される。
An
浴室換気乾燥暖房機1Aは、本体部2に不燃ケース3が被せられ、ネジ26で固定されると、本体シャーシ21と不燃ケース3との間に対流抑制空間28が形成される。
In the bathroom ventilation /
対流抑制空間28は、不燃ケース3の外部から熱が加わったときに、本体シャーシ21に対する熱の伝達が抑えられるように、所定の下限距離以上の間隔を有する。また、不燃ケース3と本体シャーシ21との間における空気の対流の発生が抑えられるように、所定の上限距離以下の間隔を有する。浴室換気乾燥暖房機1Aでは、不燃ケース3の外部から熱が加わったときに、本体シャーシ21が予め定められた時間内に所定の温度以上にならないように、対流抑制空間28の下限距離と上限距離が決定され、本例では、対流抑制空間28は約6mm〜約15mmに設定される。
The
浴室換気乾燥暖房機1Aは、不燃ケース3の一の側面に、排気口22cとつながるダクトジョイント4が取り付けられる。ダクトジョイント4は、金属の板材で構成される。
In the
浴室換気乾燥暖房機1Aは、本体部2の下部にフロントパネル5が取り付けられる。フロントパネル5は、吸込口22aの位置に合わせて吸込口グリル50aが形成されると共に、吹出口22bの位置に合わせて吹出口グリル50bが形成される。
A front panel 5 is attached to the lower part of the
浴室換気乾燥暖房機1Aの設置例について説明すると、浴室換気乾燥暖房機1Aは、浴室の天井パネル100に形成された開口部102から、不燃ケース3で覆われた本体部2が天井裏に入れられる。天井パネル100には、取付金具103が設置され、本体シャーシ21のフランジ部24の穴部に挿入されたネジ101が、フランジ部24と取付金具103の間に天井パネル100を挟んだ状態で、取付金具103に締結される。
The installation example of the bathroom ventilation /
これにより、浴室換気乾燥暖房機1Aのフランジ部24と取付金具103で天井パネル100が挟持され、浴室換気乾燥暖房機1Aが天井パネル100に取り付けられる。天井パネル100に取り付けられた浴室換気乾燥暖房機1Aは、本体部2の下部にフロントパネル5が取り付けられる。
Thus, the
なお、天井パネル100に取り付けられるフランジ部24の上面にアルミテープ27が貼り付ける構成であっても、アルミテープ27は厚さが薄いので、天井パネル100に対する本体部2の取り付け高さに影響を及ぼすことはない。
Even when the
浴室換気乾燥暖房機1Aの動作について説明すると、浴室換気乾燥暖房機1Aは、ファンモータ20Mが駆動されてファン20Fが回転駆動されると、フロントパネル5の吸込口グリル50aを介して吸込口22aから浴室内の空気が吸い込まれる。
The operation of the bathroom ventilation / drying /
風路切替ダンパ23の位置が図1に実線で示す循環位置であると、吸込口22aから吹出口22bへの循環風路が形成されるので、吸込口22aから吸い込まれた空気は、循環風路を通り吹出口22bからフロントパネル5の吹出口グリル50bを介して浴室内に吹き出される。ヒータ20Hは吹出口22bに配置されるので、ヒータ20Hに通電されることで、循環風路を通る空気が温められて、温風が吹出口グリル50bから吹き出す。
When the position of the air
これにより、風路切替ダンパ23を循環位置として、ファンモータ20が駆動されると、ヒータ20Hに通電した場合は、浴室内の空気を循環させながら、浴室内に温風が吹き出される。ヒータ20Hに非通電の場合は、浴室内の空気を循環させながら、室温に応じた涼風が浴室内に吹き出される。
Thus, when the fan motor 20 is driven with the air
風路切替ダンパ23の位置が図1に一点鎖線で示す換気位置であると、吸込口22aから排気口22cへの換気風路が形成されるので、吸込口22aから吸い込まれた空気は、換気風路及び排気口22cを通り、屋外へ排気される。
When the position of the air
これにより、風路切替ダンパ23を換気位置として、ファンモータ20Mが駆動されると、浴室内の湯気や湿気が排気される。
Thereby, when the
風路切替ダンパ23の位置が図1に二点鎖線で示す循環換気位置であると、吸込口22aから吹出口22bへの循環風路と、吸込口22aから排気口22cへの換気風路の双方が形成されるので、吸込口22aから吸い込まれた空気は、一部は循環風路を通り吹出口22bからフロントパネル5の吹出口グリル50bを介して浴室内に吹き出される。また、吸込口22aから吸い込まれた空気の残部は、換気風路及び排気口22cを通り、屋外へ排気される。
When the position of the air
これにより、風路切替ダンパ23を循環換気位置として、ファンモータ20Mが駆動されると、ヒータ20Hに非通電の場合は、浴室内の空気を循環させながら、浴室内の湯気や湿気が排気される。
Thereby, when the
一方、ヒータ20Hに通電した場合は、浴室内の空気を循環させて浴室内に温風を吹き出しながら、浴室内の湯気や湿気が排気される。
On the other hand, when the
<第1の実施の形態の浴室換気乾燥暖房機の作用効果例>
第1の実施の形態の浴室換気乾燥暖房機1Aは、天井パネル100に取り付けられると、本体部2を覆う不燃ケース3が、天井パネル100に形成された開口部102から天井裏に突出する形態である。これにより、浴室の天井裏には、樹脂材料で構成される本体部2は直接露出しない。
<Examples of effects of the bathroom ventilation dryer / heater according to the first embodiment>
When the
第1の実施の形態の浴室換気乾燥暖房機1Aが設置された建物で万一火災が発生した場合を想定する。火が浴室の天井裏に延焼しても、浴室換気乾燥暖房機1Aは、本体部2の天井裏に突出する部位が金属の不燃ケース3で覆われているので、樹脂材料で構成される本体シャーシ21が直接火に晒されることがなく、本体シャーシ21の発火が防止される。
Assume that a fire should occur in the building where the
また、天井パネル100に取り付けられるフランジ部24の上面で、天井パネル100の開口部102に露出する部分に、全周にわたってアルミテープ27が貼り付けられる構成とすれば、樹脂材料で構成される本体シャーシ21のフランジ部24からの発火が防止される。
Moreover, if it is set as the structure by which the
一般的に樹脂材料は、直接火に晒されなくても、材質等に起因する所定の温度以上になると自己発火する可能性がある。樹脂材料で構成される本体シャーシ21に、不燃ケース3の外部から熱が加わったとき、本体シャーシ21の温度が所定の自己発火温度に到達するまでに要する時間を自己発火時間と称す。
Generally, even if a resin material is not directly exposed to fire, it may self-ignite when the temperature exceeds a predetermined temperature due to the material or the like. A time required for the temperature of the
図2は、不燃ケースと本体シャーシとの間の空間距離と自己発火時間の関係を示すグラフである。不燃ケースと本体シャーシとの間の空間距離が小さいと、不燃ケースの外部から熱が加わったときに、本体シャーシに熱が伝達されやすく、本体シャーシが自己発火に至るまでに要する時間が短くなる。 FIG. 2 is a graph showing the relationship between the spatial distance between the incombustible case and the main body chassis and the self-ignition time. If the space distance between the incombustible case and the main unit chassis is small, when heat is applied from the outside of the incombustible case, heat is easily transferred to the main unit chassis, and the time required for the main unit chassis to self-ignite is shortened. .
一方、不燃ケースと本体シャーシとの間の空間距離が大きいと、不燃ケースの外部から熱が加わったときに、不燃ケースと本体シャーシとの間の空間で空気の対流が発生し、空気の対流で熱が伝達されやすくなって、やはり、本体シャーシが自己発火に至るまでに要する時間が短くなる。 On the other hand, if the spatial distance between the incombustible case and the main unit chassis is large, when heat is applied from the outside of the incombustible case, air convection occurs in the space between the incombustible case and the main unit chassis, and the air convection As a result, heat is easily transferred, and the time required for the main chassis to self-ignite is shortened.
第1の実施の形態の浴室換気乾燥暖房機1Aにおいて、不燃ケース3と本体シャーシ21との間に形成される対流抑制空間28は、不燃ケース3の外部から熱が加わったときに、本体シャーシ21に対する熱の伝達が抑えられるように、所定の下限距離以上の間隔を有している。
In the
また、対流抑制空間28は、不燃ケース3の外部から熱が加わったときに、不燃ケース3と本体シャーシ21との間における空気の対流の発生が抑えられるように、所定の上限距離以下の間隔を有している。
Further, the
これにより、不燃ケース3の外部から熱が加わったときに、本体シャーシ21の温度上昇を抑えて、本体シャーシ21が自己発火に至る温度になるまでの時間を長くしている。従って、本体シャーシ21が自己発火に至るまでに要する時間が長くなる。
Thereby, when heat is applied from the outside of the
さて、建物で火災が発生して、火が浴室の天井裏に延焼した場合に、天井パネル100に設置された浴室換気乾燥暖房機1Aには、天井裏から熱が加わることで、本体シャーシ21のフランジ部24を天井パネル100に固定するネジ101が加熱される。
When a fire occurs in the building and the fire spreads behind the bathroom ceiling, heat is applied to the
浴室換気乾燥暖房機1Aは、フランジ部24を天井パネル100に固定するネジ101に外部から伝達される熱で、フランジ部24においてネジ101が接触する部位を溶かすことで、ネジ101からフランジ部24が抜けるようにして、設置場所である天井パネル100から浴室換気乾燥暖房機1Aが分離できる構成である。
The bathroom ventilating / drying /
浴室換気乾燥暖房機1Aに天井裏から熱が加わったときに、本体シャーシ21が所定の自己発火温度に達する前に、浴室換気乾燥暖房機1Aを天井パネル100から分離できれば、浴室換気乾燥暖房機1Aが火から離れて本体シャーシ21に熱が加わらなくなるので、本体シャーシ21は自己発火しない。
If the bathroom
このため、浴室換気乾燥暖房機1Aに天井裏から加えられる熱で、浴室換気乾燥暖房機1Aが天井パネル100から分離するために要する時間より、本体シャーシ21が自己発火に至る時間を長くすれば、本体シャーシ21は自己発火しないことになる。
For this reason, if the time required for the
浴室換気乾燥暖房機1Aに天井裏から加えられる熱で、浴室換気乾燥暖房機1Aが天井パネル100から分離するために要する時間は、6分程度とすることができた。従って、本体シャーシ21が自己発火に至るまでの時間を6分以上にできれば、本体シャーシ21の自己発火を防止できることになる。
The time required for the bathroom ventilation / drying /
一方、浴室換気乾燥暖房機1Aは、複数本のネジ101で天井パネル100に固定されるため、浴室換気乾燥暖房機1Aに対して偏った範囲から熱が加えられ、各ネジ101によるフランジ部24の固定位置に均一に熱が伝わらない場合、浴室換気乾燥暖房機1Aが天井パネル100から分離するために要する時間が、想定した時間より長くなる場合がある。
On the other hand, since the bathroom ventilation drying /
そこで、外部からの熱による浴室換気乾燥暖房機1Aの天井パネル100からの分離時間の遅延分を考慮して、本体シャーシ21が自己発火に至るまでの時間を例えば8分以上にできれば、本体シャーシ21の自己発火を確実に防止できる。
Therefore, considering the delay of the separation time from the
図2のグラフに示すように、不燃ケース3と本体シャーシ21との間に形成される空間の距離の大小によって、本体シャーシ21が自己発火に至るまでの時間が変化することがわかる。
As shown in the graph of FIG. 2, it can be seen that the time until the
本例では、浴室換気乾燥暖房機1Aに天井裏から熱が加わったときに、本体シャーシ21が自己発火に至るまでの時間が約8分以上となるように、対流抑制空間28の下限距離と上限距離が決定される。図2のグラフから、対流抑制空間28を約6mm〜約15mmに設定すれば、本体シャーシ21が自己発火に至るまでの時間を約8分以上にすることができる。
In this example, when heat is applied to the bathroom ventilation dryer /
これにより、対流抑制空間28を上述した値に設定すれば、天井裏からの熱による浴室換気乾燥暖房機1Aの天井パネル100からの分離想定時間に対して、本体シャーシ21が所定の自己発火温度に達する時間を例えば2分以上長くすることができる。
Thereby, if the
従って、浴室換気乾燥暖房機1Aに対して偏った範囲から熱が加えられるような場合であっても、本体シャーシ21が所定の自己発火温度に達する前に、浴室換気乾燥暖房機1Aを天井パネル100から分離でき、外部からの熱による本体シャーシ21の自己発火を確実に防止できる。
Therefore, even when heat is applied from a biased range with respect to the bathroom ventilation dryer /
<第2の実施の形態の浴室換気乾燥暖房機の構成例>
図3は、第2の実施の形態の浴室換気乾燥暖房機の一例を示す断面図である。以下の説明では、第1の実施の形態の浴室換気乾燥暖房機1Aと同等の構成については、同じ番号を付して説明を省略する。
<Configuration Example of Bathroom Ventilation Dryer / Heater of Second Embodiment>
FIG. 3 is a cross-sectional view showing an example of a bathroom ventilation dryer according to the second embodiment. In the following description, the same number is attached | subjected about the structure equivalent to 1A of bathroom ventilation drying heaters of 1st Embodiment, and description is abbreviate | omitted.
第2の実施の形態の浴室換気乾燥暖房機1Bは、本体部2を構成する本体シャーシ21と、本体シャーシ21を覆う不燃ケース3との間に、送風空間29が形成される。また、不燃ケース3自体、不燃ケース3の内側、あるいは本体シャーシ21自体の温度を検知する温度検知センサ31を備える。更に、ファン20Fが回転駆動されることで発生する送風W1を、送風空間29を通すか否かを切り替える送風切替ダンパ32を備える。
In the
温度検知センサ31は温度検知手段の一例で、本例では不燃ケース3の内側に取り付けられる。送風切替ダンパ32は送風切替手段の一例で、本体シャーシ21のファンケース部21aに形成された吹出口21bに開閉可能に設けられ、後述するモータ等に駆動されて作動する。
The
送風切替ダンパ32で吹出口21bを閉じた状態では、ファン20Fが回転駆動されると、上述したように、フロントパネル5の吸込口グリル50aから吸い込まれた浴室内の空気が、風路切替ダンパ23の位置に応じて、浴室内に循環または屋外に排気される。
In the state where the blower outlet 21b is closed by the blower switching damper 32, when the
これに対して、送風切替ダンパ32で吹出口21bを開くと、フロントパネル5の吸込口グリル50aから吸い込まれた浴室内の空気の一部が、ファンケース部21aから送風空間29に吹き出される。送風空間29に吹き出された送風W1は、送風空間29を通り、不燃ケース3に形成された排気口33から機外へ排出される。なお、排気口33は、不燃ケース3の外からは空気が入りにくいように、下向きに開口している。
On the other hand, when the air outlet 21b is opened by the air blowing damper 32, a part of the air in the bathroom sucked from the
図4は、第2の実施の形態の浴室換気乾燥暖房機の制御系の一例を示す機能ブロック図である。第2の実施の形態の浴室換気乾燥暖房機1Bは、操作部50の操作で選択される動作モードに従い、ファンモータ20M、ヒータ20H及び風路切替ダンパ23を駆動するダンパモータ51を制御する制御部52を備える。
FIG. 4 is a functional block diagram illustrating an example of a control system of the bathroom ventilation dryer according to the second embodiment. The bathroom ventilation dryer 1B according to the second embodiment is configured to control a
制御部52は制御手段の一例で、温度検知センサ31で検知される不燃ケース3及び本体シャーシ21等の温度に基づき、送風切替ダンパ32を駆動するダンパモータ53を制御する。すなわち、制御部52は、温度検知センサ31で検知される不燃ケース3及び本体シャーシ21等の温度が、所定の上限温度に達したと判断すると、ダンパモータ53を制御して、送風切替ダンパ32を開く。また、ファンモータ20Mを駆動しているときは、ファンモータ20Mの駆動を継続し、ファンモータ20Mが停止しているときは、ファンモータ20Mを駆動する。
The
<第2の実施の形態の浴室換気乾燥暖房機の作用効果例>
図5は、第2の実施の形態の浴室換気乾燥暖房機の動作例を示すフローチャートである。第2の実施の形態の浴室換気乾燥暖房機1Bでは、図5のステップSA1において、ユーザ等による操作部50の操作で選択される動作モードに従い、制御部52は、ファンモータ20M、ヒータ20H及びダンパモータ51を制御して、浴室内の空気を循環させて温風を吹き出す暖房運転モードを実行する。
<Examples of the effects of the bathroom ventilation dryer / heater according to the second embodiment>
FIG. 5 is a flowchart showing an example of the operation of the bathroom ventilation dryer according to the second embodiment. In the bathroom ventilation dryer 1B according to the second embodiment, the
また、選択された動作モードに従い、浴室内の空気を排気する換気運転モード、浴室内の空気を循環させて温風を吹き出しながら、一部を排気する乾燥運転モード、浴室内の空気を循環させながら、一部を排気する涼風運転モード等を実行する。更に、操作部50の操作で運転停止が選択されると、ファンモータ20M及びヒータ20Hの駆動を停止して、運転を停止する。
Also, according to the selected operation mode, ventilation operation mode to exhaust the air in the bathroom, drying operation mode to exhaust a part while circulating the air in the bathroom and blowing hot air, circulating the air in the bathroom However, the cool wind operation mode etc. which exhaust a part are performed. Furthermore, when the operation stop is selected by operating the
制御部52は、ステップSA2において、浴室換気乾燥暖房機1Bの運転中及び運転停止中に、温度検知センサ31の出力から、不燃ケース3及び本体シャーシ21等の温度を検知する。
In step SA2, the
浴室換気乾燥暖房機1Bが設置された建物で万一火災が発生して、火が浴室の天井裏に延焼した場合でも、浴室換気乾燥暖房機1Bは、本体部2の天井裏に突出する部位が金属の不燃ケース3で覆われているので、樹脂材料で構成される本体シャーシ21が直接火に晒されることがなく、本体シャーシ21の発火が防止される。
Even if a fire occurs in the building where the bathroom ventilation dryer 1B is installed, and the fire spreads over the bathroom ceiling, the bathroom ventilation dryer 1B protrudes from the ceiling of the
一方、天井裏からの熱で不燃ケース3が加熱され、不燃ケース3、不燃ケース3の内側の本体シャーシ21及び不燃ケース3と本体シャーシ21との間の送風空間29等の温度が上昇する。
On the other hand, the
そして、ステップSA3において、温度検知センサ31で検知される不燃ケース3及び本体シャーシ21等の温度が、所定の上限温度に達したと判断すると、ステップSA4において、運転中でファンモータ20Mを駆動しているときは、ファンモータ20Mの駆動を継続し、運転停止中でファンモータ20Mが停止しているときは、ファンモータ20Mを駆動する。また、ステップSA5において、ダンパモータ53を制御して、送風切替ダンパ32を開く。
If it is determined in step SA3 that the temperatures of the
送風切替ダンパ32で吹出口21bを開いて、ファン20Fが回転駆動されると、フロントパネル5の吸込口グリル50aから吸い込まれた浴室内の空気の一部が、ファンケース部21aから送風空間29に吹き出される。送風空間29に吹き出された送風W1は、送風空間29を通り、排気口33から機外へ排出される。
When the air outlet damper 21b opens the air outlet 21b and the
これにより、不燃ケース3及び本体シャーシ21が、送風空間29を通る送風W1で冷却される。本体シャーシ21が冷却されることで、本体シャーシ21が所定の自己発火温度に達することを抑えることができる。また、万一延焼が続く場合でも、本体シャーシ21が自己発火温度に達する時間を長くすることができる。従って、本体シャーシ21が所定の自己発火温度に達する前に、浴室換気乾燥暖房機1Bを天井パネル100から分離でき、外部からの熱による本体シャーシ21の自己発火を確実に防止できる。
Thereby, the
<第3の実施の形態の浴室換気乾燥暖房機の構成例>
図6は、第3の実施の形態の浴室換気乾燥暖房機の一例を示す断面図である。以下の説明では、第1の実施の形態の浴室換気乾燥暖房機1A及び第2の実施の形態の浴室換気乾燥暖房機1Bと同等の構成については、同じ番号を付して説明を省略する。
<Configuration Example of Bathroom Ventilation Dryer / Heater of Third Embodiment>
FIG. 6 is a cross-sectional view illustrating an example of a bathroom ventilating / drying heater according to the third embodiment. In the following description, the same number is attached | subjected about the structure equivalent to 1 A of bathroom
第3の実施の形態の浴室換気乾燥暖房機1Cは、本体シャーシ21と不燃ケース3との間に形成される送風空間29で、送風W2を発生させる送風機34を備える。また、本体シャーシ21のファンケース部21aに形成される吸気口21cを開閉する吸気口開閉ダンパ35を備える。
A
吸気口開閉ダンパ35は吸気口開閉手段の一例で、後述するモータ等に駆動されて作動する。吸気口21cは、本例では排気口22cの近くに形成される。吸気口開閉ダンパ35と送風機34は、温度検知センサ31で検知される不燃ケース3、本体シャーシ21及び送風空間29等の温度に基づいて制御される。
The intake port opening /
吸気口開閉ダンパ35を閉じた状態では、ファン20Fが回転駆動されると、上述したように、フロントパネル5の吸込口グリル50aから吸い込まれた浴室内の空気が、風路切替ダンパ23の位置に応じて、浴室内に循環または屋外に排気される。
When the
これに対して、吸気口開閉ダンパ35を開くと共に、送風機34が回転駆動されると、ファンケース部21a内の空気が吸気口21cから送風空間29に吸い込まれる。送風機34で送風空間29に吸い込んだ空気によって発生する送風W2は、送風空間29を通り、不燃ケース3に形成された排気口33から機外へ排出される。
On the other hand, when the air intake opening /
図7は、第3の実施の形態の浴室換気乾燥暖房機の制御系の一例を示す機能ブロック図である。第3の実施の形態の浴室換気乾燥暖房機1Cは、操作部50の操作で選択される動作モードに従い、ファンモータ20M、ヒータ20H及び風路切替ダンパ23を駆動するダンパモータ51を制御する制御部52を備える。
FIG. 7 is a functional block diagram illustrating an example of a control system of the bathroom ventilation dryer according to the third embodiment. 1C of bathroom ventilation drying heaters of 3rd Embodiment control the
制御部52は、温度検知センサ31で検知される不燃ケース3及び本体シャーシ21等の温度に基づき、送風機34を駆動するファンモータ34Mと、吸気口開閉ダンパ35を駆動するダンパモータ54を制御する。すなわち、制御部52は、温度検知センサ31で検知される不燃ケース3及び本体シャーシ21等の温度が、所定の上限温度に達したと判断すると、ダンパモータ54を制御して、吸気口開閉ダンパ35を開く。また、ファンモータ34Mで送風機34を駆動する。
The
<第3の実施の形態の浴室換気乾燥暖房機の作用効果例>
図8は、第3の実施の形態の浴室換気乾燥暖房機の動作例を示すフローチャートである。第3の実施の形態の浴室換気乾燥暖房機1Cでは、図8のステップSB1において、ユーザ等による操作部50の操作で選択される動作モードに従い、制御部52は、ファンモータ20M、ヒータ20H及びダンパモータ51を制御して、浴室内の空気を循環させて温風を吹き出す暖房運転モードを実行する。
<Examples of the effects of the bathroom ventilation dryer / heater according to the third embodiment>
FIG. 8 is a flowchart showing an example of the operation of the bathroom ventilation dryer according to the third embodiment. In the
また、選択された動作モードに従い、浴室内の空気を排気する換気運転モード、浴室内の空気を循環させて温風を吹き出しながら、一部を排気する乾燥運転モード、浴室内の空気を循環させながら、一部を排気する涼風運転モード等を実行する。更に、操作部50の操作で運転停止が選択されると、ファンモータ20M及びヒータ20Hの駆動を停止して、運転を停止する。
Also, according to the selected operation mode, ventilation operation mode to exhaust the air in the bathroom, drying operation mode to exhaust a part while circulating the air in the bathroom and blowing hot air, circulating the air in the bathroom However, the cool wind operation mode etc. which exhaust a part are performed. Furthermore, when the operation stop is selected by operating the
制御部52は、ステップSB2において、浴室換気乾燥暖房機1Cの運転中及び運転停止中に、温度検知センサ31の出力から、不燃ケース3及び本体シャーシ21等の温度を検知する。
In step SB2, the
浴室換気乾燥暖房機1Cが設置された建物で万一火災が発生して、火が浴室の天井裏に延焼した場合でも、浴室換気乾燥暖房機1Cは、本体部2の天井裏に突出する部位が金属の不燃ケース3で覆われているので、樹脂材料で構成される本体シャーシ21が直接火に晒されることがなく、本体シャーシ21の発火が防止される。
Even if a fire occurs in the building where the
一方、天井裏からの熱で不燃ケース3が加熱され、不燃ケース3、不燃ケース3の内側の本体シャーシ21及び不燃ケース3と本体シャーシ21との間の送風空間29等の温度が上昇する。
On the other hand, the
そして、ステップSB3において、温度検知センサ31で検知される不燃ケース3及び本体シャーシ21等の温度が、所定の上限温度に達したと判断すると、ステップSB4においてダンパモータ54を制御して、吸気口開閉ダンパ35を開く。また、ステップSB5において、ファンモータ34Mを駆動する。なお、ファンモータ20Mを駆動しているときは、ファンモータ20Mの駆動は停止し、ダンパモータ51を駆動して、風路切替ダンパ23を循環位置に移動させる。
If it is determined in step SB3 that the temperatures of the
風路切替ダンパ23を循環位置にすると共に、吸気口開閉ダンパ35を開いて、送風機34が回転駆動されると、屋外とつながる排気口22cを通り、ファンケース部21a内の空気が吸気口21cから送風空間29に吸い込まれる。送風機34で送風空間29に吸い込んだ空気によって発生する送風W2は、送風空間29を通り、排気口33から機外へ排出される。
When the air
これにより、不燃ケース3及び本体シャーシ21が、送風空間29を通る送風W2で冷却される。本体シャーシ21が冷却されることで、本体シャーシ21が所定の自己発火温度に達することを抑えることができる。また、万一延焼が続く場合でも、本体シャーシ21が自己発火温度に達する時間を長くすることができる。従って、本体シャーシ21が所定の自己発火温度に達する前に、浴室換気乾燥暖房機1Cを天井パネル100から分離でき、外部からの熱による本体シャーシ21の自己発火を確実に防止できる。
Thereby, the
なお、温度検知センサ31で検知される不燃ケース3及び本体シャーシ21等の温度が、所定の上限温度に達したと判断すると、ファンモータ20Mを駆動すると共に、風路切替ダンパ23を換気位置に移動させ、フロントパネル5の吸込口グリル50aから吸い込まれた浴室内の空気の一部が、吸気口21cから送風空間29に吸い込まれるようにしても良い。
If it is determined that the temperatures of the
<第4の実施の形態の浴室換気乾燥暖房機の構成例>
図9は、第4の実施の形態の浴室換気乾燥暖房機の一例を示す断面図である。以下の説明では、第1の実施の形態の浴室換気乾燥暖房機1A及び第3の実施の形態の浴室換気乾燥暖房機1Cと同等の構成については、同じ番号を付して説明を省略する。
<Configuration Example of Bathroom Ventilation Dryer / Heater of Fourth Embodiment>
FIG. 9: is sectional drawing which shows an example of the bathroom ventilation drying heater of 4th Embodiment. In the following description, the same number is attached | subjected about the structure equivalent to 1 A of bathroom
第4の実施の形態の浴室換気乾燥暖房機1Dは、本体シャーシ21と不燃ケース3との間に形成される送風空間29で、送風W3を発生させる送風機36を備える。また、本体部2に送風空間29とつながる吸気口37が形成される。
The
吸気口37は、フロントパネル5の吸込口グリル50aとつながる位置の本体シャーシ21に開口を設けて形成される。送風機36は、電源が入れられると常時駆動される。
The
送風機36が回転駆動されると、フロントパネル5の吸込口グリル50aを通して浴室内の空気が吸気口37から送風空間29に吸い込まれる。送風機36で送風空間29に吸い込んだ空気によって発生する送風W3は、送風空間29を通り、不燃ケース3に形成された排気口33から機外へ排出される。
When the
<第4の実施の形態の浴室換気乾燥暖房機の作用効果例>
浴室換気乾燥暖房機1Dが設置された建物で万一火災が発生して、火が浴室の天井裏に延焼した場合でも、浴室換気乾燥暖房機1Dは、本体部2の天井裏に突出する部位が金属の不燃ケース3で覆われているので、樹脂材料で構成される本体シャーシ21が直接火に晒されることがなく、本体シャーシ21の発火が防止される。
<Examples of functions and effects of the bathroom ventilation dryer of the fourth embodiment>
Even if a fire occurs in the building where the
また、送風機36が常時駆動されており、フロントパネル5の吸込口グリル50aを通して浴室内の空気が吸気口37から送風空間29に吸い込まれ、送風機36で送風空間29に吸い込んだ空気によって発生する送風W3は、送風空間29を通り排気口33から機外へ排出される。
Further, the
これにより、不燃ケース3及び本体シャーシ21が、送風空間29を通る送風W3で常時冷却され、温度上昇が抑えられる。本体シャーシ21が常時冷却されることで、本体シャーシ21が所定の自己発火温度に達することを抑えることができる。また、万一延焼が続く場合でも、本体シャーシ21が自己発火温度に達する時間を長くすることができる。従って、本体シャーシ21が所定の自己発火温度に達する前に、浴室換気乾燥暖房機1Dを天井パネル100から分離でき、外部からの熱による本体シャーシ21の自己発火を確実に防止できる。
Thereby, the
本発明は、熱源を有した空調装置等の設備機器に適用される。 The present invention is applied to equipment such as an air conditioner having a heat source.
1A,1B,1C,1D・・・浴室換気乾燥暖房機、2・・・本体部、21・・・本体シャーシ、21a・・・ファンケース部、21b・・・吹出口、21c・・・吸気口、24・・・フランジ部、28・・・対流抑制空間、29・・・送風空間、3・・・不燃ケース、31・・・温度検知センサ、32・・・送風切替ダンパ、34・・・送風機、35・・・吸気口開閉ダンパ、36・・・送風機、37・・・吸気口、100・・・天井パネル
1A, 1B, 1C, 1D ... bathroom ventilation dryer / heater, 2 ... main body, 21 ... main body chassis, 21a ... fan case, 21b ... blower, 21c ...
Claims (1)
前記本体シャーシに被せられ、設置場所に形成された開口部に露出する金属ケースとを備え、
前記本体部は、前記金属ケースが設置場所の開口部に入れられ、前記金属ケースの外側に突出した前記フランジ部が締結手段で設置場所に固定され、
前記金属ケースは、前記本体シャーシの側部と上部の全体を覆う形状を有し、
前記本体シャーシの側部と前記金属ケースとの側面の間、及び前記本体シャーシの上部と前記金属ケースの上面との間に、前記本体シャーシに対する前記金属ケースの外部からの熱の伝達が抑えられ、かつ、前記金属ケースの外部からの熱による空気の対流の発生が抑えられる間隔を設けて対流抑制空間が形成され、
前記対流抑制空間は、前記金属ケースの外部からの熱により前記フランジ部が前記締結手段から抜けて、設置場所から分離するまでの分離想定時間に対して、前記本体シャーシが所定の温度に達するまでの時間が長くなるように、前記本体シャーシと前記金属ケースの間に6mm〜15mmの間隔を設けて形成される
ことを特徴とする設備機器。 A main body chassis made of a flame-retardant resin material, and a main body section having a flange portion protruding outward from a peripheral edge of a lower portion of the main body chassis ;
A metal case that covers the main body chassis and is exposed at an opening formed at the installation location;
In the main body, the metal case is placed in the opening of the installation place, and the flange portion protruding outside the metal case is fixed to the installation place by fastening means,
The metal case has a shape that covers the entire side and upper part of the main body chassis,
Heat transfer from the outside of the metal case to the main body chassis is suppressed between the side surface of the main body chassis and the side surface of the metal case and between the upper portion of the main body chassis and the upper surface of the metal case. And the convection suppression space is formed by providing an interval in which generation of air convection due to heat from the outside of the metal case is suppressed ,
The convection suppression space is until the main body chassis reaches a predetermined temperature with respect to an estimated separation time until the flange portion is removed from the fastening means by heat from the outside of the metal case and separated from the installation location. The facility equipment is characterized by being formed with an interval of 6 mm to 15 mm between the main body chassis and the metal case so as to increase the time .
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