JP5416292B1 - フロート式止水扉 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】設置対象となる建築建造物の入り口前面下に設けた水槽Cと、ガイド柱2と、止水扉本体1と、該扉がガイド柱にそってスムーズに上下できるように配置されたベアリング又はローラー7から構成され、上部フロート5と下部フロート6の浮力、カウンターウエイト15の重量を的確に設定する事により、重量に制限されない必要な強度を確保した扉を使用する事ができ、水槽内に水が流入し水槽内の水位に応じて扉が上昇し止水する場合や、水槽外の水位に応じて扉が上昇ながら止水する場合など、止水扉の浮上開始水位を任意で設定し、どちらの場合も水位の上昇に合わせて扉も上昇し、水位が下がる事により扉も下降する。
【選択図】図5b
Description
図1aと図1bの止水扉本体1の上部に設置されたステップ部3の上面が地上面Eと同じ高さになるように水槽Cに格納されていて、水が流入し水槽Cに設けた排水孔Dにより通常は排水されるが、排水能力を上回り水槽Cの内の水位が上昇し図a1と図1bのいずれかの浮上開始位置1F1以上の水位で上部フロート5によって止水扉本体1は止水しながら水位と共に上昇下降することで施設内部Aを水が侵入する事から守り、水位上昇速度が遅い場合や上昇水位が低い場合や完全に閉鎖する事を必要としない施設への設置や水位上昇中に避難者等が出入りする事を想定し使用される。
図2aと図2bの止水扉本体1の上部に設置されたステップ部3の上面が地上面Eと同じ高さになるように水槽Cに格納されていて、水が流入し水槽Cに設けた排水孔Dにより通常は排水されるが、排水能力を上回り水槽Cの内の水位が上昇し図2aと図2bのいずれかの浮上開始位置2F2を超える水位で下部フロート6によって止水扉本体1を浮上させて、水槽Cが満水になる前に完全に浮上する事で施設内部Aを水害から守り、水位上昇速度が速くて短時間で大量の水が押し寄せてくる事を想定し、完全に閉鎖する事を必要としない施設へ使用され、浮上待機状態の止水扉本体1は、浮上開始位置2F2以上の水位で下部フロート6の浮力で容易に浮上する。
図3aと図3bの止水扉本体1の上部に設置されたステップ部3の上面が地上面Eと同じ高さになるように水槽Cに格納されていて、水が流入し水槽Cに設けた排水孔Dにより通常は排水されるが、排水能力を上回り水槽Cの内の水位が上昇し図3aと図3bのいずれかの浮上開始位置1F1以上の水位で上部フロート5によって止水扉本体1は止水しながら水位と共に上昇下降し、図3cの施設入り口の最高部B1を超える図3cと図3dの水位3Hcでも施設内部Aを水害から守り、水没や相当の水位上昇が想定される場合に使用される。
図4aと図4bの止水扉本体1の上部に設置されたステップ部3の上面が地上面Eと同じ高さになるように水槽Cに格納されていて、水が流入し水槽Cに設けた排水孔Dにより通常は排水されるが、排水能力を上回り水槽Cの内の水位が上昇し浮上開始位置2F2を超える水位で下部フロート6によって止水扉本体1を浮上させて、水槽Cが満水になる前に完全に閉鎖する事で施設内部Aを水害から守り、迅速に閉鎖する事で水位上昇速度が速くて短時間で大量の水が押し寄せてくる事や、水没や相当の水位上昇に対応し、浮上待機状態の止水扉本体1は、浮上開始位置2F2以上の水位で下部フロート6の浮力で容易に浮上する。
図5aと図5bの止水扉本体1の上部に設置されたステップ部3の上面が地上面Eと同じ高さになるように水槽Cに格納されていて、水が流入し水槽Cに設けた排水孔Dにより通常は排水されるが、排水能力を上回り水槽Cの内の水位が上昇し浮上開始位置1F1以上の水位で上部フロート5によって止水扉本体1は止水しながら水位と共に上昇下降することで施設内部Aを水害から守り、重量扉を必要とし水位上昇速度が遅い場合や上昇水位が低い場合や完全に閉鎖する事を必要としない施設への設置や水位上昇中に避難者等が出入りする事を想定し使用される。
図6aと図6bの止水扉本体1の上部に設置されたステップ部3の上面が地上面Eと同じ高さになるように水槽Cに格納されていて、水が流入し水槽Cに設けた排水孔Dにより通常は排水されるが、排水能力を上回り水槽Cの内の水位が上昇し浮上開始位置2F2を超える水位で下部フロート6によって止水扉本体1を浮上させて、水槽Cが満水になる前に完全に浮上する事で施設内部Aを水害から守り、重量扉を必要とし水位上昇速度が速くて短時間で大量の水が押し寄せてくる事を想定し、完全に閉鎖する事を必要としない施設へ使用される。
図7aと図7bの止水扉本体1の上部に設置されたステップ部3の上面が地上面Eと同じ高さになるように水槽Cに格納されていて、水が流入し水槽Cに設けた排水孔Dにより通常は排水されるが、排水能力を上回り水槽Cの内の水位が上昇し浮上開始位置1F1以上の水位で上部フロート5によって止水扉本体1は止水しながら水位と共に上昇下降する事で施設内部Aを水害から守り、重量扉を必要とし水没や相当の水位上昇が想定される場合に使用される。
図8aと図8bの止水扉本体1の上部に設置されたステップ部3の上面が地上面Eと同じ高さになるように水槽Cに格納されていて、水が流入し水槽Cに設けた排水孔Dにより通常は排水されるが、排水能力を上回り水槽Cの内の水位が上昇し浮上開始位置2F2を超える水位で下部フロート6によって止水扉本体1を浮上させて、水槽Cが満水になる前に完全に閉鎖する事で施設内部Aを水害から守り、重量扉を必要とし水位上昇速度が速くて短時間で大量の水が押し寄せてくる事を想定し迅速に閉鎖する。
また、日常的に、人の出入りが多い施設では水位上昇に合わせ止水扉が上昇する作動設定が適し、地下鉄出入り口や地下施設などに利用できる。
また、カウンターウエイトを使用する止水扉は重量に制限がないため必要な強度を十分に確保できて、止水扉の全幅全高も自由に設計できる事から、大型施設や重要施設や発電所や工場倉庫の出入り口などに設置し対水没を考慮したシステムで内部設備や人命を守るために利用できる。
また、人や車両の通行の妨げにならず浸水する場合にのみ作動するため様々な施設や工場などの建造物や通路などに利用できる。
また、海岸沿線や河川付近や低地にある公共施設や公民館や工場倉庫に水没する事を想定した対水施工をして本発明のフロート式止水扉を設置する事により、津波や洪水発生時に内部の設備や資産を守る事と緊急避難所として利用できる。
また、通常利用している多くの施設が利用する事ができるために別に避難所を建設する必要がなく、現在ある多くの施設が設置対象となるので対費用効果に優れていて比較的短工期で設置する事ができるために短期間に多くの場所に難施設を設ける事ができる。
また、基本設計を同じくした複数の設定方法が実施できるシステムであるため製品としてある程度の規格化が可能となるので生産コストが低く抑えられる。
また、作動は人による操作が必要ないため作業員の人命も守られ避難活動や避難誘導活動などを集中して遂行できるようになるため、水害避難システムの一環として考えると、短時間に効率よく避難活動が行えるため本考案のフロート式止水扉による防水システムとしての利用可能生は大と解する。
1a 平面部材
2 ガイド柱
3 ステップ部
4a シール部材a
4b シール部材b
5 上部フロート
6 下部フロート
7a メインガイドローラー
7b メインガイドローラー
8a 横方向ガイドローラー
8b 横方向ガイドローラー
9 補助ローラー
11 メイン滑車
12 ワイヤ角度補正用補助滑車
13 ワイヤ
14 ワイヤ取り付け部材
15 カウンターウエイト
16 カウンターウエイトガイド柱
17 防水カバー
18 グレーキング
19 施設屋根部
21 下部ストッパー
22 上部ストッパー
A 施設内部
B 施設側壁
B1 施設入り口の最高部
C 水槽
D 配水管
E 地表面
G 柱
Ha 水面1
Hb 水面2
Hc 水面3
J 水流1
K 水流2
F1 浮上開始位置1
F2 浮上開始位置2
Fa 止水扉の前面側
Ba 止水扉の背面側
Fb 設置位置の前方
Bb 設置位置の後方
Claims (5)
- 地表面下に設けた排水機能を有する水槽と、当該水槽内に立する一対のガイド柱と、当該ガイド柱に沿って昇降する止水扉を有し、止水扉の下部に下部フロートを、止水扉の上部に上部フロートをそれぞれ設け、水が前記水槽内に流入し排水能力を超えると、前記止水扉が、設定された浮上開始位置に応じて、前記下部フロートあるいは上部フロートの浮力により、水位とともに上昇しながら止水し、水位が下降するとともに下降し格納される、ことを特徴とする自然作動のフロート式止水扉システム。
- 地表面下に設けた排水機能を有する水槽と、当該水槽内に立する一対のガイド柱と、当該ガイド柱に沿って昇降する止水扉を有し、止水扉の下部に下部フロートを、止水扉の上部に上部フロートをそれぞれ設け、前記一対のガイド柱の少なくとも一方の上部側に滑車を設け、当該滑車を介して一方を前記止水扉に固定し他方にカウンターウエイトを吊るし、水が前記水槽内に流入し排水能力を超えると、前記止水扉が、設定された浮上開始位置に応じて、前記下部フロートあるいは上部フロートの浮力とにより、水位とともに上昇を開始し、前記カウンターウエイトの重量により、上昇を補強しながら止水し、水位が下降するとともに下降し格納される、ことを特徴とする自然作動のフロート式止水扉システム。
- 上部フロート及び下部フロートの浮力をそれぞれ設定することで、止水扉の浮上開始位置を上部フロート又は下部フロートのどちらかの位置に設定できることが特徴の請求項1に記載のフロート式止水扉システム。
- 上部フロート及び下部フロートの浮力をそれぞれ設定することで、止水扉の浮上開始位置を上部フロート又は下部フロートのどちらかの位置に設定できることが特徴の請求項2に記載のフロート式止水扉システム。
- ガイド柱と止水扉を傾斜させて形成し、当該止水扉の前面をせり上がった水流が、止水扉に設けたステップ部を押し上げることで、水圧や水流の影響で作動不良になる事を防ぎ、安定して作動する事が特徴の請求項1あるいは請求項2のいずれかに記載のフロート式止水扉システム。
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