JP5595026B2 - ジッパーテープ、及び、ジッパーテープ付き包装袋 - Google Patents
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Description
このような包装袋は、開口部がシールされることによって密封される。包装袋を開封するときは、包装袋の縁に形成されたノッチなどの切込みや切欠き等から袋体の基材フィルムを引き裂くようにシール部分を除去して開封することができる。
近年では、誰でも開封しやすい包装袋の開発が行われており、容易に基材フィルムを引き裂くことができる易開封性に優れた包装袋が求められている(例えば、特許文献1,2参照)。
特許文献2に記載のジッパーテープは、雄部材及び雌部材の幅方向の一縁にカット部を備えている。このカット部は、第一の厚肉部と第二の厚肉部との間に第一の厚肉部及び第二の厚肉部よりも薄肉の薄肉部を有する。この構成により、開封時には、薄肉部が引き裂かれることとなり、ジッパーテープの咬合解除のための十分な袋体の掴み部分が確保できる。
特許文献2の薄肉部も同様に、所定の幅寸法を有するためカットラインが蛇行したり、複数箇所で引き裂かれ切りカスが生じる場合がある。
(2)そして、前記厚肉部の厚さ寸法(D2)と前記薄肉部の厚さ寸法(D1)との比((D2)/(D1))は、3以上12以下であることが好ましい。
(3)また、前記帯状基部、前記一対の厚肉部及び前記リブの一面には、接着層を有したことが好ましい。
(4)さらに、前記接着層は、前記帯状基部及び前記カット部に用いられる樹脂よりも融点が低いポリオレフィン系樹脂であることが好ましい。
(6)そして、前記ジッパーテープは、当該ジッパーテープの薄肉部が前記厚肉部の表面および裏面に対してそれぞれ厚さ方向で後退した位置に配置されて形成され、前記薄肉部は、前記袋体に接着されていないことが好ましい。
[ジッパーテープ付き包装袋の構成]
図1は、本発明に係る実施形態のジッパーテープ付き包装袋を示す正面図である。図2は、図1のII−II断面図である。図3は、前記ジッパーテープ付き包装袋のカット部を拡大して示す断面図である。
袋体2は、包材となる基材フィルム21が重ね合わされて形成され、その周縁にサイドシール部22及びトップシール部23を備える。トップシール部23は、袋体2の封入物を投入する開口部24がシールされることにより形成される。
サイドシール部22は、トップシール部23側の端部に引裂開始部としてのV字形のノッチ25がそれぞれ形成される。
基材層212には、二軸延伸ポリプロピレンフィルム(OPPフィルム)のほか、二軸延伸ポリエチレンテレフタレートフィルム(PETフィルム)、二軸延伸ポリエステルフィルム、二軸延伸ポリアミドフィルムなどを好適に使用することができるが、必要に応じて各種エンジニアリングプラスチックフィルムを使用することもできる。
シーラント層211には、低密度ポリエチレンや、ポリプロピレン(CPP)などを使用することができる。
ジッパーテープ3は、雌部材を有する雌側帯状基部40と、雌側帯状基部40の開口部24側の端部に連結されたカット部44と、雄部材を有する雄側帯状基部50と、雄側帯状基部50の開口部24側の端部に連結されたカット部54を備える。
第一のフック部42及び第二のフック部43は、雄側帯状基部50の頭部53に係脱可能に咬合して咬合部6を構成する。
また、雌側帯状基部40は、内面211Aに対向する袋側面40Aを有し、袋側面40Aには、袋側面40Aを内面211Aに接着させるための接着層としてのシール層40Bが積層されている。
第一の厚肉部45Aは、咬合部6側に配置され、第二の厚肉部45Bは、開口部24側に配置されている。
第一の厚肉部45Aは、内面211Aに対向する第一の袋側面45A1と、第一の袋側面45A1と反対側の面であり雄側帯状基部50に対向する第一の内側面45A2とを有する。第一の袋側面45A1には、第一の袋側面45A1を内面211Aに接着させるためのシール層45A3が積層されている。なお、このシール層45A3は、シール層40Bと連続して一体的に形成されている。
また、第二の厚肉部45Bも、内面211Aに対向する第二の袋側面45B1と、第二の袋側面45B1と反対側の面であり雄側帯状基部50に対向する第二の内側面45B2とを有する。第二の袋側面45B1には、第二の袋側面45B1を内面211Aに接着させるためのシール層45B3が積層されている。
これら第一及び第二の厚肉部45A,45Bは、厚さ寸法(D2)を有する。
また、薄肉部46は、内面211Aに対向する袋側薄肉面461と、袋側薄肉面461と反対側の面である内側薄肉面462とを有する。袋側薄肉面461は第一及び第二の袋側面45A1,45B1に対して厚さ方向で袋体2の内部側に後退した位置に配置されている。つまり、薄肉部46の袋側薄肉面461は、第一及び第二の袋側面45A1,45B1に対して段差状に設けられ、内面211Aに対して所定の間隔を有しており、内面211Aに接着されていない。
また、内側薄肉面462も第一の内側面45A2及び第二の内側面45B2に対して厚さ方向で内面211A側に後退した位置に配置されている。つまり、薄肉部46の内側薄肉面462は、第一の内側面45A2及び第二の内側面45B2に対して段差状に設けられている。
ここで、薄肉部46の厚さ寸法(D1)が50μm未満の場合、内面211Aにジッパーテープ3を接着させる際、薄肉部46が折れ曲がる場合があり、その場合、内面211Aにリブ47が十分に接着されず、直線状に切り裂くことができないおそれがある。
そして、第一及び第二の厚肉部45A,45Bの厚さ寸法(D2)と、薄肉部46の厚さ寸法(D1)との比((D2)/(D1))は、3以上12以下であることが好ましく、さらに好ましくは、5以上10以下である。
ここで、前記比((D2)/(D1))が3よりも小さい場合、薄肉部46が内面211Aに接着してしまう場合がある。
一方、前記比((D2)/(D1))が12よりも大きい場合、薄肉部46が折れ曲がりやすくなり、前記のような問題が生じるおそれがある。
これら袋側リブ471と内側リブ472とは、薄肉部46の幅方向の略同位置に設けられている。
袋側リブ471は、内面211Aに対向する袋側リブ面471Aを有し、袋側リブ面471Aには、袋側リブ面471Aを内面211Aに接着させるためのシール層473が積層されている。
内側リブ472は、雄側帯状基部50に対向する内側リブ面472Aを有する。これら袋側リブ471及び内側リブ472は、薄肉部46と一体に形成され、第一及び第二の厚肉部45A,45Bの長手方向に沿って長手状に形成されている。
ここで、前記比((D)/(D2))が1.2よりも大きい場合、内面211Aに第一及び第二の厚肉部45A,45Bを接着させにくくなる。一方、前記比((D)/(D2))が0.8よりも小さい場合、内面211Aに袋側リブ471を接着させにくくなる。
そして、リブ47の厚さ寸法(D)は、200μm以上700μm以下であることが好ましく、さらに好ましくは、300μm以上600μm以下である。
ここで、リブ47の厚さ寸法(D)が200μmよりも小さい場合、薄肉部46が内面211Aに接着してしまい、容易に開封できない場合がある。
また、カット部54の袋側リブ571及び内側リブ572は、カット部44の袋側リブ面471A及び内側リブ面472Aに対応する、袋側リブ面571A及び内側リブ面572Aを有する。
また、雄側帯状基部50は、袋側面40A、第一および第二の袋側面45A1,45B1に対応する、袋側面50A、第一および第二の袋側面55A1,55B1を有する。
そして、これら袋側面50A、第一および第二の袋側面55A1,55B1及び袋側リブ面571Aには、シール層40B,45A3,473,45B3に対応する、シール層50B,55A3,573,55B3が積層されている。
シール層40B,45A3,473,45B3に用いられる樹脂は、ポリオレフィン系樹脂であることが好ましい。このポリオレフィン系樹脂は、雌側帯状基部40及びカット部44に用いられる結晶性ポリオレフィン系樹脂よりも融点が低いことが好ましい。また、シール層50B,55A3,573,55B3に用いられる樹脂も、ポリオレフィン系樹脂であることが好ましく、雄側帯状基部50及びカット部54に用いられる結晶性ポリオレフィン系樹脂よりも融点が低いことが好ましい。
ジッパーテープ3を製造するには、共押出成形法により一体化して得ることができる。共押出法により成形すれば、製造工程を簡略化でき、製造コストを低くでき、ジッパーテープ3を連続的に安定して製造することができる。
ジッパーテープ付け三方シール製袋機は、例えば包材送出部から送り出された基材フィルム21の間に、テープ送出部から送り出されたジッパーテープ3を位置させる。そして、一対のシールバーにより、基材フィルム21と雌側帯状基部40、カット部44、雄側帯状基部50及びカット部54とを互いに押し付けて、ジッパーテープ3と基材フィルム21を接着させる。
そして、搬送される基材フィルム21を、基材フィルム21の搬送方向に対して所定間隔で熱接着して、サイドシール部22を形成し、その後、サイドシール部22上で切断して包装袋1を形成する。
なお、包装袋1のサイドシール部22を形成する際、ジッパーテープ3を潰すためのポイントシール工程を実施する。
次に、本実施形態の包装袋1を開封する方法を説明する。
図4は、ジッパーテープ付き包装袋のノッチ部分近傍を拡大して示す正面図である。
開封するときは、ノッチ25の開口部24側の基材フィルム21と、封入物側の基材フィルム21とを把持し、ノッチ25を引裂開始部として、前後に引き裂くようにして開封する。ここで、リブ47が内面211Aに接着されているので、引張強度が小さい薄肉部46、56に応力が集中し、その応力が集中した薄肉部46、56にて切断される。従って、応力が集中した薄肉部46,56が切断されるので、1箇所でしか切断されない。つまり、カットラインC(一点鎖線)は1本のみとなる。そして、リブ47,57により位置決めされるため、カットラインCは、直線状となり、蛇行しない。
その後は、ジッパーテープ3の咬合部6を解除することによって、包装袋1を開封することができる。再封する場合には、第一のフック部42及び第二のフック部43と頭部53とを咬合させて、咬合部6を咬合状態とすればよい。
前記したようなジッパーテープ3及び包装袋1によれば、以下に示す作用効果を奏することができる。
ジッパーテープ3のカット部44に、第一及び第二の厚肉部45A,45Bの厚さ寸法(D2)と略同一の厚さ寸法(D)を有するリブ47を設けたため、ジッパーテープ3を袋体2に接着させる際、第一及び第二の厚肉部45A,45Bと、リブ47とを内面211Aに接着させることができる。そのため、包装袋1を引き裂いて開封する際、引張強度の小さい薄肉部46に応力が集中し、その薄肉部46で切断することができる。従って、切断箇所が1箇所となり、切りカスが発生しない。
また、包装袋1を引き裂く際、リブ47によってカットラインCを位置決めするため、カットラインが蛇行することなく、直線カット性が得られ、容易に引き裂くことができる。
また、リブ47の厚さ寸法(D)と第一及び第二の厚肉部45A,45Bの厚さ寸法(D2)との比を上記範囲としたため、製袋時に薄肉部46が内面211Aに接着することを防止できる。また、製袋時のポイントシール工程において、潰し部分にピンホールなどが発生することも防止できる。
なお、ジッパーテープ3の雄側帯状基部50のカット部54においても、カット部44と同様の効果を奏する。
なお、本発明は、前記した実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的及び効果を達成できる範囲内での変形や改良が、本発明の内容に含まれるものであることはいうまでもない。また、本発明を実施する際における具体的な構造及び形状等は、本発明の目的及び効果を達成できる範囲内において、他の構造や形状等としても問題はない。
図5は、他の実施形態のジッパーテープ付き包装袋を示す断面図である。
このような構成の包装袋1を切断する場合でも、リブ47は、内面211Aに接着されているため、引張強度の小さい薄肉部46に応力が集中し、その薄肉部46で切断することができる。
また、図2,3では、袋側リブ471及び内側リブ472を、薄肉部46に3つずつ設ける構成を示したが、袋側リブ471及び内側リブ472は一つでも複数でもよい。
そして、袋側リブ471と内側リブ472とは、3つずつ設ける構成を示したが、袋側リブ471の数と内側リブ472の数は、異なっていてもよい。
さらに、雌側帯状基部40にカット部44を設け、雄側帯状基部50にもカット部54を設ける構成を示したが、雌側帯状基部40又は雄側帯状基部50のいずれか一方にのみカット部44又はカット部54を設けてもよい。
図6は、比較例1に係るジッパーテープを示す断面図であり、図7は、比較例2に係るジッパーテープを示す断面図である。
実施例1に係るジッパーテープは以下の構成材料を用いて、市販の押出機により押出成形した。得られたジッパーテープと、基材フィルムとを用いて、ジッパーテープ付け三方シール製袋機等を用いて図2に示すような実施例1の包装袋を製造した。なお、基材フィルムとしては、12μmのポリエチレンテレフタレートフィルムと、直鎖状低密度ポリエチレン(LLDPE)とを積層したものである。
雄側帯状基部及び雌側帯状基部:ランダムポリプロピレン(密度900kg/m3、エチレン量4%)
シール層:メタロセン系直鎖状低密度ポリエチレン樹脂(融点:95℃、MFR:3g/10分)
融点はDSCで測定し、最高融解ピークを融点とした。
実施例2のジッパーテープの構成材料を下記のようにした以外は、実施例1と同様にジッパーテープ及び包装袋を得た。
雄側帯状基部及び雌側帯状基部:直鎖状低密度ポリエチレン樹脂(LLDPE)(密度913kg/m3、MFR:4g/10分)
シール層:メタロセン系直鎖状低密度ポリエチレン樹脂(融点:95℃、MFR:3g/10分)
以下の構成材料を用いた以外は、実施例1と同様にして、比較例1に係るジッパーテープ及び包装袋を得た。比較例1のジッパーテープ9Aは、図6に示すように、雌部材91A1を有する雌側帯状基部91Aと雄部材92A1を有する雄側帯状基部92Aとに、それぞれ袋体2の内面211Aと接着したカット部93Aを備えている。
雌側帯状基部91A及び雄側帯状基部92A:直鎖状低密度ポリエチレン樹脂(LLDPE)樹脂(密度916kg/m3、MFR:8.5g/10分)
カット部93A:結晶性ポリオレフィン樹脂(密度916kg/m3、MFR:8.5g/10分)80質量%と環状ポリオレフィン(MFR:30g/10分)20質量%
リブを形成しなかった以外は、実施例1と同様にして、図7に示すような比較例2に係るジッパーテープ及び包装袋を得た。比較例2のジッパーテープ9Bは、シール層93Bを介して接着された雌部材91B1を有する雌側帯状基部91Bと雄部材92B1を有する雄側帯状基部92Bとを備える。そして、雌側帯状基部91Bと雄側帯状基部92Bとは、一対の厚肉部94A,94Bを連結する薄肉部95を有する。
(比較例3)
薄肉部の厚さ寸法(D1)を40μmとした以外は、実施例1と同様にして、比較例3のジッパーテープ及び包装袋を得た。
リブの厚さ寸法(D)を100μmとした以外は、実施例1と同様にして、比較例4のジッパーテープ及び包装袋を得た。
(比較例5)
リブの厚さ寸法(D)を800μmとした以外は、実施例1と同様にして、比較例5のジッパーテープ及び包装袋を得た。
包装袋の端縁にノッチをいれ、ノッチから包装袋を引き裂き、下記評価基準により評価した。その結果を表2に示す。
(外観性実験の評価基準)
○:カット部が必ず1ヶ所で切れる。
×:カット部が2ヶ所以上で切れて切カスが生じる。
包装袋の端縁にノッチをいれ、デジタルフォースゲージ(株式会社イマダ製)にて、引張速度300m/min、破断長さが60mmになるまでの破断強度を測定した。測定結果を下記評価基準により評価した。その結果を表2に示す。
(開封性実験の評価基準)
○:抵抗なく、容易に開封できる(破断強度:5N/60mm以下)。
×:抵抗が大きく、開封し難い(破断強度:5N/60mm以上)。
包装袋の端縁にノッチをいれ、ノッチから包装袋を引き裂いた。この際、ノッチ位置からの破断位置のズレを測定し、下記評価基準により評価した。その結果を表2に示す。
(直線カット性実験の評価基準)
○:カット時にジッパーテープが、完全に直線にカットできる(破断位置のズレ:1mm未満)。
△:カット時にジッパーテープが、直線にカットできる(破断位置のズレ:1mm以上3mm未満)。
×:カット時にジッパーテープが直線にカットできない(破断位置のズレ:3mm以上)。
(ピンホールの評価基準)
○:ピンホール発生なし。
×:ピンホール発生あり。
(薄肉部の接着具合の評価基準)
○:薄肉部が、袋体の内面に接着しない。
×:薄肉部が、袋体の内面に接着する。
(薄肉部の折れ具合の評価基準)
○:薄肉部が、折れ曲がらない。
×:薄肉部が、折れ曲がる。
一方、比較例1,2の包装袋では、切りカスが発生し外観が悪いことがわかった。
また、比較例3では、薄肉部の厚さ寸法を40μmと薄くしたため、薄肉部が折れ曲り、リブを基材フィルムに接着させにくくなることがわかった。比較例4では、リブを100μmと薄くしたため、製袋時に薄肉部が接着することがわかった。比較例5では、リブを800μmと厚くしたため、サイドシール部を形成する際に、ピンホールが発生することがわかった。つまり、本発明のジッパーテープの薄肉部の厚さ寸法(D1)は60μm程度が望ましく、リブの厚さ寸法(D)は300μm程度が望ましいことがわかった。
2…袋体
3…ジッパーテープ
40…雌側帯状基部
40B,45A3,473,45B3…接着層としてのシール層
44,54…カット部
50…雄側帯状基部
50B,55A3,573,55B3…接着層としてのシール層
45A,55A…第一の厚肉部
45B,55B…第二の厚肉部
46,56…薄肉部
47…リブ
471,571…袋側リブ
472,572…内側リブ
Claims (6)
- 互いに咬合可能な雄部材及び雌部材がそれぞれ一対の帯状基部に設けられたジッパーテープであって、
前記一対の帯状基部のうち少なくとも一方の端部に、この帯状基部の厚さ寸法より厚肉の一対の厚肉部と、これら厚肉部間に設けられ当該厚肉部の厚さ寸法よりも薄肉の薄肉部と、この薄肉部に突出形成されたリブとを有するカット部を備え、
前記リブは、前記一対の厚肉部間に複数設けられ、
前記リブの厚さ寸法(D)は、前記リブの前記薄肉部から突出する高さ寸法及び前記薄肉部の厚さ寸法の和であり、
前記リブの厚さ寸法(D)と前記厚肉部の厚さ寸法(D2)との比((D)/(D2))が、0.8以上1.2以下であり、
前記薄肉部は、前記厚肉部の表面および裏面に対してそれぞれ厚さ方向で後退した位置に配置されて形成されていることを特徴とするジッパーテープ。 - 前記厚肉部の厚さ寸法(D2)と前記薄肉部の厚さ寸法(D1)との比((D2)/(D1))は、3以上12以下であることを特徴とする請求項1に記載のジッパーテープ。
- 前記帯状基部、前記一対の厚肉部及び前記リブの一面には、接着層を有したことを特徴とする請求項1または2に記載のジッパーテープ。
- 前記接着層は、前記帯状基部及び前記カット部に用いられる樹脂よりも融点が低いポリオレフィン系樹脂であることを特徴とする請求項3に記載のジッパーテープ。
- 封入物を封入可能な開口部を有した袋体の開口部内面に、請求項1から4までのいずれか一項に記載のジッパーテープを、前記帯状基部、前記厚肉部、及び前記リブの一面を接着させた状態で配置したことを特徴とするジッパーテープ付き包装袋。
- 前記ジッパーテープは、当該ジッパーテープの薄肉部が前記厚肉部の表面および裏面に対してそれぞれ厚さ方向で後退した位置に配置されて形成され、
前記薄肉部は、前記袋体に接着されていないことを特徴とする請求項5に記載のジッパーテープ付き包装袋。
Priority Applications (8)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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