JP5527703B1 - 腰部包囲座布団 - Google Patents
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Abstract
【課題】持ち運びや収納が行い易いとともに背当て部の腰部へのフィット性が良く保温性が高い腰部包囲座布団を提供する。
【解決手段】腰部包囲座布団100は、使用者Uが着座する座部101、使用者Uの腰部に対向する背当て部102、および座部101と背当て部102との間に腰側当て部103を備えている。背当て部102は、座部101に対して傾倒自在に連結されている。腰側当て部103は、座部101に隣接する座部側部103bと背当て部102に隣接する背当て側部103cとの間に折り目103aが形成されて、背当て部102を座部101側に傾倒するように構成されている。座部101および2つの座部側部103bと背当て部102および2つの背当て側部103cとは、互いに対称に形成されるとともに互いに縫合によって連結されている。
【選択図】 図1
【解決手段】腰部包囲座布団100は、使用者Uが着座する座部101、使用者Uの腰部に対向する背当て部102、および座部101と背当て部102との間に腰側当て部103を備えている。背当て部102は、座部101に対して傾倒自在に連結されている。腰側当て部103は、座部101に隣接する座部側部103bと背当て部102に隣接する背当て側部103cとの間に折り目103aが形成されて、背当て部102を座部101側に傾倒するように構成されている。座部101および2つの座部側部103bと背当て部102および2つの背当て側部103cとは、互いに対称に形成されるとともに互いに縫合によって連結されている。
【選択図】 図1
Description
本発明は、着座した人の臀部とともに腰部をも保温することができる腰部包囲座布団に関する。
従来から、着座した人の臀部とともに腰部をも保温することができる腰部包囲座布団が提案されている。例えば、下記特許文献1,2には、人が着座する座部の後端部および左右側端部に前記着座した人の腰に対向するように背当て部および腰側当て部がそれぞれ起立した状態で設けられた腰部包囲座布団がそれぞれ開示されている。
しかしながら、上記特許文献1,2にそれぞれ記載された腰部包囲座布団においては、持ち運びや収納が行ない難いとともに背当て部の腰部へのフィット性が悪く保温性が低いという問題があった。すなわち、上記特許文献1に記載された腰部包囲座布団においては、腰部包囲座布団の形状が不変で折り畳むことなどができないため持ち運びや収納が行ない難いという問題がある。また、上記特許文献2に記載された腰部包囲座布団においては、腰部包囲座布団の全体が平面形状に展開可能であるが平面形状では持ち運びが行ない難いとともに収納場所も限られるという問題もある。さらに、また、上記特許文献1,2にそれぞれ記載された腰部包囲座布団においては、背当て部が略自立しているため腰部との密着性が悪く保温性が低いという問題があった。
本発明は上記問題に対処するためなされたもので、その目的は、持ち運びや収納が行い易いとともに背当て部の腰部へのフィット性が良く保温性が高い腰部包囲座布団を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明の特徴は、人が着座する座部と、座部に対して傾倒自在に繋がって形成されて座部に着座した人の少なくとも腰部に対向配置される背当て部と、座部および背当て部にそれぞれ繋がって形成されて座部に着座した人の腰部の両側部にそれぞれ対向配置される2つの腰側当て部とを備え、2つの腰側当て部は、同各腰側当て部を座部に隣接する座部側部と背当て部に隣接する背当て側部とに分けて折れ易くする折り目をそれぞれ有することにより背当て部を座部側に傾倒させて背当て部と座部とを2つ折りに折り畳むまたは背当て部を座部に対して傾斜するようにしたことにある。
このように構成した本発明の特徴によれば、腰部包囲座布団は、着座する人の腰部に対向配置される背当て部が座部に対して傾倒自在に設けられるとともに、この背当て部と座部とを繋ぐ腰側当て部が座部に隣接する座部側部と背当て部に隣接する背当て側部とに分ける折り目を有して構成されている。これにより、腰部包囲座布団は、背当て部が腰側当て部の折り目によって座部に対して容易に傾倒して2つ折りに折り畳まれるため、持ち運びや収納が行い易くなる。また、腰部包囲座布団は、背当て部が腰側当て部の折り目によって座部側に傾斜した状態となるため、背当て部が腰部にフィットし易くなって保温性が向上する。
また、本発明の他の特徴は、前記腰部包囲座布団において、腰側当て部は、折り目が縫い目で形成されていることにある。
このように構成した本発明の他の特徴によれば、腰部包囲座布団は、折り目が縫い目で構成されているため、折り癖で構成する場合に比べてより折り易い折り目を構成することができる。
また、本発明の他の特徴は、前記腰部包囲座布団において、座部と前記2つの腰側当て部における各座部側部とは、表面および裏面をそれぞれ構成する表裏一対の生地によって一体的に形成されており、背当て部と前記2つの腰側当て部における各背当て側部とは、表面および裏面をそれぞれ構成する表裏一対の生地で一体的に形成されており、一体的に形成された座部および前記2つの腰側当て部における各座部側部と一体的に形成された背当て部と前記2つの腰側当て部における各背当て側部とは、互いに縫合されて繋がっていることにある。
このように構成した本発明の他の特徴によれば、腰部包囲座布団は、表裏一対の生地によって一体的に形成された座部および各座部側部と表裏一対の生地によって一体的に形成された背当て部と背当て側部とが互いに縫合されて構成されているため、低コストかつ効率的に製造することができる。
また、本発明の他の特徴は、前記腰部包囲座布団において、座部および前記2つの腰側当て部における各座部側部と背当て部および前記2つの腰側当て部における各背当て側部とは、互いに対称な形状に形成されていることにある。
このように構成した本発明の他の特徴によれば、腰部包囲座布団は、座部および各座部側部と背当て部および各背当て側部とが互いに対称な形状、すなわち、腰部包囲座布団が座部側と背当て部側とで対称に形成されているため、きれいに2つ折りに折り畳むことができるとともに、座部を背当て部として背当て部を座部として相互に兼用して使用することができる。
また、本発明の他の特徴は、前記腰部包囲座布団において、座部または背当て部の裏面には、幅方向に沿って伸縮自在なバンドが設けられていることにある。
このように構成した本発明の他の特徴によれば、腰部包囲座布団は、座部または背当て部の裏面に幅方向に沿って伸縮自在なバンドが設けられているため、座部と背当て部とを二つ折りにした際にこれらをバンドで開かないように固定でき、持ち運びおよび収容を容易にすることができる。また、腰部包囲座布団は、バンドを座部に設けた場合においては座部をバンドを用いて椅子の座部に固定できるとともに、バンドを背当て部に設けた場合においては背当て部を椅子の背もたれに固定して使用者への傾倒を規制することにより保温性を調節することもできる。
また、本発明の他の特徴は、腰部包囲座布団において、座部および背当て部の各先端部には、同各先端部を互いに着脱自在に留めるための留め具が形成されていることにある。
このように構成した本発明の他の特徴によれば、腰部包囲座布団は、座部および背当て部の各先端部に同各先端部を互いに着脱自在に留めるための留め具が形成されているため、座部と背当て部とを二つ折りにした際にこれらを留め具で開かないように固定でき、持ち運びおよび収容を容易にすることができる。なお、この場合、背当て部の先端部にボタンを設けるとともに、座部の先端部にボタンを引っ掛けるためのリングを設けて留め具を構成することができる。この場合、リングを紐体などの柔軟で変形可能な素材で構成することにより、座部に着座した際の異物感を軽減することができる。
以下、本発明に係る腰部包囲座布団の一実施形態について図面を参照しながら説明する。図1は、本発明に係る腰部包囲座布団100の外観構成の概略を示す斜視図である。また、図2は、図1に示した腰部包囲座布団100の外観構成の概略を示す背面図である。また、図3は、図1に示した腰部包囲座布団100を椅子上にセットした使用状態を示した斜視図である。この腰部包囲座布団100は、使用者Uが床や椅子に着座する際に臀部の下に敷いて使用する敷物である。
(腰部包囲座布団100の構成)
腰部包囲座布団100は、座部101を備えている。座部101は、使用者Uが着座する部分であり、使用者Uの臀部および臀部に繋がる大腿部の一部を載置可能な大きさの平面状に形成されている。本実施形態においては、座部101は、平面視で4つの辺のうち3辺が直線でそれぞれ構成されるとともに他の1辺が凸状の円弧で構成された平面視で四辺形に形成されている。この座部101は、シープ調のボア生地からなる表生地と起毛処理された裏生地との間にポリエステル製の綿を詰めて構成されている。
腰部包囲座布団100は、座部101を備えている。座部101は、使用者Uが着座する部分であり、使用者Uの臀部および臀部に繋がる大腿部の一部を載置可能な大きさの平面状に形成されている。本実施形態においては、座部101は、平面視で4つの辺のうち3辺が直線でそれぞれ構成されるとともに他の1辺が凸状の円弧で構成された平面視で四辺形に形成されている。この座部101は、シープ調のボア生地からなる表生地と起毛処理された裏生地との間にポリエステル製の綿を詰めて構成されている。
座部101の後端部には、背当て部102が設けられている。背当て部102は、使用者Uが座部101上に着座した際に使用者Uの腰部に面する部分であり、少なくとも同腰部を覆うことができる大きさの平面状に形成されている。本実施形態においては、背当て部102は、前記座部101と同じ大きさおよび形状の四辺形に形成されている。この背当て部102は、座部101と同様に、シープ調のボア生地からなる表生地と起毛処理された裏生地との間にポリエステル製の綿を詰めて構成されている。
座部101と背当て部102との間には、腰側当て部103が設けられている。腰側当て部103は、使用者Uが座部101上に着座した際に使用者Uの腰部の両側部に面する部分であり、少なくとも同腰部の両側部を覆うことができる大きさの平面状に形成されている。本実施形態においては、2つの腰側当て部103は、それぞれ座部101の両側部と背当て部102の両側部とを繋ぐ側面視で略三角形状に形成されている。
これらの各腰側当て部103は、座部101側と背当て部102側との間で腰側当て部103を二等分する折り目103aが形成されており、この折り目103aを境として座部101に隣接する座部側部103bと背当て部102に隣接する背当て側部103cとで構成されている。この腰側当て部103は、座部101および背当て部102と同様に、シープ調のボア生地からなる表生地と起毛処理された裏生地との間にポリエステル製の綿を詰めて構成されている。
この場合、本実施形態においては、座部側部103bは座部101を構成する表生地および裏生地が延びて構成されており、背当て側部103cは背当て部102を構成する表生地および裏生地が延びて構成されている。すなわち、本実施形態においては、腰部包囲座布団100は、座部101とこの座部101の両側に設けられる2つの座部側部103bとが表面および裏面をそれぞれ構成する表裏一対の生地によって一体的に形成されているとともに、背当て部102とこの背当て部102の両側に設けられる2つの背当て側部102cとが表面および裏面をそれぞれ構成する表裏一対の生地によって一体的に形成されている。
この場合、座部101と2つの座部側部103b、および背当て部102と2つの背当て側部103cは、各境界部分にそれぞれキルティング加工が施されており内部空間が仕切られて折り畳みが容易となっている。また、一体的に形成された座部101および2つの座部側部103bと一体的に形成された背当て部102および2つの背当て側部103cとは、互いに同じ大きさの同じ形状に形成されている。
そして、これらの一体的に形成した座部101および2つの座部側部103bと一体的に形成した背当て部102および2つの背当て側部103cとを互いに縫合して腰部包囲座布団100が一体的に構成されている。すなわち、座部101と背当て部102とは縫合によって連結されており、背当て部102は座部101に対して傾倒可能に形成されている。また、折り目103aは、座部側部103bと背当て側部103cとを互いに縫合した縫い目で構成されている。
また、この腰部包囲座布団100には、背当て部102の背面にバンド104が設けられている。バンド104は、主として、背当て部102を椅子の背もたれに固定するための部材であり、伸縮自在な材料(例えば、帯状のゴム紐)で構成されている。このバンド104は、背当て部102の背面先端部(図示上部)における幅方向に延びて設けられている。なお、このバンド104は、後述する留め具105に代えてまたは加えて背当て部102を座部101に傾倒して折り畳んだ状態を維持する際に用いることもできる。
また、座部101および背当て部102の各先端部には、留め具105が設けられている。留め具105は、背当て部102を座部101に傾倒して折り畳んだ状態を維持するための部材であり、背当て部102の先端部に取り付けられた円盤状のボタン105aと座部101の先端部に取り付けられたゴム紐からなるループ105bとで構成されている。
(腰部包囲座布団100の作動)
次に、上記のように構成した腰部包囲座布団100の作動について説明する。この腰部包囲布団100は、使用者Uが床や椅子に着座する際に臀部の下に敷いて用いられる。まず、使用者Uは、着座する床や椅子上に腰部包囲座布団100をセットする。具体的には、使用者Uは、座部101を着座位置に配置する。この場合、背当て部102は座部101に対して傾倒自在に形成されているため、自立することもあるが自立せずに座部101上に傾倒することもある。
次に、上記のように構成した腰部包囲座布団100の作動について説明する。この腰部包囲布団100は、使用者Uが床や椅子に着座する際に臀部の下に敷いて用いられる。まず、使用者Uは、着座する床や椅子上に腰部包囲座布団100をセットする。具体的には、使用者Uは、座部101を着座位置に配置する。この場合、背当て部102は座部101に対して傾倒自在に形成されているため、自立することもあるが自立せずに座部101上に傾倒することもある。
次に、使用者Uは、腰部包囲座布団100上に着座する。この場合、使用者Uは、座部101上に背当て部102が傾倒している場合には、背当て部102を手で起立させた後に着座する。これにより、使用者Uは、臀部、臀部に繋がる大腿部の一部、腰部、腰部側部が座部101、背当て部102および腰側当て部103で覆われた状態で着座することができる。この場合、腰部包囲座布団100は、背当て部102が座部101に対して傾倒自在に形成されているとともに腰側当て部103に形成された折り目103aによって使用者Uの腰部側に傾倒して背当て部102が使用者Uの腰部に接するため、使用者Uの腰部と背当て部102との間に隙間が生じることを防止して保温性が確保される。
また、使用者Uは、背当て部102による保温力を抑えたい場合には、背当て部102の背面に設けられたバンド104を椅子の背もたれに掛けて使用者U側への傾倒を防止することができる。これにより、使用者Uは、腰部と背当て部102との間に隙間が生じるため背当て部102による保温力を抑えることができる。
次に、腰部包囲座布団100の使用を終える場合には、使用者Uは、座部101上から起立する。この場合、使用者Uは、バンド104を椅子の背もたれに掛けている場合には、このバンド104を背もたれから外す。これにより、腰部包囲座布団100は、背当て部102が座部101側に傾倒する。次いで、使用者Uは、腰部包囲座布団100を折り畳む。具体的には、使用者Uは、背当て部102を座部101上に傾倒させて折り畳む。この場合、使用者Uは、腰側当て部103の折り目103aを座部101および背当て部102側から見て山折りして座部101と背当て部102との間に挟み入れる。
そして、使用者Uは、図4に示すように、互いに隣接し合う座部101と背当て部102とを留め具105によって繋ぐ。具体的には、使用者Uは、背当て部102の先端部に設けられたボタン105aを座部101の先端部に設けられたループ105bに掛ける。これにより、腰部包囲座布団100は、座部101と背当て部102とが連結されて開かない状態で折り畳まれる。したがって、使用者Uは、折り畳まれた状態の腰部包囲座布団100を持ち運んで収納することができる。
この場合、腰部包囲座布団100は、背当て部102が座部101に対して傾倒自在に形成されているとともに腰側当て部103に折り目103aが形成されているため、容易に折り畳まれるとともに折り畳まれた状態を維持することができる。なお、使用者Uは、腰部包囲座布団100を折り畳む際、折り目103aを谷折りすることにより、腰側当て部103を座部101および背当て部102の外側に露出させた状態で折り畳むこともできる。また、使用者Uは、留め具105に代えてまたは加えてバンド104を座部101に掛けて腰部包囲座布団100を折り畳むこともできる。図4においては、座部101と背当て部102とを留め具105およびバンド104によって連結した状態を示している。
上記作動説明からも理解できるように、上記実施形態によれば、腰部包囲座布団100は、着座する使用者Uの腰部に対向配置される背当て部102が座部101に対して傾倒自在に設けられるとともに、この背当て部102と座部101とを繋ぐ腰側当て部103が座部101に隣接する座部側部103bと背当て部102に隣接する背当て側部103cとに分ける折り目103aを有して構成されている。これにより、腰部包囲座布団100は、背当て部102が腰側当て部103の折り目103aによって座部101に対して容易に傾倒して2つ折りに折り畳まれるため、持ち運びや収納が行い易くなる。また、腰部包囲座布団100は、背当て部102が腰側当て部103の折り目103aによって座部101側に傾斜した状態となるため、背当て部102が腰部にフィットし易くなって保温性が向上する。
さらに、本発明の実施にあたっては、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を逸脱しない限りにおいて種々の変更が可能である。
例えば、上記実施形態においては、腰側当て部103に形成した折り目103aは、縫い目で構成した。しかし、折り目103aは、背当て部102を座部101側に引っ張るように(換言すれば、傾倒するように)構成されていれば、必ずしも上記実施形態に限定されるものではない。したがって、折り目103aは、腰側当て部103に付けた折り癖であってもよい。
また、上記実施形態においては、腰部包囲座布団100は、座部101および腰側当て部103における2つの座部側部103bの表裏面をそれぞれ1枚の生地で形成するとともに、背当て部102および腰側当て部103における背当て側部103cをそれぞれ1枚の生地で形成した。これにより、腰部包囲座布団100は、材料の使用量を抑えつつ効率的に製造することができる。しかし、腰部包囲座布団100は、各部をそれぞれ2枚以上の生地を使用して形成できることは当然である。
また、上記実施形態においては、腰部包囲座布団100は、座部101および腰側当て部103における2つの座部側部103bと背当て部102および腰側当て部103における背当て側部103cとを互いに対称な形状に形成した。これにより、腰部包囲座布団100は、材料の使用量を抑えつつ効率的に製造することができる。しかし、腰部包囲座布団100は、座部101および腰側当て部103における2つの座部側部103bと背当て部102および腰側当て部103における背当て側部103cとを互いに非対称、すなわち、腰部包囲座布団100は、座部101および腰側当て部103に対して背当て部102および腰側当て部103における背当て側部103cを大きくまたは小さく形成することもできる。
また、上記実施形態においては、腰部包囲座布団100は、バンド104および留め具105を設けて構成した。しかし、腰部包囲座布団100は、これらのバンド104および留め具105を省略しても構成することができる。
U…使用者、
100…腰部包囲座布団、
101…座部、102…背当て部、103…腰側当て部、103a…折り目、103b…座部側部、103c…背当て側部、104…バンド、105…留め具、105a…ボタン、105b…ループ。
100…腰部包囲座布団、
101…座部、102…背当て部、103…腰側当て部、103a…折り目、103b…座部側部、103c…背当て側部、104…バンド、105…留め具、105a…ボタン、105b…ループ。
Claims (6)
- 人が着座する座部と、
前記座部に対して傾倒自在に繋がって形成されて前記座部に着座した人の少なくとも腰部に対向配置される背当て部と、
前記座部および前記背当て部にそれぞれ繋がって形成されて前記座部に着座した人の腰部の両側部にそれぞれ対向配置される2つの腰側当て部とを備え、
前記2つの腰側当て部は、
同各腰側当て部を前記座部に隣接する座部側部と前記背当て部に隣接する背当て側部とに分けて折れ易くする折り目をそれぞれ有することにより前記背当て部を前記座部側に傾倒させて前記背当て部と前記座部とを2つ折りに折り畳むまたは前記背当て部を前記座部に対して傾斜するようにしたことを特徴とする腰部包囲座布団。 - 請求項1に記載した腰部包囲座布団において、
前記腰側当て部は、
前記折り目が縫い目で形成されていることを特徴とする腰部包囲座布団。 - 請求項1または請求項2に記載した腰部包囲座布団において、
前記座部と前記2つの腰側当て部における前記各座部側部とは、表面および裏面をそれぞれ構成する表裏一対の生地によって一体的に形成されており、
前記背当て部と前記2つの腰側当て部における前記各背当て側部とは、表面および裏面をそれぞれ構成する表裏一対の生地で一体的に形成されており、
前記一体的に形成された前記座部および前記2つの腰側当て部における前記各座部側部と前記一体的に形成された前記背当て部と前記2つの腰側当て部における前記各背当て側部とは、互いに縫合されて繋がっていることを特徴とする腰部包囲座布団。 - 請求項1ないし請求項3のうちのいずれか1つに記載した腰部包囲座布団において、
前記座部および前記2つの腰側当て部における前記各座部側部と前記背当て部および前記2つの腰側当て部における前記各背当て側部とは、互いに対称な形状に形成されていることを特徴とする腰部包囲座布団。 - 請求項1ないし請求項4のうちのいずれか1つに記載した腰部包囲座布団において、
前記座部または前記背当て部の裏面には、幅方向に沿って伸縮自在なバンドが設けられていることを特徴とする腰部包囲座布団。 - 請求項1ないし請求項5のうちのいずれか1つに記載した腰部包囲座布団において、
前記座部および前記背当て部の各先端部には、同各先端部を互いに着脱自在に留めるための留め具が形成されていることを特徴とする腰部包囲座布団。
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JP2015051180A (ja) | 2015-03-19 |
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