JP5414645B2 - レーザ加工装置 - Google Patents
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Description
レーザ光を被加工材に向けて照射するための加工ヘッドと、
被加工材を加工ヘッドに対して相対移動させるための移動機構と、
レーザ加工時に、被加工材より発生する放射光を検出するための複数の光センサとを備え、
加工ヘッドの内部には、異なる焦点位置を有する加工レンズが装着可能であり、
光センサは、使用する加工レンズの焦点距離に応じて異なる位置に配置されていることを特徴とする。
図1と図2は、本発明の実施の形態1を示す構成図であり、図1は長焦点の加工レンズを使用した場合を示し、図2は短焦点の加工レンズを使用した場合を示す。レーザ加工装置は、レーザ発振器(不図示)から伝送光学系を経由して供給されるレーザ光1を被加工材11に向けて照射するための加工ヘッド7と、被加工材11を所望の方向に移動したり、所望の位置に位置決めするための加工ステージ10などで構成される。ここで、理解容易のため、加工ステージ10の戴置面の法線方向をZ方向とし、Z方向の直交方向をX方向およびY方向とする。
図4は、本発明の実施の形態2を示す構成図であり、長焦点の加工レンズ8を使用した場合と短焦点の加工レンズ9を使用した場合を重ねて表示している。
図6は、本発明の実施の形態3を示す構成図である。レーザ加工装置は、実施の形態1,2の構成において、信号処理部21と、記憶部22と、判定部23などをさらに備える。ここでは、3つの光センサ31〜33を設けた場合を例示する。
図7は、本発明の実施の形態4を示す構成図である。レーザ加工装置は、実施の形態1,2の構成と同様な構成を有するが、多数の光センサをレーザ光の光軸2に対して平行な同一直線上に配置してラインセンサ41を構成している。こうしたラインセンサ41を使用することによって、放射光4の強度分布をより高い空間分解能で検出することが可能になる。
図9は、本発明の実施の形態5を示す構成図である。レーザ加工装置は、実施の形態1,2と同様な構成を有するが、同一直線上に配置された複数の光センサを有する光検出部53,54が、加工レンズの光軸55を中心とした同一円周上に複数配置されている。
図13は、本発明の実施の形態6を示す構成図である。レーザ加工装置は、実施の形態1,2と同様な構成を有するが、同一直線上に配置された複数の光センサを有する光検出部61が、光スポットが相対移動する加工方向(例えば、−Y方向)に対して後方から加工点3を望む方向に配置されている。
図14は、本発明の実施の形態7を示す構成図である。レーザ加工装置は、実施の形態1,2と同様な構成を有するが、同一直線上に配置された複数の光センサを有する光検出部61〜63が、加工レンズの光軸55を中心とした同一円周上に複数配置されており、複数の光検出部61〜63の少なくとも1つは、光スポットが相対移動する加工方向に対して後方から加工点3を望む方向に配置されている。
図20と図21は、本発明の実施の形態8を示す構成図である。レーザ加工装置は、実施の形態1,2と同様な構成を有するが、同一直線上に配置された複数の光センサを有する光検出部71,72が、レーザ光1の光軸2に対して加工点3を望む方向に傾斜して配置されている。
図22は、本発明の実施の形態9を示す構成図である。レーザ加工装置は、実施の形態1,2と同様な構成を有するが、同一直線上に配置された複数の光センサを有する光検出部71が、レーザ光1の光軸2に対して加工点3を望む方向に傾斜して配置されているとともに、加工ヘッド7は中空のハウジングを有し、ハウジングの内壁にはレーザ光1の光軸2に対して傾斜した溝7aが形成され、溝7aの中に光検出部71が埋め込まれている。
図23は、本発明の実施の形態10を示す構成図である。レーザ加工装置は、実施の形態9と同様な構成を有するが、光検出部71の受光面前方に窓部材81を設けている。窓部材81は、被加工材からの放射光4の波長に対して高い透過率を有する材料で形成されており、加工ヘッド7のハウジング内壁に沿うように設置される。
7 加工ヘッド、 7a 溝、 8,9 加工レンズ、 10 加工ステージ、
11被加工材、 21 信号処理部、 22 記憶部、 23 判定部、
31,32,33 光センサ、 34 光検出部、 41 ラインセンサ、
51 反射光の光軸、 52 加工ヘッドの中心軸、 53,54 光検出部、
55 加工レンズの光軸、 61,62,63 光検出部、 64 切断フロント、
71,72 光検出部、 81 窓部材。
Claims (12)
- レーザ光を被加工材に向けて照射するための加工ヘッドと、
被加工材を加工ヘッドに対して相対移動させるための移動機構と、
レーザ加工時に、被加工材より発生する放射光を検出するための複数の光センサとを備え、
加工ヘッドの内部には、異なる焦点位置を有する加工レンズが装着可能であり、
光センサは、使用する加工レンズの焦点距離に応じて異なる位置に配置されていることを特徴とするレーザ加工装置。 - 光センサは、被加工材を照射するレーザ光の光軸に対して垂直で、加工点を含む平面からの距離が異なる位置に配置されていることを特徴とする請求項1記載のレーザ加工装置。
- 光センサは、レーザ光の光軸に対して平行な同一直線上に配置されていることを特徴とする請求項2記載のレーザ加工装置。
- 各光センサからの信号を処理して、放射光の強度分布を検出するための信号処理部と、
実際の加工状態と、放射光の強度分布との対応関係を記憶するための記憶部と、
記憶部に予め登録した良好切断時の基準値と、実際のレーザ加工時に取得した放射光の強度分布とを比較して、加工状態の良否判定を行う判定部とをさらに備えることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のレーザ加工装置。 - 光センサは、同一直線上に複数配置されてラインセンサを構成していることを特徴とする請求項3記載のレーザ加工装置。
- 同一直線上に配置された複数の光センサを有する光検出部が、加工レンズの光軸を中心とした同一円周上に複数配置されていることを特徴とする請求項1記載のレーザ加工装置。
- 同一直線上に配置された複数の光センサを有する光検出部が、加工方向に対して後方から加工点を望む方向に配置されていることを特徴とする請求項1記載のレーザ加工装置。
- 複数の光検出部の少なくとも1つは、加工方向に対して後方から加工点を望む方向に配置されていることを特徴とする請求項6記載のレーザ加工装置。
- 同一直線上に配置された複数の光センサを有する光検出部が、レーザ光の光軸に対して加工点を望む方向に傾斜して配置されていることを特徴とする請求項1記載のレーザ加工装置。
- 加工ヘッドは、中空のハウジングを有し、
ハウジングの内壁には、レーザ光の光軸に対して傾斜した溝が形成され、
溝の中に、光検出部が埋め込まれていることを特徴とする請求項9記載のレーザ加工装置。 - 光検出部の前方には、窓部材が設けられることを特徴とする請求項10記載のレーザ加工装置。
- 窓部材は、被加工材で反射して光検出部に入射する反射光を減衰させる機能を有する請求項11記載のレーザ加工装置。
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