JP5521521B2 - 現像装置、現像方法、画像形成装置及び画像形成方法 - Google Patents
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Description
そして、このような画像形成装置に用いられる現像装置としては、着色粉体であるトナーと磁性粒子(キャリア)を混合した二成分現像剤を用いるものが広く利用されている。
この従来技術では、2種類の径を有するキャリアを有し、且つ、現像剤を切断する現像剤制御部材を有するものであるが、異なった径のキャリアの配列を整えることを目的としているため作用が異なり、本発明で言う現像剤を撹乱することまではできないと考えられ、現像効率の増加はあまり図れなかった。
本発明の第1の解決手段は、2成分現像剤を現像剤担持体で担持し、現像領域で前記現像剤担持体を潜像を形成した像担持体へ近接させ、該現像剤担持体に現像バイアスを印加することで現像剤を前記像担持体へ付着させて現像し、顕像を形成する現像装置において、前記現像剤担持体は回転する非磁性の円筒状部材からなり、内部に固定配置された複数の磁石と、前記現像領域において前記現像剤担持体上の現像剤層を動的に撹乱する、前記現像剤担持体の内面側に独立して移動可能な磁力遮蔽部材とを有することを特徴とする(請求項1)。
さらに本発明の第3の解決手段は、第1の解決手段の現像装置において、前記磁力遮蔽部材により磁力を遮蔽する時間は、前記現像剤担持体の線速に対して1ドットライン幅を移動する時間より小さいことを特徴とする(請求項3)。
また、本発明の第5の解決手段は、第1〜第4のいずれか一つの解決手段の現像装置に
おいて、前記現像剤として、少なくとも2種類の異なる平均粒径を有する磁性粒子を使用
したことを特徴とする(請求項5)。
さらに本発明の第6の解決手段は、第5の解決手段の現像装置において、少なくとも2種類の異なる平均粒径を有する磁性粒子は、それぞれ飽和磁化量が異なることを特徴とする(請求項6)。
さらに本発明の第7の解決手段は、請求項5の解決手段の現像装置において、少なくとも2種類の異なる平均粒径を有する磁性粒子は、それぞれ比重が異なることを特徴とする(請求項7)。
さらに本発明の第8の解決手段は、第1〜7のいずれか一つの解決手段の現像装置において、使用する磁性粒子が弾性を有していることを特徴とする(請求項8)。
また、第1の解決手段の現像装置では、現像領域で現像剤層を動的に撹乱させる手段として、現像剤担持体上の磁界を磁力遮蔽部材の回転条件で独立に変化させられるので、現像剤の撹乱がより促進されて現像能力が向上し、現像効率を増加させることができる。
さらに第3の解決手段の現像装置では、上記の効果に加えて、画像に影響を与え難いので、画像劣化を抑制することができる。
また、上記の効果に加え、画像に影響を与え難いので、画像劣化を抑制することができる。
第5の解決手段の現像装置では、第1〜4の解決手段の効果に加え、2種類の平均粒径を有する磁性粒子を混合することで、それぞれの磁性粒子の動きが異なり、更に撹乱が促進されるので、現像能力をより向上することができる。
第6の解決手段の現像装置では、第5の解決手段の効果に加え、磁性粒子に作用する磁力が増加し、動かされる時に加速度に変化が生じるため、更に撹乱を促進できるので、現像能力を更に向上することができる。
第7の解決手段の現像装置では、第5の解決手段の効果に加え、磁性粒子に作用する力が増加し、更に撹乱を促進できるので、現像能力を更に向上することができる。
第8の解決手段の現像装置では、第1〜第7解決手段の効果に加え、磁性粒子が像担持体に接触後に弾性散乱を起こし現像剤担持体方向へ移動しようとするので、更に撹乱が促進され、現像能力を更に向上することができる。
第10の解決手段の画像形成装置では、現像手段として、第1〜第8のいずれか一つの解決手段の現像装置を備えたことにより、第1〜第8のいずれか一つの解決手段と同様の効果が得られ、現像効率の良い画像形成を行うことができる。
第11の解決手段の画像形成方法では、像担持体上の潜像を現像する方法として、第9の解決手段の現像方法を用いたことにより、第9の解決手段と同様の効果が得られ、現像効率の良い画像形成を行うことができる。
図1は本発明の一実施形態を示す図であって、単色画像を形成する画像形成装置の構成例を示す概略構成図である。
図1において、符号1は像担持体としてのドラム状の感光体であり、この感光体1の周囲には、帯電装置2、書き込み装置3、現像装置4、転写装置5、クリーニング装置6が配設されている。また、感光体1とベルト状の転写装置5との間の転写部には、図示しない給紙部からレジストローラ7を介して用紙等の転写材20が給紙されるようになっている。さらに転写装置5の転写材搬送方向下流側には定着装置8が設けられている。
このフルカラー複写機は、装置本体100、本体を載せる給紙テーブル200、複写機本体上に取り付けるスキャナ300、スキャナ上に取り付けられた原稿自動搬送装置(ADF)400、等から構成されている。
上述した2次転写装置22には、画像転写後の転写材をこの定着装置25へと搬送するシート搬送機能も備えている。もちろん2次転写装置として、転写ローラや転写チャージャを配置してもよく、そのような場合は、この転写材搬送機能を別途備える必要がある。なお、図示の例では2次転写装置22および定着装置25の下方に、上述したタンデム型画像形成装置20と平行に、転写材を反転排紙したり、転写材の両面に画像を形成するために転写材を反転して再給紙したりする反転装置28を備えている。
そして、不図示の操作部のスタートスイッチを押すと、ADF400に原稿をセットしたときは、原稿を搬送してコンタクトガラス32上へと移動した後にスキャナ300を駆動し、他方、コンタクトガラス32上に原稿をセットしたときは、直ちにスキャナ300を駆動し、光源と第1ミラーを保持する第1走行体33、および第2ミラーと第3ミラーを保持する第2走行体34を走行する。そして、第1走行体33で光源から光を発射するとともに原稿面からの反射光を第1ミラーで反射して第2走行体34に向け、第2走行体34の第2、第3のミラーで反射して結像レンズ35を通してCCD等の読取りセンサ36に入れ、読取りセンサ36で原稿内容を読み取る。その後、操作部でのモード設定、あるいは操作部で自動モード選択が設定されている場合には原稿の読み取り結果に従い、フルカラーモードまたは白黒モードで画像形成動作を開始する。
そして、以下に示す実施例1では、現像剤層を動的に撹乱する手段として、磁力遮蔽部材を使用した構成での作用・効果を説明し、実施例2では、現像剤層を撹乱する手段として、現像剤担持体の回転数の断続的な変化を使用した構成での作用・効果を説明する。また、以下においては、2成分現像剤を、磁性粒子(キャリア)+トナーとして説明を行う。
図1に示した構成の画像形成装置や、図2に示した画像形成装置の各画像形成ユニットは、略同様の構成であるので、ここでは図1の構成を使用して説明を行う。
現像領域A1において、像担持体である感光体1と現像剤担持体402のギャップは300[μm]に設定されている。
この時、現像剤担持体402と感光体1の間には、潜像と現像バイアスにより電界が形成されているので、現像剤層のトナーが潜像に付着することで顕像化される。
本条件ではベタ部でトナー付着量が0.3[mg/cm2]で帯電量が平均で−21[μC/g]となっていた。
その後、適宜、転写、定着工程を経て画像が形成される。
トナーを構成する樹脂としては、ポリスチレン樹脂、エポキシ樹脂、ポリエステル樹脂、ポリアミド樹脂、スチレンアクリル樹脂、スチレンメタクリレート樹脂、ポリウレタン樹脂、ビニル樹脂、ポリオレフィン樹脂、スチレンブタジエン樹脂、フェノール樹脂、ポリエチレン樹脂、シリコン樹脂、ブチラール樹脂、テルペン樹脂、ポリオール樹脂等がある。ビニル樹脂としては、ポリスチレン、ポリ−p−クロロスチレン、ポリビニルトルエンなどのスチレン及びその置換体の単重合体:スチレン−p−クロロスチレン共重合体、スチレン−プロピレン共重合体、スチレン−ビニルトルエン共重合体、スチレン−ビニルナフタリン共重合体、スチレン−アクリル酸メチル共重合体、スチレン−アクリル酸エチル共重合体、スチレン−アクリル酸ブチル共重合体、スチレン−アクリル酸オクチル共重合体、スチレン−メタクリル酸メチル共重合体、スチレン−メタクリル酸エチル共重合体、スチレン−メタクリル酸ブチル共重合体、スチレン−α−クロロメタクリル酸メチル共重合体、スチレン−アクリロニトリル共重合体、スチレン−ビニルメチルエーテル共重合体、スチレン−ビニルエチルエーテル共重合体、スチレン−ビニルメチルケトン共重合体、スチレン−ブタジエン共重合体、スチレン−イソプレン共重合体、スチレン−アクリロニトリル−インデン共重合体、スチレン−マレイン酸共重合体、スチレン−マレイン酸エステル共重合体などのスチレン系共重合体:ポリメチルメタクリレート、ポリブチルメタクリレート、ポリ塩化ビニル、ポリ酢酸ビニル等がある。
黒色顔料としては、カーボンブラック、オイルファーネスブラック、チャンネルブラック、ランプブラック、アセチレンブラック、アニリンブラック等のアジン系色素、金属塩アゾ色素、金属酸化物、複合金属酸化物が挙げられる。
黄色顔料としては、カドミウムイエロー、ミネラルファストイエロー、ニッケルンイエロー、ネーブルスイエロー、ナフトールイエローS、ハンザイエローG、ハンザイエロー10G、ベンジジンイエローGR、キノリンイエローレーキ、パーマネントイエローNCG、タートラジンレーキが挙げられる。
赤色顔料としては、ベンガラ、カドミウムレッド、パーマネントレッド4R、リソールレッド、ピラゾロンレッド、ウォッチングレッドカルシウム塩、レーキレッドD、ブリリアントカーミン6B、エオシンレーキ、ローダミンレーキB、アリザリンレーキ、ブリリアントカーミン3Bが挙げられる。
青色顔料としては、コバルトブルー、アルカリブルー、ビクトリアブルーレーキ、フタロシアニンブルー、無金属フタロシアニンブルー、フタロシアニンブルー部分塩素化物、ファーストスカイブルー、インダンスレンブルーBCが挙げられる。
緑色顔料としては、クロムグリーン、酸化クロム、ピグメントグリーンB、マラカイトグリーンレーキ等がある。
なお、トナー粒子の円形度はフロー式粒子像分析装置FPIA−1000(東亜医用電子株式会社製)により平均円形度として計測した。
本発明の無機微粉体としてはSi、Ti、Al、Mg、Ca、Sr、Ba、In、Ga、Ni、Mn、W、Fe、Co、Zn、Cr、Mo、Cu、Ag、V、Zr等の酸化物や複合酸化物が挙げられる。これらのうち二酸化珪素(シリカ)、二酸化チタン(チタニア)、アルミナの微粒子が好適に用いられる。さらに、疎水化処理剤等により表面改質処理することが有効である。疎水化処理剤の代表例としては以下のものが挙げられる。
ジメチルジクロルシラン、トリメチルクロルシラン、メチルトリクロルシラン、アリルジメチルジクロルシラン、アリルフェニルジクロルシラン、ベンジルジメチルクロルシラン、ブロムメチルジメチルクロルシラン、α−クロルエチルトリクロルシラン、p−クロルエチルトリクロルシラン、クロルメチルジメチルクロルシラン、クロルメチルトリクロルシラン、ヘキサフェニルジシラザン、ヘキサトリルジシラザン等。
また、少なくとも樹脂、顔料からなる粉体の表面に電荷制御剤を付着または固着させ、粉体表面形状を小さな周期と大きな周期を持つようにしても良い。その平均粒径は10〜200nmの小さい粒径のものが最適である。10nmより小さい粒径の場合には流動性に効果のある凹凸表面を作り出すことが難しく、200nmより大きい粒径の場合には粉体形状がラフになり、トナー形状の問題が生じる。
また、本発明のトナーには、実質的な悪影響を与えない範囲内で更に他の添加剤、例えばテフロン(登録商標)粉末、ステアリン酸亜鉛粉末、ポリフッ化ビニリデン粉末の如き滑剤粉末;あるいは酸化セリウム粉末、炭化珪素粉末、チタン酸ストロンチウム粉末などの研磨剤を現像性向上剤として少量用いることもできる。
また、本評価法は混練り工程や粉砕工程を用いないで作製するスプレードライ法などで作製したトナー、カプセルトナーにも使用できる。
また、短冊状の磁性体を被着する代わりに、磁性材料で形成したシートからなる円筒状の部材に、スリット状の開口を等間隔に形成したもの(後述する図8に示す磁力遮蔽部材)も磁力遮蔽部材として用いることができる。
まず、接地した台座の上方に、固定磁石を所定位置に内蔵した直径φ20mmの回転可能なスリーブをセットする。このスリーブの表面には、幅W=65mm及び長さL=0.5〜1mmの対向面積を有する対向電極(ドクタ)を、ギャップg=0.9mmで対向させる。次に、スリーブを回転速度600rpm(線速628mm/sec)で回転駆動し始める。そして、回転しているスリーブ上に測定対象の磁性粒子を所定量(14g)だけ担持させ、該スリーブの回転により該磁性粒子を10分間攪拌する。次に、スリーブに電圧を印加しない状態で、スリーブと対向電極との間を流れる電流IRII[A]を電流計で測定する。次に、直流電源からスリーブに耐圧上限レベル(高抵抗シリコンコートキャリアでは400Vから鉄粉キャリアでは数V)の印加電圧E[V]を5分間印加する(本実施例では200Vを印加した)。そして、電圧Eを印加した状態でスリーブと対向電極との間を流れる電流IRQ[A]を電流計で測定する。これらの測定結果から、次式を用いてダイナミック抵抗DR[Ω]を算出する。
DR=E/(IRQ−IRII)
この現像剤担持体402上のトナーの帯電量としては、−10〜−40[μC/g]の範囲が好適である。
この実験では、図10(a)に示すように、磁力遮蔽部材として、27[mm]×91[mm]のシート状の磁性材料に、幅3[mm]のスリット(開口)を3[mm]間隔で設けたものを使用した。
そして、図10(b)に示すように、スクリュ管瓶に、磁性粒子(キャリア)とトナーを混合した現像剤を入れ、スクリュ管瓶の下方側外表面に沿って磁力遮蔽部材(磁性材料のシート)を配置し、さらにその下方に磁石を配置して磁気ブラシを形成した。
この検証の結果、磁性材料のシートが1枚では、磁石の磁力によって形成された磁気ブラシは動かなかったが、図10(c)に示すように、二枚重ねにすると磁性材料のシートの移動に伴い、磁気ブラシの高さが変化した。
すなわち、磁性材料のシートが1枚では磁力遮蔽効果が低かったため磁力を低減する効果が弱く、磁気ブラシは動かなかったが、二枚重ねにすることで磁力遮蔽能力が発現し、磁気ブラシを動かすことができた。
現像剤の撹乱の目標を、現像剤が潜像を通り過ぎる時、少なくとも1回とすると、1ドット幅をS[μm]としたとき、600[dpi]の解像度では約42[μm]となる。このとき感光体1の線速をvPC、現像剤担持体(以下、現像ローラとする)402の線速をvDR(連れ回り)とすると、線速差はvDR−vPCとなるので1ドット画像を通過する時間Tは下式で表せる(磁力遮蔽部材が現像ローラのスリーブに固定されている場合)。
T=S×10−3[mm]/|vPC−VDR|[mm/s]
ところが現像領域の現像ニップ幅が約4[mm]あるので、潜像が通過する時間は、
4[mm]/200[mm/s]=2×10−2[s]
になるので、50[Hz]以上であれば良いこととなる。
このとき、磁力遮蔽部材403のスリット幅を考慮すると、50[Hz]は時間で0.02[s]となるので100[mm/s]の線速差で磁力遮蔽部材403の有り無しの長さを算出すると、長さS[mm]/100[mm/s]=0.02[s]とするとS=2[mm]となり、磁力遮蔽部材403は1[mm]毎のスリットにしないといけないことになる。従って、600[dpi]の解像度で1ドット画像の再現性を考慮した場合、磁力遮蔽部材のスリットは、1[mm]幅で1[mm]毎の間隔で配置することになる。
次に、第2の実施例では、現像装置4の装置構成はほとんど実施例1と同様であるが、磁力遮蔽部材を用いずに、現像剤担持体402の回転線速を変化させて現像領域の2成分現像剤(以下、現像剤と言う)に動的な撹乱を起こすものである。
現像剤は、実施例1でも述べたように、現像剤担持体402のスリーブ内部の固定磁石と、スリーブ表面の摩擦係数により保持・搬送されている。ここで本実施例は現像剤担持体(スリーブ)402の線速を断続的に変化させることにより現像剤へ慣性力を付与したのち、再度搬送力を付与することで現像剤に力を与えて動的な撹乱を発生させるようにしたものである。
現像剤担持体402は、スリーブの線速が360[mm/s]であり、駆動に使用するモータへの電流量を時間的に変化させる。具体的には360[mm/s]に対して0.0001[sec]でその回転を200[mm/s]へ変化させる。その後、また0.01[sec]で急速に電力量(電流×時間)を作用させて360[mm/s]に戻す。これを0.0002[sec]の周期で行うと、周波数では5[kHz]となり、現像剤に動的な撹乱を発生させることができる。また、上記の周期(周波数)での線速の変化では、最小単位の画像へも影響を与えなくなり、バンディング等の画像劣化も抑制することが可能となる。
これらのコートを磁性粒子に使用することで、特に現像時に感光体1へ付勢された現像剤は、感光体表面に衝突した時に現像を行うと同時に弾性により該感光体表面から弾き飛ばされることとなるので、戻ったところに空間ができ、その空間に別の現像剤を供給させることができるので、結果的にトナーを十分被覆した磁性粒子の感光体への接触確率を増加させることができ、現像能力が向上して、現像効率が増加するものである。なお、このように磁性粒子に弾性を持たせることは、前述の実施例1の構成にも適用でき、同様の効果を得ることができる。
2、2Y、2C、2M、2Bk:帯電装置
3、21:書き込み装置(潜像形成手段)
4、4Y、4C、4M、4Bk:現像装置
5:転写装置
5Y、5C、5M、5Bk:一次転写装置
6、6Y、6C、6M、6Bk:感光体クリーニング装置
403:磁力遮蔽部材
402:現像剤担持体
407:固定磁石
Claims (11)
- 2成分現像剤を現像剤担持体で担持し、現像領域で前記現像剤担持体を潜像を形成した像担持体へ近接させ、該現像剤担持体に現像バイアスを印加することで現像剤を前記像担持体へ付着させて現像し、顕像を形成する現像装置において、
前記現像剤担持体は回転する非磁性の円筒状部材からなり、内部に固定配置された複数の磁石と、前記現像領域において前記現像剤担持体上の現像剤層を動的に撹乱する、前記現像剤担持体の内面側に独立して移動可能な磁力遮蔽部材とを有することを特徴とする現像装置。 - 2成分現像剤を現像剤担持体で担持し、現像領域で前記現像剤担持体を潜像を形成した像担持体へ近接させ、該現像剤担持体に現像バイアスを印加することで現像剤を前記像担持体へ付着させて現像し、顕像を形成する現像装置において、
前記現像剤担持体は回転する非磁性の円筒状部材からなり、内部に固定配置された複数の磁石を有し、
前記現像剤担持体の線速を、該線速に対する1ドットライン幅の比率より短い周期で断続的に変化させて、前記現像領域において前記現像剤担持体上の現像剤層を動的に撹乱することを特徴とする現像装置。 - 請求項1に記載の現像装置において、
前記磁力遮蔽部材により磁力を遮蔽する時間は、前記現像剤担持体の線速に対して1ドットライン幅を移動する時間より小さいことを特徴とする現像装置。 - 請求項1〜3のいずれか一つに記載の現像装置において、
前記現像剤担持体の内部に、前記現像領域で磁界を発生する現像主磁極が複数有る場合には、該現像剤担持体の内部に配設された複数の現像主磁極の磁極間と対向する部分に、前記像担持体と前記現像剤担持体の最近接点を設定することを特徴とする現像装置。 - 請求項1〜4のいずれか一つに記載の現像装置において、
前記現像剤として、少なくとも2種類の異なる平均粒径を有する磁性粒子を使用したことを特徴とする現像装置。 - 請求項5記載の現像装置において、
少なくとも2種類の異なる平均粒径を有する磁性粒子は、それぞれ飽和磁化量が異なることを特徴とする現像装置。 - 請求項5に記載の現像装置において、
少なくとも2種類の異なる平均粒径を有する磁性粒子は、それぞれ比重が異なることを特徴とする現像装置。 - 請求項1〜5のいずれか一つに記載の現像装置において、
使用する磁性粒子が弾性を有していることを特徴とする現像装置。 - 2成分現像剤を現像剤担持体で担持し、現像領域で前記現像剤担持体を潜像を形成した像担持体へ近接させ、該現像剤担持体に現像バイアスを印加することで現像剤を前記像担持体へ付着させて現像し、顕像を形成する現像方法において、
請求項1〜8のいずれか一つに記載の現像装置を用い、前記現像領域において前記現像剤担持体上の現像剤層を動的に撹乱させることにより、現像を促進させることを特徴とする現像方法。 - 像担持体と、該像担持体に潜像を形成する手段と、前記像担持体上の潜像を現像して顕像化する現像手段と、前記像担持体上の顕像を転写材に直接または中間転写体を介して転写する手段と、前記転写材に転写された顕像を定着する手段を備えた画像形成装置において、
前記現像手段として、請求項1〜8のいずれか一つに記載の現像装置を備えたことを特徴とする画像形成装置。 - 像担持体に潜像を形成し、該像担持体上の潜像を現像して顕像化した後、該像担持体上の顕像を転写材に直接または中間転写体を介して転写し、前記転写材に転写された顕像を定着して画像を形成する画像形成方法において、
前記像担持体上の潜像を現像する方法として、請求項9に記載の現像方法を用いたことを特徴とする画像形成方法。
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