JP5559599B2 - 半導体装置およびその製造方法ならびに半導体ウエハ - Google Patents
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Description
一方、半導体装置の配線材料には、従来からアルミニウムが用いられてきたが、配線抵抗を低減するために、より導電性の高い配線材料である銅を用いることが提案されている。とくに、本願の発明者は、最上層配線に銅の厚膜を用いる構造を検討している。
この発明の一実施形態においては、前記半導体装置は、当該半導体装置の機能を担う機能素子が形成された機能素子領域と、前記機能素子領域の周囲に配置されたスクライブ領域とを含む。そして、前記第1パッドが前記機能素子領域に配置されており、前記第2パッドが前記スクライブ領域に配置されている(請求項5)。
当該半導体装置が切り出される前の半導体ウエハのスクライブ領域に第2パッドが配置されている。そして、この半導体ウエハがスクライブ領域に設定された切断線に沿ってダイシングブレードによって切断される。これによって、当該半導体装置が切り出される。切り出された当該半導体装置の周囲にはスクライブ領域が残っており、このスクライブ領域に第2パッドが配置されている。第2パッドは、銅以外の配線材料の下地配線層上に層間絶縁膜および表面保護膜を開口して形成されている。したがって、半導体ウエハから当該半導体装置が切り出される際に、スクライブ領域上の第2パッドがダイシングブレードによって切断されたとしても、ダイシングブレードに目詰まりが生じたり、ダイシングブレードが損傷したりしにくくなる。これにより、ダイシングブレードの寿命を長くでき、かつ、半導体装置のエッジのダメージを抑制できる。
前記半導体装置のエッジ部に銅を主成分とする膜が存在しないことが好ましい(請求項8)。半導体装置のエッジ部に銅を主成分とする膜が存在しなければ、半導体ウエハから当該半導体装置が切り出される際に、ダイシングブレードが当該膜を切断しなくてもよい。したがって、ダイシングブレードの寿命を長くでき、かつ、半導体装置のエッジ部のダメージを低減できる。
前記第1パッドが、前記スクライブ領域に存在しないことが好ましい(請求項12)。この構成により、半導体ウエハから半導体装置を切り出すときに、第1パッドの部分の銅を主成分とする最上層配線がダイシングブレードによって切断されることを回避できる。これにより、ダイシングブレードの寿命を長くでき、かつ、半導体装置のエッジ部のダメージを低減できる。
また、この発明の一実施形態においては、前記検査素子は、銅を主成分とする配線材料からなる検査パターン配線をさらに含み、前記検査パターン配線が、前記切断予定線に沿って前記半導体ウエハを切断するダイシングブレードが通る帯状領域内に形成されている(請求項14)。ダイシングブレードは、一対の主面と周端面とを有する円板形状に形成されている。ダイシングブレードの周端面に、切断歯部が形成されている。この切断歯部(周端面)は、たとえば、ダイシングブレードの半径方向に沿う断面がV字状またはU字状に凹んだ溝形状を有している。したがって、ダイシングブレードの切断歯部は、両主面側に一対の切断エッジを有している。ダイシングブレードが通る帯状領域内に検査パターン配線が形成されていると、この半導体ウエハから個々の半導体装置を切り出す際に、検査パターン配線に切断歯部の切断エッジが当たらない。したがって、ダイシングブレードの切断エッジは、銅を主成分とする配線材料からなる検査パターン配線を横切らないから、その目詰まりや損傷が生じにくい。したがって、ダイシングブレードの損傷を抑制しながら、スクライブ領域に銅を主成分とする配線材料からなる検査パターン配線を配置できる。
前記検査パターン配線が、配線の開放異常の有無を検査するための開放検査パターンを含んでいてもよい(請求項15)。また、前記検査パターン配線が、配線の短絡異常の有無を検査するための短絡検査パターン配線を含んでいてもよい(請求項16)。
この発明の一実施形態では、前記スクライブ領域内に設定した切断予定線に沿って行うダイシングによって、前記機能素子領域を含む個別の半導体装置を切り出す工程をさらに含む(請求項20)。この工程により、半導体ウエハから、第1パッドおよび第2パッドを有する半導体装置を切り出すことができる。
図1は、本発明の一実施形態に係る半導体装置を作成するためのウエハプロセス後の半導体ウエハを示す図解的な平面図である。
半導体ウエハ1は、複数の機能素子領域2と、各機能素子領域2を取り囲むように形成されたスクライブ領域3とを有している。図1に示す平面視において、各機能素子領域2は矩形状である。図1に示す平面視において、複数の機能素子領域2は、縦方向および横方向に間隔をおいて行列状に整列して配置されている。隣接する機能素子領域2の間の部分がスクライブ領域3である。半導体ウエハ1のスクライブ領域3に切断予定線7が設定されている。半導体ウエハ1は、切断予定線7に沿ってダイシングブレードにより切断(ダイシング)される。これによって、機能素子領域2を含む個々の半導体装置(チップ)4が切り出される。半導体装置4は、周縁部にスクライブ領域3を有し、スクライブ領域3に囲まれた中央領域に機能素子領域2を有することになる。
各機能素子領域2には、半導体装置4の機能を担う、MOSFET(Metal Oxide Semiconductor Field Effect Transistor)その他の機能素子5(図2参照)と、機能素子5に接続された第1パッド6とが形成されている。一方、スクライブ領域3には、プロセスコントロールモジュール(PCM)が作り込まれている。PCMは、検査素子と、検査素子に接続された第2パッド10とを含む。検査素子としては、たとえば、トランジスタ、抵抗等の検査用半導体素子11(図3参照)、オープンパターン12(図1,図4A参照)、ショートパターン13(図1,図4B参照)を例示できる。これらの検査素子は、機能素子領域2内の同様の素子または配線の形成プロセスが完全であることを保証するために、検査装置(図示略)に接続して、その特性が測定される。スクライブ領域3に作り込まれたPCMが所期の特性を有していれば、機能素子領域2内の機能素子5を作成するためのプロセスが完全であることを保証できる。検査は、第2パッド10に針当てして行う。したがって、第2パッド10は針当てできるだけの大きさを有している。
半導体ウエハ1は、半導体基板20を備えている。半導体基板20は、たとえば、Si(シリコン)基板である。半導体基板20上には、機能素子5が作り込まれている。半導体基板20上には、第1層間絶縁膜21が積層されている。第1層間絶縁膜21は、たとえば、SiO2(酸化シリコン)からなる。
第2層間絶縁膜24上には、第2配線(下地配線層。以下、「下配線」という。)25が形成されている。下配線25は、たとえば、アルミニウム(Al)またはアルミニウム合金からなる主配線層25bと、主配線層25bの下面および上面にそれぞれ形成されたバリア層25a,25cとを含む。バリア層25a,25cは、アルミニウムの拡散に対するバリア性および層間絶縁膜に対する良好な密着性(付着性)を有しており、たとえば、TiN(窒化チタン)からなる。下配線25と第1配線22とは、第2層間絶縁膜24を貫通する複数のプラグ26によって電気的に接続されている。プラグ26は、たとえば、W(タングステン)からなる。
第3層間絶縁膜27には、下配線25と厚さ方向に対向する部分(平面視において第1パッド6が形成される位置)に、第3層間絶縁膜27を厚さ方向に貫通する複数のビアホール28が形成されている。各ビアホール28は、上側ほど開口面積が大きくなるようなテーパー形状に形成されている。
半導体基板20上には、検査用半導体素子11が作り込まれている。第1層間絶縁膜21上には、第1配線22が形成されている。第1配線22と検査用半導体素子11とは、第1層間絶縁膜21を貫通するプラグ43により電気的に接続されている。プラグ43は、たとえば、W(タングステン)からなる。
第3層間絶縁膜27には、下配線25と厚さ方向に対向する部分(平面視において第2パッド10が形成される位置)に、第3層間絶縁膜27を厚さ方向に貫通するビアホール48が形成されている。ビアホール48は、上側ほど開口面積が大きくなるようなテーパー形状に形成されている。
なお、図2および図3に示される実施形態では、基板20と最上層電極29との間には、第1配線22および第2配線25の2層分の配線しか形成されていないが、それより多層の配線が形成されていてもよい。
図4Aに示す平面視において、オープンパターン12は、切断予定線7に直交する縦方向に延びる複数の縦方向配線部と、切断予定線7に平行な横方向に延びる複数の横方向配線部とを含む1本の銅配線からなる。より具体的には、オープンパターン12は、縦方向に微小間隔をおいて互いに平行に配された複数の横方向配線部を含み、それらが各一端部で隣接する横方向配線部に接続されて横配線領域を形成している。さらに、オープンパターン12は、横方向に微小間隔をおいて互いに平行に配された複数の縦方向配線部を含み、それらが各一端部で隣接する縦方向配線部に接続されて縦配線領域を形成している。横配線領域の一つの横方向配線部の一端と、縦配線領域の一つの縦方向配線部の一端とが接続されている。オープンパターン12を形成する銅配線の一端は、一つの第2パッド10に接続され、他端は別の第2パッド10に接続されている。
図4Bに示す平面視において、ショートパターン13は、切断予定線7に直交する縦方向の櫛歯部と、切断予定線に平行な横方向の櫛歯部とをそれぞれ有する2本の銅配線13a,13bを含む。両銅配線13a,13bは、それらの縦方向の櫛歯部どうしおよび横方向の櫛歯部どうしが嵌り合うように配置されている。一方の銅配線13aは、一つの第2パッド10に接続され、他方の銅配線13bは別の第2パッド10に接続されている。
オープンパターン12およびショートパターン13は、いずれもダイシングブレード50が通る帯状領域8内に収まっているので、半導体ウエハ1を切断して得られる半導体装置4は、スクライブ領域3に銅を主成分とする膜を含まない。また、第2パッド10は、帯状領域8よりも幅広であり、したがって、ダイシングブレード50の切断エッジ50a,50bによって切断されるものの、銅を主成分とする配線は第2パッド10の領域に形成されていない。また、第1パッド6は、機能素子領域2内にのみ形成されていて、スクライブ領域3には第1パッド6は存在していない。よって、半導体ウエハ1から切り出された半導体装置4のエッジ部には、銅を主成分とする膜が存在しない。
半導体装置4の製造工程では、機能素子5(図2参照)、検査用半導体素子11(図3参照)等が作り込まれた半導体基板20の表面に、第1層間絶縁膜21、プラグ23,43、第1配線22、第2層間絶縁膜24、プラグ26,46、下配線25および第3層間絶縁膜27が形成される。
次いで、図5Bに示すように、レジストマスク61をマスクとしたドライエッチング(たとえば、RIE:反応性イオンエッチング)により、第3層間絶縁膜27が選択的に除去され、第3層間絶縁膜27を厚さ方向に貫通するビアホール28,48が形成される。
その後、図5Dに示すように、バリア膜30およびシード膜62上に、平面視で複数のビアホール28を含む領域に開口63aを有するレジストマスク63が形成される。スクライブ領域3においては、第2パッド10を形成すべき領域を含めて、ほぼ全ての領域がレジストマスク63で覆われる。ただし、上配線29の形成プロセスを検査するためのオープンパターン12およびショートパターン13が形成される場合には、これらに対応した開口がスクライブ領域3においてレジストマスク63に形成される。
そして、図5Iに示すように、フォトリソグラフィにより、パッシベーション膜33上に、平面視において複数のビアホール28を含む領域およびビアホール48を含む領域に、それぞれ開口64a,64bを有するレジストマスク64が形成される。
この実施形態では、半導体ウエハ1から個別の半導体装置4が切り出される際、第2パッド10がダイシングブレード50によって切断されるが、第2パッド10の下側には上配線29のような銅配線が存在しないので、ダイシングブレード50に目詰まりが生じたり、ダイシングブレード50が損傷したりしにくくなる。これにより、ダイシングブレード50の寿命を延ばすことができるとともに、半導体装置4のエッジ部へのダメージを低減できる。
有機膜35は、パッシベーション膜33の表面に生じている段差をなくすように形成されている。有機膜35は、有機材料(たとえば、ポリイミド樹脂またはエポキシ樹脂)からなる。また、有機膜35には、平面視においてパッド開口34,44が形成されている部分を含む領域に、それぞれパッド開口34,44と連通する開口36,46が形成されている。
さらに、パッシベーション膜33上に有機膜35が形成され、パッシベーション膜33の表面の段差が有機膜35により埋められているので、上配線29(キャップメタル層32)に応力が加わったときに、その応力を有機膜35によって吸収することができる。
また、バリア膜30,31の材料として、TiおよびTiWを例示したが、バリア膜30,31は、導電性を有し、CuイオンおよびAuの拡散に対するバリア性を有する他の材料で形成してもよい。このような材料としては、TiおよびTiWの他にも、TiN(窒化チタン)、WN(窒化タングステン)、TaN(窒化タンタル)、Ta(タンタル)、W(タングステン)などを例示することができる。図3および図7に示されるスクライブ領域3において、下配線25および第3層間絶縁膜27上に形成されているバリア膜31は、省略することができる。
2 機能素子領域
3 スクライブ領域
4 半導体装置
5 機能素子
6 第1パッド
10 第2パッド
11 検査用半導体素子
12 オープンパターン
13 ショートパターン
20 半導体基板
25 下配線(下地配線層)
27 第3層間絶縁層
29 上配線(最上層配線)
32 キャップメタル層
Claims (20)
- 層間絶縁膜上に突出して形成され、銅を主成分とする配線材料からなる最上層配線と、
前記層間絶縁膜の下層に形成され、銅以外の配線材料からなる下地配線層と、
前記最上層配線および前記層間絶縁膜を覆う表面保護膜と、
前記最上層配線上で前記表面保護膜を開口して形成した第1パッドと、
前記最上層配線が形成されていない領域において、前記下地配線層上で前記層間絶縁膜および前記表面保護膜を開口して形成した第2パッドとを含み、
前記表面保護膜は、前記最上層配線に接続されて前記第1パッドをなす第1メタル層と、前記下地配線層に接続されて前記第2パッドをなす第2メタル層との両方を覆う、半導体装置。 - 前記第1メタル層と前記第2メタル層とは、同じ材料からなる、請求項1記載の半導体装置。
- 前記第1メタル層と前記第2メタル層とは、同じ厚みを有する、請求項1または2に記載の半導体装置。
- 前記表面保護膜上に形成され、前記表面保護膜の表面の段差を埋める有機膜を含む、請求項1〜3のいずれか一項に記載の半導体装置。
- 前記半導体装置は、当該半導体装置の機能を担う機能素子が形成された機能素子領域と、前記機能素子領域の周囲に配置されたスクライブ領域とを含み、
前記第1パッドが前記機能素子領域に配置されており、
前記第2パッドが前記スクライブ領域に配置されている、請求項1〜4のいずれか一項に記載の半導体装置。 - 前記スクライブ領域に前記第1パッドが存在しない、請求項5に記載の半導体装置。
- 前記スクライブ領域に銅を主成分とする膜が存在しない、請求項5または6に記載の半導体装置。
- 前記半導体装置のエッジ部に銅を主成分とする膜が存在しない、請求項1〜7のいずれか一項に記載の半導体装置。
- 半導体装置の機能を担う機能素子が形成される複数の機能素子領域と、
前記機能素子領域を取り囲むように形成され、個別の半導体装置を切り出すための切断予定線を含むスクライブ領域と、
層間絶縁膜上に突出して形成され、銅を主成分とする配線材料からなる最上層配線と、
前記層間絶縁膜の下層に形成され、銅以外の配線材料からなる下地配線層と、
前記最上層配線および前記層間絶縁膜を覆う表面保護膜と、
前記機能素子領域において、前記最上層配線上で前記表面保護膜を開口して形成した第1パッドと、
前記スクライブ領域において、前記下地配線層上で前記層間絶縁膜および前記表面保護膜を開口して形成した第2パッドとを含み、
前記表面保護膜は、前記最上層配線に接続されて前記第1パッドをなす第1メタル層と、前記下地配線層に接続されて前記第2パッドをなす第2メタル層との両方を覆う、半導体ウエハ。 - 前記第1メタル層と前記第2メタル層とは、同じ材料からなる、請求項9記載の半導体ウエハ。
- 前記第1メタル層と前記第2メタル層とは、同じ厚みを有する、請求項9または10に記載の半導体ウエハ。
- 前記第1パッドが、前記スクライブ領域に存在しない、請求項9〜11のいずれか一項に記載の半導体ウエハ。
- 前記スクライブ領域に形成され、前記第2パッドに接続され、前記半導体ウエハの特性を検査するための検査素子をさらに含む、請求項9〜12のいずれか一項に記載の半導体ウエハ。
- 前記検査素子は、銅を主成分とする配線材料からなる検査パターン配線をさらに含み、
前記検査パターン配線が、前記切断予定線に沿って前記半導体ウエハを切断するダイシングブレードが通る帯状領域内に形成されている、請求項13記載の半導体ウエハ。 - 前記検査パターン配線が、配線の開放異常の有無を検査するための開放検査パターンを含む、請求項14に記載の半導体ウエハ。
- 前記検査パターン配線が、配線の短絡異常の有無を検査するための短絡検査パターン配線を含む、請求項14または15に記載の半導体ウエハ。
- 銅以外の配線材料からなる下地配線上に層間絶縁膜を形成する工程と、
半導体装置の機能を担う機能素子が形成される機能素子領域に配線パターンに対応する開口を有し、前記機能素子領域を取り囲むスクライブ領域には開口を有しないレジストで前記層間絶縁膜を覆う工程と、
前記レジストをマスクとしためっきによって、前記レジストの開口内に、銅を主成分とする配線材料からなる最上層配線を、前記層間絶縁膜から突出するように形成する工程と、
前記レジストを剥離した後、前記最上層配線および前記層間絶縁膜を覆う表面保護膜を形成する工程と、
前記最上層配線上で前記表面保護膜を開口して第1パッドを形成する工程と、
前記スクライブ領域において、前記下地配線層上で前記層間絶縁膜および前記表面保護膜を開口して第2パッドを形成する工程とを含み、
前記表面保護膜は、前記最上層配線に接続されて前記第1パッドをなす第1メタル層と、前記下地配線層に接続されて前記第2パッドをなす第2メタル層との両方を覆う、半導体装置の製造方法。 - 前記第1メタル層と前記第2メタル層とは、同じ材料からなる、請求項17記載の半導体装置の製造方法。
- 前記第1メタル層と前記第2メタル層とは、同じ厚みを有する、請求項17または18に記載の半導体装置の製造方法。
- 前記スクライブ領域内に設定した切断予定線に沿って行うダイシングによって、前記機能素子領域を含む個別の半導体装置を切り出す工程をさらに含む、請求項17〜19のいずれか一項に記載の半導体装置の製造方法。
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