JP5594816B2 - 圧着端子、および圧着装置 - Google Patents
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Description
即ち、このシールドコネクタは、図10に示すように、シールドコネクタ101が備えるシールド端子(外導体端子)102に、シールドケーブルW端末部分のシースWeの皮剥ぎにより露出されたシールド導体Wd上に加締め加工される、一対のシールド導体圧着片103、104が設けられ、これらシールド導体圧着片103、104は一方のシールド導体圧着片103の上に他方のシール導体圧着片104を重ね合わせるように加締め加工される。なお、図中符号105は内導体端子、106は誘電体、107は圧着部、108、109はシース圧着片、110はリードフレームをそれぞれ示す。
このとき、左のシールド導体圧着片104の先端の内側面にはテーパ面104Aが形成され、右のシール導体圧着片103の先端の外側面にはテーパ面103Aが形成されているので、それぞれの先端が突き当たった際には、シールド導体圧着片103が内側に案内され、シールド導体圧着片104が外側に案内される。
そして図12(D)に示すように、右のシールド導体圧着片103の先端は左のシールド導体圧着片104の下側に、左のシールド導体圧着片104の先端は右のシールド導体圧着片103の上側に、それぞれ左右両方から均等に重なり合って加締め加工が完了する。
(1) 底板部と、前記底板部から立ち上がる一対の側壁部と、を有する圧着バレルによって、前記底板部に載置された対象物が前記底板部と前記各側壁部によって加締められて圧着された圧着端子であって、
前記各側壁部の前記対象物に臨む内側には、該側壁部の先端を前記対象物から離れるように該側壁部を反らせることによって、前記対象物に向かって突出する凸部が形成され、
前記対象物は、前記底板部と前記各側壁部の前記凸部によって挟持されることによって、前記底板部と前記側壁部の内側に圧着される、
こと。
(2) 上記(1)の構成の圧着端子であって、
前記各側壁部の前記凸部は、前記底板部と前記側壁部の内側に圧着された前記対象物の中央を挟む位置に形成されている、
こと。
(3) 上記(1)の構成の圧着端子であって、
前記各側壁部の前記凸部は、該側壁部の先端から略等距離の位置に形成されている、
こと。
上記(3)の構成の圧着端子によれば、対象物の中央から略均等に離れた箇所に、加締め加工時の外力を作用させることができる。このため、加締め加工された対象物を左右均等な形状に形成することが可能となる。
(4)底板部と、前記底板部から立ち上がる一対の側壁部と、を有する圧着端子の圧着バレルを、アンビルとクリンパにより前記各側壁部を内側に折曲させることで、前記底板部に載置された対象物に前記底板部と前記各側壁部を圧着させるための圧着装置であって、
前記クリンパの天井面には、前記アンビルに載置した前記圧着バレルの前記各側壁部の先端が係止する係止溝が形成され、
前記クリンパの両脚部には、先端が前記係止溝に係止された前記側壁部の一部を局所的に押圧する突部が形成され、
前記圧着端子が前記突部によって押圧されることで、前記各側壁部の前記対象物に臨む内側には、前記対象物に向かって突出して前記底板部との間で前記対象物を挟持するための凸部が形成されること。
(5)上記(4)の構成の圧着装置であって、前記各両脚部の前記突部は、前記係止溝から略等距離の位置に形成されていること。
上記(5)の構成の圧着装置によれば、対象物の中央から略均等に離れた箇所に、加締め加工時の外力を作用させることができる。このため、加締め加工された対象物を左右均等な形状に形成することが可能となる。
図1(A)及び(B)は、それぞれ、本発明の実施形態に係る圧着端子が圧着される前のシールド電線付きコネクタ10の分解斜視図及び圧着構造が適用されたシールド電線付きコネクタ10要部の斜視図である。
本実施形態の圧着方法は、先に説明した図1(A)に示す、芯線導通端子20及び絶縁部材30を取付けてあるシールド電線Wにシールド端子40を取付ける際の、特に圧着バレル部44により絶縁部材30を圧着するときの加工方法に特徴があり、図面を参照しながら説明する。
20 芯線導通端子
21 電気接続部
30 絶縁部材
40 シールド端子(圧着端子)
41 底板部
42 円筒部
43 シールド部材接続部
44 圧着バレル部
44A、44C 側壁部
440 圧着バレル片
45 凹部
46 凸部
50 アンビル
51 凹部
60 クリンパ
61、62 係止溝
63 両脚部
63A 第1内周面
63B 第2内周面
64、65 突部
S 空間
T (絶縁部材)中央部の頂部
W1 芯線
W2 絶縁体
W3 シールド導体(編組線)
W4 シース(外部被覆)
Claims (5)
- 底板部と、前記底板部から立ち上がる一対の側壁部と、を有する圧着バレルによって、
前記底板部に載置された対象物が前記底板部と前記各側壁部によって加締められて圧着された圧着端子であって、
前記各側壁部の前記対象物に臨む内側には、該側壁部の先端を前記対象物から離れるように該側壁部を反らせることによって、前記対象物に向かって突出する凸部が形成され、
前記対象物は、前記底板部と前記各側壁部の前記凸部によって挟持されることによって、前記底板部と前記側壁部の内側に圧着される、
ことを特徴とする圧着端子。 - 前記各側壁部の前記凸部は、前記底板部と前記側壁部の内側に圧着された前記対象物の中央を挟む位置に形成されている、
ことを特徴とする請求項1に記載の圧着端子。 - 前記各側壁部の前記凸部は、該側壁部の先端から略等距離の位置に形成されている、
ことを特徴とする請求項1に記載の圧着端子。 - 底板部と、前記底板部から立ち上がる一対の側壁部と、を有する圧着端子の圧着バレルを、アンビルとクリンパにより前記各側壁部を内側に折曲させることで、前記底板部に載置された対象物に前記底板部と前記各側壁部を圧着させるための圧着装置であって、
前記クリンパの天井面には、前記アンビルに載置した前記圧着バレルの前記各側壁部の先端が係止する係止溝が形成され、
前記クリンパの両脚部には、先端が前記係止溝に係止された前記側壁部の一部を局所的に押圧する突部が形成され、
前記圧着端子が前記突部によって押圧されることで、前記各側壁部の前記対象物に臨む内側には、前記対象物に向かって突出して前記底板部との間で前記対象物を挟持するための凸部が形成されることを特徴とする圧着装置。 - 前記各両脚部の前記突部は、前記係止溝から略等距離の位置に形成されている、
ことを特徴とする請求項4に記載の圧着装置。
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