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JP5560199B2 - ガラス板の重力曲げ成形 - Google Patents

ガラス板の重力曲げ成形 Download PDF

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JP5560199B2
JP5560199B2 JP2010537523A JP2010537523A JP5560199B2 JP 5560199 B2 JP5560199 B2 JP 5560199B2 JP 2010537523 A JP2010537523 A JP 2010537523A JP 2010537523 A JP2010537523 A JP 2010537523A JP 5560199 B2 JP5560199 B2 JP 5560199B2
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Description

本発明は重力曲げ成形型、とくに、ガラス板を重力曲げ成形するための装置および方法に関する。とくに、本発明は、沈降曲げとしても知られているガラス板の重力曲げ成形に関し、ガラス板を曲げ成形型で支持し、ガラス曲げ炉である加熱焼きなまし炉を通過するよう運搬して行う。
車両の窓、例えば自動車の窓用にガラス板を形成するために、ガラス板に重力曲げ成形を行う方法が広く知られている。1枚のガラス板を重力曲げ成形型上で曲げる、または2枚のガラス板を重力曲げ成形型上で積層させて曲げることができ、この場合には、ガラス板を順次に互いにラミネートして積層フロントガラス(風防スクリーン)を形成する。多くの現代の自動車用窓は、1つまたはそれ以上の端縁またはコーナーにおいて、大きな曲げ曲率を必要とする。このような大きな曲率をガラス板に付与するとき、不完全な視認性をガラス板に引き起こし、ガラス板の光学特性を損なう。また、一貫した曲げ作用を制御することは難しい。さらに、いくつかの用途では、湾曲したガラス表面は設計表面に一致するよう高度な表面制御を行う必要がある。このことはまた、フロントガラスをワイパーシステムに対して確実に適合させることができる。
さらに、ガラス板の上面を下方に押すよう構成したプレス曲げ成形型を用いることなど、重力以外の付加的な力を用いることにより高度な曲率を得ることができるが、焼きなまし炉を通過する際に、ガラス板が軟化し、成形型で規定される所定形状に沈降するとき、ガラス板に作用する重力のみを用いて所望曲率を得ることの望ましい。これは、付加的なプレス型を用いる場合、ガラス板の上面に曲げ作業中接触し続けるため、ガラス板上面に不慮のプレス型の跡が付くことによりガラス板の表面品質を低下させ、また装備コストも上昇するからである。さらに、重力曲げのみを使用することにより、付加的なプレス曲げステップを使用するのと比べて生産率を上昇させることができる。
自動用フロントガラスを形成するために1個またはそれ以上のガラス板を曲げる従来の重力曲げ成形型において、曲げ成形型の中心部は不動状態にし、中心部の両側端部に2個のウイングを回動可能に取り付ける。中心部および2個の回動ウイングは、周縁リムを形成し、ガラス板をガラスの下側表面の周端縁に沿って支持する。ウイングには、ウイングに回転力を加えるウンターウェイト(対向錘)を連結し、それぞれに対応する回動軸線周りにほぼ水平な開いた初期位置から、リムがガラス板の所望曲げ形状を形成する、閉じた曲げ位置に、ウイングを上方に回転する。
初めに、ガラス板を曲げ成形型に配置し、ウイングを下方に押して、ほぼ水平な初期開放位置をとる状態にし、これによりガラス板をウイングの周縁リムの部分により水平に支持する。重力曲げ成形型上のガラス板のアセンブリを、次に、加熱焼きなまし炉に通過させる。ガラスを加熱するにつれて軟化し、徐々に重力の下に沈降し、カウンターウェイトの作動により回動ウイングは回動軸線周りで上方に回転し、成形型を閉じる。最終的な完全に閉じた位置において、ウイングにおける周縁リムおよび中心部における周縁リムの両方により、ガラス板の全周縁を支持する。
時には、高度な曲率を、ガラス板の端縁およびコーナーに付与することが必要となることがある。回動ウイングのリムに隣接して補助リムを用いることが知られている。補助リムは回動ウイングに取り付ける、または中心部のための支持体に取り付ける回動ウイングの一部とする。
特許文献1(米国特許3235350号)は、重力曲げ成形型の中心部の各端部における1対のウイングを組み込んだ重力曲げ成形型を開示する。第1ウイング部は初期曲げ作動において作動して、つぎに第2ウイング部が完全曲げ作動のために作動を引き継ぐ。このモールドは構造が複雑であり、自動車用のフロントガラス用にガラス板の端縁またはコーナーの区域に高度な曲率を付与するには適さない。
特許文献2(欧州特許1380547号)は、ガラス板の周縁を支持する第1成形型と、第1成形型内の第2成形型とを有する重力曲げ成形型を開示する。ガラス板を加熱することにより、ガラス板は軟化し、重力の作用により曲がり、この後ガラス板は第1成形型により支持される。軟化したガラス板は、第2成形型に対して第1成形型が側方に広がる方向に第1成形型を移動させることにより、第2成形型に移し替える。
上述したタイプの従来の重力曲げ成形型は、一般的に、ガラス板と成形型との間で接触する部分でガラス板に跡を付く、すなわち、リムが軟化したガラス板に刻印を残すからである。
米国特許第3235350号明細書 欧州特許第1380547号明細書
本発明の目的は、少なくとも部分的に、これら従来の重力曲げ成形型における問題を解決することにある。
したがって、本発明は第1の態様として、ガラス板を曲げるため、中間可動成形型部分を有する中間成形型と、最終可動成形型部分を有する最終成形型とを備え、各可動成形型部分は、それぞれ作動可能位置と非作動可能位置との間で移動可能であり、中間および最終の可動成形型部分は、曲げ作業中ガラス板と順次に係合するよう構成し、さらに、中間と最終の可動成形型部分の間における機械的連結部であり、中間および最終の可動成形型部分がそれぞれ作動可能および非作動可能位置にある第1形態と、最終および中間可動成形型部分がそれぞれ作動可能および非作動可能位置にある第2形態とを、選択的にとることができるようにした、該機械的連結部と、を備え、機械連結部が第1形態から第2形態に移動するとき、中間可動成形型部分は非作動位置に移動し、これに対応して最終成形型部分は、作動可能位置に移動して中間成形型部と場所が入れ替わるよう構成する。
中間成形型および最終成形型は、それぞれ各成形型部の上方整形面を構成する上方整形リムを有する。
好適には、各可動成形型部分は、それぞれ上方整形面を有し、各上方整形面は、各可動成形型部分が作動可能位置にあるとき、開放位置と閉鎖位置との間における対応の軌跡にそって移動し、中間および最終の成形型部分の軌跡は少なくとも部分的に交差する。好適には、中間および最終の可動成形型部分の軌跡は、少なくとも交差する位置において、各上方整形面の位置は少なくとも部分的にオーバーラップする。このような特徴により、最終可動成形型部分の上方整形面は最終可動成形型部分の上方整形面と入れ替わることができ、これにより成形型が支持するガラス板はほぼ同様の周縁ラインで接触することができる利点を得る。
好適には、各可動成形型部分は、各可動成形型部分が作動可能位置にあるときに開放位置と閉鎖位置との間で、各中間および最終の回動軸線周りで移動するよう構成する。
好適には、機械的連結部は中間および最終の回動軸を支持し、機械的連結部が第1形態から第2形態に移動するとき、各回動軸は初期位置から最終位置に並進(平行)移動する。
好適な実施形態において、機械連結部は振り子を有し、重力作用により落下する振り子を解放することにより第1形態から第2形態に移動する。好適には、機械連結部は、中間可動成形型部分と対応する最終可動成形型部分と、振り子とに機械的に連結するリンク部材を有する構成とする。適切には中間可動成形型部分をリンク部材に回動可能に取り付ける。好適には、最終可動成形型部分をリンク部材に回動可能に取り付ける。好適には振り子をリンク部材に回動可能に取り付ける。
別の異なる実施形態において、機械連結部は、中間可動成形型部分を作動可能位置に支持する第1ラッチ機構を有し、当該第1ラッチ機構はラッチを外して、可動中間成形型部分を非作動位置に移動することを可能にする。好適には、中間可動成形型部分は重力で落下することにより非作動位置に移動する。
別の実施形態において、機械的連結部は、第2ラッチ機構を有し、これにより最終可動成形型部分は対応する中間可動成形型部分に連結し、第2ラッチ機構がラッチ位置にあるとき、最終可動成形型部分の上面は、各中間可動成形型部分の上面よりも下方にあり、ラッチを外した時に、最終可動成形型部分の上面は、各中間可動成形型部分の上面より高い位置に移動する。
好適には、本発明による重力曲げ成形型は、最終可動成形型部分を閉鎖位置に支持する手段を有する構成とする。
従来既知のように、各成形型の可動部はカウンターウェイトを有して、カウンターウェイトが重力の作用により落下するにつれて各可動成形型部分を移動させる。好適には、最終可動成形型部分は1個またはそれ以上のカウンターウェイトを備え、各最終可動成形型部分を上方に移動する。好適には、中間可動成形型部分は1個またはそれ以上のカウンターウェイトを備え、各中間可動成形型部分を上方に移動する。
たいてい、中間成形型は最終成形型よりも小さい曲率を有する。
本発明はまた、第2の態様として、ガラス板曲げ装置を提供し、当該装置は、本発明の第1の態様による複数の重力曲げ成形型と、炉と、炉に複数の重力曲げモールドを順次に通過させるコンベヤシステムとを備え、炉は、炉長に沿う所定位置で炉の内側または外側に設ける少なくとも1個の第1アクチュエータ機構を有し、当該アクチュエータ機構は、各重力曲げ成形型がそれぞれ第1アクチュエータ機構を通過するとき、前記機械的連結部を操作して前記第1形態から前記第2形態に移動させる構成とする。
本発明はさらに、第3の態様として、ガラス板の重力曲げの方法を提供し、当該方法は、(a)中間リムおよび少なくとも1個の中間可動成形型部分を有する中間成形型、ならびに最終リムおよび少なくとも1個の最終可動成形型部分を有する最終成形型を備える重力曲げ成形型であって、各可動成形型部分は、それぞれ作動位置と非作動位置との間で移動可能であり、前記中間および最終の可動成形型部分間には機械的連結部が存在する、該重力曲げ成形型を設けるステップと、(b)最終成形型よりも上方位置に中間成形型を配置するステップと、(c)中間可動成形型部分がほぼ水平状態をとる前記中間成形型上に少なくとも1枚の平面状のガラス板を載置するステップであり、前記少なくとも1枚の平面状のガラス板を、前記中間成形型が開放位置にあるとき前記可動中間成形型部分の少なくとも一部により支持するステップと、(d)少なくとも1枚のガラス板を加熱し、この加熱が炉内の少なくとも1枚の平面状のガラス板を軟化させ、重力により曲がるようにする重力曲げステップであり、前記重力曲げステップは、以下の2つの段階、すなわち、(i)前記中間可動成形型部分が作動位置にあり、前記最終可動成形型部分が非作動位置にあり、前記機械的連結部が第1形態をとり、また、第1周縁ライン近傍で前記少なくとも1枚のガラス板と前記中間リムが接触することで、前記少なくとも1枚のガラス板を前記中間成形型により中間曲げ形状に曲げる第1段階、および(ii)第1段階の後の第2段階であり、前記機械的連結部が第1形態から第2形態に移動することで、前記少なくとも1個の中間可動成形型部分が非作動位置に移動し、前記少なくとも1個の最終可動成形型部分が作動位置に移動し、前記最終成形型前記中間成形型よりも上方位置に配置されて前記中間成形型と場所が入れ替わり、最終成形型が閉鎖することにより、第2周縁ライン近傍で前記少なくとも1枚のガラス板と前記最終リムが接触して、前記少なくとも1枚のガラス板を中間曲げ形状から最終曲げ形状に曲げる、該第2段階を有する、該重力曲げステップとを有するものとする。好適には、前記第1周縁ラインと前記第2周縁ラインの間に部分的なオーバーラップが存在するものとする。
好適には、第1段階中、少なくとも1個の中間可動成形型部分は閉鎖位置に移動することにより、中間リムを仕上げる。
好適には、第2段階中、少なくとも1個の中間可動成形型部分を非作動位置に移動し、少なくとも1個最終可動成形型部分を作動可能位置に移動することにより、少なくとも1個の最終可動成形型部分は閉鎖可能とする。
本発明の実施形態を、例示として添付図面につき説明する。
本発明の第1態様による、ガラス板を曲げるための重力曲げ成形型の線図的側面図であって、中間成形型が曲げ作動の前に開放位置をとり、最終可動成形型部分が非作動位置にある状態を示す。 図1に示す重力曲げ成形型の線図的平面図である。 図1に示す重力曲げ成形型の左側の詳細図である。 図1に示す重力曲げ成形型の線図的側面図であって、中間成形型が閉じた位置をとり、両側の最終可動成形型部分が非作動位置にある状態を示す。 図4に示す重力曲げ成形型の左側の詳細図である。 図1のモールド重力曲げ成形型の線図的側面図であって、中間可動成形型が非作動位置にあり、最終成形型が閉じた位置にある状態を示す。 図6に示す重力曲げ成形型の線図的平面図である。 図6に示す重力曲げ成形型の左側の詳細図である。 図6に示す重力曲げ成形型の右側の斜視図である。 図7に示す重力曲げ成形型の詳細平面図である。 本発明による、ガラス板を曲げるための炉を通過する複数の重力曲げ成形型を示す線図的側面図である。 本発明の第1態様による別の重力曲げ成形型の線図的平面図であって、中間成形型が開放位置にあり、最終可動成形型部分が非作動位置にある状態を示す。 図13に示す成形型の線図的側面図である。 図12の成形型の線図的平面図であって、中間成形型が閉じた位置にあって、最終可動成形型部分が非作動位置にある状態を示す。 図14に示す成形型の線図的側面図である。 図12の成形型の線図的平面図であって、中間可動成形型が非作動位置にあり、最終成形型が閉鎖位置にある状態を示す。 図16に示す成形型の線図的側面図である。 本発明の第1態様による別の成形型の線図的側面図であって、成形型を一方の端部のみで回動可能に連結し、中間成形型は開放位置にあり、最終成形型は非作動位置にある状態を示す。 図18に示す成形型の線図的平面図である。 図18に示す成形型の線図的側面図であって、中間成形型は閉鎖位置にあって、最終可動成形型部分は非作動位置にある状態を示す。 図18に示す成形型の線図的側面図であって、可動中間成形型部分が非作動位置にあって、最終可動成形型部分が閉鎖位置にある状態を示す。 図21に示す成形型の平面図である。
図1および図2につき説明すると、本発明の実施形態による重力曲げ成形型2を示す。成形型2はフレーム4に取り付け、中間成形型6および最終成形型8を有する。フレームはスチールで形成する。中間成形型は、固定成形型部分7aおよび7bの一方の端部に取り付ける中間可動成形型部分6aを有する。他の中間可動成形型部分6bを、固定成形型部分7aおよび7bの他方の端部に設ける。固定中間成形型部分7aおよび7bは支持フレーム4に対して固定して、自動車用フロントガラスの頂端縁および底端縁を形成するために使用する。最終成形型8は、固定成形型部7aおよび7bの一方の端部に取り付ける最終可動成形型部分8aを有する。他の最終可動成形型部分8bを、固定成形型部7aおよび7bの他方の端部に設ける。可動成形型部分は、しばしばウイングと称され、一般的にはU字状の形状をしている。中間成形型および最終成形型は共通の固定部分7aおよび7bを有し、これら固定部分は成形型の中心部分である。
図1および図2に、中間成形型6が「開放位置」にある状態を示す。成形型を「開放位置」にすることにより、成形型のための上側整形リムが十分に仕上がっていないことを意味し、すなわち成形型は所望の曲率でガラス板を整形することができない。したがって、成形型が「閉鎖位置」にあるとき、特定成形型用の上側整形リムが仕上がるまたはほぼ仕上がって、成形型はガラス板に所望のまたはほぼ所望の曲率で整形することができる。2個の中間可動成形型部分6a,6bは作動可能位置にある状態を示し、なぜなら閉鎖位置に移動可能であるからである。2個の最終可動成形型部分8a,8bは非作動可能位置にある状態を示し、なぜなら最終可動成形型部分8a,8bはそれぞれ中間可動成形型部分6a,6bに妨害されて、最終成形型を閉じる閉鎖位置に移動できないからである。
図1の開放位置において、2個の可動中間成形型部分6aおよび6bはほぼ水平であり、図示のようにほぼ水平状態で平面状のガラス板10aを支持する。2個の可動中間成形型部分6aおよび6bは、ガラス板の重量および剛性により、この位置に維持される。
中間可動成形型部分6aは、回動軸12a,14aにより画定される回転軸線M−M′の周りで回転することができ、中間可動成形型部分6bは、ピボット12b,14bにより画定される回転軸線N−N′の周りで回転することができる。回転軸線M−M′およびN−N′は、中間可動成形型部分6a,6bが閉鎖位置に回転し、これにより最終成形型を閉鎖することができるように位置決めする。すなわち、回転軸線M−M′およびN−N′は、中間可動成形型部分が作動可能位置をとるように構成する。
最終可動成形型部分8aは、回動軸16a,18aにより画定される回転軸線O−O′の周りで回転することができ、最終可動成形型部分8bは、ピボット16b,18bにより画定される回転軸線P−P′の周りで回転することができる。回転軸線O−O′およびP−P′は、最終可動成形型部分8a,8bが閉鎖位置に回転することができないように位置決めする。すなわち、回転軸線O−O′およびP−P′は、最終可動成形型部分が非作動可能位置をとるよう構成する。
最終可動成形型部分8aは、ウイングラッチ機構20aにより、中間可動成形型部分と釈放可能に連結する。ウイングラッチ機構20aは、リンク22aにより中間可動成形型部分に連結するラッチピン26aを有する。ラッチ24aを、回動軸28aにより最終可動成形型部分8aに回動可能に取り付ける。ウイングラッチ機構20aは、適切なアクチュエータを用いてラッチピン26aを釈放することにより、連結を切離す。これに対応して、ウイングラッチ機構20bにより、中間可動成形型部分6bを最終可動成形型部分8bに釈放可能に連結する。ウイングラッチ機構20bは、ラッチピン26bに連結するリンク22b、およびラッチ24bを有する。ラッチ24bは回動可能に、回動軸28bにより最終可動成形型部分8bに取り付ける。
中間成形型は、外方に開くことができる2個の回動可能連結部9aおよび9bを有する。回動可能連結部の作動を、より詳細に以下に記載する。
図3に、図1の成形型の左側をより詳細に示す。
中間可動成形型部分6aは、1対のリンク部材30a,32a(30aのみ示す)間に回動可能に取り付ける。各リンク部材30a,32aを、回動軸12a,14a(12aのみ示す)により、中間可動成形型部分に取り付ける。回動軸12a,14aは上述の回転軸線M−M′を画定する。リンク部材30a,32aを、回動軸38aによりリンク交差部材34a(図示せず)に回動可能に取り付けるリンク釈放機構36aにより保持し、図示のように、フレームに連結した止め部40aにラッチする。ラッチ位置において、リンク部材30a、32aは、固定成形型部分7a,7bまたはフレーム4に対して移動しない。このラッチ状態において、中間可動成形型部分は作動位置にある。リンク部材30aおよび32aは、ラッチ釈放アーム42aを上方に押すことにより、ラッチが外れる。成形型の右側にも同様のアセンブリを設ける。
リンク部材30aは支持部材44aを有し、この支持部材44aの一方の端部は、回動軸46aによりリンク部材に回動可能に取り付ける。第1の支持部材44aの他方の端部を、回動軸50aによりフレーム4に取り付ける。第1の支持部材44aは、中間可動成形型部分6aが作動位置をとり、中間成形型を閉鎖するために回動軸線M−M´の周りで回転できる適切な高さに、リンク部材30aを支持する。成形型の左側に関連するリンク部材30a,32a、成形型の右側に関連するリンク部材30b,32bの4個のリンク部材を設ける。各リンク部材に関連して同様の支持部材アセンブリを設ける。
細長の変位部材52aを回動軸54aにより、フレーム4の直立部分4aに回動可能に取り付ける。変位部材52aは、振り子のように、上方の回動軸54aの周りで回転することができる。変位部材52aは、互いに間隔を空けて配置した1対の脚部52bおよび52c(図示せず)を有し、これら脚部間でリンク部材30aを中央回動軸56aに回動可能に取り付ける。変位部材52aの下方端部近傍に、最終成形型部分8aを取り付ける回動軸16aを設ける。変位部材52aは垂直状態から傾いた状態を示し、この位置に保持されるが、これはリンク釈放機構36aがラッチ位置にあるからでる。この状態にあるとき、中間成形型部分6aは作動位置にあり、最終可動成形型部分8aは非作動位置にある。
対応する変位部材53aを、中央回動軸57aによりリンク部材32aに回動可能に取り付け、回動軸18aにより最終可動成形型に回動可能に取り付ける。変位部材53aを上方の回動55aによりフレームに回動可能に取り付ける。
最終可動成形型部分8aはストラットアセンブリ62aを有して、このストラットアセンブリは、ストラットアセンブリの中央部で回動軸68aによりともに回動可能にリンク連結する1対のストラット支持素子64a,66aを備え、各ストラット支持素子は、それぞれ他方の端部で各回動軸70a,72aにより、最終可動中間成形型部分8aおよびフレーム4にリンク連結する。最終可動成形型部分8bは対応するストラットアセンブリを有する。
ウイングラッチ機構は、さらに、ラッチ24aからラッチピン26aを釈放するために使用するウイングラッチ釈放機構23aを備える。このウイングラッチ釈放機構23aは、独立して作動できるようにする、またはリンク釈放機構36aに機械的に連結することができる。
仮想線により、中間可動成形型部分6aに連結したカウンターウェイト76a、最終可動成形型部分8aに連結したカウンターウェイト78aを示す。対応するカウンターウェイトを、中間可動成形型部分6b上および最終可動成形型部分8bに設ける。
分かり易くするため、成形型はある程度の対称性を有し、例えば図1の成形型の右側は、ラインC−C′に関して、図3に示すモールドの左側のほぼ鏡像対称とする。成形型の右側は対応する要素を有し、それぞれ同様の参照番号を有するが、添え字がaでなくbである。
図4は、中間成形型6が閉鎖位置にある状態の重力曲げ成形型を示す。中間曲率10bまで曲がり、閉鎖位置ある中間成形型により画定される中間リムに支持したガラス板の状態を示す。曲ったガラス板10bは、第1周縁ラインあたりで中間成形型に支持する。可動中間成形型部分6a,6bは、各回動軸線M−M′,N−N′の周りで上方に回転し、したがって、中間成形型6を閉じる。最終可動成形型部分8a,8bは、各中間および最終可動成形型部分の間のウイングラッチ機構20a,20bの連結により、最終回動軸線O−O´,P−P′の周りで僅かに上方に回転する。
図5は、図4に示す成形型の左側の詳細図を示す。リンク部材30aは、リンク釈放機構36aがラッチ位置にあるために、不動の状態を維持する。ストラットアセンブリ62aは僅かに伸展する。カウンターウェイト78aは、最終可動成形型部分8aが上方に回転するために、下方にあることを示す。カウンターウェイト76aは、中間可動成形型部分6aを閉鎖位置にすることを補助するため重力落下しているため図示せず、これにより中間曲率10bでガラス板を曲げることに役立つ。
図1〜5に示す重力曲げ成形型は第1形態であり、各中間可動成形型は作動位置にあり、各最終可動成形型は非作動位置にある。図6〜10は重力曲げ成形型が第2形態となる状況を示し、各中間可動成形型は非作動位置にあり、各最終可動成形型は作動位置にある。
図6および7につき説明すると、中間成形型6は開き、各中間可動成形型部分は非作動位置に移動している。各最終可動成形型部分8a,8bは作動位置に移動し、最終成形型8を閉鎖する。
成形型が第1形態から第2形態に移動する前の、可動成形型部分の位置を点線で示す。回動軸12a,12b,16aおよび16bは、それぞれ、12a′,12b′,16a′および16b′に移動する。
図2に示す中間回動軸線M−M′,N−N′および最終回動軸線O−O′,P−P′は、それぞれライン80,82,84および86により示す。図7は、回動軸線M−M′およびN−N′が、どのように、第1位置80および82からそれぞれ第2位置に移動したかを示す。当該図はまた、最終回動軸線O−O′およびP−P′がどのように、第1位置84および86からそれぞれ第2位置に移動したかを示す。第2形態における回動軸線は、成形型が第1配置にあるときの各回動軸線とほぼ平行である。
可動中間成形型部分が非作動位置に落ち込むにつれて、回動連結部9aおよび9bは外方に開き、これにより各最終可動成形型部分は、中間可動成形型部分を通過して、最終成形型を閉鎖するための作動位置に移動することができる。
各ウイングラッチ機構20a,20bが非ラッチ位置にある状態を示しており、したがって、カウンターウェイト78a,78bの下方への移動により、最終可動成形型部分8a,8bは作動位置に移動し、最終成形型を閉鎖することができる。最終成形型を閉鎖するとき、最終可動成形型部分8a,8bは、中間可動成形型部分6a,6bとそれぞれ場所が入れ替わり、したがって、第2周縁近傍で最終成形型上に支持されるガラス板は最終曲率10cとなる。第1周縁ラインは少なくとも部分的に第2周縁ラインと重なり、結果として曲げたガラス板の支持表面への跡を減少する。
この特定の実施形態において、中間可動成形型部分6a,6bおよび最終可動成形型部分8a,8bは、共通側方部分9a,9bを有する。モールドの左側を考慮すると、リンク釈放機構36aおよびウイングリンク機構23aを動作させるとき、最終可動成形型部分が可動中間成形型部分6aを通過して上方に回転することができ、共通成形型部分9aは、最終可動成形型部分8a,8bが閉鎖できるようにするために通路を空けなければ行けない。図示の実施形態において、中間可動成形型部分は外方に開く回動連結部9aを有し、それにより可動最終成形型部分8aは中間可動成形型部分6aを通過することができる。
回動可能連結部分9aは、その内側面上にカム面11aを有する。対応するカム面13aを、最終可動成形型部分の共通部の外側面上に有する。最終可動成形型部分が最終回動軸線O−O′周りで上方に回転するにつれて、2個のカム11aおよび13aの表面は協調動作し、これにより最終可動成形型部分が通過して作動位置に移動するように回動可能連結部9aを開放し、最終成形型部分は閉鎖位置に移動可能になる。同様な順番で、回動可能連結部9bを移動させる。
回動可能連結部は、可動中間成形型部分9a,9bの下方部分である必要はなく、これは、変位部材が、可動最終成形型部分が阻害されずに通過するように十分に可動中間成形型部分を変位しているからである。
図8は、図6に示すモールドの左側の詳細図を示す。リンク釈放機構36aは、ラッチ釈放アーム42aの上方にアクチュエータ88aを押し出すことにより釈放することができ、これによりリンク部材30a,32aが固定成形型部分7a,7bから外方に移動することを可能にする。リンク機構を釈放することは、変位部材52aが振り子のように上方の回動軸54a回りに回転し、これにより中間可動成形型部分6aが曲げたガラス板10bから落下すること、および非作動位置に移動することを可能にする。変位部材52aの下方にある先端部58aは衝合部60aに当たって休止する。ストラットアセンブリ62aは完全伸展位置をとり、これにより最終可動成形型部分はガラス板を中間曲率10bから最終曲率10cまで曲げる。ストラットアセンブリ62aのエルボの近傍におけるフランジ42cおよび42dは、ストラットの衝突を防ぐ。
カウンターウェイト78aは重力により図示の位置に落下し、これにより最終可動成形型部分8aを閉鎖位置にすることに役立ち、これにより曲げたガラス板10bを、最終曲率10cとなるまでガラス板を曲げる。
好適には、ウイングラッチ機構20a,20bを同時に釈放して、リンク釈放機構36a,36bを同時に、または若干の時間後に釈放する。中間可動成形型部分6a,6bが落下したときに、ガラス板10bを一時的にその区域において支持せず、最終可動成形型部分8a,8bが作動位置に移動して中間可動成形型部分6a,6bと場所を入れ替える位置に近づくまで支持しない。ガラス板を支持しない時間は、最終曲げガラス板の随意的な歪みを受容可能なレベルに収めるようにする。
ガラス板は最終所望形状10cまで曲がり、第2周縁ラインの近傍で閉鎖位置における最終成形型部分のリムで支持される。ガラス板10cは、中間ガラス板10bを閉鎖中間成形型のリムで支持するときとほぼ同一の周縁ラインの近傍で、閉鎖位置における最終成形型のリムに支持される。最終回動軸線O−O′およびP−P′が十分に外方に移動しているために、最終可動成形型部分は作動位置に移動することができ、この状態で最終可動成形型は閉鎖できる。
図9は図6に示す成形型の右側の等角斜視図を示す。リンク部材30bおよび32bを、クロス部材34bにより連結する。リンク釈放機構36bをこのクロス部材に回動軸38bによって回動可能に連結する。中間可動成形型部分6bを、回動軸12bおよび14bによりリンク部材間に回動可能に取り付ける。支持体44bを設け、この支持体44bは、一方の端部を回動軸46bによりリンク部材30bに回動可能に取り付け、他方の端部を回動軸50bによりフレームに回動可能に取り付ける。リンク32bは同様の支持体45bを有し、支持体45bの一方の端部を回動軸47bによりリンク部材32bに回動可能に取り付け、他方の端部を回動軸50bでフレームに回動可能に取り付ける。
リンク釈放機構はラッチ釈放アーム42bを有する。ラッチ釈放アーム42bを上方に押すことにより、図示のように止め部40bからラッチ釈放部材を釈放する。アクチュエータ88aを使用してラッチ釈放アームを持ち上げる。アクチュエータはラッチ釈放アーム42aと42bをそれぞれ持ち上げることができる。リンク釈放機構36bとラッチ釈放機構23bとの間に機械的連結部を設ける場合、共通アクチュエータを使用して、リンク釈放機構を釈放すると同時にラッチピン26bを離脱させることができる。
変位部材52bおよび53bの両方が休止位置にある状態を示す。変位部材52bは、上方の回動軸54bによりフレームに回動可能に取り付ける。リンク部材30bは中央回動軸56bにより、間隔を空けた変位部材52bの脚部間に取り付ける。変位部材52bの下方端部には、最終可動成形型部分8bを回動軸16bにより回動可能に取り付ける。変位部材52bの先端58bを、衝合部60bに休止した状態を示す。
変位部材53bを、上方の回動軸55bによりフレーム4bに回動可能に取り付ける。リンク部材32bを中央回動軸57bにより、間隔を空けた変位部材53bの脚部間に取り付ける。変位部材53bの下方端部には、最終可動成形型部分8bを回動軸18bにより回動可能に取り付ける。
ストラットアセンブリ62bは完全に伸展した状態を示し、最終可動成形型部分を閉鎖位置に支持する手段をなす。
図10は、図6および7に示す成形型の詳細平面図を示す。最終成形型を閉鎖して中間成形型を開放するとき、カウンターウェイト76a,78aは止め部90上に停止する。
曲げ作業を以下に説明する。
初めに重力曲げ成形型を、図1および3に示す位置に配置する。各リンク釈放機構36a,36bを、各止め部40a,40bに対してラッチする。ラッチピン26a,26bをラッチ24a,24bにラッチして、これにより中間可動成形型部分6a,6bを釈放可能に、最終可動成形型部分8a,8bに連結する。中間可動成形型部6a,6bは、各回動軸線M−M′,N−N′の周りで回転して、固定成形型部分7aおよび7bに対して上方の位置に移動する。平面状のガラス板10aを、中間可動成形型部分載置し、ガラス板の重量および剛性により中間可動成形型部分をほぼ水平状態に保つ。ガラス板は、中間可動成形型部分6a,6bの端部部分により支持される。
ガラス板および重力曲げ成形型のアセンブリ100は、つぎに、図11に線図的に示すように、加熱炉102に通過させる。成形型を適切なトロリーまたはコンベヤシステムに取り付ける。ガラス板は加熱されるとき、軟化して徐々に重力により下方に沈降し、カウンターウェイト76a,76bの作用により各中間可動成形型部分6a,6bが各回動軸線周りで徐々に上方に回転できるようになり、これによりガラス板は徐々に曲がり、中間成形型を閉鎖する。中間成形型が閉鎖するとき、ガラス板は、第1周縁ライン近傍における中間成形型のリムにより支持される。中間成形型が閉鎖位置にある状態を参照符号104で示す。
ガラス曲げ作業の第1段階中、ガラス板は中間可動成形型部分6a,6bの端部で支持する。各中間可動成形型部分が各回動軸線周りで上方に回転するにつれて、各最終可動成形型部分は各最終回動軸線周りで上方に回転するが、これは、各中間可動成形型部分6a,6bが、各ウイングラッチ機構20a,20bにより各最終可動成形型部分8a,8bと連結するからである。ガラス板は下方に沈降して、中間可動成形型部分のリムおよび固定成形型部分7a,7bのリムと接触する。ガラスが軟化するにつれて、中間可動成形型部分は、中間成形型を閉鎖するまで、ガラス板に係合した状態で上方に回転する。これによりガラス板に中間湾曲形状10bを形成し、ガラス板は第1周縁ラインの近傍で閉鎖した中間成形型の中間リム上で支持される。この状態を参照符号104で示す。ガラス板および重力曲げ成形型を、この状態で任意の所望時間にわたり、例えば、第2段階での曲げ作業のために有利な特定の温度プロフィルが得られるまで維持する。
ガラス板の端部に、第1段階において比較的小さい予備的な長手方向の曲率を付与し、この曲率は端部における最終長手方向曲率よりも相当小さい。ガラス板の中央部は中間部曲率を有し、この中間部曲率は、ガラス板の最終曲率のために望ましい曲率とほぼ同一である。第1段階は、炉内の特定位置で終了する。
図4,5および11において、ガラス板を最終周縁ライン近傍で中間成形型に支持する状態を参照符号104で示す。
所望中間曲率を、中間成形型の閉鎖により付与した後に、連続するガラス曲げ作業の第2段階において、リンク釈放機構36a,36bを、炉102の内部または外部に配置した、曲げ成形型の外部の別個のアクチュエータ機構88aを作動させることにより釈放する。リンク釈放機構36a,36bを対応するウイングラッチ釈放機構23a,23bに機械的に連結し、これによりアクチュエータ88aが各ラッチ釈放アーム42a,42bを上方に移動するとき、ウイングラッチ機構23a,23bは内方に移動し、したがってラッチピン26a,26bをラッチ24a,24bから釈放する。
各リンク釈放機構36a、36bがラッチ解除したとき、変位部材52a,53aおよび52b,53bの各対が、振り子のように上方の各回動軸周りで外方に回転する。変位部材の回転は、各リンク部材および下方回動軸を外方に回転する。各変位部材の下方部分における先端がフレームの衝合部と接触することにより、変位部材がさらに回転することを阻止する。変位部材52a,53aの対は、リンク部材30a,32aを下方および外方に(成形型の右側も同様に)移動する。
中間可動成形型部分6a,6bが落下して非作動位置に移動するために、ガラス板を端部で支持しないことは明らであろう。ウイングラッチ釈放機構を、リンク釈放機構と同時に釈放しない場合、個別のアクチュエータ(図示せず)を使用して、ウイングリンク機構を釈放することができる。これにより可動部分間の連結部を排除することができ、作動位置に移動する最終可動成形型部分は、各最終回動軸線周りで上方に回転して、ガラス板に係合して、最終成形型を閉鎖する。ガラス板を端部位置で長すぎる時間にわたり支持せずに放置する場合、ガラスは沈降し過ぎて、結果として曲げたガラス板の品質は低下する。
最終可動成形型部分8a,8bは、中間可動成形型部6a,6bと場所が入れ替わり、これにより、曲げプロセスを通じてガラス板はほぼ同じ周縁ラインの近傍で支持される。すなわち、閉鎖位置にある中間成形型の上側リムと中間曲げガラス板10bとの間における接触ラインと、閉鎖位置ある最終成形型の上側リムと最終曲げガラス板10cとの間における接触ラインは部分的にオーバーラップする。
図12および13につき説明すると、本発明の第1の態様による異なる成形型を示す。重力曲げ成形型202は中間成形型および最終成形型を有する。中間成形型は2個の中間可動成形型部分206a,206bを有し、最終成形型は2個の最終可動成形型部分208a,208bを有する。中間可動成形型部分206aは、中間回動軸線Q−Q′を画定する回動軸212a,214bに取り付ける。可動中間成形型部分206bは、中間回動軸R−R′を画定する回動軸212b,214bに取り付ける。可動中間成形型部分206aは中間回動軸Q−Q′周りで回転し、可動中間成形型部分206bは中間回動軸R−R′周りで回転することができる。最終可動成形型部分208aは、最終回動軸線S−S′を画定する回動軸216a,218bに取り付ける。可動最終成形型部分208bは、最終回動軸線T−T′を画定する回動軸216b,218bに取り付ける。可動最終成形型部分208aは最終回動軸線S−S′周りで回転し、可動最終成形型部208bは最終回動軸線T−T′周りで回転することができる。
成形型202は固定成形部分を持たず、また何らの共通成形型部分も持たない。図12および13に示す形態において、中間可動成形型部分は作動位置にあり、最終可動成形型部分は非作動位置にある。
図13は、平坦なガラス10aを中間成形型上に載置した状態の重力曲げ成形型を示す。可動中間成形型部分26a,26bはほぼ水平状態であり、ガラス板の重量および剛性により中間成形型を開放位置に保つ。
図14および図15において、熱を加えることで、ガラス板10aを軟化して重力により沈降させる。各中間可動成形型部分206a,206bは、各回動軸線Q−Q′およびR−R′周りで上方に回転し、これにより中間成形型を閉鎖する。ガラス板は、中間成形型のリムに沈降して接触することにより中間成形型に係合し、したがってガラス板は中間曲率10bを有する。この点において、ガラス板は第1周縁ラインの近傍で中間成形型のリムにより支持される。
可動最終成形型部分208a,208bは、それぞれ可動中間成形型部分206a,206bに連結することができ、これにより、中間可動成形型部分206a,206bが中間回動軸線Q−Q′,R−R′周りで回転するにつれて、最終可動成形型部分208a,208bは最終回動軸線S−S′,T−T′周りで回転することができる。
図16および17において、図12〜15に図示する回動軸線が並進(並行)移動した状態を示し、これにより中間可動成形型部分206a,206bは非作動位置をとり、最終可動成形型部分208a,208bが作動位置をとる。最終可動成形型部分208a,208bはここで閉鎖して、ガラス板と係合することができ、したがってガラス板を最終形状10cまでさらに曲げ、閉鎖位置にある最終成形型のリム上で支持する。最終可動成形型部分208a,208bは、中間可動成形型部分206a,206bと場所が入れ替わり、これにより、曲げプロセスを通じてガラス板をほぼ同じ周縁ラインの近傍で支持する。ガラス板は、最終成形型上で、第2周縁ライン近傍で支持され、第1周縁ラインと第2周縁ラインとの間には部分的なオーバーラップが存在する。
図17において、中間成形型を開放して最終成形型を閉鎖する前の可動成形型部分206a,206b,208a,208bの位置を点線により示す。
図18〜22は、本発明の第1の態様によるガラス板を曲げるための重力曲げ成形型の異なる実施形態を示す。
重力曲げ成形型302をフレーム304に取り付け、中間成形型および最終成形型を有する。中間成形型はほぼU字状の固定部分307を備える。U字状固定部分307は、湾曲した部分307cにより連結した互いにほぼ平行な1対の直線レール307a,307bを有する。中間成形型は、直線レール307aおよび307bの端部に取り付けた中間可動成形型部分を有する。中間成形型は回動可能連結部分309aを有する。
最終成形型はU字状部分307と、直線レール307a,307bの端部に取り付ける最終成形型部分308aとにより構成する。
図18において、中間成形型が開放位置にある状態を示す。中間可動成形型部分306aは作動位置にあり、最終可動成形型部分308aは非作動位置にある。平面状のガラス板310aを中間成形型上に載置する。
中間可動成形型部分306aを、回動軸312a,314aにより、1対のリンク部材(図示せず)間に取り付ける。回動軸312a,314aは、中間可動成形型部分がその周りを回転する回動軸線V−V′を画定する。図19に示す回転軸線V−V′は、中間可動成形型部分306aが作動位置にある状態の位置である。
最終可動成形型部分を回転可能に、回動軸316a,318aにより回動可能に取り付ける。回動軸316a,318aは回動軸線W−W′を画定する。図19において、回動軸線W−W′は最終可動成形型部部分308aが非作動位置にある状態の位置である。
ウイングラッチ機構320aはラッチピン326aを有するリンク322aを有する。中間可動成形型部分308aが、ラッチ324aを有するラッチピン326aに係合することにより、最終可動成形型部分308aに連結する。ラッチ324aを、回動軸328aにより最終可動成形型部分308aに回動可能に取り付ける。
図20において、ガラス板を軟化するに十分な温度まで加熱して重力により沈降させた後の、成形型302およびガラス板を示す。中間成形型が閉鎖位置にあり、ガラス板が中間形状310bまで曲った状態を示す。最終可動成形型部分は、中間可動成形型部分306aと機械的に連結しているため、回動軸線W−W′周りで上方に回転する。この段階において、中間可動成形型部分は作動位置にあり、最終可動成形型部分はまだ非作動位置にある。
図21および22は、中間可動成形型部分が非作動位置に落下し、最終可動成形型部分が作動位置に移動し、したがって閉鎖した状態の成形型302を示す。中間可動成形型部分が非作動位置に落下し、最終可動成形型が作動位置に移動して閉鎖する前の、最終可動成形型部分の位置を図21に点線で示す。ウイングラッチ機構320aの連結を解除することで、最終可動成形型部分は作動位置にあるときに軸線W−W′周りで回転することができる。図19に示す軸線V−V′およびW−W′の位置を、図22内にそれぞれライン380,384で示す。
中間可動成形型部分の回動可能連結部分は外方に移動して、これにより最終可動成形型部分は作動位置に移動して、閉鎖位置に移動可能になる。
本発明は、ガラス板の端縁またはコーナーに所望の高度な曲率を付与する自動車用フロントガラスの製造に特に適用することができる。
本発明の実施形態は、ガラス板が2本ではなくほぼ1本の周縁ラインの近傍でのみ接触し、したがって、ガラス表面の成形型による凹みの数を減らし、曲げガラス板の表面品質を向上させる技術的利点をもたらす。

Claims (23)

  1. ガラス板を曲げるため、中間可動成形型部分を有する中間成形型と、最終可動成形型部分を有する最終成形型とを備える重力曲げ成形型であって、各可動成形型部分は、それぞれ作動位置と非作動位置との間で移動可能であり、前記中間および最終の可動成形型部分は重力曲げ作業中ガラス板と順次に係合するよう構成し、さらに、前記中間および最終の可動成形型部分間における機械的連結部であり、前記中間および最終の可動成形型部分がそれぞれ作動位置および非作動位置にある第1形態と、前記最終および中間の可動成形型部分はそれぞれ作動位置および非作動位置にある第2形態とを、選択的にとることができるようにした、該機械的連結部を備え、前記機械的連結部が第1形態から第2形態に移動するとき、前記中間可動成形型部分は非作動位置に移動し、前記最終可動成形型部分はこれに対応して作動位置に移動して前記中間可動成形型部分と場所が入れ替わるよう構成した、重力曲げ成形型。
  2. 請求項1に記載の重力曲げ成形型であって、各可動成形型部分はそれぞれ上方整形面を有し、各可動成形型部分が前記作動位置に移動するとき、各上方整形面は開放位置と閉鎖位置との間における対応の軌跡に沿って移動し、前記中間および最終の可動成形型部分の前記軌跡は少なくとも部分的に交差する、重力曲げ成形型。
  3. 請求項2に記載の重力曲げ成形型であって、前記中間および最終の可動成形型部分が少なくとも部分的に交差する位置において、前記各上方整形面は少なくとも部分的にオーバーラップする、重力曲げ成形型。
  4. 請求項1〜3のいずれか記載の重力曲げ成形型であって、各可動成形型部分は、開放位置と閉鎖位置との間における各中間および最終の回動軸線周りで、前記各可動成形型が作動位置にあるときに、回動可能である重力曲げ成形型。
  5. 請求項4に記載の重力曲げ成形型であって、前記機械的連結部は、前記中間および最終の回動軸を支持し、前記機械的連結部が前記第1形態から前記第2形態に移動するとき、前記回動軸は初期位置から最終位置に同時に並進移動する、重力曲げ成形型。
  6. 請求項5に記載の重力曲げ成形型であって、前記機械的連結部は振り子を有し、前記機械的連結部は、前記振り子を釈放して重力により落下することにより第1形態から第2形態に移動する、重力曲げ成形型。
  7. 請求項6に記載の重力曲げ成形型であって、前記機械的連結部は、前記中間可動成形型部分と、対応する最終可動成形型部分および前記振り子に機械的に連結するリンク部材を有する、重力曲げ成形型。
  8. 請求項7に記載の重力曲げ成形型であって、前記中間可動成形型部分を回動可能にリンク部材に取り付ける、重力曲げ成形型。
  9. 請求項7または8に記載の重力曲げ成形型であって、前記最終可動成形型部分を回動可能に前記リンク部材に取り付ける、重力曲げ成形型。
  10. 請求項7〜9のいずれか一項に記載の重力曲げ成形型であって、前記振り子を回動可能に前記リンク部材に取り付ける、重力曲げ成形型。
  11. 請求項1〜10のいずれか一項に記載の重力曲げ成形型であって、前記最終可動成形型部分は第1回動可能連結部分を有する、重力曲げ成形型。
  12. 請求項1〜11のいずれか一項に記載の重力曲げ成形型であって、前記中間可動成形型は第2回動可能連結部分を有する、重力曲げ成形型。
  13. 請求項12に記載の重力曲げ成形型であって、前記第2回動可能連結部分は、対応する前記最終可動成形型部分における第2カム面と協調動作する第1カム面を、有する、重力曲げ成形型。
  14. 請求項1〜13のいずれか一項に記載の重力曲げ成形型であって、前記機械的連結部は、前記中間可動成形型部分を前記作動位置に保持する第1ラッチ機構を有し、ラッチを解除したとき、前記中間可動成形型部分が非作動位置に移動できるようにした、重力曲げ成形型。
  15. 請求項1〜14のいずれか一項に記載の重力曲げ成形型であって、前記中間可動成形型は、重力で落下することにより前記非作動位置に移動する、重力曲げ成形型。
  16. 請求項1〜15のいずれか一項に記載の重力曲げ成形型であって、前記機械的連結部は、前記最終可動成形型部分は対応の中間可動成形型部分と連結可能に構成した第2ラッチ機構を有し、前記第2ラッチ機構が前記ラッチ位置にあるとき、前記最終可動成形型部分の上面は前記対応の中間可動成形型部分の上面より下方にあり、ラッチ解除したとき、前記最終可動成形型部分の前記上面は前記各中間可動成形型部分の前記上面より高い位置に移動する、重力曲げ成形型。
  17. 請求項1〜16のいずれか一項に記載の重力曲げ成形型であって、各最終可動成形型部分は、前記最終可動モールド部を閉鎖位置に支持する支持手段を有する、重力曲げ成形型。
  18. 請求項1〜17のいずれか一項に記載の重力曲げ成形型であって、前記中間成形型は前記最終成形型より小さな曲率を有する、重力曲げ成形型。
  19. ガラス板曲げ装置であって、請求項1〜18のいずれか一項による複数の重力曲げ成形型と、炉と、前記炉を通過するよう前記複数の重力曲げ成形型を順次に運搬するコンベヤシステムとを備え、前記炉は、前記炉長に沿う所定位置で前記炉の内側または外側に設ける少なくとも1個のアクチュエータ機構を有し、前記アクチュエータ機構は、各重力曲げ成形型がそれぞれ第1アクチュエータ機構を通過するとき、前記機械的連結部を操作して前記第1形態から前記第2形態に移動させる構成とした、ガラス板曲げ装置。
  20. ガラス板を重力曲げする方法であって、
    (a)中間リムおよび少なくとも1個の中間可動成形型部分を有する中間成形型、ならびに最終リムおよび少なくとも1個の最終可動成形型部分を有する最終成形型を備える重力曲げ成形型であって、各可動成形型部分は、それぞれ作動位置と非作動位置との間で移動可能であり、前記中間および最終の可動成形型部分間には機械的連結部が存在する、該重力曲げ成形型を設けるステップと、
    (b)前記最終成形型よりも上方位置に前記中間成形型を配置するステップと、
    (c)前記中間可動成形型部分がほぼ水平状態をとる前記中間成形型上に少なくとも1枚の平面状のガラス板を載置するステップであり、前記少なくとも1枚の平面状のガラス板を、前記中間成形型が開放位置にあるとき前記可動中間成形型部分の少なくとも一部により支持するステップと、
    (d)少なくとも1枚のガラス板を加熱し、この加熱が炉内の少なくとも1枚の平面状のガラス板を軟化させ、重力により曲がるようにする重力曲げステップであり、前記重力曲げステップは、以下の2つの段階、すなわち、
    (i)前記中間可動成形型部分が作動位置にあり、前記最終可動成形型部分が非作動位置にあり、前記機械的連結部が第1形態をとり、また、第1周縁ライン近傍で前記少なくとも1枚のガラス板と前記中間リムが接触することで、前記少なくとも1枚のガラス板を前記中間成形型により中間曲げ形状に曲げる第1段階、および
    (ii)第1段階の後の第2段階であり、前記機械的連結部が第1形態から第2形態に移動することで、前記少なくとも1個の中間可動成形型部分が非作動位置に移動し、前記少なくとも1個の最終可動成形型部分が作動位置に移動し、前記最終成形型前記中間成形型よりも上方位置に配置されて前記中間成形型と場所が入れ替わり、最終成形型が閉鎖することにより、第2周縁ライン近傍で前記少なくとも1枚のガラス板と前記最終リムが接触して、前記少なくとも1枚のガラス板を中間曲げ形状から最終曲げ形状に曲げる、該第2段階
    を有する、該重力曲げステップと
    を有する、
    方法。
  21. 請求項20に記載の方法であって、前記第1周縁ラインと前記第2周縁ラインの間に部分的なオーバーラップが存在するものとした、方法
  22. 請求項21に記載の方法であって、前記第1段階中、前記少なくとも1個の中間可動成形型部分は閉鎖位置に移動することにより、ほぼ中間リムを仕上げる方法。
  23. 請求項21または22に記載の方法であって、前記第2段階中、前記少なくとも1個の中間可動成形型部分を非作動位置に移動し、前記少なくとも1個の最終可動成形型部分を作動位置に移動することにより、少なくとも1個の最終可動成形型部分を閉鎖位置に移動可能とする、方法
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