JP5564971B2 - 車両用シート - Google Patents
車両用シート Download PDFInfo
- Publication number
- JP5564971B2 JP5564971B2 JP2010028565A JP2010028565A JP5564971B2 JP 5564971 B2 JP5564971 B2 JP 5564971B2 JP 2010028565 A JP2010028565 A JP 2010028565A JP 2010028565 A JP2010028565 A JP 2010028565A JP 5564971 B2 JP5564971 B2 JP 5564971B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cushion
- submarine
- front panel
- bracket
- vehicle
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Seats For Vehicles (AREA)
Description
請求項1に記載の発明は、車幅方向に対を成すアッパレールの長手方向の両端部にそれぞれブラケットを介して固着される一対のロアアームと、この両ロアアームの先端を橋渡すように固着されるフロントパネルと、を有するクッションフレームを備えた車両用シートであって、フロントパネルは、クッションフレームに包着状に組み付けられるクッションを受けるクッション受け部と、車両の前突発生時にクッションに着座した乗員に生じるサブマリン現象を防止するサブマリン防止部とから構成されており、このサブマリン防止部は、クッション受け部からロアアームの基端側へ下り傾斜するように延設された傾斜体から構成されており、両端部のブラケットのうち、先端側のブラケットは、フロントパネルにおけるサブマリン防止部の車幅方向の縁に対応するように略逆U字状に構成されており、この先端側のブラケットにおけるフロントパネルのサブマリン防止部に対応する縁には、内側に向けてフランジが形成されており、フロントパネルは、そのクッション受け部の車幅方向の両縁がロアアームに溶接によってそれぞれ固着されていると共に、そのサブマリン防止部の車幅方向の両縁が先端側のブラケットのフランジに面当て状態で溶接によってそれぞれ固着されており、サブマリン防止部は、傾斜体から略鉛直方向に沿うように延設された立壁体を備えており、サブマリン防止部の傾斜体と立壁体とは、先端側のブラケットの略逆U字状に沿うようにクッション受け部から折り曲げ形成されていることを特徴とする構成である。
この構成によれば、フロントパネルのクッション受け部によって、シートクッションの先端における乗員の着座荷重を支えることができる。また、フロントパネルのサブマリン防止部によって、車両の前突発生時にシートクッションに着座した乗員に生じるサブマリン現象を防止することができる。そのため、従来技術で説明したストラットパイプ(フロントロッド)を必要とすることなくフロントパネルだけであっても、シートクッションの先端における乗員の着座荷重を支えつつ、さらに、車両の前突発生時にシートクッションに着座した乗員に生じるサブマリン現象を防止することができる。これにより、車両用シートの部品点数の削減(フロントロッドの削減)に繋げることができる。
実施例では、車両用シートの例として、助手席1を例に説明した。しかし、これに限定されるものでなく、例えば、運転席であっても構わない。
2 シートクッション
20 アッパレール
22 前ブラケット
22a フランジ
24 後ブラケット
26 ロアアーム
30 フロントパネル
32 クッション受け部
34 サブマリン防止部
34a 傾斜体
34b 立壁体
Claims (1)
- 車幅方向に対を成すアッパレールの長手方向の両端部にそれぞれブラケットを介して固着される一対のロアアームと、この両ロアアームの先端を橋渡すように固着されるフロントパネルと、を有するクッションフレームを備えた車両用シートであって、
フロントパネルは、クッションフレームに包着状に組み付けられるクッションを受けるクッション受け部と、車両の前突発生時にクッションに着座した乗員に生じるサブマリン現象を防止するサブマリン防止部とから構成されており、
このサブマリン防止部は、クッション受け部からロアアームの基端側へ下り傾斜するように延設された傾斜体から構成されており、
両端部のブラケットのうち、先端側のブラケットは、フロントパネルにおけるサブマリン防止部の車幅方向の縁に対応するように略逆U字状に構成されており、
この先端側のブラケットにおけるフロントパネルのサブマリン防止部に対応する縁には、内側に向けてフランジが形成されており、
フロントパネルは、そのクッション受け部の車幅方向の両縁がロアアームに溶接によってそれぞれ固着されていると共に、そのサブマリン防止部の車幅方向の両縁が先端側のブラケットのフランジに面当て状態で溶接によってそれぞれ固着されており、
サブマリン防止部は、傾斜体から略鉛直方向に沿うように延設された立壁体を備えており、
サブマリン防止部の傾斜体と立壁体とは、先端側のブラケットの略逆U字状に沿うようにクッション受け部から折り曲げ形成されていることを特徴とする車両用シート。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010028565A JP5564971B2 (ja) | 2010-02-12 | 2010-02-12 | 車両用シート |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010028565A JP5564971B2 (ja) | 2010-02-12 | 2010-02-12 | 車両用シート |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011162104A JP2011162104A (ja) | 2011-08-25 |
JP5564971B2 true JP5564971B2 (ja) | 2014-08-06 |
Family
ID=44593286
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010028565A Expired - Fee Related JP5564971B2 (ja) | 2010-02-12 | 2010-02-12 | 車両用シート |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5564971B2 (ja) |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002046513A (ja) * | 2000-07-31 | 2002-02-12 | Daihatsu Motor Co Ltd | 自動車用シート |
JP2003104107A (ja) * | 2001-09-28 | 2003-04-09 | Tachi S Co Ltd | 自動車のセパレート・シート |
JP4081347B2 (ja) * | 2002-10-28 | 2008-04-23 | 株式会社デルタツーリング | 座席構造 |
JP2006193040A (ja) * | 2005-01-13 | 2006-07-27 | Recaro Kk | 自動車用シートのシートクッションフレーム |
-
2010
- 2010-02-12 JP JP2010028565A patent/JP5564971B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2011162104A (ja) | 2011-08-25 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5377559B2 (ja) | 車両の前部車体 | |
JP5508064B2 (ja) | シートバックフレーム | |
JP6005165B2 (ja) | 車両用シート及び車両用シートのシートフレーム | |
JP2012030632A (ja) | 車両用シート | |
JP2014034226A (ja) | 車両用シート | |
JP5653155B2 (ja) | シートバックフレーム | |
JP5564971B2 (ja) | 車両用シート | |
JP2009001191A (ja) | チャイルドシート取付用ロッドの取付構造 | |
JP5920982B2 (ja) | 車両用シート | |
JP2015009574A (ja) | 車体前部の構造 | |
JP5112567B1 (ja) | チャイルドシート取付構造 | |
JP6086302B2 (ja) | 不等分割式の車両用シート構造 | |
JP5892775B2 (ja) | チャイルドシートアンカー装置 | |
JP2009208728A (ja) | 車両用シート | |
JP6491246B2 (ja) | シートフレーム | |
JP6300065B2 (ja) | 車両用ロアアンカレッジ構造 | |
JP6390288B2 (ja) | シートバックフレーム構造 | |
JP7310086B2 (ja) | シートフレーム組立体及び車両用シート装置 | |
JP5020404B1 (ja) | チャイルドシート取付構造 | |
JP2012030633A (ja) | 車両用シート | |
JP2005280528A (ja) | ヘッドレスト | |
JP6938097B2 (ja) | シートレール取付け構造 | |
JP5618783B2 (ja) | 車両のシート装置 | |
JP6776792B2 (ja) | 乗物用シート | |
JP6265102B2 (ja) | 乗物用シート |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20120829 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20131121 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20131126 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20131225 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20140520 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20140602 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5564971 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |