JP5434861B2 - 移動体検出装置及びプログラム - Google Patents
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Description
図1は、本発明が適用された移動体検出装置1の構成を表すブロック図である。本実施例の移動体検出装置1は、自動車等の車両に搭載されて使用されるものであり、カメラ10と、位置検出器20と、表示装置30と、記憶装置40と、解析ユニット50と、を備える。カメラ10は、車両前方を広い範囲で撮影可能な広角カメラで構成され、フレームデータ(静止画像データ)の列により構成される動画データを、撮影画像を表すデータとして出力する。一方、位置検出器20は、GPS衛星からの衛星信号を受信するGPS受信機、車輪の回転から自車の走行距離を検出する距離センサ及び方位センサ等のセンサ類の複数により構成され、これらセンサ類から得られる信号に基づき、自車の位置及び進行方位を検出する。また、表示装置30は、車両の運転席近傍に取り付けられ、各種情報を車両運転者に提供するものであり、例えば、液晶ディスプレイで構成される。
更に、交流成分電力Ap(k)を予め定められた閾値Th_Apと比較して二値化することにより、ACインデックスIDX1(k)を算出する(S160)。即ち、Ap(k)>Th_Apである場合には、IDX1(k)=1を算出し、Ap(k)≦Th_Apである場合には、IDX1(k)=0を算出する。
ここで、Rは、位置情報が示す領域の縦位置p1、横位置p2、縦幅d1及び横幅d2を要素とするベクトル量である。
更に付言すると、空間分布特徴量Vnは、処理対象テンプレートデータが示す右上区画での特徴点数vn1、右下区画での特徴点数vn2、左上区画での特徴点数vn3、及び、左下区画での特徴点数vn4を要素とする四次元のベクトル量Vn=(vn1,vn2,vn3,vn4)であり、空間分布特徴量Vmは、処理対象テンプレートデータが示す右上区画での動きのある特徴点数vm1、右下区画での動きのある特徴点数vm2、左上区画での動きのある特徴点数vm3、及び、左下区画での動きのある特徴点数vm4を要素とする四次元のベクトル量Vm=(vm1,vm2,vm3,vm4)である。従って、特徴点分布ベクトルVsは、具体的に次の12次元ベクトルで表される。
また、S250で特徴点分布ベクトルVsを算出すると、解析ユニット50は、処理対象テンプレートデータの三次元位置情報が示す距離Lを、これから検出する移動体の交差点中央までの距離であると推定し(S260)、更に、処理対象テンプレートデータの位置情報が示す領域に一致する解析対象フレーム内の領域を、移動体検出対象領域Ωに設定する(S270)。以下では、処理対象テンプレートデータの位置情報が示す領域に一致する解析対象フレーム内の領域をテンプレート基準領域Ω0とも表現する。
ここで、R*は、解析対象フレームにおける移動体検出対象領域Ωの縦位置、移動体検出対象領域Ωの横位置、移動体検出対象領域Ωの縦幅、及び、移動体検出対象領域Ωの横幅を要素とするベクトル量である。また、Vn*は、解析対象フレームにおける移動体検出対象領域Ωでの特徴点の空間分布特徴量であり、本実施例では移動体検出対象領域Ωの右上区画(図3参照)での特徴点数、右下区画での特徴点数、左上区画での特徴点数、及び、左下区画での特徴点数を要素とする四次元のベクトル量である。また、Vm*は、解析対象フレームにおける移動体検出対象領域Ωでの動きのある特徴点の空間分布特徴量であり、本実施例では移動体検出対象領域Ωの右上区画での動きのある特徴点数、右下区画での動きのある特徴点数、左上区画での動きのある特徴点数、及び、左下区画での動きのある特徴点数を要素とする四次元のベクトル量である。
また、この処理を終えると、解析ユニット50は、テンプレート基準領域Ω0周辺の局所探索が完了したか否かを判断する(S320)。ここで、「局所探索」について説明すると、本実施例の移動体検出装置1は、カメラ10の撮影画像内において出現する移動体を迅速に検出しようとするものであるが、移動体検出対象領域Ωとしてテンプレート基準領域Ω0を設定し、この移動体検出対象領域Ωに移動体が存在する確度を評価する程度では、図8(a)に示すように障害物により視界が阻害されて、移動体の出現位置が変化した場合に、十分に対応することができない。尚、図8(a)は、テンプレート基準領域Ω0に停止車両が存在することで、側方右側遠方から到来する自動車の撮影画像内での出現位置が変化してしまう例を示した図である。
[変形例1]
左右から移動体が到来する種類の交差点においては、カメラ10の撮影画像を通じて交差点での移動体の運動を見たときに、左側から到来する移動体と右側から到来する移動体とが、少々の差はあるものの略左右対称な運動(交差点への進入動作)をする。従って、左右対称に撮影画像に映る移動体のテンプレートデータについては、共通するテンプレートデータを記憶装置40に格納するようにしてもよい。
[変形例2]
続いて、変形例2について説明する。変形例2は、障害物によるカメラ10の視界の遮りに対応するために移動体検出対象領域Ωを調整する機能を、上述の実施例とは別の形態で実現するものである。具体的に、以下に説明する変形例2では、図6に示す移動体検出処理に代えて、図10に示す移動体検出処理を実行する。尚、図10に示す移動体検出処理の各ステップにおいて、図6に示す移動体検出処理と同内容のステップに対しては、図6に示す移動体検出処理の各ステップと同一のステップ番号を割り当て、その詳細な説明を適宜省略する。
[変形例3]
続いて、変形例3について説明する。変形例3は、更に主成分分析(PCA)の手法を用いて撮影画像に移動体が存在する確度を算出するものであり、上記実施例のS300(図6参照)の処理に代えて、図12(a)に示すアクティビティ算出処理を実行し、上記実施例のS310の処理に代えて、図12(b)に示す総評値算出処理を実行する点に特徴がある。
本例ではこのようにして、PCAアクティビティY2を用いて総評値Pを算出する。そして、S300,S310以外の処理については、上記実施例と同様の処理を実行する。本例によれば、PCAアクティビティY2を用いて総評値Pを算出するので、一層高精度に移動体を検出することができて、左右側方から出現する移動体の迅速な検出に役立つ。
[変形例4]
続いて、変形例4について説明する。変形例4は、図13に示すように、空間分布特徴量Vn,Vmを表現する対象の領域を4分割ではなく5分割して、空間分布特徴量Vn,Vmを5次元のベクトル量で表現するようにしたものである。具体的には、図13に示すように、空間分布特徴量を表現する対象の領域を、「右上」「右下」「中央」「左上」「左下」の各区画に分割する。そして、各区画の特徴点数(又は動きのある特徴点数)を要素とする5次元ベクトルにより、空間分布特徴量Vn,Vmを表現するのである。このように空間分布特徴量Vn,Vmを表現して、特徴点分布ベクトルVs,Vrを構成しても、上記実施例と同様の効果が得られる。
[対応関係]
以上に説明した変形例を含む各実施例と「特許請求の範囲」記載の各発明との対応関係は、次の通りである。テンプレートデータを記憶する記憶装置40の領域は、本発明の記憶手段の一例に対応し、解析ユニット50によって実行される特徴点抽出処理(特徴点抽出処理ブロックB1)は、本発明の特徴点抽出手段による処理の一例に対応し、解析ユニット50により実行される動きのある特徴点の抽出処理(動きのある特徴点の抽出処理ブロックB3)は、本発明の第二特徴点抽出手段による処理の一例に対応する。
[最後に]
以上、本発明の実施例について説明したが、本発明は、上記実施例に限定されるものではなく、種々の態様を採りうることは言うまでもない。例えば、上記実施例では、車載カメラ10の映像に基づき移動体(特に自動車等)を検出する移動体検出装置1について説明したが、本発明の移動体検出装置は、このような用途に限定されない。
Claims (20)
- カメラの撮影画像に映る移動体を検出する移動体検出装置であって、
前記撮影画像において移動体が映る領域の位置情報と、この領域に前記移動体が存在する状態での前記撮影画像の当該領域における特徴点の空間分布が数値化されてなる空間分布特徴量と、が関連付けられたテンプレートデータを記憶保持する記憶手段と、
前記カメラから取得した移動体検出対象の撮影画像から特徴点を抽出する特徴点抽出手段と、
前記テンプレートデータが備える前記位置情報に基づき、前記位置情報が示す領域に対応した前記移動体検出対象の撮影画像における領域を、評価領域に設定する領域設定手段と、
前記特徴点抽出手段により抽出された特徴点に基づき、前記移動体検出対象の撮影画像における前記領域設定手段により設定された前記評価領域の前記特徴点の空間分布を数値化した空間分布特徴量を算出する空間分布特徴量算出手段と、
前記移動体検出対象の撮影画像における前記評価領域に前記テンプレートデータに対応する移動体が存在する確度として、前記空間分布特徴量算出手段により算出された前記空間分布特徴量と、前記テンプレートデータが示す前記空間分布特徴量との類似度を算出する確度判定手段と、
前記確度判定手段により算出された前記確度に基づき、前記移動体検出対象の撮影画像における前記テンプレートデータに対応する移動体の存在有無を判定することによって、前記移動体検出対象の撮影画像に映る移動体を検出する移動体検出手段と、
を備えることを特徴とする移動体検出装置。 - 前記空間分布特徴量は、前記空間分布を数値表現する領域を区画化して得られる各区画に存在する前記特徴点の数の夫々を要素とするベクトル量であること
を特徴とする請求項1記載の移動体検出装置。 - 前記移動体検出対象の撮影画像から動きのある特徴点を抽出する第二特徴点抽出手段
を備え、
前記空間分布特徴量算出手段は、前記特徴点抽出手段により抽出された特徴点及び前記第二特徴点抽出手段により抽出された動きのある特徴点に基づき、前記評価領域の空間分布特徴量として、前記移動体検出対象の撮影画像における前記評価領域での前記特徴点及び動きのある特徴点の空間分布を数値化した空間分布特徴量を算出する構成にされ、
前記記憶手段には、前記空間分布特徴量として、前記位置情報が示す領域に前記移動体が存在する状態での前記撮影画像の当該領域における特徴点の空間分布及び動きのある特徴点の空間分布が数値化されてなる空間分布特徴量を示す前記テンプレートデータが記憶保持されていること
を特徴とする請求項1記載の移動体検出装置。 - 前記空間分布特徴量は、前記空間分布を数値表現する領域を区画化して得られる各区画に存在する前記特徴点の数及び前記動きのある特徴点の数の夫々を要素とするベクトル量であること
を特徴とする請求項3記載の移動体検出装置。 - 前記確度判定手段は、ベクトル量である前記空間分布特徴量算出手段により算出された前記空間分布特徴量と前記テンプレートデータが示す前記空間分布特徴量との類似度を、二乗距離及びコサイン距離の少なくとも一方を指標にして算出すること
を特徴とする請求項2又は請求項4記載の移動体検出装置。 - 前記移動体検出対象の撮影画像についてのフレーム差分画像を、予め定められたブロック単位で離散コサイン変換(DCT)することで、前記フレーム差分画像の各ブロックにおける二次元DCT係数を算出するDCT係数算出手段と、
前記DCT係数算出手段により算出された前記評価領域に対応する各ブロックの二次元DCT係数に基づき、前記評価領域に移動体が存在する確度を算出する補助判定手段と、
を備え、
前記移動体検出手段は、前記確度判定手段により算出された前記確度及び前記補助判定手段により算出された前記確度に基づき、前記テンプレートデータに対応する移動体の存在有無を判定して、前記撮影画像に映る移動体を検出すること
を特徴とする請求項1〜請求項5のいずれか一項記載の移動体検出装置。 - 前記補助判定手段は、前記評価領域に対応するブロック群について、ブロック毎に、当該ブロックの前記二次元DCT係数における交流成分の和を交流成分電力として算出し、前記ブロック毎の交流成分電力に基づき、前記評価領域に移動体が存在する確度を算出すること
を特徴とする請求項6記載の移動体検出装置。 - 前記補助判定手段は、前記評価領域に移動体が存在する確度として、前記評価領域に対応するブロック群の全体に占める前記交流成分電力が閾値を超えるブロックの割合を算出すること
を特徴とする請求項7記載の移動体検出装置。 - 前記補助判定手段は、前記評価領域に対応するブロック群について、ブロック毎に、当該ブロックの過去所定期間の前記二次元DCT係数を時系列に配列してなる時系列ベクトルの主成分得点を、前記時系列ベクトルのサンプルから求められた主成分ベクトルに基づき算出し、算出した前記ブロック毎の主成分得点に基づき、前記評価領域に移動体が存在する確度を算出する構成にされ、
当該移動体検出装置は、
移動体が映っている状態での前記時系列ベクトルのサンプルを主成分分析して求められた前記主成分ベクトルを記憶する主成分ベクトル記憶手段
を備えること
を特徴とする請求項6記載の移動体検出装置。 - 前記補助判定手段は、前記評価領域に移動体が存在する確度として、前記評価領域に対応するブロック群の全体に占める前記主成分得点が閾値を超えるブロックの割合を算出すること
を特徴とする請求項9記載の移動体検出装置。 - 前記移動体検出対象の撮影画像に基づき、当該撮影画像の前記評価領域における過去所定期間の所定特徴量を時系列に配列してなる時系列ベクトルの主成分得点を、前記時系列ベクトルのサンプルから求められた主成分ベクトルに基づき算出し、算出した前記主成分得点に基づき、前記評価領域に移動体が存在する確度を算出する補助判定手段と、
移動体が映っている状態での前記時系列ベクトルのサンプルを主成分分析して求められた前記主成分ベクトルを記憶する主成分ベクトル記憶手段と、
を備え、
前記移動体検出手段は、前記確度判定手段により算出された前記確度及び前記補助判定手段により算出された前記確度に基づき、前記テンプレートデータに対応する移動体の存在有無を判定して、前記撮影画像に映る移動体を検出すること
を特徴とする請求項1〜請求項5のいずれか一項記載の移動体検出装置。 - 前記領域設定手段は、前記テンプレートデータが備える前記位置情報に基づき、前記位置情報が示す領域に一致する前記移動体検出対象の撮影画像内の領域及びその周囲の領域の夫々を、前記評価領域に設定する構成にされ、
前記移動体検出手段は、単一の前記テンプレートデータに対して前記評価領域毎に算出された前記確度に基づき、これら評価領域の内、移動体が存在する可能性の最も高い領域を最適な評価領域として抽出し、前記テンプレートデータに対して前記評価領域毎に算出された前記確度の内、当該最適な評価領域に対して算出された確度に基づき、前記テンプレートデータに対応する移動体の存在有無を判定して、前記移動体検出対象の撮影画像に映る移動体を検出すること
を特徴とする請求項1〜請求項11のいずれか一項記載の移動体検出装置。 - 前記確度判定手段は、前記評価領域に前記テンプレートデータに対応する移動体が存在する確度として、前記空間分布特徴量算出手段により算出された前記空間分布特徴量及びこの空間分布特徴量に対応する前記評価領域の位置パラメータを要素とするベクトル量と、前記テンプレートデータが示す前記空間分布特徴量及び前記テンプレートデータが備える前記位置情報が示す領域の位置パラメータを要素とするベクトル量との類似度を算出すること
を特徴とする請求項12記載の移動体検出装置。 - 前記領域設定手段は、前記テンプレートデータが備える前記位置情報に基づき、前記位置情報が示す領域に一致する前記移動体検出対象の撮影画像の領域を、前記評価領域に設定し、再設定の指示が入力された場合には、前記移動体検出対象の撮像画像における前記二次元DCT係数に基づき、前記評価領域の位置を調整して、前記評価領域を再設定する構成にされ、
前記移動体検出手段は、前記位置情報が示す領域に一致する前記評価領域に対して前記補助判定手段が算出した前記確度が閾値未満である場合には、前記再設定の指示を入力し、前記再設定された前記評価領域に対して前記確度判定手段が算出した前記確度、又は、前記再設定された前記評価領域に対して前記確度判定手段及び前記補助判定手段の夫々が算出した前記確度に基づき、前記テンプレートデータに対応する移動体の存在有無を判定して、前記移動体検出対象の撮影画像に映る移動体を検出すること
を特徴とする請求項6〜請求項10のいずれか一項記載の移動体検出装置。 - 前記撮影画像内において左右対称の関係にある前記移動体が映る領域の前記テンプレートデータとして、これらの領域に共通するテンプレートデータであって、前記位置情報及び前記空間分布特徴量として、左右対称の関係にある前記移動体が映る領域の一方についての位置情報及び前記空間分布特徴量が記述されたデータを前記記憶手段に記憶保持し、
前記共通するテンプレートデータに基づいて、左右対称の関係にある前記移動体が映る領域の内、前記位置情報及び前記空間分布特徴量が前記テンプレートデータに記述されていない領域に対応する前記評価領域の前記確度を算出する際には、前記左右対称の関係に従って、前記テンプレートデータが示す前記位置情報及び前記空間分布特徴量を読み変えて、前記確度を算出すること
を特徴とする請求項1〜請求項14のいずれか一項記載の移動体検出装置。 - 前記記憶手段には、移動体の種類毎に、前記位置情報と、当該種類の移動体が前記位置情報に対応する領域に映る状態での当該領域における前記空間分布特徴量と、が関連付けられた前記テンプレートデータが記憶保持され、
前記移動体検出対象の撮影画像に映る移動体を検出する際には、前記移動体の種類毎に、当該移動体の種類の前記テンプレートデータに基づき前記確度を算出して、当該テンプレートデータに対応する移動体の存在有無を判定すること
を特徴とする請求項1〜請求項15のいずれか一項記載の移動体検出装置。 - 前記記憶手段には、道路環境毎に、当該道路環境において前記移動体が映る領域夫々の前記テンプレートデータが記憶保持され、
前記移動体検出対象の撮影画像に映る移動体を検出する際には、前記移動体検出対象の撮影画像に映る道路環境を特定し、当該特定した道路環境に対応する前記テンプレートデータ毎に、当該テンプレートデータに対応する前記確度を算出して、当該テンプレートデータに対応する移動体の存在有無を判定すること
を特徴とする請求項1〜請求項16のいずれか一項記載の移動体検出装置。 - 前記記憶手段には、前記道路環境毎の前記テンプレートデータとして、交差点の種類毎に、当該種類に対応する交差点が前記カメラにより撮影されている環境での前記カメラの撮影画像において前記移動体が映る領域夫々についての前記テンプレートデータが記憶保持され、
前記移動体検出対象の撮影画像に映る移動体を検出する際には、前記移動体検出対象の撮影画像に映る交差点の種類を特定して、当該特定した交差点の種類に対応する前記テンプレートデータ毎に、当該テンプレートデータに対応する前記確度を算出して、当該テンプレートデータに対応する移動体の存在有無を判定すること
を特徴とする請求項17記載の移動体検出装置。 - 前記テンプレートデータは、前記移動体の三次元位置及び前記移動体の三次元姿勢に関する情報が、更に前記位置情報及び前記空間分布特徴量に関連付けられたデータであること
を特徴とする請求項1〜請求項18のいずれか一項記載の移動体検出装置。 - カメラの撮影画像を取得可能で、当該カメラの撮影画像において移動体が映る領域の位置情報と、この領域に前記移動体が存在する状態での前記撮影画像の当該領域における特徴点の空間分布が数値化されてなる空間分布特徴量と、が関連付けられたテンプレートデータを記憶保持する装置のコンピュータに、
前記カメラから取得した移動体検出対象の撮影画像から特徴点を抽出する特徴点抽出手段と、
前記テンプレートデータが備える前記位置情報に基づき、前記位置情報が示す領域に対応した前記移動体検出対象の撮影画像における領域を、評価領域に設定する領域設定手段と、
前記特徴点抽出手段により抽出された特徴点に基づき、前記移動体検出対象の撮影画像における前記領域設定手段により設定された前記評価領域の前記特徴点の空間分布を数値化した空間分布特徴量を算出する空間分布特徴量算出手段と、
前記移動体検出対象の撮影画像における前記評価領域に前記テンプレートデータに対応する移動体が存在する確度として、前記空間分布特徴量算出手段により算出された前記空間分布特徴量と、前記テンプレートデータが示す前記空間分布特徴量との類似度を算出する確度判定手段と、
前記確度判定手段により算出された前記確度に基づき、前記移動体検出対象の撮影画像における前記テンプレートデータに対応する移動体の存在有無を判定することによって、前記移動体検出対象の撮影画像に映る移動体を検出する移動体検出手段
としての機能を実現させるためのプログラム。
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