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JP5515456B2 - 中仕切り及びこの中仕切りを備えた包装箱 - Google Patents

中仕切り及びこの中仕切りを備えた包装箱 Download PDF

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JP5515456B2 JP2009156659A JP2009156659A JP5515456B2 JP 5515456 B2 JP5515456 B2 JP 5515456B2 JP 2009156659 A JP2009156659 A JP 2009156659A JP 2009156659 A JP2009156659 A JP 2009156659A JP 5515456 B2 JP5515456 B2 JP 5515456B2
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Description

本発明は、商品等を体裁よく並べたり、動かないようこれらを支えたり、係止したり、しきったりする中仕切り及びこの中仕切りを備えた包装箱に関するものである。
従来から、包装箱にお菓子等をきれいに並べて収納する中仕切りとして、プラスチックシートを真空成形等により、立体的に成形した仕切り部材が使用されていた。
一方、環境を考慮した、前記プラスチック製仕切り部材に代えて、紙製の仕切り部材が用いられている。例えば、包装箱に商品を並べて収納する際に、紙製の帯状枠体を井桁に組んでいたり、一枚の紙を階段状に多数の折り目をつけたりしてこれらの各区画の中に菓子等の商品を入れたり、また中底を設けて、この中底に設けた多数の各穴の中に菓子等の商品を収納する中仕切りが提案されている(特許文献1、2参照)。
実開昭62−122015号公報 実開平6−69118号公報
しかしながら、これら従来の中仕切は菓子等の商品の大きさに合わせて予め、井桁状に枠体を設けた複数の部材を組み合わせる構造であった。
また、1枚の部材を用いた構造としては、紙基材に階段状に折り目をつけ、この折り目に従った凹凸仕切りを形成するものがあるが、紙基材に戻りのない折り目をつけるのは極めて手間のかかる作業であった。
そこで、本発明は、1枚の紙基材からなり、不要時は偏平と成って場所を取らず、使用時には組立が極めて容易であり、商品の大きさや使用者の好みによって自由に商品の配列や配置を替えることができ中仕切りを提供して上記の課題を解決することを目的とするものである。
そこで、請求項1に記載の発明は、底板1の1辺に、第1起立側壁2a、中央に収納開口部8を有する第1枠体3、第2起立側壁2b、中間固着部4、第3起立側壁2c、中央に収納開口部8を有する第2枠体5、第4起立側壁2d、及び固着片6を、それぞれ罫線40、罫線41、罫線42、罫線43、罫線44、罫線45、罫線46、及び罫線47を介して連設され、前記第1起立側壁2aに、罫線41間に設けられた罫線41aを介して、折り込み片9を設けた中仕切り部11を具備したブランクシートを、前記罫線40により、前記底板1から起立させ、前記罫線43、罫線44、罫線47は、谷折り、前記罫線41、罫線42、罫線45、罫線46は、山折りし、第1枠体3と第2枠体5を板1から離間し、中間固着部4と固着片6を、底板1に接するように組み立て、前記中間固着部4と固着片6を、底板1に固着すると共に、前記折り込み片9を線4aから下方に折り曲げ、第1起立側壁2aに固着し
前記第1起立側壁2aに、罫線40部分を除き、3方を切込み7aで囲まれた舌片7が形成されていることを特徴とする中仕切りである。
削除。
また、請求項に記載の発明は、前記折り込み片9が、折り曲げた際に、先端が底板1に接しない長さとしたことを特徴とする請求項1に記載の中仕切りである。
また、請求項に記載の発明は、請求項1または2に記載の中仕切りを外箱に収納したことを特徴とする中仕切りを備えた包装箱である。
請求項1の発明によれば、収納する内容物の大きさ、数により、罫線の間隔、開口部の大きさ、数を変えることにより、対応可能であり、また、底板から起立した第1起立側壁2aは、折り込み片9が線4aから下方に折り曲げられ、二重構造となっているので、中仕切り20を外箱に収納する際、安定した収納作業ができる。
また、請求項の発明によれば、第1起立側壁2aに、罫線40部分を除き、3方を切込み7aで囲まれた舌片7が形成されているので、前記舌片7は、下端が連結して外方に突出した状態となるので、外箱に収納においては邪魔にならず、また、外箱に収納後は、舌片7が外箱の内面に接する状態となり、安定した収納状態を保つことができる。
また、請求項の発明によれば、折り込み片9が、折り曲げた際に、先端が底板1に接しない長さとしたので、第1起立側壁2aの上部は二重構造、下部は一重構造となり、中仕切り20を外箱に収納する際、安定した収納作業ができ、しかも、ブランクシートから中仕切り部を組み起こすことが容易に行うことができる。
また、請求項の発明によれば、紙、または紙とプラスチックシートを組み合わせた複合シートからなる素材のブランクシートから形成された中仕切りであっても、容易に外箱に収納することができ、また、収納後も中仕切りを安定した状態で維持することができる。
本発明の中仕切りに用いるブランクシートの一例を示す平面図である。 図1のブランクシートを組み立てた中仕切りを示す説明図である。 図2の中仕切りの要部を示す説明図である。 図2の中仕切りに使用形態の一例を示す説明図である。
本発明の中仕切りは、図1に示すように、ブランクシート10は、底板1の1辺に、第1起立側壁2a、中央に収納開口部8を有する第1枠体3、第2起立側壁2b、中間固着部4、第3起立側壁2c、中央に収納開口部8を有する第2枠体5、第4起立側壁2d、及び固着片6を、それぞれ罫線40、罫線41、罫線42、罫線43、罫線44、罫線45、罫線46及び罫線47を介して連設された中仕切り部11が設けられている。
前記ブランクシート10を形成する素材は、紙、または紙とプラスチックシートを組み合わせた複合シート、また、前記シートに、適宜模様、着色を施したシートを用いることが好ましい。
ここで、前記第1枠体3には、第1起立側壁2aと第2起立側壁2bを連結する連結部3a、連結部3a、及び第2枠体5には、第1起立側壁2cと第2起立側壁2dを連結する連結部5a、連結部5aを具備している。
また、第1起立側壁2aは、罫線40部分を除き、3方を切込み7aで囲まれた舌片7が形成され、かつ、前記第1起立側壁2aに、罫線41間に設けられた罫線4aを介して、折り込み片9が設けられている。
そして、前記中仕切り部11は、前記罫線40により、前記底板1から起立させ、前記罫線43、罫線44、罫線47は、谷折り、前記罫線41、罫線42、罫線45、罫線46は、山折りし、第1枠体3と第2枠体5を板1から離間し、中間固着部4と固着片6を、底板1に接するように組み立てる。
次に、前記中間固着部4と固着片6を、底板1に固着すると共に、前記折り込み片9を線4aから下方に折り曲げ、第1起立側壁2aに固着することにより、中仕切り20が完成する。
ここで、前記折り込み片9を線4aから下方に折り曲げ、第1起立側壁2aに固着する中間固着部4、固着片6、及び折り込み片9の固着は、接着剤を用いて接着する他、前記固着片6は、図示しないが、差込片を設け、底板に差し込むことにより固定してもよい。
また、図3に示すように、中仕切り20は、第1起立側壁2aが線4aから下方に折り曲げられた折り込み片9が固着された二重構造となっているので、図4に示すように、中仕切り20を箱30に収納する際、安定した収納作業ができる。
この折り込み片9は、折り曲げた際に、先端が底板1に接しない長さであればよい。
さらに、第1起立側壁2aには、罫線40部分を除き、3方を切込み7aで囲まれた舌片7が形成されているので、折り込み片9が固着された二重構造となっていても、容易に組み起こすことができる。
前記舌片7は、組み起ことを考慮して、1つに限らず、2つ以上適宜設けてもよいが、外箱40の内面に安定して接するようにするため、2つ以上設けることが好ましい。
そして、舌片7は、紙製素材からなるので、下端が連結して外方に突出した状態となり、図4に示す、外箱30に収納するときには邪魔にならず、そして、外箱40に収納後は、前記舌片7が、外方に突出し、外箱40の内面に接する状態となるので、動いたりせず、安定した収納状態を保つことができる。
さらに、前記折り込み片9は、折り曲げた際に、先端が底板1に接しない長さとすることにより、第1起立側壁2aの上部は二重構造、下部は一重構造となり、中仕切り20を外箱に収納する際、変形が少なく、安定した収納作業ができ、しかも、ブランクシート10から中仕切り部11を組み起こすことが容易に行うことができる。
そして、前記中仕切りは、紙を主体とするものでありながら、簡単に組み立てられ、しかも、外箱への収納が容易で、また、収納後も安定した状態で維持されるので、従来のプラスチックシートを成形した中仕切りに代わるものとして用いることができる。
1 底板
2a 第1起立側壁
2b 第2起立側壁
2c 第3起立側壁
2d 第4起立側壁
3 第1枠体
3a、5a 連結部
4 中間固着部
5 第2枠体
6 固着片
7 舌片
7a 切込み
8 収納開口部
9 折り返し片
11 中仕切り部
20 中仕切り
30 外箱
40、41、41a、42、43、44,45、46、47 罫線

Claims (3)

  1. 板1の1辺に、第1起立側壁2a、中央に収納開口部8を有する第1枠体3、第2起立側壁2b、中間固着部4、第3起立側壁2c、中央に収納開口部8を有する第2枠体5、第4起立側壁2d、及び固着片6を、それぞれ罫線40、罫線41、罫線42、罫線43、罫線44、罫線45、罫線46、及び罫線47を介して連設され、前記第1起立側壁2aに、罫線41間に設けられた罫線41aを介して、折り込み片9を設けた中仕切り部11を具備したブランクシートを、前記罫線40により、前記底板1から起立させ、前記罫線43、罫線44、罫線47は、谷折り、前記罫線41、罫線42、罫線45、罫線46は、山折りし、第1枠体3と第2枠体5を板1から離間し、中間固着部4と固着片6を、底板1に接するように組み立て、前記中間固着部4と固着片6を、底板1に固着すると共に、前記折り込み片9を線4aから下方に折り曲げ、第1起立側壁2aに固着し
    前記第1起立側壁2aに、罫線40部分を除き、3方を切込み7aで囲まれた舌片7が形成されていることを特徴とする中仕切り。
  2. 前記折り込み片9が、折り曲げた際に、先端が底板1に接しない長さとしたことを特徴とする請求項1に記載の中仕切り。
  3. 請求項1または2に記載の中仕切りを外箱に収納したことを特徴とする中仕切りを備えた包装箱。
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