JP5430069B2 - ミーリング工具および、それを用いた切削方法 - Google Patents
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Description
り、平面視した場合に、前記第2接続点が、前記第1接続点よりも前記工具ホルダの中心軸側に配置されており、前記主切刃は、コーナ切刃側に位置する第1端点および、該第1端点とは反対側であって前記副切刃側に位置する第2端点を有しており、平面視した場合に、前記第1端点が、前記第2端点よりも前記工具ホルダの中心軸側に位置していることを特徴とするものである。
(切削インサート)
上述の工具ホルダに取り付けされた切削インサートの一実施形態について、図を参照して説明する。図2は、一実施形態にかかる切削インサートの斜視図である。図3は、一実施形態にかかる切削インサートの上面図である。図4は、一実施形態にかかる切削インサートの側面図である。
(切削インサートのホルダへの取り付け)
図5に示すように、上述の切削インサート3は、工具ホルダ2の先端外周部に形成されたポケット内にそれぞれ取り付けられる。例えば、貫通孔8内にネジを挿入してネジ止めしたり、クランプ部材等により工具ホルダ2に取り付けられる。このとき、切削インサート3の下面は、工具ホルダ2への着座面として、また、工具ホルダ側に位置する側面6は、工具ホルダ2への拘束面として機能する。
(切削方法)
次に、本発明のミーリング工具を用いた切削方法について図面を参照して説明する。
2 工具ホルダ
20 ポケット
3 切削インサート
30 インサート本体
4 上面
5 下面
6 側面
61 第1逃げ面
62 第2逃げ面
63 第3逃げ面
7 切刃部
70 コーナ切刃
71 主切刃
71a 第1端点
71b 第2端点
71c 中央部
711 第1主切刃
712 第2主切刃
72 副切刃
721 第1副切刃
722 第2副切刃
73 接続部
73a 第1接続点
73b 第2接続点
8 貫通孔
9 ボス面
10 被削材
10a 第1加工面
10b 第2加工面
Claims (11)
- 工具ホルダの先端外周側に切削インサートを取り付けてなるミーリング工具であって、
前記切削インサートは、
下面と、
平面視が略四角形の上面と、
前記上面と前記下面をそれぞれ繋ぐ複数の側面と、
前記上面と側面の交線部に形成された切刃部と、
を有するインサート本体を備えた切削インサートであって、
前記切刃部は、
前記四角形の各コーナに位置する4つのコーナ切刃と、
各前記コーナ切刃を挟んでそれぞれ形成された一対の主切刃と副切刃と、
前記コーナ切刃と前記副切刃をつなぐ接続部と、
を備えており、
前記接続部は、当該接続部の一端と前記コーナ切刃とがつながる第1接続点および、当該接続部の他端と前記副切刃とがつながる第2接続点を有しており、
前記第1接続点は、前記下面からの高さが前記第2接続点よりも高く形成されており、
平面視した場合に、前記第2接続点が、前記第1接続点よりも前記工具ホルダの中心軸側に位置しており、
前記主切刃は、コーナ切刃側に位置する第1端点および、該第1端点とは反対側であって前記副切刃側に位置する第2端点を有しており、
平面視した場合に、前記第1端点が、前記第2端点よりも前記工具ホルダの中心軸側に位置していることを特徴とするミーリング工具。 - 工具ホルダの先端外周側に切削インサートを取り付けてなるミーリング工具であって、
前記切削インサートは、
平面視が略四角形の上面の周縁部に切刃部を有するインサート本体を備え、
該切刃部は、
前記四角形の各コーナに位置する4つのコーナ切刃と、
各前記コーナ切刃を挟んでそれぞれ形成された一対の主切刃と副切刃と、
前記コーナ切刃と前記副切刃をつなぐ接続部と、
を備えており、
前記接続部は、当該接続部の一端と前記コーナ切刃とがつながる第1接続点および、当該接続部の他端と前記副切刃とがつながる第2接続点を有しており、
前記第1接続点は、前記インサート本体の厚み方向において、高さが前記第2接続点よ
りも高く形成されており、
平面視した場合に、前記第2接続点が、前記第1接続点よりも前記工具ホルダの中心軸側に位置しており、
前記主切刃は、コーナ切刃側に位置する第1端点および、該第1端点とは反対側であって前記副切刃側に位置する第2端点を有しており、
平面視した場合に、前記第1端点が、前記第2端点よりも前記工具ホルダの中心軸側に位置していることを特徴とするミーリング工具。 - 前記副切刃は、前記下面と略平行であることを特徴とする請求項1又は2に記載のミーリング工具。
- 前記コーナ切刃は、前記下面からの高さが略一定であって、
前記主切刃は、前記第1端点から前記第2端点に向かうにつれて前記下面からの高さが低くなるように傾斜していることを特徴とする請求項3に記載のミーリング工具。 - 前記主切刃は、前記第1端点から前記主切刃の中央に向かう第1傾斜部、前記第2端点から前記主切刃の中央に向かう第2傾斜部、および前記第1傾斜部と前記第2傾斜部との間に位置する第3傾斜部を有し、
該第3傾斜部の傾斜角度が、前記第1傾斜部および前記第2傾斜部の傾斜角度よりも大きいことを特徴とする請求項4に記載のミーリング工具。 - 前記コーナ切刃は、前記主切刃と略同じ高さに位置していることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載のミーリング工具。
- 平面視において前記副切刃は、各前記コーナにおける前記主切刃よりも、インサート本体の外側に突出した形状であることを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載のミーリング工具。
- 側面視において、前記主切刃とつながる第1逃げ面の第1逃げ角は、前記副切刃とつながる第2逃げ面の第2逃げ角よりも小さいことを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載のミーリング工具。
- 側面視において、前記第1逃げ角は、前記下面と垂直な線を基準に前記第1逃げ面の上端が前記インサート本体側に傾斜しているとともに、前記第2逃げ角は前記下面と垂直な線を基準に前記第2逃げ面の下端が前記インサート本体側に傾斜していることを特徴とする請求項8に記載のミーリング工具。
- 前記コーナ切刃は、前記下面と略平行な部分を有していることを特徴とする請求項1乃至9のいずれかに記載のミーリング工具。
- 請求項1乃至10のいずれかに記載のミーリング工具を用いて被削材を切削する切削方法であって、
前記ミーリング工具と前記被削材とを相対的に近づける近接工程と、
前記ミーリング工具を回転させ、前記ミーリング工具を被削材に接触させて、被削材の表面を切削する切削工程と、
前記被削材と前ミーリング工具とを相対的に離間させる退避工程とを、備えることを特徴とする切削方法。
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