JP5489375B2 - 基板処理装置、基板処理装置の表示方法及び半導体装置の製造方法。 - Google Patents
基板処理装置、基板処理装置の表示方法及び半導体装置の製造方法。 Download PDFInfo
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Description
例えば、特許文献1には、ウェーハボートを表示させる基板処理装置において、ボートのスロット情報に基づいてウェーハボート上の各ウェーハを種類別に色分けすることがなされている。
しかしながら、ボートの全体的なウェーハの移載状況を確認する画面と、ウェーハの詳細情報を確認する画面と、異常があったウェーハを取り除く画面とが別々の画面となっていたので、使い勝手が悪かった。
特に、異常が発生したウェーハを取り除く場合、その取り除く処理の指定や取り除いた後の異常解除処理の指定を基板の移載状況や基板の詳細情報を表示する画面で行い、その結果を基板の移載状況や基板の詳細情報を表示する画面に反映させることにある。
図1及び図2に示すように、基板処理装置100には、ウェーハキャリアとしてフープ(基板収容器。以下ポッドという。)110が用いられる。基板処理装置100の筐体111の正面壁111aの正面前方部には、メンテナンスを可能とするための開口部として正面メンテナンスロ103が開設される。正面メンテナンスロ103には、これを開閉するため正面メンテナンス扉104、104がそれぞれ建て付けられている。
筐体111の正面壁111aにはポッド搬入搬出口(基板収容器搬入搬出ロ)112が筐体111の内外を連通するように開設されている。ポッド搬入搬出口112はフロントシャッタ(基板収容器搬入搬出口開閉機構)113によって開閉されるようになっている。
ポッド110はロードポート114上に工程内搬送装置(図示せず)によって搬入され、かつまた、ロードポート114上から搬出されるようになっている。
筐体111内の前後方向の略中央部には、回転式ポッド棚(基板収容器載置台棚)105が設置されている。
回転式ポッド棚105は複数個のポッド110を保管するように構成されている。すなわち、回転式ポッド棚105は垂直に立設されて水平面内で間欠回転される支柱116と、支柱116に上中下段の各位置において放射状に支持された複数枚の棚板(基板収容器載置台)117とを備えており、各棚板117はポッド110を複数個宛それぞれ載置した状態で保持するように構成される。
ポッドオープナ121はポッド110を載置する載置台122と、ポッド110のキャップ(蓋体)を着脱するキャップ着脱機構(益体着脱機構)123とを備えている。ポッドオープナ121は、載置台122に載置されたポッド110のキャップをキャップ着脱機構123によって着脱することにより、ポッド110のウェーハ出し入れ口を開閉するように構成される。
図3に示すように、ウェーハ移載装置125aには、ウェーハ200の移載状態を検知するためウェーハ異常検出装置400が取り付けられている。ウェーハ異常検出装置400は、例えば、図3に示されるように、ウェーハ移載装置125aの両側部に回転可能に取り付けられた一対の検知アーム401,401と、一対の検知アーム401,401を回転駆動させるためのアクチュエータ(図示せず)とから構成されており、ウェーハ200の移載情報を、一対の検知アーム401,401に取り付けられたセンサSにより検出する。センサSは、例えば、受発光センサを含む遮光センサによって構成される。
これら、ウェーハ移載装置エレベータ125b及びウェーハ移載装置125aの連続動体により、ウェーハ移載装置125aのツイーザ(基板保持体)125cをウェーハ200の載置部として、ボート(基板保持具)217に対してウェーハ200の装填(チャージ)及び脱装(ディスチャージ)するように構成されている。
移載室124の後側領域には、ボート217を収容して待機させる待機部126が構成される。
待機部126の上方には、処理炉202が設けられ、処理炉202の下端部は、炉ロシャッタ(炉口開閉機構)147により開閉されるように構域される。
ボートエレベータ115の昇降台に連結された連結具としてのアーム128には、蓋体としてのシールキャップ219が水平に据え付けられる。
シールキャップ219はボート217を垂直に支持し、処理炉202の下端部を閉塞可能なように構成される。ボート217は複数のウェーハ200を多段に支持するためのスロット(溝)を有する複数本の保持部材を備えており、複数枚(例えば、50〜200枚程度)のウェーハ200を、その中心を揃えて垂直方向に整列させた状態で、それぞれボート217のスロットに水平に保持するように構成されている。
ポッド110がロードポート114に供給されると、ポッド搬入搬出口112がフロントシャッタ113によって開放され、ロードポート114の上のポッド110はポッド搬送装置118によって筐体111の内部にポッド搬入搬出口112から搬入される。
この際、ポッドオープナ121のウェーハ搬入搬出口120はキャップ着脱機構123によって閉じられており、移載室124にはクリーンエア133が流通され、充満されている。例えば、移載室124にはクリーンエア133として窒素ガスが充満することにより、酸素濃度が20ppm以下と筐体111の内部(大気雰囲気)の酸素濃度よりも遥かに低く設定される。
ポッド110がポッドオープナ121によって開放されると、ウェーハ200はポッド110からウェーハ移載装置125aのツイーザ125cによってウェーハ出し入れ口を通じてピックアップされ、図示しないノッチ合わせ装置135にてウェーハ200を整合した後、移載室124の後方にある待機部126へ搬入され、ボート217に装填される(チャージ)。
ボート217にウェーハ200を受け渡したウェーハ移載装置125aはポッド110に戻り、次のウェーハ200をボート217に装填する。
処理後は、図示しないノッチ合わせ装置135でのウェーハ200の整合工程と、ボート217のアンロード後のウェーハ200の異常検出工程を除き、概上述の逆の手順で、ウェーハ200及びポッド110が機外、すなわち、筐体111の外部に払い出される。
ウェーハ割れが検出された場合は、前記ウェーハ移載装置125aによって移載状態が異常のウェーハ(以下、異常ウェーハという)及び周辺ウェーハがポッド110とは別の搬送容器にチャージされる。
この後、割れのない正常なウェーハ200がポッド217からディスチャージされ、それぞれ機外に搬出される。
基板処理システム300には、管理用もしくは解析用コンピュータ302が設けられ、基板処理装置100にプロセスモジュールコントローラ(以下、PMC:Process Module Controllerという)310が設けられる。PMC310は通信のためLANなどの通信回線304を介して管理用もしくは解析用コンピュータ302に接続される。一般的に、管理用コンピュータ302は、複数の基板処理装置100の運用管理を行い、解析用コンピュータ302は、複数の基板処理装置100から送信されるデータを解析するために用いられ、一般的に、クリーンルーム外に設置される。
同図に示すように、コントローラは、主制御部312、副制御部314を有して構成されており、主制御部312は、入出力装置306、CPU316と、記憶手段としての記憶部317と、管理用もしくは解析用コンピュータ302とのデータの送受信を行う送受信処理部322と、CPU316と副制御部314とのI/O制御を行うI/O制御部324とで構成される。なお、管理用もしくは解析用コンピュータ302の構成は、主制御部312と略同じである。
参照データとしては、各ウェーハ200のウェーハ個別情報、ウェーハ種別情報、ウェーハ移載情報、ウェーハ移載状態の補正情報が格納される。
ここで、ウェーハ個別情報とは、例えば、ウェーハ200のロット番号を示すロットID、ポッド110のスロット挿入位置を示すボートスロットNo、ボート217の指定するボート217のスロットにウェーハ200を挿入させるためのボートスロットNo、ウェーハ種別を含む複数の情報を一組として編集された編集後のデータである。
また、ウェーハ種別情報とは、ウェーハの種別を表す情報、具体的には、生産ウェーハ、モニタウェーハ、サイドダミーウェーハ、補充ダミーウェーハ等のウェーハ種別を表す情報をいう。ウェーハ移載情報とは、各ウェーハ200の個別情報から得られたボート217上のウェーハ200の移載状態を表す情報をいう。
さらに、ウェーハ200の移載情報には、前記異常判定部351により判定された判定結果の情報が含まれる。この情報(ウェーハ200の異常情報)は、ウェーハの移載状態の正常又は異常に大別される。
移載状態が異常の場合には、ボート217のスロットに対するウェーハ200の挿入深さが浅く、ウェーハ200がボート217から飛出している状態(以下、ウェーハ飛出しという)、ウェーハ200に割れが生じている状態(以下、ウェーハ割れという)、指定されたボート217のスロットではなく別のボート217のスロットに挿入されている状態(以下、スロット違いという)、ウェーハ移載装置125a側にウェーハ200が取り残され、指定されたボート217のスロットが空スロットとなっている状態(以下、空スロットという)等の異常有りの状態を示す情報がある。正常の場合、異常無しの状態を示す情報がある。
また、ウェーハ200の移載状態の補正情報とは、ウェーハ200の移載情報のうち、異常の場合に、補正により修正した情報をいう。移載状態の補正は、移載状態をメンテナンスにより復旧した後、基板処理装置のハードウェア側のデータと、コントローラ側のシステム上のデータとを合わせこむために必要となる。
ボート217に保持されるウェーハ200が種別毎に画面上で区別するために色分け表示され、又、ボート217に保持されるウェーハ200に関する正常又は異常の移載状態(異常の有無)が画面上に表示される。また、ウェーハ移載状態の補正情報とは、移載状態が異常の場合、補正前(異常時)と補正後(異常解除後)とに区別して画面上に表示される。
また、ウェーハステータス画面G1には、後述するように、ウェーハ200の種別や移載状態を照会するための照会表示519が表示されるとともに、割れウェーハを取り除く処理の指定、飛出しウェーハの位置を修正するための操作の指定、割れウェーハを取り除いた後の解除処理の指定を行うためのボタンが表示される。
「Detect Info.」501のボートイメージ図では、正常な移載状態のウェーハイメージと、異常な移載状態のウェーハイメージとは色分けにより区別される。
また、「Info Correct」502のボートイメージ図では、補正の必要のない正常な移載状態のウェーハイメージと、補正により修正した移載状態の補正情報のウェーハイメージとが色分けより区別される。この場合、移載状態を補正した補正情報のウェーハイメージと、補正の必要のない正常な移載状態のウェーハイメージとは色分けにより区別される。
なお、「Detect Info.」501のボートイメージ図では、正常な移載状態のウェーハイメージには「Wafer Map」500のボートイメージ図で使用したウェーハ種別の色分けをそのまま適用し、異常な移載状態のウェーハイメージのみを区別可能な色に変更してもよい。このようにすると、「Detect Info.」501のボートイメージ図でどのスロットにどのような種別のウェーハが搭載されており、移載状態が異常なウェーハ200がボート217のどのスロットに存在しているかを把握することができる。
また、「Info Correct」502のボートイメージ図では、正常な移載状態のウェーハイメージに、「Wafer Map」500のボートイメージ図で使用したウェーハ種別の色分けをそのまま適用し、補正後のウェーハイメージの色を他の色と区別可能な色に変更するようにしてもよい。このようにすると、「Info Correct」502のボートイメージ図において、ウェーハ200の種別、移載状態及び移載状態の補正とが明確に把握される。又、「ウェーハ無し」は、初めからボート217のスロットにウェーハ200が挿入されていない場合を示す。更に、「Info Correct」502のボートイメージ図で使用した異常な移載状態のウェーハイメージをそのまま適用し、異常を解除する処理がされた補正後のウェーハイメージの色を他の色と区別するようにしてもよい。そうすると、異常ウェーハの復旧処理の進捗を把握しやすくなる。
ウェーハ移載状態の補正は、オペレータにより異常ウェーハのメンテナンスが実施された後に実行される。
表示制御部336は、移載状態が補正されると、記憶部17に格納されている移載情報を更新する。
ボート217上の移載状態の補正がこのようにオペレータのメンテナンス後に実行されると、基板処理装置100のハードウェア側と、基板処理システムのソフトウエア側とのシステム上の一致すべき情報が互いに合致するので、その後の実際のボート217の移載情報とシステム上のデータとの不一致が解消される。
詳細表示504aは、ウェーハ毎(もしくはボート217のスロット毎)に設けられており、それぞれ通常マップ状態表示(ウェーハ種別情報)608と、ウェーハ状態表示609(ウェーハ異常情報)と、状態補正ボタン(ウェーハ移載状態の補正情報)610とで構成され、ウェーハステータス画面G1上に設定された表示区分、例えば、「001−010」、「011−020」、…、「121−125」の下方にボートスロット番号順に並べて配置される。なお、各区分の「」内数字がそれぞれボート217のスロット番号を示す。
また、状態補正ボタン610の表面には、ウェーハ種別や異常ウェーハの種別に対応する記号、例えば、「S」,「P」,「M」,「?」,「!」が表示される。
ウェーハが異常、すなわち、割れウェーハや飛出しウェーハの場合、状態補正ボタン610の表示色及び記号には異常ウェーハの表示色及び記号が用いられる。
なお、「S」はサイドダミーウェーハ、「P」はプロダクトウェーハ、「M」はモニタウェーハ、「?」は異常ウェーハ、「!」はアクセス禁止ウェーハを示している。
ポップアップウィンドウ611には、補正ボタンとして「除去」ボタン612と「位置修正」ボタン613とが表示される。
「除去ボタン」612は実行プログラムとリンクしており、押下されると、状態補正ボタン610の表示色、例えば、赤をウェーハ無しの表示色、例えば、白に変更し、さらに、状態補正ボタン610の表面の異常ウェーハの記号、例えば、「?」を、ウェーハ無しの状態に対応する記号表示無しに変更するようになっている。
「ウェーハ無し」の状態は、スロットにウェーハ200が挿入されていない状態である。つまり、「除去」ボタン612の押下によって、割れウェーハについて実施したメンテナンスの結果、すなわち、割れウェーハが生じたスロットに載置されていたウェーハの除去と、該スロットに対応する状態補正ボタン610の表示とを一致させることができる。
つまり、ウェーハ飛出しについて実施したメンテナンスの結果、すなわち、ウェーハ飛出しが生じたスロットに載置されていたウェーハのリトライ処理と、該スロットに対応する状態補正ボタン610の表示とを一致させる。
さらに、ウェーハ状態表示609の表示色は、状態補正ボタン610の表示色の変更に連動して変更される。このため、状態補正ボタン610の押下により、ウェーハ移載情報を補正してウェーハ状態表示609の異常ウェーハの表示色をウェーハ無しの表示色に変更することができる。
これらの照会情報は、それぞれウェーハ種別、ウェーハ移載状態の種別に基づいて色分け表示される。
「設定」ボタン602は、除去した割れウェーハについての設定や飛出しウェーハのエラー解除についての設定を確定するためのボタンである。
「ERR CLR」ボタン601は、飛出しウェーハをウェーハ移載装置125aによってボート217のスロットの正常な位置にチャージし直させるためのボタンである。
「ERR CLR」ボタン607は、割れ検知動作エラー解除ボタンである。このボタン607は、ウェーハ割れ検知動作が異常終了したときのエラー解除を行う。
これらのボタン操作の結果は、「割れ検知動作」、「飛出し状態」としてステータス画面G1に表示される。
「割れ検知動作」には割れウェーハ除去の結果が表示され、「飛出し状態」には飛出しウェーハの位置修正の結果が表示される。
「OK」はウェーハ割れ検知動作が正常に終了したことを示し、「ERR」はウェーハ割れ検知動作が異常終了したことを示す。
「ERR」が表示されると、「ERR」を表示しているセルの横に割れ検知エラー解除ボタン607は「ERR CLR」と表示され、「OK」が表示されると、「NOP」が表示される。
「ERR CLR」と「NOP」の表示は、ウェーハ異常検出装置400の検知結果に基づいてこのように選択的に表示される。
「OK」はウェーハ200の飛出しがないことを表し、「ERR」はウェーハ200の飛出しがあることを示す。
「ERR」が表示されると、「ERR」を表示しているセルの横に飛出しエラー解除ボタン601は「ERR CLR」と表示される。また、「OK」が表示されると、「OK」を表示するセルの横は「NOP」と表示される。「ERR CLR」、「NOP」の表示は、ウェーハ異常検出装置400の検知結果に基づいてこのように選択的に表示される。
「ERR CLR」ボタン601は押下されると、飛出しウェーハを修正させるためのエラー解除指示をウェーハ移載装置125aに出力する。
なお、異常ウェーハが発生した場合、ウェーハの指定ボタンは、この例では、省略されているが、「設定」ボタン602と状態補正ボタン610のいずれか一方をシフトキーとして、組み合わせにより指定するようにしてもよい。
例えば、図6においては、「Detect Info.」501においてスロットNo80付近、スロットNo.85の前後、スロットNo.60〜70のウェーハイメージの色が異常ウェーハの色となっている。また、同じスロットNoについて詳細情報一覧504のウェーハ状態表示609(ウェーハ移載情報)、状態補正ボタン610の色も異常ウェーハの色と同じになっている。
従って、これら結果からボート217には複数の異常ウェーハが存在していることが分かる。
次に、状態補正ボタン610に付されている記号を見ると、スロットNo.80、スロットNo.85の状態補正ボタン610には、「?」の記号が、一方、スロットNo.60〜70の状態補正ボタン610には「M」の記号が付されていることが分かる。そこで、状態補正ボタン610を押下し、ウェーハステータス画面上に表示されたポップアップウィンドウ611を参照すると、「M」はモニタウェーハであることが分かる。
ここで、異常ウェーハの色と「?」との組み合わせは割れウェーハを意味し、「M」や「S」は、ウェーハ種別を意味しているので、スロットNo.80、スロットNo.85のスロットではウェーハ割れが発生し、スロットNo.60〜70の各スロットでは、モニタウェーハにウェーハ飛出しが発生していることが分かる。
<先に割れたウェーハを回収する場合>
「強制」ボタン603、「処理続行」ボタン604、「除去開始」ボタン605、「除去終了」ボタン606は、割れたウェーハを作業者が装置背面扉を開いて先に回収して、残りの正常ウェーハをウェーハ移載装置125aで回収する場合に使用する。
ウェーハ割れが発生した場合は、まず、「除去開始」ボタン605を押下し、割れたウェーハを除去できる状態にする。割れたウェーハを除去できる状態とは、割れたウェーハを載せたボートを作業者が装置背面扉を開いて除去できるように移動させることである。作業者は、割れたウェーハを除去した後、装置背面扉を閉じて「除去終了」ボタン606を押下する。「除去終了」ボタン606が押下されると、正常なウェーハが搭載されたボートはウェーハ移載装置125aで回収できる位置に移動する。作業者は手で回収した割れウェーハのウェーハ情報補正を行う。そのあと、「処理続行」ボタン604を押下すると、ウェーハ割れ検知動作が再実行される。「強制」ボタン603を押下するとウェーハ移載装置125aにより正常なウェーハが回収される。これで割れたウェーハのメンテナンスが終了する。
<先に正常なウェーハを回収する場合>
「正常ウェーハ回収」ボタン616、「再検知」ボタン617は、正常ウェーハをウェーハ移載装置125aで回収した後、割れたウェーハを作業者が装置背面扉を開いて手で回収する場合に使用する。
ウェーハ割れが発生した場合は、まず、「正常ウェーハ回収」ボタン616を押下し、ウェーハ移載装置125aにより正常なウェーハを回収する。正常なウェーハが回収された後、作業者は装置背面扉を開いて、手で割れたウェーハを回収する。作業者は割れたウェーハを除去した後、装置背面扉を閉じる。そのあと、手で回収した割れウェーハのウェーハ情報補正を行う。
ボート上のウェーハ割れ状態を確認して、もし異常ウェーハがない場合は「再検知」ボタン617を押下する。
なお、メンテナンス中に、ウェーハ割れ検知動作が異常終了した場合は、「割れ検知動作」の横に表示された「ERR CLR」ボタン607を押下してエラーを解除した後、前記した操作手順の繰り返しにより割れウェーハを除去する。
割れウェーハが正常に回収されると、「割れ検知動作」の表示の横に、「OK」と「NOP」とがそれぞれ表示される。
<ウェーハ移載情報の補正について>
割れウェーハの回収を終了すると、続いて、基板処理装置のハードウェア側とシステム側のデータとを一致させる。この場合、まず、状態補正ボタン610の押下によりウェーハステータス画面G1上にポップアップウィンドウ611を表示させる。
このとき、押下すべき状態補正ボタン610は、割れウェーハを回収する前、例えば、赤色のままである。
ポップアップウィンドウ611の「除去」ボタン612を押下すると、状態補正ボタン610及びウェーハ状態表示609の色が、赤色からウェーハ無しの色、例えば、白色に変化する。
状態補正ボタン610及びウェーハ状態表示609の色の変化を確認したら、次に、ウェーハステータス画面G1の「設定」ボタン602を押下して変更を確定する。
これにより、状態補正ボタン610及びウェーハ状態表示609の色が白色に確定され、これに連動して「Info Correct」502の割れウェーハのウェーハイメージの色が同じ白色に変更される。
この場合は、ボート上のウェーハ飛出し状態を確認する。飛出し状態のウェーハがある場合は、作業者が装置背面扉を開いてウェーハの飛出し状態を修正する。そのあと、「再検知」ボタン617、又は、「処理続行」ボタン604を押下してウェーハ割れ検知動作を再実行させる。
飛出し状態のウェーハがない場合は、「再検知」ボタン617、又は、「処理続行」ボタン604を押下してウェーハ割れ検知動作を再実行させる。
しかし、Wafer Map(Map)500、Detect Info.(BK)501、Info Correct(SET)502のボートイメージ図と、1〜160(1〜200の場合もある)の詳細表示504aとを同じウェーハステータス画面G1上に表示させる構成とすると、文字や記号が小さくなり、各詳細表示504aに表示できる表示内容も制限されてしまうため、オペレータが把握しにくい画面となってしまう。
また、ウェーハステータス画面G2は操作パネル510に表示される。
このウェーハステータス画面G2には、「Wafer Map」(ウェーハマップ)515、「Detect Info.」(検知情報)516、「Info Correct」(補正情報)517、詳細情報表示518、照会表示519が表示される。
これらの「Wafer Map」(ウェーハマップ)515、「Detect Info.」(検知情報)516、「Info Correct」(補正情報)517は、ウェーハステータス画面G1と比べて画面上によりボート217に近いボートイメージ図で表示されているが、構成及び機能が同じなので、ここでは詳細な説明を省略する。又、Boat usageが「Boat A」と指定されている。例えば、2ボート仕様での運用では、ここでボート217の選択を行うことが出来る。
図示例では、「lightseagreen」の色と「PD:Product」によって生産ウェーハ(PD)が照会され、「mediumslateblue」の色と「M1:Monitor1」によってモニタ1ウェーハ(M1)が照会される。また、「andybrown」の色と「SD:SideDummy」によってサイドダミーウェーハ(SD)が照会され、「mediumpurple」の色と「FD:FillDummy」により、補充ダミーウェーハ(FD)が照合され、「darksalmon」の色と「Abnormal」によって異常ウェーハが照会される。
本実施の形態では、8の表示区分「1−25」、「26−51」、…、「176−200」に対してそれぞれ1つの詳細表示ボタン520が割り当てられる。詳細表示ボタン520は、ボートイメージと並列に画面略中央にかつボート217のボートスロットNo.と同じ縦並びに表示される。そして、これらの詳細表示ボタン520は、押下されることにより、割り当てられた表示区分のウェーハ200の移載情報の一覧(以下、詳細表示一覧という。)521をウェーハステータス画面G2上に表示させるように構成されている。
このため、例えば、「1−25」の詳細表示ボタン520が押下されると、ボート217のスロット番号1〜25のボート217のスロットに挿入されているウェーハ200の詳細表示一覧521がウェーハステータス画面G2上に表示され、「176−200」の詳細表示ボタン520が押下されると、ボート217のスロット番号176−200のボートスロットに挿入されているウェーハ200の詳細表示一覧521がウェーハステータス画面G2上に表示される。
詳細表示一覧521は、n行m列の表形式に構成されており、ボートスロット番号に対応する番号と、「Wafer Map」、「Detect Info.」、「Correction」、「Top」、「Peak」、「Bottom」の詳細データを表示する各セルとから構成される。
詳細表示一覧521において、「Wafer Map」セル522、「Detect Info.」セル523、「Correction」セル524は、「Wafer Map」515、「Detect Info.」516、「Info. Correction」517と同様に、前記記憶部17のウェーハ種別情報、ウェーハ移載情報及びウェーハ移載状態の補正情報に基づいて色分けが施される。
「Wafer Map」セル522には、照会表示519と同じ文字記号又は略称、例えば、「FD」、「M1」、「M2」、「PD」、「SD」が表示され、「Detect Info.」セル523には、ウェーハ種別の詳細情報として、例えば、「Normal」、又は「Abnormal」が表示され、「Correction」セル524には、ウェーハ移載状態を補正した補正情報として、例えば、空白(「Clear」は、空白(ブランク)という意味で使用している)が表示される。各「Correction」セル524内は押下可能なボタンとなっている。この場合、「Detect Info.」セル523及び「Correction」セル524の「Normal」は、ウェーハ200がボート217のスロットに異常なく挿入されていることを意味している。
また、Top、Peak、Bottomには、それぞれ前記ウェーハ異常検出装置400により検出された各測定点の数値データが表示される。
示すウェーハ位置データ525の数値は、Topが855、Peakが875、Bottomが845となっており、明らかに異常ウェーハであることが認識される。
なお、ウェーハステータス画面G2を表示したとき、すなわち、ウェーハステータス画面G2を開いたときに、異常ウェーハを含む詳細表示一覧521が表示されるように、詳細表示ボタン520が選択されるようにプログラムしてもよい。このようにすると、異常ウェーハが存在している場合に、ウェーハステータス画面G2が開かれると同時にオペレータの注意が喚起されるので、システムとしての信頼性が向上する。なお、このような異常ウェーハの表示は、スロット番号の順番が優先される。
ウェーハステータス画面G2には、「Wafer Break Detect Unit Status」(ウェーハ割れ検知ステータス)」セル511、「Wafer Out Detect Unit Status(ウェーハ飛出し検知ステータス)」セル512、「Wafer None Confirm」(ウェーハ無し確認表示)セル513、「Transfer Status(ウェーハ移載装置125aの動作状態の表示)」セル514が表示される。
また、詳細表示一覧521の「Correction」の情報補正情報を指定する際に、一つ又は複数の指定を選択するための「1 Piece Cel」ラジオボタンと「Zone Sel」ラジオボタンとが表示される。これらのラジオボタンは、前記表示制御部336によりウェーハステータス画面G2上に表示される。
「None」は、前記ウェーハ異常検出装置400の検出が正常である場合に表示され、「Exist」は、前記ウェーハ異常検出装置400の動作が異常で、現在、ウェーハ割れの検出を終了したときに表示される。
「None」は、正常の場合、すなわち、ウェーハ飛出しが発生していない場合に表示され、「Exist」は、ウェーハ飛出しが発生している場合に表示される。
また、「Wafer Detect Unit Status」セル511及び「Wafer Out Detect Status」セル512の横に、ウェーハ異常検出装置400の異常の解除を可能とするための解除ボタンとして「Clear」ボタンが表示される。
なお、「Clear」ボタンは、エラー解除が可能な場合にのみウェーハステータス画面G2上に表示される。
動作状態としては、Unknown(移載装置不特定)、HomePos(ホーム位置)、Homing(ホーミング中)、SD Charging(SD(サイドダミーウェーハ)チャージ中)、SD Discharging(SDディスチャージ中)、PD Charging(PD(プロダクトウェーハ)チャージ中)、PD Discharging(PDディスチャージ中)、M1 Charging(M1(モニタM1ウェーハ)チャージ中)、M1 Discharging(M1ディスチャージ中)、PM Charging(P&Mウェーハチャージ中)、PM Discharging(P&Mウェーハディスチャージ中)、AL Charging(全ウェーハチャージ中)、AL Discharging(全ウェーハディスチャージ中)、W.Broken Check(ウェーハ割れ検出中)等が表示される。
「Wafer Break Detect Unit Status(割れ検知機構ステータス)」セル511で「Exist(異常有り)」又は「Wafer Out Detect Status(ウェーハ飛出し検知ステータス)」セル512で「Exist(異常有り)」となっていた場合、次の(1)、(2)のリカバリ手順を実行する。
(1)ウェーハステータス画面G2で「Wafer Break Detect Unit Status(割れ検知機構ステータス)」セル511が「Exist(異常有り)」となっていた場合:
この場合は、リカバリコマンドから「Detect Retry(割れ検知再実行)」ボタンを押下する。再検知を実行しても正常に動作しない場合は、「Wafer Break Detect Unit Status」セル511の横にある「強制解除(Clear)」ボタンを押下して強制的にエラーを解除する。解除後はウェーハ200を回収してウェーハ移載装置125aや割れ検知機構の調整を行う。
(2)ウェーハステータス画面G2で「Wafer Out Detect Status(ウェーハ飛出し検知ステータス)」セル512が「Exist(異常有り)」となっていた場合:
この場合は、ボート217のウェーハ飛出し状態を確認する。
ボート217のウェーハ200が飛出していた場合は、飛出しを修正して、リカバリコマンドから「Detect Retry(割れ検知再実行)」ボタンを押下する。
ボート217からウェーハ200が飛出していない場合もリカバリコマンドから「Detect Retry(割れ検知再実行)」ボタンを押下する。再検知を実行しても正常に動作しない場合は、「Wafer Out Detect Status」セル512の横にある「強制解除(Clear)」ボタンを押下して強制的にエラーを解除する。解除後は、ウェーハ200を回収してウェーハ移載装置125aや割れ検知機構の調整が行われる。
リカバリコマンド画面は、操作パネル510に表示された「Recovery Command」ボタンの押下によりウェーハステータス画面G2上に表示される。
また、「Wafer Delete Confirm」ボタンは、異常ウェーハの除去を確認するための実行プログラムにリンクする割れ検知確認ボタンであり、キャンセルボタンは、リカバリコマンド画面から元のウェーハステータス画面G2に戻す実行プログラムにリンクされている。
再検知によってもエラーが解消されない場合は、「強制解除(Clear)」ボタンの押下によりウェーハ移載装置125aのエラー強制解除が行われる。
ここで、再設定とは、ボート217上のウェーハ200に対してウェーハ200の移載状態、例えば、ウェーハ200の異常又は正常が正しく検知されるようにするための設定をいい、前記検知アーム401、アクチュエータの調整、センサSの位置調節やウェーハ移載装置125aのティーチングがこれに該当する。
まず、ボート217上のウェーハ割れ、飛出しなどの異常ウェーハの状態を確認する。
異常ウェーハがある場合は、リカバリコマンドから「割れ検知結果確定」ボタンを押下して結果を確定する。ジョブが続行されて、異常ウェーハとその周辺ウェーハ以外の領域のウェーハ200が自動で回収される。回収が終了すると、ジョブはアボート完了待ち状態となり、リカバリ待ちになる。異常ウェーハと周辺ウェーハの残留回収を行う。
割れウェーハ及び周辺ウェーハの回収は、装置作業者又はオペレータによって実施される。
割れウェーハ及び残留ウェーハの回収後は、操作パネル510に表示されている「Wafer Correct」ボタンを押下する。
「Wafer Correct」ボタンは、ウェーハステータス画面G2の画面モードを編集モードに切り替える実行プログラムとリンクしている。
「Wafer Correct」ボタンの押下により、ウェーハステータス画面G2の画面モードが編集モードに切り替えられると、図9に拡大して示すように、詳細表示一覧521の「Correction」セル524内のボタン524aの押上げにより、移載情報の編集が可能になる。
各ボタン524aは、前記記憶部17に予め記憶されている情報修正画面とリンクしている。
ウェーハの移載情報(異常又は正常)が修正により補正されると、移載情報が変更され、記憶部17に記憶され、次のウェーハステータス画面G2表示の際にウェーハ移載情報として参照される。
本実施の形態では、「Correction」セル524のボタン524aの押下によって、図10の情報補正ダイアログを表示する。
ここで、図10の「Wafer Delete」は、ウェーハ200を除去した場合に選択され、「Error Clear」は、「Abnormal」でもオペレータの確認によって搬送が可能な場合に選択することができる。
「Wafer Delete」、「Error Clear」の設定後は、ウェーハステータス画面G2の「SET」ボタンの押下により、設定が確定される。設定が確定すると、「Correction」セル524の各詳細データの対応するボタン524aが押し下げられた状態に保持された状態となり、表示が、例えば、補正前の「Abnormal」から補正後の「空欄」に切り替えられる。
この結果、ボートイメージ図のウェーハ200の表示状態と、ボート217上のウェーハ200の移載状態とが合致する。
全てのリカバリ操作が終了したら、リカバリコマンドから「割れウェーハ除去確認/「Wafer Delete Confirm」ボタンを押下する。
除去確認が終了するとアボートリカバリ待ちのジョブが終了する。
<実施の態様1>
実施の態様1は、複数の基板を載置した基板保持具を炉内に搬入して所定の処理を行う基板処理装置において、前記基板保持具上の基板に関する移載情報(Dect Info.501,516)をボートイメージ図としてボート全体を操作画面上に表示させると共に前記ボート全体を複数領域に分割して、各領域の基板の詳細情報(詳細表示504,詳細表示一覧521)を画面操作で切り替えて前記操作画面に表示させるように構成した基板処理装置を提供する。
<実施の態様2>
実施の態様2は、実施の態様1において、前記ボートイメージ図は、ウェーハ種別による色分け表示と前記ウェーハの異常の有無と前記情報の補正が可能であるウェーハ表示とをそれぞれ前記操作画面上に表示させる基板処理装置を提供する。
<実施の態様3>
実施の態様3は、実施の態様2において、最初に画面を開いたときに、異常のある領域を選択した状態にして前記操作画面に表示させる機能を有する基板処理装置を提供する。
217 ボート
504 詳細情報一覧
504a 詳細表示
518 詳細情報表示
519 照会表示
520 詳細表示ボタン
608 通常マップ状態表示
609 ウェーハ状態表示
610 情報補正ボタン
611 ポップアップウィンドウ
G1 ウェーハステータス画面
G2 ウェーハステータス画面
Claims (13)
- 複数の基板を保持する基板保持具と、
前記基板保持具に保持された基板の異常状態情報を含む基板情報を少なくとも操作画面に表示する表示部と、
を備えた基板処理装置であって、
前記表示部は、前記基板保持具の基板を保持する領域毎に複数に区分けされた各領域それぞれの前記基板情報のうち、前記異常状態情報のある領域を優先して前記操作画面上に表示させる基板処理装置。 - 前記表示部は、前記基板保持具の各領域に関する前記基板の種別または前記基板の異常の有無により、色を替えて前記操作画面に表示する請求項1の基板処理装置。
- 更に、前記操作画面は、前記基板保持具に保持された前記基板の割れ状態を表示するウェーハ割れ検知ステータスセルを有し、
前記表示部は、前記異常状態情報のある領域を前記操作画面に表示させる際、前記セルに前記基板の割れの有無を表示する請求項1記載の基板処理装置。 - 更に、前記操作画面は、前記基板が前記基板保持具から飛び出している状態を表示するウェーハ飛出し検知ステータスセルを有し、
前記表示部は、前記異常状態情報のある領域を前記操作画面に表示させる際、前記セルに前記基板の飛出しの有無を表示する請求項1記載の基板処理装置。 - 前記表示部は、前記基板保持具の各領域に関する前記異常状態情報で異常と判断された基板の復旧状況により、色を替えて前記操作画面に表示する請求項1の基板処理装置。
- 前記表示部は、前記異常状態情報で異常と判断された基板に対して復旧処理を指定する手段を前記操作画面に表示する請求項1の基板処理装置。
- 前記復旧処理を指定する手段は、前記基板割れの検知を再実行させるウェーハ割れ検知実行手段と、前記異常状態情報で異常とされた基板とその周辺の基板以外を自動回収させる割れ検知結果確定手段と、復旧処理の終了を確認するための割れ検知確認手段とを含む請求項6の基板処理装置。
- 複数の基板を保持する基板保持具と、前記基板保持具に保持された基板の異常状態情報を含む基板情報を少なくとも操作画面に表示する表示部と、を備えた基板処理装置の表示方法であって、
前記表示部は、前記基板保持具の基板を保持する領域毎に複数に区分けされた各領域それぞれの前記基板情報のうち、前記異常状態情報のある領域を優先して前記操作画面上に表示させる基板処理装置の表示方法。 - 更に、前記異常状態情報で前記基板の割れが検出された場合、前記基板保持具に保持された前記基板の基板割れ状態を表示するウェーハ割れ検知ステータスセルに前記基板の割れの有無を表示する請求項8記載の基板処理装置の表示方法。
- 更に、前記異常状態情報で前記基板の飛出しが検出された場合、ウェーハ飛出し検知ステータスセルに前記基板の飛出しの有無を表示する請求項8記載の基板処理装置の表示方法。
- 前記異常状態情報で異常とされた基板に対して、所定の復旧処理を指定する手段を表示する請求項8の基板処理装置の表示方法。
- 前記所定の復旧処理が終了後、前記異常を解除する手段を表示する請求項11の基板処理装置の表示方法。
- 複数の基板を載置した基板保持具を炉内に搬入して、前記基板に所定の処理を行う処理工程と、
前記基板保持具に保持された基板の異常状態情報を含む基板情報を少なくとも操作画面に表示する表示工程と、を少なくとも有する半導体装置の製造方法であって、
前記表示工程では、前記基板保持具の基板を保持する領域毎に複数に区分けされた各領域それぞれの前記基板情報のうち、前記異常状態情報のある領域を優先して前記操作画面上に表示させる半導体装置の製造方法。
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