JP5434549B2 - 露光装置及び露光方法 - Google Patents
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Description
<露光装置の構成>
まず、本第1の実施の形態に係る露光装置の構成について図1を参照して説明する。図1は第1の実施の形態に係る露光装置100の概略構成を示す図である。図1において、露光装置100は、露光用光源101と、マスクホルダ103と、ワークステージ104と、チャック106と、顕微鏡107、108と、制御部119と、圧力調整部PSと、真空排気部VSと、を備える。なお、図1において、102はフォトマスクである。
次に、本実施の形態に係る露光装置100により実行される露光処理の具体例に係る各工程について、図1及び図2〜図4を参照して説明する。図2(A)、(B)は、顕微鏡107、108のフォーカス位置を調整する工程を示す図である。図2(A)において“Z”はフォトマスク102に対してフォーカス位置を合わせる時に顕微鏡107、108が移動する方向を示し、図2(B)において“A”は基板105に対してフォーカス位置を合わせる時に顕微鏡107、108が移動する方向を示す。図3は、基板105に対して気体により圧力をかける工程を示す図である。図4は、制御部119内のCPU131により実行される圧力調整処理を示すフローチャートである。なお、本実施の形態では、フォトマスク102のパターンと基板105との間にギャップを設けて露光を行うプロキシミティ露光を適用するものとする。本実施の形態の露光装置100が適用される露光方法はプロキシミティ露光に限定するものではなく、コンタクト露光にも適用可能である。
基板105を図示しない搬送機構によりチャック106上へ搬送させ、真空排気部VSにより真空吸引孔104A,104Bから環状凹溝106A内の空気を排出して、基板105の外周部をチャック106上で吸着させて固定する。この時、真空排気部VSの電磁弁116の開動作タイミングと真空ポンプ118の駆動タイミング等は、制御部119内のCPU131により制御される。
顕微鏡108を基板105の略中央部へ移動させ、顕微鏡107を基板105の外周部へ移動させる。この時、顕微鏡107、108の各移動位置への移動動作は、制御部119内のCPU131により制御される。
顕微鏡107、108の各フォーカス位置がフォトマスク102のパターンに合うように、各顕微鏡107、108の図中に示すZ方向のフォーカス位置を合わせる。この時、各顕微鏡107、108のZ方向のフォーカス位置調整は、制御部119内のCPU131により制御される。顕微鏡107、108の各フォーカスを調整する位置は、フォトマスク102のパターンの異なる2箇所であればよい。異なる2箇所でフォーカスを調整することにより、基板105とフォトマスク102の平行度をより向上させることができ、アライメント精度及び解像度の面内分布を向上させることができる。顕微鏡108は、基板105の略中央部(撓み量の最大箇所)に設定することが好ましい。また、顕微鏡107は、顕微鏡108がフォーカスを調整する位置よりもできるだけ離れた位置に設定することが好ましい。なお、本実施の形態では、基板105の略中央部は、基板105の中心から直径1cm内とし、できるだけ離れた位置は、基板105の外周部のチャック位置から5cm以内とする。
顕微鏡107、108の各フォーカス位置が基板105の上面に合うように、各顕微鏡107、108AだけZ方向に下げる。なお、Aは予め設定されたフォトマスク102と基板105との間の距離である。この時、各顕微鏡107、108のZ方向の位置調整は、制御部119内のCPU131により制御される。なお、基板105の上面をフォトマスク102に接触させて露光するソフトコンタクト露光やハードコンタクト露光を行う場合は、顕微鏡107、108のZ方向の位置を下げる必要はない。
各顕微鏡107、108のZ方向の位置は固定状態にして、各顕微鏡107、108のフォーカス位置が基板105の上面に合うように、圧力調整部PSにより貫通孔104C〜104Eから導入する気体の圧力を調整する。この時、圧力調整部PSに対する気体の圧力調整処理は、制御部119内のCPU131により行われる。
顕微鏡107、108を基板105上に配置されたアライメントマークの位置へ移動させ、フォトマスク102に対する基板105の水平方向の位置合わせを行う。この時、基板105の水平方向の位置合わせは、ワークステージ104の水平方向の移動により行われる。このワークステージ104の水平方向の移動は、制御部119内のCPU131により行われる。このアライメント工程は、上記(5)の基板の撓み調整工程において行っても良い。
露光用光源101を点灯し、フォトマスク102と基板105上面のレジスト膜140に対してフォトマスク102の上方から光を照射する。これにより、基板105のレジスト膜140にフォトマスク102のパターンが露光される。この時、露光用光源101の点灯と、その点灯時間は、制御部119内のCPU131により制御される。
圧力調整部PSによる空気の加圧を停止し、真空排気部VSによる真空吸着を解除する。このとき、圧力調整部PS及び真空排気部VSの各動作の停止は、制御部119内のCPU131により行われる。また、この時、制御部119内のCPU131の制御により、顕微鏡107、108を待機位置(例えば、フォトマスク102から外れた位置)に移動させてもよい。
基板105を搬送機構によりチャック106上から外部に搬送する。
<露光装置の構成>
まず、本第2の実施の形態に係る露光装置の構成について図6を参照して説明する。図6は第2の実施の形態に係る露光装置200の概略構成を示す図である。図6に示す露光装置200おいて、図1に示した露光装置100と同一の構成部分には同一符号を付しており、その同一構成部分の説明は省略する。なお、本実施の形態では、圧力調整部として後述する圧力調整機構PMを備え、圧力調整機構PMが有する押圧部材を用いて基板105に対する圧力を調整するものとする。
次に、本実施の形態に係る露光装置200により実行される露光処理の具体例に係る各工程について、図7及び図8を参照して説明する。図7は、基板105に対して押圧部材211〜213により圧力を印加する工程を示す図である。図8は、制御部220内のCPU221により実行される圧力調整処理を示すフローチャートである。なお、本実施の形態では、フォトマスク102のパターンと基板105との間にギャップを設けて露光を行うプロキシミティ露光を適用するものとする。なお、本実施の形態に係る露光処理の工程のうち第1の実施の形態において説明した工程と重複する工程の説明は省略し、基板のアライメント工程について図7及び図8を参照して説明する。本実施の形態の露光装置200が適用される露光方法はプロキシミティ露光に限定するものではなく、コンタクト露光にも適用可能である。
次に、本発明の第3の実施の形態に係る露光装置について図面を参照して説明する。本実施の形態に係る露光装置の構成は、顕微鏡107及び108をワークステージ104の下側に配置した以外は、図1に示した露光装置100の構成と同様であるため、その図示と構成説明は省略する。なお、本実施の形態では、圧力調整部として気体を利用する圧力調整部PSを備える。圧力調整部PSは気体を用いて基板105に対する圧力を調整するものとする。
マスクホルダ103を下降させ、チャック106上にフォトマスク102が乗る状態とする。この時、マスクホルダ103の下降位置は、制御部119内のCPU131により制御される。
顕微鏡108を基板105の略中央部へ移動させ、顕微鏡107を基板105の外周部へ移動させる。この時、顕微鏡107、108の各移動位置への移動動作は、制御部119内のCPU131により制御される。
顕微鏡107、108の各フォーカス位置がフォトマスク102のパターン(図中の下面側)に合うように、各顕微鏡107、108の図中に示すZ方向の位置を合わせる。この時、各顕微鏡107、108のZ方向の位置調整は、制御部119内のCPU131により制御される。顕微鏡107、108の各フォーカスを調整する位置は、フォトマスク102のパターンの異なる2箇所であればよい。顕微鏡108は、基板105の略中央部(撓み量の最大箇所)に設定することが好ましい。また、顕微鏡107は、顕微鏡108がフォーカスを調整する位置よりもできるだけ離れた位置に設定することが好ましい。
フォトマスク102のパターン内に配置されたアライメントマークの位置を、十字マーク等により制御部119内のROM132に記憶させる。
基板105をチャック106上に搬送させる空間を確保するため、マスクホルダ103を上昇させる。この時、マスクホルダ103の上昇位置は、制御部119内のCPU131により制御される。
基板105を図示しない搬送機構によりチャック106上へ搬送させ、真空排気部VSにより真空吸引孔104A,104Bから環状凹溝106A内の空気を排出して、基板105の外周部をチャック106上で吸着させて固定する。この時、真空排気部VSの電磁弁116の開動作タイミングと真空ポンプ118の駆動タイミング等は、制御部119内のCPU131により制御される。
マスクホルダ103を所定の位置まで下降させる。この時、マスクホルダ103の下降位置は、制御部119内のCPU131により制御される。この下降位置は、露光装置300側で設定される。
各顕微鏡107、108のZ方向の位置は固定状態にして、各顕微鏡107、108のフォーカス位置が基板105の上面に合うように、圧力調整部PSにより貫通孔104C〜104Eから導入する気体の圧力を調整する。この時、圧力調整部PSに対する気体の圧力調整処理は、制御部119内のCPU131により行われる。このCPU131により行われる圧力調整処理は、上記第1の実施の形態において、図4に示したフローチャートと同様に行われる。このため、フローチャートの図示と処理の詳細な説明は省略する。この圧力調整処理により、基板105内の撓み量に応じて、かけられる圧力A及びBを独立して調整することが可能になる。その結果、フォトマスク102のパターンと基板105との間の平行度を改善し、解像度の面内分布を改善することができる。さらに、フォトマスク102に対する基板105の平行度が上がることにより、アライメント精度が向上する。また、フォトマスク102と基板105との間の距離情報に基づいて制御部119により自動的に基板105にかける気体の圧力を調整して基板105の撓みを矯正するため、基板105の撓みの矯正具合を作業者が確認する必要がなく、基板105の矯正具合の再現性を改善できる。さらに、ワークステージ104には基板105の裏面空間に気体を導入するための貫通孔104C〜104Eを基板105の略中央部と略中央部から離れた周辺部に形成し、基板105の裏面にかける気体の圧力を略中央部と周辺部で独立して調整している。このため、基板105の反り量や厚み等の差により撓み量が異なる場合でも、確実に撓みを矯正することが可能になり、解像度の面内分布を均一にすることが可能になる。
制御部119は、ROM132に記憶したアライメントマークの位置に基づいて、顕微鏡107、108を基板105上に配置されたアライメントマークの位置へ移動させ、フォトマスク102に対する基板105の水平方向の位置合わせを行う。この時、基板105の水平方向の位置合わせは、ワークステージ104の水平方向の移動により行われる。このワークステージ104の水平方向の移動は、制御部119内のCPU131により行われる。
露光用光源101を点灯し、フォトマスク102と基板105上のレジスト膜140に対してフォトマスク102の上方から光を照射する。これにより、基板105のレジスト膜140にフォトマスク102のパターンが露光される。この時、露光用光源101の点灯と、その点灯時間は、制御部119内のCPU131により制御される。
圧力調整部PSによる空気の加圧を停止し、真空排気部VSによる真空吸着を解除する。このとき、圧力調整部PS及び真空排気部VSの各動作の停止は、制御部119内のCPU131により行われる。また、この時、制御部119内のCPU131の制御により、顕微鏡107、108を待機位置(例えば、フォトマスク102から外れた位置)に移動させてもよい。
基板105を搬送機構によりチャック106上から外部に搬送する。
次に、本発明の第4の実施の形態に係る露光装置について図面を参照して説明する。本実施の形態に係る露光装置の構成は、顕微鏡107及び108をワークステージ104の下側に配置した以外は、図1に示した露光装置100の構成と同様であるため、その図示と構成説明は省略する。なお、本実施の形態では、圧力調整部として気体を利用する圧力調整部PSを備える。圧力調整部PSは気体を用いて基板105に対する圧力を調整するものとする。
マスクホルダ103を下降させ、チャック106上にフォトマスク102が乗る状態とする。この時、マスクホルダ103の下降位置は、制御部119内のCPU131により制御される。
顕微鏡108、顕微鏡107を基板105の外周部へ移動させる。フォトマスク102のパターン内のアライメントマークは、顕微鏡108、顕微鏡107が移動した位置に配置するものとする。この時、顕微鏡107、108の各移動位置への移動動作は、制御部119内のCPU131により制御される。
顕微鏡107、108の各フォーカス位置がフォトマスク102のパターン(図中の下面側)に合うように、各顕微鏡107、108の図中に示すZ方向の位置を合わせる。この時、各顕微鏡107、108のZ方向の位置調整は、制御部119内のCPU131により制御される。顕微鏡107、108の各フォーカスを調整する位置は、フォトマスク102のパターンの異なる2箇所であればよい。顕微鏡108は、基板105の略中央部(撓み量の最大箇所)に設定することが好ましい。また、顕微鏡107は、顕微鏡108がフォーカスを調整する位置よりもできるだけ離れた位置に設定することが好ましい。
フォトマスク102のパターン内に配置されたアライメントマークの位置を、十字マーク等により制御部119内のROM132に記憶させる。
基板105をチャック106上に搬送させる空間を確保するため、マスクホルダ103を上昇させる。この時、マスクホルダ103の上昇位置は、制御部119内のCPU131により制御される。
基板105を図示しない搬送機構によりチャック106上へ搬送させ、真空排気部VSにより真空吸引孔104A,104Bから環状凹溝106A内の空気を排出して、基板105の外周部をチャック106上で吸着させて固定する。この時、真空排気部VSの電磁弁116の開動作タイミングと真空ポンプ118の駆動タイミング等は、制御部119内のCPU131により制御される。
マスクホルダ103を所定の位置まで下降させる。この時、マスクホルダ103の下降位置は、制御部119内のCPU131により制御される。この下降位置は、露光装置300側で設定される。
顕微鏡108を基板105の略中央部へ移動させ、顕微鏡107を基板105の外周部へ移動させる。この時、顕微鏡107、108のZ方向の位置は変化させない。また、この時、顕微鏡107、108の各移動位置への移動動作は、制御部119内のCPU131により制御される。
各顕微鏡107、108のZ方向の位置は固定状態にして、各顕微鏡107、108のフォーカス位置が基板105の上面に合うように、圧力調整部PSにより貫通孔104C〜104Eから導入する気体の圧力を調整する。この時、圧力調整部PSに対する気体の圧力調整処理は、制御部119内のCPU131により行われる。このCPU131により行われる圧力調整処理は、上記第1の実施の形態において、図4に示したフローチャートと同様に行われる。このため、フローチャートの図示と処理の詳細な説明は省略する。この圧力調整処理により、基板105内の撓み量に応じて、かけられる圧力A及びBを独立して調整することが可能になる。その結果、フォトマスク102のパターンと基板105との間の平行度を改善し、解像度の面内分布を改善することができる。さらに、フォトマスク102に対する基板105の平行度が上がることにより、アライメント精度が向上する。また、フォトマスク102と基板105との間の距離情報に基づいて制御部119により自動的に基板105にかける空気の圧力を調整して基板105の撓みを矯正するため、基板105の撓みの矯正具合を作業者が確認する必要がなく、基板105の矯正具合の再現性を改善できる。さらに、ワークステージ104には基板105の裏面空間に気体を導入するための貫通孔104C〜104Eを基板105の略中央部と略中央部から離れた周辺部に形成し、基板105の裏面にかける気体の圧力を略中央部と周辺部で独立して調整している。このため、基板105の反り量や厚み等の差により撓み量が異なる場合でも、確実に撓みを矯正することが可能になり、解像度の面内分布を均一にすることが可能になる。
制御部119は、ROM132に記憶したアライメントマークの位置に基づいて、顕微鏡107、108を基板105上に配置されたアライメントマークの位置へ移動させ、フォトマスク102に対する基板105の水平方向の位置合わせを行う。この時、基板105の水平方向の位置合わせは、ワークステージ104の水平方向の移動により行われる。このワークステージ104の水平方向の移動は、制御部119内のCPU131により行われる。
露光用光源101を点灯し、フォトマスク102と基板105上面のレジスト膜140に対してフォトマスク102の上方から光を照射する。これにより、基板105のレジスト膜140にフォトマスク102のパターンが露光される。この時、露光用光源101の点灯と、その点灯時間は、制御部119内のCPU131により制御される。
圧力調整部PSによる空気の加圧を停止し、真空排気部VSによる真空吸着を解除する。このとき、圧力調整部PS及び真空排気部VSの各動作の停止は、制御部119内のCPU131により行われる。また、この時、制御部119内のCPU131の制御により、顕微鏡107、108を待機位置(例えば、フォトマスク102から外れた位置)に移動させてもよい。
基板105を搬送機構によりチャック106上から外部に搬送する。
Claims (8)
- フォトマスクを固定するマスクホルダと、
基板の外周部を固定するチャック及び前記基板に対する圧力を調整する1つ以上の圧力調整部を有するワークステージと、
前記フォトマスクのパターン及び前記基板の画像を取得する画像取得部と、
前記画像取得部からの情報に基づき、前記圧力調整部の前記基板に対する圧力を調整する制御部と、を備え、
前記画像取得部は、前記フォトマスクのパターン及び前記基板に対して複数の位置でフォーカス位置を調整し、前記フォーカス位置毎に前記画像に対する距離情報を取得し、
前記制御部は、前記フォトマスクのパターンが配置された面と、該面と対向する前記基板の面との間に設定する距離を基準距離情報として記憶する記憶部を有し、前記画像取得部からの前記距離情報と前記記憶部に記憶された前記基準距離情報とを比較し、比較結果に基づいて前記圧力調整部毎に独立して前記基板に対する圧力を調整することを特徴とする露光装置。 - フォトマスクを固定するマスクホルダと、
基板の外周部を固定するチャック及び前記基板に対する圧力を調整する1つ以上の圧力調整部を有するワークステージと、
前記フォトマスクのパターン及び前記基板の画像を取得する画像取得部と、
前記画像取得部からの情報に基づき、前記圧力調整部の前記基板に対する圧力を調整する制御部と、を備え、
前記画像取得部は、前記フォトマスクのパターン及び前記基板に対して複数の位置でフォーカス位置を調整し、前記フォーカス位置毎に前記画像に対するコントラスト情報を取得し、
前記制御部は、前記フォトマスクのパターン及び前記基板の画像に対する基準コントラスト情報を記憶する記憶部を有し、前記画像取得部からの前記コントラスト情報と前記記憶部に記憶された前記基準コントラスト情報とを比較し、比較結果に基づいて前記圧力調整部毎に独立して前記基板に対する圧力を調整することを特徴とする露光装置。 - 前記圧力調整部は、前記基板に対して気体を通す2つ以上の貫通孔と、該貫通孔を通る前記気体の圧力を調整する2つ以上の気体圧力調整部と、を有し、
前記制御部は、前記画像取得部からの情報に基づき、前記気体圧力調整部毎に独立して前記基板に対する前記気体の圧力を調整することを特徴とする請求項1又は2に記載の露光装置。 - 前記圧力調整部は、前記基板に対して圧力を印加する部材を通す2つ以上の貫通孔と、前記部材の前記基板に対する圧力を調整する2つ以上の圧力調整機構と、を有し、
前記制御部は、前記画像取得部からの情報に基づき、前記圧力調整機構毎に独立して前記基板に対する圧力を調整することを特徴とする請求項1又は2に記載の露光装置。 - フォトマスクと対向する位置に基板の外周部を固定するワークステージを配置し、
前記フォトマスク上に前記画像取得部を移動して前記フォトマスクのパターン及び前記基板に対して複数の位置でフォーカス位置を調整し該フォーカス位置毎に前記フォトマスクのパターンが配置された面と、該面と対向する前記基板の面との間の距離情報を取得し、
前記フォトマスクのパターンが配置された面と、該面と対向する前記基板の面との間に設定すべき距離を基準距離情報として記憶部に記憶された制御部が、前記画像取得部からの前記距離情報と前記記憶部に記憶された前記基準距離情報とを比較し、該比較結果に基づいて、前記基板に対する1つ以上の圧力調整部によって前記基板に対する圧力を個別に調整することを特徴とする露光方法。 - フォトマスクと対向する位置に基板の外周部を固定するワークステージを配置し、
前記フォトマスク上に前記画像取得部を移動して前記フォトマスクのパターン及び前記基板の画像に対して複数の位置でフォーカス位置を調整し、該フォーカス位置毎に前記フォトマスクのパターン及び前記画像に対するコントラスト情報を取得し、
前記パターン及び前記基板の画像に対する基準コントラスト情報を記憶する記憶部を有する制御部が、前記画像取得部からの前記コントラスト情報と前記記憶部に記憶された前記基準コントラスト情報とを比較し、比較結果に基づいて、前記基板に対する1つ以上の圧力調整部によって前記基板に対する圧力を個別に調整することを特徴とする露光方法。 - 前記圧力調整部は、前記基板に対して気体を通す2つ以上の貫通孔と、該貫通孔を通る前記気体の圧力を調整する1つ以上の気体圧力調整部と、を有し、
前記画像取得部からの情報に基づき、前記制御部により前記気体圧力調整部毎に独立して前記基板に対する前記気体の圧力を調整することを特徴とする請求項5又は6に記載の露光方法。 - 前記圧力調整部は、前記基板に対して圧力を印加する部材を通す2つ以上の貫通孔と、前記部材の前記基板に対する圧力を調整する1つ以上の圧力調整機構と、を有し、
前記画像取得部からの情報に基づき、前記制御部により前記圧力調整機構毎に独立して前記基板に対する圧力を調整することを特徴とする請求項5又は6記載の露光方法。
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