JP5593968B2 - ロボットシステム - Google Patents
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Description
一方、特許文献1には、ロボットが異物と衝突したと判断した場合に、自動的に手先を異物と衝突しない位置まで戻す技術が開示されている。
以下、本発明の第1の実施形態について図1〜図8を参照しながら説明する。
図1は、一般的な産業用ロボットのシステム構成を示している。図1に示すロボットシステム1は、ロボット2と、ロボット2を制御するコントローラ3と、コントローラ3に接続されたティーチングペンダント4とから構成されている。
図7は、所定の動作プログラムに従って動作するロボットの状態を示している。図8は、上記所定の動作プログラムの概要を示している。図8に示す動作プログラム(pro2)の概要は以下のとおりである。すなわち、07行目は、ロボット2の手先を位置P1(待機位置)まで動作させる命令である。09行目は、ロボット2の動作に関係する部品の品番に応じて10行目または15行目に移行させる分岐命令である。10行目に移行した場合には、11〜13行目の命令が実行される。11〜13行目は、ロボット2の手先を位置P2、位置P3、位置P4という順に移動させる命令である。一方、15行目に移行した場合には、16行目以降の命令が実行される。
ロボット2の遡り動作が行われる際、角度指令生成部27は、角度指令記憶部28に記憶されている回転角度指令を新しいものから古いものへと順に読み出すとともに、それら読み出した回転角度指令を遡り角度指令として出力周期毎に出力する。すなわち、進み動作時における各軸の回転角度のログを逆の順番に並べ替えたものが遡り角度指令となって出力される。制御部26は、各軸の回転角度を遡り角度指令に一致させるように、モータMによる各軸の駆動をフィードバック制御する遡り制御を実行する。これにより、ロボット2の全ての軸の回転角度が進み動作時と同じ値をとりつつ遡り動作が行われる。言い換えれば、ロボット2が、進み動作時の動作軌跡を逆向きに辿るように遡り動作が行われる。つまり、いわゆるプレイバック動作が行われるので、進み動作時と同じ姿勢を保ちつつ遡り動作が行われることになる。従って、ロボット2を停止位置から所定の待機位置まで戻す遡り動作が行われる際において、ロボット2の姿勢が進み動作と比較して変化することで生じる衝突のリスクを軽減することができる。
以下、本発明の第2の実施形態について図9〜図14を参照しながら説明する。
図9および図10は、それぞれ第1の実施形態における図1および図6相当図であり、第1の実施形態と同一部分には同一符号を付して説明を省略する。図9に示す本実施形態のロボットシステム61は、図1に示した第1の実施形態のロボットシステム1に対し、ロボット2に代えてロボット62を備えている点が異なる。
Td=|Tg−Te| …(1)
さて、ロボット62の衝突としては、自動運転中の衝突や、教示中または動作確認中の衝突などが考えられる。前者の場合、ロボット62は最高速度で動作している可能性が高く、衝突速度は比較的速い。このため、ロボットの機構部品や周辺設備が多大な損傷を受ける可能性が高く、その後の自動復旧が困難な状態となる。このような場合には、衝突により停止した時点の位置偏差が過大になることが多いため、遡り制御の実行自体が困難となる。この場合には、衝突検出以前に、偏差過大、過電流、加速度限界値オーバーなどのエラーが発生してロボット62が緊急停止されるため、本実施形態のロボットシステム61においても遡り制御は実行されない。
なお、本発明は上記し且つ図面に記載した各実施形態に限定されるものではなく、次のような変形または拡張が可能である。
角度指令生成部27は、遡り開始指令が入力されたとき、角度指令記憶部28に記憶されている回転角度指令を記憶された時期が3番目以降に新しいものから古いものへと順に読み出してもよい。また、角度指令生成部27は、遡り開始指令が入力されたとき、角度指令記憶部28に記憶されている回転角度指令を記憶された時期が最も新しいものから最も古いものへと順に読み出してもよい。
生成周期および出力周期は、遡り動作時のロボット2の動作速度を必要な速度に設定するように適宜変更可能である。すなわち、角度指令生成部27が出力する回転角度指令および出力しない(間引く)回転角度指令の割合(1:x)は、「x>1」という条件を満たす範囲内で適宜変更可能である。
遡り可否判断処理において、制御部26は、角度指令記憶部28に記憶された最新の回転角度指令と現在のモータMの回転角度との差分を、所定の軸について求めるように変更してもよい。また、制御部26は、ロボット2が衝突により停止した際に遡り開始指令が与えられないという条件であれば、遡り可否判断処理を行わなくてもよい。
第1の実施形態では、本発明を4軸の水平多関節型のロボット2に適用した例を説明し、第2の実施形態では、本発明を6軸の垂直多関節型のロボット62に適用した例を説明したが、本発明は、複数の軸を有する多軸型のロボット全般に適用可能である。
Claims (5)
- ロボットに設けられた複数の軸と、
前記複数の軸をそれぞれ駆動するための駆動部と、
前記複数の軸の回転角度を検出する回転角度検出部と、
回転角度指令を生成周期毎に生成し、その回転角度指令の一部を前記生成周期よりも長い出力周期毎に出力する角度指令生成部と、
前記回転角度検出部により検出される回転角度を前記角度指令生成部から出力される前記回転角度指令に一致させるように前記駆動部の動作を制御する通常制御を実行する制御部と、
前記制御部により前記通常制御が実行されている期間に前記角度指令生成部により生成される前記回転角度指令の全てを順次記憶する角度指令記憶部と、
前記制御部により前記通常制御が実行されていない期間にて、遡り開始指令および遡り終了指令を入力する遡り指令入力部とを備え、
前記角度指令生成部は、
前記遡り開始指令が入力されると、前記角度指令記憶部に記憶された前記回転角度指令を新しいものから古いものへと順に読み出すとともに、当該読み出した回転角度指令を遡り角度指令として前記出力周期毎に出力し、
前記遡り終了指令が入力されると、前記遡り角度指令の出力を停止し、
前記制御部は、前記遡り開始指令が入力されると、前記回転角度検出部により検出される回転角度を前記角度指令生成部から出力される遡り角度指令に一致させるように前記駆動部の動作を制御する遡り制御の実行を開始し、
前記遡り終了指令が入力されると、前記遡り制御の実行を終了することを特徴とするロボットシステム。 - 前記制御部は、前記遡り開始指令が入力されると、前記角度指令記憶部に記憶されている最新の前記回転角度指令と前記回転角度検出部により検出された現在の回転角度との差分を求め、その差分の絶対値が所定の誤差値以下である場合には前記遡り制御を実行し、前記差分の絶対値が前記誤差値を超える場合には前記遡り制御を実行しないことを特徴とする請求項1に記載のロボットシステム。
- 前記ロボットの衝突を検出する衝突検出手段を備え、
前記制御部は、
前記衝突検出手段により衝突が検出されると、前記衝突が発生した時点である衝突タイミングおよび前記衝突タイミング時の位置である衝突位置を特定し、前記衝突位置が中心であり且つ前記衝突タイミングの前後における前記回転角度指令の出力タイミングのうち前記衝突タイミングに近い方の出力タイミングに出力された回転角度指令と前記衝突位置との間の長さの半径を持つ球状をなす進入禁止空間を設定し、
前記角度指令生成部は、
前記衝突が検出された状態で前記遡り開始指令が入力されると、前記角度指令記憶部から読み出した回転角度指令に基づく前記ロボットの動作軌跡が前記進入禁止空間の外郭に重なる2つの外郭位置の間では、前記ロボットの動作軌跡が前記進入禁止空間の外であり且つ前記進入禁止空間の球の表面に沿う軌跡となるように前記読み出した回転角度指令を変更したものを前記遡り角度指令として出力することを特徴とする請求項1にロボットシステム。 - 前記ロボットの衝突を検出する衝突検出手段を備え、
前記制御部は、
前記衝突検出手段により衝突が検出されると、前記衝突が発生した時点である衝突タイミングおよび前記衝突タイミング時の位置である衝突位置を特定し、前記衝突位置が中心であり且つ前記衝突タイミングの前後における前記回転角度指令の出力タイミングのうち前記衝突タイミングから遠い方の出力タイミングに出力された回転角度指令と前記衝突位置との間の長さの半径を持つ球状をなす進入禁止空間を設定し、
前記角度指令生成部は、
前記衝突が検出された状態で前記遡り開始指令が入力されると、前記角度指令記憶部から読み出した回転角度指令に基づく前記ロボットの動作軌跡が前記進入禁止空間の外郭に重なる2つの外郭位置の間では、前記ロボットの動作軌跡が前記進入禁止空間の外であり且つ前記進入禁止空間の球の表面に沿う軌跡となるように前記読み出した回転角度指令を変更したものを前記遡り角度指令として出力することを特徴とする請求項1にロボットシステム。 - 前記角度指令生成部は、前記遡り開始指令が入力されると、前記角度指令記憶部に記憶された前記回転角度指令のうち最新のものを除く回転角度指令を新しいものから古いものへと順に読み出すことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載のロボットシステム。
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