[go: up one dir, main page]
More Web Proxy on the site http://driver.im/

JP5473819B2 - アイドルストップ車の発進クラッチ制御装置 - Google Patents

アイドルストップ車の発進クラッチ制御装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5473819B2
JP5473819B2 JP2010170056A JP2010170056A JP5473819B2 JP 5473819 B2 JP5473819 B2 JP 5473819B2 JP 2010170056 A JP2010170056 A JP 2010170056A JP 2010170056 A JP2010170056 A JP 2010170056A JP 5473819 B2 JP5473819 B2 JP 5473819B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pressure
clutch
belt
control
engine
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2010170056A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2012031892A (ja
Inventor
幸秀 澤田
勝政 今井
裕行 岡部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daihatsu Motor Co Ltd
Original Assignee
Daihatsu Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daihatsu Motor Co Ltd filed Critical Daihatsu Motor Co Ltd
Priority to JP2010170056A priority Critical patent/JP5473819B2/ja
Publication of JP2012031892A publication Critical patent/JP2012031892A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5473819B2 publication Critical patent/JP5473819B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Control Of Transmission Device (AREA)

Description

本発明はアイドルストップ車の発進クラッチ制御装置、特にアイドルストップ状態からの発進時における発進クラッチの制御装置に関するものである。
従来より、車両停止時にエンジンを自動停止させ、停車中の無駄な燃料消費や排出ガスの発生を抑えるアイドルストップ車が知られている。このようなアイドルストップ車におけるエンジン停止条件としては、車両停止やブレーキONなどがあり、エンジン再始動条件としては、ブレーキOFFやアクセルペダルの踏み込みなどがある。
前記のようなアイドルストップ車において、エンジンによって駆動されるオイルポンプと、出力軸が駆動輪と連結されたベルト式無段変速装置と、エンジンと無段変速装置との間に設けられた発進クラッチと、オイルポンプが発生する油圧に基づいて、無段変速装置及び発進クラッチに油圧を供給する油圧制御装置とを備えた車両がある。このような車両では、アイドルストップに伴いオイルポンプも停止するため、アイドルストップ時には無段変速装置や発進クラッチへの供給油圧がなくなる。そのため、アイドルストップ状態から発進しようとして、発進クラッチを早期に係合させると、無段変速装置のベルト挟圧が不足し、ベルトとプーリとの間で滑りが発生するという問題がある。
図6は従来におけるアイドルストップ復帰(エンジン再始動)時の発進クラッチの係合制御の一例を示す。時刻t1でアイドルストップが復帰すると、当初はクランキングのためにエンジン回転数は低い。発進クラッチには初期圧に相当する目標クラッチ伝達トルクとなるようにクラッチ圧が供給されると共に、セカンダリプーリにはベルト挟圧力を発生させるための油圧が供給される。初期圧は、発進クラッチが係合を開始するための油圧であり、例えば発進クラッチ内のピストンのリターンスプリング力に相当する油圧に設定される。クランキング期間が終了する時刻t2でエンジンは完爆するので、エンジン回転数が急上昇する。時刻t3で初期圧の供給が終了すると、初期圧から一定時間勾配で昇圧制御(スイープ制御)が開始される。昇圧制御に伴ってクラッチ伝達トルクが徐々に上昇する。時刻t4でほぼ係合完了状態となるので、発進クラッチに最大油圧を供給して完全係合させる。
前記のようにアイドルストップ復帰直後には、オイルポンプの吐出圧自体が低いので、無段変速装置のプーリ油室に作動油を満たすのに時間がかかり、ベルト挟圧の上昇に遅れが生じ、ベルト伝達トルクの上昇も遅れる。一方、発進クラッチにも初期圧を目標値とする油圧が供給されるが、実際のクラッチ伝達トルクは初期圧に相当するトルクまで即座に立ち上がらない。もし、図6に斜線で示すように、発進クラッチのクラッチ伝達トルクが一時的に無段変速装置のベルト伝達トルクを上回ると、ベルト滑りが発生し、ベルトの耐久性を低下させる。
特許文献1には、アイドルストップ復帰後の発進時に、動力伝達機構のインギヤ状態(動力伝達可能な状態)を無段変速機のドライブプーリの回転速度によって検出し、発進クラッチの制御モードを、インギヤ状態検出前は発進クラッチの係合力を車両のクリープ力以下に抑える待機モードに、インギヤ状態検出後は発進クラッチの係合力をクリープ力以上に上昇させる走行モードに切り替えると共に、走行モードに切り替えた後、所定時間は発進クラッチの係合力の上昇速度を制限するものが開示されている。
特許文献2には、アイドルストップ後のエンジン再始動時に、発進クラッチの締結開始に十分な油圧発生状況と判断しても、発進クラッチの締結を開始せずに、エンジン再始動から予め定めたタイミングとなるまで所定時間を待ってから締結を開始するものが開示されている。
特許文献1の場合、無段変速機の下流側(駆動輪側)に発進クラッチが設けられているため、アイドルストップ復帰直後のベルト滑りは、発進クラッチの係合力をクリープ力以下とすることで解消可能であるが、無段変速機より上流側(エンジン側)に発進クラッチが設けられた車両の場合には、ベルト滑りを解消できない。また、特許文献1は、インギヤ状態になってからのベルト滑り防止に関するものであって、アイドルストップ復帰直後のアウトギア状態のベルト滑り防止については考慮されていない。
特許文献2では、ベルト式無段変速機より上流側の発進クラッチの制御に関するものであるが、ベルト挟圧が所定レベルに達して所定時間が経過するまでは発進クラッチの係合制御が開始されない。つまり、所定時間が経過する迄の間は発進クラッチの非制御期間中であるため、その期間中において発進クラッチに意図しない油圧が供給されると、ベルト滑りが発生する懸念がある。
本願出願人は、上述の問題点に鑑み、無段変速機より上流側に発進クラッチを有する車両において、アイドルストップ復帰時のベルト滑りを防止できるアイドルストップ車の発進クラッチ制御装置を提案した(特願2009−192823)。この発進クラッチ制御装置は、無段変速装置のベルト挟圧を検出する油圧センサと、検出されたベルト挟圧から無段変速装置のベルト伝達トルクを計算する伝達トルク計算手段と、エンジンの自動停止状態からの再始動時に、発進クラッチのクラッチ伝達トルクが計算されたベルト伝達トルクを上回らないように目標クラッチ圧を設定してクラッチ圧を制御するベルト滑り防止制御と、目標クラッチ圧を所定の初期圧に保持する初期圧制御と、エンジンの再始動から所定時間後に初期圧から所定の時間勾配をもって目標クラッチ圧を上昇させる昇圧制御とを順に実施するクラッチ制御手段とを備えたものである。このようにクラッチの係合開始時において、発進クラッチの目標クラッチ圧の上限をベルト伝達トルクに応じた圧で制限することで、ベルト滑りを確実に解消できる。
ところが、アイドルストップ復帰時には、目標クラッチ圧をベルト伝達トルクに応じた圧で制限しても、実際のクラッチ圧の応答性が悪く、目標クラッチ圧に追従できない。そのため、ベルト滑りは防止できるが、発進クラッチの係合に時間がかかり、発進時のタイムラグが長くなるという欠点があった。
特開2001−90757号公報 特開2007−24129号公報
本発明の目的は、アイドルストップ復帰時のベルト滑りを防止しながら、発進時のタイムラグを短縮できるアイドルストップ車の発進クラッチ制御装置を提供することにある。
前記目的を達成するため、本発明は、所定のエンジン停止条件を満足したときに自動停止し、所定のエンジン再始動条件を満足したときに再始動されるエンジンと、前記エンジンによって駆動されるオイルポンプと、エンジン動力を駆動輪に伝達するベルト式無段変速装置と、前記エンジンと前記無段変速装置との間に設けられた発進クラッチと、前記オイルポンプが発生する油圧に基づいて、前記無段変速装置及び前記発進クラッチに油圧を供給する油圧制御装置と、を備えたアイドルストップ車において、前記無段変速装置のベルト挟圧を検出するベルト挟圧検出手段と、前記検出されたベルト挟圧から前記無段変速装置のベルト伝達トルクを計算する伝達トルク計算手段と、前記エンジンの自動停止状態からの再始動時に、前記発進クラッチのクラッチ伝達トルクが前記計算されたベルト伝達トルクを上回らないように目標クラッチ圧を設定してクラッチ圧を制御するベルト滑り防止制御と、目標クラッチ圧を所定の初期圧に保持する初期圧制御と、前記初期圧から所定の時間勾配をもって目標クラッチ圧を上昇させる昇圧制御とを順に実施するクラッチ制御手段を備え、前記クラッチ制御手段は、前記ベルト挟圧が所定値を越えた時、前記ベルト滑り防止制御を終了して目標クラッチ圧を前記初期圧よりも高い圧に増圧する増圧制御を所定時間だけ実施し、しかる後に前記初期圧制御を実施することを特徴とする、アイドルストップ車の発進クラッチ制御装置を提供する。
本発明では、アイドルストップ復帰直後の低油圧時に、予め決められた初期圧を目標クラッチ圧として発進クラッチに供給するのではなく、ベルト滑りを発生させない目標クラッチ圧とするベルト滑り防止制御を実施する。このベルト滑り防止制御は、発進クラッチのクラッチ伝達トルクが無段変速装置のベルト伝達トルクを上回らないように、ベルト伝達トルクに応じた目標クラッチ圧に設定してクラッチ圧を制御するものである。換言すれば、目標クラッチ圧の上限値をベルト伝達トルクに相当する油圧に設定してガード制御している。そのため、アイドルストップ復帰時に発進クラッチが早く係合して無段変速装置のベルト挟圧が不足し、ベルトとプーリとの間で滑りが発生するという事態を解消できる。ベルト伝達トルクは、無段変速装置のプーリ油室に作動油が満たされると急速に上昇するが、目標クラッチ圧もベルト伝達トルクに追従して上昇させると、急激な係合ショックが発生する。そのため、ベルト滑り防止制御は目標クラッチ圧が所定値に達するまでの間だけ実施し、目標クラッチ圧が所定値に達した後は、初期圧制御と昇圧制御とを順に実施している。
本発明では、ベルト挟圧が所定値を越えた時、ベルト滑り防止制御を終了して目標クラッチ圧を初期圧よりも高い圧に増圧する増圧制御を所定時間だけ実施し、しかる後に初期圧制御を実施する。目標クラッチ圧を一時的に増圧することで、発進クラッチの係合時間が短縮され、発進時のタイムラグを短縮できる。増圧期間は、ソレノイド弁への指令から実クラッチ圧が変化するまでの応答時間によって異なるが、少なくとも実クラッチ圧が初期圧を超えない時間とするのがよく、例えば100〜200ms程度でよい。なお、増圧期間はアクセル開度や油温によって可変できるようにしてもよい。ベルト挟圧を比較すべき所定値とは、ベルトが滑らない十分な挟圧のことであり、目標クラッチ圧を初期圧より高い圧に一時的に増圧しても、ベルト滑りは発生しない。
本発明は、クラッチ圧とベルト挟圧(セカンダリ圧)とを同じソレノイド弁で制御する場合に好適である。すなわち、アイドルストップ復帰時にベルト滑り防止制御のようなクラッチの低圧制御を実施すると、同じソレノイド弁でベルト挟圧を制御する場合に、ベルト挟圧もその期間低く抑えられ、十分なベルト伝達トルクを確保できない可能性がある。これに対し、ベルト滑り防止制御の終了時に目標クラッチ圧を初期圧よりも高い圧に一時的に増圧するようソレノイド弁を制御すると、ベルト挟圧も同時に増圧されるので、ベルト伝達トルクが増加し、発進性が向上する。さらに、クラッチ圧及びベルト挟圧を制御するソレノイド弁をライン圧の調圧にも利用した場合、本発明の増圧制御を実施することで、ライン圧も一時的に増圧されるので、アイドルストップ復帰時の過渡応答性をさらに向上させることができる。
ベルト伝達トルクの計算方法は任意である。例えば油圧センサで無段変速装置のセカンダリプーリの油圧を検出し、この検出された油圧からベルト挟圧を計算し、ベルト挟圧、ベルトとプーリとの摩擦係数、ベルト巻き掛け径などからベルト伝達トルクを計算で求めてもよい。また、他の方法として、セカンダリプーリのベルト挟圧と運転状況とからプライマリプーリのベルト挟圧を推定し、両方のプーリのベルト挟圧のうち小さい方のベルト挟圧からベルト伝達トルクを求めてもよい。
以上のように、本発明によれば、アイドルストップ復帰からの発進時に、発進クラッチのクラッチ伝達トルクが無段変速装置のベルト伝達トルクを上回らないように発進クラッチの目標クラッチ圧を低く設定するベルト滑り防止制御を実施するため、アイドルストップ復帰時に無段変速装置のベルトとプーリとの間で滑りが発生するという問題を解消できる。また、ベルト挟圧が所定値を越えた時に目標クラッチ圧を初期圧よりも高い圧に一時的に増圧する増圧制御を行うので、発進クラッチの係合時間が短縮され、発進時のタイムラグを短縮できる。
本発明に係るアイドルストップ車の構成を示すスケルトン図である。 図1に示す無段変速機の油圧回路図である。 ソレノイド圧Psls に対する、ライン圧PL 、クラッチモジュレータ圧Pcm、クラッチ制御圧、及びセカンダリ圧の各特性を示す図である。 本発明に係るアイドルストップ復帰時における発進クラッチの係合制御の一例のタイムチャート図である。 本発明に係る発進クラッチの係合制御の一例のフローチャート図である。 従来のアイドルストップ復帰時における発進クラッチ制御の一例のタイムチャート図である。
図1は本発明に係るアイドルストップ車の構成の一例を示す。エンジン1の出力軸1aは、無段変速機2を介してドライブシャフト(出力軸)32に接続されている。無段変速機2には、トルクコンバータ3、変速装置4、油圧制御装置7及びエンジン1により駆動されるオイルポンプ6などが設けられている。
無段変速機2は、トルクコンバータ3のタービン軸5の回転を正逆切り替えてプライマリ軸10に伝達する前後進切替装置8、プライマリプーリ11、セカンダリプーリ21及び両プーリ間に巻き掛けられたVベルト15を有する変速装置4、セカンダリ軸20の動力をドライブシャフト32に伝達するデファレンシャル装置30などで構成されている。タービン軸5とプライマリ軸10とは同一軸線上に配置され、セカンダリ軸20とドライブシャフト32とがタービン軸5に対して平行でかつ非同軸に配置されている。したがって、この無段変速機2は全体として3軸構成とされている。ここで用いられるVベルト15は、例えば無端状張力帯とこの張力帯に摺動自在に支持された多数のブロックとで構成された公知の圧縮駆動タイプの金属ベルトである。
前後進切替装置8は、遊星歯車機構80と逆転ブレーキB1と直結クラッチC1とで構成され、逆転ブレーキB1が本発明における発進クラッチ(前進時)に相当する。なお、後進時には直結クラッチC1が発進クラッチとなる。逆転ブレーキB1と直結クラッチC1は、それぞれ湿式多板式のブレーキ及びクラッチである。遊星歯車機構80のサンギヤ81が入力部材であるタービン軸5に連結され、リングギヤ82が出力部材であるプライマリ軸10に連結されている。遊星歯車機構80はシングルピニオン方式であり、逆転ブレーキB1はピニオンギヤ83を支えるキャリア84とトランスミッションケースとの間に設けられ、直結クラッチC1はキャリア84とサンギヤ81との間に設けられている。直結クラッチC1を解放して逆転ブレーキB1を締結すると、前進走行状態となり、逆に、逆転ブレーキB1を解放して直結クラッチC1を締結すると、後進走行状態となる。
プライマリプーリ11は、プライマリ軸10上に一体に形成された固定シーブ11aと、プライマリ軸10上に軸方向移動自在に、かつ一体回転可能に支持された可動シーブ11bとを備えている。可動シーブ11bの背後には、プライマリ軸10に固定されたシリンダ12が設けられ、可動シーブ11bとシリンダ12との間に油室13が形成されている。油室13へ供給される作動油を、後述するレシオコントロール弁76,77で流量制御することにより、変速制御が実施される。
セカンダリプーリ21は、セカンダリ軸20上に一体に形成された固定シーブ21aと、セカンダリ軸20上に軸方向移動自在に、かつ一体回転可能に支持された可動シーブ21bとを備えている。可動シーブ21bの背後には、セカンダリ軸20に固定されたピストン22が設けられ、可動シーブ21bとピストン22との間に油室23が形成されている。この油室23への供給油圧(セカンダリ圧)を制御することにより、トルク伝達に必要なベルト挟圧力が与えられる。なお、油室23には初期挟圧力を与えるバイアススプリングを配置してもよい。セカンダリプーリ21の油室23の近傍の供給油路中には、後述するように油室23の供給油圧を検出する油圧センサ108が設けられている。
セカンダリ軸20の一方の端部はエンジン側に向かって延び、この端部に出力ギヤ27が固定されている。出力ギヤ27はデファレンシャル装置30のリングギヤ31に噛み合っており、デファレンシャル装置30から左右に延びるドライブシャフト32に動力が伝達され、車輪が駆動される。
エンジン1及び無段変速機2は電子制御装置100によって制御される。電子制御装置100には、エンジン回転数センサ101、車速センサ(又はセカンダリプーリ回転数センサ)102、スロットル開度(又はアクセル開度)センサ103、シフトポジションセンサ104、プライマリプーリ回転数センサ105、ブレーキセンサ106、CVT油温センサ107及びセカンダリ圧を検出する油圧センサ108からそれぞれ検出信号が入力されている。入力信号として、その他の信号を入力してもよいことは勿論である。プライマリプーリ回転数センサ105によって、発進クラッチ(例えばB1)の後の回転数を検出できる。なお、発進クラッチ前の回転数を検出するタービン回転数センサは備えていない。プライマリプーリ回転数センサ105及び車速センサ102の検出信号により、プーリ比を計算できる。図1では説明を簡単にするため、単一の電子制御装置100によってエンジン1と無段変速機2の両方を制御する例を示したが、実際には個別の電子制御装置によって制御され、両電子制御装置は通信用バスによって相互に連携している。
電子制御装置100は、車両停止など所定のアイドルストップ条件(エンジン停止条件)が成立したときにエンジン1を自動停止(アイドルストップ)させ、所定のアイドルストップ復帰条件(エンジン再始動条件)が成立したときにエンジン1を再始動させるアイドルストップ制御を実施する。アイドルストップ条件としては、例えば車両停止、ブレーキON(ブレーキペダルの踏み込み)などがある。但し、エンジン水温が低いときや、電気負荷が大きいとき、アクセルペダルが踏まれているときには、アイドルストップを許可しない。一方、アイドルストップ復帰条件としては、例えばブレーキOFF、アクセルペダル踏み込み、車速信号の入力などがある。アイドルストップ条件及び復帰条件は公知であるため、ここでは詳しい説明を省略する。
電子制御装置100は、油圧制御装置7に内蔵されたソレノイド弁を制御している。油圧制御装置7は、オイルポンプ6、プライマリ油室13、セカンダリ油室23、逆転ブレーキB1、直結クラッチC1とそれぞれ配管を介して接続されている。電子制御装置100は、車速とスロットル開度とに応じて予め設定された変速マップに従って目標プーリ比又はプライマリ回転数を決定し、油圧制御装置7内のソレノイド弁DS1、DS2を制御することによって、無段変速機2のプライマリ油室13への供給油量を調整し、プーリ比又はプライマリ回転数を目標値へとフィードバック制御している。また、エンジントルクと変速比とからベルト伝達トルクを求め、ベルト滑りを発生させない最低限のベルト挟圧力となるように、油圧制御装置7内のソレノイド弁SLSを制御することによって、セカンダリ油室23への供給油圧(セカンダリ圧)を目標値へとフィードバック制御している。この際、油圧センサ108で実際のセカンダリ圧が検出される。さらに、油圧制御装置7内のソレノイド弁SLSは、逆転ブレーキB1及び直結クラッチC1への供給油圧(過渡圧)を制御する機能を備えている。
図2は油圧制御装置7の一例の油圧回路を示す。図2において、71はレギュレータ弁、72はクラッチモジュレータ弁、73はソレノイドモジュレータ弁、74はガレージシフト弁、75はマニュアル弁、76はアップシフト用レシオ制御弁、77はダウンシフト用レシオ制御弁、78はレシオチェック弁、79は挟圧コントロール弁である。また、SLSはライン圧の調圧制御、逆転ブレーキB1及び直結クラッチC1の過渡制御、及びセカンダリプーリ21の油室23の調圧制御を行うためのソレノイド圧Psls を出力するリニアソレノイド弁、DS1はアップシフト用信号圧Pds1 を調圧制御するアップシフト用ソレノイド弁、DS2はダウンシフト用信号圧Pds2 を調圧制御するダウンシフト用ソレノイド弁である。本実施形態では、ソレノイド弁SLSは常開型のリニアソレノイド弁、ソレノイド弁DS1,DS2は共に常閉型のデューティソレノイド弁を使用している。油圧制御装置7の油圧源は、エンジン1によって駆動されるオイルポンプ6のみであり、電動ポンプなどの格別のオイルポンプは備えていない。
図2の油圧回路のうち、レギュレータ弁71、ガレージシフト弁74、挟圧コントロール弁79を除く弁は本発明と直接関係がないので、以下に簡単に説明する。クラッチモジュレータ弁72は、直結クラッチC1および逆転ブレーキB1への供給圧(PC1,PB1 )の元圧となるクラッチモジュレータ圧Pcmを出力する弁である。ソレノイドモジュレータ弁73は、クラッチモジュレータ圧Pcmを調圧して、一定のソレノイドモジュレータ圧Psmを発生する弁である。マニュアル弁75はシフトレバーと機械的に連結された手動操作弁であり、P、R、N、D、S、Bの各レンジに切り換えられ、ガレージシフト弁74から供給される油圧を直結クラッチC1又は逆転ブレーキB1に選択的に導く。アップシフト用レシオ制御弁76及びダウンシフト用レシオ制御弁77は、アップシフト用信号圧Pds1 とダウンシフト用信号圧Pds2 との相対関係によってプライマリ油室13に給排される作動油量を調整する流量制御弁である。レシオチェック弁78は、閉じ込み制御のために、プライマリ油室13を流量制御から油圧制御に切り替えて、プライマリ油室13の油圧とセカンダリ油室23の油圧との比率を予め設定された関係に保持するための弁である。
レギュレータ弁71は、オイルポンプ6の吐出圧を所定のライン圧PL に調圧する弁であり、信号ポート71aにリニアソレノイド弁SLSからが入力されている。そのため、ライン圧はソレノイド圧Psls に比例した油圧に調圧される。
ガレージシフト弁74は、シフトレバーをN→D又はN→Rへ切り替えた時(ガレージシフト時)に、直結クラッチC1及び逆転ブレーキB1への供給圧を過渡制御できるように油路を切り替えるための切替弁である。図2の中心線より左側が過渡状態、右側が保持状態である。スプリング74aによって一方向に付勢されたスプール74bを備えており、スプリング荷重と同方向にアップシフト用信号圧Pds1 とダウンシフト用信号圧Pds2 とが入力される信号ポート74c,74dが形成されている。カウンタポート74hには、スプリング荷重と対向方向にソレノイドモジュレータ圧Psmが入力されている。ポート74eにはリニアソレノイド弁SLSからソレノイド圧Psls が入力されている。ガレージシフト時にはソレノイド弁DS1,DS2は共にONとなるので、信号ポート74c,74dに入力される信号圧Pds1 ,Pds2 も共にONになり、スプール74bはソレノイドモジュレータ圧Psmに抗して下方へ移動し、左側の過渡状態になる。そのため、ポート74eに入力されたソレノイド圧Psls が出力ポート74fから出力され、マニュアル弁75を介して直結クラッチC1又は逆転ブレーキB1へ供給される。このソレノイド圧Psls によって、直結クラッチC1又は逆転ブレーキB1を後述するベルト滑り制御段階、増圧段階、初期段階、スイープ段階へと係合制御することができる。信号圧Pds1 ,Pds2 の少なくとも一方がOFFすると、スプール74bはソレノイドモジュレータ圧Psmによって上方へ移動し、右側の保持状態になる。そのため、ポート74gに入力されたクラッチモジュレータ圧Pcmが出力ポート74fから出力され、マニュアル弁75を介して直結クラッチC1又は逆転ブレーキB1へ供給される。つまり、直結クラッチC1又は逆転ブレーキB1は締結段階となる。そのため、リニアソレノイド弁SLSの作動如何にかかわらず直結クラッチC1又は逆転ブレーキB1の締結状態を保持できる。アイドルストップ復帰時には、ガレージシフト弁74は過渡位置に保持され、リニアソレノイド弁SLSによって制御されたソレノイド圧Psls が逆転ブレーキB1又は直結クラッチC1に直接供給される。このソレノイド圧Psls によって、アイドルストップ復帰時において、発進クラッチB1のクラッチ伝達トルクがベルト伝達トルク容量を上回らないように、発進クラッチB1の目標クラッチ圧を制御でき、アイドルストップ復帰時のベルト滑りを防止できる。
挟圧コントロール弁79は、セカンダリ油室23の油圧を制御するための圧力制御弁であり、スプリングによって一方向に付勢されたスプールを備えている。スプリング荷重と対向する一端側の信号ポート79aにソレノイドモジュレータ弁73から一定圧Psmが供給されている。入力ポート79bにはライン圧PL が供給されており、出力ポート79cはセカンダリ油室23と接続され、出力圧はポート79dにフィードバックされている。スプリングが収容された他端側の信号ポート79eには、リニアソレノイド弁SLSからソレノイド圧Psls が供給されている。そのため、信号ポート79eに入力されたソレノイド圧Psls を所定の増幅度で増幅した油圧をセカンダリ油室23に供給することができる。セカンダリ油室23の油圧(セカンダリ圧)は油圧センサ108によって検出され、検出された油圧に基づいてベルト伝達トルクを計算で求めることができる。ベルト伝達トルクの計算方法としては、例えば油圧センサ108によってセカンダリ油圧を検出し、そのセカンダリ油圧と受圧面積とからベルト挟圧を計算し、さらにベルト挟圧、ベルトとプーリとの摩擦係数、ベルト巻き掛け径などからベルト伝達トルクを計算することができる。
図3にソレノイド圧Psls に対する、ライン圧PL 、クラッチモジュレータ圧Pcm、クラッチ制御圧、及びセカンダリ圧の各特性を示す。ライン圧PL はソレノイド圧Psls にほぼ比例した油圧に調圧される。クラッチモジュレータ圧Pcmは、ソレノイド圧Psls が所定値に達するまではライン圧PL と同圧であり、所定値を超えると一定圧に制御される。また、逆転ブレーキB1又は直結クラッチC1には過渡状態においてソレノイド圧Psls が直接供給されるので、クラッチ制御圧はソレノイド圧Psls そのものとなる。セカンダリ圧はソレノイド圧Psls に比例し、油圧ライン圧PL より僅かに低い油圧に調圧される。図3に示したように、ライン圧、クラッチ制御圧、セカンダリ圧は共にリニアソレノイド弁SLSによって制御されるが、常にセカンダリ圧がクラッチ制御圧を上回るように設定されている。セカンダリ圧は、油圧センサ108によって検出される。
ここで、本発明におけるアイドルストップ復帰(エンジン再始動)時の発進クラッチ(B1)の係合制御について、図4を参照しながら説明する。図4には、エンジン回転数、ベルト挟圧及びクラッチ油圧の各時間変化が示されている。
例えばDレンジにおいて、時刻t1でアイドルストップが復帰すると、クランキングによってエンジン回転数が上昇し始める。続いて、油圧センサ108によって検出されたセカンダリ圧に基づいてベルト伝達トルクを計算し、このベルト伝達トルクに応じた目標クラッチ圧を設定したベルト滑り防止制御が実施される。目標クラッチ圧は、クラッチ伝達トルクが計算されたベルト伝達トルクを上回らないように設定され、具体的にはベルト伝達トルクより一定量又は一定比率だけ低いクラッチ伝達トルクを発生する油圧に設定するのが望ましい。そして、発進クラッチの油圧が目標クラッチ圧となるように、リニアソレノイド弁SLSに指示電流を出力し、実クラッチ圧を制御する。そのため、発進クラッチの伝達トルクがベルト伝達トルクを上回ることがなく、ベルト滑りを確実に防止できる。
クランキング期間の終了と共にエンジンが完爆し、エンジン回転数が急上昇する。時刻t5でベルト挟圧(セカンダリ圧でもよい)が所定値R1を超えると、ベルト滑り防止制御を終了して、目標クラッチ圧を初期圧よりも高い圧にステップ的に増圧する増圧制御を一定時間Δt(t5〜t6)だけ実施する。この増圧目標値は、初期圧より一定値又は一定割合だけ高く、最終締結圧より低い圧である。増圧期間Δtは例えば100〜200msとすればよいが、アクセル開度や油温により可変してもよい。この増圧制御により、従来(破線で示す)に比べて実クラッチ圧が初期圧まで上昇するタイミングが早くなり、タイムラグを短縮できる。時刻t6で増圧期間を終了し、初期圧制御を開始する。初期圧は従来と同様であり、時刻t3まで継続される。
増圧制御を実施することで、実クラッチ圧の応答性が向上するだけでなく、ベルト挟圧の応答性も向上する。すなわち、エンジン完爆直後ではライン圧が所定の油圧まで上昇しておらず、セカンダリ圧も所定の油圧まで上昇していない状態にある。このような過渡状態において、増圧制御を実施してベルト挟圧を一時的に増圧することにより、ベルトとプーリとの圧着力を向上させ、エンジントルクが過大な場合でもベルト滑りを抑制できる。
時刻t3以後、初期圧から一定時間勾配で昇圧制御(スイープ制御)を実施し、時刻t4でほぼ係合完了状態となるので、発進クラッチに最大油圧を供給して完全係合させる。以上のように、本無段変速機はタービン回転数センサを備えていないので、時間制御によって初期圧制御の終了時刻(t3)、スイープ制御の終了時刻(t4)を設定している。タービン回転数センサを備えている場合には、発進クラッチの入出力回転数を検出できるので、その回転数比較によって時刻t3、t4を決定することが可能である。
図5は、アイドルストップ復帰時における発進クラッチの係合制御の一例のフローチャートである。スタートすると、アイドルストップ復帰条件(エンジン再始動条件)を満足したかどうかを判定し(ステップS1)、復帰条件を満足していない場合には、アイドルストップを継続する(ステップS2)。復帰条件を満足している場合には、油圧センサ108によってセカンダリプーリ21の作動油圧(セカンダリ圧)を検出し(ステップS3)、そのセカンダリ圧からベルト伝達トルクを計算する(ステップS4)。ベルト伝達トルクの計算方法としては、例えばセカンダリ圧と受圧面積とからセカンダリ挟圧を計算し、セカンダリ挟圧、ベルトとの摩擦係数、巻き掛け径などからセカンダリ伝達トルクを計算し、その計算値からベルト伝達トルクを推定又は計算してもよい。
次に、クラッチ伝達トルクが計算されたベルト伝達トルクを上回らないように、目標クラッチ圧を設定し(ステップS5)、その目標クラッチ圧を目標値としてリニアソレノイド弁SLSに指令し、クラッチ圧を制御する。つまりベルト滑り防止制御を実施する(ステップS6)。このベルト滑り防止制御では、ベルト伝達トルクに相当するクラッチ圧を上限値としてガードをかけて制御するので、ベルト滑りが発生するのを確実に防止できる。
次に、ベルト伝達トルクが所定値R1を超えたかどうかを判定し(ステップS7)、超えていない場合にはステップS3に戻り、超えている場合には、初期圧をステップ的に増圧する、つまり、増圧制御を実施する(ステップS8)。この増圧制御を所定時間Δtだけ継続したあと(ステップS9)、初期圧制御へ移行する(ステップS10)。次に、アイドルストップ復帰からの時刻t3になるまで初期圧制御を実施し(ステップS11)、その後、スイープ制御へ移行する(ステップS12)。そして、アイドルストップ復帰からの時刻t4になるまでスイープ制御を実施し(ステップS13)、時刻t4で係合完了制御を実施する(ステップS14)。係合完了制御では、ガレージシフト弁74が過渡位置から保持位置へ切り替わるので、クラッチモジュレータ圧Pcmが発進クラッチに直接供給され、クラッチ制御を終了する。
発進クラッチの油圧回路としては、図2,図3に示すものに限らない。特に、アイドルストップ復帰と共に発進する際に、発進クラッチへソレノイド弁への指示電流にほぼ比例した油圧を供給できるものであれば、その構成は任意である。図2では、同じリニアソレノイド弁SLSを用いてセカンダリ圧の制御(ベルト挟圧制御)と発進クラッチの係合制御とライン圧制御とを実施する例を示したが、これに限るものではなく、個別のソレノイド弁を用いてそれぞれの油圧制御を実施してもよい。
1 エンジン
2 無段変速機
3 トルクコンバータ
4 無段変速装置
5 タービン軸
6 オイルポンプ
7 油圧制御装置
8 前後進切替装置
11 プライマリプーリ
21 セカンダリプーリ
71 レギュレータ弁
72 クラッチモジュレータ弁
73 ソレノイドモジュレータ弁
74 ガレージシフト弁
75 マニュアル弁
76 アップシフト用レシオ制御弁
77 ダウンシフト用レシオ制御弁
78 レシオチェック弁
79 挟圧コントロール弁
80 遊星歯車機構
B1 逆転ブレーキ(発進クラッチ)
C1 直結クラッチ
100 電子制御装置
101 エンジン回転数センサ
102 車速センサ
103 スロットル開度センサ
105 プライマリプーリ回転数センサ
108 油圧センサ
SLS リニアソレノイド弁
DS1 デューティソレノイド弁
DS2 デューティソレノイド弁

Claims (1)

  1. 所定のエンジン停止条件を満足したときに自動停止し、所定のエンジン再始動条件を満足したときに再始動されるエンジンと、
    前記エンジンによって駆動されるオイルポンプと、
    エンジン動力を駆動輪に伝達するベルト式無段変速装置と、
    前記エンジンと前記無段変速装置との間に設けられた発進クラッチと、
    前記オイルポンプが発生する油圧に基づいて、前記無段変速装置及び前記発進クラッチに油圧を供給する油圧制御装置と、を備えたアイドルストップ車において、
    前記無段変速装置のベルト挟圧を検出するベルト挟圧検出手段と、
    前記検出されたベルト挟圧から前記無段変速装置のベルト伝達トルクを計算する伝達トルク計算手段と、
    前記エンジンの自動停止状態からの再始動時に、前記発進クラッチのクラッチ伝達トルクが前記計算されたベルト伝達トルクを上回らないように目標クラッチ圧を設定してクラッチ圧を制御するベルト滑り防止制御と、目標クラッチ圧を所定の初期圧に保持する初期圧制御と、前記初期圧から所定の時間勾配をもって目標クラッチ圧を上昇させる昇圧制御とを順に実施するクラッチ制御手段を備え、
    前記クラッチ制御手段は、前記ベルト挟圧が所定値を越えた時、前記ベルト滑り防止制御を終了して目標クラッチ圧を前記初期圧よりも高い圧に増圧する増圧制御を所定時間だけ実施し、しかる後に前記初期圧制御を実施することを特徴とする、アイドルストップ車の発進クラッチ制御装置。
JP2010170056A 2010-07-29 2010-07-29 アイドルストップ車の発進クラッチ制御装置 Active JP5473819B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010170056A JP5473819B2 (ja) 2010-07-29 2010-07-29 アイドルストップ車の発進クラッチ制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010170056A JP5473819B2 (ja) 2010-07-29 2010-07-29 アイドルストップ車の発進クラッチ制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2012031892A JP2012031892A (ja) 2012-02-16
JP5473819B2 true JP5473819B2 (ja) 2014-04-16

Family

ID=45845547

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010170056A Active JP5473819B2 (ja) 2010-07-29 2010-07-29 アイドルストップ車の発進クラッチ制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5473819B2 (ja)

Families Citing this family (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5772627B2 (ja) * 2012-01-26 2015-09-02 アイシン・エィ・ダブリュ株式会社 車両用伝動装置
JP6004811B2 (ja) * 2012-07-30 2016-10-12 ダイハツ工業株式会社 アイドルストップ車の制御装置
JP6127259B2 (ja) * 2012-11-28 2017-05-17 ダイハツ工業株式会社 車両制御装置
KR101428251B1 (ko) 2012-12-06 2014-08-07 현대자동차주식회사 Dct 차량의 제어방법
JP6205617B2 (ja) * 2012-12-27 2017-10-04 ダイハツ工業株式会社 自動変速機の制御装置
DE102014107215B4 (de) 2013-05-31 2023-07-13 GM Global Technology Operations LLC (n. d. Ges. d. Staates Delaware) Verfahren zum steuern eines elektrohydraulischen steuerungssystems eines stufenlosen getriebes zur durchführung eines automatischen stopp/start-ereignisses
JP6053666B2 (ja) * 2013-12-11 2016-12-27 ジヤトコ株式会社 無段変速機の制御装置
JP6084154B2 (ja) * 2013-12-11 2017-02-22 ジヤトコ株式会社 車両用変速機の制御装置
JP6429697B2 (ja) * 2015-03-26 2018-11-28 ジヤトコ株式会社 車両用油圧制御装置
CN114294350B (zh) * 2021-12-10 2024-04-26 重庆长安汽车股份有限公司 Dct车型制动停车工况离合器扭矩控制方法、系统及车辆

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6121461A (ja) * 1984-07-10 1986-01-30 Nippon Denso Co Ltd 車輌用無段変速機の制御方法
JP3339370B2 (ja) * 1997-07-25 2002-10-28 日産自動車株式会社 無段変速機の制御装置
JP4006257B2 (ja) * 2002-04-17 2007-11-14 ジヤトコ株式会社 自動変速機の変速油圧装置
JP4978101B2 (ja) * 2006-08-04 2012-07-18 トヨタ自動車株式会社 車両用ベルト式無段変速機の制御装置
JP2010078021A (ja) * 2008-09-25 2010-04-08 Honda Motor Co Ltd 無段変速機の制御装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2012031892A (ja) 2012-02-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5473819B2 (ja) アイドルストップ車の発進クラッチ制御装置
KR101356264B1 (ko) 코스트 스톱 차량 및 코스트 스톱 방법
US8690733B2 (en) Vehicle control system and control method thereof
US9945478B2 (en) Control device for continuously variable transmission
JP5455790B2 (ja) 発進クラッチ制御装置
JP2011033095A (ja) アイドルストップ車の発進クラッチ制御装置
JP5669258B2 (ja) アイドルストップ車両の油圧制御装置
JP6584892B2 (ja) 車両のセーリングストップ制御方法及び制御装置
JP2012241746A (ja) アイドルストップ車の制御装置
JP5409464B2 (ja) アイドルストップ車の制御装置
JP2010196828A (ja) アイドルストップ車の坂道後退緩和装置
JP5628599B2 (ja) アイドルストップ車の車両制御装置
JP5511264B2 (ja) アイドルストップ車の発進クラッチ制御装置
JP6151973B2 (ja) 車両用制御装置
JP5441671B2 (ja) アイドルストップ車の発進クラッチ制御装置
JP2011196490A (ja) アイドルストップ車の発進クラッチ制御装置
JP2011133013A (ja) アイドルストップ車用無段変速機の制御装置
JP5464951B2 (ja) アイドルストップ車の制御装置
JP5273107B2 (ja) 無段変速機の制御装置
JP6725254B2 (ja) 車両の制御装置
JP5464954B2 (ja) アイドルストップ車の制御装置
JP6004811B2 (ja) アイドルストップ車の制御装置
JP6725255B2 (ja) 車両の制御装置、及び車両の制御方法
WO2018123225A1 (ja) 車両のオイルポンプ制御装置及び制御方法
JP6268409B2 (ja) アイドルストップ車の制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20130626

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20140129

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140204

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140204

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 5473819

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250