JP5591309B2 - 画像処理装置、画像処理方法、プログラム、及び記憶媒体 - Google Patents
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Description
検体の弾性情報を用いた画像処理に関する。
前記第一の画像の画素に対応する第一の弾性情報と、前記第二の画像の画素に対応する第二の弾性情報とを取得する取得手段と、
前記第一の弾性画像と前記第二の弾性画像との整合性及び前記第一の画像と前記第二の画像との整合性に基づいて前記第一の画像と前記第二の画像との位置合わせを行う位置合わせ手段と、
を有することを特徴とする。
本実施形態における画像処理装置は、事前に撮像した被検体のMRI画像と、操作者(技師や医師)が対話的に撮像している当該被検体の超音波断層像の夫々を取得し、超音波断層像に対応するMRIの断層像を生成して表示する機能を提供する。
ステップS410において、MRI画像取得部230は、核磁気共鳴映像装置30によって撮像されるMRI画像を取得する。そして、取得したMRI画像を、弾性情報推定部240、位置合わせ処理部250、及びMRI断層像生成部260へと送信する。なお、MRI画像取得部230によるMRI画像の取得は、核磁気共鳴映像装置30から直接行ってもよい。あるいは、核磁気共鳴映像装置30が撮像した画像を不図示の医用画像記録装置に記録し、医用画像記録装置から所望の画像を読み出して取得してもよい。
ステップS420において、弾性情報推定部240は、ステップS410で取得したMRI画像に画像処理を施し、当該MRI画像に係る被検体の弾性に関する情報(第二の弾性情報)を推定し、MRI弾性画像を生成する。そして、生成したMRI弾性画像を位置合わせ処理部250へと送信する。
ステップS430において、超音波断層像取得部210は、超音波画像診断装置20によって撮像される超音波断層像(Bモード像及び弾性画像)を取得する。そして、取得したBモード画像を位置合わせ処理部250及び表示部270へと送信する。また、取得した超音波弾性画像を、位置合わせ処理部250へと送信する。なお、超音波断層像取得部210による超音波断層像の取得は、超音波画像診断装置20の撮像と同期して直接行ってもよい。あるいは、超音波画像診断装置20が過去に撮像した断層像を不図示の医用画像記録装置に記録し、当該医用画像記録装置から所望の断層像を読み出して取得してもよい。
ステップS440において、プローブ位置姿勢取得部220は、位置姿勢センサ40によって計測される超音波プローブ25の位置と姿勢の計測値を取得する。そして、取得した計測値を、MRI座標系(ステップS410で取得したMRI画像を定義する座標系)における超音波断層像の位置と姿勢に変換し、これを位置合わせ処理部250へと送信する。
ステップS450において、位置合わせ処理部250は、上記のステップで取得した情報に基づいて、ステップS410で取得したMRI画像と、ステップS430で取得したBモード画像との非剛体変形位置合わせを行う。具体的には、MRI画像の変形パラメータ(本実施形態では、MRI座標系上にグリッド状に設定した制御点の変位)と、MRI座標系における超音波断層像の位置と姿勢を導出する。そして、これをMRI断層像生成部260へと出力する。なお、本ステップにおける処理の詳細については、図5のフローチャートを用いて後に説明する。
ステップS460において、MRI断層像生成部260は、ステップS450で得たMRI画像の変形パラメータと、MRI座標系における超音波断層像の位置と姿勢に基づいて、超音波断層像に対応するMRIの断層画像を生成する。具体的には、まず始めに、夫々の制御点の変位に応じて、B−Spline等の公知の補間手法を利用して、変形後のMRI画像をボリュームデータとして生成する。そして、超音波断層像の位置と姿勢に基づいてMRI座標系上における超音波断層像上の各点の座標を求め、それらの点の画素値を、その近傍における変形後のMRI画像の画素値の内挿によって算出する。なお、変形後のMRI画像をボリュームデータとして生成せずに、必要な点の座標についてのみ変形後のMRI画像の画素値を算出してもよい。
ステップS470において、表示部270は、ステップS430で取得した超音波のBモード画像と、ステップS460で生成したMRI断層画像を、モニタ305上の左右または上下に並べた状態で表示する。
ステップS480において、画像処理装置10は、処理を終了する指示が操作者から入力されたか否かを判定する。処理を終了する指示を取得した場合には、全ての処理を終了する。一方、処理を終了する指示を取得しなかった場合には、ステップS430へと処理を戻す。そして、新たな超音波断層像(超音波断層像が時系列的に撮像されている場合には、次フレームの超音波断層像)に対してステップS430からステップS470までの処理を実行する。なお、操作者からの指示の入力は、例えばキーボード306を介して行うことができる。
ステップS505において、位置合わせ処理部250は、ステップS420で生成したMRI弾性画像に基づいて、重力に基づくMRI画像の変形パラメータを推定する。
ステップS510において、位置合わせ処理部250は、位置合わせの未知パラメータに初期値を設定する。具体的には、s1の初期値として、ステップS440で得たMRI座標系における超音波断層像の位置と姿勢の計測値を設定する。また、s2の初期値として、ステップS505で求めた重力に基づく変形パラメータを設定する。
ステップS515において、位置合わせ処理部250は、ステップS510で設定した
初期値に基づく位置合わせの整合性を評価する。すなわち、変形パラメータs2に基づく
変形を施したMRI画像に対する、s1に位置する超音波断層像の位置合わせの整合性し
て、その評価値を算出する。
つまり、画像だけで位置あわせする場合には、局所解に収束する場合がある。これに弾性情報を加えることで真値の値に収束を近づけることが出来る。
e’Fの算出は、例えば平均二乗誤差基準に基づいて、次式によって算出する。
ステップS520において、位置合わせ処理部250は、ステップS515で算出した位置合わせの整合性の評価値が十分か否かを判定する。そして、評価値が予め定めた閾値よりも大きい場合には、位置合わせが十分なされているものとして、ステップS560へと処理を進める。一方、評価値が予め定めた閾値未満の場合には、ステップS525へと処理を進め、以降の位置合わせ処理を実行する。
ステップS525において、位置合わせ処理部250は、超音波断層像の位置と姿勢の現在の推定値s1に異なる微小変化を加え、位置と姿勢の幾つかの仮説を生成する。そして、夫々の位置と姿勢の仮説について、変形パラメータs2(ここでは固定値として扱う)に基づく変形を施したMRI画像に対する超音波断層像の位置合わせの整合性を評価し、その評価値を算出する。ここで、位置合わせの整合性の評価値の算出は、ステップS515と同様の方法によって行う。
ステップS530において、位置合わせ処理部250は、ステップS525で算出した評価値の最大値を選択する。そして、その最大値を与える仮説(最善の仮説)を、超音波断層像の位置と姿勢の新たな推定値s1とする。ただし、求めた最大値が現在の推定値に対する評価値と比べて小さい場合には、推定値の更新は行わない。
ステップS535において、位置合わせ処理部250は、超音波断層像の位置と姿勢の推定値の更新が収束しているか否かを判定する。そして、推定値の更新が収束していないと判定した場合には、ステップS525へと処理を進めて仮説の生成と選択を再度実行する。一方、推定値の更新が収束していると判定した場合には、ステップS540へと処理を進める。例えば、ステップS530における評価値の値が一定値よりも小さい場合に、推定値の更新が収束していると判断する。あるいは、更新前後における推定値の差分が閾値以下の場合に、推定値の更新が収束していると判断してもよい。その他、何れの方法によって収束を判定してもよい。また、この判定は、例えば繰り返し処理を行った回数をカウントし、そのカウント値が予め設定した回数以上になった場合に繰り返し処理を終了させることができる。この方法によれば、ある一定時間以内に一連の繰り返し計算が終了することを期待でき、システム全体の実時間性の確保ができるなどの効果がある。
ステップS540において、位置合わせ処理部250は、変形パラメータの推定値s2に異なる微小変化を加え、変形パラメータの幾つかの仮説を生成する。そして、夫々の仮説に基づく変形を施したMRI画像に対する、s1(ここでは固定値として扱う)に位置する超音波断層像の位置合わせの整合性を評価し、その評価値を算出する。ここで、位置合わせの整合性の評価値の算出は、ステップS515と同様の方法によって行う。
ステップS545において、位置合わせ処理部250は、ステップS540で算出した評価値の最大値を選択する。そして、その最大値を与える仮説(最善の仮説)を、変形パラメータの新たな推定値s2とする。ただし、求めた最大値が現在の推定値に対する評価値と比べて小さい場合には、推定値の更新は行わない。
ステップS550において、位置合わせ処理部250は、変形パラメータの推定値の更新が収束しているか否かを判定する。そして、推定値の更新が収束していないと判定した場合には、ステップS540へと処理を進めて仮説の生成と選択を再度実行する。一方、推定値の更新が収束していると判定した場合には、ステップS555へと処理を進める。
例えば、ステップS545における評価値の改善度合いが閾値以下の場合に、推定値の更新が収束していると判断する。あるいは、更新前後における変形パラメータの差分が閾値以下の場合に、推定値の更新が収束していると判断してもよい。その他、何れの方法によって収束を判定してもよい。また、この判定は、例えば繰り返し処理を行った回数をカウントし、そのカウント値が予め設定した回数以上になった場合に繰り返し処理を終了させることができる。この方法によれば、ある一定時間以内に一連の繰り返し計算が終了することを期待でき、システム全体の実時間性の確保ができるなどの効果がある。
ステップS555において、位置合わせ処理部250は、上記の処理を反復して行うか否かを判定する。処理を反復して行う場合には、ステップS525へと処理を進め、現在のパラメータのさらなる更新を実行する。一方、反復しない場合には、ステップS560へと処理を進める。判定は、例えば、処理の最大反復回数を予め定めておいて、ステップS525からステップS550までの処理をその回数だけ反復したか否かによって行えばよい。このとき、位置合わせの整合性の評価値が十分な場合には、反復回数に係らずに処理を終了するような構成であってもよい。また、ステップS530とステップS545の何れにおいても推定値が更新されなくなるまで、処理を反復するような構成としてもよい。
ステップS560において、位置合わせ処理部250は、以上の工程で求めたMRI画像の変形パラメータs2と超音波断層像の位置と姿勢s1を、位置合わせの結果としてMRI断層像生成部260へと出力する。
本実施形態に係る画像処理装置は、被検体のMRI画像と3次元超音波画像の夫々を取得し、これらの画像を位置合わせして表示する機能を提供する。
ただし、本実施形態においては、被検体の撮像を複数の姿勢(以下の説明では、伏臥位と伏臥位とする)において行うことが、第1実施形態とは異なっている。それぞれの姿勢で撮像したMRI画像は、LAN50を介して画像処理装置600へと送信される。
ステップS710において、MRI画像取得部630は、核磁気共鳴映像装置30によって撮像される複数姿勢のMRI画像を取得する。そして、取得したMRI画像を、弾性情報推定部640、位置合わせ処理部650、及び表示画像生成部660へと送信する。
なお、MRI画像取得部630によるMRI画像の取得は、核磁気共鳴映像装置30から直接行ってもよい。あるいは、核磁気共鳴映像装置30が撮像した画像を不図示の医用画像記録装置に記録し、医用画像記録装置から所望の画像を読み出して取得してもよい。
ステップS720において、弾性情報推定部640は、ステップS710で取得した複数姿勢(ここでは仰臥位と伏臥位)のMRI画像の位置合わせを行う。そして、その結果に基づいて、一方のMRI画像(ここでは伏臥位のMRI画像)を基準とした被検体の弾性に関する情報を推定し、MRI弾性画像を生成する。そして、生成したMRI弾性画像を位置合わせ処理部650へと送信する。
ステップS730において、超音波画像取得部610は、超音波画像診断装置20によって撮像される3次元超音波画像(Bモード像及び弾性画像)を取得する。そして、取得したBモード画像を位置合わせ処理部650及び表示画像生成部660へと送信する。また、取得した超音波弾性画像を、位置合わせ処理部650へと送信する。なお、超音波画像取得部610による3次元超音波画像の取得は、超音波画像診断装置20の撮像と同期して直接行ってもよい。あるいは、超音波画像診断装置20が過去に撮像した画像を不図示の医用画像記録装置に記録し、当該医用画像記録装置から所望の画像を読み出して取得してもよい。
ステップS740において、プローブ位置姿勢取得部620は、第1実施形態におけるステップS440と同様に、位置姿勢センサ40によって計測される超音波プローブ25の位置と姿勢の計測値を取得する。そして、取得した計測値を、MRI座標系(ステップS710で取得した伏臥位のMRI画像を定義する座標系)における3次元超音波画像の位置と姿勢に変換し、これを位置合わせ処理部650へと送信する。
ステップS750において、位置合わせ処理部650は、一方のMRI画像(ここでは伏臥位のMRI画像)を処理対象として、ステップS730で取得した3次元超音波画像との非剛体変形位置合わせを行う。具体的には、伏臥位のMRI画像の変形パラメータ(本実施形態では、MRI座標系上にグリッド状に設定した制御点の変位)と、MRI座標系における3次元超音波画像の位置と姿勢を導出する。そして、これを表示画像生成部660へと出力する。
ステップS760において、表示画像生成部660は、ステップS750で得たMRI画像の変形パラメータと、MRI座標系における3次元超音波画像の位置と姿勢に基づいて表示画像を生成する。具体的には、超音波画像の座標系を基準とした3次元超音波画像の3断面画像と、これに対応するMRI画像の3断面画像を生成する。MRI画像の3断面画像は、夫々の制御点の変位に応じて伏臥位のMRI画像を変形させた後に、3次元超音波画像の位置と姿勢に基づいて、変形後のMRI画像から超音波画像の各断面に対応する断面を切り出すことで生成する。なお、表示画像は3断面画像に限るものではなく、例えば、それぞれの画像のMIP画像などであってもよい。なお、何れの表示形態を選択するかを、例えばキーボード306等を介したユーザインタフェースによって切り替えられる構成であってもよい。
ステップS770において、表示部670は、ステップS760で生成した表示画像をモニタ305に並べて表示する。
ステップS780において、画像処理装置600は、処理を終了する指示が操作者から入力されたか否かを判定する。処理を終了する指示を取得した場合には、全ての処理を終了する。一方、処理を終了する指示を取得しなかった場合には、ステップS730へと処理を戻す。そして、新たな3次元超音波画像(3次元超音波画像が時系列的に撮像されている場合には、次フレームの3次元超音波画像)に対してステップS730からステップS770までの処理を実行する。なお、操作者からの指示の入力は、例えばキーボード306等を介して行うことができる。
本実施形態に係る画像処理装置は、事前に撮像した被検体のMRI画像と、操作者(技師や医師)が対話的に撮像している当該被検体の超音波断層像の夫々を取得し、超音波断層像に対応するMRIの断層像を生成して表示する機能を提供する。
ステップS905において、位置合わせ処理部250は、ステップS420で生成したMRI弾性画像に基づいて、重力に基づくMRI画像の変形パラメータを推定する。なお、ステップS905の処理は、第1実施形態におけるステップS505の処理と同様であるので、詳細な説明は省略する。
ステップS910において、位置合わせ処理部850は、位置合わせの未知パラメータに初期値を設定する。ステップS910の処理は、第1実施形態におけるステップS510の処理と同様であるので、詳細な説明は省略する。
ステップS930において、弾性情報更新部852は、変形パラメータの推定値s2に異なる微小変化を加え、変形パラメータの幾つかの仮説を生成する。
ステップS935において、弾性情報更新部852は、ステップS930で生成した夫々の変形の仮説に基づいて、MRI画像の弾性情報を推定(現在のMRI弾性画像を更新)する。例えば、夫々の制御点について、近傍の制御点までの距離の平均を求め、この値を同地点における弾性率を表す数値(弾性係数。この値は、大きいほど柔らかいことを表す)とする。そして、制御点以外の座標における弾性係数を補間することで、MRI弾性画像を生成する。
ステップS940において、評価部854は、ステップS930で生成した夫々の変形の仮説に基づいて、s1(ここでは固定値として扱う)に位置する超音波断層像の位置合わせの整合性を評価し、その評価値を算出する。ここで、位置合わせの整合性の評価値の算出は、第1実施形態におけるステップS515と同様の方法によって行う。評価値の算出に用いるMRI弾性画像として、夫々の仮説に応じてステップS935で生成した画像を利用することが、本実施形態の特徴である。
ステップS945において、評価部854は、ステップS940で算出した評価値の最大値を選択する。そして、その最大値を与える仮説(最善の仮説)を、変形パラメータの新たな推定値s2とする。ただし、求めた最大値が現在の推定値に対する評価値と比べて小さい場合には、推定値の更新は行わない。
ステップS950において、位置合わせ処理部850は、変形パラメータの推定値の更新が収束しているか否かを判定する。そして、推定値の更新が収束していないと判定した場合には、ステップS930へと処理を進めて仮説の生成と選択を再度実行する。一方、推定値の更新が収束していると判定した場合には、ステップS955へと処理を進める。
ステップS950の処理は、第1実施形態におけるステップS550の処理と同様であるので、詳細な説明は省略する。
ステップS955において、位置合わせ処理部850は、上記の処理を反復して行うか否かを判定する。処理を反復して行う場合には、ステップS915へと処理を進め、現在のパラメータのさらなる更新を実行する。一方、反復しない場合には、ステップS960へと処理を進める。ステップS955の処理は、第1実施形態におけるステップS555の処理と同様であるので、詳細な説明は省略する。
ステップS960において、位置合わせ処理部850は、以上の工程で求めたMRI画像の変形パラメータs2と超音波断層像の位置と姿勢s1を、位置合わせの結果としてMRI断層像生成部260へと出力する。
本実施形態に係る画像処理装置は、事前に撮像した被検体のMRI画像と、操作者(技師や医師)が対話的に撮像している当該被検体の超音波断層像の夫々を取得し、超音波断層像に対応するMRIの断層像を生成して表示する機能を提供する。
ステップS1005において、位置合わせ処理部250は、ステップS420で生成したMRI弾性画像に基づいて、重力に基づくMRI画像の変形パラメータを推定する。なお、ステップS1005の処理は、第1実施形態におけるステップS505の処理と同様であるので、詳細な説明は省略する。
ステップS1010において、位置合わせ処理部850は、位置合わせの未知パラメータに初期値を設定する。ステップS1010の処理は、第1実施形態におけるステップS510の処理と同様であるので、詳細な説明は省略する。
ステップS1030において、弾性情報更新部1052は、現時点でのMRI画像弾性画像に対して幾つかの補正の仮説を生成する。具体的には、弾性画像上に設定されている制御点の弾性係数に微小な変化を加える。そして、補間によって画像全体の弾性係数を得る。
あるいは、評価値の大きさに応じて仮説を生成する際の変化量を調整する。これによると、仮説の組み合わせ爆発を防ぎ、処理時間の高速化を図ることができる。
ステップS1035において、弾性情報更新部1052は、ステップS1030で生成した夫々の仮説に基づいて、ステップS1005と同様な処理によって、重力による変形パラメータを推定する。そして、得られた変形パラメータをs2の候補群とする。
ステップS1040において、評価部1054は、ステップS1035で求めた変形パラメータの候補群に基づいて、s1(ここでは固定値として扱う)に位置する超音波断層像の位置合わせの整合性を評価し、その評価値を算出する。ここで、位置合わせの整合性の評価値の算出は、第1実施形態におけるステップS515と同様の方法によって行う。
評価値の算出に用いるMRI弾性画像として、ステップS1030で生成した仮説を利用することが、本実施形態の特徴である。
ステップS1045において、評価部1054は、ステップS1040で算出した評価値の最大値を選択する。そして、その最大値を与えるs2の候補を、変形パラメータの新たな推定値s2とする。ただし、求めた最大値が現在の推定値に対する評価値と比べて小さい場合には、推定値の更新は行わない。
ステップS1050において、位置合わせ処理部1050は、変形パラメータの推定値の更新が収束しているか否かを判定する。そして、推定値の更新が収束していないと判定した場合には、ステップS1030へと処理を進めて仮説の生成と選択を再度実行する。
一方、推定値の更新が収束していると判定した場合には、ステップS1055へと処理を進める。ステップS1050の処理は、第1実施形態におけるステップS550の処理と同様であるので、詳細な説明は省略する。
ステップS1055において、位置合わせ処理部1050は、上記の処理を反復して行うか否かを判定する。処理を反復して行う場合には、ステップS1015へと処理を進め、現在のパラメータのさらなる更新を実行する。一方、反復しない場合には、ステップS1060へと処理を進める。ステップS1055の処理は、第1実施形態におけるステップS555の処理と同様であるので、詳細な説明は省略する。
ステップS1060において、位置合わせ処理部1050は、以上の工程で求めたMRI画像の変形パラメータs2と超音波断層像の位置と姿勢s1を、位置合わせの結果としてMRI断層像生成部260へと出力する。
第1及び第2実施形態では、図5に示したフローチャートに従って非剛体変形位置合わせの処理を行っていた。しかし、位置合わせ処理部250(650)が実行する処理の手順は上記に限定されるものではない。また、第3、第4実施形態についても同様である。
そして、非剛体位置合わせに係る処理(ステップS540からステップS550の処理)のうちのステップS540を、次のように変更すればよい。まず、現在のs2(すなわち、重力方向の推定値)に異なる微小変化を加え、幾つかの仮説を生成する。そして、夫々の仮説について、ステップS505と同様な処理によって制御点の変位を推定する。そして、推定した変位に基づく変形を施したMRI画像に対する、s1(ここでは固定値として扱う)に位置する超音波断層像の位置合わせの整合性を評価し、その評価値を算出する。以下、仮説の選択(S545)と収束の判定(S550)は、前記と同様に行えばよい。
次に、夫々のブロックと、当該ブロックの近傍に設定した探索範囲内から切り出したMRI画像(及びMRI弾性画像)の夫々との整合性を評価する。次に、最も整合するMRI画像(及びMRI弾性画像)を選択して、その位置(対応点)をブロックごとに取得する。そして、得られた対応点の集合に基づいて、超音波断層像の位置と姿勢を更新する。このとき、整合性の評価には、MRI弾性画像と超音波弾性画像の整合性と、MRI画像と超音波断層画像の整合性を用いればよい。
第1,第3,第4実施形態では、弾性情報推定部240はMRI画像から組織構造を推定し、それに基づいてMRI画像の弾性情報を推定していた。また、第2実施形態では、複数の姿勢で取得したMRI画像を利用して当該MRI画像に関する被検体の弾性情報を推定していた。しかし、弾性情報の取得方法はこれに限るものではなく、他の何れの方法で取得してもよい。例えば、ある姿勢で撮影したMRI画像から抽出した組織構造に基づいて弾性情報を推定した後に、それを利用して他の姿勢で得たMRI画像との位置合わせを行い、さらに、その位置合わせ結果から弾性情報を推定しなおしてもよい。また、核磁気共鳴映像装置30がMRI弾性画像を生成する機能を有している場合には、画像処理装置10が核磁気共鳴映像装置30からMRI弾性画像を取得する構成であってもよい。
上記の実施形態では、位置合わせの結果を利用して超音波断層像に対応するMRI断層像を生成してこれを超音波断層像と並べて表示していたが、必ずしもこの処理を行う必要はない。例えば、生成したMRI断層像を外部記憶装置304に記録する構成であってもよい。また、インターフェイス308を介して外部に出力する構成であってもよい。また、生成したMRI断層像と超音波断層像とを重ね合わせて表示してもよい。
上記の実施形態では、三次元医用画像を取得する第二のモダリティとしてMRIを用いていたが、第二のモダリティはこれに限定されるものではない。例えば、X線CTやSPECT、PETなどの三次元医用画像を生成するその他のモダリティであってもよい。同様に、第一のモダリティも超音波画像診断装置以外であってもよい。例えば、レーザー光源と超音波探触子を有するプローブを用いて被検体を撮像する光音響トモグラフィ(PAT:Photo−acoustic Tomography)装置であってもよい。また、第一のモダリティと第二のモダリティは必ずしも異なるモダリティで無くてもよく、異なる条件下において同一のモダリティによって取得した画像であってもよい。例えば、同一モダリティの別機種(例えば複数のメーカーの機器)で取得した画像同士であってもよいし、単一の機器によって異なる条件で撮影した画像同士であってもよい。
また、本発明の目的は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記録媒体(または記憶媒体)を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記録媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによっても、達成されることは言うまでもない。この場合、記録媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記録した記録媒体は本発明を構成することになる。
20 超音波画像診断装置
25 超音波プローブ
30 核磁気共鳴映像装置
40 位置姿勢センサ
210 超音波断層像取得部
220 プローブ位置姿勢取得部
230 MRI画像取得部
240 弾性情報推定部
250 位置合わせ処理部
260 MRI断層像生成部
600 画像処理装置
610 超音波画像取得部
620 プローブ位置姿勢取得部
630 MRI画像取得部
640 弾性情報推定部
650 位置合わせ処理部
800 画像処理装置
850 位置合わせ処理部
852 弾性情報更新部
854 評価部
1000 画像処理装置
1050 位置合わせ処理部
1052 弾性情報更新部
1054 評価部
Claims (17)
- 被検体の第一の画像と前記被検体の第二の画像との位置合わせを行う画像処理装置であって、
前記第一の画像に対応する第一の弾性画像と、前記第二の画像に対応する第二の弾性画像とを取得する取得手段と、
前記第一の弾性画像と前記第二の弾性画像との整合性及び前記第一の画像と前記第二の画像との整合性に基づいて前記第一の画像と前記第二の画像との位置合わせを行う位置合わせ手段と、
を有することを特徴とする画像処理装置。 - 前記第一の弾性画像と前記第二の弾性画像との整合性及び前記第一の画像と前記第二の画像との整合性を評価値として評価する評価手段とを更に備え、
前記位置合わせ手段は、前記評価値に基づいて前記第一の画像と前記第二の画像の少なくとも一方を変形することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。 - 前記第二の画像は前記第一の画像よりも画像領域の範囲が広いものであって、前記位置合わせ手段は、前記評価値に基づいて前記第一の画像と位置合わせをする前記第二の画像の範囲を変更することを特徴とする請求項2に記載の画像処理装置。
- 前記第二の画像は三次元画像であり前記第一の画像は二次元画像、三次元画像のいずれかであって、前記位置合わせ手段は、前記評価値に基づいて前記第一の画像と位置合わせをする前記第二の画像の範囲を変更することを特徴とする請求項2又は3に記載の画像処理装置。
- 前記取得手段は、複数の姿勢で被検体を撮像した複数の画像における対応画素間の距離に基づいて、被検体の弾性に関する情報を弾性情報として推定することを特徴とする請求項1乃至4に記載の画像処理装置。
- 前記位置合わせ手段は、前記評価値の差分が域値に達するまで前記第一の画像と前記第二の画像の少なくとも一方を変形することを特徴とする請求項2乃至5のいずれか一項に記載の画像処理装置。
- 前記弾性画像の整合性と前記画像の整合性との評価の比率を被検体の弾性情報に基づいて変更することを特徴とする請求項2乃至6のいずれか一項に記載の画像処理装置。
- 前記弾性画像の整合性と前記画像の整合性との評価の比率を被検体の撮影時の姿勢に基づいて変更することを特徴とする請求項2乃至6のいずれか一項に記載の画像処理装置。
- 前記取得手段は、前記第一の弾性画像、前記第二の弾性画像の少なくとも一方は、対応する画像の組織別に予め保持されている弾性率を各組織に代入した情報であることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか一項に記載の画像処理装置。
- 前記位置合わせ手段は、前記第一の弾性画像、前記第二の弾性画像の少なくとも一方の弾性画像を変更することを特徴とする請求項1乃至9のいずれか一項に記載の画像処理装置。
- 前記第一の画像は超音波画像診断装置で撮像されたことを特徴とする請求項1乃至請求項10のいずれか一項に記載の画像処理装置。
- 前記第二の画像はMRIで撮像されたことを特徴とする請求項1乃至請求項11のいずれか一項に記載の画像処理装置。
- 第一の画像と第二の画像との位置合わせを行う画像処理方法であって、
前記第一の画像に対応する第一の弾性画像を取得する取得工程と、
前期第二の画像に対応する第二の弾性画像を取得する取得工程と、
前記第一の弾性画像と前記第二の弾性画像との整合性及び前記第一の画像と前記第二の画像との整合性に基づき前記第一の画像と前記第二の画像の位置合わせを行う位置合わせ工程と、
を有することを特徴とする画像処理方法。 - 請求項13に記載の画像処理方法をコンピュータに実行させるプログラム。
- 請求項14に記載のプログラムを記憶した、コンピュータが読み取り可能な記憶媒体。
- 第一の画像と第二の画像との位置合わせを行う画像処理方法であって、
前記第一の画像に対応する第一の弾性画像を取得する取得工程と、
前期第二の画像に対応する第二の弾性画像を取得する取得工程と、
前記第一の弾性画像に基づいて前記第一の画像を前記第二の画像と整合するように変形する工程と、
前記第一の弾性画像と前記第二の弾性画像との整合性及び前記第一の画像と前記第二の画像との整合性に基づき前記第一の画像と前記第二の画像との位置合わせを行う位置合わせ工程と、
を有することを特徴とする画像処理方法。 - 前記位置合わせ手段は、位置合わせの繰り返し処理を行った回数が予め設定した回数以上になると、前記位置合わせの繰り返し処理を停止することを特徴とする請求項1乃至12のいずれか一項に記載の画像処理装置。
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