JP5543169B2 - Enclosure structure - Google Patents
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Description
本発明は、缶の上部に蓋部分を形成するシーマの囲いに適用される囲い構造に関する。 The present invention relates to an enclosure structure applied to a seamer enclosure that forms a lid portion on the top of a can.
内部を無菌状態にするための無菌室が知られている(例えば、特許文献1参照)。その他、本発明に関連する先行技術文献として特許文献2が存在する。 A sterilization chamber for making the inside aseptic is known (see, for example, Patent Document 1). In addition, there is Patent Document 2 as a prior art document related to the present invention.
上述の特許文献1の無菌室には、人が出入りするための扉が取り付けられている。このような扉には、内部を密閉空間にするためのゴムパッキンや扉を開閉可能にするための開閉機構等、各種付属部品が設けられている。しかし、これらの各種付属部品は、扉の表面に凹凸を形成するため、清掃の際に洗浄の妨げになってしまう。また、このような凹凸は、洗い残しとなり易く、かつ、微生物の巣となりやすい。特許文献1の無菌室の扉の場合、開閉のための取っ手等が扉の内側に設けられている。このため、清掃の際には取っ手等が洗浄の妨げとなってしまう。また、洗い残しが発生しやすい。 In the aseptic room of the above-mentioned Patent Document 1, a door for a person to enter and exit is attached. Such a door is provided with various accessory parts such as a rubber packing for making the inside a sealed space and an opening / closing mechanism for opening and closing the door. However, since these various accessory parts form unevenness on the surface of the door, cleaning is hindered during cleaning. Further, such irregularities are likely to be left unwashed and also tend to be a microbial nest. In the case of the door of the aseptic room of Patent Document 1, a handle or the like for opening and closing is provided inside the door. For this reason, a handle etc. will prevent washing at the time of cleaning. In addition, unwashed areas are likely to occur.
そこで、本発明は、シーマの囲いに用いられる囲い構造であって、内部を容易に洗浄することができるとともに、洗い残しを抑制することができる囲い構造を提供することを目的とする。 Accordingly, an object of the present invention is to provide an enclosure structure that is used for an enclosure of a seamer, and that can easily clean the inside and suppress unwashed residue.
本発明の囲い構造は、缶の上部の蓋部分を形成するシーマの囲いに適用され、開閉可能又は、閉状態にて内部から外部への飛散物の飛散を防止可能にする回転開閉式の扉(3)が取り付けられている囲い構造(1)において、前記扉には、前記扉を開閉可能にするための取っ手(17)を含む開閉機構が外側だけに設けられており、かつ、外部と内部とをつなぐ窓(14)が設けられ、前記窓には、内部からの飛散を防止しつつ内部を視認可能な視認部材(26)が固定部材(27)を通じて取り付けられ、前記固定部材は、前記視認部材を取り外し可能に固定するとともに、液体が使用された場合に前記液体を排出するように構成されている、ものである。 Enclosure of the present invention is applied to the enclosure of Cima forming a lid portion of the top of the can, open or rotating closure that enables prevent scattering of debris from the inside to the outside in the closed state In the enclosure structure (1) to which the door (3) is attached, the door is provided with an opening / closing mechanism including a handle (17) for opening and closing the door only on the outside, and A window (14) connecting the outside and the inside is provided, and a visual recognition member (26) that can visually recognize the inside while preventing scattering from the inside is attached to the window through a fixing member (27). Is configured to detachably fix the visual recognition member and to discharge the liquid when the liquid is used .
本発明によれば、開閉機構が外側だけに設けられているので、扉の内側の洗浄の際に開閉機構が妨げになることがない。このため、シーマの囲いの内部を容易に洗浄することができるとともに、洗い残しを抑制することができる。特に、シーマの囲いには、シーマからの飛散物が付着することが多いので、洗浄の機会が多くなる傾向にある。また、洗い残しは微生物の発生につながりやすいので、洗浄には手間がかかる傾向にある。このため、内部の洗浄を容易にし、かつ、洗い残しを抑制することで、清掃の手間を大きく軽減することができる。 According to the present invention, the opening and closing mechanism so provided only on the outside, the opening and closing mechanism when the inside cleaning of the door is never hinder. For this reason, the inside of the seamer enclosure can be easily washed, and unwashed residues can be suppressed. In particular, since the scattered material from the seam often adheres to the seam enclosure, there is a tendency for the opportunity for cleaning to increase. In addition, since unwashed easily leads to generation of microorganisms, washing tends to be troublesome. For this reason, it is possible to greatly reduce the time and effort of cleaning by facilitating internal cleaning and suppressing unwashed residue.
扉には、洗浄の妨げとなり、微生物の巣となり易いさまざまな各種付属部品が設けられている。例えば、本発明の囲い構造の一態様において、前記扉には、当該扉の施錠状態及び非施錠状態を切り替える錠(15)が外側だけに設けられていてもよい。 The door is provided with a variety of accessories that hinder cleaning and tend to be a nest of microorganisms. For example, in one aspect of the enclosure structure of the present invention, the door may be provided with a lock (15) that switches between the locked state and the unlocked state of the door only on the outside .
なお、以上の説明では本発明の理解を容易にするために添付図面の参照符号を括弧書きにて付記したが、それにより本発明が図示の形態に限定されるものではない。 In addition, in the above description, in order to make an understanding of this invention easy, the reference sign of the accompanying drawing was attached in parenthesis, but this invention is not limited to the form of illustration by it.
以上、説明したように、本発明によれば、シーマの囲いに用いられる囲い構造であって、内部を容易に洗浄することができるとともに、洗い残しを抑制することができる囲い構造を提供することができる。 As described above, according to the present invention, there is provided an enclosing structure used for enclosing a seamer, which can easily clean the inside and can suppress unwashed residue. Can do.
図1は、本発明の一形態に係る囲い構造の斜視図である。囲い構造1は、シーマ(不図示)の囲いに適用されている。その囲い構造1は、缶(不図示)にビールを充填するフィラー室内(不図示)に配置されている。フィラー室内は正圧である。また、囲い構造1内に配置されたシーマは、缶にCO2を吹き入れながら蓋をする装置である。囲い構造1には、大扉3と、小扉5とが設けられている。大扉3は、図1の左側が、小扉5は、図1の右側が、それぞれ不図示の蝶番により固定されている回転開閉式の扉である。図2は、本発明の一形態に係る囲い構造1を上から見た図である。図2に示すように、囲い構造1は、シーマを囲む4面1A、1B、1C、1Dが全て同じ大きさに形成されている。4面1A、1B、1C、1Dのうち正面1A及び一方の側面1Cには、それぞれに大扉3と、小扉5とが設けられている。また、他方の側面1Bには、大扉3のみが設けられ、背面1Dには、中央付近に大扉3よりやや小さい中扉6が設けられている。シーマには、中身の充填された缶をシーマに搬送するためのキャンフィード7と、シーマにて蓋がされた缶を囲い構造1の外に搬送するための排缶コンベア8とが接続されている。このため、背面1Dにはキャンフィード7が通過するための孔として通過部9Dが、側面1Bには排缶コンベア8が通過する孔として通過部9Bが、それぞれ設けられている。なお、図2では、囲い構造1の上面に隠れる各扉3、5、6及び各通過部9D、9Bを破線で示している。
FIG. 1 is a perspective view of an enclosure structure according to an embodiment of the present invention. The enclosure structure 1 is applied to an enclosure of a seamer (not shown). The enclosure structure 1 is disposed in a filler chamber (not shown) that fills a can (not shown) with beer. The filler chamber has a positive pressure. The seamer disposed in the enclosure structure 1 is a device that covers the can while blowing CO2 into the can. The enclosure structure 1 is provided with a
小扉5の外側5aには、左側、つまり、大扉3との境界付近に2つの錠11が設けられている。2つの錠11は、小扉5の上方と下方とを施錠するように、それぞれ大扉3との境界付近の上方と下方とに配置されている。図3は、大扉3と小扉5の外側の拡大図である。図3に示すように、各錠11は、ラッチ錠として構成され、各錠11から延びる各アーム13が上下に操作されることにより、施錠状態と非施錠状態とが切り替えられる。また、2つの錠11の間、大扉3との境界付近のほぼ中央には取っ手12が設けられている。
On the
図1及び図3に示すように、大扉3には、窓部14が設けられている。また、大扉3の外側3aには、2つの錠15と、取っ手部17とが設けられている。2つの錠15は、大扉3の右側、つまり、小扉5との境界付近に取り付けられ、上方と下方とを施錠するように、それぞれ小扉5との境界付近の上方と下方とに配置されている。図3に示すように、各錠15は、ラッチ錠として構成され、各錠15から取っ手部17方向に延びる各アーム20が上下に操作されることにより、施錠状態と非施錠状態とが切り替えられる。各アーム20は、それぞれロッド21により取っ手部17と接続されている。
As shown in FIGS. 1 and 3, the
取っ手部17は、2つの錠15の間に設けられている。即ち、取っ手部17は、大扉3の右側、つまり、小扉5との境界付近であって、上下方向の中央付近に取り付けられている。取っ手部17は、人に操作されるノブ22と、ノブ22と一体的に回転する回転部23と、大扉3に固定されるベース部24と、を備えている。これらにより、取っ手部17は、ノブ22が水平方向に延びるように位置する状態から下方に延びるように位置する状態まで、大扉3に平行な面上を回転可能なように構成されている。回転部23には各ロッド21が接続されている。回転部23は、ノブ22と一体的に回転する。このため、取っ手部17は、ノブ22が水平方向に延びるように位置する状態では各ロッド21を引くように移動させて各錠15を非施錠状態にする一方で、ノブ22が下方に延びるように位置する状態では各ロッド21を押すように移動させて各錠15を施錠状態にするように構成されている。つまり、ノブ22が操作されることにより、大扉3の開閉操作が可能になるとともに、各錠15の施錠状態と非施錠状態との間の切り替えが行われる。これにより、大扉3は、各錠15が非施錠状態の場合には、大扉3を押す、又は引く操作によって容易に開閉が可能なように構成されている。取っ手部17と各錠15とが連携することにより取っ手部17と各錠15との組合わせが本発明の開閉機構として機能する。
The
図4は、大扉3の内側3bの拡大斜視図である。図4に示すように、大扉3の内側3bには、窓部14を覆うようにSUS枠25に嵌め込まれたポリカーボネート26が固定部材27により固定されている。このため、囲い構造1は、内部からの飛散物の飛散を防止しつつ窓14を通して内部を視認可能に構成されている。固定部材27は、段状に形成され、ポリカーボネート26を挟むように固定する簡易な構造のものである。固定部材27の両端は開放されているので、固定部材27の内部に液だまりができない。また、固定部材27は、取り外し可能に構成されている。このため、固定部材27を取り外した状態で、大扉3の内側3b及び固定部材27を洗浄することができる。大扉3の内側3bには、外側3aに取り付けられた取っ手部17を固定するための補助部材28が設けられている。補助部材28は、取っ手部17の一部が嵌め合わされるように形成された簡易な構造のものである。このため、補助部材28は、図4に示すように、大扉3の内側3bからわずかしか突出していない。また、固定部材27の突出もわずかである。
FIG. 4 is an enlarged perspective view of the inside 3 b of the
図5は、取っ手部17が大扉3から取り外された状態を示す図である。図5に示すように、ベース部24には、円形の平面部24aと、平面部24aから一方に長く延びる不図示の先端部と、平面部24aから他方に短く延びる後端部24bと、が形成されている。平面部24aにはボルト等の不図示の固定部材が通る孔24cが大扉3への取付用に設けられている。また、ベース部24の先端部には軸線Axを中心に回転可能に回転部23が取り付けられている。回転部23には、先端部を挟んだ対照的な位置に2つの羽根部23aが設けられ、2つの羽根部23aにはそれぞれロッド21が接続される。また、回転部23には、ノブ22が固定されているため、回転部23は、ノブ22と一体的に回転する。これにより、取っ手部17は、ノブ22の回転操作に伴って、各ロッド21を押したり、引いたりすることが可能なように構成されている。補助部材28は、円形に形成され、中央にはベース部24の後端部24bが嵌め合わされる穴部28aが形成されている。補助部材28は、大扉3を挟み後端部24bが中央の穴部28aに嵌め合わされた状態で大扉3に固定される。補助部材28には、ボルト等の固定部材が通る孔28cが大扉3への取付用に設けられている。
FIG. 5 is a view showing a state in which the
一方、図6は、シーマの囲いに適用される従来の囲い構造の扉部40の内側を示している。図6に示すように、扉部40の内側には、外周にゴムパッキン41が取り付けられている。ゴムパッキン41は、扉部40が閉じられた閉状態において、囲い構造の内部の密閉状態を保つためのものである。また、扉部40には、窓部43が設けられている。扉部40の内側には、窓部43を覆うようにポリカーボネート部44が固定されている。ポリカーボネート部44には、内部の密閉状態を保つためのゴムパッキン45が外周に取り付けられている。さらに、扉部40の内側には、扉部40の施錠状態と非施錠状態とを切り替えるための錠が一体となった開閉機構47が取り付けられている。
On the other hand, FIG. 6 shows the inside of a
従来の囲い構造の扉部40と本形態の囲い構造1の大扉3とを比較すると、図6に示すように、扉部40の内側には、各ゴムパッキン41、45、開閉機構47といった各種付属部品が取り付けられているのに対し、図4に示すように、大扉3の内側3bには、これらの各種付属部品が設けられていない。これらの各種付属部品41、45、47が設けられている場合には、各種付属部品41、45、47が扉部40の内側に多数の凹凸を形成するため、洗浄が容易ではない。また、凹凸部分に洗い残しが発生しやすく、微生物の巣となる可能性が高い。
When comparing the
本形態によれば、大扉3は、内側3bに各ゴムパッキン41、45、開閉機構47といった各種付属部品が取り付けられていないので、従来の囲い構造に用いられる扉部40に比べて、内側3bがより平坦に形成されている。このため、内側3bをより容易に洗浄することができるとともに、洗い残しを抑制することができる。特に、シーマの囲いには、シーマからの泡等の飛散により雑菌等が繁殖し易いため、洗浄の機会を増やす必要があり、また、洗い残しが発生しないように丁寧に洗浄をする必要がある。このため、内側3b等、内部の洗浄を容易にし、かつ、洗い残しを抑制することで、清掃の手間を大幅に軽減することができる。なお、シーマの囲いに適用する場合には、飛散物の飛散を防止可能な限りにおいて、囲い構造1の内部を完全な密閉状態とする必要はない。
According to this embodiment, the
本発明は上述の形態に限定されず、適宜の形態にて実施することができる。例えば、上述の形態では、取っ手部17と各錠15とが連携することにより開閉機構が構成されているが、このような構成に限定されるものではない。例えば、扉を開閉するための開閉機構と、施錠をするための錠とは、それぞれ別々に動作する別の付属部品として設けられていてもよい。また、例えば、各錠11、15はラッチ錠として構成される上述の形態に限定されるものではない。扉の外側に取り付けが可能で、内側への部品の露出が抑制される限りにおいて各種の錠が適用されてよい。また、同様に開閉機構も内側への部品の露出が抑制される限りにおいて各種のものが適用されてよい。
This invention is not limited to the above-mentioned form, It can implement with a suitable form. For example, in the above-described embodiment, the opening / closing mechanism is configured by cooperation of the
また、上述の形態では、大扉3の内側3bに取っ手部17を固定する補助部材28が設けられているが、内側3bに補助部材28が設けられない構成を否定するものではない。つまり、取っ手部は、扉の内側に補助部材が設けられないような構成で取り付けられていてもよい。この場合、扉の内側には補助部材による凹凸が形成されない。また、上述の形態では、大扉3の内側3bにポリカーボネート26が固定部材27により固定されているが、このような構成に限定されるものではない。例えば、扉の内側には固定部材等により凹凸が形成されないように、外側から窓部を覆うようにガラスが取り付けられていてもよい。これらの場合には、扉の内側がより平坦に形成されるので、より容易に内部を洗浄することができる。
Moreover, although the
1 囲い構造
3 大扉
5 小扉
11 錠
15 錠(開閉機構、付属部品)
17 取っ手部(開閉機構、付属部品)
41 ゴムパッキン(付属部品)
45 ゴムパッキン(付属部品)
47 開閉機構(付属部品)
1
17 Handle (opening / closing mechanism, accessories)
41 Rubber packing (accessory)
45 Rubber packing (accessory)
47 Opening / closing mechanism (accessory)
Claims (2)
前記扉には、前記扉を開閉可能にするための取っ手を含む開閉機構が外側だけに設けられており、かつ、外部と内部とをつなぐ窓が設けられ、
前記窓には、内部からの飛散を防止しつつ内部を視認可能な視認部材が固定部材を通じて取り付けられ、
前記固定部材は、前記視認部材を取り外し可能に固定するとともに、液体が使用された場合に前記液体を排出するように構成されている、囲い構造。 Is applied to the enclosure of Cima forming a lid portion of the top of the can, open or are attached door to that rotating closure allows prevent scattering of debris from the inside to the outside in the closed state In the enclosure structure,
The door is provided with an opening / closing mechanism including a handle for allowing the door to be opened / closed only on the outside, and a window for connecting the outside and the inside is provided,
A visual recognition member that can visually recognize the inside while preventing scattering from the inside is attached to the window through a fixing member,
The fixing member is configured to removably fix the visual recognition member and to discharge the liquid when the liquid is used .
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