JP5418490B2 - 位置決め制御装置およびこれを備えた位置決め装置 - Google Patents
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Description
以下、この発明の実施の形態1における画像処理装置30を用いた位置決め制御装置20およびそれを備えた位置決め装置10について、図1から図8を用いて説明する。なお、この実施の形態では説明を簡単にするために、位置決め対象がワークの場合で、このワークを載せて搬送する装置を、モータにて駆動されるテーブル51を有するXYθステージ50と仮定して説明を行う。但し、この実施の形態で説明する位置決め制御装置20は、ワークを搬送する装置をXYθステージ50に限定するものではなく、位置決め対象である被撮像物体やワークを搬送する装置が移動中に、カメラ60でこれらを撮影するいかなる位置決め制御装置20においても使用可能である。また、カメラ60で撮影する際に必要となるキャリブレーション、ステージ50のテーブル51上の回転中心の検出等の作業は終了しており、XYθステージを静止させてカメラ60でワークを撮影した場合には高精度に位置決め動作可能であるという前提で説明する。ここで言う位置決め動作とは、ワークの位置を指定された位置目標値、ワークの角度を指定された角度目標値へ一致させる動作のことを指す。もし、XYθステージ50を静止させてカメラ60でワークを撮像した状況において、高精度に位置決め動作できないのであれば、XYθステージ50の動作中にカメラ60でワークを撮像しても高精度に位置決め動作できないことは自明である。従って、上記前提はこの実施の形態の使用範囲を限定するものではない。
最初に制御部41によりワークの位置目標値prefおよび角度目標値θref、ならびに撮像開始位置psが生成される。これらの値を生成する方法は、図1に示すように、制御部41が外部から取得する方法、またはプログラム等により駆動制御装置40の内部で生成する方法などを用いることができる。このとき、撮像開始位置psは、後述するカメラ60でテーブル51を撮像した場合に得られる画像内に、位置決め対象であるワークが写る位置にすれば良い。したがって、撮像開始位置psは、必ずしもカメラ60を配置したカメラ位置pcamでなくてもよい。
制御部41は、テーブル51が、外部から取得した撮像開始位置psを一定速度V=(Vx,Vy)で通過するように、X軸モータ駆動部42へX軸モータ回転指令値paxを、Y軸モータ駆動部43へY軸モータ回転指令値payを夫々出力する。このとき、テーブル51が撮像開始位置psを通過する時の速度Vは、制御部41で設定可能である。なお、撮像開始位置psを通過するときのθ軸の回転速度Vθも設定可能であるが、撮像開始位置psにおいてθ軸を回転させておいても、位置決め動作時間の短縮にはならないため、本実施の形態ではVθ=0として説明する。
X軸モータ駆動部42は、制御部41から出力されたX軸モータ回転指令値paxに、X軸モータ位置検出器54から入力されるX軸モータの回転位置pxが追従するように、X軸モータ53にX軸モータ電流Ixを出力し、X軸モータ53を駆動する。同様に、Y軸モータ駆動部43は、制御部41から出力されたY軸モータ回転指令値payに、Y軸モータ位置検出器57から入力されるY軸モータの回転位置pyが追従するように、Y軸モータ56にY軸モータ電流Iyを出力し、Y軸モータ56を駆動する。X軸モータ53およびY軸モータ56が駆動すると、X軸直動部52およびY軸直動部55が動作し、テーブル51がX軸方向およびY軸方向に移動する。そしてテーブル51は撮像開始位置psへ近づいていく。
制御部41は、テーブル51が移動中に、X軸モータ位置検出器54およびY軸モータ位置検出器57から入力されるX軸モータの回転位置pxおよびY軸モータの回転位置pyと撮像開始位置ps=(psx,psy)とを比較し、テーブル51が撮像開始位置psを通過したかどうかを判定する。そして、テーブル51が撮像開始位置psを通過しているならば、次のステップ(ステップS105)を実行する。もし、テーブル51が撮像開始位置psを通過していないならば、ステップS103に戻り、テーブル51が撮像開始位置psに近づき、一定速度Vで通過するように、X軸モータ駆動部42へX軸モータ回転指令値paxを、Y軸モータ駆動部43へY軸モータ回転指令値payをそれぞれ出力する。なお、このとき一定速度Vが0と入力された場合は、制御部41はテーブル51が撮像開始位置psで静止するように、X軸モータ駆動部42へX軸モータ回転指令値paxを、Y軸モータ駆動部43へY軸モータ回転指令値payを夫々出力する。
制御部41は、テーブル51が撮像開始位置psを通過したと判定した場合、撮影トリガをカメラ60へ発行する。
カメラ60は、制御部41から撮影トリガを取得すると、テーブル51(または位置決め対象のワーク)を撮影して得られた信号を、画像撮像部31へ出力する。このときの撮影は、必ずしも撮影対象であるワークの中心がカメラの光軸を通る必要は無い。
画像撮像部31は、カメラ60から得られた信号に基づき、カメラが撮影した撮像画像を生成し、画像処理部32へ撮像画像を出力する。このとき、撮影開始位置psはカメラ60でテーブル51を撮影したときに位置決め対象のワークが画像に写る位置に設定するので、画像撮像部31で生成した撮像画像に必ず前記ワークが写る。つまり、後述するステップS108における画像処理部32の画像処理において、ワークの画素値ppの計測が失敗する状況は生じないようにしている。また、画像撮像部31は画像を撮像した時刻より後に制御部41へ撮像時刻特定信号Stを出力する。なお、後述するステップS108において、ステップS107で得られた画像を基に画像処理を行い、ワークの画素値ppを検出するため、画素値ppを座標変換することにより得られるワークの検出位置pcxyはステップS107を実行した時刻におけるワークの位置になる。また、前述しているように撮像時刻特定信号Stとしては、撮像が完了した瞬間に出力する撮像完了信号または撮像にかかった時間などを用いることができる。
画像処理部32は画像撮像部31から入力した撮像画像に写っているワークの画素を画像処理により特定し、前記ワークの画素値ppを計測する。そして計測した画素値ppを座標変換部34に出力する。このとき用いる画像処理は2値化処理、エッジ検知、差分などあるが、ワークを特定し、画素値ppが計算できるのであれば、どのような画像処理を用いてもよい。
制御部41は、画像撮像部32から撮像時刻特定信号Stを受け取ると、撮像時刻特定信号Stより撮像が完了した時刻を計算し、その時刻におけるX軸モータの回転位置pxおよびY軸モータの回転位置pyを取得し、記憶する。以後、この記憶したX軸モータの回転位置pxの値をpmxと、記憶したY軸モータの回転位置pyの値をpmyと、夫々記載する。この処理は、画像処理部32の動作(ステップS108)と同時に行われるため、図3のフローチャートではステップS108とステップS109の動作を並列に記述している。もし、撮像時刻特定信号Stが撮像完了信号ならば、この撮像完了信号が取得された瞬間のX軸モータの回転位置pxおよびY軸モータの回転位置pyを記憶すればよい。また、撮像時刻特定信号Stが撮像にかかった時間ならば、ステップS105において制御部41がカメラ60へ撮影トリガを発行した時刻から、撮像にかかった時間を足して、撮像が完了した時刻を求め、求めた時刻におけるX軸モータの回転位置pxおよびY軸モータの回転位置pyを記憶すればよい。
座標変換部33は、画像処理部32から入力されたワークの画素値ppから、前記ワークの検出位置pcxyおよび検出角度θcを計算する。ここで計算される検出位置pcxyはビジョン座標系から見た前記ワークの位置である。そして座標変換部33は計算した検出位置pcxyおよび検出角度θcの値を制御部41へ出力する。
制御部41は、座標変換部33からワークの検出位置pcxyおよび検出角度θcを取得し、前記ワークの検出位置pcxy、位置目標値pref、検出角度θc、角度目標値θref、ならびに、ステップS109において記憶したX軸モータの回転値pmxおよびY軸モータの回転値pmyに基づき、X軸モータ回転指令値paxおよびY軸モータ回転指令値payを修正し、前記修正したX軸モータ回転指令値paxをX軸モータ駆動部42へ、前記修正したY軸モータ回転指令値payをY軸モータ駆動部43へ、夫々出力する。
ここでRθref−θcは、位置決め対象のワークをテーブル51の回転中心周りにθref−θcだけ回転変換する回転行列であり、撮像画像から取得した前記ワークの検出角度θcと角度目標値θrefとの差θref−θcを用いて
で計算される。また、M=(Mx、My)はテーブル51の回転中心とテーブル51上のモータの回転位置との相対位置、C=(Cx、Cy)はテーブル51の回転中心を表しており、これらの値は撮像開始位置psをカメラ位置pcamに一致させ、かつ一定速度V=0としてカメラ60でテーブル51を撮影した場合、つまりX軸モータの回転位置pxおよびY軸モータの回転位置pyをカメラ位置pcamに一致させ、かつその場でテーブル51を静止させてカメラ60でテーブル51を撮影した場合に得られる撮像画像から計測可能であり、予め求めておく。
ここでpwcam=(pwcamx,pwcamy)は、記憶したX軸モータの回転位置pmxおよびY軸モータの回転位置pmyがカメラ位置pcamに一致しているときの位置決め対象のワーク位置に相当する値である。また、pe=(pex,pey)は、前記ワークの位置とテーブル51上のモータの回転位置との相対位置を表している。
制御部41が、外部から取得したワークの角度目標値θrefと座標変換部33から入力された検出角度θcとから、角度目標値θrefと検出角度θcとの差を計算し、その結果をθ軸モータ回転指令値paθ’として、θ軸モータ駆動部44へ出力する。
X軸モータ駆動部42、Y軸モータ駆動部43およびθ軸モータ駆動部44は、ステップS112において、制御部41から入力されたX軸回転指令値pax’、Y軸回転指令値pay’およびθ軸回転指令値paθ’、ならびに、XYθステージ50から入力されるX軸モータ回転位置px、Y軸モータ回転位置pyおよびθ軸モータ回転位置pθに基づき、X軸回転指令値pax、Y軸回転指令値payおよびθ軸回転指令値paθにX軸モータの回転位置px、Y軸モータの回転位置pyおよびθ軸モータ回転位置pθが、夫々追従するようにX軸モータ電流Ix、Y軸モータ電流Iyおよびθ軸モータ電流Iθを計算し、夫々X軸モータ53、Y軸モータ56およびθ軸モータ58へ出力する。これにより、X軸回転指令値pax、Y軸回転指令値payおよびθ軸回転指令値paθにX軸モータの回転位置px、Y軸モータの回転位置pyおよびθ軸モータの回転位置pθが、夫々追従するようX軸モータ53、Y軸モータ56およびθ軸モータ58が駆動され、位置決め対象のワークの位置が位置目標値prefに一致し、位置決めが達成されることになる。なお、位置決め動作が終了したときのX軸およびY軸モータの回転位置px、pyは、前記ワークの位置が位置目標値prefに一致したときのX軸およびY軸モータ回転値pa’=(pax’,pay’)に一致する。
制御部41が、ワークの位置目標値prefおよび角度目標値θrefを生成する。これらの値を生成する方法は、図1に示すように制御部41が外部から取得する方法、またはプログラム等により駆動制御装置40の内部で生成する方法などを用いることができる。また、これらの値は、図7のフローチャートの動作において常に固定である。
撮像開始位置psをカメラ位置pcamとし、一定速度V=0として、位置決め装置10にて位置決め動作を行う(つまり、駆動制御装置40によって、位置決め対象を静止中に撮像して前記位置決め対象の位置が目標位置になるように制御する)。なお、撮像開始位置psをカメラ位置pcamとし、一定速度Vを0としているため、一度、テーブル51をカメラ位置pcamに静止させてから、カメラ60でテーブル51を撮像する動作になる。また、一定速度V=0としているため、補正パラメータtpの値がどのような値であっても、位置決め動作には影響がない。また、撮像時のテーブル51の回転速度Vθも0とする。
前ステップで実行した位置決め動作が終了したときの、X軸およびY軸モータ53、6の回転位置である第1の回転位置に相当する、X軸およびY軸モータ回転指令値px、pyを駆動制御装置40内に設けた記憶装置(図示せず)に記憶する。ここで記憶したX軸およびY軸モータ回転指令値を、夫々pxS203、pyS203と記載する。
撮像開始位置psをカメラ位置pcam、一定速度Vを所望の値、撮像時の回転速度Vθを0、補正パラメータtpを適当な値にして、ステップS202と同じ初期位置から位置決め装置10にて位置決め動作を行う(つまり、駆動制御装置40によって、前記位置決め対象を移動中に撮像して前記位置決め対象の位置が前記目標位置になるように制御する)。ここで定めた補正パラメータの値をtp’=(tpx’,tpy’)と記載する。
前ステップで実行した位置決め動作が終了したときの、X軸およびY軸モータ53、6の回転位置である第2の回転位置に相当する、X軸およびY軸モータ回転指令値pxS205、pyS205を前記記憶装置に記憶し、ステップS202で実行した位置決め動作とステップS204で実行した位置決め動作との、X軸およびY軸の夫々の位置決め誤差ΔpxS205=pxS205−pxS203、ΔpyS205=pyS205−pyS203を算出して、位置決め誤差ΔpS205=(ΔpxS205,ΔpyS205)を求める。
前ステップで得られた位置決め誤差ΔpxS205およびΔpyS205、ならびに、前ステップのときに入力された一定速度V=(Vx、Vy)および補正パラメータtp’に基づき、補正パラメータの最適値topt=(toptx、topty)を計算する。
前ステップで計算された補正パラメータの値toptを、制御部41へ入力する。
と求めればよい。ここで、ΔpθS205は、ステップS202で得られる位置決め対象のワークが静止中に撮影した場合の位置決め動作が終了時のθ軸モータ回転指令値と、ステップS205で得られる前記ワークが動作中に撮影した場合の位置決め動作が終了時のθ軸モータ回転指令値との差、toptθは、θ軸の最適な補正パラメータ、tpθ’は、ステップS205で用いた補正パラメータの値である。
以下、この発明の実施の形態2による位置決め制御装置について図9および10を用いて説明する。この実施の形態と実施の形態1の位置決め制御装置20との差異は、補正パラメータtoptの決定方法である。実施の形態1では、位置決め対象のワークが静止中にカメラ60で撮影した場合の位置決め動作が終了時のX軸およびY軸モータ53、56の第1の回転位置の値と、前記ワークが動作中にカメラ60で撮影した場合の位置決め動作が終了時のX軸およびY軸モータ53、56の第2の回転位置の値と、カメラ60を用いて前記ワークを撮像したときの速度Vから最適な補正パラメータtoptを計算していたが、この実施の形態では、前記ワークが動作中にカメラ60を用いて撮像する場合の実験回数を増やし、最適な補正パラメータtoptを計算する。なお、図9および10おいて同じ記号の要素は図7および8と同じ動作を行うために説明を省略する。また、この実施の形態における位置決め動作は図3で表されるフローチャートを実行する点も実施の形態1と同じであるため、説明を省略する。
補正パラメータを(ステップS204)と異なる値にし、撮像開始位置psをカメラ位置pcam、一定速度Vを所望の値として位置決め動作を行う(つまり、駆動制御装置40によって、前記位置決め対象を移動中に撮像して前記位置決め対象の位置が前記目標位置になるように制御する)。ここで定めた補正パラメータの値をtp” =(tpx”、tpy”)(≠tp’)と記載する。また、撮像時の回転速度Vθも0とする。
前ステップで実行した位置決め動作が終了したときの、X軸およびY軸モータ53、6の回転位置である別の第2の回転位置に相当する、X軸、Y軸モータ回転指令値pxS207’、pyS207’を記憶し、前ステップで実行した位置決め動作との位置決め誤差ΔpxS207’=pxS207’−pxS203およびΔpyS207’=pyS207’−pyS203を計算する。
ステップS204で入力した補正パラメータtp’と、ステップS205で得られた位置決め誤差ΔpxS205およびΔpyS205と、ステップS206’で入力した補正パラメータtp”と、ステップS207’で得られた位置決め誤差ΔpxS207’およびΔpy207’とに基づき、補正パラメータの最適値toptを計算する。
計算された補正パラメータの値toptを制御部41へ入力する。
と求めればよい。ここで、Δpθ207’は、ステップS202で得られる前記ワークが静止中に撮影した場合の位置決め動作が終了時のθ軸モータ回転指令値とステップS207’で得られる前記ワークが動作中に撮影した場合の位置決め動作が終了時のθ軸モータ回転指令値との差であり、tpθ”は、ステップS207’で用いた補正パラメータの値である。
以下、この発明の実施の形態3による位置決め制御装置20について説明する。この実施の形態と実施の形態1および2の位置決め制御装置の差異は、実施の形態1および2の位置決め制御装置が、位置決め対象のワークの位置と姿勢の両方を制御しているのに対し、この実施の形態における位置決め制御装置は、前記ワークの位置のみを制御する点にある。
以下、この発明の実施の形態4による位置決め装置について説明する。この実施の形態では、図11に示すように、位置決め装置10がシーケンス制御装置80を有している。これ以外は、実施の形態1または2と同様なので、説明を省略する。このシーケンス制御部80は、位置決め制御装置20の駆動制御装置40(より具体的には制御部41)へ、上述の第1の回転位置および第2の回転位置を取得する動作を行うためのシーケンスの指令を与える。つまり、駆動制御装置40は、予めシーケンスを制御する手段であるシーケンス制御装置80の指令に基づいて第1の回転位置および第2の回転位置を取得する動作を行う。
Claims (6)
- カメラによる位置決め対象の撮像が終了した時刻が特定できる撮像時刻特定信号を出力し、且つ前記撮像された画像を処理して前記位置決め対象の検出位置を特定して出力する画像処理装置、および前記撮像時刻特定信号と前記検出位置と前記位置決め対象を移動させるモータの回転位置とを取得し、前記撮像時刻特定信号が取得された時刻における前記回転位置から所定時間前の前記回転位置を計算し、この計算値と前記検出位置と位置決め対象の目標位置とに基づき、前記位置決め対象の位置が前記目標位置になるように前記モータを制御する駆動制御装置を備え、
前記位置決め対象を静止中に撮像して前記位置決め対象の位置が前記目標位置になるように前記駆動制御装置によって前記モータを制御した場合の前記モータの第1の回転位置と、前記位置決め対象を移動中に撮像して前記駆動制御装置によって前記位置決め対象の位置が前記目標位置になるように前記モータを制御した場合の前記モータの第2の回転位置とを予め取得し、前記所定時間を前記第1の回転位置と前記第2の回転位置とに基づいて決定することを特徴とする位置決め制御装置。 - 第2の回転位置と第1の回転位置との差分から位置決め誤差を求め、前記位置決め誤差と位置決め対象の移動速度に関する情報から位置決め誤差が最小となる補正パラメータを決定することを特徴とする請求項1記載の位置決め制御装置。
- 位置決め対象を移動中に撮像して前記位置決め対象の位置を前記目標位置になるように制御する動作を複数回おこなうことで、前記動作毎の位置決め誤差と補正パラメータとの複数の組を予め取得し、所定時間を前記複数の組に基づいて決定することを特徴とする請求項2に記載の位置決め制御装置。
- 位置決め対象が載るテーブルと、このテーブルを駆動するモータと、前記テーブルのテーブル角度を検出する検出器とを有するステージをさらに備え、
駆動制御装置は、前記検出器により検出された前記テーブル角度と画像処理装置により検出された前記位置決め対象の角度とに基づいて、前記位置決め対象が、外部から入力される又は内部で生成される前記位置決め対象の角度目標値となるように、前記テーブル角度を制御することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の位置決め制御装置。 - 駆動制御装置は、予め、シーケンスを制御する手段の指令に基づいて第1の回転位置および第2の回転位置を取得する動作を行うことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の位置決め制御装置。
- 請求項1〜5のいずれかに記載の位置決め制御装置、
位置決め対象を含む画像を撮影して画像処理装置へ出力するカメラ、
および、前記位置決め対象が載るテーブルと、このテーブルを駆動するモータと、前記テーブルの位置を検出する検出器とを有するステージを備えた位置決め装置。
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