JP5402503B2 - 回転電機の固定子又は回転子のコイル成形装置 - Google Patents
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Description
請求項3の発明は、請求項1、又は、2の発明において、前記第1金型(1)、前記第2金型(2)、又は、前記第3金型(3)のいずれかが、X軸方向に固定されていることを特徴とする。
請求項2に係わる第1の実施形態では、請求項1の第2カムフォロア48’は、第1カムフォロア48と一致しており、第1カムフォロア48は、第1カム溝44と第2カム溝45に同時に案内されるようになっている。第2カムフォロア48’が、第1カムフォロア48と別体のものは、第2、第3の一実施形態において後述する。(後述の図11、12参照。)
図5は、本発明の一実施形態の概略を説明する説明図である。(a)は、コイルエンドの成形が終了した段階の説明図であり、(b)は、90度の曲げが終了した段階の説明図である。図6は、本発明の一実施形態の平面図である。図7は、本発明の一実施形態の立面図である。(a)は、コイルエンドの成形が終了した段階の立面図であり、(b)は、90度の曲げが終了した段階の立面図である。
図5〜8において、5台の金型(第1金型1、第2金型2、・・・、第5金型5)を用いた場合の説明図で、本発明の一実施形態の概略を説明する。金型の台数は5台に限らず、製造すべきコイルの形状に応じて任意に設定することができる。ここでは、説明のため5台の金型で以下説明する。図5、6において、便宜上、上下方向をY軸、水平方向をX軸とする。X−Y軸を平面上で設定しても良い(図5の状態が水平面で発生する)。
ここで、本発明の一実施形態では第1金型をベースに固定し、第2金型を第1金型方向、すなわち図5で左進行方向に寄せて、90度曲げを実施しているが、これに限定されるものではない。第3金型を固定して、右進行方向に寄せて実施しても良く、さらには、中間型(第2金型)をベースに固定し両サイドから90度曲げを実施しても良い。したがって、請求項3に示すように、第1金型1、第2金型2、又は、第3金型3のいずれかが、X軸方向に固定されていれば良い。
既に述べたように第1金型はベースに固定されている。第1カム板41は、第1金型に連結固定されており、第1カム溝44が設けられている。第3金型には、第2カム板42が連結固定されており、第2カム溝45、第3カム溝46が設けられている。第5金型には、第3カム板43が連結固定されており、第4カム溝47が設けられている。
第2、4金型には、それぞれ、第1カムフォロア48、第3カムフォロア49が連結固定されている。
本発明の一実施形態の作動を説明すると次のようになる。
まず、コイル30となる線材を金型1〜5にセットする(図9(a)参照)。
次に、それぞれの金型で、パンチ及びダイ(上型、下型)が前進し、先端部の階段状の成形を行う(図9(b)参照)。
次に、各駆動部により金型を水平方向の前進、上下方向の降下を同時に行う(図9(c)参照)。この際、コイル30は、カム溝に倣って、1つのコイル凹部の左辺は右回りに右辺は左回りで曲げられる。
横移動アクチュエータ50が途中で作動して、それぞれ金型が動作端まで達したら加工が終了となる。パンチ及びダイを後退させ、成形されたコイル30を取出す。
図6の第1金型には、コイル30が徐々に曲げられる様子が表示されている。図6の第1金型で、下型の右角部を拡大した図が、図10に表示されている。下型の右角部は半径Rの円弧で丸みを持って成形加工がなされるように構成されている。このため、第1カム溝44(第2カム溝45等においても同様)のカムプロフィールの一部がインボリュート曲線で構成されており、コイル30の90度曲げ加工末期が、インボリュート曲線で案内され、曲げストレスが掛からないようになされている。このインボリュート曲線部分を、円弧で近似して、カム溝のプロフィールを曲率の異なる円弧で構成しても良い。
本発明の上記一実施形態では、コイルエンド31が段差のあるものであったが、段差のない山形のコイルエンド33の成形加工の場合であっても、上記一実施形態と同様にして成形加工をすることができる。また、金型の数が5台の場合で上記一実施形態を説明したが、コイル30の凹凸の必要形状に応じて、適宜の金型数が選択される。
第1の実施形態においては、第1カムフォロア48に、それぞれ、第1のカム溝44用のローラと第2のカム溝45用のローラを同軸上で個別に設けて、それぞれが、右回りと左回りに独立してフリーに回転可能にすると良い。
第1の実施形態との相違点について説明する。図12に示すように、第2金型2には、第2カム板42が連結している。第2金型がY軸方向に駆動されると、第2カム溝45は、第3金型2に連結した第2カムフォロア48’を案内して、第3金型をX軸方向に引き寄せる。第1カム板と第2カム板を重ねない方式で、第1カム溝44と第2カム溝45を、個別のカムフォロア48、48’で案内することにより、コイルにストレスを掛けることなく成形をすることができる。
10 固定子コイル
12 固定子コア
20 固定子巻線
30 コイル
31、33 コイルエンド
32 直線部
41〜43 第1〜3カム板
44〜47 第1〜4カム溝
401 回転電機
Claims (6)
- 長尺の線材を曲げて、コイルエンド(31、33)と直線部(32)を交互に成形して凹凸形状のコイル(30)を成形するコイル成形装置であって、
該コイル成形装置は、それぞれ前記コイルエンド(31、33)を成形加工する、順に並んだ第1金型(1)、第2金型(2)、及び、第3金型(3)と、
第1金型(1)と第2金型(2)のいずれか一方に連結した、少なくとも第1カム溝(44)が設けられた第1カム板(41)と、他方に連結した第1カムフォロア(48)と、
第2金型(2)と第3金型(3)のいずれか一方に連結した、少なくとも第2カム溝(45)が設けられた第2カム板(42)と、他方に連結した第2カムフォロア(48’)と、を具備するコイル成形装置において、
前記第1金型(1)、及び、前記第3金型(3)は、X軸方向に移動自在であり、前記第2金型(2)は、X軸方向、及び、Y軸方向に移動自在であり、
前記第2金型(2)がY軸方向に駆動されることにより、前記第1カムフォロア(48)が第1カム溝(44)に案内されて、前記第1金型(1)と前記第2金型(2)との間で、前記コイル(30)を90度曲げ加工して、前記直線部(32)を成形すると共に、前記第2カムフォロア(48’)が第2カム溝(45)に案内されて、前記第2金型(2)と前記第3金型(3)との間で、前記コイル(30)を90度曲げ加工して、前記直線部(32)を成形することを特徴とするコイル成形装置。 - 前記第1金型(1)には、第1カム板(41)が連結し、前記第2金型(2)には、第1カムフォロア(48)が連結し、前記第3金型(3)には、第2カム板(42)が連結し、第2カムフォロア(48’)は第1カムフォロア(48)と一致しており、第1カムフォロア(48)は、第1カム溝(44)と第2カム溝(45)に同時に案内されることを特徴とする請求項1に記載のコイル成形装置。
- 前記第1金型(1)、前記第2金型(2)、又は、前記第3金型(3)のいずれかが、X軸方向に固定されていることを特徴とする請求項1、又は、2に記載のコイル成形装置。
- 前記第1金型(1)、又は、第3金型(3)のいずれかが、前記第1カム板(41)、又は、前記第2カム板(42)を介して、X軸方向に駆動されることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載のコイル成形装置。
- 前記第1カム溝(44)、又は、前記第2カム溝(45)が円弧状であることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載のコイル成形装置。
- 前記第1カム溝(44)、又は、前記第2カム溝(45)のカムプロフィールの一部がインボリュート曲線で構成されており、前記コイル(30)の90度曲げ加工末期が、前記インボリュート曲線で案内されることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載のコイル成形装置。
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