JP5437879B2 - 応力歪解析装置及び応力歪の解析方法 - Google Patents
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Description
しかし、ユーザの指定領域の位置、サイズが任意であり、また、要素のサイズもメッシュMのサイズによって左右されるので、ユーザが指定した指定領域の位置、サイズ、及びメッシュMのサイズによっては、図3に示すようにユーザが指定した指定領域AL内において複数の節点Yが相対的に偏ってしまうことがある。また、図4に示すように節点Yの数が大幅に不足してしまうことがあり、結果的に、節点Yの応力の平均値の信頼性が損なわれてしまうことがある。また、節点Yの応力の値も各節点Yにおける応力の計算精度に依存しているため、計算精度が影響してしまうこともある。
そこで、ユーザの任意な領域指定に対応する節点間距離の小さなメッシュMを用い、解析対象データDを再分割し、ユーザが指定した指定領域の応力歪についての計算を再度、実行することが考えられる。
また、このような再分割、再計算をせずに、はじめからユーザの任意な領域指定ALに対応できるように解析対象データDを複数の要素に分割し、指定領域の応力歪を計算することも考えられるが、上述の節点数の増大に伴う課題を解決することができない。
また、他の方法として、ユーザの指定領域ALのみの再分割を行い、再計算を行うことも考えられるが、これでは他の要素との関係を把握することができないという課題が発生する。
前記解析対象データ(D)の複数の節点(Y)の応力値を算出する算出手段(17)と、前記解析対象データ(D)の全領域に対してユーザが指定する指定領域(AL)を入力手段(3,4)を介して任意に指定する領域指定手段(18)と、前記指定領域(AL)の応力歪を解析するための複数の参照節点(P1〜P5)を前記指定領域(AL)の輪郭線(AL1)上及びその内部で前記節点(Y)近傍に生成する参照節点生成手段(19)と、
前記参照節点生成手段(19)が生成した前記複数の参照節点(P1〜P5)の応力値を算出し、これらの応力値に基づいて前記指定領域の応力歪を算出する算出手段(20)とを備え、
前記指定領域の応力歪み算出手段(20)は、
前記輪郭線(AL1)上にある複数の参照節点(P1〜P4)の応力値のそれぞれを、各参照節点(P1〜P4)に隣接する周囲の節点(Y)の既知の応力値に基づき、
前記各参照節点(P1〜P4)と前記隣接する周囲の節点(Y)との距離に応じ、距離が短い程重み付けを大きくした重み付け平均により算出して求め、
かつ前記指定領域(AL)内部の前記参照節点(P5)の応力値をその近傍の前記既知の節点(Y)における応力値として算出し、
これら求められた複数の参照節点(P1〜P5)の応力値を前記指定領域(AL)における位置に応じて重み付け平均して前記指定領域(AL)の応力値を算出し、この応力値に基づいて応力歪を算出することを特徴とする。
前記応力歪解析装置は、
前記メッシュにおける複数の節点(Y)の応力値算出手段(17)により、前記解析対象データ(D)の複数の節点(Y)の応力値を算出するステップと、
領域指定手段(18)により、前記解析対象データ(D)の全領域に対して指定領域(AL)を任意に指定するステップと、
参照節点生成手段(19)により、前記指定領域(AL)の応力歪を解析するための複数の参照節点(P1〜P5)を前記指定領域(AL)の輪郭線(AL1)上及びその内部で前記節点(Y)近傍に生成するステップと、
指定領域(AL)の応力歪算出手段(20)により、前記複数の参照節点(P1〜P4)の応力値のそれぞれを各参照節点(P1〜P4)に隣接する周囲の節点(Y)の既知の応力値に基づいて、前記各参照節点(P1〜P4)と前記隣接する周囲の節点(Y)との距離に応じ、距離が短い程重み付けを大きくした重み付け平均により算出し、
前記指定領域(AL)内部の前記参照節点(P5)の応力値を、その近傍にある前記節点(Y)における既知の応力値として算出するステップと、
求めた複数の参照節点(P1〜P5)の応力値を前記指定領域(AL)における位置に応じて重み付け平均して前記指定領域(AL)の応力値を算出し、この応力値に基づいて前記指定領域(AL)の応力歪を算出するステップと、を含むことを特徴とする。
したがって、ユーザが指定する任意の指定領域の応力(応力歪)を、有限要素法のアルゴリズムより再計算せずに、簡便にかつ精度良く算出することが可能な応力歪解析装置及び応力歪の解析方法を得ることができる。
なお、本実施形態では、従来例同様の構成部については、基本的に同一符号(添え字を除く)を用いて説明する。
図5は本発明の実施の形態に係る応力歪解析装置を示す概略図、図6は応力解析装置としてのコンピュータの構成を示すブロック図、図7は、要素の節点における応力の解析後にユーザが指定した指定領域の応力歪を求めるための手順を示す解説図、図8は解析対象データの節点における応力とユーザが指定した指定領域の応力歪を求めるための応力解析プログラムを示すフローチャートである。
従って、指定領域ALの応力は、0.073×1/8+0.075×1/8+0.137×1/8+0.135×1/8+0.1×1/2=0.103(MPa)となる。
指定領域ALの応力値を算出した後は、この応力値に基づいて指定領域ALの応力歪を算出する。
これにより、歪ゲージで測定した測定値との照合など種々の用途に適した指定領域ALの応力値、応力歪を得ることができる。
D:解析対象データ、Y:節点、AL:指定領域、AL1:輪郭線、P1〜P4:複数の参照節点、P5:指定領域内側の参照節点
Claims (5)
- 解析対象としての解析対象データ(D)を有限個の節点で互いに接合された集合体とみなし、解析対象データ(D)を複数の節点を有するメッシュ(M)により複数に分割して各要素(E)における応力を有限要素法のアルゴリズムにより解析する応力歪解析装置において、
前記解析対象データ(D)の複数の節点(Y)の応力値を算出する算出手段(17)と、前記解析対象データ(D)の全領域に対してユーザが指定する指定領域(AL)を入力手段(3,4)を介して任意に指定する領域指定手段(18)と、前記指定領域(AL)の応力歪を解析するための複数の参照節点(P1〜P5)を前記指定領域(AL)の輪郭線(AL1)上及びその内部で前記節点(Y)近傍に生成する参照節点生成手段(19)と、
前記参照節点生成手段(19)が生成した前記複数の参照節点(P1〜P5)の応力値を算出し、これらの応力値に基づいて前記指定領域の応力歪を算出する算出手段(20)とを備え、
前記指定領域の応力歪み算出手段(20)は、
前記輪郭線(AL1)上にある複数の参照節点(P1〜P4)の応力値のそれぞれを、各参照節点(P1〜P4)に隣接する周囲の節点(Y)の既知の応力値に基づき、
前記各参照節点(P1〜P4)と前記隣接する周囲の節点(Y)との距離に応じ、距離が短い程重み付けを大きくした重み付け平均により算出して求め、
かつ前記指定領域(AL)内部の前記参照節点(P5)の応力値をその近傍の前記節点(Y)における既知の応力値として算出し、
これら求められた複数の参照節点(P1〜P5)の応力値を前記指定領域(AL)における位置に応じて重み付け平均して前記指定領域(AL)の応力値を算出し、この応力値に基づいて応力歪を算出することを特徴とする応力歪解析装置 - 前記指定領域の形状が矩形であることを特徴とする請求項1に記載した応力歪解析装置。
- 前記参照節点が矩形の頂点を含むことを特徴とする請求項2に記載した応力歪解析装置。
- 前記参照節点の生成箇所が少なくとも五箇所であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載した応力歪解析装置。
- 応力歪解析装置により、解析対象としての解析対象データ(D)を有限個の節点で互いに接合された集合体とみなし、解析対象を複数の節点を有するメッシュ(M)により複数に分割して各要素(E)における応力を有限要素法のアルゴリズムにより解析する応力歪の解析方法において、
前記応力歪解析装置は、
前記メッシュにおける複数の節点(Y)の応力値算出手段(17)により、前記解析対象データ(D)の複数の節点(Y)の応力値を算出するステップと、
領域指定手段(18)により、前記解析対象データ(D)の全領域に対して指定領域(AL)を任意に指定するステップと、
参照節点生成手段(19)により、前記指定領域(AL)の応力歪を解析するための複数の参照節点(P1〜P5)を前記指定領域(AL)の輪郭線(AL1)上及びその内部で前記節点(Y)近傍に生成するステップと、
指定領域(AL)の応力歪算出手段(20)により、前記複数の参照節点(P1〜P4)の応力値のそれぞれを各参照節点(P1〜P4)に隣接する周囲の節点(Y)の既知の応力値に基づいて、前記各参照節点(P1〜P4)と前記隣接する周囲の節点(Y)との距離に応じ、距離が短い程重み付けを大きくした重み付け平均により算出し、
前記指定領域(AL)内部の前記参照節点(P5)の応力値を、その近傍にある前記節点(Y)における既知の応力値として算出するステップと、
求めた複数の参照節点(P1〜P5)の応力値を前記指定領域(AL)における位置に応じて重み付け平均して前記指定領域(AL)の応力値を算出し、この応力値に基づいて前記指定領域(AL)の応力歪を算出するステップと、
を含むことを特徴とする応力歪の解析方法。
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