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JP5433907B2 - デバイス管理サーバ、デバイス管理クライアント、およびターゲットオペレーションオブジェクトを位置特定する方法 - Google Patents

デバイス管理サーバ、デバイス管理クライアント、およびターゲットオペレーションオブジェクトを位置特定する方法 Download PDF

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Description

本発明は、通信の分野、特に、通信システムにおけるデバイス管理(DM)技術、より詳細には、DMサーバ、DMクライアント、およびターゲットオペレーションオブジェクトを位置特定する方法に関する。
本願は、発明の名称を“DEVICE MANAGEMENT SERVER, DEVICE MANAGEMENT CLIENT, AND METHOD FOR LOCATING A TARGET OPERATION OBJECT”とし、2008年11月27日に中国特許庁によって出願された中国特許出願第200810181563.X号の優先権を主張し、その全体が参照によりここに組み込まれる。
オープンモバイルアライアンスデバイス管理バージョン1.2(Open Mobile Alliance Device Management Version 1.2)(OMA DM V1.2)(以下、略してDM仕様と呼ぶ)は、DMのためのOMA DMワーキンググループによって規定され、統一されたDM仕様である。DMシステムは、第3者機関が、無線ネットワーク端末デバイス(モバイル電話端末および端末内の機能オブジェクトなど)の環境および構成情報を管理および設定し、ネットワークデバイスの使用中に起こる問題を解決し、オーバザエア(over the air)(OTA)方式でソフトウェアおよびファームウェアをインストールおよび更新し、ユーザ体験を改善するために、より人間らしくされかつ個人化されたサービスを提供するために使用される低コスト解決策を提供する。第3者機関は、モバイルオペレータ、サービスプロバイダ、または、パートナの情報管理部門であってよい。
図1は、従来技術のOMA DMシステムのアーキテクチャ図である。端末デバイス内のDMエージェントは、DMサーバによって送出される管理コマンドを解釈し実行するように構成される。端末デバイス内に記憶される管理ツリーは、DMサーバが、それを通してDMプロトコルに従って端末デバイスを管理するインタフェースとみなされてもよい。管理ツリーは、いくつかの基本管理オブジェクト(MO)を含む。DMサーバは、管理ツリーオブジェクトを操作することによって、端末MOを制御するという目的を達成する。オペレーションコマンドは、Get、Replace、Exec、Copy、およびDeleteを含む。
MOは、それ自身の識別子を有し、その識別子は、管理オブジェクト識別子(MOI)と呼ばれ、MOを一意に識別するために使用される。
DM管理ツリーの場合、MOは、ルートノード、内部ノード、およびリーフノードなどのノードからなる。ルートノードは、管理ツリーの最上位のノードである。リーフノードは、ノード値を有してもよいが、子ノードを有することができない。内部ノードは、ノード値を含むことができないが、子ノードを有してもよい。しかし、MOのまたは管理サブツリー内の最上位ノードは、MOのまたは管理サブツリーのルートノードと呼ばれてもよい。ノードのアドレス指定は、ユニフォームリソース識別子(URI)を通して実施される。URIは、絶対URIと相対URIに分類される。絶対URIは、ルートノードから始まるノード、たとえば「./A/B/C/D」であり、相対URIは、参照としてある位置を使用するURI、たとえば「A/B/C/D」である。
管理ツリーでは、プレースホルダとして働く1つのタイプの無名ノードが存在し、サーバまたはユーザ端末によってインスタンス化されるときに名付けされるだけである。このタイプのノードは、xノードと呼ばれる。名付けられた後、ノードおよびそのノードの下のサブノードは、インスタンスと呼ばれる。ノードがMOのルートノードである場合、ノードおよびそのノードの下のサブノードは、MOインスタンスと呼ばれる。
OMA DMは、接続参照、サーバアドレス、および認証情報などの、ユーザ端末およびサーバが接続を確立するときに必要とされる関連パラメータを記憶するデバイス管理アカウント(DMAcc)標準MOを定義する。
OMA DMは、Inbox標準MOも定義する。オブジェクトを使用することによって、サーバがユーザ端末にMOを追加するとき、追加のための絶対パスが提供されない可能性があり、ユーザ端末はMOIを知らされ、それによってオブジェクトのパスを解決する。
DMサーバによってユーザ端末を管理する前提は、DMサーバが、位置、名前、およびノードのノード値など、目下のユーザ端末内の管理ツリーの関連情報を知る必要があるということである。時折、ユーザ端末は、サーバに情報を知らせず、複数の端末の情報が異なる可能性がある。
従来技術では、MOインスタンスは、管理コマンドにおいて相対URIを使用し、管理コマンドにMOI情報を付加することによって位置特定される。従来技術の問題は次の通りである。技術的解決策は、複数の端末における相対URIが、整合性を持つという前提に基づいており、端末内の相対URIが整合性を持たない場合、その技術を適用できない。
本発明は、1つの管理コマンドを1回使用することによってロケーション情報を取得し、対応するロケーション情報をDMクライアントのDMツリー内で探索することによって正確なURIを取得し、したがって、ターゲットオペレーションノードを操作するという目的を最終的に達成するために、DMクライアントが、DMコマンドを受信し、異なるDMクライアント内のターゲットオペレーションオブジェクトに対して位置特定を実施できないという従来技術の問題を解決するための方法を対象とする。
本発明はさらに、管理コマンドを1回使用することによってロケーション情報を取得し、DMクライアントのDMツリー内で対応するロケーション情報を探索することによって正確なURIを取得し、したがって、ターゲットオペレーションノードを操作するという目的を最終的に達成するために、DMクライアントが、DMコマンドを受信するための方法を実装するように構成されるDMコマンドを受信し、DMクライアントのDMツリー内のノードの詳細URIをDMサーバが提供する必要があるという従来技術の問題を解決するための装置を対象とする。
本発明はさらに、管理コマンドを通して、異なるDMクライアントがターゲットオペレーションノードを正確に位置特定するように、DMサーバが、DMコマンドを送出するための方法を実装するように構成されるDMコマンドを送出し、異なるDMクライアントについて異なるDMコマンドをDMサーバが生成する必要があるという従来技術の問題を解決するための装置を対象とする。
先の目的を達成するために、本発明の実施形態は、ターゲットオペレーションオブジェクトを位置特定する方法を提供し、この方法は、DMサーバによって送出される管理コマンドを取得すること、および、管理コマンドに従ってターゲットオペレーションオブジェクトを操作することを含み、管理コマンドは、MOロケーション情報、MOインスタンスフィーチャノード情報、およびターゲットオペレーションオブジェクト情報を含む。
先の目的を達成するために、本発明の実施形態は、DMクライアントを提供し、DMクライアントは、受信ユニットおよび処理ユニットを含み、受信ユニットは、DMサーバによって送出される管理コマンドを受信するように構成され、管理コマンドは、MOロケーション情報、MOインスタンスフィーチャノード情報、およびターゲットオペレーションオブジェクト情報を含み、処理ユニットは、管理コマンドに従ってターゲットオペレーションオブジェクトを操作するように構成される。
先の目的を達成するために、本発明の実施形態はさらに、DMサーバを提供し、サーバは、コマンド生成ユニットおよび送出ユニットを含み、コマンド生成ユニットは、MOロケーション情報、MOインスタンスフィーチャノード情報、およびターゲットオペレーションオブジェクト情報を管理コマンド内に付加するように構成され、送出ユニットは、送出ユニットを通して管理コマンドを送出するように構成される。
本発明は、以下の有益な効果を有する。本発明の実施形態によれば、DMクライアントおよびDMコマンドに従ってターゲットオペレーションオブジェクトを位置特定する方法において、ターゲットオペレーションノードの正確なロケーション情報が、DMサーバと1回通信することによって取得されうるため、DMサーバと複数回通信するプロシージャが低減され、それにより、効率が増す。本発明の実施形態によれば、DMサーバは、DMクライアントが先の目的を達成することを可能にするように、DMクライアントに対応するDMコマンドを送出できる。
ここで説明する添付図面は、本発明のさらなる理解のためのものであり、本出願の一部であるが、本発明を限定することを意図されない。
従来技術のOMA DMシステムのアーキテクチャ図である。 本発明によるDMコマンドを送出するDMサーバの第1の実施形態のフローチャートである。 本発明によるDMコマンドを送出するDMサーバの第2の実施形態のフローチャートである。 本発明のDMツリーの第1の実施形態の図である。 本発明によるDMコマンドを送出するDMサーバの第3の実施形態のフローチャートである。 本発明によるDMコマンドを送出するDMサーバの第4の実施形態のフローチャートである。 本発明によるDMコマンドを送出するDMサーバの第5の実施形態のフローチャートである。 本発明のDMツリーの第2の実施形態の図である。 本発明によるDMコマンドを送出するDMサーバ用の装置の実施形態のアーキテクチャ図である。 本発明による、DMコマンドに従ってターゲットオペレーションオブジェクトを位置特定するDMクライアントの第1の実施形態のフローチャートである。 本発明による、DMクライアントがターゲットオペレーションオブジェクトを位置特定するプロセスのステップ1002の特定の実施形態のフローチャートである。 本発明による、DMコマンドに従ってターゲットオペレーションオブジェクトを位置特定するDMクライアントの第2の実施形態のフローチャートである。 本発明による、DMコマンドに従ってターゲットオペレーションオブジェクトを位置特定するDMクライアントの第3の実施形態のフローチャートである。 本発明による、DMコマンドに従ってターゲットオペレーションオブジェクトを位置特定するDMクライアントの第4の実施形態のフローチャートである。 本発明による、DMコマンドに従ってターゲットオペレーションオブジェクトを位置特定するDMクライアントの第5の実施形態のフローチャートである。 本発明による、DMコマンドを受信する装置の実施形態のアーキテクチャ図である。 本発明による、DMクライアントの処理ユニット1602の実施形態のアーキテクチャ図である。 本発明による、DMクライアントのターゲットオペレーションオブジェクトユニット1703の実施形態のアーキテクチャ図である。
本発明の目的、技術的解決策、および利点をより理解できるようにするために、本発明は、実施形態および添付図面を参照して以下でさらに詳細に述べられる、本発明の例示的な実施形態および本明細書の実施形態の説明は、本発明を説明するためのものであるが、本発明を限定することを意図しない。
本発明の実施形態は、添付図面を参照して以下で詳細に述べられる、DMサーバ、DMクライアント、およびターゲットオペレーションオブジェクトを位置特定する方法を提供する。
図2は、本発明による、以下のステップを含むDMコマンドを送出するDMサーバの第1の実施形態のフローチャートである。
ステップ201:MOロケーション情報を、DMサーバによって送出される管理コマンド内に付加する。MOロケーション情報は、MOを一意に識別し、識別情報に従って操作されるMOを端末が見出すために使用される。
ステップ202:MOインスタンスフィーチャノード情報を、DMサーバによって送出される管理コマンド内に付加する。MOインスタンスフィーチャノード情報は、DMクライアントが、MOインスタンスフィーチャノード情報に従ってMOインスタンスの位置(URI)を見出すように、MOインスタンスを一意に識別する。
ステップ203:ターゲットオペレーションオブジェクト情報を、DMサーバによって送出される管理コマンド内に付加する。ターゲットオペレーションオブジェクト情報は、ツリーおよび記述シリアル化(Tree aNd Description Serialization)(TNDS)オブジェクトまたはターゲットオペレーションノードの情報を含む。
ターゲットオペレーションノード情報は、DMクライアントが、ターゲットオペレーションノード情報に従って、操作されるノードを見出すために使用される。
ステップ204:管理コマンドを送出する。
本発明の実施形態におけるステップ201、202、および203のシーケンスは、限定されず、本実施形態で述べるシーケンスは、まさに特別の場合である。
図3は、本発明によるDMコマンドを送出するDMサーバの第2の実施形態のフローチャートである。
DMツリーにおいて、図4に示すように、ノード1はDMAcc MOのルートノードであり、ServerIDはサーバ識別子(各管理インスタンスのサーバ識別子は異なる)であり、AAuthPrefは好ましい認証タイプである。サーバがノードAAuthPrefの値を設定する必要があるが、サーバは、端末管理ツリーにおけるMOの位置を知らず、また、MOインスタンスのルートノードがノード1であることも知らない場合、こうした場合、ノードAAuthPrefの特定の位置が、MOおよびMOインスタンスフィーチャノード情報を使用することによって問い合わせされ、同時に、設定が実施される。
サーバは、ノードAAuthPrefの値を置換するために、Replaceコマンドを使用する。サーバによって送出されるReplaceコマンドのItemエレメントの中で、エレメントTargetParent、Target、およびDataは、ターゲットノードに対して置換される、MOロケーション情報、ターゲットオペレーションノード情報、およびノードデータをそれぞれ伝達するために使用される。
ステップ301:この実施形態ではurn:oma:mo:oma-dm-dmacc:1.0であるMOのロケーション情報として管理オブジェクト識別子(MOI)を使用する。本発明では、既存のDMプロトコルにおいて定義されるMOIは、MOのロケーション情報として使用されることに限定されず、DMクライアントが、ロケーション情報に従って、操作されるオブジェクトを見出す場合にだけ、いずれの情報もロケーション情報として使用されうる。この実施形態では、エレメントLocNameは、MOIを伝達するためにエレメントTargetParentで使用されるが、本発明は、MOIを伝達するエレメントおよびより高いレベルのエレメントの名前、タイプ、および数を制限しない。
例示的な実施形態では、たとえば、新しく定義される管理オブジェクトID(MOID)エレメントが、MOI、たとえば<MOID>urn:oma:mo:oma-dm-dmacc:1.0</MOID>を単に伝達するために使用されてもよい。一方、管理コマンド内のMOI情報の位置も制限されない。
ステップ302:MOインスタンスフィーチャノード情報としてMO内のフィーチャノードおよびフィーチャノードのノード情報を使用する。たとえば、この実施形態では、ノードServerIDおよびノードServerIDのノード値www.sonera.fi-8765が、MOインスタンスフィーチャノード情報として使用される。フィーチャノードおよびフィーチャノードのノード情報は、1つまたは複数のDMクライアント内でMOインスタンスを一意に識別してもよい。本発明では、フィーチャノードとして役立つノードは、制限されず、ノード情報として使用されるノード値も制限されない。この実施形態では、Target内のエレメントFilterは、MOインスタンスフィーチャノード情報を伝達するために使用される。具体的には、サブエレメントRecord/Item/Target/LocURIが、フィーチャノードの相対URI、すなわち、ノードServerIDを伝達するために使用され、サブエレメントRecord/Item/Dataが、フィーチャノード情報、すなわちwww.sonera.fi-8765を伝達するために使用される。本明細書のフィーチャノードの基点URIは、デバイスのルートノードではなく、MOのルートxノードであることが留意されるべきである。
例示的な実施形態では、本発明は、MOIを伝達するエレメントおよびより高いレベルのエレメントの名前、タイプ、および数を制限しない。たとえば、<MOInstID>ServerID?value=www.sonera.fi-8765</MOInstID>などのエレメントMOInstIDだけが、ロケーション情報を伝達するために使用されてもよい。ここで、ServerIDはフィーチャノードであり、www.sonera.fi-8765はフィーチャノードの値である。例示的な実施形態では、管理コマンド内のロケーション情報の位置は制限されない。
ステップ303:この実施形態のエレメントTarget内のエレメントLocURIは、ターゲットオペレーションノード、たとえばこの実施形態ではノードAAuthPrefの相対URI情報を伝達する。さらに、置換のためのデータコンテンツが、エレメントData内に付加される。ターゲットオペレーションノードの基点URIが、デバイスのルートノードではなく、MOインスタンスのルートノードである点で、これは、既存のDMプロトコルと異なる。MOインスタンスのルートノードは、上述したMOインスタンスフィーチャノード情報を通して位置特定される。特定の位置特定プロシージャは、以下で述べられる。
ステップ304:DMサーバは、先のReplaceコマンドをDMクライアントに送出する。
例示的な実施形態では、ロケーションプロシージャは、コマンド内のエレメントが配列されるシーケンスに従って配列される。たとえば、先の例のMOロケーション情報(すなわち、エレメントTargetParentの情報)は、前部に配置される。ロケーションプロシージャのシーケンスはまた、他の補助情報によって決定されてもよい。たとえば、MOロケーション情報、MOインスタンスフィーチャノード情報、およびターゲットオペレーションオブジェクト情報がその中に書込まれるエレメントSequenceItemが使用され、そのエレメントは、エレメント内の情報のシーケンスに従って処理が実施されることを指示する。本明細書のロケーションプロシージャのシーケンスを決定する方法は、本発明の他の部分にも適用可能であり、再度説明しない。
図5は、本発明によるDMコマンドを送出するDMサーバの第3の実施形態のフローチャートである。
サーバが、MOインスタンス、たとえば図4に示すDMAcc MOインスタンスノード1を削除する必要がある場合、対応するステップは次の通りである。
ステップ501:MOロケーション情報を、Deleteコマンド内のエレメントItem/TargetParent/LocName内に書き込む。MOロケーション情報はまた、DeleteコマンドのエレメントItem/Source/LocURI内に配置されてもよく、そのことは、既存のプロトコル(すなわち、DM1.2)によって既にサポートされているエレメントSourceが再使用されてもよく、また、既存のプロトコルによってサポートされていないエレメントTargetParentを端末がさらにサポートする必要がないため、端末プログラム設計の複雑さが減少し、新しいバージョンのプロトコルの上位互換性(backward compatibility)が改善されるという利点を有する。MO識別子は、この実施形態ではurn:oma:mo:oma-dm-dmacc:1.0であるMOロケーション情報として使用される。
ステップ502:MOインスタンスフィーチャノード情報としてMO内にフィーチャノードおよびフィーチャノードのノード情報を書き込む。たとえば、この実施形態では、ノードServerIDおよびノードServerIDのノード値www.sonera.fi-8765が、MOインスタンスフィーチャノード情報として使用される。第2の実施形態の場合と同様に、MOインスタンスフィーチャノード情報は、エレメントFilterで伝達される。MOインスタンスフィーチャノード情報はまた、DeleteコマンドのエレメントItem/Source/LocURIで伝達される。
ステップ501における方法によれば、MOロケーション情報およびMOインスタンスフィーチャノード情報は、Item/Source/LocURIで同時に伝達されてもよい。実装方法は次の通りであってよい。
<Delete>

<Item>
<Source>
<LocURI>
.?[urn:oma:mo:oma-dm-dmacc:1.0]/ServerID='www.sonera.fi-8765'
</LocURI>
</Source>

</Item>
</Delete>
Item/Source/LocURI内の"."は、URIであり、管理ツリーのルートノードを指示し、本明細書の他のURIであってよい。"."の後ろの"?"は、"?"の前のURIを"?"の後のMOロケーション情報から分離するために使用される。本明細書のMOロケーション情報は、"["と"]"で括弧に入れられるDMAcc MOの識別子である。MOロケーション情報に続いて、この実施形態では/ServerID='www.sonera.fi-8765'であるMOインスタンスフィーチャノード情報がある。.?[urn:oma:mo:oma-dm-dmacc:1.0]/ServerID='www.sonera.fi-8765'は、そのMO識別子が管理ツリーのルートノードの下でurn:oma:mo:oma-dm-dmacc:1.0であるMOインスタンスの位置を決定し、インスタンスの中で、そのServerIDのノード値がwww.sonera.fi-8765であるインスタンスを決定するために使用される。
実装モードの利点は、既存のプロトコル(すなわち、DM1.2)によって既にサポートされているエレメントSourceが、MOロケーション情報およびMOインスタンスフィーチャノード情報を同時に伝達するために再使用されて、既存のプロトコルによってサポートされていないエレメントTargetParentおよびエレメントFilterをさらにサポートするように端末に要求することなく、MOインスタンスを位置特定することが可能であり、それにより、端末プログラム設計の複雑さが減少し、新しいバージョンのプロトコルの上位互換性が改善されることである。
ステップ503:エレメントTarget/LocURI内のターゲットオペレーションノードの相対URIはヌルであり、そのことは、管理コマンドによって操作されるノードが、MOインスタンスのルートノード、すなわち、ノード1であり、そのとき、全MOインスタンスが削除されることを示している。
例示的な実施形態では、エレメントLocURIを含まないエレメントTargetは、管理コマンドによって操作されるノードがMOインスタンスのルートノードであることを指示してもよく、ノード1の全MOインスタンスを削除するという目的が達成される。
上述したエレメントItem/Source/LocURIが、MOロケーション情報およびMOインスタンスフィーチャノード情報を伝達するために使用される場合、ターゲットオペレーションオブジェクト情報がヌルであるか、または、ターゲットオペレーションオブジェクト情報がこのステップに含まれないとき、Item/Source/LocURIで伝達される情報は、MOインスタンスのルートノード(すなわち、ルートノードURI)を決定し、ターゲットオペレーションオブジェクトとしてルートノードを直接決定するために使用されてもよい。この実施形態では、ノード1(すなわち、ノード1のURI)は、ターゲットオペレーションオブジェクトとして決定され、ノード1およびノード1の全てのサブノードが削除される、すなわち、全MOインスタンスが削除される。全MOインスタンスは、ターゲットオペレーションオブジェクトとみなされてもよい。
エレメントItem/Source/LocURIがMOロケーション情報だけを伝達し、MOインスタンスフィーチャノード情報を伝達しない場合、全てのMOインスタンスが削除される必要があることが指示され、MOインスタンスは、MOロケーション情報に従って決定される。全てのMOインスタンスが削除される必要があるということは、1つまたは複数のMOインスタンスが、エレメントSource内のMO情報を使用することによって決定され、また、ターゲットオペレーションオブジェクトとして決定されることと同じである。上述したエレメントItem/TargetParentは、コマンド内でMOロケーション情報を伝達するために使用されてもよい。具体的には、LocNameまたはLocURIなどのエレメントTargetParentのサブエレメントは、MOロケーション情報を伝達するために使用されてもよい。MOロケーション情報を伝達するためにエレメントSourceを使用する利点は、上述されている、すなわち、端末プログラム設計の複雑さの減少および異なるバージョン間の互換性の改善である。
この実施形態では、エレメントSourceは、MOインスタンスを位置特定する機能を有するだけでなく、ターゲットオペレーションオブジェクトとして働く機能も有する。したがって、ターゲットオペレーションオブジェクト情報がヌルであるか、または、ターゲットオペレーションオブジェクト情報が含まれないとき、端末は、サーバによって送出されるコマンドを処理することを拒否せず、エレメントSourceによって決定されるMOインスタンスが、ターゲットオペレーションオブジェクトとして使用される。さらに、エレメントSourceがMOインスタンスフィーチャノード情報を伝達しない場合、ターゲットオペレーションオブジェクトは、1つのMOのロケーション情報を伝達するエレメントSourceによって複数のMOインスタンスを操作する(削除する)目的が達成されるように、MOロケーション情報に従って決定される複数のMOインスタンスであってよい。
さらに、ターゲットオペレーションオブジェクト情報がヌルであるか、または、ターゲットオペレーションオブジェクト情報が含まれないとき、Targetは、上記MOロケーション情報とMOインスタンスフィーチャノード情報を伝達するか、または、先のMOロケーション情報だけを伝達するために直接使用されてもよく、そのことは、上述したように情報を伝達するためにエレメントSourceを使用するのと同じ効果を達成する可能性がある。こうした場合、コマンドは、エレメントSourceを伝達する必要がない可能性がある。
ステップ504:DMサーバは、先のDeleteコマンドをDMクライアントに送出する。
図6は、本発明によるDMコマンドを送出するDMサーバの第4の実施形態のフローチャートである。
この実施形態では、DMサーバは、第2の実施形態の場合と同様に、Replace管理コマンドを転送し、エレメントTarget内のターゲットアドレスは、ノード./Inboxであり、ノード./Inboxは、サーバが、Inbox機能を使用することによってMOインスタンスを更新することを指示する。DMツリーは、図4に示される。
ステップ601:コマンドのエレメントData内に含まれるTNDSオブジェクトがそこに付加される必要があるノード1を指示する、MOインスタンスフィーチャノード情報を、送出されたReplace管理コマンドのエレメントFilter内に書き込む(この実施形態では、フィーチャノードはServerIDであり、フィーチャノードのノード値はwww.sonera.fi-8765である)。エレメントItem/Dataは、DMツリー内で更新されるMOインスタンスである。<NodeName><NodeName/>は、MOインスタンスのルートノードの名前がヌルであることを指示する。サーバが、インスタンスの特定のロケーション情報を知らないため、名前は指定されない。
例示的な実施形態では、TNDSオブジェクトは、MOインスタンスフィーチャノード情報を含んでもよい。たとえば、TNDSオブジェクトは、ノードServerIDおよびノードServerIDのノード値www.sonera.fi-8765を含む。したがって、この実施形態では、先のエレメントFilterだけを使用することによって伝達されるだけであるMOインスタンスフィーチャノード情報は、管理コマンドから除去されてもよい。管理コマンドを受信した後、DMクライアントは、MOインスタンスフィーチャノード情報をTNDSオブジェクトから抽出する。
ステップ602:MOロケーション情報、すなわちMO識別子を、TNDSオブジェクトルートノードのエレメントRTProperties/Type内に付加する。
ステップ603:エレメントDataは、<NodeName>AAuthPref</NodeName>などの、操作されるノード情報を含む、管理コマンドによって操作されるターゲットオペレーションオブジェクト、すなわちTNDSオブジェクトを含む。
ステップ604:DMサーバは、先のReplaceコマンドをDMクライアントに送出する。
例示的な実施形態では、Replace管理コマンドは、この実施形態では、エレメントTargetを含まない、すなわち、ターゲットアドレスを含まない可能性がある。
図7は、本発明によるDMコマンドを送出するDMサーバの第5の実施形態のフローチャートである。
サーバは、図8に示すノードAAuthTypeの値を置換する必要があるが、管理ツリー内のMOのロケーションを知らず、MOインスタンスのルートノードがノード1であることを知らず、管理サブツリーインスタンス2のルートノードがノード2であることを知らない。こうした場合、MOおよびMOインスタンスフィーチャノード情報以外に、管理サブツリーインスタンスロケーション情報が使用される。たとえば、図8に示すノードAAuthLevelおよびそのノード値は、ノードAAuthTypeの特定のロケーションを要求するために使用され、置換は、同時に実施される。
ステップ701:MOロケーション情報を、Replaceコマンド内のエレメントItem/MOID内に書き込む。MO識別子(MOID)は、この実施形態ではurn:oma:mo:oma-dm-dmacc:1.0であるMOロケーション情報として使用される。
ステップ702:この実施形態では<MOInstID>ServerID?value=www.sonera.fi-8765</MOInstID>であるMOインスタンスフィーチャノード情報、すなわち、フィーチャノードおよびフィーチャノードのノード値を、エレメントItem/MOInstID内に書き込む。この実施形態では、ServerIDはフィーチャノードであり、www.sonera.fi-8765はフィーチャノードのノード値である。
ステップ703:管理サブツリーインスタンスフィーチャノード情報を、エレメントItem/SubMOInstID内に書き込む。すなわち、この実施形態では<SubMOInstID>AAuthLevel?value=SRVCRED</SubMOInstID>である、サブツリー内のフィーチャノードおよびフィーチャノードのノード値を、エレメントItem/SubMOInstID内に書き込む。ここで、AAuthLevelはサブツリーのフィーチャノードであり、SRVCREDは、フィーチャノードAAuthLevelのノード値である。
ステップ704:この実施形態では<Target><LocURI>AAuthType</LocURI></Target>であるターゲットオペレーションノードの相対URIを、エレメントTarget/LocURI内に書き込む。オペレーションノードはAAuthTypeである。HTTP-BASICは、置換のために使用されるデータとしてエレメントData内に書込まれる。
ステップ705:DMサーバは、先のReplaceコマンドをDMクライアントに送出する。
例示的な実施形態では、管理サブツリーインスタンスロケーション情報の複数ピースが存在する可能性があり、すなわち、複数のSubMOInstIDが存在する可能性があり、下位の管理サブツリーインスタンスを位置特性するために使用される。本発明は、管理コマンド内のエレメントの位置を制限しない。たとえば、エレメントは、エレメントTarget内に置かれてもよい。
図9は、本発明によるDMコマンドを送出するDMサーバ用の装置の実施形態のアーキテクチャ図である。
DMサーバは、コマンド生成ユニット901および送出ユニット902を含む。
コマンド生成ユニット901は、管理コマンド内に、MOロケーション情報、MOインスタンスフィーチャノード情報、およびターゲットオペレーションオブジェクト情報を付加するように構成される。送出ユニット902は、送出ユニットを通して先の管理コマンドを送出するように構成される。
コマンド生成ユニット901は、サーバによって送出される管理コマンド内にMOロケーション情報を付加する。MOロケーション情報は、識別情報に従って端末がMOを見出すようにMOを一意に識別するために使用される。コマンド生成ユニット901はまた、サーバによって送出される管理コマンド内にMOインスタンスフィーチャノード情報を付加し、MOインスタンスフィーチャノード情報は、MOインスタンスフィーチャノード情報に従って端末がMOを見出すようにMOを一意に識別する情報を含む。コマンド生成ユニット901はまた、サーバによって送出される管理コマンド内にターゲットオペレーションオブジェクト情報を付加し、ターゲットオペレーションオブジェクト情報は、端末が、ターゲットオペレーションノード情報に従って、操作されるノードを見出すか、または、TNDSオブジェクト情報に従って、操作される管理サブツリーインスタンスを見出すように、ターゲットオペレーションノード情報およびTNDSオブジェクト情報を含む。管理コマンドは、送出ユニット902によって送出される。
図10は、本発明による、DMコマンドに従ってターゲットオペレーションオブジェクトを位置特定するDMクライアントの第1の実施形態のフローチャートである。
ステップ1001:DMサーバによって送出される、MOロケーション情報、MOインスタンスフィーチャノード情報、およびターゲットオペレーションオブジェクト情報を含む管理コマンドを取得する。
ステップ1002:管理コマンドに従ってターゲットオペレーションオブジェクトを操作する。
先の実施形態では、異なるDMクライアントは、同じDMコマンドに従ってターゲットオペレーションオブジェクトを位置特定してもよい。
図11は、本発明による、DMクライアントがターゲットオペレーションオブジェクトを位置特定するプロセスのステップ1002の特定の実施形態のフローチャートである。
ステップ1101:MOロケーション情報に一致したMOインスタンスルートノードの第1のURIを取得する。
ステップ1102:MOインスタンスフィーチャノード情報を、第1のURIに対応するMOインスタンスのフィーチャノード情報と照合する(照合は、フィーチャノードおよびフィーチャノードのノード値を使用することによって実施される)。照合に成功したフィーチャノードに対応するMOインスタンスルートノードの第2のURIが取得される。
ステップ1103:管理コマンド内のターゲットオペレーションオブジェクト情報および第2のURIに従ってターゲットオペレーションオブジェクトを操作する。
例示的な実施形態では、ステップ1101にて、DMクライアントが、MO識別子とMO位置との間のマッピング情報およびMO位置とMOインスタンスとの間のマッピング情報を直接記憶する場合、ロケーションプロシージャは異なり、DMクライアントは、マッピング情報内の対応する親ノードURIを直接見出してもよい。たとえば、Table 1(表1)は、MOが位置特定される親ノードのURIおよび対応するMOインスタンスを示す。
Figure 0005433907
例示的な実施形態では、ターゲットオペレーションオブジェクトは、ターゲットオペレーションノードおよびTNDSオブジェクトを含む。
図12は、本発明による、DMコマンドに従ってターゲットオペレーションオブジェクトを位置特定するDMクライアントの第2の実施形態のフローチャートである。
DMサーバによって送出されるReplace管理コマンドについて、DMクライアントのDMツリーは、図4に示され、以下のステップを含む以下の処理を実施する。
ステップ1201:DMクライアントはReplaceコマンドを受信する。
ステップ1202:DMクライアントのDMツリー内でDMAcc MOの位置を照合する。この実施形態では、照合は、urn:oma:mo:oma-dm-dmacc:1.0であるMOロケーション情報を使用することによって実施される。照合されるMOインスタンスの数は、N(N>0)である。たとえば、MOインスタンスのルートノードは、ノード1、2、および3である。DMクライアントは、インスタンスルートノードのURI(すなわち、第1のURI)を取得する。
ステップ1203:DMクライアントは、URIによるMOインスタンスフィーチャノード情報を使用することによって、MOインスタンスのそれぞれを照合する、すなわち、インスタンスのそれぞれのフィーチャノードServerIDを照合して、ノードServerIDのノード値がwww.sonera.fi-8765に等しいかどうかを判断し、等しい場合、DMクライアントは、この実施形態ではノード1であるノードに対応するMOインスタンスルートノードを取得する。DMクライアントは、ノード1のURI(すなわち、第2のURI)を取得する。
ステップ1204:DMクライアントは、参照としてノード1のURIを使用し、DMクライアントのDMツリーのターゲットオペレーションノードAAuthPrefを操作する。すなわち、ノード1のURIは、ターゲットオペレーションノードの相対URIに接続され、その後、オリジナルノードAAuthPrefの値をReplaceコマンドのエレメントData内のコンテンツと置換する置換操作が実施される。
例示的な実施形態では、ステップ1202および1203について、オペレーションコマンドを構文解析するとき、DMクライアントは、コマンドのエレメントの配置シーケンスに従ってロケーションプロシージャのシーケンスを決定する。たとえば、先の例では、MOロケーション情報は、最前部(すなわち、エレメントTargetParent内の情報)に配列され、最初に端末によって、すなわちステップ1202によって処理され、したがって、最初にMOを位置特定する目的が達成される。ロケーションプロシージャのシーケンスはまた、他の補助情報を通して決定されてもよい。たとえば、エレメントSequenceItemは、MOロケーション情報、MOインスタンスフィーチャノード情報、およびターゲットオペレーションオブジェクト情報が、エレメント内で取得される管理コマンド内で使用されてもよく、端末は、ロケーション情報をシーケンスで処理してもよい。本明細書のロケーションプロシージャのシーケンスを決定する方法はまた、本発明の他の部分に適用可能であり、再度説明しない。
図13は、本発明による、DMコマンドに従ってターゲットオペレーションオブジェクトを位置特定するDMクライアントの第3の実施形態のフローチャートである。
サーバが、1つのMOインスタンス、たとえば図4のDMAcc MOインスタンス1を削除する必要がある場合、DMクライアントは、以下の処理ステップを実施する。
ステップ1301:DMクライアントは、Deleteコマンドを受信する。
ステップ1302:DMクライアントのDMツリーにおいてDMAcc MOの位置を照合する。この実施形態では、照合は、urn:oma:mo:oma-dm-dmacc:1.0であるMOロケーション情報を使用することによって実施される。照合されるMOインスタンスの数は、N(N>0)である。たとえば、MOインスタンスのルートノードは、ノード1、2、および3である。DMクライアントは、インスタンスルートノードのURIを取得する。
DMクライアントによって受信されるコマンドにおいて、MOロケーション情報は、本発明で述べたエレメントTargetParentで伝達されてもよく、または、先の実施形態で述べたエレメントItem/Source/LocURI内に配置されてもよい。したがって、DMクライアントは、エレメントSource内の情報に従ってMOを位置特定する。その利点は、既存のプロトコルによってサポートされていないエレメントTargetParentをさらにサポートするように端末に要求することなく、既存のプロトコル(すなわち、DM1.2)によって既にサポートされているエレメントSourceが、再使用されてもよく、それにより、端末プログラム設計の複雑さが減少し、新しいバージョンのプロトコルの上位互換性が改善されることである。
ステップ1303: DMクライアントは、URIによるMOインスタンスフィーチャノード情報を使用することによって、MOインスタンスのそれぞれを照合し、すなわち、インスタンスのそれぞれのフィーチャノードServerIDに関して照合を実施して、ノードServerIDのノード値がwww.sonera.fi-8765に等しいかどうかを判断し、等しい場合、DMクライアントは、この実施形態ではノード1であるノードに対応するMOインスタンスルートノードを取得する。DMクライアントは、ノード1のURIを取得する。
本発明の第3の実施形態で述べたように、MOフィーチャノード情報が、コマンドのエレメントItem/Source/LocURIで伝達される場合、DMクライアントは、MOインスタンスを位置特定する情報をエレメントSourceから取得する。その利点は、既存のプロトコル(すなわち、DM1.2)によって既にサポートされているエレメントSourceが、MOインスタンスフィーチャノード情報を伝達するために再使用されて、既存のプロトコルによってサポートされていないエレメントFilterをさらにサポートするように端末に要求することなく、MOインスタンスを位置特定する可能性があり、それにより、端末プログラム設計の複雑さが減少し、新しいバージョンのプロトコルの上位互換性が改善されることである。
ステップ1304:DMクライアントは、参照としてノード1のURIを使用する。エレメントTarget/LocURIがヌルであり、管理コマンドDeleteによって操作されるノードが、MOインスタンスのルートノードであることを指示するため、DMクライアントのDMツリーのターゲットオペレーションノード1が、このステップで削除され、そのとき、全MOインスタンスのノード1およびノード1のサブノードが削除される。
例示的な実施形態では、エレメントLocURIを含まないエレメントTargetについて、ノード1およびノード1のサブノードが削除されてもよい。
この実施形態では、DMクライアントによって受信されるコマンドにおいて、ターゲットオペレーションオブジェクト情報がヌルであるか、または、ターゲットオペレーションオブジェクト情報がこのステップに含まれない場合に、上述したエレメントItem/Source/LocURIが、MOロケーション情報およびMOインスタンスフィーチャノード情報を伝達するために使用される場合、DMクライアントは、Item/Source/LocURIで伝達される情報を使用して、MOインスタンスのルートノード(すなわち、ルートノードURI)を決定し、ターゲットオペレーションオブジェクトとしてルートノードを直接決定する。この実施形態では、ノード1(すなわち、ノード1のURI)が、ターゲットオペレーションオブジェクトとして決定され、その後、ノード1およびノード1のサブノードの全てが削除される、すなわち、全MOインスタンスが削除される。全MOインスタンスが、ターゲットオペレーションオブジェクトとみなされてもよい。
エレメントItem/Source/LocURIが、MOロケーション情報だけを含み、MOインスタンスフィーチャノード情報を含まない場合、全てのMOインスタンスが削除される必要があることが指示され、MOインスタンスは、MOロケーション情報に従って決定されたMOインスタンス、たとえば、上述したノード1、2、および3に対応するMOインスタンスである。そのとき、DMクライアントは、決定されたMOインスタンスの全てを削除する。それは、エレメントSource内のMO情報が複数のMOインスタンスを決定するために使用され、MOインスタンスがターゲットオペレーションオブジェクトとして決定されることと同じである。この場合、MOロケーション情報を通して決定されるMOインスタンスの数は1つだけであってよい。上述したエレメントItem/TargetParentは、コマンドでMOロケーション情報を伝達するために使用されてもよい。具体的には、LocNameまたはLocURIなどの、エレメントTargetParentのサブエレメントは、MOロケーション情報を伝達するために使用されてもよい。そのとき、DMクライアントは、エレメントTargetParent内の情報に従ってMOインスタンスを決定する。伝達するためにエレメントSourceを使用する利点は、上述されている、すなわち、端末プログラム設計の複雑さの減少および異なるバージョン間の互換性の改善である。
この実施形態では、エレメントSourceは、MOインスタンスを位置特定する機能を有するだけでなく、ターゲットオペレーションオブジェクトとして働く機能も有する。したがって、ターゲットオペレーションオブジェクト情報がヌルであるか、または、ターゲットオペレーションオブジェクト情報が含まれないとき、クライアントは、サーバによって送出されるコマンドを処理することを拒否せず、エレメントSourceによって決定されるMOインスタンスが、ターゲットオペレーションオブジェクトとして決定される。さらに、エレメントSourceがMOインスタンスフィーチャノード情報を伝達しない場合、クライアントは、1つのMOのロケーション情報を伝達するエレメントSourceによって複数のMOインスタンスを操作する(削除する)目的が達成されるように、MOロケーション情報に従って決定される複数のMOインスタンスをターゲットオペレーションオブジェクトとみなす。
さらに、受信されたコマンド内にエレメントSourceが存在せず、エレメントTargetが、MOロケーション情報およびMOインスタンスフィーチャノード情報を含むことを、クライアントが見出す場合、DMクライアントは、エレメントTargetの情報を通してMOインスタンスのルートノード(すなわち、ルートノードURI)、たとえばノード1を決定し、その後、ノード1およびノード1のサブノードの全てを削除する。すなわち、全MOインスタンスが削除される。あるいは、エレメントTargetだけがMOロケーション情報を含む場合、DMクライアントは、情報(すなわち、ルートノードURI)に従って全てのMOインスタンスルートノード、たとえば上述のノード1、2、および3を決定し、その後、決定されたMOインスタンスルートノードの全ておよびMOインスタンスルートノードの全てのサブノードを削除する。
図14は、本発明による、DMコマンドに従ってターゲットオペレーションオブジェクトを位置特定するDMクライアントの第4の実施形態のフローチャートである。
この実施形態では、DMクライアントが管理コマンドを受信する第2の実施形態の場合と同様に、DMクライアントがReplace管理コマンドを受信し、エレメントTarget内のターゲットアドレスは、ノード./Inboxであり、inboxに送出される管理コマンドを通してDMクライアントがMOインスタンスを更新することを意味する。DMクライアントのDMツリーは図4に示される。
ステップ1401:DMクライアントはReplaceコマンドを受信する。
ステップ1402:DMクライアントのDMツリーにおいてDMAcc MOの位置を照合する。この実施形態では、照合は、urn:oma:mo:oma-dm-dmacc:1.0であるMOロケーション情報を使用することによって実施される。照合されるMOインスタンスの数は、N(N>0)である。たとえば、MOインスタンスのルートノードは、ノード1、2、および3である。DMクライアントは、インスタンスルートノードのURIを取得する。
ステップ1403: DMクライアントは、URIによるMOインスタンスフィーチャノード情報を使用することによって、MOインスタンスのそれぞれを照合する、すなわち、インスタンスのそれぞれのフィーチャノードServerIDに対する照合が実施されて、ノードServerIDのノード値がwww.sonera.fi-8765に等しいかどうか判断され、等しい場合、DMクライアントは、この実施形態ではノード1であるノードに対応するMOインスタンスルートノードを取得する。DMクライアントは、ノード1のURIを取得する。TNDSオブジェクトは、MOインスタンスフィーチャノード情報を含む。
ステップ1404:DMクライアントは、参照としてノード1のURIを使用し、照合に成功したフィーチャノードに対応するMOインスタンスを、Data内のTNDSオブジェクトと置換する。
例示的な実施形態では、管理コマンドは、この実施形態では、エレメントTargetを含まず、すなわち、ターゲットアドレスを含まず、上述したロケーションおよび置換の機能が実装されてもよい。
図15は、本発明による、DMコマンドに従ってターゲットオペレーションオブジェクトを位置特定するDMクライアントの第5の実施形態のフローチャートである。
DMクライアントのDMツリーは図8に示される。DMクライアントは、DMサーバから対応する管理コマンドを受信し、その管理コマンドは、この実施形態では、ノードAAuthTypeの値を置換するReplaceコマンドである。
ステップ1501:DMクライアントはReplaceコマンドを受信する。
ステップ1502:DMクライアントのDMツリーにおいてDMAcc MOの位置を照合する。この実施形態では、照合は、urn:oma:mo:oma-dm-dmacc:1.0である、エレメントMOID内のMOロケーション情報を使用することによって実施される。照合されるMOインスタンスの数は、N(N>0)である。たとえば、MOインスタンスのルートノードは、ノード1および3である。DMクライアントは、インスタンスルートノードのURIを取得する。
ステップ1503: DMクライアントは、その後、URIによるエレメントMOInstIDのMOインスタンスフィーチャノード情報を使用することによって、MOインスタンスのそれぞれを照合する。この実施形態では、インスタンスのそれぞれのフィーチャノードServerIDに対する照合が実施されて、ノードServerIDのノード値がwww.sonera.fi-8765に等しいかどうかが判断され、等しい場合、DMクライアントは、この実施形態ではノード1であるノードに対応するMOインスタンスルートノードを取得する。DMクライアントは、ノード1のURIを取得する。
ステップ1504:MOインスタンス1のURIに従って、DMクライアントは、エレメントSubMOInstID内の管理サブツリーインスタンスのロケーション情報を使用して、MOインスタンス1のURIに従って管理サブツリーインスタンスのそれぞれを照合し、すなわち、サブツリーのそれぞれにおけるフィーチャノードAAuthLevelに関して照合が実施されて、ノードAAuthLevelのノード値がSRVCREDに等しいかどうかが判断され、等しい場合、DMクライアントは、そのときノード2である、ノードAAuthLevelに対応する管理サブツリーのルートノードを取得する。DMクライアントは、ノード2のURIを取得する。
ステップ1505:低いレベルの管理サブツリーインスタンスのロケーション情報も存在するかどうかを判断する。存在する場合、プロシージャはステップ1506に進み、そうでなければ、プロシージャはステップ1507に進む。
ステップ1506:決定された管理サブツリーインスタンスURIおよび低いレベルの管理サブツリーインスタンスのフィーチャノード情報に従って低いレベルの管理サブツリーインスタンスの位置を見出す。DMクライアントは、その後、次のエレメントSubMOInstIDにおいて管理サブツリーインスタンスのフィーチャノード情報を使用して、低いレベルの管理サブツリーインスタンスのそれぞれを照合し、すなわち、低いレベルの管理サブツリーインスタンスのそれぞれにおけるフィーチャノードに関して照合が実施されて、フィーチャノードのノード値が予め設定されたノード値に等しいかどうかが判断され、等しい場合、DMクライアントは、そのノードに対応する管理サブツリーインスタンスのルートノードを取得し、照合に成功したフィーチャノードに対応する管理サブツリーインスタンスのルートノードのURIを取得する。その後、プロシージャは、ステップ1505に戻る。
ステップ1507:DMクライアントは、参照としてノード2のURIを使用して、この実施形態ではターゲットオペレーションノードAauthTypeを操作し、すなわち、ノード2のURIをターゲットオペレーションノードの相対URIに接続し、その後、置換を実施する。
図16は、本発明の実施形態による、DMクライアントのアーキテクチャ図である。
DMクライアントは、受信ユニット1601および処理ユニット1602を含む。
受信ユニット1601は、DMサーバによって送出される管理コマンドを受信するように構成され、管理コマンドは、MOロケーション情報、MOインスタンスフィーチャノード情報、およびターゲットオペレーションオブジェクト情報を含む。
処理ユニット1602は、管理コマンドに従ってターゲットオペレーションオブジェクトを操作するように構成される。
先の実施形態では、異なるDMクライアントは、同じDMコマンドに従ってターゲットオペレーションオブジェクトを位置特定してもよい。
図17は、本発明による、DMクライアントの処理ユニット1602の実施形態のアーキテクチャ図である。
処理ユニット1602は、MOロケーションユニット1701、MOインスタンスロケーションユニット1702、およびターゲットオペレーションオブジェクトユニット1703を含む。
MOロケーションユニット1701は、MOロケーション情報に一致したMOインスタンスルートノードの第1のURIを取得するように構成される。複数URIまたは1つの第1のURIが存在する可能性があり、あるいは、第1のURIが存在しない可能性がある。
MOインスタンスロケーションユニット1702は、MOインスタンスフィーチャノード情報を、第1のURIに対応するMOインスタンスのフィーチャノード情報と照合し、照合に成功したフィーチャノードに対応するMOインスタンスルートノードの第2のURIを取得するように構成される。
ターゲットオペレーションオブジェクトユニット1703は、管理コマンド内のターゲットオペレーションオブジェクト情報および第2のURIに従ってターゲットオペレーションオブジェクトを操作するように構成される。例示的な実施形態では、処理ユニット1602はさらに、MOインスタンスロケーションユニット1702に接続される管理サブツリーインスタンスロケーションユニットを含み、また、管理コマンド内の管理サブツリーインスタンスのフィーチャノード情報に従って、MOインスタンスロケーションユニットから出力されるMOインスタンスルートノードの各管理サブツリーインスタンスのフィーチャノードを照合し、そのフィーチャノードに対応する管理サブツリーインスタンスルートノードのURI(すなわち、第2のURI)を取得するように構成される。
例示的な実施形態では、DMクライアントはさらに、マッピング表を有する。MOロケーションユニットは、MOロケーション情報およびマッピング表に従ってMOの第1のURIを照合する。
図18は、本発明による、DMクライアントのターゲットオペレーションオブジェクトユニット1703の実施形態のアーキテクチャ図である。
ターゲットオペレーションオブジェクトユニットはさらに、接続モジュール1801および実行モジュール1802を含む。接続モジュール1801は、第2のURIを、ターゲットオペレーションノードの相対URIに接続し、ターゲットオペレーションノードのURIを取得するように構成される。
実行モジュール1802は、ターゲットオペレーションノードを操作する、または、照合に成功したフィーチャノードに対応するMOインスタンスをTNDSオブジェクトと置換するように構成される。
本発明によるDMクライアントは、モバイル通信端末だけに限定されず、DMプロトコルに適合する他の通信デバイスを含んでもよい。
本発明は、以下の有益な効果を有する。DMサーバは、MOの特定の位置情報を知ることなく、MOを1回位置特定し操作してもよく、したがって、特に複数の端末が同時に管理されるときに、端末の内部構造およびインスタンス名が整合性を持たないという問題を回避することができる。DMクライアントは、不完全な管理コマンドを受信した後、DMクライアントのDMツリー内で、対応するターゲットオペレーションノードを見出すことができる。こうして、DMクライアントとDMサーバとの間の複数の通信ステップが低減され、ネットワークリソースが必要とされず、DMコマンドによってDMクライアントを構成するDMサーバの効率が増加する。
本発明の目的、技術的解決策、および有益な効果は、先の特定の実施形態を通してさらに詳細に述べられた。先の説明は、本発明の特定の実施態様に過ぎないが、本発明の保護範囲を限定することを意図しないことが理解されるべきである。本発明の思想および原理から逸脱することなく行われるいずれの変更、等価な置換、または改良も、本発明の保護範囲内に入るべきである。
901 コマンド生成ユニット
902 送出ユニット
1601 受信ユニット
1602 処理ユニット
1701 MOロケーションユニット
1702 MOインスタンスロケーションユニット
1703 ターゲットオペレーションオブジェクトユニット
1801 接続モジュール
1802 実行モジュール

Claims (11)

  1. デバイス管理(DM)サーバによって送出された管理コマンドを取得するステップと、
    前記管理コマンドに従ってターゲットオペレーションオブジェクトを操作するステップと、
    を含み、
    前記管理コマンドは、管理オブジェクト(MO)ロケーション情報、MOインスタンスフィーチャノード情報、およびターゲットオペレーションオブジェクト情報を含み、
    前記MOロケーション情報は、MOを一意に識別するために使用され、前記MOインスタンスフィーチャノード情報は、前記MOに対応するインスタンスを一意に識別するために使用され、前記ターゲットオペレーションオブジェクト情報は、ターゲットオペレーションノードまたはツリーおよび記述シリアル化(TNDS)オブジェクトを指示するために使用され、
    前記管理コマンドに従ってターゲットオペレーションオブジェクトを操作するステップは、
    前記MOロケーション情報および前記MOインスタンスフィーチャノード情報に従って第2のユニフォームリソース識別子(URI)を決定するステップと、
    前記第2のURIを前記ターゲットオペレーションノードの相対URIに接続し、前記ターゲットオペレーションノードのURIを取得し、前記ターゲットオペレーションノードを操作するか、または、前記第2のURIに対応するMOインスタンスを前記TNDSオブジェクトと置換するステップと、
    を含むターゲットオペレーションオブジェクトを位置特定する方法。
  2. 前記管理コマンド内のターゲットオペレーションオブジェクト情報がヌルである場合、前記ターゲットオペレーションオブジェクトとして前記第2のURIに対応するMOインスタンスを決定するステップを含む請求項1に記載のターゲットオペレーションオブジェクトを位置特定する方法。
  3. 前記MOロケーション情報および前記MOインスタンスフィーチャノード情報に従って第2のURIを決定するステップは、
    前記MOロケーション情報に一致するMOインスタンスルートノードの第1のURIを取得するステップと、
    前記MOインスタンスフィーチャノード情報を前記第1のURIに対応するMOインスタンスのフィーチャノード情報と照合し、照合に成功したフィーチャノードに対応するMOインスタンスルートノードの第2のURIを取得するステップと、
    を含む請求項に記載のターゲットオペレーションオブジェクトを位置特定する方法。
  4. 前記MOインスタンスフィーチャノード情報に従って前記第1のURIに対応するMOインスタンスルートノードの第2のURIを取得した後、
    前記管理コマンド内の管理サブツリーインスタンスのフィーチャノード情報に従って、DMクライアント内のMOインスタンスルートノードより低いレベルで、各管理サブツリーインスタンスのフィーチャノードを照合し、照合に成功したフィーチャノードに対応する管理サブツリーインスタンスルートノードの第2のURIを取得するステップをさらに含む請求項に記載のターゲットオペレーションオブジェクトを位置特定する方法。
  5. 前記MOロケーション情報に一致するMOインスタンスルートノードの第1のURIを取得するステップは、
    前記MOロケーション情報およびDMクライアント内のマッピングテーブルに従って前記MOの第1のURIを照合するステップ、または、
    前記MOロケーション情報に従ってDMツリー内で前記MOの第1のURIを照合するステップを含む請求項またはに記載のターゲットオペレーションオブジェクトを位置特定する方法。
  6. DMクライアントは、前記管理コマンドのTNDSオブジェクトから前記MOインスタンスフィーチャノード情報を取得するか、または、
    前記DMクライアントは、前記管理コマンドのエレメントFilterから前記MOインスタンスフィーチャノード情報を取得する請求項1からのいずれか一項に記載のターゲットオペレーションオブジェクトを位置特定する方法。
  7. 受信ユニットおよび処理ユニットを備えるデバイス管理(DM)クライアントであって、
    前記受信ユニットは、DMサーバによって送出された管理コマンドを受信するように構成され、前記管理コマンドは、管理オブジェクト(MO)ロケーション情報、MOインスタンスフィーチャノード情報、およびターゲットオペレーションオブジェクト情報を含み、
    前記処理ユニットは、前記管理コマンドに従ってターゲットオペレーションオブジェクトを操作するように構成され、
    前記MOロケーション情報は、MOを一意に識別するために使用され、前記MOインスタンスフィーチャノード情報は、前記MOに対応するインスタンスを一意に識別するために使用され、前記ターゲットオペレーションオブジェクト情報は、ターゲットオペレーションノードまたはツリーおよび記述シリアル化(TNDS)オブジェクトを指示するために使用され、
    前記処理ユニットは、MOロケーションユニット、MOインスタンスロケーションユニット、およびターゲットオペレーションオブジェクトユニットをさらに備え、
    前記MOロケーションユニットは、前記MOロケーション情報に一致するMOインスタンスルートノードの第1のユニフォームリソース識別子(URI)を取得するように構成され、
    前記MOインスタンスロケーションユニットは、前記MOインスタンスフィーチャノード情報を前記第1のURIに対応するMOインスタンスのフィーチャノード情報と照合し、照合に成功したフィーチャノードに対応するMOインスタンスルートノードの第2のURIを取得するように構成され、
    前記ターゲットオペレーションオブジェクトユニットは、前記管理コマンド内のターゲットオペレーションオブジェクト情報および前記第2のURIに従って前記ターゲットオペレーションオブジェクトを操作するように構成されたDMクライアント。
  8. 前記ターゲットオペレーションオブジェクトユニットは、接続モジュールおよび実行モジュールをさらに備え、前記接続モジュールは、前記第2のURIを前記ターゲットオペレーションノードの相対URIに接続し、前記ターゲットオペレーションノードのURIを取得するように構成され、前記実行モジュールは、前記ターゲットオペレーションノードを操作するか、または、前記照合に成功したフィーチャノードに対応するMOインスタンスをツリーおよび記述シリアル化(TNDS)オブジェクトと置換するように構成された請求項に記載のDMクライアント。
  9. マッピングテーブルをさらに有し、前記MOロケーションユニットは、前記MOロケーション情報および前記マッピングテーブルに従ってMOのURIを照合する請求項またはに記載のDMクライアント。
  10. 前記処理ユニットは、管理サブツリーロケーションユニットをさらに備え、前記管理サブツリーロケーションユニットは、前記管理コマンド内の管理サブツリーインスタンスのフィーチャノード情報に従って、前記MOインスタンスロケーションユニットから出力される各MOインスタンスルートノードより低いレベルで、各管理サブツリーインスタンスのフィーチャノードについて照合を実行し、照合に成功したフィーチャノードに対応する管理サブツリーインスタンスルートノードのURIを取得するように構成された請求項からのいずれか一項に記載のDMクライアント。
  11. コマンド生成ユニットおよび送出ユニットを備えるデバイス管理(DM)サーバであって、
    前記コマンド生成ユニットは、管理オブジェクト(MO)ロケーション情報、MOインスタンスフィーチャノード情報、およびターゲットオペレーションオブジェクト情報を管理コマンド内に付加するように構成され、前記送出ユニットは、前記送出ユニットを通して前記管理コマンドを送出するように構成され、
    前記MOロケーション情報は、MOを一意に識別するために使用され、前記MOインスタンスフィーチャノード情報は、前記MOに対応するインスタンスを一意に識別するために使用され、前記ターゲットオペレーションオブジェクト情報は、ターゲットオペレーションノードまたはツリーおよび記述シリアル化(TNDS)オブジェクトを指示するために使用され
    前記MOロケーション情報は、DMクライアントにおいて、前記MOロケーション情報に一致するMOインスタンスルートノードの第1のユニフォームリソース識別子(URI)を取得するために使用され、
    前記MOインスタンスフィーチャノード情報は、前記DMクライアントにおいて、前記MOインスタンスフィーチャノード情報を前記第1のURIに対応するMOインスタンスのフィーチャノード情報と照合し、照合に成功したフィーチャノードに対応するMOインスタンスルートノードの第2のURIを取得するために使用され、
    前記ターゲットオペレーションオブジェクト情報は、前記DMクライアントにおいて、前記管理コマンド内のターゲットオペレーションオブジェクト情報および前記第2のURIに従ってターゲットオペレーションオブジェクトを操作するために使用されるDMサーバ。
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