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JP5480231B2 - 消音器の保護構造 - Google Patents

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JP5480231B2
JP5480231B2 JP2011272188A JP2011272188A JP5480231B2 JP 5480231 B2 JP5480231 B2 JP 5480231B2 JP 2011272188 A JP2011272188 A JP 2011272188A JP 2011272188 A JP2011272188 A JP 2011272188A JP 5480231 B2 JP5480231 B2 JP 5480231B2
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Description

本発明は、自動車などの車両の床下に配置される消音器の前方で、その消音器に排気ガスを導入する排気管に取付けられ、車両の前進時に地上の障害物から前記消音器を保護する、消音器の保護構造に関する。
車両走行時に、車両床下に配置される排気管、消音器などの排気部品が地上の障害物と衝突して損傷しないように、これら排気部品の前方あるいは後方に保護部材を設けるものが従来より知られている。たとえば、後記特許文献1には、排気パイプ6の屈曲部12にガード13を設けて、地上に障害物16が存在してもガード13が障害物16と衝突することで排気パイプ6の損傷が防止され、さらにガード13を構成する環状ブラケット14の変形により(実施例1)、あるいはガード13が障害物16と衝突した際の消音器7を含む排気装置の押し上げによる変位(実施例2)により、衝突時の衝撃が緩和されるようにしたものが開示されている。
特開2008−303756号公報
ところで、環境問題などを背景にさらなる燃費の向上が求められている昨今、動力系の効率向上と共に、車両の走行時の空気抵抗についても一層の低減が要求されている。
本発明はかかる状況に鑑み、排気部品を保護する保護部材を用いて車両床下の特に消音器の前端面によって生じる空気抵抗を低減させて、前記要求を充足することを課題とする。
上記課題を解決するため、請求項1に記載された発明は、車両の床下に配置される消音器の前方に、その消音器に排気ガスを導入する排気管を接続し、その排気管に、車両前進時の地上の障害物との衝突から前記消音器を保護する保護部材を取付けてなる、消音器の保護構造であって、
前記保護部材は、排気管との取付け部と、その取付け部から排気管の周囲で、その径方向外方、かつ後方に一体に延出する保護部とを備え、前記保護部は、排気管の上流側から下流側に向かって拡張する凸となる放物面よりなる外周面を有し、前記保護部の後端部は、前記消音器の前端外径部を、その消音器の中心軸線と平行な方向に前方に延長させた延長曲面上に略位置していることを特徴としている。
上記課題解決のため、請求項2に記載された発明は、前記請求項1に記載のものにおいて、前記保護部材の前記保護部を、前記排気管の下方の周囲に設けたことを特徴としている。
請求項1に記載の発明によれば、保護部の凸となる放物面よりなる外周面により案内される走行風は、消音器の手前で径方向外方に向きを変えながら、最終的に保護部の後端部で、車両前後方向の走行風の向きと略等しい向きになるようになだらか偏向される。しかも、保護部の後端部は、消音器の前端外径部を、その消音器の中心軸線と平行な方向に前方に延長させた延長曲面上に略位置しているので、前記保護部の外周面により案内される走行風は、空気抵抗となる消音器の前端面に当たることなく、保護部によりなだらかに偏向された後、車両前後方向の走行風に円滑に合流する。したがって、保護部の外周面により案内される走行風が消音器の前端面に当たることなく、消音器を迂回するようになだらかに偏向されて車両後方へ流れるので、車両床下の消音器の前端面によって生じる空気抵抗を低減させることができる。
また、請求項2に記載の発明によれば、保護部材の保護部を排気管の下方の周囲に設けたので、消音器の上部側よりも下部側に多く流れる走行風の空気抵抗を有効に低減させることができる。
本発明消音器の保護構造を備えた排気装置の全体側面図 図1の2矢視の拡大図 図1の3−3線に沿う拡大断面図 図3の4矢視の斜視図
以下、図1〜図4に基づいて、本発明の消音器の保護構造を、自動車用エンジンに連なる排気装置に実施した場合の実施の形態について説明する。
以下の説明において、自動車の前進方向の前後側を前後、その前進方向の左右側を左右、その天井側を上、その床側を下とする。
図1に示すように、自動車のエンジンEに接続される排気管1は、その床下を前後方向に縦走しており、その前後方向の途中に消音器M1(補助消音器)が接続され、その後部に消音器M2(主消音器)が接続されており、エンジンから排出されて排気管1を流れる排気ガスは、消音器M1、消音器M2を通って消音された後、消音器M2の後端のテールパイプ2を経て大気に放出される。
なお、本実施の形態では、消音器M1が特許請求の範囲の「消音器」に対応する。
消音器M1の保護部材Pは、その消音器M1の前方側(上流側)の排気管1に取付けられて、自動車の前進時に、地上の障害物Oとの衝突から消音器M1を保護すると共にその消音器M1の前端面M1fによって生じる空気抵抗を低減する機能を有する。
以下、前記保護部材Pの具体的構造について説明する。
保護部材Pは、これを排気管1に取付けるための取付け部10と、消音器M1を保護すると共にその消音器M1の前端面M1fによって生じる空気抵抗を低減させるための保護部20とを一体に形成して構成されている。
前記取付け部10は、その前後方向から見た断面がU字状に形成されおり(図3参照)、排気管1の下面を抱持するように排気管1の下方の周囲に設けられ、その左右の上縁11が、排気管1両側面に溶接12されている。また、その取付け部10の下面には、排気管1を横切るように延長されるステー13が溶接14されており、このステー13の自由端が、マウントゴム15を介して車体Bに吊設される。
前記取付け部10の後部には、これと一体の保護部20が後方に向かって延長されている。この保護部20は、排気管1の前方から見た形状が、その排気管1の下を覆うように扇形状に形成されており(図3参照)、その外周面21が、排気管1の上流側から下流側に向かって径方向下向きに拡張する凸となる放物面よりなり、その後端部22は、前記消音器M1の前端外径部M1dを、その消音器M1の中心軸線と略平行に前方に延長させた延長線L−L上に略位置している。
そして、図1、4に二点鎖線で示すように、前記保護部20の後端部22は、消音器M1の前端外径部M1dを、その消音器M1の中心軸線と平行な方向に前方に延長させた延長曲面C上に略位置している。
自動車の前進走行時に、消音器M1の前方に位置する保護部材Pにより、その消音器M1を地上の障害物Oとの衝突から保護することができる。
図1、2、4に示すように、自動車の床下を、その前後方向に流れる走行風Aは、消音器M1の上部側より下部側に多く流れ、その走行風のうち、保護部20の外周面21に沿って流れる走行風aは、その外周面21の凸となる放物面により案内されて、消音器M1の前方で、径方向外方に向きを変えながら、保護部20の後端部22で、自動車の前後方向に流れる走行風Aの向きと等しい向きになるようになだらかに偏向される。しかも、保護部20の後端部22は、消音器M1の前端外径部M1dを、その消音器M1の中心軸線と平行な方向に前方に延長させた延長曲面C上に略位置していることから、保護部20の外周面21に沿って流れる走行風aは、空気抵抗となる消音器M1の前端面M1fに当たることなく、保護部20によりなだらかに偏向された後、消音器M1の径方向外側の外周面に沿って流れる前記走行風Aに円滑に合流する。したがって、保護部20の外周面21に沿って流れる走行風aは、消音器M1の前端面M1fに当たることなく、該消音器M1を迂回するようになだらかに偏向されて自動車の後方へ流れるので、自動車の床下の消音器M1の前端面M1fによって生じる空気抵抗を低減させることができる。
なお、前記実施の形態では、保護部材Pの保護部20を排気管1の下方の周囲に設けているが、これによって、地上の障害物との衝突による消音器の損傷を防止することができ、しかも自動車の床下を流れる走行風は、消音器Mの上部側よりも下部側に多く流れることから、消音器の前端面によって生じる空気抵抗を有効に低減させることができる。
以上、本発明の実施の形態を説明したが、本発明はその要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更を行うことが可能である。
たとえば、前記実施の形態では、保護部材Pの保護部20を排気管1の下方の周囲に設けているが、保護部材Pの保護部20を排気管1の全周囲、あるいは排気管1の下方から上方にかけての周囲に取付けてもよい。また、前記実施の形態では、消音器M1(補助消音器)の前方の排気管1に保護部材Pを取付けた場合について説明したが、消音器M2(主消音器)の前方の排気管1に保護部材Pを取付けるようにしてもよい。
1 排気管
10 取付け部
20 保護部
21 外周面
22 後端部
延長曲面
M1 消音器
M1f 前端面
M1d 前端外径部
P 保護部材
O 障害物
L−L 延長線

Claims (2)

  1. 車両の床下に配置される消音器(M1)の前方に、その消音器(M1)に排気ガスを導入する排気管(1)を接続し、その排気管(1)に、車両前進時の地上の障害物(O)との衝突から前記消音器(M1)を保護する保護部材(P)を取付けてなる、消音器の保護構造であって、
    前記保護部材(P)は、排気管(1)との取付け部(10)と、その取付け部(10)から排気管(1)の周囲で、その径方向外方、かつ後方に一体に延出する保護部(20)とを備え、前記保護部(20)は、排気管(1)の上流側から下流側に向かって拡張する凸となる放物面よりなる外周面(21)を有し、前記保護部(20)の後端部(22)は、前記消音器(M1)の前端外径部(M1d)を、その消音器(M1)の中心軸線と平行な方向に前方に延長させた延長曲面(C)上に略位置していることを特徴とする、消音器の保護構造。
  2. 前記保護部材(P)の前記保護部(20)を、前記排気管(1)の下方の周囲に設けたことを特徴とする、前記請求項1に記載の消音器の保護構造。
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