JP5576467B2 - 蓄電システム、及びカートリッジ - Google Patents
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Description
また、家庭内の電力使用量が変わる際、容量を容易に増やすことができ、新しいシステムを入れる必要がないことから高い経済性が得られる。更に、コミュニティーレベルや工場などの大型蓄電池にも応用でき、劣化した電池パックのみを交換できることから非常に更新が容易に可能なシステムとなる。
この構成によれば、複数のカートリッジに対して同時に放電または充電を行い、放電または充電の効率を上げることができ、しかも、複数のカートリッジに対して同時に放電または充電を行っても、横流の発生が防止できる。また、ユーザーが抜き取ることを意図したカートリッジを、安全に引き抜くことができる。
この構成によれば、複数のカートリッジに対して同時に放電または充電を行い、放電または充電の効率を上げることができ、しかも、複数のカートリッジに対して同時に放電または充電を行っても、横流の発生が防止できる。
この構成によれば、カートリッジのそれぞれに対する電流を、放電方向または充電方向の一方向に制限することで、各カートリッジの間の横流を防止することができる。
この構成によれば、複数のカートリッジを同時に放電したときに、カートリッジの端子電圧間の差により生じる横流の発生を防止できる。
この構成によれば、複数のカートリッジを同時に充電したときに、カートリッジの端子電圧間の差により生じる横流の発生を防止できる。
この構成によれば、蓄電システムのカートリッジからの放電中に、ユーザーは抜き取ることを意図するカートリッジを安全に引き抜くことができる。
この構成によれば、蓄電システムのカートリッジへの充電中に、ユーザーは抜き取ることを意図するカートリッジを安全に引き抜くことができる。
この構成によれば、蓄電システムとカートリッジとを、確実に、かつ安全に接続することが可能となる。
これにより、カートリッジを定置用だけでなく、他の機器にも共有して用いることができるので、蓄電システムにて充電された電力を他のシステムにも供給することが可能となり、自然エネルギーによってカートリッジに充電された電力を有効活用することができる。
この構成によれば、太陽電池および系統からの電力の有効活用化を推進するため、蓄電システムをLANに接続させて天気予報を入手し、生活パターンも考慮したエネルギートータルマネジメントシステムを構築することができる。
図1は、本発明の一実施形態である蓄電システムを備えた電力コントロールシステムの電力系統を示すブロック図である。図1を参照して、区画されたエリア、例えば住宅の電力制御コントロールシステムの一例について説明する。図1は、住宅内の電力の供給経路を示し、電力の種類として、直流(DC)および交流(AC)が示されている。例えば家庭内の電力ネットワークには、220V(60Hz)の交流電力が流れる。なお、本発明はこれに限定されるものではなく、自動車用等にも転用できるものとする。
制御回路62は、カートリッジ100_1〜100_4の状態を管理し、安全性および信頼性をモニタリングする。制御回路62は、電力管理装置4と無線LANにより接続される。電力管理装置4は、制御回路62からのカートリッジ100_1〜100_4に関する情報(蓄電容量情報)を常時受信し、また、カートリッジ100_1〜100_4に関連する制御信号を制御回路62に対して送信する。各カートリッジは、詳細については後述するが、蓄電システム6から取り外し可能な構成とされ、取り外して他の用途に使用される。すなわち、電気装置、例えば電気自動車18の動力源として使用される。
また、電力管理装置4は、例えばADSL(Asymmetric Digital Subscriber Line)を介してインターネット16上の外部サーバ17と接続されている。
制御装置4aは、ユーザー(居住者)が運転操作を設定できる運転操作部である操作盤4b上の各種のスイッチ、インターネット16上の外部サーバ17、及び蓄電システム等からの各種の通信信号が入力される入力回路(図1において不図示)を有している。また、制御装置4aは、当該入力回路からの信号を用いて各種演算を実行するマイクロコンピュータと、マイクロコンピュータによる演算に基づいて電力メータ2、及び蓄電システム6を制御する信号を無線により出力する出力回路とを備えている。このマイクロコンピュータは、演算結果等を記憶するRAM、あらかじめ設定された制御プログラムや更新可能な制御プログラムを記憶するROMを内蔵し、後述する蓄電システム6等の運転を制御する。
例えば、制御装置4aは、ユーザーが操作盤4b上のスイッチを介して、蓄電システム6を稼動状態に移行させる指示を入力している場合、天候予測結果と蓄電システム6に蓄えられた蓄電量を加味して深夜料金時間帯の蓄電システム6への蓄電量を決定する。この蓄電量は、例えば、ユーザーの過去の使用電力量実績による学習値から、蓄電システム6内に残存する蓄電量と、翌日の発電量(発電量の予測値)とを減算することにより算出される。そして、制御装置4aは、蓄電量算出手段として算出した蓄電量分の電力量を、電力が安価な深夜料金時間帯に電力供給網1から交流電力を受電するように電力メータ2へ通信信号を無線通信する。電力メータ2は、配電装置3を介して蓄電システム6に交流電力を供給する。制御装置4aは、蓄電システム6の制御回路62に対して電流変換を指示する通信信号(充電指示信号)を無線により通信する。蓄電システム6は、配電装置3からの交流電力を直流電力に電力変換してカートリッジ100_1〜100_4を充電する。
電力管理装置4からの指示信号による蓄電システムの制御(充電、放電、カートリッジ抜き取り)の詳細については後述し、本願の特徴的部分である蓄電システム6の構成について、以下に詳述する。
セル101は、図2(a)に示す様に、略直方体の形状をしており、タブ(正極端子、及び負極端子)が1つの面に設けられる。セル101の大きさは、例えば、図3に示すように、横幅が160mm程度、高さ(厚み)が3mm程度、縦幅(奥行き)が80mm程度である。なお、セルの大きさは、これに限られるものではなく、各用途に応じて自由に設計することができるものとする。例えば、住宅定置用の場合、交換やカートリッジ単独での使用の観点で、横幅が100~300mm程度、高さ(厚み)が1~10mm程度、縦幅(奥行き)が50~200mm程度であることが好ましく、横幅が130~180mm程度、高さ(厚み)が2~5mm程度、縦幅(奥行き)が60~100mm程度であることが更に好ましい。また、大型用途の場合、交換の観点で、横幅が200~1000mm程度、高さ(厚み)が5~20mm程度、縦幅(奥行き)が200~1000mm程度であることが好ましく、横幅が300~700mm程度、高さ(厚み)が8~15mm程度、縦幅(奥行き)が300~700mm程度であることが更に好ましい。セルの形状も図2に示されるものに限らず、楕円体、円筒状、長方体、正方体、菱体又は複数個の楕円体、円筒状、長方体、正方体、菱体の組み合わせによるものでも良く、異なる種類の形状のものの組み合わせでも良い。なお、生産性の観点で、長方体、正方体、楕円体、円筒状のいずれか又はそれらの組み合わせであることが好ましい。
蓄電するデバイスとしてのセル101は、リチウムイオン二次電池(以下LiBとも呼ぶ)、ニッケル水素二次電池、鉛蓄電池、ニッカド電池、レドックスフロー電池、亜鉛塩素電池、亜鉛臭素電池、リチウム空気電池、アルミニウム空気電池、空気亜鉛電池、ナトリウム硫黄電池、リチウム硫化鉄電池、空気マグネシウム電池のいずれかから構成される。
カートリッジの大きさは、例えば、図3に示すように、横幅200mm程度、高さ(厚み)50mm程度、縦幅(奥行き)120mm程度である。なお、カートリッジの大きさは、これに限られるものではなく、各用途に応じて自由に設計することができるものとする。例えば、住宅定置用の場合、交換・カートリッジ単独での使用の観点で、横幅が150~700mm程度、高さ(厚み)が10~150mm程度、縦幅(奥行き)が75~500mm程度であることが好ましく、横幅が200~500mm程度、高さ(厚み)が30~120mm程度、縦幅(奥行き)が100~300mm程度であることが更に好ましい。また、大型用途の場合、設置、及びメンテナンスの観点で、横幅が300~2000mm程度、高さ(厚み)が40~300mm程度、縦幅(奥行き)が300~2000mm程度であることが好ましく、横幅が300~1500mm程度、高さ(厚み)が50~150mm程度、縦幅(奥行き)が300~1500mm程度であることが更に好ましい。
各セルは、カートリッジ100に搭載されると、カートリッジ100側において各セルが直列に接続される。なお、この図2(b)、及び図3においては、カートリッジは、17個のセルを有している場合について説明したが、セルの個数は、これに限られるものではなく、各用途、所要電圧、パワー量に等に応じて自由に設計することができるものとする。例えば、住宅定置用の場合、系統連系およびカートリッジ単独での使用の観点で、10~150つ程度が好ましく、15~120つ程度が更に好ましい。大型用途の場合、系統連系の観点で、80~300つ程度が好ましく、100~250つが更に好ましい。また、薄型のカートリッジを作成する場合、1つ、2つ、あるいは4つ以上であってもよい。
ハンドル103は、カートリッジの外部に設けられており、カートリッジ100を蓄電装置60に取り付け、取り外し、運搬の際に利用される。また、カートリッジ100には、正極側端子である+(プラス)端子111、及び負極側端子である−(マイナス)端子112が設けられる。カートリッジ100の+端子111と−端子112とから、直列接続されたセル101の直流電圧をカートリッジ外部へ取り出すことが可能となる。また、この端子間に直流電圧を印加することにより、直列接続された各セルへの充電が可能となる。
前記カートリッジ100、セル101、安全回路102、ハンドル103、正極側端子である+(プラス)端子111、及び負極側端子である−(マイナス)端子112は、前記機能を果たすことができれば、図2、図5に限られるものではなく、各用途に応じて自由設計できるものとする。
本実施形態では、蓄電装置60には、最大で略同一の形状の4つのカートリッジが接続可能である。また、蓄電システム側の受け口さえ形が変わっていれば、カートリッジの形や容量が異なっていても使用可能である。この蓄電装置60の大きさは、蓄電システム6の応用環境によって自由に設計変更でき、4個以上のカートリッジの接続も可能である。
蓄電システム6は、蓄電装置60、PCS(パワーコンディショナー)、制御回路62、横流防止回路(CCP)65_1〜65_4を有する。PCSは、双方向DC−DCコンバータ61a、及び双方向DC−ACインバータ61bを含んで構成される。
すなわち、ダイオード66_iにおいて、アノード端子はスイッチ回路67_iの一端に接続され、カソード端子はカートリッジ100_iの+端子111_iに接続される。スイッチ回路67_iにおいて、一端はダイオード66_iのアノード端子に接続され、他端は双方向DC−DCコンバータ61aの入出力端子(正極側端子)に接続される。
すなわち、スイッチ回路68_iにおいて、その一端はカートリッジ100_iの+端子111_iに接続され、その他端はダイオード69_iのアノード端子に接続される。ダイオード69_iにおいて、アノード端子はスイッチ回路68_iの他端に接続され、カソード端子は双方向DC−DCコンバータ61aの入出力端子(正極側端子)に接続される。
PCSを構成する双方向DC−ACインバータ61bにおいて、蓄電装置60側の入出力端子は、双方向DC−DCコンバータ61aの配電装置3側の入出力端子に接続され、蓄電装置60と反対側の入出力端子(商用電圧を出力するノード)は、配電装置3に接続される。
一方、PCS2においては、蓄電装置60側の出力端子(正極側端子)は、横流防止回路65_1〜65_4を介して、カートリッジ100_1〜100_4の+端子111_1〜111_4に、それぞれ接続される。また、PCS2においては、蓄電装置60側の出力端子(負極側端子)は、カートリッジ100_1〜100_4の−端子112_1〜112_4に接続される。また、PCS2においては、蓄電装置60側の入力端子は、配電装置3に接続される。
このように、PCS(パワーコンディショナー)は、複数個並列接続されたカートリッジ100_1〜100_4に対して商用電圧を直流電圧に変換して同時に充電し、または複数個並列接続されたカートリッジ100_1〜100_4から同時に放電して商用電圧を出力すればよく、双方向、片方向のDC−DCコンバータ、及びDC−ACインバータのいずれを用いてもよい。
具体的には、制御回路62は、放電指示信号が入力される場合、双方向DC−DCコンバータ61aを制御して、蓄電装置60側の入出力端子に入力される直流電圧(カートリッジの維持電圧)を昇圧して、昇圧した直流電圧(例えば300Vの直流電圧)を配電装置3側の入出力端子へ出力させる。また、制御回路62は、双方向DC−ACインバータ61bを制御して、蓄電装置60側の入出力端子に入力される直流電圧を、交流電圧(例えば100Vまたは200Vの交流電圧)に変換させ、配電装置3側の入出力端子へ出力させる。配電装置3は、この交流電圧が入力され、例えば通電モニタ5を介して電気器具51に動作電圧を供給する。なお、制御回路62によるPCSに対する制御は、放電指示信号が入力される期間を通じて行なわれる。
制御回路62は、電力管理装置4から放電指示信号、及び充電指示信号のいずれの信号の入力がない状態では、横流防止回路65_1〜65_4における、スイッチ回路67_1〜67_4及びスイッチ回路68_1〜68_4をオフ状態にしている(ステップS1)。具体的には、制御回路62は、PCS制御信号PCSC_1〜PCSC_4及びPCS制御信号PCSD1〜PCSD4を全てLレベルに維持している。
制御回路62は、電力管理装置4から放電指示信号、及び充電指示信号のいずれの信号の入力がない状態では、横流防止回路65_1〜65_4における、スイッチ回路67_1〜67_4及びスイッチ回路68_1〜68_4をオフ状態にしている(ステップS11)。具体的には、PCS制御信号PCSC_1〜PCSC_4及びPCS制御信号PCSD_1〜PCSD_4をLレベルに維持している。
図9においては、カートリッジが放電中にカートリッジ抜き取り信号、及びカートリッジ100_jの識別番号を示す信号が制御回路62に入力された場合の処理を示している。なお、カートリッジ100_jとは、カートリッジ100_1〜カートリッジ100_4のうち、抜き取りの対象となるカートリッジを示すものとする。
図10においては、カートリッジが充電中にカートリッジ抜き取り信号、及びカートリッジ100_jの識別番号を示す信号が制御回路62に入力された場合の処理を示している。なお、カートリッジ100_jとは、カートリッジ100_1〜カートリッジ100_4のうち、抜き取りの対象となるカートリッジを示すものとする。
第1の試験は、図11(a)に示すように、同容量(2900Wh)のカートリッジを用いて、図11(a)に示すような条件で、放電と充電を繰り返すものである。図11(b)は放電結果を示し、図11(c)は充電結果を示す。このサイクル試験で、充電、放電を行っていない際に、電流値は観測されず、横流はないことが確認された。これは、ダイオード、及びスイッチ回路から構成される横流防止回路の作用によるものである。なお、充電及び放電容量が理論値に達していないのは、ダイオードによる熱ロスが発生したものと考えられる。
また、「コンピュータシステム」は、WWWシステムを利用している場合であれば、ホームページ提供環境(あるいは表示環境)も含むものとする。
また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムが送信された場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリ(RAM)のように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良く、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであってもよい。
Claims (12)
- 複数個接続したセルからなるカートリッジを複数個並列で接続し、
前記カートリッジのそれぞれに対する電流を放電方向または充電方向の一方向に制限する横流防止回路を設け、
前記複数個並列接続されたカートリッジに対して商用電圧を直流電圧に変換して同時に充電し、または前記複数個並列接続されたカートリッジから同時に放電して前記商用電圧を出力する蓄電システムであって、
前記カートリッジのうちいずれかのカートリッジをユーザーが抜き取ることを意図していることを表すカートリッジ抜き取り信号が入力された場合、当該カートリッジに対して、回路を非導通とし、当該カートリッジが抜き取り可能であることを表す信号を出力することを特徴とする蓄電システム。 - 複数個並列で接続されたカートリッジに共通に設けられ、複数個並列接続されたカートリッジに対して商用電圧を直流電圧に変換して同時に充電し、または複数個並列接続されたカートリッジから同時に放電して商用電圧を出力するパワーコンディショナーと、
前記カートリッジのそれぞれに対する電流を放電方向または充電方向の一方向に制限するダイオード及びスイッチ回路を含む横流防止回路と、
前記複数の横流防止回路を構成する前記スイッチ回路の導通または非導通を制御する制御回路とを備える
ことを特徴とする請求項1に記載の蓄電システム。 - 前記横流防止回路は、前記カートリッジのそれぞれに対して放電方向にのみ電流路を形成する直列接続された第1のダイオード及び第1のスイッチ回路と、
前記カートリッジのそれぞれに対して充電方向にのみ電流路を形成する直列接続された第2のダイオード及び第2のスイッチ回路とを含む
ことを特徴とする請求項2に記載の蓄電システム。 - 前記制御回路は、前記蓄電システムからの放電を指示する放電指示信号が入力されると、
複数個並列で接続されたカートリッジに対して、前記放電方向にのみ電流路を形成する第1のスイッチ回路を同時に導通させ、
当該複数のカートリッジの維持電圧が第1の電圧になるまで、前記商用電圧を出力することを特徴とする請求項3に記載の蓄電システム。 - 前記制御回路は、前記蓄電システムへの充電を指示する充電指示信号が入力されると、
複数個並列で接続されたカートリッジに対して、前記充電方向にのみ電流路を形成する第2のスイッチ回路を同時に導通させ、
当該カートリッジの維持電圧が第2の電圧になるまで、前記商用電圧に応じて充電することを特徴とする請求項4に記載の蓄電システム。 - 前記制御回路は、前記放電指示信号が入力されている場合であって、複数個並列に接続された前記カートリッジのうちいずれかのカートリッジをユーザーが抜き取ることを意図していることを表すカートリッジ抜き取り信号が入力された場合、
当該カートリッジが放電中であれば、当該カートリッジに対して、放電方向にのみ電流路を形成する第1のスイッチ回路を非導通とすることにより、当該カートリッジが抜き取り可能であることを表す信号を出力する
ことを特徴とする請求項4または請求項5のうちいずれかに記載の蓄電システム。 - 前記制御回路は、前記充電指示信号が入力されている場合であって、複数個並列に接続された前記カートリッジのうちいずれかのカートリッジをユーザーが抜き取ることを意図していることを表すカートリッジ抜き取り信号が入力された場合、
当該カートリッジが充電中であれば、当該カートリッジに対して、充電方向にのみ電流路を形成する第2のスイッチ回路を非導通とすることにより、当該カートリッジが抜き取
り可能であることを表す信号を出力する
ことを特徴とする請求項4から請求項6のうちいずれか1項に記載の蓄電システム。 - 蓄電システムとカートリッジの接続部について、蓄電システムおよびカートリッジ側にカバーが設けられており、カートリッジを蓄電システムにはめ込むと接続部が露出して電気的接続を形成することを特徴とする請求項1から請求項7のうちいずれか1項に記載の蓄電システム。
- 蓄電システムとカートリッジの接続部について、蓄電システムおよびカートリッジ側にワイヤレス電力輸送装置が設けられており、物理的に接続しなくとも電力の授受が可能であることを特徴とする請求項1から請求項8のうちいずれか1項に記載の蓄電システム。
- 用途として一般住宅、店舗、ビル、工場、バックアップ電源、メガソーラー電力貯蔵、風力電力貯蔵、地熱発電電力貯蔵、電気自動車、プラグインハイブリッド車、ハイブリッド車に転用可能な請求項1から請求項9のうちいずれか1項に記載の蓄電システム。
- 蓄電システムがLANに接続されており、天気予報を基に未来の太陽電池の発電量を算出し、算出された結果、太陽電池の発電量が、定格出力の半分以上である期間が予め決められた時間未満であるなら天気予報から太陽電池の出力量を予測し、天気予報を基に未来の太陽電池の発電量を算出し、算出された結果、太陽電池の発電量が、定格出力の半分以上である期間が前記予め決められた時間以上であるなら、系統からの蓄電をしないことを特徴とする請求項1から請求項10のうちいずれか1項に記載の蓄電システム。
- 請求項1から請求項11のいずれか一項に記載の蓄電システムから取り外しても、単独で直流電圧および交流電圧を出力できることを特徴とするカートリッジ。
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