JP5480122B2 - コンテンツ提示型認証システム - Google Patents
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Description
前記コンテンツ提示型ユーザ認証プログラムをクライアントにインストールするためのインストールプログラムが前記クライアントのプロセッサで動作することにより、前記クライアントにおけるユーザ認証時に前記OS組込認証プログラムに代えて前記コンテンツ提示型ユーザ認証プログラムを起動させるようにOSの設定を変更するインストール手段が実現されてもよい。
提示パターンとは、パターン要素を所定パターンに配列したものである。所定パターンとしては、縦m個×横n個のそれぞれの位置に全体が方形を形成するように配置したマトリクス、そのようなマトリクスを複数並べたもの、などが典型的であるが、その他に任意の図形の形状とすることができる。本明細書では、そのような典型的なマトリクス形状以外の形状の提示パターンを使用した場合も、マトリクス認証方式と呼ぶことにする。所定パターンとしては、規則的な形状や印象的な形状が、ユーザの記憶に残りやすく、従ってユーザがパスワードであるワンタイムパスワード導出ルールを記憶しやすいために好適である。
パターン特定情報は、提示パターン2210を特定するための情報である。典型的なパターン特定情報はパターン要素列またはパターンシード値である。
ワンタイムパスワード導出ルールは、提示パターン2210に含まれる特定の位置のパターン要素に対して適用することによりワンタイムパスワード2310を生成するためのルールであり、ユーザのパスワードとして機能するデータである。パターン要素に対して適用するルールとは、典型的には、どの位置のパターン要素をどの順番で選択するのかということである。この場合、ワンタイムパスワード導出ルールは、提示パターン2210に含まれる選択されるパターン要素のそれぞれの位置と、当該それぞれのパターン要素が選択される順番との組み合わせの情報である。また、提示パターン2210に基づかない固定パスワード成分をワンタイムパスワードに含めることもできる。
ワンタイムパスワード2310は、認証を受けようとするユーザが提示パターン2210に対して自己のワンタイムパスワード導出ルールを適用することによって生成・入力される使い捨てのパスワードである。図23は、マトリクス認証方式におけるワンタイムパスワード入力方法の概念図である。図23において使用されているワンタイムパスワード導出ルールは、円で記した提示パターンにおける位置のパターン要素を左から順番に選択することとする。ユーザは、このワンタイムパスワード導出ルールに従って、提示パターン2210に含まれる所定の位置のパターン要素の選択を所定の順番で実施することによって、ワンタイムパスワードとして「2504」を生成・入力する。
検証コードは、入力されたワンタイムパスワードの正当性を検証するためのデータである。検証コードは、クライアントにおいて複数のパターン特定情報に基づいて表示することが可能な複数の提示パターンのそれぞれに対してユーザが自己のワンタイムパスワード導出ルールを適用した結果に一方向関数演算を実施したものである。すなわち、検証コードは、認証を受けようとするユーザに関連付けられた正しいワンタイムパスワード導出ルールが正しい提示パターンに適用された結果である正しいワンタイムパスワードと同じ値に一方向関数演算を実施したものである。従って、検証コードは、その検証コードを生成するために用いられた提示パターンを特定するためのパターン特定情報と関連付けられて、クライアントに記憶される。クライアントにおけるユーザ認証時には、提示された提示パターンに基づいて入力されたワンタイムパスワードに検証コードの生成時に使用したものと同じ一方向関数演算を実施した値と、提示パターンに対応する検証コードとを比較することによって、ワンタイムパスワードの正当性が検証される。ここで、検証コードをハッシュ化していないものとしても、当然にワンタイムパスワードの正当性を検証することはできる。しかし、そのような検証コードは正しいワンタイムパスワードと等しいものであるため、クライアントPCが悪意の第三者に解析された場合には、提示パターンと正しいワンタイムパスワードのペアが複数知られることになってしまい、パスワードであるワンタイムパスワード導出ルールが特定されてしまうという問題がある。検証コードをハッシュ化したものとすることによって、検証コードからは正しいワンタイムパスワードを特定することができなくなるので、クライアントPCが悪意の第三者に解析されたとしても、パスワードであるワンタイムパスワード導出ルールが漏洩することはない。
一方向関数とは、ある入力値に適用した出力値は簡単に計算できるが、その出力値からは元の入力値を求めることは極めて困難な関数のことをいう。ハッシュ関数とは、一方向関数の特徴である一方向性を有し、さらに、元の入力値が異なる場合に出力値が同一になる確率が極めて小さいという衝突耐性を有する関数をいう。ハッシュ関数は、通常、入力値にかかわらず一定範囲の出力値を生成する。一方向関数はハッシュ関数を含む概念であり、一方向関数とハッシュ関数はほぼ同様に使用することができるが、入力値の範囲が大きいなどの理由で、より高い衝突耐性が必要とされる場合には、ハッシュ関数を使用すると好適である。本発明においては、一方向関数に代えてハッシュ関数を使用することは当然に可能であるが、ハッシュ関数に代えて一方向関数を使用することも可能である。
図1は、本発明におけるコンテンツ提示型認証システムの一実施形態のシステム構成を示している。本実施形態におけるコンテンツ提示型認証システム100は、認証サービスをユーザのクライアントに提供するための認証サービス提供サーバ110と、複数のユーザのPC、携帯電話等であるクライアント120−1〜120−Nとを備える。認証サービス提供サーバ110とクライアント120とは、ネットワーク130によって接続される。ネットワークはTCP/IPベースのプロトコルで動作するWindowsのドメインネットワークとすることができる。なお、本明細書ではOSとしてWindowsを例示して説明しているが、他のOS、例えば、Mac OS(登録商標)、Linux(登録商標)、Unix(登録商標)などを使用することも可能である。コンテンツ提示型認証システム100はさらに、コンテンツ提供サーバ140及び決済サーバ150とを備えてもよい。コンテンツ提供サーバ140は、クライアント120に提供するためのコンテンツ情報を認証サービス提供サーバ110へ提供する。決済サーバ150は、コンテンツの提供に起因してコンテンツ提供者と認証サービス提供者との間の金銭の授受が生じる場合に、オンラインにて決済するためのサーバである。コンテンツ提供サーバ140及び決済サーバ150は、認証サービス提供サーバ110にネットワーク130によって接続されてもよいし、専用線により直接接続されてもよい。
次に、図2を用いて、コンテンツ提示型認証システム100における認証サービス提供サーバ110及びクライアント120のハードウェア構成を説明する。図1に示されたものと同じものは、図2においても同じ参照番号を用いて記載する。
次に、本発明の第1の実施形態に係るコンテンツ提示型認証システム100の機能ブロックを説明する。図3は、図2に示された認証サービス提供サーバ110及びクライアント120のハードウェア構成において、認証サービス提供サーバ110のCPU200上でユーザ認証支援アプリケーションを動作させ、クライアント120のCPU253上でコンテンツ提示型認証プログラムを動作させることにより実現される本実施形態における認証サービス提供サーバ110及びクライアント120の本実施形態における機能ブロック図を示す。
次に、本発明の第1の実施形態に係るコンテンツ提示型認証システム100の動作を説明する。図4は、本発明に係るコンテンツ提示型認証システムの一実施形態における処理全体を概略的に示す。本実施形態における処理は、まず、ユーザ登録段階(S401)において、ユーザ情報、ユーザ認証用のパスワード情報を認証サービス提供サーバ110に登録する。さらに、コンテンツ登録段階(S402)において、コンテンツ情報を認証サービス提供サーバ110に登録する。次に、コンテンツ付認証情報生成段階(S403)において、登録されたユーザ情報、パスワード情報、及びコンテンツ情報に基づいて、各ユーザIDに対してコンテンツ付認証情報を生成する。そして、コンテンツ付認証情報取得段階(S404)において、コンテンツ付認証情報が認証サービス提供サーバ110からクライアント120へ送信される。そして、コンテンツ提示型ユーザ認証段階(S405)において、認証を受けようとするユーザIDについてのコンテンツ付認証情報に基づいて、強制的にユーザにコンテンツを提示するとともにユーザ認証を行う。さらに、コンテンツ付認証情報再取得段階(S406)において、この認証されたユーザIDについてのクライアント120に記憶された認証情報がすべて選択されたか否か確認し、すべての認証情報が使用された場合、クライアント120は認証サービス提供サーバ110からコンテンツ付認証情報を再度取得する。以下、これらの段階を詳細に説明する。
図5にユーザ登録段階のフローチャートを示す。本実施形態においてユーザ認証は、クライアント120のWindows(登録商標)へのログオン認証とするが、他のOSへのログオン認証、企業のネットワークへのログオン認証等の他のユーザ認証であってもよい。まず、コンテンツ提示型ユーザ認証サービスの使用を希望するユーザは、コンテンツ提示型ユーザ認証プログラムをダウンロードするために、ダウンロード要求送信手段321によってクライアント120から認証サービス提供サーバ110へダウンロード要求を送信する(S501)。本実施形態において、クライアント120からのダウンロード要求の送信は、プログラムダウンロード用に認証サービス提供サーバ110が提供するWebページへのアクセスとする。認証サービス提供サーバ110は、ダウンロード要求受信手段301によりダウンロード要求を受信すると(S502)、年齢及び性別等のユーザの属性を表わすユーザ属性情報の送信をクライアントに要求する(S503)。本実施形態においては、ダウンロード用Webページにおいて、ダウンロードに先立って、ユーザの属性を表わすユーザ属性情報(年齢及び性別)の入力をユーザに要求することにより、ユーザ属性情報要求の送信を行う。クライアント120がユーザ属性情報要求を受信すると(S504)、ユーザは、クライアント120からユーザ属性情報を送信する(S505)。本実施形態においては、ユーザは、キーボード等のユーザインターフェースからこれらの情報をWebページにおいて入力して、認証サービス提供サーバ110へ送信する。認証サービス提供サーバ110は、受信したユーザ属性情報に当該情報の登録年月日を追加するとともに、ユーザIDを割り当てて、ユーザ情報記憶部307に記憶する。本実施形態において、ユーザ情報記憶部307は、図6に示す形態でユーザIDとユーザ属性情報とを関連付けて記憶する。ユーザ属性情報は、生年月日、居住エリア、趣味等を含んでもよいし、年齢、性別及び登録年月日を含まなくともよい。
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows NT\CurrentVersion\Winlogon
Windows組み込みのログオン認証のモジュールは「msgina.dll」というDLLファイルであり、それが前述した「GinaDLL」という名前のキーのデータに設定されている。当該キーのデータを「SmxGina.dll」に書き換えると、本発明に係る認証方法を実施するログオン認証モジュール「SmxGinaDLL」がログオン認証時に呼び出されることになる。
図8にコンテンツデータ登録段階のフローチャートを示す。まず、コンテンツ提供サーバ140が、コンテンツアップロード要求を認証サービス提供サーバ110に送信する(S801)。典型的には、コンテンツは広告、製品サポート情報等のサービス情報及び楽曲や映画のプロモーション用の楽曲や動画等である。また、ニュース、小説、映画、写真、テレビ番組、アニメ、楽曲、ゲーム及びマンガ等とすることもできる。本実施形態においては、このコンテンツ提供サーバ140からのアップロード要求の送信は、コンテンツアップロード用に認証サービス提供サーバ110が提供するWebページへのアクセスとする。認証サービス提供サーバ110は、コンテンツアップロード要求を受信すると(S802)、コンテンツ情報要求を送信する(S803)。本実施形態においては、認証サービス提供サーバ110は、このWebページにおいて、コンテンツ情報の入力を要求することより、コンテンツ情報要求の送信が行われる。コンテンツ情報は、コンテンツを提供するコンテンツ提供者の名称、コンテンツの内容を表わすコンテンツデータ及びコンテンツ関連情報を含む。コンテンツ関連情報は、コンテンツ提示対象ユーザ条件を含む。コンテンツ提示対象ユーザ条件は、コンテンツ提供者がコンテンツを提示したいと希望する性別(男性又は女性)、年代(たとえば、10代〜20代)とすることができる。コンテンツ関連情報は、コンテンツの内容に応じたその他の情報を含んでもよい。コンテンツ提供サーバ140は、Webページにおいて、コンテンツ情報を入力して送信することにより、コンテンツ情報の送信を実行する(S805)。認証サービス提供サーバ110は、コンテンツ情報を受信すると(S806)、コンテンツ情報にコンテンツID及びコンテンツ提供者IDを割り当て、コンテンツ情報記憶部308に記憶する(S807)。コンテンツ情報記憶部308は、図9に示す形態で、コンテンツID、コンテンツ提供者ID、及びコンテンツ関連情報を関連付けて記憶する。
図10にコンテンツ付認証情報生成段階のフローチャートを示す。本段階は、複数またはすべてのユーザIDに対して同時に行ってもよいし、一つのユーザIDに対して行ってもよい。本段階は所定のタイミングにおいて開始される。所定のタイミングは、典型的には、新たなユーザIDが登録されたとき、後述するクライアント120から認証情報要求を認証サービス提供サーバ110が受信したとき、後述する認証情報更新手段によって指定されたタイミングである。まず、パターン特定情報発生手段304が、パターン特定情報を所定の発生規則により複数発生させる(S1001)。所定の発生規則は、典型的には、パターン要素列またはパターンシード値として64桁の乱数を発生させて、それをパターン特定情報とすることである。検証コード生成手段305は、各ユーザID及び各ユーザIDのワンタイムパスワード導出ルールをパスワード記憶部306から読み出す(S1002)。そして、検証コード生成手段305は、発生させられた複数のパターン特定情報のそれぞれに基づいて所定の規則によって特定される提示パターンのそれぞれに対して、各ユーザIDのワンタイムパスワード導出ルールを適用した結果に一方向関数演算を実施したものである検証コードを生成する(S1003)。
図12にコンテンツ付認証情報取得段階のフローチャートを示す。本段階において、クライアント120は、ユーザ認証に先立って、複数の認証情報及び複数のコンテンツデータを含むコンテンツ付認証情報を認証サービス提供サーバ110から取得する。クライアント120は、この取得したコンテンツ付認証情報に含まれる複数の認証情報を用いて複数回のユーザ認証を行うことが可能となる。これにより、クライアント120がサーバと接続されていないオフライン状態の場合であっても、すでに取得したコンテンツ付認証情報に含まれる認証情報の数だけの複数回のユーザ認証を行うことができる。以下、本段階について詳細に説明する。
図13にコンテンツ提示型ユーザ認証段階のフローチャートを示す。まず、クライアント120のユーザID入力手段324により、ユーザからユーザIDの入力を受け付ける(S1301)。本実施形態においては、図14に示すWindowsのログオン認証画面A1400をディスプレイに表示することによりユーザIDの入力を促し、ユーザはこのログオン認証画面Aにおいて、ユーザー名フィールドに自己のユーザIDを入力する。Windowsのドメインネットワークへのログオンである場合には、ログオン先フィールドにログオン先のドメインネットワーク名を入力する。
コンテンツ付認証情報に含まれる複数の認証情報は、それぞれ一度だけ使用し、一度使用された認証情報は使用しないことが好ましい。ユーザ認証に際しては毎回異なる認証情報を使用して異なる提示パターンを表示させることにより、総当り攻撃を排除し、より高いセキュリティを提供することができるからである。したがって、一度使用された認証情報を使用しない構成とした場合、クライアント120において取得したコンテンツ付認証情報に含まれる認証情報がすべて使用された場合、または、所定数使用された場合等に、クライアント120は、新たな認証情報を取得するため、新たなコンテンツ付認証情報を再取得する。また、コンテンツ付認証情報を以前に取得してから一定時間経過しているような場合には、コンテンツ付認証情報に含まれるコンテンツが古い情報となっている場合が考えられる。このような場合においても、新たなコンテンツ付認証情報を再取得することが好ましい。
認証サービス提供サーバ110におけるユーザ情報記憶部307、コンテンツ情報記憶部308及び認証情報記憶部310に記憶された情報を所定のタイミングで更新する手段を有してもよい。例えば、ユーザ情報更新手段は、1年に1回、ユーザ情報の登録日時から1年以上経過しているユーザ情報記憶部307におけるユーザ情報の年齢を登録日時からの経過年に応じて更新する。コンテンツ情報更新手段は、コンテンツ情報記憶部308に記憶されたコンテンツが登録から一定期間経過した場合には削除する。また、認証情報更新手段は、所定のタイミングでパターン特定情報発生手段を動作させ、ユーザ情報記憶部307及びコンテンツ情報記憶部308の最新の情報に基づいて、新たなコンテンツ付認証情報を認証情報記憶部310に記憶させる。所定のタイミングは、典型的には、一定間隔ごとや、新たなユーザが登録されたときや、ユーザ情報更新手段やコンテンツ情報更新手段によってそれぞれの情報が更新されたときである。また、ユーザ情報記憶部307、パスワード情報記憶部306及びコンテンツ情報記憶部308に記憶された情報が更新されたタイミングとしてもよい。
次に、本発明に係る第2の実施形態に係るコンテンツ提示型ユーザ認証システムの説明を、第1の実施形態に係るコンテンツ提示型ユーザ認証システムとの相違点を中心に説明する。第1の実施形態と同様の構成及び同様のステップについては、同じ番号により参照する。図16は、図2に示された認証サービス提供サーバ110及びクライアント120のハードウェア構成において、認証サービス提供サーバ110のCPU200上でユーザ認証支援アプリケーションを動作させ、クライアント120のCPU253上でコンテンツ提示型認証プログラムを動作させることにより実現される本実施形態における認証サービス提供サーバ110及びクライアント120の本実施形態における機能ブロック図を示す。
110 認証サービス提供サーバ
120 クライアント
130 ネットワーク
140 コンテンツ提供サーバ
150 決済サーバ
200 CPU
201 RAM
202 ユーザインターフェース
203 外部/ネットワークインターフェース
204 記憶装置
206 プログラム記憶部
207 情報記憶部
250 外部/ネットワークインターフェース
251 ユーザインターフェース
252 RAM
253 CPU
254 記憶装置
256 情報記憶部
301 ダウンロード要求受信手段
302 プログラム送信手段
303 プログラム記憶部
304 パターン特定情報発生手段
305 検証コード生成手段
306 パスワード記憶部
307 ユーザ情報記憶部
308 コンテンツ情報記憶部
309 対象コンテンツ特定手段
310 認証情報記憶部
311 認証情報要求受信手段
312 認証情報送信手段
321 ダウンロード要求送信手段
322 プログラム受信手段
324 ユーザID入力手段
325 認証情報要求送信手段
330 認証情報受信手段
331 認証情報記憶部
332 認証情報選択手段
333 パターン要素列生成手段
334 パターン表示手段
335 ワンタイムパスワード入力手段
336 コンテンツ選択手段
337 コンテンツ提示手段
338 ユーザ認証手段
1400 ログオン認証画面A
1401 コンテンツ提示画面
1402 ログオン認証画面B
1403 提示パターン
1601 対象コンテンツ特定手段
1602 認証情報記憶部
1604 認証情報選択手段
1605 コンテンツ選択手段
1606 コンテンツ提示手段
1801 提示用メモリ
1802 提示用メモリ
1803 提示用メモリ
2100 オフラインユーザ認証システム
2101 オフライン認証支援サーバ
2102a ユーザID
2102b ワンタイムパスワード導出ルール
2151 オフライン認証クライアント
2152 ユーザID入力手段
2156 ワンタイムパスワード入力手段
2165 ユーザ認証手段
2181 ユーザID
2190 パターン要素列
2193 検証コード
2210 提示パターン
2300 キーボード
2310 ワンタイムパスワード
Claims (11)
- 提示パターン内の特定の位置の要素を含むワンタイムパスワードを導出する元である、認証の対象であるユーザによってパスワードとして前記提示パターン内のパターン要素に適用されるワンタイムパスワード導出ルールを用いて実行されるユーザ認証の間に、前記ユーザに一方的にコンテンツを提示するコンテンツ提示型ユーザ認証をクライアントに行わせるためのコンテンツ提示型認証システムであって、
前記コンテンツ提示型認証システムは、認証サービス提供サーバとクライアントとを含み、
(A)前記認証サービス提供サーバは、(i)前記ユーザのユーザID及び前記ユーザのパスワード、(ii)前記ユーザ認証の間に一方的に提示されるそれぞれのコンテンツを記述するコンテンツデータ、及び(iii)前記コンテンツのコンテンツID、を管理するように構成され、
前記認証サービス提供サーバは、
前記ユーザIDと当該ユーザの属性を表わすユーザ属性情報とを関連付けて記憶するユーザ情報記憶部と、
前記ユーザIDと前記ワンタイムパスワード導出ルールとを関連付けて記憶するパスワード記憶部と、
前記提示パターンを特定するための複数のパターン特定情報の組を所定の発生規則により発生するパターン特定情報発生手段と、
前記ワンタイムパスワードに一方向関数演算を実施したものである検証コードを生成する検証コード生成手段と、
ユーザ認証時に強制的に提示されるコンテンツのそれぞれに対して、(i)前記コンテンツID、(ii)前記コンテンツデータ、及び(iii)当該コンテンツが提示されることになるユーザを特定するために使用されるコンテンツ提示対象ユーザ条件を含むコンテンツ関連情報、を前記それぞれのコンテンツに関連付けて記憶するコンテンツ情報記憶部と、
特定のユーザのユーザ属性情報を満たすコンテンツ提示対象ユーザ条件を有するコンテンツの前記コンテンツIDを特定する対象コンテンツ特定手段と、
(i)前記検証コードと当該検証コードを生成するために用いられた前記パターン特定情報とを含む前記複数の認証情報の組、及び、(ii)前記ユーザの前記ユーザ属性を満たすと特定されたコンテンツについての複数のコンテンツデータの組を前記各ユーザIDに関連付けて記憶する認証情報記憶部と、
認証を受けようとするユーザのユーザIDを含む認証情報要求を前記クライアントからネットワークを通じて受信する認証情報要求受信手段と、
前記受信したユーザIDに関連付けられて記憶された前記複数の認証情報の組及び前記複数のコンテンツデータの組を含む前記コンテンツ付認証情報を前記クライアントに送信するコンテンツ付認証情報送信手段と、
を有し、
(B)前記クライアントは、前記コンテンツ提示型ユーザ認証を行わせるためのコンテンツ提示型ユーザ認証プログラム及びプロセッサを有し、前記コンテンツ提示型ユーザ認証プログラムが前記プロセッサで動作することにより、
ユーザからユーザIDの入力を受け付けるユーザID入力手段と、
入力された前記ユーザIDを含む認証情報要求を前記認証サービス提供サーバに前記ネットワークを通じて送信する認証情報要求送信手段と、
前記認証サービス提供サーバから送信されたコンテンツ付認証情報を前記ネットワークを通じて受信するコンテンツ付認証情報受信手段と、
受信したコンテンツ付認証情報を記憶する認証情報記憶手段と、
前記受信したコンテンツ付認証情報に含まれる1つの認証情報の組を選択する認証情報選択手段と、
前記選択された認証情報の組に含まれるパターン特定情報に基づいて、パターン要素列を生成するパターン要素列生成手段と、
前記生成されたパターン要素列に基づいて提示パターンを生成し、前記生成された提示パターンを画面に表示させるパターン表示手段と、
前記提示パターン内に表示されたパターン要素に前記ワンタイムパスワード導出ルールを適用した前記ユーザからワンタイムパスワードの入力を受け付けるワンタイムパスワード入力手段と、
入力された前記ワンタイムパスワードに前記一方向関数演算を実施したものと前記選択された認証情報の組に含まれる前記検証コードとを比較し、それらが等しい場合に前記ユーザの認証を成功させるユーザ認証手段と、
前記受信したコンテンツ付認証情報に含まれる前記複数のコンテンツデータの組から所定の規則にしたがってユーザ認証の間に一方的に提示するコンテンツのコンテンツデータの組を選択するコンテンツ選択手段と、
当該選択された組のコンテンツデータのコンテンツを、ユーザ認証の間に前記ユーザに提示するコンテンツ提示手段と、
を実現することを特徴とするコンテンツ提示型認証システム。 - 請求項1に記載のコンテンツ提示型認証システムにおいて、
前記コンテンツ提示型ユーザ認証を、前記クライアントに前記コンテンツ提示型ユーザ認証プログラムを前記クライアント上にインストールして、前記クライアント上に元からインストールされたOS組込ユーザ認証プログラムによって実施されるユーザ認証に代えて、実行するものであり、
前記コンテンツ提示型ユーザ認証プログラムを前記クライアントにインストールするためにインストールプログラムが前記クライアントの前記プロセッサによって実行され、前記OS組込ユーザ認証プログラムに代えて前記コンテンツ提示型ユーザ認証プログラムを起動させるように前記クライアントのOSの設定を変更することを特徴とするコンテンツ提示型認証システム。 - 請求項2に記載のコンテンツ提示型認証システムにおいて、
前記コンテンツ提示型ユーザ認証プログラムは前記認証サービス提供サーバから前記クライアントにダウンロードされるものであり、
前記認証サービス提供サーバは、
(i)コンテンツ提示型ユーザ認証プログラム及び前記インストールプログラムを記憶するプログラム記憶部と、
(ii)前記コンテンツ提示型ユーザ認証プログラム及び前記インストールプログラムのダウンロード要求を前記クライアントから前記ネットワークを通じて受信するダウンロード要求受信手段と、
(iii)前記クライアントからのダウンロード要求に応答して、当該クライアントに前記コンテンツ提示型ユーザ認証プログラム及び前記インストールプログラムを前記ネットワークを通じて送信するプログラム送信手段と、
を有し、
前記クライアントは、
(i)前記コンテンツ提示型ユーザ認証プログラム及び前記インストールプログラムの送信を要求するダウンロード要求を前記ネットワークを通じて前記認証サービス提供サーバへ送信するダウンロード要求送信手段と、
(ii)前記認証サービス提供サーバから前記コンテンツ提示型ユーザ認証プログラム及び前記インストールプログラムを受信するプログラム受信手段と、
(iii)受信したプログラムを記憶するプログラム記憶部と、を含むことを特徴とするコンテンツ提示型認証システム。 - 請求項1から3のいずれか1項に記載のコンテンツ提示型認証システムにおいて、
前記コンテンツは広告であることを特徴とするコンテンツ提示型認証システム。 - 請求項1から4のいずれか1項に記載のコンテンツ提示型認証システムにおいて、
前記認証サービス提供サーバの認証情報記憶部はさらに、各ユーザIDに関連する複数のコンテンツデータの組を当該ユーザIDに関連付けて記憶された複数の認証情報の組に関連付けて記憶し、
前記クライアントにおける前記コンテンツ選択手段は、前記ユーザを認証し、ユーザ認証の間に前記コンテンツを提示するために選択された認証情報の組に関連付けられたコンテンツデータの組を選択することを特徴とするコンテンツ提示型認証システム。 - 請求項1から5のいずれか1項に記載のコンテンツ提示型認証システムにおいて、
前記コンテンツ関連情報は、前記コンテンツ関連情報に関連するコンテンツに対して、(i)前記関連するコンテンツを前記ユーザ認証の間に提示したい回数、(ii)前記関連するコンテンツを前記ユーザ認証の間に提示を実行する希望時間、及び(iii)前記関連するコンテンツの連続提示を許容するか否かを示す連続提示可否情報、の少なくとも1つを含む希望提示条件を含み、
前記対象コンテンツ特定手段はさらに、
前記希望提示条件に基づいて、(i)前記関連するコンテンツの提示時間、及び(ii)前記関連するコンテンツを連続提示するか否かを示す連続提示情報のうちの少なくともいずれか1つを含むコンテンツ提示属性情報を作成し、前記関連するコンテンツの前記コンテンツデータに関連付けて、当該コンテンツ提示属性情報を前記認証情報記憶部に記憶し、
前記認証サービス提供サーバから前記クライアントへ送信される前記コンテンツ付認証情報は前記コンテンツ提示属性情報をさらに含み、
前記コンテンツ提示手段はさらに、
前記前記コンテンツ提示属性情報にしたがって、前記ユーザ認証の間に一方的に前記関連するコンテンツをユーザに提示することを特徴とするコンテンツ提示型認証システム。 - 請求項1から6のいずれか1項に記載のコンテンツ提示型認証システムにおいて、
前記クライアントの前記認証情報選択手段は、当該クライアントの前記認証情報記憶手段に特定のユーザのために記憶されたコンテンツ付認証情報に含まれる前記複数の認証情報の組の内のすでに選択された認証情報は選択しないように構成され、
前記特定のユーザに対する前記複数の認証情報の組が選択されると、
前記クライアントの前記認証情報要求送信手段は、前記ネットワークを通じて前記特定のユーザの前記ユーザIDを含む新たな認証情報要求を送信し、
前記認証サービス提供サーバの認証情報要求受信手段は、当該新たな認証情報要求を前記クライアントから前記ネットワークを通じて受信し、
前記認証サービス提供サーバの前記コンテンツ付認証情報送信手段は、前記特定のユーザのための新たなコンテンツ付認証情報を前記クライアントに送信し、
前記クライアントのコンテンツ付認証情報受信手段が、前記認証サービス提供サーバから送信された前記新たなコンテンツ付認証情報を前記ネットワークを通じて受信し、
前記クライアントのコンテンツ付認証情報記憶手段部が、前記受信したコンテンツ付認証情報によって、前記特定のユーザのための前記記憶されたコンテンツ付認証情報を更新するように構成されていることを特徴とするコンテンツ提示型認証システム。 - 請求項1から7のいずれか1項に記載のコンテンツ提示型認証システムにおいて、
前記認証サービス提供サーバはさらに、(i)前記ユーザ情報記憶部に記憶された情報を更新するユーザ情報更新手段、(ii)前記認証情報記憶部に記憶された情報を更新する認証情報更新手段、及び(iii)前記コンテンツ情報記憶部に記憶された情報を更新するコンテンツ情報更新手段、の少なくとも一つを有することを特徴とするコンテンツ提示型認証システム。 - 請求項1から8のいずれか1項に記載のコンテンツ提示型認証システムにおいて、
前記認証サービス提供サーバの前記対象コンテンツ特定手段は、各ユーザIDに対して、前記ユーザIDについての前記ユーザ属性情報を満たすコンテンツ提示対象ユーザ条件を持つ複数のコンテンツIDを再特定し、
前記再特定された複数のコンテンツIDによって、前記認証情報記憶部を更新するように構成されていることを特徴とするコンテンツ提示型認証システム。 - 請求項1から9のいずれか1項に記載のコンテンツ提示型認証システムにおいて、
前記パターン要素列生成手段は、前記パターン特定情報に加えて、ユーザIDにさらに基づいてパターン要素列を生成することを特徴とするコンテンツ提示型認証システム。 - 請求項1から10のいずれか1項に記載のコンテンツ提示型認証システムにおいて、
前記ユーザ属性情報は各ユーザの年齢及び性別のうちの少なくとも1つを含むことを特徴とするコンテンツ提示型認証システム。
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