JP5583075B2 - トラヒック制御方法 - Google Patents
トラヒック制御方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5583075B2 JP5583075B2 JP2011122590A JP2011122590A JP5583075B2 JP 5583075 B2 JP5583075 B2 JP 5583075B2 JP 2011122590 A JP2011122590 A JP 2011122590A JP 2011122590 A JP2011122590 A JP 2011122590A JP 5583075 B2 JP5583075 B2 JP 5583075B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- request
- data center
- data
- learning
- control device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
- Computer And Data Communications (AREA)
Description
前記複数のデータセンタの各データセンタはリクエスト受け入れ制御装置を備えており、
サービスのリクエストを受信したデータセンタのリクエスト受け入れ制御装置は、過去にリクエストを受け入れた際に取得したネットワーク状況に基づく第1の蓄積データを用いて、当該リクエストを受け入れるか否かを判定し、
前記リクエスト受け入れ制御装置が、前記リクエストを受け入れないと判定した場合に、過去にリクエストを転送した際に取得したネットワーク状況及びリクエスト転送回数に基づく第2の蓄積データを用いて、転送先データセンタを決定し、当該転送先データセンタにリクエストを転送し、
1回又は複数回のリクエスト転送が行われた後に、転送に係るリクエストを受信したリクエスト受け入れ制御装置が、前記リクエストを受け入れる場合に、当該リクエストに対応するサービスのトラヒックフローが確立した後のネットワーク状況を測定するとともに、当該ネットワーク状況とリクエスト転送回数を転送元のリクエスト受け入れ制御装置に送信し、
前記転送元のリクエスト受け入れ制御装置が、前記ネットワーク状況とリクエスト転送回数を受信するトラヒック制御方法において、
前記複数のデータセンタにおける各リクエスト受け入れ制御装置は、第1の学習器と第2の学習器を備えており、
前記第1の学習器が、リクエストを受け入れた際に測定されたネットワーク状況、及び当該リクエストに対応するサービスの優先度を用いて、当該リクエストを受け入れたことについての学習を行い、学習結果を前記第1の蓄積データとして記憶手段に蓄積し、
前記第2の学習器が、転送したリクエストを受け入れた他のリクエスト受け入れ制御装置から受信した当該他のリクエスト受け入れ制御装置により取得されたネットワーク状況及び転送回数を用いて、当該リクエストを転送したことについての学習を行い、学習結果を前記第2の蓄積データとして記憶手段に蓄積する
ことを特徴とするトラヒック制御方法として構成される。
本実施の形態に係るシステムの全体構成は、図1に示したように複数データセンタがネットワーク接続された構成である。そして、各データセンタには、リクエスト受け入れ制御装置10が備えられ、複数データセンタのリクエスト受け入れ制御装置10が協調してフロー制御(トラヒック制御)を行う。
リクエスト受け入れ判定部12は、リクエスト転送処理部11から受け取ったリクエストを受け入れるか否か判定し、受け入れる場合にリクエスト転送処理部11にリクエスト受け入れ処理(コネクション確立等)を行わせるとともに後述する学習を行い、受け入れない場合に、リクエストをリクエスト転送先決定部13に渡す機能を有する。リクエスト転送先決定部13は、リクエスト受け入れ判定部12により受け入れを拒否されたリクエストの転送先を決定し、リクエスト転送処理部11を介して当該転送先にリクエストを転送し、後述する学習を行う機能を有する。
以下では、本実施の形態に係るシステムの処理内容をより詳細に説明する。
本実施の形態に係る複数データセンタの運用モデルは以下のとおりである。
・データセンタの数をM とし、提供しているサービスの数をNとし、データセンタk(0≦k≦M)は全てのサービスNを運用している事とする。
・1≦i≦j≦Nの時、サービスiはサービスjよりも優先度が高い。
・データセンタk(0≦k≦M)は、時刻tにおいて収容している全てのフロー数Lk all(t)とサービス別のフロー数Lk i(t)(1≦i≦N)をデータ格納部14に記録している。
・データセンタk における、サービスiの最大フロー数をLmk iとする。
・優先度が高いサービスほど、多くのフローを受け入れることができ、1≦i≦j≦Nの時、Lmj≦Lmiを満たす。
・データセンタkは、他の全てのM−1個のデータセンタと接続されている。
・セッション要求の到着過程・到着率とサービス時間分布・平均時間には特定の仮定を置かずに未知とする。
階層型強化学習では、複数の学習器を用いて階層化することで、複数の目的を達成することが可能になる。本実施の形態では、サービスの優先度と帯域使用率を考慮した負荷分散を達成するために、サービスの優先度に応じた学習器122と帯域使用率を考慮した学習器132の2つの学習器を各データセンタのリクエスト受け入れ制御装置10に配置し、サービスの優先度に応じた学習器122と帯域使用率を考慮した学習器132を連携させる。なお、本実施の形態では各学習器はQ-learningによって学習することとするが、本発明に適用可能な学習の手法はQ-learningに限られるわけではない。
Q-learningで代表される強化学習では、学習エージェントが現在の状態を観測し、行動を通して得られる報酬が最大になるように、各状態における最適行動を学習する。
時刻tにおける、各学習器のエージェントが観測する状態を以下のように定義する。なお、各定義に係る情報は、データ格納部14に格納される。また、各データセンタは自分及び他のデータセンタのフローを計測しているものとする。各データセンタにおける自分及び他のデータセンタのフローの計測の方法は特定の方法に限定されない。リクエスト受け入れ制御装置10が自分及び他のデータセンタのフローの情報を取得できる方法であればどのような方法でもよい。リクエスト受け入れ制御装置10は、自分及び他のデータセンタのフローの情報を取得し、データ格納部14に格納する機能を備えているものとする。
・サービスi(1≦i≦N) のフローのみ受け入れる。
・サービスiおよびj(1≦j≦N)のフローのみ受け入れる。
・m(2≦m≦N)個のサービスに対するフローを受け入れる。
・全てのサービスのフローを受け入れる。
・リクエストを他のデータセンタに転送する。
ユーザからのリクエストがデータセンタkに到達し、2つの学習器によってリクエストを処理した時に発生する報酬を定義する。サービスの差別化を行う学習器122によってリクエストの受け入れが許可された場合、リクエストが指定するサービスの種類に応じて以下の優先度係数が考慮される。以下の優先度係数は、データ格納部14に予め格納されているデータである。
次に、図4に示すように、データセンタA、B、Cが接続されたシステム構成を例に挙げて、動作の具体例を説明する。図4に示すTransfer_numは、帯域使用率を考慮する学習器132の報酬関数におけるtransferに対応する。
本実施の形態によれば、複数のデータセンタやが、ネットワーク(インターネット)を通して相互接続された環境において、各データセンタのTCP を管理できる機器(リクエスト受け入れ制御装置等)にて、前記環境下でのTCPフローの解析と制御を自律的に行うネットワーク管理システムが提供される。前記各TCP を管理できる機器は、相互接続されている、異なるデータセンタネットワークのTCP を管理可能な機器との協調動作を通して、互いにTCP のスループットの状態を計測する機能と、当該TCP を管理できる機器に対して、あるサービスへのリクエストが送られてきた場合、サービスの種別データ(優先度)と蓄積した計測結果を用いた、複数のパラメータによって動作が決定される学習アルゴリズムを通して、リクエストの送信元(ユーザ)に対して、当該TCP を管理できる機器より、TCPフローを確立するかどうかを判断する機能と、当該TCPを管理できる機器において、前記の判断機能を通して、リクエストに対するTCP フローの確立が不可能と判断した際に、相互接続されている、他のデータセンタのTCPを管理できる機器から、TCPフローを確立した際にスループットを最大化できるTCPを管理できる機器を、サービスの種別データ(優先度)と蓄積した計測結果を用いた、複数のパラメータによって動作が決定される学習アルゴリズムを通して決定し、転送する機能を有している。
11 リクエスト転送処理部
12 リクエスト受け入れ判定部
13 リクエスト転送先決定部
14 データ格納部
121、131 学習用データ取得部
122、132 学習器
Claims (3)
- 複数のデータセンタが接続されたネットワークシステムにおけるトラヒック制御方法であって、
前記複数のデータセンタの各データセンタはリクエスト受け入れ制御装置を備えており、
サービスのリクエストを受信したデータセンタのリクエスト受け入れ制御装置は、過去にリクエストを受け入れた際に取得したネットワーク状況に基づく第1の蓄積データを用いて、当該リクエストを受け入れるか否かを判定し、
前記リクエスト受け入れ制御装置が、前記リクエストを受け入れないと判定した場合に、過去にリクエストを転送した際に取得したネットワーク状況及びリクエスト転送回数に基づく第2の蓄積データを用いて、転送先データセンタを決定し、当該転送先データセンタにリクエストを転送し、
1回又は複数回のリクエスト転送が行われた後に、転送に係るリクエストを受信したリクエスト受け入れ制御装置が、前記リクエストを受け入れる場合に、当該リクエストに対応するサービスのトラヒックフローが確立した後のネットワーク状況を測定するとともに、当該ネットワーク状況とリクエスト転送回数を転送元のリクエスト受け入れ制御装置に送信し、
前記転送元のリクエスト受け入れ制御装置が、前記ネットワーク状況とリクエスト転送回数を受信する
トラヒック制御方法において、
前記複数のデータセンタにおける各リクエスト受け入れ制御装置は、第1の学習器と第2の学習器を備えており、
前記第1の学習器が、リクエストを受け入れた際に測定されたネットワーク状況、及び当該リクエストに対応するサービスの優先度を用いて、当該リクエストを受け入れたことについての学習を行い、学習結果を前記第1の蓄積データとして記憶手段に蓄積し、
前記第2の学習器が、転送したリクエストを受け入れた他のリクエスト受け入れ制御装置から受信した当該他のリクエスト受け入れ制御装置により取得されたネットワーク状況及び転送回数を用いて、当該リクエストを転送したことについての学習を行い、学習結果を前記第2の蓄積データとして記憶手段に蓄積する
ことを特徴とするトラヒック制御方法。 - 前記第1の学習器と前記第2の学習器を備えるリクエスト受け入れ制御装置が、サービスのリクエストを受信した際に、
前記第1の学習器が、前記第1の蓄積データである学習結果に基づいて、受信した前記リクエストを受け入れるか否かの判定を行い、
前記第1の学習器が、前記リクエストを受け入れないと判定した場合に、前記第2の学習器が、前記第2の蓄積データである学習結果に基づいて、転送先データセンタを決定する
ことを特徴とする請求項1に記載のトラヒック制御方法。 - 前記第1の学習器は、リクエストを受け入れた場合に、当該リクエストに係るサービスの優先度が高く、ネットワーク状況が良好な場合において、当該リクエストを受け入れた行動に対する報酬値が高くなるように報酬値の計算を行い、
前記第2の学習器は、リクエストを転送した場合に、転送回数が少なく、リクエストを受け入れたデータセンタでのネットワーク状況が良好な場合において、当該リクエストを転送した行動に対する報酬値が高くなるように報酬値の計算を行う
ことを特徴とする請求項1又は2に記載のトラヒック制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011122590A JP5583075B2 (ja) | 2011-05-31 | 2011-05-31 | トラヒック制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011122590A JP5583075B2 (ja) | 2011-05-31 | 2011-05-31 | トラヒック制御方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2012253441A JP2012253441A (ja) | 2012-12-20 |
JP5583075B2 true JP5583075B2 (ja) | 2014-09-03 |
Family
ID=47525878
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011122590A Expired - Fee Related JP5583075B2 (ja) | 2011-05-31 | 2011-05-31 | トラヒック制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5583075B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2022249827A1 (ja) * | 2021-05-25 | 2022-12-01 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 電子装置、システム、及び電子装置の制御方法 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3633321B2 (ja) * | 1998-10-23 | 2005-03-30 | 富士通株式会社 | 広域負荷分散装置及び方法 |
JP3727572B2 (ja) * | 2001-11-13 | 2005-12-14 | 日本電信電話株式会社 | コンテンツ配信ネットワーク、アドレス通知端末、および通信制御装置 |
JP4108486B2 (ja) * | 2003-01-08 | 2008-06-25 | Necインフロンティア株式会社 | Ipルータ、通信システム及びそれに用いる帯域設定方法並びにそのプログラム |
JP4280988B2 (ja) * | 2003-11-27 | 2009-06-17 | 横河電機株式会社 | ネットワーク品質評価測定方法およびネットワーク品質評価装置 |
-
2011
- 2011-05-31 JP JP2011122590A patent/JP5583075B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2012253441A (ja) | 2012-12-20 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
Belgaum et al. | A systematic review of load balancing techniques in software-defined networking | |
Alsaeedi et al. | Toward adaptive and scalable OpenFlow-SDN flow control: A survey | |
Li et al. | An effective path load balancing mechanism based on SDN | |
Shanbhag et al. | SoCCeR: Services over content-centric routing | |
Luo et al. | Scaling geo-distributed network function chains: A prediction and learning framework | |
Kim et al. | Ant colony based self-adaptive energy saving routing for energy efficient Internet | |
Chen et al. | An integrated framework for software defined networking, caching, and computing | |
Palmieri et al. | GRASP-based resource re-optimization for effective big data access in federated clouds | |
Jamali et al. | On the use of the genetic programming for balanced load distribution in software-defined networks | |
Begam et al. | Load balancing in DCN servers through SDN machine learning algorithm | |
Gao et al. | Scalable area-based hierarchical control plane for software defined information centric networking | |
Tajiki et al. | Optimal Qos-aware network reconfiguration in software defined cloud data centers | |
Wang et al. | PrePass: Load balancing with data plane resource constraints using commodity SDN switches | |
Qin et al. | Enabling multicast slices in edge networks | |
Liu et al. | A port-based forwarding load-balancing scheduling approach for cloud datacenter networks | |
Neghabi et al. | Energy‐aware dynamic‐link load balancing method for a software‐defined network using a multi‐objective artificial bee colony algorithm and genetic operators | |
Chakravarthy et al. | Path based load balancing for data center networks using SDN | |
Fioccola et al. | Dynamic routing and virtual machine consolidation in green clouds | |
Zhang et al. | A multipath transport scheme for real-time multimedia services based on software-defined networking and segment routing | |
Ye et al. | FlexDATE: Flexible and disturbance-aware traffic engineering with reinforcement learning in software-defined networks | |
Rikhtegar et al. | DeepRLB: A deep reinforcement learning‐based load balancing in data center networks | |
Sharma et al. | A temporal deep Q learning for optimal load balancing in software-defined networks | |
Mansour et al. | Load balancing in the presence of services in named-data networking | |
Nayyer et al. | Learning-based hybrid routing for scalability in software defined networks | |
Farhoudi et al. | Server load balancing in software-defined networks |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20130806 |
|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20131004 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20140221 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20140311 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20140512 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20140708 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20140715 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5583075 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |