JP5506092B2 - 詰替えパックホルダ用アダプタ - Google Patents
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Description
外周壁25は、ホルダ口部53の外周を取り囲むもので、内周面に沿ってホルダ口部53に螺合する雌ネジ部25aを有する。外周壁25に対する裾壁26の連続箇所は、詳しく言えば、外周壁25の下端部外周面である。従って、外周壁25の下端面25bは、ホルダ口部53の上端面に向かって押し付けられる略水平な平面(シール面)となっている。
口広げ壁27は、ホルダ口部53の内側に収容された詰替えパック9の袋口部92の中に挿入されるもので、天壁24の内周の全周から垂下する円筒状で、その下端部の外周面を下端に向かって外径が細くなる尻窄みのテーパ形状としてある。
鍔部32は、リング形状であり、アダプタ本体2の天壁24とホルダ口部53の上端面との間に挟まれて薄く変形する。
壷状部31は、アダプタ本体2の口広げ壁27とホルダ口部53との間に介在し、ホルダ口部53の内周面に詰替えパック9の袋口部92を介して部分的に密接する。壷状部31は、上部を下部に比べて肉厚に且つ大径にしてある。大径といっても壷状部31の上部の外径は、ホルダ口部53の上端の張出部53bの内径よりも僅かに小さい。これにより、ホルダ口部53の中に壷状部31を挿入し易くしながらも、鍔部32が薄く変形した際には、壷状部31の上端部も変形して上端の張出部53bに密接させ易くしてある。また、壷状部31の下部は小径であって、ホルダ口部53の内周面から常時離れている。より詳しくは、壷状部31の下部は、下に向かって外径が尻窄みとなるテーパ形状(傾斜角度が段階的に小さくなるテーパ形状)にしてある。また、壷状部31は、底中心部には液体噴射ポンプ8のホース81を通すホース貫通孔33を上下方向に貫通して設けてある。ホース貫通孔33の内周面にはホース81の外周面が密接してシールするようになっている。
(1)詰替えパックホルダ5を開いて、その中に詰替えパック9を入れる。
(2)図4に示すように、詰替えパックホルダ5を閉じ、詰替えパック9の上部を挟む。このときに、詰替えパック9の上縁部(シール部分)がホルダ口部53よりも上側になるようにする。
(3)ホルダ口部53の周囲について図4の点線に沿って詰替えパック9をハサミで切り、アダプタ本体2が連結できるようにする。
(4)このとき図5(イ)に示すようにホルダ口部53の中で詰替えパック9は前後のシート91が二枚重なっている状態なので、重なっているシート91の間に指などを入れて図5(ロ)に示すように袋口部92を形成する。
(5)パッキン3をアダプタ本体2に嵌めこんでおき、そのままアダプタ本体2の下連結部23をホルダ口部53に捩じ込む。このときに、袋口部92の中にパッキン3の壷状部31が挿入されるように注意する。図6(イ)、図7(イ)に示すように、捩じ込み開始時には、ホルダ口部53の張出部53bと壷状部31との間には袋口部92のシート91が介在するだけでなく隙間もあり、軽い力で捩じ込めるようになっている。そして、捩じ込みが終了する直前には図7(ロ)に示すように、ホルダ口部53の上から二番目の張出部53bと、壷状部31の上部と下部との境目が接触して密接する。さらに、少しだけ捩じ込むと、アダプタ本体2の天壁24とホルダ口部53の上端面との間に袋口部92のシート91及びパッキン3の鍔部32が挟まって薄く変形し、これらが密接する。このとき、図6(ロ)に示すように、ホルダ口部53において前体6と後体7とが凹凸によって嵌り合う部分では、鍔部32の変形をうけて壷状部31の上端部が変形し、内側のリブ61aとアダプタ本体2の口広げ壁27との間に袋口部92のシート91及びパッキン3の壷状部31の上端部が挟まって密接する。一方、図7(ロ)に示すように、ホルダ口部53における別の部分でも、同様に、上端の張出部53bと口広げ壁27との間に袋口部92のシート91及びパッキン3の壷状部31の上端部が挟まって密接する。上端の張出部53bは肉厚を他のそれよりも厚くすることにより、内周面側への密着性を高めてある。
(6)アダプタ本体2の口広げ壁27の中にスプレー式の液体噴射ポンプ8Aのホース81を差し込んでから、アダプタ本体2の上連結部22に液体噴射ポンプ8Aの固定キャップ83を捩じ込むと、図1に示すように連結作業が完了する。このアダプタ1は、裾壁26がホルダ首部54の上端外周部に押し当てられており、それによりホルダ口部53の一対の半口部53aの間に詰替えパック9の袋口部92の両端部を強固に挟むこと、捩じ込みを完全にすると外周壁25の下端面25bがホルダ首部54の上端面に密接することから、シール性に非常に優れている。従って、仮に、詰替えパックホルダ5が倒れても、アダプタ本体2の下連結部23とホルダ口部53との連結箇所から詰替えパック9の内溶液が漏れ出し難い。また、同様に、詰替えパックホルダ5が倒れても、パッキン3のホース貫通孔33にホース81が密接しているので、内溶液が漏れ出し難い。
(5)パッキン3をパッキン保持部2bの口広げ壁27に嵌め込んでおき、そのままパッキン保持部2bをホルダ口部53の中に挿入する。このときに、ホルダ口部53の中で開いている袋口部92の内側にパッキン3の壷状部31を挿入する。そうすると、図15(イ)、図16(イ)に示すように、壷状部31のテーパ部34の上部が袋口部92を介してホルダ口部53の張出部53bに軽く接し、ホルダ口部53の上端面の上側に隙間を介してパッキン保持部2bの下天壁24aが配置された状態(浮いた状態)となる。つまり、シールが未完成の状態である。
(6)ジョイント部2a(下連結部23の外周壁25)をホルダ口部53に捩じ込む。そうすると、ジョイント部2aの天壁24が回りながら下天壁24aを下方に押し込んでいく。このときに、摩擦抵抗の関係(天壁24>下天壁24a)によって、ジョイント部2aが回ってもパッキン保持部2bは回らない。従って、詰替えパックホルダ5内の詰替えパック9の袋口部92が捩れることなく、そのままパッキン保持部2bが下方に向かい、それに伴ってパッキン3のテーパ部34の上部が袋口部92を介してホルダ口部53の密接用張出部53bに強く押し付けられ、パッキン3が変形する。最終的には図15(ロ)、図16(ロ)に示すように、下天壁24aとホルダ口部53の上端面との間の隙間がなくなり、天壁24が下天壁24aを介してホルダ口部53の上端面に押し付けられる。この状態では、テーパ部34が変形したまま袋口部92を介してホルダ口部の密接用張出部に密接している。
(7)最後に、アダプタ本体2の口広げ壁27の中にスプレー式の液体噴射ポンプ8Aのホース81を差し込んでから、アダプタ本体2の上連結部22に液体噴射ポンプ8Aの固定キャップ83を捩じ込む。以上である。
2aジョイント部 2bパッキン保持部
3パッキン 5詰替えパックホルダ
6前体 7後体
8液体噴射ポンプ
8Aスプレー式の液体噴射ポンプ 8B泡放出式の液体噴射ポンプ
9詰替えパック
21本体中間部 22上連結部
22a延長壁 22b雄ネジ部
22c突出片
23下連結部 24天壁
24a下天壁
25外周壁
25a雌ネジ部 25b下端面
26裾壁 27口広げ壁
28ガイドスリーブ 28a収容部
31壷状部 32鍔部
33ホース貫通孔 34テーパ部
35密接片 36下向溝
37導入部
51ホルダ胴部
51a半胴部 51b窓孔
52ホルダ肩部 52a半肩部
53ホルダ口部
53a半口部 53b張出部
54ホルダ首部 54a半首部
55ホルダ底部
55a半底部 55bヒンジ片
61凹部 61aリブ
62凸部 62aリブ
71締結部 72ロック部
73被ロック部
81ホース 82ヘッド
83固定キャップ 84ノズル
85レバー
91シート 92袋口部
Claims (5)
- 内容液が充填された詰替えパック(9)を挟んで収容する開閉可能な詰替えパックホルダ(5)と液体噴射ポンプ(8)とをシール状態に連結する詰替えパックホルダ用アダプタであって、
詰替えパックホルダ(5)のホルダ口部(53)と液体噴射ポンプ(8)に設けられた固定キャップ(83)との間に介在して両者を連結するものであり、
円筒状のアダプタ本体(2)内にホルダ口部(53)に密接するパッキン(3)を備え、
アダプタ本体(2)は、上部に上連結部(22)を、下部に下連結部(23)を備え、
上連結部(22)は、固定キャップ(83)に螺合する雄ネジ部(22b)を有し、
下連結部(23)は、その内部にパッキン(3)を備えると共に、ホルダ口部(53)の上面に押し付けられる環状の天壁(24)と、天壁(24)の外周側から垂下する外周壁(25)と、天壁(24)の内周側から垂下する口広げ壁(27)とを備え、
外周壁(25)はホルダ口部(53)に螺合する雌ネジ部(25a)を有し、
口広げ壁(27)はホルダ口部(53)の内側に収容された詰替えパック(9)の袋口部(92)の中に挿入されるものであることを特徴とする詰替えパックホルダ用アダプタ。 - ホルダ口部(53)の下側には階段状に大径となるホルダ首部(54)を備える詰替えパックホルダ(5)に用いるアダプタであって、
外周壁(25)は下端部にホルダ首部(54)の上端外周部に密接させる裾壁(26)を備え、裾壁(26)が末広がりのテーパ形状であることを特徴とする請求項1記載の詰替えパックホルダ用アダプタ。 - 液体を霧状に吐出するスプレー式の液体噴射ポンプ(8A)の連結に用いるアダプタであって、
アダプタ本体(2)は、液体噴射式ポンプ(8A)の固定キャップ(83)と詰替えパックホルダ(5)のホルダ口部(53)とに連結するジョイント部(2a)と、パッキン(3)を保持するパッキン保持部(2b)とに分けて形成され、
ジョイント部(2a)は、上連結部(22)と、下連結部(23)のうちの天壁(24)及び外周壁(25)を備え、
パッキン保持部(2b)は、下連結部(23)のうち口広げ壁(27)と、ホルダ口部(53)の上端面と天壁(24)との間に挟まれる環状の下天壁(24a)とを備え、下天壁(24a)の内周側から口広げ壁(27)を円筒形状に垂下してあり、
パッキン(3)は、口広げ壁(27)の外側に嵌め込まれる壷状部(31)を有し、壷状部(31)の外周面をホルダ口部(53)の内周面に詰替えパック(9)の袋口部(92)を介して密接させると共に、壷状部(31)の底中心部にホース貫通孔(33)を備え、ホース貫通孔(33)には液体噴射ポンプ(8A)のホース(81)が密接状態で通されることを特徴とする請求項1又は2記載の詰替えパックホルダ用アダプタ。 - パッキン(3)は、壷状部(31)の外周側に垂下する密接片(35)を、その内周側に密接片(35)の変形空間となる下向溝(36)をそれぞれ備え、
密接片(35)をホルダ口部(53)の内周面であって下側に設けられた環状の張出部(53b)に詰替えパック(9)の袋口部(92)を介して密接させることを特徴とする請求項3記載の詰替えパックホルダ用アダプタ。 - 液体を泡状に放出する泡放出式の液体噴射ポンプ(8B)の連結に用いるアダプタであって、
アダプタ本体(2)の口広げ壁(27)は下に向かって尻窄みのテーパ形状を成し、
パッキン(3)は、ホルダ口部(53)の上端面と下連結部(23)の天壁(24)との間に挟まれるリング形状であることを特徴とする請求項1又は2記載の詰替えパックホルダ用アダプタ。
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