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JP5522962B2 - 電流検出装置 - Google Patents

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JP5522962B2
JP5522962B2 JP2009070724A JP2009070724A JP5522962B2 JP 5522962 B2 JP5522962 B2 JP 5522962B2 JP 2009070724 A JP2009070724 A JP 2009070724A JP 2009070724 A JP2009070724 A JP 2009070724A JP 5522962 B2 JP5522962 B2 JP 5522962B2
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Description

本発明は、導体に流れる電流を磁気センサを用いて検出する電流検出装置に関する。
従来より、エアギャップを含む閉磁路を形成するように設けられたコアに導体を貫通させ、このギャップに配置された磁気センサにより、導体を流れる電流により生じる磁気を検出して、導体を流れる電流を求めるようにした電流検出装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載された電流検出装置によれば、導体を流れる電流により生じる磁気をコアに集中させることができるため、磁気の検出感度を高めることができる。また、外部からコア内に侵入した磁気ノイズは、エアギャップ以外の箇所からコア外に出て行くため、外来磁気ノイズの影響を回避することができる。さらに、導体と磁気センサ間の位置ずれが生じても、磁気の検出レベルへの影響が小さいという利点がある。
しかしながら、コアを設けることによって、部品コストが高くなると共に、コアを設けるために部品の搭載スペースも多くなるという不都合がある。さらに、コアの温度変化の影響を受けて、電流の検出精度が悪化するという不都合がある。
そこで、導体を流れる電流により生じる磁気を、コアを用いずに磁気センサにより検出して、電流を求めるようにした電流検出装置が提案されている(例えば、特許文献2参照)。
特開2005−308635号公報 国際公開第WO2006/090769号パンフレット
導体を流れる電流により生じる磁気を、コアを用いずに磁気センサにより検出する場合は、磁気の大きさは導体からの距離に反比例する。そのため、導体と磁気センサとの位置関係のずれが電流の検出誤差に影響を与える。
そこで、本発明は、導体を流れる電流により生じる磁気をコアを用いずに磁気センサにより検出する場合において、導体と磁気センサ間の位置ずれに対する耐性を高めた電流検出装置を提供することを目的とする。
本発明は上記目的を達成するためになされたものであり、導体に流れる電流により生じる磁気を、磁束を収束させるためのコアを用いることなく、一対の磁気センサにより検出して該電流を求める電流検出装置の改良に関する。
そして、第1発明は、前記導体は、第1部分と、該第1部分を挟んで該第1部分と接続された第2部分及び第3部分とを有して、該第2部分から該第1部分を経由して該第3部分へと通電され、前記第2部分の通電方向と前記第3部分の通電方向が平行であると共に、前記第1部分の通電方向と前記第2部分の通電方向の成す角と、前記第1部分の通電方向と前記第3部分の通電方向の成す角とが、共に90度以上且つ180度未満の同一角度であり、且つ、前記第2部分と前記第3部分が、前記第1部分の通電方向と前記第2部分の通電方向と前記第3部分の通電方向とに直交する第1方向に間隔をもって、前記第1部分に接続されていることを特徴とする。
さらに、第1発明は、前記一対の磁気センサを、前記第1部分の前記第2部分との接続箇所から前記第3部分との接続箇所までの間の途中箇所において、前記第1方向と該途中箇所の通電方向とに直交する方向で前記第1部分を挟み、且つ、該途中箇所が、前記第1部分の前記第1方向における、前記第1部分と前記第2部分との接続箇所から前記第1部分と前記第3部分との接続箇所までの間の中間位置である第1方向中間位置となるように配置すると共に、前記一対の磁気センサの磁気検出の方向を、該途中箇所を流れる電流により生じる磁界の向きに合わせて配置する磁気センサ配置手段と、前記一対の磁気センサが、前記途中箇所に流れる電流により生じる磁気の検出極性を同一として配置されているときは、前記一対の磁気センサの出力の差に基づいて、前記導体に流れる電流により生じる磁気を検出し、前記一対の磁気センサが、前記途中箇所に流れる電流により生じる磁気の検出極性を逆にして配置されているときには、前記一対の磁気センサの出力の和に基づいて、前記途中箇所に流れる電流により生じる磁気を算出する磁気算出手段と、前記磁気算出手段により算出された磁気に基づいて、前記導体に流れる電流を算出する電流算出手段とを備えたことを特徴とする。
第1発明により、上記のように前記導体の形状を構成して、前記一対の磁気センサを配置した場合、前記一対の磁気センサの一方には、前記第1部分の前記途中箇所を流れる電流により生じる磁気と、前記第2部分を流れる電流により生じる磁気とが検出される。また、前記一対の磁気センサの他方には、前記第1部分の前記途中箇所を流れる電流により生じる磁気と、前記第3部分を流れる電流により生じる磁気とが検出される。
そして、前記第1部分に対する前記一対の磁気センサの位置が前記第1方向(以下、Z方向という)にずれた場合、前記一対の磁気センサの一方が前記第2部分から離れると共に他方が前記第3部分に近づく状態か、前記一対の磁気センサの一方が前記第2部分に近づくと共に他方が前記第3部分から離れる状態となる。そして、これらの状態では、前記一対の磁気センサの出力が、一方が増加して他方が減少することになるため、前記磁気算出手段により前記一対の磁気センサの出力の和又は差をとることで、Z方向の位置ずれの影響を低減することができる。
さらに、前記第1部分に対する前記一対の磁気センサの位置が、前記一対の磁気センサが前記第1部分と対向する方向(以下、X方向という)にずれた場合、前記一対の磁気センサの一方が前記第1部分に近づくと共に他方が前記第1部分から離れる状態となる。そして、この状態では、前記一対の磁気センサの出力が、一方は増加して他方は減少することになるため、前記磁気算出手段により前記一対の磁気センサの出力の和又は差をとることで、X方向の位置ずれの影響を低減することができる。
このように、第1発明によれば、前記第1部分と前記一対の磁気センサ間の位置ずれに対する耐性を、Z方向及びX方向という2方向について高めることができる。
次に、第2発明は、前記磁気センサ配置手段は、前記途中箇所が、前記第1部分の通電方向である第2方向における、前記第1部分と前記第2部分との接続箇所から前記第1部分と前記第3部分との接続箇所までの間の中間位置である第2方向中間位置となるように、前記一対の磁気センサを配置することを特徴とする。
第2発明によれば、前記第1部分に対する前記一対の磁気センサの位置が、前記第1部分の通電方向(以下、Y方向という)にずれた場合、前記第2部分と前記第3部分を流れる電流により生じる磁気については、前記一対の磁気センサの一方が前記第2部分に近付くと共に他方が前記第2部分から離れる状態か、前記一対の磁気センサの一方が前記第3部分に近付くと共に他方が前記第2部分から離れる状態となる。そして、いずれの状態であっても、前記一対の磁気センサの出力が、一方は増加して他方は減少することになるため、前記磁気算出手段により前記一対の磁気センサの出力の和又は差をとることで、Y方向の位置ずれの影響を低減することができる。
このように、第2発明によれば、前記第1部分と前記一対の磁気センサ間の位置ずれに対する耐性を、Z方向、Y方向及びX方向という方向について高めることができる。
発明は、第1発明又は発明において、前記第1部分の通電方向と前記第2部分の通電方向の成す角と、前記第1部分の通電方向と前記第3部分の通電方向の成す角とが、共に90度であることを特徴とする。
発明によれば、前記第1部分に対する前記一対の磁気センサの位置がY方向にずれた場合に、前記一対の磁気センサにより検出される前記第2部分及び前記第3部分に流れる電流により生じる磁界の発生箇所を固定することができる。そのため、前記一対の磁気センサにより検出される磁気の発生箇所が変わることにより生じ得る誤差を低減することができる。
発明は、第1発明から第発明のいずれかにおいて、前記途中箇所の通電方向と直交する断面形状が、該断面の重心に対して対称な形状であることを特徴とする。
発明によれば、前記第1部分に対する前記一対の磁気センサの位置がX方向にずれた場合に、前記一対の磁気センサの出力レベルの変化の差を減少させることができる。そして、これにより、前記磁気算出手段及び前記電流算出手段により前記導体を流れる電流を算出するときの誤差を減少させることができる。
発明は、第1発明から第発明のいずれかにおいて、前記磁気センサ配置手段は、前記一対の磁気センサから前記途中箇所までの距離が同一となる位置に、前記一対の磁気センサを配置することを特徴とする。
発明によれば、前記第1部分に対する前記一対の磁気センサの位置がX方向にずれた場合に、前記一対の磁気センサの出力レベルの変化が同程度となるため、前記磁気算出手段により前記一対の磁気センサの出力の和又は差をとったときに、前記一対の磁気センサの出力の変化分を相殺することができる。
発明は、第1発明から第発明のいずれかにおいて、前記一対の磁気センサは、前記第1部分を流れる電流により生じる磁気及び前記第2部分を流れる電流により生じる磁気を検出する第1磁気センサと、前記第1部分を流れる電流により生じる磁気及び前記第3部分を流れる電流により生じる磁気を検出する第2磁気センサとからなり、前記導体は、前記第2部分において、前記第1方向と前記第1部分の前記途中箇所の通電方向とに直交する方向での位置が、前記第1磁気センサと同じになる箇所から前記第2部分の通電方向の距離が所定距離以内である第1範囲と、前記第3部分において、前記第1方向と前記第1部分の前記途中箇所の通電方向とに直交する方向での位置が、前記第2磁気センサと同じになる箇所から前記第3部分の通電方向の距離が前記所定距離以内である第2範囲とについて、前記第1範囲における前記第2部分の通電方向と直交する断面の形状と、前記第2範囲における前記第3部分の通電方向と直交する断面の形状とが、同一であることを特徴とする。
発明によれば、前記第1部分に対する前記一対の磁気センサの位置がX方向にずれた場合、ずれが前記所定距離範囲内であれば、X方向の前記第2部分及び前記第3部分の通電方向と直交する断面の形状が同一であるため、前記一対の磁気センサにより検出される前記第2部分を流れる電流により生じる磁気及び前記第3部分を流れる電流により生じる磁気の大きさは変化しない。そのため、X方向の位置ずれの影響をさらに低減することができる。
発明は、第1発明から第発明のいずれかにおいて、前記磁気センサ配置手段は、前記一対の磁気センサを、前記一対の磁気センサを結ぶ線分が、前記途中箇所の通電方向と直交する断面の重心で、前記途中箇所の通電方向と直交する位置に配置することを特徴とする。
発明によれば、前記一対の磁気センサ付近での、前記第1部分の中間部を流れる電流により生じる磁界の向きを、前記一対の磁気センサを結ぶ線分及び前記第1部分の通電方向と直交する方向(Z方向)とすることができる。そのため、前記第1部分に対する前記一対の磁気センサの位置がZ方向にずれた場合の、前記一対の磁気センサにより検出される前記第1部分を流れる電流により生じる磁気の変化を小さくすることができる。
発明は、第1発明において、前記途中箇所の通電方向と直交する断面は、前記第1方向の幅が前記第1方向と直交する方向の幅よりも広い形状であり、前記磁気センサ配置手段は、前記一対の磁気センサを、前記一対の磁気センサを結ぶ線分が、前記途中箇所の通電方向と直交する断面の重心で、前記途中箇所の通電方向と直交する位置に配置することを特徴とする。
発明によれば、前記第1部分を流れる電流により生じる磁界の向きが、前記一対の磁気センサの付近で前記一対の磁気センサの磁気検出方向と略平行となる範囲を拡大することができる。そのため、前記一対の磁気センサと前記第1部分間の、Z方向の位置ずれに対する耐性を高めることができる。
発明は、第発明において、前記途中箇所の通電方向と直交する断面は、前記第1方向を長辺とし、前記第1方向と直交する方向を短辺とする長方形であることを特徴とする。
発明によれば、前記第1部分を流れる電流により生じる磁界の向きが、前記一対の磁気センサの付近で前記一対の磁気センサの磁気検出方向と略平行になる範囲を拡大する効果を高めて、前記一対の磁気センサと前記第1部分間の、Z方向の位置ずれに対する耐性を一層高めることができる。
本発明の電流検出装置の構成図。 バスバーと、磁気センサが実装された基板との配置態様を示した説明図。 バスバーと第1磁気センサ及び第2磁気センサとの配置態様を示した説明図。 バスバーと第1磁気センサ及び第2磁気センサ間の前後方向(Y方向)と、上下方向(Z方向)の位置ずれに対する耐性向上についての説明図。 バスバーと第1磁気センサ及び第2磁気センサ間の左右方向(X方向)の位置ずれに対する耐性向上についての説明図。
本発明の実施の形態について、図1〜6を参照して説明する。図1は、本発明の電流検出装置1の全体構成図であり、この電流検出装置1は、車両に搭載されたモータ2とそのPDU(Power Drive Unit)3間を接続するバスバー10(本発明の導体に相当する)に流れる電流を、バスバー10を挟んで配置された第1磁気センサ23及び第2磁気センサ24(本発明の一対の磁気センサに相当する)を用いて検出する。
電流検出装置1は、バスバー10と、第1磁気センサ23及び第2磁気センサ24と、第1磁気センサ23の磁気検出信号S1を増幅するアンプ30と、第2磁気センサ24の磁気検出信号S2を増幅するアンプ32と、アンプ30及びアンプ32の出力の差を増幅して出力するアンプ33と、アンプ33の出力S3が入力されるマイクロコンピュータ40とを備えている。なお、本実施の形態では、第1磁気センサ23及び第2磁気センサ24にホール素子を用いている。
マイクロコンピュータ40は、メモリ(図示しない)に保持された電流検出用のプログラムを実行することにより、磁気算出手段41及び電流算出手段42として機能する。磁気算出手段41は、A/D(アナログ/デジタル)変換入力ポートADに入力されて、デジタル値に変換された磁気検出信号S3に基づいて、バスバー10に流れる電流により生じる磁界の強さHを算出する。また、電流算出手段42は、磁気算出手段41により算出された磁界の強さHに基づいて、バスバー10に流れる電流を算出する。
次に、図2,図3(a),図3(b)を参照して、本実施の形態におけるバスバー10の形状と、第1磁気センサ23及び第2磁気センサ24とバスバー10の配置について説明する。図2において、Yは第1部分11の通電方向(本発明の第2方向に相当する)、Xは第2部分12及び第3部分13の通電方向(第1磁気センサ23及び第2磁気センサ24が第1部分11と対向する方向)、ZはX及びYと直交する方向(本発明の第1方向に相当する)である。
図2を参照して、バスバー10は金属板を折り曲げて形成されたものであり、第1部分11と、第1部分11に対して直角に折り曲げられた第2部分12と、第1部分11に対して、第2部分12と反対の方向に直角に折り曲げられた第3部分13とからなる。モータ2の駆動時には、図中a,b,cの向きにPDU3からモータ2に電流が流れる。
第1部分11は、Y方向の全域に亘って、Y方向と直交する断面が同一の長方形(本発明の重心に対して対称な形状、及び第1方向の幅が第1方向と直交する方向の幅よりも広い形状に相当する)となっている。なお、第1部分11のY方向の長さは、本発明の所定長範囲に相当する。
また、第1部分11の中間部のY方向と直交する断面11aの重心gに対して、Y方向及びZ方向に間隔をもって対称となる位置で、第2部分12及び第3部分13が第1部分11と接続された形状となっている。
第2部分12と第3部分13のX方向と直交する断面の形状は、全域に亘って同一の長方形となっており、第2部分12と第3部分13の通電方向は平行となっている。
バスバー10の第1部分11は、X方向及びY方向と平行に配置された基板20に設けられたスリット21に挿入されている。また、基板20の表面には、第1部分11を挟んで対向した第1磁気センサ23及び第2磁気センサ24と、第1磁気センサ23及び第2磁気センサ24から出力される検出信号を増幅するためのアンプIC22(図1に示したアンプ30,31,32を含む)とが実装されている。
次に、図3(a)は、図2のA側から見たときの基板20に実装された第1磁気センサ23及び第2磁気センサ24と、バスバー10との配置を示している。第1磁気センサ23と第2磁気センサ24を結ぶ線分dが、バスバー10の中間部の通電方向bと直交する位置に、基板20が配置されている。
また、図3(b)は、図1のB側から見たときの基板20に実装された第1磁気センサ23及び第2磁気センサ24と、バスバー10との配置を示している。第1磁気センサ23と第2磁気センサ24を結ぶ線分dが、バスバー10の中間部の通電方向と直交する断面11a(長方形)の重心(断面の長方形の対角線の交点の位置)g(本発明の第1方向中間位置及び第2方向中間位置に相当する)を通っている。
また、第1磁気センサ23と第2磁気センサ24は、磁気の検出方向e1,e2を基板20の実装面と垂直な向きとして、基板20に実装されている。この場合、バスバー10の第1部分11を流れる電流により生じる磁界の向きは、第1磁気センサ23と第2磁気センサ24の箇所で逆向きになるため、この磁界に対する第1磁気センサ23と第2磁気センサ24の磁気検出の極性は逆になる。
このように、第1磁気センサ23と第2磁気センサ24を単一の基板20に実装することによって、第1磁気センサ23と第2磁気センサ24間の位置ずれが生じることを抑制することができる。また、第1磁気センサ23と第2磁気センサ24を、磁気の検出方向を基板20の実装面と垂直な向きとして、基板20に実装することにより、第1磁気センサ23と第2磁気センサ24の磁気検出面を基板20の実装面と平行にすることができる。
そして、これにより、第1磁気センサ23及び第2磁気センサ24と基板20を、面で接続することができるため、第1磁気センサ23及び第2磁気センサ24と基板20の接続強度を高めて、車両の振動等による第1磁気センサ23及び第2磁気センサ24間の位置ずれを抑制することができる。
さらに、第1磁気センサ23及び第2磁気センサ24と断面11aの重心gとの距離は同一であり、第1磁気センサ23と第2磁気センサ24は、断面11a(長方形)の短辺方向fで対向している。
以上、図2と図3(a)及び図3(b)を参照して説明したように、バスバー10の検出部分である断面11aと、基板20に実装された第1磁気センサ23及び第2磁気センサ24とは、以下の関係を満たして配置されている。なお、バスバー10と、第1磁気センサ23及び第2磁気センサ24とを、以下の関係を満たして配置した基板20と、基板20及びバスバー10を車両に固定する部材(図示しない)とにより、本発明の磁気センサ配置手段が構成される。
(1) 第1磁気センサ23と第2磁気センサ24を結ぶ線分dが、第1部分11の中間部の通電方向と直交する断面11aの重心gで、第1部分11の中間部の通電方向(Y方向)と直交している。
(2) 第1磁気センサ23と断面11aの重心g間の距離と、第2磁気センサ24と断面11aの重心g間の距離とが、同一である。
(3) 第1磁気センサ23と第2磁気センサ24が、断面11a(長方形)の短辺方向fで対向している。
(4) 第1磁気センサ23と第2磁気センサ24の磁気検出方向e1,e2が、基板20の実装面と垂直となっている。
次に、上記(1)〜(4)の関係を満たして、上記形態のバスバー10と、第1磁気センサ23及び第2磁気センサ24とを配置することによる効果について、図4(a),図4(b),図5(a),及び図5(b)を参照して説明する。
先ず、図4(a)を参照して、第1部分11と第1磁気センサ23及び第2磁気センサ24間のX方向(車両の左右方向)の位置ずれに対する耐性の向上の効果について説明する。
図4(a)は、図2のA側から見たバスバー10と第1磁気センサ23及び第2磁気センサ24の配置を示している。第1磁気センサ23及び第2磁気センサ24の位置が、第1部分11に対してX方向にずれた場合、第1磁気センサ23が第1部分11に近づいて第2磁気センサ24が第1部分11から離れた状態か、第1磁気センサ23が第2部分12から離れて第2磁気センサ24が第3部分13に近づいた状態となる。
この場合、いずれの状態でも、第1磁気センサ23及び第2磁気センサ24により検出される第1部分11を流れる電流により生じる磁界k11の強さは、第1磁気センサ23と第2磁気センサ24の一方で検出される磁界k11の強さが増加すると他方で検出される磁界k11の強さが減少する。
そして、第1部分11のX方向の断面の形状は長方形であって、重心に対して対称な形状であるため、第1磁気センサ23と第2磁気センサ24で検出される磁界k11の強さの増減のレベルはほぼ同一となる。
また、第1磁気センサ23と第2部分12の位置関係については、第2部分12のX方向と直交する断面の形状が同一であるため、X方向の位置ずれが生じても、第1磁気センサ23により検出される第2部分12を流れる電流により生じる磁界k21の強さは変化しない。
同様に、第2磁気センサ24と第2部分13の位置関係についても、第3部分13のX方向と直交する断面の形状が同一であるため、X方向の位置ずれが生じても、第2磁気センサ24により検出される第3部分13を流れる電流により生じる磁界k31の強さは変化しない。
そのため、X方向の位置ずれが生じても、図1に示した作動増幅器33の出力S3は変化しない。したがって、X方向の位置ずれが生じても、磁気算出手段41により算出される磁気のレベル、及びこの磁気のレベルに基づいて電流算出手段42により算出される電流の大きさは変化せず、X方向の位置ずれに対する耐性を高めることができる。
次に、図4(b)を参照して、第1部分11と第1磁気センサ23及び第2磁気センサ24間のZ方向(車両の上下方向)の位置ずれに対する耐性の向上の効果について説明する。
図4(b)は、図2のB側から見たバスバー10と第1磁気センサ23及び第2磁気センサ24の配置を示している。第1部分11は、通電方向と直交する断面の形状が長方形であるため、第1部分11を流れる電流により生じる磁界k12は、Z方向を長径とする楕円状となる。
そのため、第1磁気センサ23及び第2磁気センサ24付近の磁界k12の向きは、Z方向となり、第1部分11と第1磁気センサ23及び第2磁気センサ24間の位置が、Z方向にずれた場合において、第1磁気センサ23及び第2磁気センサ24により検出される磁界k12の強さの変化は微小なものとなる。
また、第1磁気センサ23と第2部分12、及び第2磁気センサ24と第3部分13の位置関係については、Z方向の位置ずれが生じると、第1磁気センサ23が第2部分12に近づいて第2磁気センサ24が第3部分から離れる状態か、第1磁気センサ23が第2部分12から離れて第2磁気センサ24が第3部分13に近づく状態となる。
この場合、第1磁気センサ23により検出される第2部分12を流れる電流により生じる磁界k22の強さが増加すると、第2磁気センサ24により検出される第3部分13を流れる電流により生じる磁界k32の強さが減少する。また、第1磁気センサ23により検出される磁界k22の強さが減少すると、第2磁気センサ24により検出される磁界k32の強さが増加する。
そして、第2部分12と第3部分13のY方向の断面の形状が同一であるため、第1磁気センサ23により検出される磁界k22の強さと、第2磁気センサ24により検出される磁界k32の強さの増減のレベルはほぼ同一となる。
そのため、Z方向の位置ずれが生じても、図1に示した作動増幅器33の出力S3はほとんど変化しない。したがって、Z方向の位置ずれが生じても、磁気算出手段41により算出される磁気のレベル、及びこの磁気のレベルに基づいて電流算出手段42により算出される電流の大きさは変化せず、Z方向の位置ずれに対する耐性を高めることができる。
次に、図5(a)及び図5(b)を参照して、第1部分11と第1磁気センサ23及び第2磁気センサ24間のY方向(車両の前後方向)の位置ずれに対する耐性の向上の効果について説明する。
図5(a)は、図2のC側から見たバスバー10と第1磁気センサ23及び第2磁気センサ24の配置を示している。また、図5(b)は、図2のD側から見たバスバー10と第1磁気センサ23及び第2磁気センサ24の配置を示している。
第1磁気センサ23及び第2磁気センサ24の位置が、第1部分11に対してY方向にずれた場合、第1磁気センサ23及び第2磁気センサ24により検出される第1部分11を流れる電流により生じる磁界k13の強さは、第1部分11のY方向と直交する断面の形状が同一であるため、変化しない。
また、第1磁気センサ23と第2部分12、及び第2磁気センサ24と第3部分13との位置関係については、Y方向の位置ずれが生じると、第1磁気センサ23が第2部分12に近づいて第2磁気センサ24が第3部分13から離れる状態か、第1磁気センサ23が第2部分12から離れて第2磁気センサ24が第3部分13に近づく状態となる。
この場合、第1磁気センサ23により検出される第2部分12を流れる電流により生じる磁界k23の強さが増加すると、第2磁気センサ24により検出される第3部分13を流れる電流により生じる磁界k33の強さが増加する。また、第1磁気センサ23により検出される磁界k23の強さが減少すると、第2磁気センサ24により検出される磁界k33の強さが増加する。
そして、第2部分12と第3部分13のY方向の断面の形状が同一であるため、第1磁気センサ23により検出される磁界k23の強さと、第2磁気センサ24により検出される磁界k33の強さの増減のレベルはほぼ同一となる。
そのため、Y方向の位置ずれが生じても、図1に示した作動増幅器33の出力S3はほとんど変化しない。したがって、Y方向の位置ずれが生じても、磁気算出手段41により算出される磁気のレベル、及びこの磁気のレベルに基づいて電流算出手段42により算出される電流の大きさは微小なものとなり、Y方向の位置ずれに対する耐性を高めることができる。
なお、本実施の形態では、バスバー10の第1部分11の通電方向(Y方向)と直交する断面の形状を長方形としたが、断面が他の形状であっても、その形状が重心に対して対称な形状であれば、第1部分11と第1磁気センサ23及び第2磁気センサ24間のZ方向及びY方向の位置ずれに対する耐性を高めるという効果を得ることができる。
また、本実施の形態では、バスバー10の第1部分11の通電方向(Y方向)の全域に亘って、通電方向と直交する断面の形状を同一としたが、少なくともY方向の位置ずれが想定される範囲で、通電方向と直交する断面の形状を同一とすることによって、Y方向の位置ずれに対する耐性を高める効果を得ることができる。
また、本実施の形態では、バスバー10の第2部分12及び第3部分13の通電方向(X方向)の全域に亘って、通電方向と直交する断面の形状を同一としたが、少なくともX方向の位置ずれが想定される範囲で、第2部分12と第3部分13の通電方向と直交する断面の形状を同一とすることによって、X方向の位置ずれに対する耐性を高める効果を得ることができる。
また、本実施の形態では、第1磁気センサ23及び第2磁気センサ24を単一の基板20に実装したが、第1磁気センサ23と第2磁気センサ24を異なる基板に実装する場合や、第1磁気センサ23と第2磁気センサ24を基板に実装せずに配置する場合であっても、本発明の効果を得ることができる。
また、本実施の形態では、本発明の磁気センサとしてホール素子を用いたが、他の種類の磁気センサを用いてもよい。
また、本実施の形態では、第1部分11と第2部分12、及び第1部分11と第3部分13を直角に折り曲げることで、第1部分11の通電方向と第2部分12及び第3部分13の通電方向が直交した態様とした。しかし、第1部分11の通電方向と第2部分12及び第3部分13の通電方向の成す角が、共に90度以上且つ180度未満の同一角度であれば、本発明の効果を得ることができる。
1…電流検出装置、10…バスバー、11…バスバーの第1部分、12…バスバーの第2部分、13…バスバーの第3部分、20…(第1磁気センサ及び第2磁気センサが実装された)基板、23…第1磁気センサ、24…第2磁気センサ、40…マイクロコンピュータ、41…磁気算出手段、42…電流算出手段

Claims (9)

  1. 導体に流れる電流により生じる磁気を、磁束を収束させるためのコアを用いることなく、一対の磁気センサにより検出して該電流を求める電流検出装置において、
    前記導体は、第1部分と、該第1部分を挟んで該第1部分と接続された第2部分及び第3部分とを有して、該第2部分から該第1部分を経由して該第3部分へと通電され、前記第2部分の通電方向と前記第3部分の通電方向が平行であると共に、前記第1部分の通電方向と前記第2部分の通電方向の成す角と、前記第1部分の通電方向と前記第3部分の通電方向の成す角とが、共に90度以上且つ180度未満の同一角度であり、且つ、前記第2部分と前記第3部分が、前記第1部分の通電方向と前記第2部分の通電方向と前記第3部分の通電方向とに直交する第1方向に間隔をもって、前記第1部分に接続され、
    前記一対の磁気センサを、前記第1部分の前記第2部分との接続箇所から前記第3部分との接続箇所までの間の途中箇所において、前記第1方向と該途中箇所の通電方向とに直交する方向で前記第1部分を挟み、且つ、該途中箇所が、前記第1部分の前記第1方向における、前記第1部分と前記第2部分との接続箇所から前記第1部分と前記第3部分との接続箇所までの間の中間位置である第1方向中間位置となるように配置すると共に、前記一対の磁気センサの磁気検出の方向を、該途中箇所を流れる電流により生じる磁界の向きに合わせて配置する磁気センサ配置手段と、
    前記一対の磁気センサが、前記途中箇所に流れる電流により生じる磁気の検出極性を同一として配置されているときは、前記一対の磁気センサの出力の差に基づいて、前記導体に流れる電流により生じる磁気を検出し、前記一対の磁気センサが、前記途中箇所に流れる電流により生じる磁気の検出極性を逆にして配置されているときには、前記一対の磁気センサの出力の和に基づいて、前記途中箇所に流れる電流により生じる磁気を算出する磁気算出手段と、
    前記磁気算出手段により算出された磁気に基づいて、前記導体に流れる電流を算出する電流算出手段とを備えたことを特徴とする電流検出装置。
  2. 請求項1に記載の電流検出装置において、
    前記磁気センサ配置手段は、前記途中箇所が、前記第1部分の通電方向である第2方向における、前記第1部分と前記第2部分との接続箇所から前記第1部分と前記第3部分との接続箇所までの間の中間位置である第2方向中間位置となるように、前記一対の磁気センサを配置することを特徴とする電流検出装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の電流検出装置において、
    前記第1部分の通電方向と前記第2部分の通電方向の成す角と、前記第1部分の通電方向と前記第3部分の通電方向の成す角とが、共に90度であることを特徴とする電流検出装置。
  4. 請求項1から請求項3のうちいずれか1項記載の電流検出装置において、
    前記途中箇所の通電方向と直交する断面の形状が、該断面の重心に対して対称な形状であることを特徴とする電流検出装置。
  5. 請求項1から請求項4のうちいずれか1項記載の電流検出装置において、
    前記磁気センサ配置手段は、前記一対の磁気センサから前記途中箇所までの距離が同一となる位置に、前記一対の磁気センサを配置することを特徴とする電流検出装置。
  6. 請求項1から請求項5のうちいずれか1項に記載の電流検出装置において、
    前記一対の磁気センサは、前記第1部分を流れる電流により生じる磁気及び前記第2部分を流れる電流により生じる磁気を検出する第1磁気センサと、前記第1部分を流れる電流により生じる磁気及び前記第3部分を流れる電流により生じる磁気を検出する第2磁気センサとからなり、
    前記導体は、前記第2部分において、前記第1方向と前記第1部分の前記途中箇所の通電方向とに直交する方向での位置が、前記第1磁気センサと同じになる箇所から前記第2部分の通電方向の距離が所定距離以内である第1範囲と、前記第3部分において、前記第1方向と前記第1部分の前記途中箇所の通電方向とに直交する方向での位置が、前記第2磁気センサと同じになる箇所から前記第3部分の通電方向の距離が前記所定距離以内である第2範囲とについて、前記第1範囲における前記第2部分の通電方向と直交する断面の形状と、前記第2範囲における前記第3部分の通電方向と直交する断面の形状とが、同一であることを特徴とする電流検出装置。
  7. 請求項1から請求項6のうちいずれか1項記載の電流検出装置において、
    前記磁気センサ配置手段は、前記一対の磁気センサを、前記一対の磁気センサを結ぶ線分が、前記途中箇所の通電方向と直交する断面の重心で、前記途中箇所の通電方向と直交する位置に配置することを特徴とする電流検出装置。
  8. 請求項記載の電流検出装置において、
    前記途中箇所の通電方向と直交する断面は、前記第1方向の幅が前記第1方向と直交する方向の幅よりも広い形状であり、
    前記磁気センサ配置手段は、前記一対の磁気センサを、前記一対の磁気センサを結ぶ線分が、前記途中箇所の通電方向と直交する断面の重心で、前記途中箇所の通電方向と直交する位置に配置することを特徴とする電流検出装置。
  9. 請求項記載の電流検出装置において、
    前記途中箇所の通電方向と直交する断面は、前記第1方向を長辺とし、前記第1方向と直交する方向を短辺とする長方形であることを特徴とする電流検出装置。
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